JP3365479B2 - チューナおよび信号記録システム - Google Patents

チューナおよび信号記録システム

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JP3365479B2 JP22404397A JP22404397A JP3365479B2 JP 3365479 B2 JP3365479 B2 JP 3365479B2 JP 22404397 A JP22404397 A JP 22404397A JP 22404397 A JP22404397 A JP 22404397A JP 3365479 B2 JP3365479 B2 JP 3365479B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の出力端子を
有するテレビジョン用のチューナおよび当該チューナと
複数のビデオデッキとからなる信号記録システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術を利用したチューナ
としては、複数の出力端子を有しており、全ての出力端
子から受信したテレビジョン信号を出力していた。かか
る構成としたチューナの利用態様としては、同チューナ
の各出力端子にビデオデッキの入力端子を接続し、全体
として一台のチューナと、複数台のビデオデッキとから
なる信号記録システムを構築する。この信号記録システ
ムにおいては、例えば、一のプログラムを同時に複数の
テープに録画する場合に好適である。
【0003】一方、特開平7−154705号公報に開
示された信号記録システムは、テレビと複数のビデオデ
ッキとから構成され、同テレビおよびビデオデッキのチ
ューナを同信号記録システム内で共用することにより、
ビデオデッキに内蔵されていないチャンネルの録画がで
きるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、次のような課題があった。有料放送の衛星チ
ューナ等に接続してビデオ録画する場合、各ビデオデッ
キでタイマ予約など録画処理操作を行わなければならず
煩わしかった。
【0005】一方、テレビジョン信号の入力状況に応じ
てビデオ録画を実行するシャトルリンク機能付きのビデ
オデッキが存在する。具体的には、同ビデオデッキはテ
レビジョン信号の入力を検出してビデオ録画を実行し、
同入力が途切れたところで同ビデオ録画を停止するもの
である。しかし、上述した従来の技術における信号記録
システムに、かかるシャトルリンク機能付きのビデオデ
ッキを適用した場合、チューナの全出力端子からテレビ
ジョン信号を出力しているため、同テレビジョン信号の
出力に応じて全てのビデオデッキが録画を開始してしま
い、各ビデオデッキで個別にビデオ録画を制御すること
ができない。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、簡易かつ安価に一つのチューナで複数のビデオデッ
キの録画を制御することが可能なチューナおよび信号記
録システムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、所定の時間情報に基づい
て複数のプログラムを予約する予約手段と、該予約手段
によりプログラム毎に指定されるチャンネルに対応する
周波数のテレビジョン信号を選択受信する選局手段と、
該テレビジョン信号を出力可能な複数の出力端子と、上
記予約手段によりテレビジョン信号をプログラム毎に指
定した出力端子から出力する出力回路であって、各々の
出力端子の信号出力路に配設された開閉式のスイッチン
グ素子により構成した出力回路とを具備する構成として
ある。
【0008】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、予約手段を備えており、複数のプログラ
ムを予約可能である。具体的な予約処理内容としては、
同プログラムのチャンネルや、複数ある出力端子のうち
実際に信号出力する出力端子の指定を行う。選局手段は
同予約手段により予約されたプログラムのチャンネルに
対応する周波数のテレビジョン信号を選択受信し、出力
回路は同予約手段により指定された出力端子を介して同
テレビジョン信号を出力する。
【0009】むろん、予約手段により指定する出力端子
は、全出力端子の中の一の出力端子であってもよいし、
複数の出力端子の組合せであってもよい。また、指定さ
れた出力端子からテレビジョン信号を出力させるための
具体的な構成としては、各々の出力端子の信号出力路に
配設された開閉式のスイッチング素子により上記出力回
路を構成し、同スイッチング素子を指定された出力端子
に応じて適宜スイッチングさせるなど、種々の形態のも
のを適用することができ特に限定されない。
【0010】テレビジョン信号の出力態様としては、テ
レビジョン信号としてそのまま出力するようにしてもよ
いが、ビデオデッキ等の映像機器に入力するため映像信
号と音声信号に分離して出力したり、適宜、アナログ変
換やディジタル変換して出力するなど、種々の信号処理
を施して出力する場合も当然に含む。例えば、CS放送
に見られるように、映像および音声データをMPEG圧
縮したディジタル信号方式を採用している場合がある
が、むろん、かかるCS放送用のチューナとして本発明
を適用可能であることはいうまでもない。
【0011】ところで、衛星放送やケーブル放送のビデ
オ録画用として、いわゆるシャトルリンク機能を備えて
いるビデオデッキが知られている。このシャトルリンク
機能とは、テレビジョン信号の入力を検出して同テレビ
ジョン信号に基づくビデオ録画を開始し、同テレビジョ
ン信号の入力が途切れたところで同ビデオ録画を停止す
る機能のことである。従って、チューナと、当該チュー
ナにより選局受信したテレビジョン信号に基づいてビデ
オ録画するシャトルリンク機能付きのビデオデッキとか
らなる信号記録システムを考慮した場合、チューナ側で
所望のプログラムを予約すれば同ビデオデッキ側で予約
制御する必要はないため、簡易な構成で信号記録システ
ムを構築することができる。
【0012】さらに、本発明にかかるチューナとシャト
ルリンク機能付きのビデオデッキとからなる信号記録シ
ステムの好適な一例として、請求項2にかかる発明は、
プログラム毎に指定されるチャンネルに対応する周波数
のテレビジョン信号を選択受信するとともに該テレビジ
ョン信号を出力するための複数の出力端子と、テレビジ
ョン信号をプログラム毎に指定した出力端子から出力す
る出力回路であって、各々の出力端子の信号出力路に配
設された開閉式のスイッチング素子により構成した出力
回路とを有するチューナと、該チューナに接続され入力
テレビジョン信号を記録する複数のビデオデッキとから
なる信号記録システムであって、上記チューナは、プロ
グラム毎に指定した出力端子から上記テレビジョン信号
を出力するように予約可能であり、上記ビデオデッキ
は、上記テレビジョン信号を検出して得られる制御信号
に基づき信号記録を実行する構成を有している。
【0013】これは、チューナの有する複数の出力端子
に複数のビデオデッキを接続してあり、同チューナは予
約内容に基づきプログラム毎に指定されるチャンネルに
対応する周波数のテレビジョン信号を選択受信し、指定
された出力端子から同テレビジョン信号を出力する。一
方、上記ビデオデッキは、上記チューナから出力される
テレビジョン信号を検出して制御信号を発生し、この制
御信号に基づいて信号記録を実行する。
【0014】すなわち、チューナ単体のみならず、チュ
ーナと、複数のシャトルリンク機能付きのビデオデッキ
とからなる信号記録システムであっても有効に機能する
ことに相違はない。むろん、ここにおけるチューナは上
記信号記録システム内において、単独で存在するもので
あってもよいし、テレビやビデオデッキ等の内蔵チュー
ナであってもよく特に限定されるものではない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、テレビジ
ョン信号を出力可能な複数の出力端子を有するチューナ
において、各出力端子からの信号出力を制御することが
できるようにしたため、簡易かつ安価に一つのチューナ
で複数のビデオデッキの録画を制御することが可能な信
号記録システムを提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にかか
るチューナを適用した信号記録システムをクレーム対応
図により示しており、図2は、同信号記録システムのハ
ードウェア構成例をブロック図により示している。
【0017】図2において、本信号記録システムは、B
SアンテナAと、BSコンバータCと、BSチューナ1
0と、ビデオデッキV1〜Vnとから構成される。BS
アンテナAで受信された12GHz帯の信号はBSコン
バータCにおいて、1GHz帯の第一中間周波信号に変
換されてBSチューナ10に入力される。BSチューナ
10は、この第一中間周波信号を選局回路21で選局
し、IF回路22において図示しない局部発振器を用い
て第二中間周波信号に変換する。そして、この第二中間
周波信号をFM復調回路23にてFM復調し、さらに、
A/V分離回路24にて映像信号と音声信号に分離す
る。
【0018】分離された映像信号は、送信側でプリエン
ファシスを施されているので、ディエンファシス回路2
5により元の映像信号に戻して後述する出力回路30に
出力する。一方、音声信号は送信側でPCM信号化し、
音声副搬送波を同PCM信号で4相DPSK変調したも
のであるから、まず、分離された音声信号は4相DPS
K復調回路26で復調され、PCMビット・ストリーム
が出力される。このPCMビット・ストリームは、PC
M復調回路27において誤り訂正などのPCM信号処理
を行い、図示しないD/Aコンバータでアナログ音声信
号に変換されて同様に出力回路30に出力される。選局
回路21における選局チャンネルは後述するようにして
予約することが可能であり、この意味において、選局回
路21〜PCM復調回路27が選局手段を構成する。な
お、選局回路21〜PCM復調回路27それぞれの詳細
な構成については、従来技術の範疇であるため、ここで
は詳述しない。
【0019】出力回路30は、複数の映像出力端子V1
out〜Vnoutと、当該映像出力端子の各々に対応
する音声出力端子A1out〜Anoutの前段側に配
置され、上記のようにして入力された映像信号を映像出
力端子V1out〜Vnoutのそれぞれに分配出力可
能であるとともに、入力された音声信号を音声出力端子
A1out〜Anoutに分配出力可能である。具体的
には、出力回路30は映像出力端子V1out〜Vno
utおよび音声出力端子A1out〜Anoutの信号
出力路に配設された開閉式のスイッチを備えており、こ
れらのスイッチを適宜スイッチングさせることにより、
特定の映像出力端子および音声出力端子から信号出力さ
せることが可能である。本実施形態においては、スイッ
チングトランジスタを適所に配設し、各々のスイッチン
グトランジスタに後述するマイコン40からコントロー
ル信号を印加することで実現しているが、むろん、この
構成に限定されることはなく、種々のスイッチング技法
を適用可能である。
【0020】各映像出力端子V1out〜Vnout
と、対応する音声出力端子A1out〜Anoutの信
号出力路における上記スイッチには同一のコントロール
信号を印加するようにしてあるため、両者は連動するよ
うになっている。これにより、例えば、映像出力端子V
1outから映像信号が出力される場合は、音声出力端
子A1outからも音声信号が出力されることになる。
映像出力端子V1out〜Vnoutと、対応する音声
出力端子A1out〜Anoutは、それぞれシャトル
リンク機能付きのビデオデッキV1〜Vnの図示しない
映像入力端子と音声入力端子に接続されている。本実施
形態におけるシャトルリンク機能は、映像入力端子を介
して入力される映像信号に基づいて所定の制御信号を生
成し、同制御信号に基づいてビデオ録画を実行する。従
って、例えば、映像出力端子V1outから映像信号が
出力される場合、音声出力端子A1outからも音声信
号が出力され、ビデオデッキV1はビデオ録画を実行す
る。
【0021】本実施形態においては、映像出力端子V1
out〜Vnoutと、各々に対応する音声出力端子A
1out〜Anoutからの信号出力を連動させる構成
としているが、必ずしもこの構成に限定されない。すな
わち、ビデオデッキV1〜Vnは、映像出力端子V1o
ut〜Vnoutから出力される映像信号の入力状況に
応じてビデオ録画を実行するものであるから、音声信号
は常に全音声出力端子A1out〜Anoutから出力
される構成であってもよい。
【0022】また、音声信号の入力状況に応じてビデオ
録画を実行するシャトルリンク機能を備えている場合に
ついても同様であり、映像信号は常に全映像出力端子V
1out〜Vnoutから出力される構成であってもよ
い。むろん、本実施形態のように映像出力端子V1ou
t〜Vnoutと、各々に対応する音声出力端子A1o
ut〜Anoutからの信号出力を連動させる構成とし
ておけば、映像信号または音声信号のいずれの信号入力
状況に応じてビデオ録画を実行するシャトルリンク機能
にも対応することができる。
【0023】上述した選局回路21における選局制御や
出力回路30におけるスイッチング制御および図示しな
い表示器の表示制御など、BSチューナ10を構成する
数種のハードウェアの制御はマイコン40により行われ
る。実際の選局操作は、パネル部50を介して行うこと
が可能であり、同パネル部50は図示しない各種の操作
キーと、動作内容やキー入力を表示するための表示器を
備えている。このパネル部50におけるキー操作内容は
マイコン40により検知され、対応する処理が実行され
る。
【0024】BSチューナ10は、いわゆるタイマ予約
機能を備えており、予約設定についてもパネル部50の
操作キーを操作することにより行うことが可能であり、
マイコン40は図3のフローチャートに従って予約設定
処理を実行する。同図において、タイマ予約をすべくパ
ネル部50を介して所定のキー操作を実行すると、ステ
ップS110で開始日時と終了日時とからなる時間情報
の入力待ち状態となり、上記表示器にその旨を表示して
入力を促す。ここで、同時間情報を入力するとマイコン
40は同時間情報を所定の記憶領域に記憶し、ステップ
S120の処理へと移行する。このステップS120で
は、選局対象となるチャンネル番号の入力待ち状態とな
り、同様にして上記表示器にその旨を表示して入力を促
し、入力されたチャンネル番号を記憶する。
【0025】この後、ステップS130では、実際に信
号出力する出力端子を指定する旨を上記表示器に表示す
る。本実施形態においては、映像出力端子V1out〜
Vnoutと、それぞれの映像出力端子V1out〜V
noutに対応する音声出力端子A1out〜Anou
tとを一組の出力端子として捉え、各々の出力端子に
「1」〜「n」の出力端子番号を割り当ててある。ここ
において、「1」〜「n」の出力端子番号を指定する
と、マイコン40は同様に所定の記憶領域に同出力端子
番号を記憶する。このようにして、出力端子番号の指定
が終了すると、ステップS140にて後述するタイマ機
能をスタートさせ、ステップS150で電源をオフにす
る。
【0026】なお、本実施形態におけるステップS13
0の出力端子番号の指定では、一の出力端子番号を指定
するのみならず、複数の出力端子番号を同時に指定する
ことができるようにしてあり、さらに、予約設定につい
ても同時に複数のプログラムに関する設定を行えるよう
にしてある。従って、利用者は予め所望の予約設定をし
ておけば、確実に所望のプログラムを所望のビデオデッ
キに録画させることが可能であり、緻密なビデオ録画計
画を実現することができる。
【0027】一方、図4はタイマ機能動作時のマイコン
40の処理手順をフローチャートにより示している。同
図において、マイコン40は、ステップS210におい
て、上述したようにして記憶した開始日時とタイマ回路
60の計時結果とを監視しており、両者が一致したとこ
ろでステップS220にて電源をオンにする。そして、
ステップS230では、上記のようにして記憶したチャ
ンネル番号に基づいて同チャンネルに対応する周波数の
テレビジョン信号の受信を開始し、ステップS240に
おいては、記憶した出力端子番号に基づいて映像出力端
子と音声出力端子をセットする。具体的には、マイコン
40は、上述したようにコントロール信号を送出して出
力回路30のスイッチングを制御する。すると、セット
された映像出力端子と音声出力端子からそれぞれ映像信
号と音声信号が出力される。次のステップS250で
は、上記のように記憶した終了日時とタイマ回路の計時
結果とを監視し、両者が一致したところでステップS2
60にて電源をオフにする。以上の意味において、マイ
コン40と、パネル部50と、タイマ回路60とが予約
手段を構成する。
【0028】本実施形態においては、衛星放送用のBS
チューナを用いて信号記録システムを構築しているが、
むろん、この構成に限定されることはない。すなわち、
アナログ、ディジタルの信号種別やその他の信号方式に
は一切依存することはなく、いかなるテレビ放送用のチ
ューナであっても全く同等に本発明を適用することがで
きる。例えば、CS放送用のチューナに本発明を適用す
ることも可能であるし、ケーブルテレビ放送用のチュー
ナにも適用可能であるし、さらには通常のテレビ電波放
送用のチューナについても同様である。
【0029】また、本実施形態においては、ビデオデッ
キ等の映像機器とは別体のチューナを適用しているが、
むろん、同映像機器と一体型のチューナを適用すること
も可能であり、適宜、変更してもかまわない。さらに、
本実施形態においては、マイコン40と、パネル部50
と、タイマ回路60とからなる予約手段を用いて、受信
対象プログラムのチャンネル番号と、出力端子番号を指
定するようにしているが、必ずしもかかる予約手段にて
指定する必要はない。すなわち、タイマ予約時以外であ
っても、パネル部50を介して選局チャンネルを指定可
能であることはいうまでもないが、このときに信号出力
する出力端子番号を指定できるようにしておいても同様
の効果が得られることになる。
【0030】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作を具体的なビデオ録画計画を例示しつつ説明する。
160分テープを用いて3倍モードでビデオ録画する場
合、同テープの最大録画時間は8時間であるが、8時間
を超えるようなタイマ録画を行う場合、ビデオデッキV
1,V2のそれぞれに160分テープを巻き上げた状態
でセットし、上述したようにしてBSチューナ10にお
いて所望の予約設定を行う。
【0031】この予約設定時において、ビデオ録画の累
積時間が8時間を超すまでは出力端子番号に「1」を指
定する。すると、BSチューナ10はその予約内容に基
づいてオン・オフ動作して適宜テレビジョン信号を受信
し、映像信号と音声信号に分けてビデオデッキV1に出
力する。そして、ビデオデッキV1は、同映像信号と音
声信号の入力に応じてビデオ録画を開始したり、停止し
たりする。一方、ビデオ録画の累積時間が8時間を超え
る場合、もはやビデオデッキV1では収録できないか
ら、ビデオデッキV2にビデオ録画を実行させるべく予
約設定時の出力端子番号に「2」を指定する。すると、
以降のビデオ録画は同様にしてビデオデッキV2により
行われる。むろん、ビデオ録画の累積時間が16時間を
超えるような場合は、ビデオデッキV3以降にテープを
セットし、BSチューナ10の予約設定時において対応
するビデオデッキの出力端子番号を指定するようにすれ
ばよく、本信号記録システムにおいては最長で8n時間
のタイマ録画を行うことができる。
【0032】また、別の一例として、ビデオデッキV
1,V2にテープをセットし、ビデオデッキV1にセッ
トされたテープにはスポーツ番組を、ビデオデッキV2
にセットされたテープには映画番組を録画するなど、ジ
ャンル別に録画を行う場合、BSチューナ10の予約設
定時にそのジャンルに応じて出力端子番号を指定すれば
良いことになる。さらに、一のプログラムを複数のテー
プに録画する場合は、BSチューナ10の予約設定時に
複数の出力端子番号を指定すればよく、ダビングなどの
煩わしい作業をする必要はない。
【0033】このように、選局回路21〜PCM復調回
路27にて衛星放送のテレビジョン号を受信し、映像出
力端子V1out〜Vnoutから映像信号を出力可能
であるととともに、音声出力端子A1out〜Anou
tから音声信号を出力可能なBSチューナ10におい
て、所望のプログラムのチャンネルと、信号出力する映
像出力端子および音声出力端子を、マイコン40により
制御できるようにしたため、BSチューナ10にシャト
ルリンク機能付きのビデオデッキV1〜Vnを接続すれ
ば、同BSチューナ10側で容易に各ビデオデッキのビ
デオ録画を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるチューナを適用し
た信号記録システムのクレーム対応図である。
【図2】同信号記録システムのハードウェア構成例を示
すブロック図である。
【図3】タイマ予約時におけるマイコンの処理手順を示
すフローチャートである。
【図4】タイマ機能実行時におけるマイコンの処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…チューナ 21…選局回路 22…IF回路 23…FM復調回路 24…A/V分離回路 25…ディエンファシス回路 26…4相DPSK復調回路 27…PCM復調回路 30…出力回路 40…マイコン 50…パネル部 60…タイマ回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の時間情報に基づいて複数のプログ
    ラムを予約する予約手段と、 該予約手段によりプログラム毎に指定されるチャンネル
    に対応する周波数のテレビジョン信号を選択受信する選
    局手段と、 該テレビジョン信号を出力可能な複数の出力端子と、 上記予約手段によりテレビジョン信号をプログラム毎に
    指定した出力端子から出力する出力回路であって、各々
    の出力端子の信号出力路に配設された開閉式のスイッチ
    ング素子により構成した出力回路とを具備することを特
    徴とするチューナ。
  2. 【請求項2】 プログラム毎に指定されるチャンネルに
    対応する周波数のテレビジョン信号を選択受信するとと
    もに該テレビジョン信号を出力するための複数の出力端
    子と、テレビジョン信号をプログラム毎に指定した出力
    端子から出力する出力回路であって、各々の出力端子の
    信号出力路に配設された開閉式のスイッチング素子によ
    り構成した出力回路とを有するチューナと、該チューナ
    に接続され入力テレビジョン信号を記録する複数のビデ
    オデッキとからなる信号記録システムであって、 上記チューナは、プログラム毎に指定した出力端子から
    上記テレビジョン信号を出力するように予約可能であ
    り、 上記ビデオデッキは、上記テレビジョン信号を検出して
    得られる制御信号に基づき信号記録を実行することを特
    徴とする信号記録システム。
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