JP3365377B2 - ログイン装置、被ログイン装置、及び装置間通信システム、ログイン制御方法、並びに記録媒体 - Google Patents

ログイン装置、被ログイン装置、及び装置間通信システム、ログイン制御方法、並びに記録媒体

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JP3365377B2
JP3365377B2 JP32397299A JP32397299A JP3365377B2 JP 3365377 B2 JP3365377 B2 JP 3365377B2 JP 32397299 A JP32397299 A JP 32397299A JP 32397299 A JP32397299 A JP 32397299A JP 3365377 B2 JP3365377 B2 JP 3365377B2
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    • H04L41/046Network management architectures or arrangements comprising network management agents or mobile agents therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被ログイン装置が
ログイン装置に、被ログイン装置に対するログインを行
なわせるための技術に関するものである。特に、装置間
をIEEE1394バスで接続されたシステムにおい
て、装置間の通信をSBP(Serial Bus Protcol)−2
プロトコルで行なう場合に用いて好適な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394は、IEEEによって
提唱されたデジタルデータをやり取りするためのシリア
ルバス規格であって、「IEEE STD.1394-1995 IEEE Stan
dard for a High Perforance serial Bus」として規定
されている。
【0003】一方、SBP−2プロトコル(以下、単に
SBP−2と略す)は、米国のANSI X3T10が
標準化を推進するプロトコルであって、IEEE139
4規格に準拠して設計されたトランスポート層のプロト
コルである。
【0004】さて、装置間をIEEE1394バスで接
続されたシステムにおいて、装置間の通信をSBP−2
で行なう場合、共有メモリを有している装置をイニシエ
ータ(Initiator)と呼び、有していないの装置をター
ゲット(Target)と呼ぶ。イニシエータが、ターゲット
を利用するためには、イニシエータは、ターゲットにロ
グイン(Login)して、ターゲットを利用する権利を獲
得する必要がある。具体的には、イニシエータがターゲ
ットにログイン要求を出し、ターゲットからログイン成
立の応答を受けることによって、行なわれる。
【0005】このようにイニシエータがターゲットにロ
グインすると、SBP−2では、次のようにしてトラン
ザクション(transaction)を行なう。
【0006】まず、イニシエータが、自己の有する共有
メモリ上にORB(Operation Request Block)という
特別なデータ構造を設け、ここにターゲットに使っても
らいたいデータを置く。例えば、イニシエータがコンピ
ュータであり、ターゲットがプリンタである場合には、
イニシエータであるコンピュータが、ターゲットである
プリンタに印刷してもらいたい画像データを共有メモリ
空間のいずれかに置き、次に、このアドレスのポインタ
を予め用意したORBの所定位置に格納する。このた
め、イニシエータは、ターゲットの都合によらず、自己
の達成できる最大の速度で処理可能である。一方のター
ゲットは、イニシエータの有する共有メモリ上に置かれ
たORBを順次取り込んで、その内容を消費するように
動く。即ち、ターゲットであるプリンタは、イニシエー
タである画像データを印刷することにより自己のメモリ
に空きができ次第、次の画像データを消費するので、い
つも休むことなく印刷を続けることができ、ターゲット
も最大の効率でジョブの処理ができる。
【0007】その後、イニシエータがターゲットの利用
が完了したら、イニシエータは、ターゲットからログア
ウト(Logout)して、ターゲットを利用する権利を破棄
する。具体的には、イニシエータが、ターゲットにログ
アウト要求を出し、そのターゲットからログアウト成功
の応答を受けることによって、なされる。
【0008】ところで、一般に、装置間をネットワーク
やバスなどで接続されたシステムにおいて、通信プロト
コルの構成のうち、上位層のプロトコルの最も典型的な
作業というのは、所望のサービスを提供してくれる装置
を見つけて、その装置との間でコネクションを張ること
である。
【0009】サービスを提供してくれる装置を見つける
ためには、通信相手を特定しないで通信パケットを送出
を行なう必要がある。具体的には、例えば、各ノード
(node)に対して順番に、そのサービスを提供してくれ
るか否かを問い合わせるユニキャストという方法を採
る。この場合、通信相手を順番に指定して、それぞれ、
1パケットだけを送出する。即ち、1パケットを送出す
るためだけに、一時的にコネクションを張るようにす
る。このような通信は、コネクションレス(connecitio
n less)な通信と言うことができる。
【0010】一方、サービスを提供してくれる装置を見
つけた後は、その装置との間で継続的にコネクションを
張るので、通信相手を特定して通信パケットを送出する
ことになる。このように、通信相手との間で継続的にコ
ネクションを張って、多数のパケットのやり取りを行な
う通信は、コネックテッド(connected)な通信と言う
ことができる。
【0011】さて、上位層のプロトコルから下位層のプ
ロトコルに対して命令を伝える場合、サービス・プロバ
イダ・インターフェイス(SPI)と呼ばれるインター
フェイスを介して伝えることになる。例えば、SPIの
一種であるSocketでは、上記したコネクションレ
スな通信を行なう場合、通信相手を指定する必要がある
ので、例えば、ノードXにデータを送信したい場合は"S
end To node X"、ノードXからデータを受信したい場合
は"Receive From node X"と言うような命令を出すこと
になる。一方、コネックテッドな通信を行なう場合は、
コネクションが張ってあって通信相手が既に定まってい
るので、通信相手は省略して、"Send"或いは"Receive"
のみを出すだけでよい。
【0012】ところで、上記した下位層のプロトコルが
前述したSBP−2である場合に、このような命令が伝
えられると、SBP−2は、次のようなトランザクショ
ンを行なう。
【0013】後者のコネックテッドな通信に対応するコ
ネックテッド・トランザクション(Connected Transact
ion)では、イニシエータが通信相手であるターゲット
にログインし、その後、ログアウトするまでの間、イニ
シエータはそのターゲットとコネクションを張ってい
る。従って、そのようなコネクションを張っている間
に、イニシエータが上記したORBを出力モードにし
て、ターゲットに所望のデータを消費させる動作が、上
記した"Send"に対応し、イニシエータがORBを入力モ
ードにして、ターゲットに所望のデータを書き込ませる
動作が、上記した"Receive"に対応することになる。
【0014】一方、前者のコネクションレスな通信に対
応するコネクションレス・トランザクション(Connecti
on less Transaction)では、SBP−2がコネクショ
ン・オリエンテッド(connection oriented)なプロト
コルであるため、イニシエータが、まず、通信相手であ
るターゲットを指定してログインし、次に、上記したO
RBを出力モードにして、そのターゲットに所望のデー
タを消費させ、最後に、そのターゲットからログアウト
するという一連の動作、即ち、ログイン、ORB(出力
モード)、ログアウトの3つを重ね合わせた動作が、上
記した"Send To〜"に対応する。また、イニシエータ
が、通信相手であるターゲットを指定してログインし、
ORBを入力モードにして、そのターゲットに所望のデ
ータを書き込ませ、そのターゲットからログアウトする
という一連の動作、即ち、ログイン、ORB(入力モー
ド)、ログアウトの3つを重ね合わせた動作が、上記し
た"Receive From 〜"に対応する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、SPIの場
合、2つのノード(例えば、第1及び第2のノード)の
関係において、第1のノードを起点として第2のノード
に対しデータを送信(send)し受信(receive)するこ
とができる場合には、同じように、第2のノードを起点
として第1のノードに対しデータを送信し受信すること
ができるように設計されている。即ち、通信の対称性が
保証されるように設計されている。
【0016】一方、SBP−2の場合は、コネックテッ
ド・トランザクションについては、イニシエータとター
ゲットの間にコネクションが張ってあるので、イニシエ
ータを起点としても、ターゲットを起点としても、デー
タを送信し受信することができ、通信の対称性は保証さ
れている。
【0017】しかし、コネクションレス・トランザクシ
ョンについては、イニシエータを起点する場合は、上記
したようにデータを送信し受信することができるが、タ
ーゲットを起点としては、データを送信し受信すること
はできない。これは、SBP−2が元々、非対称だから
あり、ログイン/ログアウトはイニシエータからしかで
きず、ターゲットはイニシエータからのログイン/ログ
アウトを待つしかないからである。
【0018】このように、従来においては、ターゲット
からイニシエータに対してはログインすることができ
ず、ターゲットはイニシエータからのログインを単に待
っているしかないので、コネクションレス・トランザク
ションにて、ターゲットを起点としてデータを送信し受
信することは不可能であった。
【0019】従って、本発明の目的は、上記した従来技
術の問題点を解決し、コネクションレス・トランザクシ
ョンにて、ターゲットを起点としてデータを送信し受信
することが可能な装置及び方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記した目的の少なくとも一部を達成するために、本発明
のログイン装置は、或る特定装置に所定の通信路を介し
てログインし得るログイン装置であって、前記特定装置
からログインの勧誘を受けた場合に、前記特定装置に対
してログインを行なうログイン手段を備えることを要旨
とする。
【0021】例えば、上記特定装置がSBP−2におけ
るターゲットであり、ログイン装置がイニシエータであ
るとすると、上記のようなログイン手段を備えることに
よって、イニシエータは、ターゲットからログインの勧
誘を受けた場合に、そのターゲットに対してログインす
る。こうしてイニシエータがターゲットにログインする
と、ターゲットはイニシエータに対してデータの送受信
を行なうことができるようになる。従って、ターゲット
はイニシエータにログインの勧誘を行なえば、データの
送受信が可能になるので、コネクションレス・トランザ
クションにおいても、ターゲットを起点としてデータの
送受信を行なうことができる。
【0022】本発明のログイン装置において、ログイン
勧誘レジスタをさらに備え、前記ログイン手段は、前記
ログイン勧誘レジスタに、前記特定装置によって所定の
情報が書き込まれた場合に、前記特定装置からログイン
の勧誘を受けたと判断することが好ましい。
【0023】このように、ログイン勧誘レジスタをさら
に備え、そのレジスタに上記特定装置から所定の情報が
書き込まれた場合に、ログインの勧誘を受けたとするこ
とよって、ログイン手段は、ログインの勧誘を受けたか
否かを、より簡単により確実に知ることができる。
【0024】ログイン勧誘レジスタを備えた本発明のロ
グイン装置において、前記所定の情報は、前記特定装置
の識別符号を含むことが好ましい。
【0025】このような情報を含むことによって、ログ
イン手段は、ログインの勧誘を受けた特定装置を容易に
特定することができる。
【0026】本発明のログイン装置において、前記特定
装置の備える特定ロジカル・ユニットに仮のログイン要
求を定期的または不定期に出すと共に、前記特定ロジカ
ル・ユニットから返される、前記仮のログイン要求に対
する応答を受ける仮ログイン手段をさらに備え、前記ロ
グイン手段は、前記仮ログイン手段の受けた前記応答の
中に、所定の情報が含まれていた場合に、前記特定装置
からログインの勧誘を受けたと判断することが好まし
い。
【0027】このように、仮ログイン手段をさらに備
え、その仮ログイン手段の受けた応答の中に所定の情報
が含まれていた場合に、ログインの勧誘を受けたとする
ことによって、ログイン手段は、ログインの勧誘を受け
たか否かを、簡単にかつ確実に知ることができる。
【0028】本発明のログイン装置において、前記特定
装置の備える特定レジスタの内容を定期的または不定期
に読み出すレジスタ読み出し手段をさらに備え、前記レ
ジスタ読み出し手段の読み出した内容に所定の情報が含
まれていた場合に、前記ログイン手段は、前記特定装置
からログインの勧誘を受けたと判断することが好まし
い。
【0029】このように、レジスタ読み出し手段をさら
に備え、そのレジスタ読み出し手段の読み出した内容に
所定の情報が含まれていた場合に、ログインの勧誘を受
けたとすることによって、ログイン手段は、ログインの
勧誘を受けたか否かを、簡単にかつ確実に知ることがで
きる。
【0030】レジスタ読み出し手段を備えた本発明のロ
グイン装置において、前記所定の情報は、前記ログイン
装置の識別符号を含むことが好ましい。
【0031】このような情報を含むことによって、特定
装置の備える特定レジスタの内容が、他のログイン装置
によって、読み出される可能性がある場合でも、ログイ
ン勧誘の対象となる当該ログイン装置を容易に特定する
ことができる。
【0032】本発明の被ログイン装置は、或る特定装置
から所定の通信路を介してログインされ得る被ログイン
装置であって、前記特定装置からログインされることを
希望する場合に、前記特定装置に対してログインの勧誘
を行なうログイン勧誘手段を備えることを要旨とする。
【0033】例えば、上記特定装置がSBP−2におけ
るイニシエータであり、被ログイン装置がターゲットで
あるとすると、上記のようなログイン勧誘手段を備える
ことによって、ターゲットは、イニシエータからログイ
ンされることを希望する場合に、そのイニシエータに対
してログインの勧誘を行なう。こうしてターゲットがイ
ニシエータにログインの勧誘を行なうことによって、イ
ニシエータがターゲットにログインするものとすれば、
ターゲットはイニシエータに対してデータの送受信を行
なうことができるようになる。従って、コネクションレ
ス・トランザクションにおいても、ターゲットを起点と
してデータの送受信を行なうことができる。
【0034】本発明の被ログイン装置において、前記ロ
グイン勧誘手段は、前記特定装置の備える特定レジスタ
に、所定の情報を書き込むことによって、ログインの勧
誘を行なうことが好ましい。
【0035】このようにして、ログインの勧誘を行なう
ことにより、上記特定装置に簡単且つ確実にログイン勧
誘を行なったことを認識させることができる。
【0036】本発明の被ログイン装置において、前記所
定の情報は、前記被ログイン装置の識別符号を含むこと
が好ましい。
【0037】このような情報を含むことによって、当該
被ログイン装置がログインの勧誘を行なったことを、上
記特定装置に確実に認識させることができる。
【0038】本発明の被ログイン装置において、前記特
定装置から仮のログイン要求を定期的または不定期に受
けると共に、前記特定装置に対し、前記仮のログイン要
求に対する応答を返す特定ロジカル・ユニットをさらに
備え、前記ログイン勧誘手段は、前記特定ロジカル・ユ
ニットの返す前記応答の中に、所定の情報を含ませるこ
とによって、ログインの勧誘を行なうことが好ましい。
【0039】また、本発明の被ログイン装置において、
前記特定装置によって、その内容が定期的または不定期
に読み出される特定レジスタをさらに備え、前記ログイ
ン勧誘手段は、前記特定レジスタに、所定の情報を書き
込むことによって、ログインの勧誘を行なうことが好ま
しい。
【0040】以上のようにして、ログインの勧誘を行な
うことにより、上記特定装置に簡単且つ確実にログイン
勧誘を行なったことを認識させることができる。
【0041】特定レジスタを備えた本発明の被ログイン
装置において、前記所定の情報は、前記特定装置の識別
符号を含むことが好ましい。
【0042】このような情報を含むことによって、被ロ
グイン装置の備える特定レジスタの内容が、他の特定装
置によって、読み出される可能性がある場合でも、ログ
イン勧誘の対象となる特定装置を容易に特定することが
できる。
【0043】本発明のログイン装置または被ログイン装
置において、前記通信路はIEEE1394バスから成
ると共に、前記特定装置との通信はSBP−2プロトコ
ルで行なうことが好ましい。
【0044】このように通信路をIEEE1394バス
によって構成することにより、高速通信を利用して、特
定装置との間でデータのやり取りを行なうことができ
る。SBP−2プロトコルは、IEEE1394規格の
バスシステムの利用を前提に設計されたプロトコルであ
って、ハードディスク装置やCD−ROM装置などに広
く普及したトランスポート層のプロトコルであるため、
商用パーソナルコンピュータのオペレーティング・シス
テムに、標準で実装される場合が多いからである。
【0045】本発明の装置間通信システムは、ログイン
装置から所定の通信路を介して被ログイン装置にログイ
ンし得る装置間通信システムであって、前記被ログイン
装置は、前記ログイン装置からログインされることを希
望する場合に、前記ログイン装置に対してログインの勧
誘を行なうログイン勧誘手段を備えると共に、前記ログ
イン装置は、前記被ログイン装置からログインの勧誘を
受けた場合に、前記被ログイン装置に対してログインを
行なうログイン手段を備えることを要旨とする。
【0046】例えば、ログイン装置がSBP−2におけ
るイニシエータであり、被ログイン装置がターゲットで
あるとすると、上記のようなログイン勧誘手段を備える
ことによって、ターゲットは、イニシエータからログイ
ンされることを希望する場合に、そのイニシエータに対
してログインの勧誘を行い、また、上記のようなログイ
ン手段を備えることによって、イニシエータは、ターゲ
ットからログインの勧誘を受けた場合に、そのターゲッ
トに対してログインする。こうしてイニシエータがター
ゲットにログインすると、ターゲットはイニシエータに
対してデータの送受信を行なうことができるようにな
る。従って、ターゲットはイニシエータにログインの勧
誘を行なえば、データの送受信が可能になるので、コネ
クションレス・トランザクションにおいても、ターゲッ
トを起点としてデータの送受信を行なうことができる。
【0047】本発明のログイン制御方法は、ログイン装
置から所定の通信路を介して被ログイン装置にログイン
するためのログイン制御方法であって、(a)前記被ロ
グイン装置が、前記ログイン装置からログインされるこ
とを希望する場合に、前記ログイン装置に対してログイ
ンの勧誘を行なう工程と、(b)前記ログイン装置が、
前記被ログイン装置からログインの勧誘を受けた場合
に、前記被ログイン装置に対してログインを行なう工程
と、を備えることを要旨とする。
【0048】例えば、ログイン装置がSBP−2におけ
るイニシエータであり、被ログイン装置がターゲットで
あるとすると、本発明のログイン制御方法においては、
ターゲットがイニシエータにログインの勧誘を行なう
と、イニシエータはターゲットにログインを行なう。こ
の結果、ターゲットはイニシエータに対してデータの送
受信を行なうことが可能になる。従って、コネクション
レス・トランザクションにおいても、ターゲットを起点
としてデータの送受信を行なうことができる。
【0049】本発明の第1の記録媒体は、或る特定装置
に所定の通信路を介してログインし得るコンピュータに
ログイン処理を行なわせるためのコンピュータプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
って、前記特定装置からログインの勧誘を受けた場合
に、前記特定装置に対してログインを行なう機能を前記
コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラ
ムを記録したことを要旨とする。
【0050】本明細書において、コンピュータには、パ
ーソナルコンピュータや、モバイルコンピュータ、情報
処理端末装置や、ワークステーションなど、種々のコン
ピュータが含まれる他、実質的にコンピュータ機能を有
するプリンタや複写機やインターフェイス切り換え器な
どの各種周辺機器や、同じくコンピュータ機能を有する
オーディオセットやビデオセットなど各種家庭用機器や
業務用機器なども含まれる。但し、後述する
【発明の実施の形態】の欄においては、「コンピュー
タ」という語を、パーソナルコンピュータに代表される
ような狭義のコンピュータという意味で用いる場合もあ
る。
【0051】上記のようなコンピュータプログラムをコ
ンピュータによって実行させると、上記した本発明のロ
グイン装置におけるログイン手段と同様な機能を実現す
ることができるため、上記したログイン装置と同様の効
果を奏することが可能となる。
【0052】本発明の第2の記録媒体は、或る特定装置
から所定の通信路を介してログインされ得るコンピュー
タに被ログイン処理を行なわせるためのコンピュータプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であって、前記特定装置からログインされることを希
望する場合に、前記特定装置に対してログインの勧誘を
行なう機能を前記コンピュータに実現させるためのコン
ピュータプログラムを記録したことを要旨とする。
【0053】このようなコンピュータプログラムをコン
ピュータによって実行させると、上記した本発明の被ロ
グイン装置におけるログイン勧誘手段と同様な機能を実
現することができるため、上記した被ログイン装置と同
様の効果を奏することが可能となる。
【0054】なお、本発明は、ログイン装置、被ログイ
ン装置、装置間通信システム、ログイン制御方法、それ
ら装置を構築するためのコンピュータプログラム、その
コンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコン
ピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデー
タ信号、等の種々の態様で実現することができる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて、以下の順序で説明する。 1.IEEE1394バス及びSBP−2の概要 1−1.IEEE1394バスの概要 1−2.SBP−2 2.第1の実施例 2−1.第1の実施例の構成 2−2.第1の実施例の動作 2−3.第1の実施例の効果 3.第2の実施例 3−1.第2の実施例の構成 3−2.第2の実施例の動作 3−3.第2の実施例の効果 4.第3の実施例 4−1.第3の実施例の構成 4−2.第3の実施例の動作 4−3.第3の実施例の効果 5.他の態様
【0056】1.IEEE1394バス及びSBP−2
の概要 本発明の実施例について説明する前に、IEEE139
4バス及びSBP−2について、その概要を説明する。 1−1.IEEE1394バスの概要 IEEE1394バスは、64ビットのアドレス空間を
持つプロセッサバスをシリアライズして同一信号線上に
のせたものであり、転送速度は現状では400MHzで
あるが、将来的には最高で3.2GHzを想定してい
る。即ち、IEEE1394バスは、コンピュータのマ
ザーボード上に見られるような通常のプロセッサバスと
基本的には変わらないが、巨大なメモリ空間を1本の信
号線によってサポートしていることになる。
【0057】また、IEEE1394バスはバスである
が、1つのプロセッサ専用として用いられるわけではな
く、複数のプロセッサをつなげることができる。これは
イメージとして、1つのバスの持っているメモリ空間を
複数のプロセッサに割り当てた場合に相当する。即ち、
複数のプロセッサが1つの信号経路を共有できるので、
結果としてネットワークに非常に似た状況が実現され
る。
【0058】このように、IEEE1394バスでは、
1つのバスに複数のコンピュータを接続することが可能
であるから、そのバスにさらに、例えばプリンタを接続
すれば、そのプリンタを複数のコンピュータで共有する
ことも可能になる。これはあたかも小規模なネットワー
クとして見ることができる。
【0059】しかしながら、一般的なネットワークとは
異なり、IEEE1394バスはプロセッサバスの設計
を踏襲しているので、基本的には、個々のプロセッサが
出す要求を衝突させずに管理することが可能である。こ
のメカニズムをバスアービトレーションという。即ち、
データ転送中のIEEE1394バス上では、このバス
アービトレーションによって、1つのノード(即ち、こ
の場合は1つのコンピュータ)だけがデータ転送を実行
することが保証されている。言い換えると、或るノード
がIEEE1394バスを占有してしまうと、他のノー
ドは同一サイクルタイム(125μms)内ではそのバ
スを使用することができないような制御が働く。このた
め、一般的なネットワークで用いられるキャリア検出や
コリジョン(パケットの衝突)検出といったリソースの
排他制御の方式は、IEEE1394バスでは不必要と
なっている。
【0060】1−2.SBP−2 一方、SBP−2の設計上の特徴は、いわゆるコネクシ
ョンベースであることである。即ち、或るSBP−2の
ターゲットに対して、これを利用したいホストデバイス
は、SBP−2のイニシエータとして設計される必要が
ある。そして、イニシエータは、ターゲットに対してロ
グインを要求し、そのログインが成立した場合のみ、タ
ーゲットを利用する権利が獲得される(なお、正確に
は、イニシエータは、ターゲットの備えるロジカル・ユ
ニット(Logical Unit)毎にログインするのであるが、
ここでは、説明を簡単にするために、単にターゲットに
ログインするものとして説明する。)。従って、仮に、
複数のイニシエータに対して、1つのターゲットがあっ
た場合でも、ログインの許されたイニシエータのみがそ
のターゲットを利用するようにすることによって、複数
のイニシエータによって、そのターゲットを共用するこ
とができる。
【0061】ところで、SBP−2において、イニシエ
ータとターゲットはIEEE1394バスで接続された
形になっている。前述したように、IEEE1394バ
スはバスであるので、ターゲットはイニシエータのメモ
リに対しリード/ライトすることできる。そこで、前述
したように、SBP−2では、共有メモリを有している
装置をイニシエータと呼び、共有メモリを有しない装置
をターゲットと呼んでいる。即ち、両方の装置が共有メ
モリを共に持つことは無駄であるので、一方の装置が共
有メモリを持つようにしている。従って、イニシエータ
は自己の有するメモリが共有メモリとなっているので、
ローカルアクセスでデータをリード/ライトすることで
きる。これに対して、ターゲットはイニシエータの有す
るメモリを共有メモリとして使用しているので、リモー
トアクセスでデータをリード/ライトする必要がある。
なお、装置に対するイニシエータ,ターゲットの役割付
けは、装置を設計する際の最初段階で行なわれる。通常
は、コンピュータなどのホストデバイスがイニシエータ
になって、プリンタやスキャナなどのデバイスがターゲ
ットになる場合が多い。この役割付けは固定的なもの
で、原則として途中で変わることはない。但し、設計に
よっては、1つの装置において、スイッチ等によりイニ
シエータ,ターゲットの役割付けの切り換えができるよ
うにしても構わない。
【0062】従来の一般的なネットワークでは、イニシ
エータがターゲットの状態をポーリングして、ターゲッ
トが要求を受け付けるレディ状態になったときに、イニ
シエータがコマンドを送るというようなプッシュスタイ
ルの制御を行なっていたが、SBP−2では、前述した
ように、イニシエータは、自己のメモリ空間にターゲッ
トのための命令やデータを置いておき、ターゲットが自
分の処理可能なタイミングでその命令やデータを取り込
んで処理するというプルスタイルの制御を行なう。これ
により、SBP−2では、全体のトランザクションの効
率が高くなる。
【0063】2.第1の実施例 2−1.第1の実施例の構成 以上のことを踏まえて、本発明の第1の実施例について
図面を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施例と
してのイニシエータ及びターゲットの構成を示すブロッ
ク図であり、図2は図1に示すイニシエータ及びターゲ
ットを備える装置間通信システムを示すブロック図であ
る。本システムでは、各装置間を図2に示すようにIE
EE1394バス30で接続しており、また、装置間の
通信をSBP−2プロトコルで行なっている。従って、
IEEE1394バス30に接続された各装置は、共有
メモリを有するイニシエータ10,40〜70と、共有
メモリを有していないターゲット20と、に分かれてい
る。なお、本実施例においては、イニシエータ10,4
0〜70はそれぞれコンピュータであり、ターゲット2
0はプリンタであるものとする。
【0064】イニシエータ10,40〜70の構成は、
それぞれ同じであるので、代表して、イニシエータ10
の構成を図1を用いて説明する。図1に示すように、イ
ニシエータ10は、コントローラ11と、共有メモリ1
2と、を備えている。このうち、共有メモリ12には、
ログイン勧誘レジスタ13が設けられている他、必要に
応じて、マネージメントORB14やノーマルORB1
5などの特別なデータ構造が置かれる。また、コントロ
ーラ11は、ログイン部11aを備えている。
【0065】一方、ターゲット20は、イニシエータか
らのログイン/ログアウト要求を受け、それに対する応
答を行なうマネージメント・エージェント21と、ログ
インされたイニシエータとの間でデータのやり取りを行
なうフェッチ・エージェント22と、を備えている。こ
のうち、マネージメント・エージェント21は、ログイ
ン勧誘部21aを備えている。
【0066】なお、実際には、ターゲットは、1つ以上
のロジカル・ユニットを備えており、そのロジカル・ユ
ニット毎にマネージメント・エージェントとフェッチ・
エージェントを備えているが、本実施例では、説明を簡
単にするために、ロジカル・ユニットは省略している。
【0067】図3は図1に示すイニシエータを構成する
コンピュータとターゲットを構成するプリンタのハード
ウェア構成の概要を示すブロック図である。
【0068】図3に示すように、ハードウェアの構成と
して、イニシエータを構成するコンピュータ100は、
その内部に、コンピュータプログラムに従って種々の処
理や制御を行なうためのCPU102と、上記コンピュ
ータプログラムを記憶したり、処理中に得られたデータ
などを一時的に記憶したりするためのメモリ104と、
CPU102と各種周辺装置やIEEE1394バス3
0との間でデータなどのやり取りを行なうためのI/O
部106と、各種データを格納するためのハードディス
ク装置108と、CD−ROMドライブ装置110と、
を備えている。また、その外部には、ユーザからの指示
などを入力するためのキーボード112やマウス114
と、データなどを表示するためのモニタ116と、を備
えている。
【0069】このうち、CPU102が、メモリ104
に格納された所望のコンピュータプログラムを読み出し
て実行することにより、図1に示したコントローラ11
として機能する。また、図1に示した共有メモリ12に
は、メモリ104の一部が割り当てられる。
【0070】一方、ターゲットを構成するプリンタ20
0は、その内部に、コンピュータプログラムに従って種
々の処理や制御を行なうためのCPU202と、上記コ
ンピュータプログラムを記憶したり、処理中に得られた
データなどを一時的に記憶したりするためのメモリ20
4と、CPU202と他の構成要素やIEEE1394
バス30との間でデータなどのやり取りを行なうための
I/O部206と、CPU202からの指示に従って、
印刷用紙に画像等の印刷を行なうプリンタ機構部208
と、印刷データを一時的に格納するための入力バッファ
210と、を備える。
【0071】このうち、CPU202が、メモリ204
に格納された所望のコンピュータプログラムを読み出し
て実行することにより、図1に示したマネージメント・
エージェント21やフェッチ・エージェント22として
機能する。
【0072】本実施例では、コンピュータ100のメモ
リ104に格納されているコンピュータプログラムは、
記録媒体であるCD−ROM111に記録された形態で
提供され、CD−ROMドライブ装置110により読み
取られることによって、コンピュータ100内に取り込
まれる。取り込まれたコンピュータプログラムは、各々
のハードディスク装置108に転送され、その後、起動
時などにメモリ104に転送される。あるいは、読み取
られたコンピュータプログラムは、各々のハードディス
ク装置108を介さず、直接、メモリ104に転送する
ようにしても良い。
【0073】一方、プリンタ200の方は、メモリ20
4の一部がROMで構成されており、プリンタ用のコン
ピュータプログラムはそのROMに格納されている。従
って、このコンピュータプログラムはROMのチップに
記録された形態で提供される。また、このようなROM
を用いる代わりに、メモリ104の一部を書き換え可能
な不揮発性メモリで構成すると共に、プリンタ用のコン
ピュータプログラムをCD−ROM111に記録された
形態で提供し、そのコンピュータプログラムをコンピュ
ータ100のCD−ROMドライブ装置110によって
読み取って、図示せざるネットワーク等を介してプリン
タ200に転送し、上記の不揮発性メモリに書き込むよ
うにしても良い。
【0074】このように、本実施例では、コンピュータ
プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録する「記
録媒体」としてCD−ROMやROMを利用することを
述べたが、その他にも、フレキシブルディスクや光磁気
ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカ
ード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コン
ピュータの内部記憶装置(RAMなどのメモリ)および
外部記憶装置等の、コンピュータが読取り可能な種々の
媒体を利用できる。
【0075】また、コンピュータプログラムは、このよ
うな記録媒体に記録された形態での提供の他、ネットワ
ークを介して、コンピュータプログラムを供給するプロ
グラムサーバ(図示せず)にアクセスし、プログラムサ
ーバからコンピュータ100やプリンタ200内に取り
込むようにしても良い。
【0076】また、上記コンピュータプログラムの一部
は、オペレーティングシステムプログラムによって構成
するようにしても良い。
【0077】2−2.第1の実施例の動作 それでは、本実施例の動作について説明する。例えば、
今、ターゲット20であるプリンタが、イニシエータで
あるコンピュータからフォントをダウンロードして印刷
する場合(フォントダウンロード印刷)を考えてみる。
なお、説明を分かりやすくするために、ターゲット20
をプリンタaとし、イニシエータ10をコンピュータA
とし、イニシエータ40〜70をコンピュータB〜Eと
する。
【0078】ターゲット20であるプリンタaは、フォ
ントのダウンロードというサービスを受けるために、そ
のサービスを提供してくれるコンピュータを見つけだす
必要がある。そこで、このプリンタaは、各コンピュー
タA〜Eに対して、順番に、そのサービスを提供してく
れるか否かを問い合わせる(即ち、ユニキャスト)。具
体的には、前述したとおり、通信相手であるコンピュー
タを順番に指定して、一時的なコネクションを張り、1
パケットを送出する、いわゆるコネクションレスな通信
を行なうことになる。
【0079】このようなコネクションレスな通信を行な
うために、プリンタaでは、上位層のプロトコルからサ
ービス・プロバイダ・インターフェイス(SPI)を介
して下位層のプロトコルであるSBP−2に対して、次
のような命令を伝える。例えば、コンピュータAを通信
相手として指定して、ダウンロードフォントのサービス
があるか否かを問いただすために、"Send To Computer
A 〜"と言うような命令を伝え、また、そのステータス
を返してもらうために、"Receive From Computer A 〜"
と言うような命令を伝えることになる。
【0080】SBP−2では、前述したとおり、プリン
タaはターゲット20として動作し、コンピュータAは
イニシエータ10として動作する。従って、プリンタa
において、SBP−2に対して上記したような命令が伝
えられると、ターゲット20は、その命令に基づいて、
自らを起点として、通信相手であるイニシエータ10と
の間で、以下に述べるようなログイン勧誘を伴うコネク
ションレス・トランザクションを行なう。
【0081】図4は図1に示すターゲットにおけるログ
イン勧誘処理ルーチンの処理手順を示すフローチャート
であり、図5は図1に示すイニシエータにおけるログイ
ン勧誘対応処理ルーチンの処理手順を示すフローチャー
トである。また、図6は図1に示すイニシエータとター
ゲットとの間で行なわれるログイン勧誘を伴うコネクシ
ョンレス・トランザクションを示すタイミングチャート
である。
【0082】図6において、(a)は、ターゲットに前
述した"Send To Computer A 〜"と言うような命令が伝
えられた場合のコネクションレス・トランザクションを
示し、(b)は、同じくターゲットに前述した"Receive
From Computer A 〜"と言うような命令が伝えられた場
合のコネクションレス・トランザクションを示してい
る。(a),(b)において、トランザクションの内容
は上から下に向かって時系列的に配列されている。
【0083】ターゲット20に、上記のような命令が伝
えられると、図4に示すように、ターゲット20のマネ
ージメント・エージェント21は、ターゲット20自ら
を起点としてコネクションレス・トランザクションを行
なう必要があると判断して(ステップS102)、イニ
シエータ10にログインしてもらうために、イニシエー
タ10に対してログインの勧誘を行なう。具体的には、
マネージメント・エージェント21のログイン勧誘部2
1aが、IEEE1394バス30を介してイニシエー
タ10にアクセスし、イニシエータ10における共有メ
モリ12に設けられたログイン勧誘レジスタ13に、自
ら(即ち、ターゲット20)のGUIDを書き込むこと
によって、ログイン勧誘を行なう(ステップS10
4)。ここで、GUIDとは、グローバル・ユニーク・
アイデンティフィケション(Global Unique Identifica
tion)の略で、各イニシエータ,ターゲットに固有の識
別符号のことである。このGUIDは、イニシエータ,
ターゲットを構成する装置がそれぞれ製造される段階
で、世界中で唯一の識別符号として与えられる。従っ
て、ターゲット20のGUIDが例えば「20」である
とすると、マネージメント・エージェント21は、イニ
シエータ10のログイン勧誘レジスタ13に「20」を
書き込むことになる。
【0084】一方、イニシエータ10のコントローラ1
1は、図5に示す処理ルーチンを開始すると、まず、ロ
グインの勧誘を受けたか否かを判断する。具体的には、
コントローラ11のログイン部11aが、共有メモリ1
2に設けられたログイン勧誘レジスタ13をチェックし
て、GUIDが書き込まれているか否かに基づいて判断
する(ステップS202)。
【0085】GUIDが書き込まれていない場合、コン
トローラ11のログイン部11aは、ログインの勧誘を
受けていないと判断して、GUIDが書き込まれるまで
待機する。一方、GUIDが書き込まれている場合は、
ログインの勧誘を受けたと判断して、そのログイン勧誘
レジスタ13に書き込まれているGUIDを読み出す
(ステップS204)。そして、コントローラ11のロ
グイン部11aは、読み出したGUIDから、ログイン
の勧誘を行なっているターゲットを特定する。ここで
は、GUIDとして「20」が読み出されるので、ログ
インの勧誘を行なっているターゲットはターゲット20
であると特定する。
【0086】こうして、ログインの勧誘を受けて、その
ログインの勧誘を行なっているターゲット20を特定す
ると、次に、コントローラ11のログイン部11aは、
そのターゲット20にログインするために、そのターゲ
ット20に対してログイン・パケットを送出する(ステ
ップS206)。このログイン・パケットには、ターゲ
ット20にログインするためのログイン要求と、イニシ
エータ10のGUIDと、が含まれている。従って、イ
ニシエータ10のGUIDが例えば「10」であるとす
ると、「10」が含まれることになる。
【0087】一方、ターゲット20のマネージメント・
エージェント21は、図4に示すように、ステップS1
04でログインの勧誘を行なった後、ログイン・パケッ
トを受け取るまで待機している(ステップS106)。
そして、マネージメント・エージェント21は、パケッ
トを受け取ると、そのパケットにログイン要求が含まれ
ているかどうかを判定し、ログイン要求が含まれていれ
ば、そのパケットをログイン・パケットと判断して、そ
のログイン・パケットに含まれるGUIDを読み込む
(ステップS108)。そして、マネージメント・エー
ジェント21は、読み込んだGUIDから、ログイン・
パケットを送出したイニシエータを特定して、そのイニ
シエータがログインの勧誘を行なったイニシエータと同
じであることを確認する。ここでは、GUIDとして
「10」が読み込まれるので、ログイン・パケットを送
出したイニシエータ10は、ログインの勧誘を行なった
イニシエータ10と同じであることを確認することにな
る。
【0088】こうして、マネージメント・エージェント
21は、ログイン要求を受けたイニシエータが、ログイ
ン勧誘を行なったイニシエータと同じであることを確認
した上で、ログイン要求を受けたイニシエータ10に対
して、ステータスをログイン成立を表す「ログイン・サ
クセスフル」に設定したステータス・パケットを送出し
て(ステップS110)、ログインが成立した旨の応答
を行なう。ステータス・パケットを送出すると、マネー
ジメント・エージェント21は、図4に示す処理ルーチ
ンを終了する。
【0089】一方、イニシエータ10のコントローラ1
1は、図5に示すように、ステップS206でログイン
・パケットを送出した後、ステータス・パケットを受け
取るまで待機している(ステップS208)。そして、
コントローラ11は、ターゲット20からのステータス
・パケットを受け取ると、そのパケットに含まれるステ
ータスを読み込み、ログイン成立を表す「ログイン・サ
クセスフル」であることを確認した上で、図5に示す処
理ルーチンを終了する。
【0090】以上の一連の処理によって、ターゲット2
0はイニシエータ10からログインしてもらうことがで
きる。
【0091】ところで、上記した説明においては、イニ
シエータ10からターゲット20へはログイン・パケッ
トを送出し、ターゲット20からイニシエータ10へは
ステータス・パケットを送出するとして説明したが、こ
れらの動作について、さらに詳細な説明を加える。
【0092】図1に示したとおり、イニシエータ10は
共有メモリ12を備えている。そこで、イニシエータ1
0がターゲット20に対してログイン・パケットを送出
する場合は、まず、イニシエータ10が、ターゲット2
0に送出したいログイン・パケットのデータを、図1に
示すようなマネージメントORB14と呼ばれる特別な
データ構造として、自己の有する共有メモリ12上に置
く。次に、イニシエータ10は、ターゲット20のマネ
ージメント・エージェント21に対して、IEEE13
94バス30を介して、そのデータを置いた共有メモリ
12上の番地を示すポインタを送り出す。一方、ターゲ
ット20のマネージメント・エージェント21は、この
ポインタを受け取ると、IEEE1394バス30を介
して、ポインタを送り出したイニシエータ10の共有メ
モリ12にアクセスして、ポインタの示す番地に置かれ
ているマネージメントORB14を取り込むことによ
り、ログイン・パケットのデータを受け取る。こうし
て、イニシエータ10からターゲット20へログイン・
パケットが送出される。
【0093】一方、その応答として、ターゲット20が
イニシエータ10に対してステータス・パケットを送出
する場合は、次のようになる。即ち、イニシエータ10
から受け取ったログイン・パケットには、要求やGUI
Dの他に、イニシエータ10が応答を受け取るために用
いる、共有メモリ12上の番地を示すポインタが含まれ
ている。そこで、ターゲット20のマネージメント・エ
ージェント21は、ログイン・パケットを受け取ると、
それに含まれている上記のポインタを読み取り、次に、
IEEE1394バス30を介して、イニシエータ10
の共有メモリ12にアクセスして、読み取ったポインタ
の示すSTATUS_FIFO(図示せず)に、ステー
タス・パケットのデータを書き込む。これによって、タ
ーゲット20からイニシエータ10へ、ステータス・パ
ケットがリモートライトされる。
【0094】さて、以上のようにして、ターゲット20
がイニシエータ10からログインしてもらうと、次に、
ターゲット20はイニシエータ10との間で1パケット
のデータのやり取りを行なう。このとき、ターゲット2
0では、処理の主体がマネージメント・エージェント2
1からフェッチ・エージェント22に移行し、フェッチ
・エージェント22がイニシエータ10におけるコント
ローラ11との間で、1パケットのデータのやり取りを
行なうことになる。
【0095】即ち、ターゲット20に前述した"Send To
Computer A 〜"と言うような命令が伝えられている場
合には、図6(a)に示すように、フェッチ・エージェ
ント22は、イニシエータ10に対して、所望のデータ
(例えば、ダウンロードフォントのサービスがあるか否
かを問いただすデータ)を送信することになる。一方、
ターゲット20に前述した、"Receive From Computer A
〜"と言うような命令が伝えられている場合には、図6
(b)に示すように、フェッチ・エージェント22は、
イニシエータ10から、所望のデータ(例えば、ダウン
ロードフォントのサービスを提供できるか否かを表すス
テータスのデータ)を受信することになる。
【0096】実際には、以下に述べるような動作とな
る。即ち、フェッチ・エージェント22がイニシエータ
10にデータを送信する場合は、まず、イニシエータ1
0が、自己の有する共有メモリ12上に、前述したマネ
ージメントORB14ではなく、図1に示すようなノー
マルORB15を入力モードにして置く。次に、フェッ
チ・エージェント22が、IEEE1394バス30を
介して、イニシエータ10の共有メモリ12にアクセス
して、そのノーマルORB15に、送信したいデータを
書き込む。これによって、ターゲット20からイニシエ
ータ10へデータがリモートライトされる。
【0097】一方、フェッチ・エージェント22がイニ
シエータ10からのデータを受信する場合は、まず、イ
ニシエータ10が、共有メモリ12上にノーマルORB
15を出力モードにして置き、そこにターゲット20に
受信してもらいたいデータを置く。次に、フェッチ・エ
ージェント22は、イニシエータ10の共有メモリ12
にアクセスして、そのノーマルORB15を取り込むこ
とにより、データを受け取る。これによって、イニシエ
ータ10からターゲット20へデータがリモートリード
される。
【0098】こうして、ターゲット20がイニシエータ
10との間で1パケットのデータのやり取りを行なう
と、次に、イニシエータ10はターゲット20からログ
アウトする。このとき、ターゲット20では、処理の主
体がフェッチ・エージェント22から再びマネージメン
ト・エージェント21に移り、イニシエータ10におけ
るコントローラ11は、マネージメント・エージェント
21との間で、ログアウトの処理を行なう。以下、それ
について簡単に説明する。
【0099】ログアウトを行なう場合、まず、イニシエ
ータ10のコントローラ11が、ターゲット20に対し
てログアウト・パケットを送出する。このログアウト・
パケットには、ターゲット20からログアウトするため
のログアウト要求と、イニシエータ10のGUIDと、
が含まれている。
【0100】ターゲット20のマネージメント・エージ
ェント21は、パケットを受け取ると、そのパケットに
ログアウト要求が含まれているかどうかを判定し、ログ
アウト要求が含まれていれば、そのパケットをログアウ
ト・パケットと判断して、ログアウト・パケットに含ま
れるGUIDを読み込む。そして、マネージメント・エ
ージェント21は、読み込んだGUIDから、ログアウ
ト・パケットを送出したイニシエータを特定して、その
ログアウト要求を受けたイニシエータ10に対して、ス
テータスをログアウト成立を表す「ログアウト・サクセ
スフル」に設定したステータス・パケットを送出して、
ログアウトが成立した旨の応答を行なう。
【0101】以上によって、ターゲット20に"Send To
Computer A 〜"や"Receive From Computer A 〜"と言
うような命令が伝えられた場合の一連のトランザクショ
ンが終了する。即ち、このコネクションレス・トランザ
クションでは、図6(a)に示すように、ログイン勧
誘、ログイン、データ送信(ORB:入力モード)、ロ
グアウトの4つを重ね合わせた動作が、上記した"Send
To 〜"に対応し、図6(b)に示すように、ログイン勧
誘、ログイン、データ受信(ORB:出力モード)、ロ
グアウトの4つを重ね合わせた動作が、上記した"Recei
ve From 〜"に対応することになる。
【0102】以下、同様にして、プリンタaであるター
ゲット20が、コンピュータB〜Eであるイニシエータ
40〜70に対して、順番に、上記したコネクションレ
ス・トランザクションにより、フォントダウンロードの
サービスがあるか否かを問い合わせ、そのステータスを
返してもらうことによって、そのサービスを提供するコ
ンピュータを見つけだすことができる。
【0103】2−3.第1の実施例の効果 以上説明したように、本実施例においては、ターゲット
20がイニシエータ10にログインの勧誘を行なって、
イニシエータ10からログインしてもらうことによっ
て、ターゲット20は、イニシエータ10に対してデー
タを送信しまたは受信することができるようになる。従
って、コネクションレス・トランザクションにおいて
も、ターゲット20を起点としたデータの送受信が可能
となり、通信の対称性が保証される。
【0104】また、本実施例においては、イニシエータ
10の有する共有メモリ12にログイン勧誘レジスタ1
3を設け、そのレジスタ13にターゲット20が自らの
GUIDを書き込むことによって、ログインの勧誘を行
なっている。従って、ターゲット20がログインの勧誘
を行なっていることを、イニシエータ10に簡単且つ確
実に認識させることができる。
【0105】3.第2の実施例 3−1.第2の実施例の構成 図7は本発明の第2の実施例としてのイニシエータ及び
ターゲットの構成を示すブロック図である。図7におい
て、図1に示した構成要素と同一のものについては、同
一の符号を付してある。
【0106】図7に示すように、イニシエータ10’
は、図1に示したイニシエータ10と同様に、コントロ
ーラ11と、共有メモリ12と、を備えている。しか
し、図1に示したイニシエータ10とは異なり、共有メ
モリ12には、ログイン勧誘レジスタ13を設けていな
い。また、コントローラ11は、ログイン部11aと、
仮ログイン部11bと、を備えている。
【0107】一方、ターゲット20’は、図1に示した
ターゲット20では省略していたが、ロジカル・ユニッ
ト(Logical Unit)を備えている。各ロジカル・ユニッ
トLUN0,LUN1は、それぞれ、マネージメント・
エージェントME0,ME1と、フェッチ・エージェン
トFE0,FE1と、を備えている。これらロジカル・
ユニットのうち、ロジカル・ユニットLUN1は、本来
のサービスを提供する通常のロジカル・ユニットである
が、ロジカル・ユニットLUN0は、ターゲット20’
がイニシエータに対してログイン勧誘を行なうために利
用される副次的なロジカル・ユニットである。より具体
的には、ロジカル・ユニットLUN0は、ステータスの
リブライのみを専任で行なうロジカル・ユニットであ
る。また、ロジカル・ユニットLUN0におけるマネー
ジメント・エージェントME0は、ログイン勧誘部ME
0aを備えている。
【0108】なお、これらロジカル・ユニットは、それ
ぞれ、ターゲット20’におけるコンフィグレーション
(Configuration)ROM(図示せず)内にあるユニッ
ト・ディレクトリ(図示せず)上に存在している。
【0109】3−2.第2の実施例の動作 それでは、本実施例の動作について説明する。なお、本
実施例においても、ターゲット20’をプリンタaと
し、イニシエータ10’をコンピュータAとし、ターゲ
ット20’であるプリンタaが、フォントのダウンロー
ドというサービスを提供してくれるコンピュータを見つ
けだすために、イニシエータである各コンピュータに対
しコネクションレスな通信を行なうという前提は、図1
に示した実施例の場合と同様である。
【0110】また、本実施例においては、その他の前提
として、イニシエータ10’を含む各イニシエータが、
それぞれ、ターゲット20’における副次的なロジカル
・ユニットLUN0に対して、一定の時間間隔で、仮の
ログイン要求を行なうものとする。
【0111】図8は図7に示すターゲットにおけるログ
イン勧誘処理ルーチンの処理手順を示すフローチャート
であり、図9は図7に示すイニシエータにおけるログイ
ン勧誘対応処理ルーチンの処理手順を示すフローチャー
トである。
【0112】イニシエータ10’のコントローラ11
は、図9に示す処理ルーチンを開始すると、まず、コン
トローラ11の仮ログイン部11bが、ターゲット2
0’のロジカル・ユニットLUN0に対して仮ログイン
・パケットを送出する(ステップS402)。この仮ロ
グイン・パケットは、通常のログイン・パケットと同様
の構成を成しており、ターゲット20’のロジカル・ユ
ニットLUN0に対するログイン要求と、イニシエータ
10’のGUIDと、が含まれている。但し、この仮ロ
グイン・パケットに含まれるログイン要求は、ロジカル
・ユニットLUN0からステータスを受け取るためにな
されるログイン要求であって、ロジカル・ユニットから
のサービス提供を受けるためになされる本来のログイン
要求ではないため、仮のログイン要求である。
【0113】コントローラ11のログイン部11aは、
後述するように、ターゲット20’からのログイン勧誘
を含むステータス・パケットを受け取るまで、一定の時
間間隔、例えば、約2秒に1回の割合で、上記した仮ロ
グイン・パケットを送出し続ける。
【0114】一方、ターゲット20’のロジカル・ユニ
ットLUN0のマネージメント・エージェントME0
は、図8に示すように、各イニシエータから定期的に送
られてくる仮ログイン・パケットを受け取ったかどうか
を判定し(ステップS302)、仮ログイン・パケット
を受け取った場合には、その中に含まれるGUIDを読
み込む(ステップS304)。
【0115】この時、既に、プリンタaにおいて、上位
層のプロトコルからSPIを介して下位層のプロトコル
であるSBP−2に対して、前述した如く、"Send To C
omputer A 〜"や"Receive From Computer A 〜"と言う
ような命令が伝えられていると、ターゲット20’のマ
ネージメント・エージェントME0は、その命令に基づ
いて、自らを起点として、通信相手であるコンピュータ
A(即ち、イニシエータ10’)との間でログイン勧誘
を伴うコネクションレス・トランザクションを行なう必
要があると判断して、処理はステップS308に進む。
しかし、この時、まだ、上記したような命令が伝えられ
ていない場合には、マネージメント・エージェントME
0は、コネクションレス・トランザクションを行なう必
要がないと判断して、処理はステップS318に進む。
【0116】ステップS308では、マネージメント・
エージェントME0は、ステップS304で読み込んだ
GUIDが、目的のイニシエータ(即ち、上記した命令
で伝えられた通信相手)のGUIDであるか否かを判定
する。この場合、上記した命令で伝えられた通信相手は
コンピュータA、つまり、イニシエータ10’であるの
で、読み込んだGUIDがイニシエータ10’のGUI
Dである「10’」であるか否かを判定することにな
る。判定の結果、読み込んだGUIDが目的のイニシエ
ータのGUIDでない場合には、処理はステップS31
8に進む。
【0117】ステップS318では、マネージメント・
エージェントME0は、ステップS304で読み込んだ
GUIDから、仮のログイン要求を受けたイニシエータ
を特定した上で、そのイニシエータに対して、ステータ
スをログイン不成立を表す「ログイン・エラー」に設定
したステータス・パケットを送出する。そして、その後
も、各イニシエータから送られてくる仮ログイン・パケ
ットに対処するために、マネージメント・エージェント
ME0は、再び、ステップS302以降の処理を行な
う。
【0118】一方、ステップS308における判定の結
果、読み込んだGUIDが「10’」であって、目的の
イニシエータであるイニシエータ10’のGUIDであ
る場合には、マネージメント・エージェントME0のロ
グイン勧誘部ME0aが、そのイニシエータ10’に対
して、ステータスとしてログイン勧誘を表す情報を設定
したステータス・パケットを送出する(ステップS31
0)。なお、このログイン勧誘の対象となる「ログイ
ン」とは、副次的なロジカル・ユニットLUN0に対す
るログインではなく、本来のサービスを提供する通常の
ロジカル・ユニットに対するログインである。従って、
イニシエータ10’からログインしてもらいたいロジカ
ル・ユニットが、例えば、ロジカル・ユニットLUN1
である場合には、マネージメント・エージェントME0
のログイン勧誘部ME0aは、ログイン勧誘を表す情報
として、ログインの勧誘と、ログイン先のロジカル・ユ
ニットの番号と、をそれぞれ設定することになる。具体
的には、ロジカル・ユニットLUN1の番号が「#1」
であるとすると、例えば、"Please Login To Me withLU
N#1"をステータスとして、ステータス・パケットに含め
て送出する。
【0119】これに対し、イニシエータ10’における
コントローラ11の仮ログイン部11bは、仮ログイン
・パケットを送出した後、ターゲット20’からのステ
ータス・パケットを受け取ると、そのパケットに含まれ
るステータスを読み込んで、そのステータスがログイン
勧誘を表す情報であるかどうかを判定する(ステップS
404)。判定の結果、ログイン勧誘を表す情報でな
く、ログイン不成立を表す「ログイン・エラー」であっ
た場合には、再度、ターゲット20’のロジカル・ユニ
ットLUN0に対して仮ログイン要求を出すために、コ
ントローラ11の仮ログイン部11bは、再び、ステッ
プS402の処理を行なう。
【0120】また、判定の結果、ログイン勧誘を表す情
報であった場合には、コントローラ11の仮ログイン部
11bは、ターゲット20’からログイン勧誘を受けた
と判断して、さらに、ログイン勧誘を表す情報からロジ
カル・ユニットの番号を読み出す。具体的には、上記情
報には、ロジカル・ユニットの番号として、「#1」が
含まれているので、コントローラ11は、ログインして
もらいたいロジカル・ユニットは、ロジカル・ユニット
LUN1であることを認識する。そこで、コントローラ
11のログイン部11aは、ターゲット20’のロジカ
ル・ユニットLUN1にログインするために、そのロジ
カル・ユニットLUN1に対して、本来のログイン・パ
ケットを送出する(ステップS406)。このログイン
・パケットには、ロジカル・ユニットLUN1にログイ
ンするためのログイン要求と、イニシエータ10’のG
UIDと、が含まれている。
【0121】一方、ターゲット20’では、ロジカル・
ユニットLUN0のマネージメント・エージェントME
0が、ログイン勧誘を含むステータス・パケットを送出
した後、処理はマネージメント・エージェントME0か
らロジカル・ユニットLUN1のマネージメント・エー
ジェントME1に移り、マネージメント・エージェント
ME1は、ログイン・パケットを受け取るまで待機して
いる(ステップS312)。そして、マネージメント・
エージェントME1は、ログイン・パケットを受け取る
と、そのログイン・パケットに含まれるGUIDを読み
込み(ステップS314)、その読み込んだGUIDか
ら、ログイン・パケットを送出したイニシエータを特定
して、そのイニシエータがログインの勧誘を行なったイ
ニシエータと同じであることを確認する。
【0122】そして、マネージメント・エージェントM
E1は、ログイン要求を受けたイニシエータ10’に対
して、ステータスをログイン成立を表す「ログイン・サ
クセスフル」に設定したステータス・パケットを送出し
て(ステップS316)、ログインが成立した旨の応答
を行なう。こうして、マネージメント・エージェントM
E1が、ステータス・パケットを送出すると、図8に示
す処理ルーチンは終了する。
【0123】一方、イニシエータ10’のコントローラ
11は、図9に示すように、ステップS406でログイ
ン・パケットを送出した後、ステータス・パケットを受
け取るまで待機している(ステップS408)。そし
て、コントローラ11は、ターゲット20’のロジカル
・ユニットLUN1からのステータス・パケットを受け
取ると、そのパケットに含まれるステータスを読み込
み、ログイン成立を表す「ログイン・サクセスフル」で
あることを確認した上で、図9に示す処理ルーチンを終
了する。
【0124】以上の一連の処理によって、ターゲット2
0’はイニシエータ10’からログインしてもらうこと
ができる。 3−3.第2の実施例の効果 以上説明したように、本実施例においても、ターゲット
20’がイニシエータ10’にログインの勧誘を行なっ
て、イニシエータ10’からログインしてもらうことに
よって、ターゲット20’は、イニシエータ10’に対
してデータを送信しまたは受信することができるように
なる。従って、コネクションレス・トランザクションに
おいても、ターゲット20’を起点としたデータの送受
信が可能となり、通信の対称性が保証される。
【0125】また、本実施例においては、ターゲット2
0’にログイン勧誘に利用するための副次的なロジカル
・ユニットLUN0を設け、各イニシエータがそのロジ
カル・ユニットLUN0に対して定期的に仮のログイン
要求を出し、それらに対して、そのロジカル・ユニット
LUN0はそれぞれステータスを返している。そこで、
ターゲット20’がログインの勧誘を行なう場合には、
ログインしてもらいたいイニシエータ10’に対して上
記のステータスを返す際に、そのステータスとして、ロ
グインの勧誘と、ログイン先のロジカル・ユニットLU
N1の番号を設定するようにしている。従って、そのス
テータスがイニシエータ10’に届くことによって、タ
ーゲット20’が、ロジカル・ユニットLUN1に対し
てログインの勧誘を行なっていることを、イニシエータ
10’に簡単且つ確実に認識させることができる。
【0126】4.第3の実施例 4−1.第3の実施例の構成 図10は本発明の第3の実施例としてのイニシエータ及
びターゲットの構成を示すブロック図である。図10に
おいて、図1または図7に示した構成要素と同一のもの
については、同一の符号を付してある。但し、イニシエ
ータ10’におけるコントローラ11は、図7に示した
コントローラ11とは異なり、仮ログイン部11bに代
えて、読み出し部11cを備えている。
【0127】また、図10に示すように、ターゲット2
0”は、マネージメント・エージェント21と、フェッ
チ・エージェント22と、を備える他、ターゲット2
0”がイニシエータに対してログイン勧誘を行なうため
に利用される専用レジスタ23を備えている。なお、前
述したとおり、実際には、ターゲットは、1つ以上のロ
ジカル・ユニットを備えており、そのロジカル・ユニッ
ト毎にマネージメント・エージェントとフェッチ・エー
ジェントを備えているが、本実施例では、図1に示した
実施例と同様に、説明を簡単にするために、ロジカル・
ユニットは省略している。また、その他、ターゲット2
0”には、上位層のドライバまたはアプリケーションに
よって構成されるログイン勧誘部24が存在する。
【0128】4−2.第3の実施例の動作 それでは、本実施例の動作について説明する。なお、本
実施例においても、ターゲット20”をプリンタaと
し、イニシエータ10’をコンピュータAとし、ターゲ
ット20”であるプリンタaが、フォントのダウンロー
ドというサービスを提供してくれるコンピュータを見つ
けだすために、イニシエータである各コンピュータに対
しコネクションレスな通信を行なうという前提は、図1
や図7に示した実施例の場合と同様である。
【0129】また、本実施例においては、その他の前提
として、イニシエータ10’を含む各イニシエータが、
それぞれ、一定の時間間隔で、ターゲット20”におけ
る専用レジスタ23の内容を読みに行くものとする。
【0130】図11は図10に示すターゲットにおける
ログイン勧誘処理ルーチンの処理手順を示すフローチャ
ートであり、図12は図10に示すイニシエータにおけ
るログイン勧誘対応処理ルーチンの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0131】イニシエータ10’のコントローラ11
は、図12に示す処理ルーチンを開始すると、まず、コ
ントローラ11の読み出し部11cが、IEEE139
4バス30を介してターゲット20”にアクセスし、I
EEE1394バストランザクションによって、ターゲ
ット20”における専用レジスタ23の内容を読み込む
(ステップS602)。そして、コントローラ11は、
読み込んだ内容に自己のGUID(即ち、イニシエータ
10’のGUID「10’」)が含まれているか否かを
判定する(ステップS604)。判定の結果、自己のG
UIDが含まれていない場合には、コントローラ11の
読み出し部11cは、一定の時間経過後、再び、ステッ
プS602の処理を行なう。こうして、コントローラ1
1の読み出し部11cは、専用レジスタ23の内容に自
己のGUIDが含まれていることを検出するまで、一定
の時間間隔で、専用レジスタ23の内容の読み込みを繰
り返し行なう。
【0132】一方、プリンタaにおいて、上位層のプロ
トコルからSPIを介して下位層のプロトコルであるS
BP−2に対して、前述したような"Send To Computer
A 〜"や"Receive From Computer A 〜"と言う命令が伝
えられていると、ターゲット20”は、図11に示すよ
うに、その命令に基づいて、自らを起点として、通信相
手であるコンピュータA(即ち、イニシエータ10’)
との間でログイン勧誘を伴うコネクションレス・トラン
ザクションを行なう必要があると判断する(ステップS
502)。そして、ターゲット20”において、上位層
のドライバまたはアプリケーションであるログイン勧誘
部24が、専用レジスタ23に、ログインしてもらいた
いイニシエータ10’のGUID(即ち、「10’」)
を自律的に書き込むことにより、イニシエータ10’に
対してログイン勧誘を行なう(ステップS504)。
【0133】従って、その後、イニシエータ10’にお
けるコントローラ11の読み出し部11cが、前述した
ように、ターゲット20”における専用レジスタ23の
内容を読み込むと、そこに自己のGUID(即ち、「1
0’」)を見い出すので、コントローラ11は、ステッ
プS604の判定で、読み込んだ内容に自己のGUID
が含まれていると判定し、ターゲット20”からログイ
ンの勧誘を受けたと判断する。
【0134】こうして、イニシエータ10’がターゲッ
ト20”からログインの勧誘を受けると、その後のイニ
シエータ10’における動作、即ち、図12に示すS6
06〜S608の動作は、前述した第1の実施例におけ
るイニシエータ10の動作、即ち、図5に示したS20
6〜S208の動作と同じであるので、それらの説明は
省略する。また、その後のターゲット20”の動作、即
ち、図11に示すS506〜S510の動作も、第1の
実施例におけるターゲット20の動作、即ち、図4に示
したS106〜S110の動作と同様であるので、それ
らについての説明も省略する。
【0135】4−3.第3の実施例の効果 以上説明したように、本実施例においても、図1または
図7に示した実施例と同様に、ターゲット20”がイニ
シエータ10’にログインの勧誘を行なって、イニシエ
ータ10’からログインしてもらうことによって、ター
ゲット20”は、イニシエータ10’に対してデータを
送信しまたは受信することができるようになる。従っ
て、コネクションレス・トランザクションにおいても、
ターゲット20’を起点としたデータの送受信が可能と
なり、通信の対称性が保証される。
【0136】また、本実施例においては、ターゲット2
0”にログイン勧誘に利用するための専用レジスタ23
を設け、各イニシエータがその専用レジスタ23の内容
を定期的に読み込んでいる。そこで、ターゲット20”
がログインの勧誘を行なう場合には、その専用レジスタ
23に、ログインしてもらいたいイニシエータ10’の
GUIDを書き込むようにしている。従って、その後、
イニシエータ10’がその専用レジスタ23の内容を読
み込むことにより、ターゲット20”がログインの勧誘
を行なっていることを、イニシエータ10’に簡単且つ
確実に認識させることができる。
【0137】5.他の態様 なお、本発明は上記した実施例や実施形態に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様にて実施することが可能である。
【0138】上記した第1の実施例においては、ターゲ
ット20は、イニシエータ10のログイン勧誘レジスタ
13に、自らのGUIDを書き込むことによって、ログ
インの勧誘を行なっていたが、ログイン勧誘レジスタ1
3の最下位の1ビットを利用して、"Send To"を指定し
たログイン勧誘であるか、"Receive From"を指定したロ
グイン勧誘であるか、をイニシエータ10に知らせるよ
うにしても良い。即ち、ターゲット20が、ログイン勧
誘レジスタ13の最下位の1ビットをセットすると、イ
ニシエータ10は、それを"Send To"を指定したログイ
ン勧誘であると判断して、ノーマルORB15を入力モ
ードにするようにする。また、ターゲット20が、ログ
イン勧誘レジスタ13の最下位の1ビットをクリアする
と、イニシエータ10は、それを"Receive From"を指定
したログイン勧誘であると判断して、ノーマルORB1
5を出力モードにするようにする。こうすることによっ
て、イニシエータ10は、適宜、ノーマルORB15の
モードを切り換えて、効率的にデータの伝送を行なうこ
とができる。
【0139】上記した第1または第3の実施例では、説
明を簡単にするためにロジカル・ユニットを省略してい
たが、これら実施例においても、ロジカル・ユニットを
考慮し、ログイン勧誘を行なう際に、イニシエータにロ
グインしてもらいたいロジカル・ユニットを特定したい
場合には、次のようにして特定することができる。即
ち、第1の実施例の場合には、ターゲット20がイニシ
エータ10のログイン勧誘レジスタ13に、自己のGU
IDを書き込む際に、ログイン先のロジカル・ユニット
の番号も併せて書き込むようにし、また、第3の実施例
の場合には、ターゲット20”が自己の専用レジスタ2
3に、ログインしてもらいたいイニシエータのGUID
を書き込む際に、ログイン先のロジカル・ユニットの番
号も併せて書き込むようにするのである。
【0140】上記した実施例においては、図2に示すよ
うに、IEEE1394バス30に接続されているイニ
シエータは5つであり、ターゲットは1つであったが、
本発明はこれらの数に限定されるものではない。従っ
て、例えば、ターゲットが2つ以上あっても構わず、各
ターゲットにおいて上記したような処理が行なわれれば
良い。
【0141】また、上記した実施例においては、イニシ
エータはコンピュータ、ターゲットはプリンタとした
が、本発明はこれに何ら限定されるものではない。例え
ば、イニシエータをコンピュータ以外に、例えば、スキ
ャナやその他デバイスとしても良い。また、ターゲット
もプリンタ以外のデバイスとしても良い。或いは、ター
ゲットをいわゆるインターフェイス切り換え器とし、タ
ーゲットにIEEE1394バスから既存のインターフ
ェイスへの切り換えという役割だけを持たせ、その先に
スキャナやプリンタをつなげるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのイニシエータ及びタ
ーゲットの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すイニシエータ及びターゲットを備え
る装置間通信システムを示すブロック図である。
【図3】図1に示すイニシエータを構成するコンピュー
タとターゲットを構成するプリンタのハードウェア構成
の概要を示すブロック図である。
【図4】図1に示すターゲットにおけるログイン勧誘処
理ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すイニシエータにおけるログイン勧誘
対応処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】図1に示すイニシエータとターゲットとの間で
行なわれるログイン勧誘を伴うコネクションレス・トラ
ンザクションを示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例としてのイニシエータ及
びターゲットの構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示すターゲットにおけるログイン勧誘処
理ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図7に示すイニシエータにおけるログイン勧誘
対応処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の第3の実施例としてのイニシエータ
及びターゲットの構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示すターゲットにおけるログイン勧
誘処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】図10に示すイニシエータにおけるログイン
勧誘対応処理ルーチンの処理手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10,10’…イニシエータ 11…コントローラ 11a…ログイン部 11b…仮ログイン部 11c…読み出し部 12…共有メモリ 13…ログイン勧誘レジスタ 14…マネージメントORB 15…ノーマルORB 20,20’,20”…ターゲット 21…マネージメント・エージェント 21a…ログイン勧誘部 22…フェッチ・エージェント 23…専用レジスタ 24…ログイン勧誘部 40〜70…イニシエータ 100…コンピュータ 102…CPU 104…メモリ 106…I/O部 108…ハードディスク装置 110…CD−ROMドライブ装置 111…CD−ROM 112…キーボード 114…マウス 116…モニタ 200…プリンタ 202…CPU 204…メモリ 206…I/O部 208…プリンタ機構部 210…入力バッファ FE0,FE1…フェッチ・エージェント ME0,ME1…マネージメント・エージェント ME0a…ログイン勧誘部 LUN0,LUN1…ロジカル・ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/40 - 12/417 H04L 12/28 H04L 12/44 - 12/46

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 或る特定装置に所定の通信路を介してロ
    グインし得るログイン装置であって、 前記特定装置からログインの勧誘を受けた場合に、前記
    特定装置に対してログインを行なうログイン手段と、 ログイン勧誘レジスタと、 を備え、 前記ログイン手段は、前記ログイン勧誘レジスタに、前
    記特定装置によって所定 の情報が書き込まれた場合に、
    前記特定装置からログインの勧誘を受けたと判断するこ
    とを特徴とするログイン装置。
  2. 【請求項2】 請求項に記載のログイン装置におい
    て、 前記所定の情報は、前記特定装置の識別符号を含むこと
    を特徴とするログイン装置。
  3. 【請求項3】 或る特定装置に所定の通信路を介してロ
    グインし得るログイン装置であって、 前記特定装置からログインの勧誘を受けた場合に、前記
    特定装置に対してログインを行なうログイン手段と、 前記特定装置の備える特定ロジカル・ユニットに仮のロ
    グイン要求を定期的または不定期に出すと共に、前記特
    定ロジカル・ユニットから返される、前記仮のログイン
    要求に対する応答を受ける仮ログイン手段と、 備え、 前記ログイン手段は、前記仮ログイン手段の受けた前記
    応答の中に、所定の情報が含まれていた場合に、前記特
    定装置からログインの勧誘を受けたと判断することを特
    徴とするログイン装置。
  4. 【請求項4】 或る特定装置に所定の通信路を介してロ
    グインし得るログイン装置であって、 前記特定装置からログインの勧誘を受けた場合に、前記
    特定装置に対してログインを行なうログイン手段と、 前記特定装置の備える特定レジスタの内容を定期的また
    は不定期に読み出すレジスタ読み出し手段と、 備え、 前記レジスタ読み出し手段の読み出した内容に所定の情
    報が含まれていた場合に、前記ログイン手段は、前記特
    定装置からログインの勧誘を受けたと判断することを特
    徴とするログイン装置。
  5. 【請求項5】 請求項に記載のログイン装置におい
    て、 前記所定の情報は、前記ログイン装置の識別符号を含む
    ことを特徴とするログイン装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項のうちの任意の
    1つに記載のログイン装置において、 前記通信路はIEEE1394バスから成ると共に、 前記特定装置との通信はSBP−2プロトコルで行なう
    ことを特徴とするログイン装置。
  7. 【請求項7】 或る特定装置から所定の通信路を介して
    ログインされ得る被ログイン装置であって、 前記特定装置からログインされることを希望する場合
    に、前記特定装置に対してログインの勧誘を行なうログ
    イン勧誘手段を備え 前記ログイン勧誘手段は、前記特定装置の備える特定レ
    ジスタに、所定の情報を書き込むことによって、ログイ
    ンの勧誘を行なう ことを特徴とする被ログイン装置。
  8. 【請求項8】 請求項に記載の被ログイン装置におい
    て、 前記所定の情報は、前記被ログイン装置の識別符号を含
    むことを特徴とする被ログイン装置。
  9. 【請求項9】 或る特定装置から所定の通信路を介して
    ログインされ得る被ログイン装置であって、 前記特定装置からログインされることを希望する場合
    に、前記特定装置に対してログインの勧誘を行なうログ
    イン勧誘手段と、 前記特定装置から仮のログイン要求を定期的または不定
    期に受けると共に、前記特定装置に対し、前記仮のログ
    イン要求に対する応答を返す特定ロジカル・ユニット
    と、 備え、 前記ログイン勧誘手段は、前記特定ロジカル・ユニット
    の返す前記応答の中に、所定の情報を含ませることによ
    って、ログインの勧誘を行なうことを特徴とする被ログ
    イン装置。
  10. 【請求項10】 或る特定装置から所定の通信路を介し
    てログインされ得る被ログイン装置であって、 前記特定装置からログインされることを希望する場合
    に、前記特定装置に対してログインの勧誘を行なうログ
    イン勧誘手段と、 前記特定装置によって、その内容が定期的または不定期
    に読み出される特定レジスタと、 備え、 前記ログイン勧誘手段は、前記特定レジスタに、所定の
    情報を書き込むことによって、ログインの勧誘を行なう
    ことを特徴とする被ログイン装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のログイン装置にお
    いて、 前記所定の情報は、前記特定装置の識別符号を含むこと
    を特徴とする被ログイン装置。
  12. 【請求項12】 請求項7ないし請求項11のうちの任
    意の1つに記載の被ログイン装置において、 前記通信路はIEEE1394バスから成ると共に、 前記特定装置との通信はSBP−2プロトコルで行なう
    ことを特徴とする被ログイン装置。
  13. 【請求項13】 ログイン装置から所定の通信路を介し
    て被ログイン装置にログインし得る装置間通信システム
    であって、前記ログイン装置として、請求項1に記載のログイン装
    置を用い、前記被ログイン装置として、請求項7に記載
    のログイン装置を用いる ことを特徴とする装置間通信シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 ログイン装置から所定の通信路を介し
    て被ログイン装置にログインし得る装置間通信システム
    であって、 前記ログイン装置として、請求項3に記載のログイン装
    置を用い、前記被ログイン装置として、請求項9に記載
    のログイン装置を用いることを特徴とする装置間通信シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 ログイン装置から所定の通信路を介し
    て被ログイン装置にログインし得る装置間通信システム
    であって、 前記ログイン装置として、請求項4に記載のログイン装
    置を用い、前記被ログイン装置として、請求項10に記
    載のログイン装置を用いることを特徴とする装置間通信
    システム。
  16. 【請求項16】 ログイン装置から所定の通信路を介し
    て被ログイン装置にログインするためのログイン制御方
    法であって、(a)前記被ログイン装置が、前記ログイン装置からの
    ログインを希望する場合に、前記ログイン装置の備える
    ログイン勧誘レジスタに、所定の情報を書き込むことに
    よって、前記ログイン装置に対してログインの勧誘を行
    なう工程と、 (b)前記ログイン勧誘レジスタに、前記被ログイン装
    置によって前記所定の情報が書き込まれた場合に、前記
    ログイン装置が前記被ログイン装置からログインの勧誘
    を受けたと判断する工程と、 (c)前記ログイン装置が、前記被ログイン装置からロ
    グインの勧誘を受けたと判断した場合に、前記被ログイ
    ン装置に対してログインを行なう工程と、 を備えるログイン制御方法。
  17. 【請求項17】 ログイン装置から所定の通信路を介し
    て被ログイン装置にログインするためのログイン制御方
    法であって、 (a)前記ログイン装置が、仮ログイン手段によって、
    前記被ログイン装置の備える特定ロジカル・ユニットに
    仮のログイン要求を定期的または不定期に出す工程と、 (b)前記被ログイン装置が、前記特定ロジカル・ユニ
    ットによって、前記ログ イン装置から仮のログイン要求
    を定期的または不定期に受けると共に、前記ログイン装
    置の備える前記仮ログイン手段に対し、前記仮のログイ
    ン要求に対する応答を返す工程と、(c)前記被ログイン装置が、前記ログイン装置からの
    ログインを希望する場 合に、前記特定ロジカル・ユニッ
    トの返す前記応答の中に、所定の情報を含ませることに
    よって、前記ログイン装置に対してログインの勧誘を行
    なう工程と、 (d)前記仮ログイン手段の受けた前記応答の中に、前
    記所定の情報が含まれていた場合に、前記ログイン装置
    が前記被ログイン装置からログインの勧誘を受けたと判
    断する工程と、 (e)前記ログイン装置が、前記被ログイン装置からロ
    グインの勧誘を受けたと判断した場合に、前記被ログイ
    ン装置に対してログインを行なう工程と、 を備えるログイン制御方法。
  18. 【請求項18】 ログイン装置から所定の通信路を介し
    て被ログイン装置にログインするためのログイン制御方
    法であって、 (a)前記ログイン装置が、レジスタ読み出し手段によ
    って、前記被ログイン装置の備える特定レジスタの内容
    を定期的または不定期に読み出す工程と、 (b)前記被ログイン装置が、前記ログイン装置からの
    ログインを希望する場合に、前記特定レジスタに、所定
    の情報を書き込むことによって、前記ログイン装置に対
    してログインの勧誘を行なう工程と、 (c)前記レジスタ読み出し手段の読み出した内容に前
    記所定の情報が含まれていた場合に、前記ログイン手段
    が前記被ログイン装置からログインの勧誘を受けたと判
    断する工程と、 (d)前記ログイン装置が、前記被ログイン装置からロ
    グインの勧誘を受けたと判断した場合に、前記被ログイ
    ン装置に対してログインを行なう工程と、 を備えるログイン制御方法。
  19. 【請求項19】 或る特定装置に所定の通信路を介して
    ログインし得るコンピュータにログイン処理を行なわせ
    るためのコンピュータプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータの備えるログイン勧誘レジスタに、前
    記特定装置によって所定の情報が書き込まれた場合に、
    前記特定装置からログインの勧誘を受けたと判断し、
    記特定装置に対してログインを行なう機能を前記コンピ
    ュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記
    録した記録媒体。
  20. 【請求項20】 或る特定装置に所定の通信路を介して
    ログインし得るコン ピュータにログイン処理を行なわせ
    るためのコンピュータプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体であって、前記特定装置の備える特定ロジカル・ユニットに仮のロ
    グイン要求を定期的または不定期に出すと共に、前記特
    定ロジカル・ユニットから返される、前記仮のログイン
    要求に対する応答を受ける機能と、 受けた前記応答の中に、所定の情報が含まれていた場合
    に、前記特定装置からログインの勧誘を受けたと判断
    し、前記特定装置に対してログインを行なう機能と、 を前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプ
    ログラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 或る特定装置に所定の通信路を介して
    ログインし得るコンピュータにログイン処理を行なわせ
    るためのコンピュータプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体であって、 前記特定装置の備える特定レジスタの内容を定期的また
    は不定期に読み出す機能と、 読み出した前記内容に所定の情報が含まれていた場合
    に、前記特定装置からログインの勧誘を受けたと判断
    し、前記特定装置に対してログインを行なう機能と、 を前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプ
    ログラムを記録した記録媒体。
  22. 【請求項22】 或る特定装置から所定の通信路を介し
    てログインされ得るコンピュータに被ログイン処理を行
    なわせるためのコンピュータプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記特定装置からのログインを希望する場合に、前記特
    定装置の備える特定レジスタに、所定の情報を書き込む
    ことによって、 前記特定装置に対してログインの勧誘を
    行なう機能を前記コンピュータに実現させるためのコン
    ピュータプログラムを記録した記録媒体。
  23. 【請求項23】 或る特定装置から所定の通信路を介し
    てログインされ得るコンピュータに被ログイン処理を行
    なわせるためのコンピュータプログラムを記 録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記特定装置から仮のログイン要求を定期的または不定
    期に受けると共に、前記特定装置に対し、前記仮のログ
    イン要求に対する応答を返す機能と、 前記特定装置からログインされることを希望する場合
    に、前記特定装置に返す前記応答の中に、所定の情報を
    含ませることによって、前記特定装置に対してログイン
    の勧誘を行なう機能と、 を前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプ
    ログラムを記録した記録媒体。
  24. 【請求項24】 或る特定装置から所定の通信路を介し
    てログインされ得るコンピュータに被ログイン処理を行
    なわせるためのコンピュータプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータの備えるレジスタであって、前記特定
    装置によって、その内容が定期的または不定期に読み出
    される特定レジスタに、前記特定装置からログインされ
    ることを希望する場合に、所定の情報を書き込むことに
    よって、前記特定装置に対してログインの勧誘を行なう
    機能を前記コンピュータに実現させるためのコンピュー
    タプログラムを記録した記録媒体。
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