JP3362923B2 - 制御機器 - Google Patents
制御機器Info
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- JP3362923B2 JP3362923B2 JP19932393A JP19932393A JP3362923B2 JP 3362923 B2 JP3362923 B2 JP 3362923B2 JP 19932393 A JP19932393 A JP 19932393A JP 19932393 A JP19932393 A JP 19932393A JP 3362923 B2 JP3362923 B2 JP 3362923B2
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- JP
- Japan
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- maintenance
- mode
- operations
- maintenance operation
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- Prior art date
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動作部と、前記動作部
自体の状態又は前記動作部の夫々によって制御される対
象物の状態を検出する検出手段と、その検出手段の検出
情報及び運転動作情報に基づいて、通常運転用の複数の
動作を設定順序に沿って実行するように、前記動作部の
動作を制御する制御手段とが設けられている制御機器に
関する。
自体の状態又は前記動作部の夫々によって制御される対
象物の状態を検出する検出手段と、その検出手段の検出
情報及び運転動作情報に基づいて、通常運転用の複数の
動作を設定順序に沿って実行するように、前記動作部の
動作を制御する制御手段とが設けられている制御機器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の制御機器において、制御
情報に基づいて動作部の動作を制御する制御手段は、通
常の運転制御情報に基づいて動作部を制御する、いわゆ
る、通常運転モードのみで構成されていた。
情報に基づいて動作部の動作を制御する制御手段は、通
常の運転制御情報に基づいて動作部を制御する、いわゆ
る、通常運転モードのみで構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、メンテナンス時においても、通常運転
モードによって制御される動作部の状態や動作部によっ
て制御される対象物の状態を検査することしかできない
ので、メンテナンスの必要性を判断するための顕著な情
報、例えば、部品ごとの情報や動作ごとの細かな情報な
どを得ることができず、メンテナンスの種類や必要性の
程度などを、正確且つ適切に判断することが困難な不都
合があった。本発明の目的は、上記従来欠点を解消する
点にある。
来技術によれば、メンテナンス時においても、通常運転
モードによって制御される動作部の状態や動作部によっ
て制御される対象物の状態を検査することしかできない
ので、メンテナンスの必要性を判断するための顕著な情
報、例えば、部品ごとの情報や動作ごとの細かな情報な
どを得ることができず、メンテナンスの種類や必要性の
程度などを、正確且つ適切に判断することが困難な不都
合があった。本発明の目的は、上記従来欠点を解消する
点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による制御機器の
第一の特徴構成は、通常運転モードとメンテナンス運転
モードとの切り換えを前記制御手段に指示するモード指
示手段が設けられ、前記制御手段は、前記メンテナンス
運転モードのときに、前記通常運転用の複数の動作の前
記設定順序に沿い、且つ、前記通常運転用の複数の動作
のうちの少なくとも1つを複数の動作に分割して設定し
た、メンテナンス運転用の複数の動作を順次実行するよ
うに構成され、前記検出手段の検出情報を前記メンテナ
ンス運転モードのときに表示する表示手段が設けられ、
運転の進行を前記制御手段に指示する進行指示手段が設
けられ、 前記制御手段は、前記メンテナンス運転モード
のときに、前記進行指示手段にて進行が指示されるごと
に、次のメンテナンス運転用の動作に移行するように構
成されている点にある。
第一の特徴構成は、通常運転モードとメンテナンス運転
モードとの切り換えを前記制御手段に指示するモード指
示手段が設けられ、前記制御手段は、前記メンテナンス
運転モードのときに、前記通常運転用の複数の動作の前
記設定順序に沿い、且つ、前記通常運転用の複数の動作
のうちの少なくとも1つを複数の動作に分割して設定し
た、メンテナンス運転用の複数の動作を順次実行するよ
うに構成され、前記検出手段の検出情報を前記メンテナ
ンス運転モードのときに表示する表示手段が設けられ、
運転の進行を前記制御手段に指示する進行指示手段が設
けられ、 前記制御手段は、前記メンテナンス運転モード
のときに、前記進行指示手段にて進行が指示されるごと
に、次のメンテナンス運転用の動作に移行するように構
成されている点にある。
【0005】
【0006】
【0007】第二の特徴構成は、運転の逆行を前記制御
手段に指示する逆行指示手段が設けられ、前記制御手段
は、前記メンテナンス運転モードのときに、前記逆行指
示手段にて逆行が指示されるごとに、1つ前のメンテナ
ンス運転用の動作に移行するように構成されている点に
ある。
手段に指示する逆行指示手段が設けられ、前記制御手段
は、前記メンテナンス運転モードのときに、前記逆行指
示手段にて逆行が指示されるごとに、1つ前のメンテナ
ンス運転用の動作に移行するように構成されている点に
ある。
【0008】第三の特徴構成は、通常運転モードとメン
テナンス運転モードとの切り換えを前記制御手段に指示
するモード指示手段が設けられ、 前記制御手段は、前記
メンテナンス運転モードのときに、前記通常運転用の複
数の動作の前記設定順序に沿い、且つ、前記通常運転用
の複数の動作のうちの少なくとも1つを複数の動作に分
割して設定した、メンテナンス運転用の複数の動作を順
次実行するように構成され、 前記検出手段の検出情報を
前記メンテナンス運転モードのときに表示する表示手段
が設けられ、前記制御手段は、前記メンテナンス運転モ
ードのときに、設定時間経過するごとに、次のメンテナ
ンス運転用の動作に移行するように構成されている点に
ある。
テナンス運転モードとの切り換えを前記制御手段に指示
するモード指示手段が設けられ、 前記制御手段は、前記
メンテナンス運転モードのときに、前記通常運転用の複
数の動作の前記設定順序に沿い、且つ、前記通常運転用
の複数の動作のうちの少なくとも1つを複数の動作に分
割して設定した、メンテナンス運転用の複数の動作を順
次実行するように構成され、 前記検出手段の検出情報を
前記メンテナンス運転モードのときに表示する表示手段
が設けられ、前記制御手段は、前記メンテナンス運転モ
ードのときに、設定時間経過するごとに、次のメンテナ
ンス運転用の動作に移行するように構成されている点に
ある。
【0009】第四の特徴構成は、運転の進行の停止を指
示する停止指示手段が設けられ、前記制御手段は、前記
メンテナンス運転モードのときに、前記停止指示手段に
て進行の停止が指示されるに伴って、現在のメンテナン
ス運転用の動作を継続し、且つ、前記停止指示手段の指
示が解除されるに伴って、次のメンテナンス運転用の動
作に移行するように構成されている点にある。
示する停止指示手段が設けられ、前記制御手段は、前記
メンテナンス運転モードのときに、前記停止指示手段に
て進行の停止が指示されるに伴って、現在のメンテナン
ス運転用の動作を継続し、且つ、前記停止指示手段の指
示が解除されるに伴って、次のメンテナンス運転用の動
作に移行するように構成されている点にある。
【0010】第五の特徴構成は、前記動作部が、バー
ナ、及び、そのバーナに燃焼用空気を通風するファンを
備える燃焼装置である点にある。
ナ、及び、そのバーナに燃焼用空気を通風するファンを
備える燃焼装置である点にある。
【0011】
【作用】本発明の第一の特徴構成によれば、制御手段
は、メンテナンス運転モードのときに、通常運転用の複
数の動作の設定順序、例えば給湯装置などの制御機器に
おいては、点火前運転動作、点火運転動作、燃焼運転動
作及び消火運転動作などの設定順序に沿い、且つ、通常
運転用の複数の動作のうちの少なくとも1つを複数の動
作に分割して設定した、例えば点火運転動作を複数の動
作に分割して設定した、メンテナンス運転用の複数の動
作を順次実行するように構成され、検出手段の検出情報
をメンテナンス運転モードのときに表示する表示手段が
設けられているから、分割されたそれぞれの動作につい
て、部品ごとの情報や、動作ごとの細かな情報を得るこ
とができ、メンテナンスの必要性を判断するための顕著
な情報を得ることができる。しかも、制御手段は、メン
テナンス運転モードのときに、進行指示手段にて進行が
指示されるごとに、次のメンテナンス運転用の動作に移
行するように構成されているから、 例えば給湯装置など
のように、通常運転用の複数の動作が、種々の動作を含
み且つ多数の連続した動作で構成されている場合におい
ても、進行指示手段を操作する者の操作に従って、多数
の連続した動作を所望のタイミングで分割して、順次実
行することができる。
は、メンテナンス運転モードのときに、通常運転用の複
数の動作の設定順序、例えば給湯装置などの制御機器に
おいては、点火前運転動作、点火運転動作、燃焼運転動
作及び消火運転動作などの設定順序に沿い、且つ、通常
運転用の複数の動作のうちの少なくとも1つを複数の動
作に分割して設定した、例えば点火運転動作を複数の動
作に分割して設定した、メンテナンス運転用の複数の動
作を順次実行するように構成され、検出手段の検出情報
をメンテナンス運転モードのときに表示する表示手段が
設けられているから、分割されたそれぞれの動作につい
て、部品ごとの情報や、動作ごとの細かな情報を得るこ
とができ、メンテナンスの必要性を判断するための顕著
な情報を得ることができる。しかも、制御手段は、メン
テナンス運転モードのときに、進行指示手段にて進行が
指示されるごとに、次のメンテナンス運転用の動作に移
行するように構成されているから、 例えば給湯装置など
のように、通常運転用の複数の動作が、種々の動作を含
み且つ多数の連続した動作で構成されている場合におい
ても、進行指示手段を操作する者の操作に従って、多数
の連続した動作を所望のタイミングで分割して、順次実
行することができる。
【0012】
【0013】第二の特徴構成によれば、制御手段は、メ
ンテナンス運転モードのときに、逆行指示手段にて逆行
が指示されるごとに、1つ前のメンテナンス運転用の動
作に移行するように構成されているから、多数の連続し
た動作のうちの所望の動作を、何回でも、所望のタイミ
ングで分割して、順次実行することができる。
ンテナンス運転モードのときに、逆行指示手段にて逆行
が指示されるごとに、1つ前のメンテナンス運転用の動
作に移行するように構成されているから、多数の連続し
た動作のうちの所望の動作を、何回でも、所望のタイミ
ングで分割して、順次実行することができる。
【0014】第三の特徴構成によれば、制御手段は、メ
ンテナンス運転モードのときに、通常運転用の複数の動
作の設定順序、例えば給湯装置などの制御機器において
は、点火前運転動作、点火運転動作、燃焼運転動作及び
消火運転動作などの設定順序に沿い、且つ、通常運転用
の複数の動作のうちの少なくとも1つを複数の動作に分
割して設定した、例えば点火運転動作を複数の動作に分
割して設定した、メンテナンス運転用の複数の動作を順
次実行するように構成され、 検出手段の検出情報をメン
テナンス運転モードのときに表示する表示手段が設けら
れているから、 分割されたそれぞれの動作について、部
品ごとの情報や、動作ごとの細かな情報を得ることがで
き、メンテナンスの必要性を判断するための顕著な情報
を得ることができる。 しかも、制御手段は、メンテナン
ス運転モードのときに、設定時間経過するごとに、次の
メンテナンス運転用の動作に移行するように構成されて
いるから、多数の連続した動作を、自動的に順次実行す
ることができる。
ンテナンス運転モードのときに、通常運転用の複数の動
作の設定順序、例えば給湯装置などの制御機器において
は、点火前運転動作、点火運転動作、燃焼運転動作及び
消火運転動作などの設定順序に沿い、且つ、通常運転用
の複数の動作のうちの少なくとも1つを複数の動作に分
割して設定した、例えば点火運転動作を複数の動作に分
割して設定した、メンテナンス運転用の複数の動作を順
次実行するように構成され、 検出手段の検出情報をメン
テナンス運転モードのときに表示する表示手段が設けら
れているから、 分割されたそれぞれの動作について、部
品ごとの情報や、動作ごとの細かな情報を得ることがで
き、メンテナンスの必要性を判断するための顕著な情報
を得ることができる。 しかも、制御手段は、メンテナン
ス運転モードのときに、設定時間経過するごとに、次の
メンテナンス運転用の動作に移行するように構成されて
いるから、多数の連続した動作を、自動的に順次実行す
ることができる。
【0015】第四の特徴構成によれば、制御手段は、メ
ンテナンス運転モードのときに、停止指示手段にて進行
の停止が指示されるに伴って、現在のメンテナンス運転
用の動作を継続し、且つ、停止指示手段の指示が解除さ
れるに伴って、次のメンテナンス運転用の動作に移行す
るように構成されているから、多数の連続した動作のう
ちの所望の動作を、所望の時間だけ継続させ、又は、所
望の回数だけ繰り返すことができる。
ンテナンス運転モードのときに、停止指示手段にて進行
の停止が指示されるに伴って、現在のメンテナンス運転
用の動作を継続し、且つ、停止指示手段の指示が解除さ
れるに伴って、次のメンテナンス運転用の動作に移行す
るように構成されているから、多数の連続した動作のう
ちの所望の動作を、所望の時間だけ継続させ、又は、所
望の回数だけ繰り返すことができる。
【0016】第五の特徴構成によれば、動作部が、バー
ナ、及び、そのバーナに燃焼用空気を通風するファンを
備える燃焼装置であるから、バーナの点火及び消火動
作、燃料調節手段の制御動作、ファンの通風量の調節手
段の制御動作など、通常運転用の複数の動作が、多数の
部品の種々の動作で構成されているので、進行指示手段
を操作する者の操作に従って、多数の連続した動作を所
望のタイミングで分割して順次実行することによって、
メンテナンスの必要性を判断するための顕著な情報を得
る作業を、行いやすくすることができる。
ナ、及び、そのバーナに燃焼用空気を通風するファンを
備える燃焼装置であるから、バーナの点火及び消火動
作、燃料調節手段の制御動作、ファンの通風量の調節手
段の制御動作など、通常運転用の複数の動作が、多数の
部品の種々の動作で構成されているので、進行指示手段
を操作する者の操作に従って、多数の連続した動作を所
望のタイミングで分割して順次実行することによって、
メンテナンスの必要性を判断するための顕著な情報を得
る作業を、行いやすくすることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の第一の特徴構成によれば、メン
テナンスの必要性を判断するための顕著な情報を得るこ
とができ、しかも、通常運転用の複数の動作が、種々の
動作を含み且つ多数の連続した動作で構成されている場
合においても、進行指示手段を操作する者の操作に従っ
て、多数の連続した動作を所望のタイミングで分割して
順次実行することができるから、メンテナンスの種類や
必要性の程度などを、正確且つ適切に判断することがで
き、しかも、メンテナンスの必要性を判断するための顕
著な情報を得る作業が行いやすい制御機器を提供するこ
とができる。
テナンスの必要性を判断するための顕著な情報を得るこ
とができ、しかも、通常運転用の複数の動作が、種々の
動作を含み且つ多数の連続した動作で構成されている場
合においても、進行指示手段を操作する者の操作に従っ
て、多数の連続した動作を所望のタイミングで分割して
順次実行することができるから、メンテナンスの種類や
必要性の程度などを、正確且つ適切に判断することがで
き、しかも、メンテナンスの必要性を判断するための顕
著な情報を得る作業が行いやすい制御機器を提供するこ
とができる。
【0018】
【0019】第二の特徴構成によれば、多数の連続した
動作のうちの所望の動作を、何回でも、所望のタイミン
グで分割して順次実行することができるから、メンテナ
ンスの必要性を判断するための顕著な情報を得る作業が
行いやすい制御機器を提供することができる。
動作のうちの所望の動作を、何回でも、所望のタイミン
グで分割して順次実行することができるから、メンテナ
ンスの必要性を判断するための顕著な情報を得る作業が
行いやすい制御機器を提供することができる。
【0020】第三の特徴構成によれば、メンテナンスの
必要性を判断するための顕著な情報を得ることができ、
しかも、多数の連続した動作を自動的に順次実行するこ
とができるから、メンテナンスの種類や必要性の程度な
どを、正確且つ適切に判断することができ、しかも、メ
ンテナンスの必要性を判断するための顕著な情報を得る
作業が行いやすい制御機器を提供することができる。
必要性を判断するための顕著な情報を得ることができ、
しかも、多数の連続した動作を自動的に順次実行するこ
とができるから、メンテナンスの種類や必要性の程度な
どを、正確且つ適切に判断することができ、しかも、メ
ンテナンスの必要性を判断するための顕著な情報を得る
作業が行いやすい制御機器を提供することができる。
【0021】第四の特徴構成によれば、多数の連続した
動作のうちの所望の動作を、所望の時間だけ継続させ、
又は、所望の回数だけ繰り返すことができるから、メン
テナンスの必要性を判断するための顕著な情報を得る作
業が行いやすい制御機器を提供することができる。
動作のうちの所望の動作を、所望の時間だけ継続させ、
又は、所望の回数だけ繰り返すことができるから、メン
テナンスの必要性を判断するための顕著な情報を得る作
業が行いやすい制御機器を提供することができる。
【0022】第五の特徴構成によれば、進行指示手段を
操作する者の操作に従って、多数の連続した動作を所望
のタイミングで分割して順次実行することによって、メ
ンテナンスの必要性を判断するための顕著な情報を得る
作業を行いやすくすることができるから、メンテナンス
の種類や必要性の程度などを、正確且つ適切に判断する
ことができる燃焼装置を提供することができる。
操作する者の操作に従って、多数の連続した動作を所望
のタイミングで分割して順次実行することによって、メ
ンテナンスの必要性を判断するための顕著な情報を得る
作業を行いやすくすることができるから、メンテナンス
の種類や必要性の程度などを、正確且つ適切に判断する
ことができる燃焼装置を提供することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、制御機器の一例としての給湯装置が示
されている。給湯装置は、一般給湯栓K1及びシャワー
栓K2に給湯を行う給湯装置本体Aと、リモコン装置R
とから構成されている。
する。図1には、制御機器の一例としての給湯装置が示
されている。給湯装置は、一般給湯栓K1及びシャワー
栓K2に給湯を行う給湯装置本体Aと、リモコン装置R
とから構成されている。
【0024】給湯器本体Aは、バーナ1と、バーナ1の
燃焼ガスにより加熱される熱交換器2と、バーナ1に燃
焼用空気を通風する送風形式のファン3と、給湯装置の
各種動作を制御するコントローラHとを主要部とする燃
焼装置で構成されている。
燃焼ガスにより加熱される熱交換器2と、バーナ1に燃
焼用空気を通風する送風形式のファン3と、給湯装置の
各種動作を制御するコントローラHとを主要部とする燃
焼装置で構成されている。
【0025】バーナ1には、バーナ1を点火するイグナ
イター4、及び、バーナ1の着火を検出するフレーム・
ロッド5が備えられている。バーナ1の燃料ガス供給路
G1には、バーナ1への燃料供給量Ipを調節するガス
量調整弁6及び断続弁7が設けられている。
イター4、及び、バーナ1の着火を検出するフレーム・
ロッド5が備えられている。バーナ1の燃料ガス供給路
G1には、バーナ1への燃料供給量Ipを調節するガス
量調整弁6及び断続弁7が設けられている。
【0026】熱交換器2には、加熱用の水道水を熱交換
器2に給水する給水路W1と、熱交換器2にて加熱され
た湯を一般給湯栓K1及びシャワー栓K2に給湯する給
湯路W2とが接続されている。給水路W1には、給湯量
Qを検出する給水量センサS1と、給水温度Tiを検出
する給水温度センサS2とが設けられている。給湯路W
2には、給湯温度Toを検出する給湯温度センサS3
と、給湯量Qを調節する電磁比例弁8とが設けられてい
る。
器2に給水する給水路W1と、熱交換器2にて加熱され
た湯を一般給湯栓K1及びシャワー栓K2に給湯する給
湯路W2とが接続されている。給水路W1には、給湯量
Qを検出する給水量センサS1と、給水温度Tiを検出
する給水温度センサS2とが設けられている。給湯路W
2には、給湯温度Toを検出する給湯温度センサS3
と、給湯量Qを調節する電磁比例弁8とが設けられてい
る。
【0027】一般給湯栓K1及びシャワー栓K2への給
湯量Qは、それぞれ一般給湯栓K1及びシャワー栓K2
によって調節される。
湯量Qは、それぞれ一般給湯栓K1及びシャワー栓K2
によって調節される。
【0028】ファン3には、ファン3の回転数fを検出
するエンコーダS4が備えられている。
するエンコーダS4が備えられている。
【0029】給水量センサS1、給水温度センサS2、
給湯温度センサS3、エンコーダS4、フレーム・ロッ
ド5、ファン3、イグナイター4、ガス量調整弁6、断
続弁7及び電磁比例弁8は、コントローラHに接続され
ている。コントローラHには、リモコン装置Rが接続さ
れている。
給湯温度センサS3、エンコーダS4、フレーム・ロッ
ド5、ファン3、イグナイター4、ガス量調整弁6、断
続弁7及び電磁比例弁8は、コントローラHに接続され
ている。コントローラHには、リモコン装置Rが接続さ
れている。
【0030】リモコン装置Rには、運転スイッチ11
と、運転ランプ12と、目標給湯温度Tsなどの運転情
報を表示する表示部13と、目標給湯温度Tsの設定及
び変更を行うアップスイッチ14u及びダウンスイッチ
14dと、通常運転モードと、後述するメンテナンス運
転モードとの切り換えをコントローラHに指示するモー
ド切り換え手段としてのメンテナンススイッチ16と、
表示部13の表示内容を切り換えるupボタン17u及
びdownボタン17dとが設けられている。
と、運転ランプ12と、目標給湯温度Tsなどの運転情
報を表示する表示部13と、目標給湯温度Tsの設定及
び変更を行うアップスイッチ14u及びダウンスイッチ
14dと、通常運転モードと、後述するメンテナンス運
転モードとの切り換えをコントローラHに指示するモー
ド切り換え手段としてのメンテナンススイッチ16と、
表示部13の表示内容を切り換えるupボタン17u及
びdownボタン17dとが設けられている。
【0031】コントローラHは、マイクロ・コンピュー
タを主要部として構成され、内蔵されるソフト・ウェア
によって、給湯装置の各種動作を制御できるように構成
されている。つまり、コントローラHが、通常運転モー
ドにおいて、検出手段Sの検出情報及び運転動作情報に
基づいて、通常運転用の複数の動作を設定順序に沿って
実行するように動作部Dの動作を制御し、メンテナンス
運転モードにおいて、通常運転用の複数の動作の設定順
序に沿い、且つ、通常運転用の複数の動作のうちの少な
くとも1つを複数の動作に分割して設定した、メンテナ
ンス運転用の複数の動作を順次実行する制御手段として
機能するようになっている。すなわち、コントローラH
にて、通常運転モードでの制御を実行する給湯制御手段
101と、メンテナンス運転モードでの制御を実行する
メンテナンス制御手段102とが構成されている。
タを主要部として構成され、内蔵されるソフト・ウェア
によって、給湯装置の各種動作を制御できるように構成
されている。つまり、コントローラHが、通常運転モー
ドにおいて、検出手段Sの検出情報及び運転動作情報に
基づいて、通常運転用の複数の動作を設定順序に沿って
実行するように動作部Dの動作を制御し、メンテナンス
運転モードにおいて、通常運転用の複数の動作の設定順
序に沿い、且つ、通常運転用の複数の動作のうちの少な
くとも1つを複数の動作に分割して設定した、メンテナ
ンス運転用の複数の動作を順次実行する制御手段として
機能するようになっている。すなわち、コントローラH
にて、通常運転モードでの制御を実行する給湯制御手段
101と、メンテナンス運転モードでの制御を実行する
メンテナンス制御手段102とが構成されている。
【0032】本実施例において、動作部Dは、バーナ
1、ファン3、イグナイター4、ガス量調整弁6、断続
弁7及び電磁比例弁8である。検出手段Sは、動作部D
自体の状態又は動作部Dの夫々によって制御される対象
物の状態を検出するように構成されている。本実施例に
おいて、検出手段Sは、前記対象物の状態としての給水
量Q、給水温度Ti、給湯温度To、燃焼用空気の通風
量及びバーナ1の状態などを検出する給水量センサS
1、給水温度センサS2、給湯温度センサS3、エンコ
ーダS4及びフレーム・ロッド5である。
1、ファン3、イグナイター4、ガス量調整弁6、断続
弁7及び電磁比例弁8である。検出手段Sは、動作部D
自体の状態又は動作部Dの夫々によって制御される対象
物の状態を検出するように構成されている。本実施例に
おいて、検出手段Sは、前記対象物の状態としての給水
量Q、給水温度Ti、給湯温度To、燃焼用空気の通風
量及びバーナ1の状態などを検出する給水量センサS
1、給水温度センサS2、給湯温度センサS3、エンコ
ーダS4及びフレーム・ロッド5である。
【0033】給湯制御手段101は、通常運転用の複数
の動作、すなわち、点火前運転動作、点火運転動作、燃
焼運転動作及び消火運転動作を、設定順序に沿って実行
するように構成されている。
の動作、すなわち、点火前運転動作、点火運転動作、燃
焼運転動作及び消火運転動作を、設定順序に沿って実行
するように構成されている。
【0034】点火前運転動作は、一般給湯栓K1及びシ
ャワー栓K2が開栓され、給水量センサS1にて設定量
以上の給水量Qが検出されるに伴ってファン3の回転を
開始する第一プレパージ動作と、ファン3をプレパージ
用の設定回転数fにて設定時間駆動する第二プレパージ
動作とで構成されている。本実施例において、第一プレ
パージ動作におけるファン3の回転開始から回転数fが
2300r.p.m.以上に到達するまでの時間は、正常時に
おいて0.3秒に設定されている。本実施例において、
第二プレパージ動作における設定駆動時間は、1秒に設
定されている。
ャワー栓K2が開栓され、給水量センサS1にて設定量
以上の給水量Qが検出されるに伴ってファン3の回転を
開始する第一プレパージ動作と、ファン3をプレパージ
用の設定回転数fにて設定時間駆動する第二プレパージ
動作とで構成されている。本実施例において、第一プレ
パージ動作におけるファン3の回転開始から回転数fが
2300r.p.m.以上に到達するまでの時間は、正常時に
おいて0.3秒に設定されている。本実施例において、
第二プレパージ動作における設定駆動時間は、1秒に設
定されている。
【0035】点火運転動作は、ファン3の回転数fを緩
点火用の回転数fに調整し、且つ、ガス量調整弁6を緩
点火用の開度に調整するプレイグニッション動作と、断
続弁7を開栓し、イグナイター4にてバーナ1を点火す
る緩点火動作とで構成されている。
点火用の回転数fに調整し、且つ、ガス量調整弁6を緩
点火用の開度に調整するプレイグニッション動作と、断
続弁7を開栓し、イグナイター4にてバーナ1を点火す
る緩点火動作とで構成されている。
【0036】燃焼運転動作は、一般給湯栓K1及びシャ
ワー栓K2にて調節される給湯量Qと、検出給水温度T
iと検出給湯温度Toと設定目標給湯温度Tsとに基づ
いて、検出給湯温度Toが設定目標給湯温度Tsになる
ようにガス量調整弁6を調節し、且つ、ファン3の回転
数fを、燃料供給量Ipに基づいて設定された目標駆動
状態に駆動する燃焼動作によって構成されている。な
お、燃料供給量Ipが上限値に達した場合には、電磁比
例弁8を閉じ側へ調整して給湯量Qを制限することによ
り、給湯温度Toを設定目標給湯温度Tsに維持するよ
うに構成されている。
ワー栓K2にて調節される給湯量Qと、検出給水温度T
iと検出給湯温度Toと設定目標給湯温度Tsとに基づ
いて、検出給湯温度Toが設定目標給湯温度Tsになる
ようにガス量調整弁6を調節し、且つ、ファン3の回転
数fを、燃料供給量Ipに基づいて設定された目標駆動
状態に駆動する燃焼動作によって構成されている。な
お、燃料供給量Ipが上限値に達した場合には、電磁比
例弁8を閉じ側へ調整して給湯量Qを制限することによ
り、給湯温度Toを設定目標給湯温度Tsに維持するよ
うに構成されている。
【0037】消火運転動作は、一般給湯栓K1及びシャ
ワー栓K2が閉栓され、給水量センサS1にて設定量未
満の給湯量Qが検出されるに伴って、断続弁7を閉栓
し、ファン3をポストパージ用の設定回転数fにて駆動
するポストパージ動作によって構成されている。
ワー栓K2が閉栓され、給水量センサS1にて設定量未
満の給湯量Qが検出されるに伴って、断続弁7を閉栓
し、ファン3をポストパージ用の設定回転数fにて駆動
するポストパージ動作によって構成されている。
【0038】メンテナンス運転モードは、リモコン装置
Rのメンテナンススイッチ16が操作されるに伴って実
行される。メンテナンス制御手段102は、メンテナン
ス運転モードにおいて、通常運転用の点火前運転動作、
点火運転動作、燃焼運転動作及び消火運転動作の設定順
序に沿い、且つ、点火前運転動作及び点火運転動作を、
メンテナンス運転用の動作としての第一プレパージ動作
と第二プレパージ動作、及び、プレイグニッション動作
と緩点火動作とに分割して、順次実行するように構成さ
れている。
Rのメンテナンススイッチ16が操作されるに伴って実
行される。メンテナンス制御手段102は、メンテナン
ス運転モードにおいて、通常運転用の点火前運転動作、
点火運転動作、燃焼運転動作及び消火運転動作の設定順
序に沿い、且つ、点火前運転動作及び点火運転動作を、
メンテナンス運転用の動作としての第一プレパージ動作
と第二プレパージ動作、及び、プレイグニッション動作
と緩点火動作とに分割して、順次実行するように構成さ
れている。
【0039】メンテナンス運転用動作の実行は、運転の
進行をメンテナンス制御手段102に指示する進行指示
手段としてのリモコン装置Rのアップスイッチ14u
と、運転の逆行をメンテナンス制御手段102に指示す
る逆行指示手段としてのダウンスイッチ14dとによっ
て制御される。
進行をメンテナンス制御手段102に指示する進行指示
手段としてのリモコン装置Rのアップスイッチ14u
と、運転の逆行をメンテナンス制御手段102に指示す
る逆行指示手段としてのダウンスイッチ14dとによっ
て制御される。
【0040】図2から図4には、メンテナンス運転モー
ドの制御形態が示されている。メンテナンス運転モード
に移行すると、まず、ステップ1に示すように、給湯量
Qが検査され、設定給湯量qi以上の給湯量Qが検出さ
れるに伴って、ステップ2に示すように、リモコン装置
Rの表示部13のモード表示部13aにモード表示「0
0」が表示され、ステップ3に示すように、第一プレパ
ージ動作が実行される。そして、ステップ4に示すよう
に、検出手段Sの検出情報をメンテナンス運転モードの
ときに表示する表示手段としての、部位表示部13b及
びデータ表示部13cへの表示動作を実行する。
ドの制御形態が示されている。メンテナンス運転モード
に移行すると、まず、ステップ1に示すように、給湯量
Qが検査され、設定給湯量qi以上の給湯量Qが検出さ
れるに伴って、ステップ2に示すように、リモコン装置
Rの表示部13のモード表示部13aにモード表示「0
0」が表示され、ステップ3に示すように、第一プレパ
ージ動作が実行される。そして、ステップ4に示すよう
に、検出手段Sの検出情報をメンテナンス運転モードの
ときに表示する表示手段としての、部位表示部13b及
びデータ表示部13cへの表示動作を実行する。
【0041】図5から図6には、部位表示部13b及び
データ表示部13cの表示動作の制御形態が示されてい
る。表示動作の実行に移行すると、まず、ステップ31
に示すように、給水量センサS1の部位ナンバー「0
0」が部位表示部13bに表示され、ステップ32に示
すように、給水量センサS1の検出給湯量Qがデータ表
示部13cに表示される。
データ表示部13cの表示動作の制御形態が示されてい
る。表示動作の実行に移行すると、まず、ステップ31
に示すように、給水量センサS1の部位ナンバー「0
0」が部位表示部13bに表示され、ステップ32に示
すように、給水量センサS1の検出給湯量Qがデータ表
示部13cに表示される。
【0042】この状態において、リモコン装置Rのup
ボタン17uが操作されると、操作されるごとに、部位
表示部13b及びデータ表示部13cに、次の表示内容
が表示されるように構成されている。ここでは、ステッ
プ33に示すように、upボタン17uが操作される
と、ステップ34に示すように、部位表示部13bにエ
ンコーダS4の部位ナンバー「01」が表示され、ステ
ップ35に示すように、データ表示部13cにファン回
転数fが表示される。
ボタン17uが操作されると、操作されるごとに、部位
表示部13b及びデータ表示部13cに、次の表示内容
が表示されるように構成されている。ここでは、ステッ
プ33に示すように、upボタン17uが操作される
と、ステップ34に示すように、部位表示部13bにエ
ンコーダS4の部位ナンバー「01」が表示され、ステ
ップ35に示すように、データ表示部13cにファン回
転数fが表示される。
【0043】この状態において、リモコン装置Rのdo
wnボタン17dが操作されると、操作されるごとに、
部位表示部13b及びデータ表示部13cに、前の表示
内容が表示されるように構成されている。ここでは、ス
テップ36に示すように、リモコン装置Rのdownボ
タン17dが操作されると、ステップ31に移行して、
再び、給水量センサS1の検出給湯量Qを表示すること
ができる。
wnボタン17dが操作されると、操作されるごとに、
部位表示部13b及びデータ表示部13cに、前の表示
内容が表示されるように構成されている。ここでは、ス
テップ36に示すように、リモコン装置Rのdownボ
タン17dが操作されると、ステップ31に移行して、
再び、給水量センサS1の検出給湯量Qを表示すること
ができる。
【0044】また、ステップ37に示すように、upボ
タン17uが操作されると、次の表示内容、すなわち、
ステップ38に示すように、部位表示部13bに給水温
度センサS2の部位ナンバー「02」が表示され、ステ
ップ39に示すように、データ表示部13cに給水温度
Tiが表示される。
タン17uが操作されると、次の表示内容、すなわち、
ステップ38に示すように、部位表示部13bに給水温
度センサS2の部位ナンバー「02」が表示され、ステ
ップ39に示すように、データ表示部13cに給水温度
Tiが表示される。
【0045】同様にして、ステップ43、47及び51
に示すように、給湯温度センサS3の給湯温度To、フ
レーム・ロッド5の信号内容及びガス量調整弁6の出力
状態を自由に表示することができ、最後に、ステップ5
3に示すように、upボタン17uが操作されると、図
2に示す、ステップ5の制御動作に復帰する。
に示すように、給湯温度センサS3の給湯温度To、フ
レーム・ロッド5の信号内容及びガス量調整弁6の出力
状態を自由に表示することができ、最後に、ステップ5
3に示すように、upボタン17uが操作されると、図
2に示す、ステップ5の制御動作に復帰する。
【0046】この状態において、進行指示手段としての
リモコン装置Rのアップスイッチ14uが操作される
と、操作されるごとに、メンテナンス制御手段102に
対して動作の進行が指示され、次のメンテナンス運転用
の動作に移行するように構成されている。ここでは、ス
テップ6に示すように、モード表示部13aにモード表
示「01」が表示され、ステップ7に示すように、第二
プレパージ動作が実行される。
リモコン装置Rのアップスイッチ14uが操作される
と、操作されるごとに、メンテナンス制御手段102に
対して動作の進行が指示され、次のメンテナンス運転用
の動作に移行するように構成されている。ここでは、ス
テップ6に示すように、モード表示部13aにモード表
示「01」が表示され、ステップ7に示すように、第二
プレパージ動作が実行される。
【0047】そして、ステップ8に示すように、再び、
部位表示部13b及びデータ表示部13cへの表示動作
が実行される。前述のごとく、部位表示部13b及びデ
ータ表示部13cへの表示動作が終了すると、ステップ
9に示す制御動作に復帰する。
部位表示部13b及びデータ表示部13cへの表示動作
が実行される。前述のごとく、部位表示部13b及びデ
ータ表示部13cへの表示動作が終了すると、ステップ
9に示す制御動作に復帰する。
【0048】この状態において、逆行指示手段としての
リモコン装置Rのダウンスイッチ14dが操作される
と、操作されるごとに、メンテナンス制御手段102に
対して動作の逆行が指示され、前のメンテナンス運転用
の動作に移行できるように構成されている。ここでは、
ステップ9に示すように、リモコン装置Rのダウンスイ
ッチ14dが操作されると、ステップ2に移行して、再
び、モード表示部13aに「00」が表示され、ステッ
プ3に示すように、第一プレパージ動作が実行され、ス
テップ4に示すように、部位表示部13b及びデータ表
示部13cへの表示動作に移行する。
リモコン装置Rのダウンスイッチ14dが操作される
と、操作されるごとに、メンテナンス制御手段102に
対して動作の逆行が指示され、前のメンテナンス運転用
の動作に移行できるように構成されている。ここでは、
ステップ9に示すように、リモコン装置Rのダウンスイ
ッチ14dが操作されると、ステップ2に移行して、再
び、モード表示部13aに「00」が表示され、ステッ
プ3に示すように、第一プレパージ動作が実行され、ス
テップ4に示すように、部位表示部13b及びデータ表
示部13cへの表示動作に移行する。
【0049】また、ステップ10に示すように、アップ
スイッチ14uが操作されると、次のメンテナンス運転
用の動作、すなわち、ステップ11に示すように、モー
ド表示部13aに「02」が表示され、ステップ12に
示すように、プレイグニッション動作が実行され、ステ
ップ13に示すように、部位表示部13b及びデータ表
示部13cへの表示動作に移行する。
スイッチ14uが操作されると、次のメンテナンス運転
用の動作、すなわち、ステップ11に示すように、モー
ド表示部13aに「02」が表示され、ステップ12に
示すように、プレイグニッション動作が実行され、ステ
ップ13に示すように、部位表示部13b及びデータ表
示部13cへの表示動作に移行する。
【0050】同様にして、ステップ17、22及び28
に示すように、緩点火動作、燃焼動作及びポストパージ
動作を自由に実行させることができ、ステップ18、2
3及び29に示すように、それらの動作ごとに、部位表
示部13b及びデータ表示部13cへの表示動作を実行
することができる。なお、ポストパージ動作への移行
は、ステップ26に示すように、給湯量Qが検査され、
設定給湯量qi以下の給湯量Qが検出されるに伴って移
行されるように構成されている。
に示すように、緩点火動作、燃焼動作及びポストパージ
動作を自由に実行させることができ、ステップ18、2
3及び29に示すように、それらの動作ごとに、部位表
示部13b及びデータ表示部13cへの表示動作を実行
することができる。なお、ポストパージ動作への移行
は、ステップ26に示すように、給湯量Qが検査され、
設定給湯量qi以下の給湯量Qが検出されるに伴って移
行されるように構成されている。
【0051】そして、最後に、ステップ30に示すよう
に、アップスイッチ14uが操作されると、メンテナン
ス運転モードが終了され、通常運転モードに復帰する。
に、アップスイッチ14uが操作されると、メンテナン
ス運転モードが終了され、通常運転モードに復帰する。
【0052】〔別実施例〕進行指示手段及び逆行指示手
段は、上述のアップスイッチ14u及びダウンスイッチ
14dに限らず、適宜変更できる。例えば、タイマーな
どにより、設定時間経過するごとに、次のメンテナンス
運転用動作に移行するように構成されても良い。
段は、上述のアップスイッチ14u及びダウンスイッチ
14dに限らず、適宜変更できる。例えば、タイマーな
どにより、設定時間経過するごとに、次のメンテナンス
運転用動作に移行するように構成されても良い。
【0053】図7には、別実施例のメンテナンス運転モ
ードの制御形態が示されている。図7におけるステップ
6からステップ10は、図2におけるステップ6から1
0に対応させて示されており、その前後のステップは、
省略されている。本別実施例において、進行指示手段
は、図7においてステップ9に示すように、タイマーT
1のタイム・アップに伴って、次のメンテナンス運転用
動作に移行するように構成されている。
ードの制御形態が示されている。図7におけるステップ
6からステップ10は、図2におけるステップ6から1
0に対応させて示されており、その前後のステップは、
省略されている。本別実施例において、進行指示手段
は、図7においてステップ9に示すように、タイマーT
1のタイム・アップに伴って、次のメンテナンス運転用
動作に移行するように構成されている。
【0054】なお、ステップ8に示す、部位表示部13
b及びデータ表示部13cへの表示動作も、タイマーに
よって進行されるように構成されても良い。図8には、
タイマーT2のタイム・アップに伴って表示内容が逐次
切り換えられる表示動作の制御形態が示されている。図
8におけるステップ34からステップ36は、図5にお
けるステップ34から37に対応させて示されている。
但し、T2<T1である。
b及びデータ表示部13cへの表示動作も、タイマーに
よって進行されるように構成されても良い。図8には、
タイマーT2のタイム・アップに伴って表示内容が逐次
切り換えられる表示動作の制御形態が示されている。図
8におけるステップ34からステップ36は、図5にお
けるステップ34から37に対応させて示されている。
但し、T2<T1である。
【0055】また、図7のステップ10に示すように、
タイマーT1がタイム・アップしたときに、リモコン装
置Rのダウンスイッチ14dが操作されている場合に
は、次のメンテナンス運転用動作には移行せず、ステッ
プ6からステップ8のメンテナンス運転用の動作を継続
するように構成されている。従って、この場合、ダウン
スイッチ14dは、運転の進行の停止を指示する停止指
示手段として構成され、メンテナンス制御手段102
は、ダウンスイッチ14dにて進行の停止が指示される
に伴って、現在のメンテナンス運転用の動作を継続し、
且つ、ダウンスイッチ14dの指示が解除されるに伴っ
て、次のメンテナンス運転用の動作に移行するように構
成されている。
タイマーT1がタイム・アップしたときに、リモコン装
置Rのダウンスイッチ14dが操作されている場合に
は、次のメンテナンス運転用動作には移行せず、ステッ
プ6からステップ8のメンテナンス運転用の動作を継続
するように構成されている。従って、この場合、ダウン
スイッチ14dは、運転の進行の停止を指示する停止指
示手段として構成され、メンテナンス制御手段102
は、ダウンスイッチ14dにて進行の停止が指示される
に伴って、現在のメンテナンス運転用の動作を継続し、
且つ、ダウンスイッチ14dの指示が解除されるに伴っ
て、次のメンテナンス運転用の動作に移行するように構
成されている。
【0056】通常運転用の複数の動作は、点火前運転動
作、点火運転動作、燃焼運転動作及び消火運転動作に限
らず、適宜変更できる。分割されたメンテナンス運転用
の複数の動作も、第一プレパージ動作、第二プレパージ
動作、プレイグニッション動作及び緩点火動作に限ら
ず、適宜変更できる。本発明は、給湯装置の他、空調装
置等の各種の制御機器に適用できる。従って、動作部D
や検出手段Sも、対象とする制御機器に応じて各種変更
されることになる。
作、点火運転動作、燃焼運転動作及び消火運転動作に限
らず、適宜変更できる。分割されたメンテナンス運転用
の複数の動作も、第一プレパージ動作、第二プレパージ
動作、プレイグニッション動作及び緩点火動作に限ら
ず、適宜変更できる。本発明は、給湯装置の他、空調装
置等の各種の制御機器に適用できる。従って、動作部D
や検出手段Sも、対象とする制御機器に応じて各種変更
されることになる。
【0057】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】給湯装置の全体構成を示す構成図
【図2】メンテナンス運転モードの制御形態を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図3】メンテナンス運転モードの制御形態を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図4】メンテナンス運転モードの制御形態を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図5】表示部の表示動作の制御形態を示すフローチャ
ート
ート
【図6】表示部の表示動作の制御形態を示すフローチャ
ート
ート
【図7】別実施例のメンテナンス運転モードの制御形態
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図8】別実施例の表示部の表示動作の制御形態を示す
フローチャート
フローチャート
D 動作部
H 制御手段
S 検出手段
T1 設定時間
1 バーナ
3 ファン
13 表示手段
14u 進行指示手段
14d 逆行指示手段(停止指示手段)
16 モード指示手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−66826(JP,A)
実開 平5−2205(JP,U)
実公 平1−46765(JP,Y2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G05B 23/00 - 23/02
F23N 5/26
F24H 1/10
Claims (5)
- 【請求項1】 動作部(D)と、前記動作部(D)自体
の状態又は前記動作部(D)の夫々によって制御される
対象物の状態を検出する検出手段(S)と、その検出手
段(S)の検出情報及び運転動作情報に基づいて、通常
運転用の複数の動作を設定順序に沿って実行するよう
に、前記動作部(D)の動作を制御する制御手段(H)
とが設けられている制御機器であって、 通常運転モードとメンテナンス運転モードとの切り換え
を前記制御手段(H)に指示するモード指示手段(1
6)が設けられ、 前記制御手段(H)は、前記メンテナンス運転モードの
ときに、前記通常運転用の複数の動作の前記設定順序に
沿い、且つ、前記通常運転用の複数の動作のうちの少な
くとも1つを複数の動作に分割して設定した、メンテナ
ンス運転用の複数の動作を順次実行するように構成さ
れ、 前記検出手段(S)の検出情報を前記メンテナンス運転
モードのときに表示する表示手段(13)が設けられ、 運転の進行を前記制御手段(H)に指示する進行指示手
段(14u)が設けられ、 前記制御手段(H)は、前記メンテナンス運転モードの
ときに、前記進行指示手段(14u)にて進行が指示さ
れるごとに、次のメンテナンス運転用の動作に移行する
ように構成されている 制御機器。 - 【請求項2】 運転の逆行を前記制御手段(H)に指示
する逆行指示手段(14d)が設けられ、 前記制御手段(H)は、前記メンテナンス運転モードの
ときに、前記逆行指示手段(14d)にて逆行が指示さ
れるごとに、1つ前のメンテナンス運転用の動作に移行
するように構成されている請求項1記載の 制御機器。 - 【請求項3】 動作部(D)と、前記動作部(D)自体
の状態又は前記動作部(D)の夫々によって制御される
対象物の状態を検出する検出手段(S)と、その検出手
段(S)の検出情報及び運転動作情報に基づいて、通常
運転用の複数の動作を設定順序に沿って実行するよう
に、前記動作部(D)の動作を制御する制御手段(H)
とが設けられている制御機器であって、 通常運転モードとメンテナンス運転モードとの切り換え
を前記制御手段(H)に指示するモード指示手段(1
6)が設けられ、 前記制御手段(H)は、前記メンテナンス運転モードの
ときに、前記通常運転用の複数の動作の前記設定順序に
沿い、且つ、前記通常運転用の複数の動作のうちの少な
くとも1つを複数の動作に分割して設定した、メンテナ
ンス運転用の複数の動作を順次実行するように構成さ
れ、 前記検出手段(S)の検出情報を前記メンテナンス運転
モードのときに表示する表示手段(13)が設けられ、 前記制御手段(H)は、前記メンテナンス運転モードの
ときに、設定時間(T1)経過するごとに、次のメンテ
ナンス運転用の動作に移行するように構成されている 制
御機器。 - 【請求項4】 運転の進行の停止を指示する停止指示手
段(14d)が設けられ、 前記制御手段(H)は、前記メンテナンス運転モードの
ときに、前記停止指示手段(14d)にて進行の停止が
指示されるに伴って、現在のメンテナンス運転用の動作
を継続し、且つ、前記停止指示手段(14d)の指示が
解除されるに伴って、次のメンテナンス運転用の動作に
移行するように構成されている請求項3記載の 制御機
器。 - 【請求項5】 前記動作部(D)が、バーナ(1)、及
び、そのバーナ(1)に燃焼用空気を通風するファン
(3)を備える燃焼装置である請求項1、2、3又は4
記載の制御機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19932393A JP3362923B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 制御機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19932393A JP3362923B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 制御機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0756625A JPH0756625A (ja) | 1995-03-03 |
JP3362923B2 true JP3362923B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=16405891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19932393A Expired - Fee Related JP3362923B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 制御機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3362923B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP19932393A patent/JP3362923B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0756625A (ja) | 1995-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |