JP3362055B2 - 電力分配制御システム - Google Patents

電力分配制御システム

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JP3362055B2
JP3362055B2 JP07463492A JP7463492A JP3362055B2 JP 3362055 B2 JP3362055 B2 JP 3362055B2 JP 07463492 A JP07463492 A JP 07463492A JP 7463492 A JP7463492 A JP 7463492A JP 3362055 B2 JP3362055 B2 JP 3362055B2
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和弘 丸山
紀之 久代
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • Y02B70/3225Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力分配制御システム
に関するものであり、特に、電力会社の端末と家庭、工
場等の端末間で信号を送受することにより電力の分配を
行う電力分配システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電力消費量は年間を通して大きな
差があり、例えば、一般的に夏の日中はピークになり、
冬の夜はオフピークになる。電力設備はそのピークに合
わせて建設されている。
【0003】しかし、エアコンを中心とする家庭の需要
が増加するにつれて、ピークとオフピークの差は大きく
なり、その結果、供給能力に対する年間平均負荷すなわ
ち負荷率は年々低下し、電力生産コストが上昇している
ため、負荷平準化を図る必要が高まっている。
【0004】そのため、従来は、電力供給者の必要に応
じて消費者の意図とは無関係に強制的にエアコン等の負
荷への電力供給を停止させ、その代わりに所定金額のイ
ンセンティブを支払う制度がある。また、例えば、米国
等では該当日の一日前に電力会社が電力予測要因に基づ
いて予想電力を割り出して電力料金を算出し、算出され
た電力料金を顧客側に一方的に通告する、いわゆるスポ
ット料金制に基づくものがある。
【0005】また、平成3年度電気学会電力・エネルギ
ー部門大会における「負荷手中制御実証試験(エアコン
制御)」と題する論文においては、エアコンの制御方法
として、エアコンの電力供給を間欠的にON−OFFす
る方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、強制的に負荷
への電力供給を停止させる場合は、ピーク電力を減少さ
せるには効果があるが、各家庭や工場等の事情を全く無
視することになる。また、スポット料金制に基づく場合
も、該当日の一日前に電力料金を算出するものであり、
需要予測に基づくものであることから、天候や気候の変
化とともに変化する需要の変化を的確に反映することが
できずピーク電力の減少にあまり顕著な効果はない等の
問題があった。さらに、エアコンを間欠的にON−OF
F制御する場合には、制御対象がエアコンに限られるた
め効果的な負荷平準化を図ることができないという問題
を有していた。
【0007】そこで、本発明は、時間的に変化する需要
及び各家庭、工場等の事情を考慮して電力を分配し負荷
の平準化を図ることができる電力分配制御システムを提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における電力分配
制御システムにおいては、第1には、センタ側通信端末
と、該センタ側通信端末と通信回線を介して作動的に連
結され、負荷群に接続された複数の顧客側通信端末とを
備える電力供給制御システムであって、センタ側通信端
末が負荷削減要求時間を含む提示信号を顧客側通信端末
に出力する提示信号出力手段と、顧客側通信端末がセン
タ側通信端末からの提示信号における負荷削減要求時間
と一又は複数の電力削減要因毎の削減可能電力量に基づ
き算出した報奨金額を含む応答信号をセンタ側通信端末
に出力する応答信号出力手段と、センタ側通信端末が顧
客側通信端末から入力される応答信号に含まれる報奨金
の中から報奨金額が少ない順に選択された一又は複数
の顧客側通信端末に対して選択信号を顧客側通信端末に
出力する選択信号出力手段と、顧客側通信端末がセンタ
側通信端末からの選択信号に従い負荷群への電力供給を
所定時間削減する電力削減手段と、有することを特徴と
するものである。
【0009】また、第2には、センタ側通信端末と、該
センタ側通信端末と通信回線を介して作動的に連結さ
れ、負荷群に接続された複数の顧客側通信端末とを備え
電力供給制御システムであって、センタ側通信端末が
負荷削減要求時間を含む提示信号を顧客側通信端末に出
力する提示信号出力手段と、顧客側通信端末がセンタ側
通信端末からの提示信号における負荷削減要求時間と一
又は複数の電力削減要因毎の削減可能電力量に基づき算
出した削減電力量と削減時間と報奨金額とを含む応答信
号をセンタ側通信端末に出力する応答信号出力手段と、
センタ側通信端末が、顧客側通信端末から入力される応
答信号に含まれる削減電力量と削減時間と報奨金額とを
パラメータとする関数により選択された一又は複数の顧
客側通信端末に対して、選択信号を顧客側通信端末に出
力する選択信号出力手段と、顧客側通信端末がセンタ側
通信端末からの選択信号に従い負荷群への電力供給を所
定時間削減する電力削減手段と、を有することを特徴と
するものである。
【0010】また、第3には、センタ側通信端末と、該
センタ側通信端末と通信回線を介して作動的に連結さ
れ、負荷群に接続された複数の顧客側通信端末とを備え
電力供給制御システムであって、センタ側通信端末が
負荷削減要求時間と報奨金額とを含む提示信号を顧客側
通信端末に出力する提示信号出力手段と、顧客側通信端
末がセンタ側通信端末からの提示信号に含まれる負荷削
減要求時間と報奨金額及び一又は複数の電力削減要因毎
の削減可能電力量に基づき算出した削減電力量及び削減
時間を含む応答信号をセンタ側通信端末に出力する応答
信号出力手段と、センタ側通信端末が顧客側通信端末か
ら出力される応答信号に含まれる削減電力量と削減時間
の積が大となる一又は複数の顧客側通信端末に対して、
前記応答信号における削減電力量と削減時間により算出
した削減時間と削減電力量と報奨金額とを含む選択信号
を顧客側通信端末に出力する選択信号出力手段と、顧客
側通信端末が上記センタ側通信端末からの選択信号に従
い負荷群への電力供給を所定時間削減する電力削減手段
と、を有することを特徴とするものである。
【0011】さらに、第4には、上記第1または第2ま
たは第3の構成において、センタ側通信端末が、さら
に、需要予測要因に基づき予測需要を算出し、該予測需
要と電力供給能力を比較して電力価格を決定し、決定し
た電力価格を含む電力価格信号を顧客側通信端末に出力
する価格信号出力手段を有することを特徴とするもので
ある。
【0012】
【作用】本発明における電力分配制御システムにおいて
は、センタ側通信端末が、提示信号出力手段により、負
荷削減要求時間を含む提示信号を顧客側通信端末に対し
て出力する。提示信号を受けた顧客側通信端末は、前記
提示信号における負荷削減要求時間と削減ポテンシャル
とに基づきインセンティブ金額を算出し、このインセン
ティブ金額を含む応答信号をセンタ側通信端末に出力す
る。センタ側通信端末は応答信号に基づきインセンティ
ブ金額の小なる一又は複数の顧客側通信端末に対して選
択信号を出力する。選択信号の送信を受けた顧客側端末
は、上記選択信号に基づき負荷群への電力供給を所定時
間削減する。
【0013】また、第2の構成においては、センタ側通
信端末が、提示信号出力手段により、負荷削減要求時間
を含む提示信号を顧客側通信端末に対して出力する。提
示信号を受けた顧客側通信端末は、前記提示信号におけ
る負荷削減要求時間と削減ポテンシャルとに基づき算出
した削減電力量と削減時間とインセンティブ金額とを含
む応答信号をセンタ側通信端末に出力する。センタ側通
信端末は顧客側通信端末から入力される応答信号に基づ
きインセンティブ金額と削減電力量と削減時間とをパラ
メータとする関数により選択された一又は複数の顧客側
通信端末に対して選択信号を出力する。選択信号の送信
を受けた顧客側通信端末は上記選択信号に基づき負荷群
への電力供給を所定時間削減する。
【0014】また、第3の構成においては、センタ側通
信端末が、提示信号出力手段により、負荷削減要求時間
とインセンティブ金額とを含む提示信号を顧客側通信端
末に対して出力する。提示信号を受けた顧客側通信端末
は、前記提示信号における負荷削減要求時間とインセン
ティブ金額と削減ポテンシャルとに基づき削減電力量と
削減時間を算出し、削減電力量と削減時間とを含む応答
信号をセンタ側通信端末に出力する。センタ側通信端末
は応答信号における削減電力量と削減時間に基づき算出
した削減電力量と削減時間を含む選択信号を顧客側通信
端末に対して出力する。選択信号の送信を受けた顧客側
端末は、上記選択信号に基づき負荷群への電力供給を所
定時間削減する。
【0015】また、第4の構成においては、上記制御を
行うとともに、センタ側通信端末が決定した電力価格を
含む電力価格信号を顧客側通信端末に出力し、電力価格
を逐次知らせる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図面を利用して説明する。
【0017】第1実施例として示す電力分配制御システ
ムにおいては、図1に示すように、センタ側通信端末と
しての電力会社側通信端末Sに、複数の顧客側通信端末
1〜nがそれぞれ通信回線を介して接続され、各顧客側
通信端末は各家庭、工場等の負荷群に接続されている。
【0018】ここで、電力会社側端末Sは予測需要算出
手段を有しており、現在需要(X1)、季節(X2)、
曜日(X3)、時刻(X4)、気温(X5)、行事予定
(X6)、テレビの視聴率見込み(X7)等を入力する
ことにより、関数U1=F1(X1,X2,X3,X
4,X5,X6,・・・)に基づき予測需要U1を算出
する。予想需要の算出は例えば30分ごとに行われる。
【0019】次に、この予測需要と供給能力を比較し
て、負荷削減提示要求をするか否かを判断する。予測需
要が供給能力を越えない場合でも、限界費用の高い発電
量を上げるよりも低いインセンティブを代償として需要
を削減した方がよい場合があるので、予測需要により限
界費用を算出し、この限界費用により削減提示要求をす
るか否かを判断することとしてもよい。ここでインセン
ティブとは、電力を削減する代わりにその報酬として与
えるものであり、削減電力量に比例するものである。
【0020】ここで、負荷削減提示要求をする場合、上
記算出した予測需要が供給能力を上回る時間帯を算出す
ることにより負荷削減時間を算出し、さらに、インセン
ティブ金額を決定する。インセンティブ金額は上記限界
費用、過去の顧客側からの応答の状況等により決定され
る。
【0021】次に、電力会社側端末Sは、図2に示すよ
うに、各顧客側通信端末1〜nに対して、上記負荷削減
要求時間とインセンティブ金額を含む提示信号を出力、
送信する。
【0022】提示信号を受信した各顧客側通信端末1〜
nは、負荷削減要求時間とインセンティブ金額を考慮し
ながら削減要因となる削減ポテンシャルの検討を行い、
供給される電力の削減が可能か否か、可能な場合の削減
電力量、削減時間を演算する。ここで、各削減ポテンシ
ャルとしては、行事、作業予定(Xc1 )、空調負荷の
削減(Xc2 )、温水器の運転時間シフト(Xc3 )、
エレベーターの部分停止(Xc4 )、照明の部分消灯
(Xc5 )、計算機の部分停止(Xc6 )、工場の部分
停止による損失金額(Xc7 )等がある。削減ポテンシ
ャルXcは、上記要因に基づき算出される。
【0023】電力の削減が可能である場合、削減電力量
U2及び削減時間U3は、提示信号における負荷削減要
求時間(Xa)とインセンティブ金額(Xb)及び上記
の算出された削減ポテンシャル(Xc)を考慮して、所
定の関数U2=F2(Xa,Xb,Xc)及びU3=F
3(Xa,Xb,Xc)により算出される。各顧客側通
信端末1〜nは、削減電力量と削減時間を算出すると、
これら削減電力量と削減時間を含む応答信号としての入
札信号を電力会社側端末Sに対して出力する。なお、顧
客側通信端末の中には、電力会社側通信端末Sからの提
示信号の内容によっては、入札信号を出力しない場合も
ある。
【0024】入札信号を受信した電力会社側通信端末S
は、各入札信号中の削減電力量と削減時間の積が大きい
上位任意数の顧客を選択する機能を有し、該機能にした
がい選択を行う。すなわち、落札を行う。顧客を選択す
ると、電力会社側通信端末Sは上記選択した顧客側通信
端末に対して、削減電力量と削減時間とインセンティブ
金額を含む選択信号としての落札信号を送信する。たと
えば、図2に示すように、第2顧客側通信端末2を選択
すると、第2顧客側通信端末2に対して落札信号を送信
する。送信される落札信号における削減電力量、削減時
間、インセンティブ金額は、各顧客側通信端末からの入
札信号における削減電力量と削減時間に基づいて算出さ
れるものである。なお、選択されなかった顧客側通信端
末に対して、選択されなかった旨の信号を出力するよう
にしてもよい。
【0025】落札信号の送信を受けた顧客側通信端末
は、落札信号中の削減電力量及び削減時間に従い、接続
された負荷群に対する電力の供給を削減する。
【0026】なお、第2実施例として上記実施例とは異
なり、センタ側通信端末は負荷削減要求時間のみを含む
提示信号を出力し、顧客側通信端末は、該削減要求時間
と削減ポテンシャルに基づきインセンティブ金額を算出
するとともに、この算出されたインセンティブ金額を含
む応答信号としての入札信号をセンタ側通信端末に出力
し、センタ側通信端末がインセンティブ金額の少ない一
又は複数の顧客を選択し、その顧客側通信端末に対して
選択信号としての落札信号を発信するようにしてもよ
い。
【0027】さらには、第3実施例として、センタ側通
信端末は負荷削減要求時間のみを含む提示信号を出力
し、顧客側通信端末は、該削減要求時間と削減ポテンシ
ャルに基づき削減電力量と削減時間とインセンティブ金
額とを算出するとともに、この算出された削減電力量と
削減時間とインセンティブ金額とを含む応答信号として
の入札信号をセンタ側通信端末に出力し、センタ側通信
端末が削減電力量と削減時間とインセンティブ金額とを
パラメータとする関数により一又は複数の顧客を選択
し、その顧客側通信端末に対して選択信号としての落札
信号を発信するようにしてもよい。
【0028】さらに、第4実施例として示す実施例で
は、上記第1実施例と同様に電力会社通信端末に複数の
顧客側通信端末が接続されており、該電力会社通信端末
が、現在需要(X1)、季節(X2)、曜日(X3)、
時刻(X4)、気温(X5)、行事予定(X6)、テレ
ビの視聴率見込み(X7)等を入力することにより、関
数U1=F1(X1,X2,X3,X4,X5,X6,
・・・)を利用して予測需要U1を算出し、該予測需要
と電力供給能力を比較して電力価格を決定する手段を有
する。具体的に電力価格の決定に当たっては、予測需要
が電力供給能力を越える場合には、電力価格を高めに設
定する。これは、需要が供給能力を越えないようにする
ためであり、さらに、電力の需要が多いと発電単価の高
い石油や石炭火力発電の比率が増加するためである。逆
に、予想需要が電力供給能力を下回る場合には、適正利
益が得られるように電力価格を低めに設定する。この電
力価格の決定は例えば30分ごとに行われる。
【0029】電力価格を決定すると、電力会社通信端末
は、決定した電力価格を含む電力価格信号を電力会社通
信端末に複数接続された顧客側通信端末にそれぞれ出力
する。本実施例が適用される場合は、主に顧客側が自家
発電設備を備えた場合が対象とされる。つまり、顧客側
通信端末は、電力会社通信端末から送信された電力価格
信号における電力価格と自家発電の場合の電力コストを
比較し、いずれを選択するか判断する。なお、上記関数
の変数に顧客側の購入予定量X8を加え、顧客側通信端
末より事前に電力会社側通信端末に入力しておくことに
より、需要見込の決定するようにしてもよい。
【0030】本実施例に基づけば、第1、第2、第3実
施例の場合に比べて設備コスト及び通信コストを安価に
済ますことができる利点を有する。
【0031】次に示す第5実施例は、図3に示すよう
に、第1実施例と第4実施例を組み合わせたもので、あ
る所定時間ごとに第1実施例に示す電力分配制御と第4
実施例に示す電力分配制御を交互に行うものである。本
実施例によれば、上記実施例の場合に比べてよりきめの
細かい電力分配制御を行うことができる。
【0032】なお、第2実施例に示す制御と第4実施例
に示す制御を交互に行うか、第3実施例に示す制御と第
4実施例に示す制御を交互に行うようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明に基づく電力分配制御システムに
よれば、時間的に変化する需要及び各家庭、工場等の事
情を考慮しつつ電力を分配して負荷の平準化を図ること
ができる。特に、センタ側からの提示に対して、顧客側
が入札を行い、顧客の入札に対してセンタ側が落札を行
うので、センタ側及び顧客側の双方の事情を考慮した最
適な電力分配が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく電力分配システムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明に基づく電力分配システムの作動状態を
示す説明図である。
【図3】本発明の第5実施例に基づく電力分配システム
の作動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
S 電力会社側通信端末 1 第1顧客側通信端末 2 第2顧客側通信端末 3 第3顧客側通信端末 4 第4顧客側通信端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩坪 理恵子 神奈川県鎌倉市大船二丁目14番40号 三 菱電機株式会社 生活システム研究所内 (56)参考文献 特開 平4−125029(JP,A) 特開 昭63−253825(JP,A) 特開 平4−133624(JP,A) 特開 昭57−101532(JP,A) 欧州特許出願公開464423(EP,A 1) 栗原郁夫 瓜生芳久,電力系統と自律 分散制御,電機学会論文誌B 電力・エ ネルギ部門誌,日本,社団法人電気学 会,1992年 2月20日,第112巻第2号, p.129−132 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 3/00 - 5/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ側通信端末と、該センタ側通信端
    末と通信回線を介して作動的に連結され、負荷群に接続
    された複数の顧客側通信端末とを備える電力供給制御シ
    ステムであって、 センタ側通信端末が負荷削減要求時間を含む提示信号を
    顧客側通信端末に出力する提示信号出力手段と、 顧客側通信端末がセンタ側通信端末からの提示信号にお
    ける負荷削減要求時間と一又は複数の電力削減要因毎の
    削減可能電力量に基づき算出した報奨金額を含む応答信
    号をセンタ側通信端末に出力する応答信号出力手段と、 センタ側通信端末が顧客側通信端末から入力される応答
    信号に含まれる報奨金額の中から報奨金額が少ない順に
    選択された一又は複数の顧客側通信端末に対して選択信
    号を顧客側通信端末に出力する選択信号出力手段と、 顧客側通信端末がセンタ側通信端末からの選択信号に従
    い負荷群への電力供給を所定時間削減する電力削減手段
    と、 を有することを特徴とする電力供給制御システム
  2. 【請求項2】 センタ側通信端末と、該センタ側通信端
    末と通信回線を介して作動的に連結され、負荷群に接続
    された複数の顧客側通信端末とを備える電力供給制御シ
    ステムであって、 センタ側通信端末が負荷削減要求時間を含む提示信号を
    顧客側通信端末に出力する提示信号出力手段と、 顧客側通信端末がセンタ側通信端末からの提示信号にお
    ける負荷削減要求時間と一又は複数の電力削減要因毎の
    削減可能電力量に基づき算出した削減電力量と削減時間
    報奨金額とを含む応答信号をセンタ側通信端末に出力
    する応答信号出力手段と、 センタ側通信端末が、顧客側通信端末から入力される応
    答信号に含まれる削減電力量と削減時間と報奨金額とを
    パラメータとする関数により選択された一又は複数の顧
    客側通信端末に対して、選択信号を顧客側通信端末に出
    力する選択信号出力手段と、 顧客側通信端末がセンタ側通信端末からの選択信号に従
    い負荷群への電力供給を所定時間削減する電力削減手段
    と、 を有することを特徴とする電力供給制御システム
  3. 【請求項3】 センタ側通信端末と、該センタ側通信端
    末と通信回線を介して作動的に連結され、負荷群に接続
    された複数の顧客側通信端末とを備える電力供給制御シ
    ステムであって、 センタ側通信端末が負荷削減要求時間と報奨金額とを含
    む提示信号を顧客側通信端末に出力する提示信号出力手
    段と、 顧客側通信端末がセンタ側通信端末からの提示信号に含
    まれる負荷削減要求時間と報奨金額及び一又は複数の
    力削減要因毎の削減可能電力量に基づき算出した削減電
    力量及び削減時間を含む応答信号をセンタ側通信端末に
    出力する応答信号出力手段と、 センタ側通信端末が顧客側通信端末から出力される応答
    信号に含まれる削減電力量と削減時間の積が大となる一
    又は複数の顧客側通信端末に対して、前記応答信号にお
    ける削減電力量と削減時間により算出した削減時間と削
    減電力量と報奨金額とを含む選択信号を顧客側通信端末
    に出力する選択信号出力手段と、 顧客側通信端末が上記センタ側通信端末からの選択信号
    に従い負荷群への電力供給を所定時間削減する電力削減
    手段と、 を有することを特徴とする電力供給制御システム
  4. 【請求項4】 センタ側通信端末が、さらに、需要予
    測要因に基づき予測需要を算出し、該予測需要と電力供
    給能力を比較して電力価格を決定し、決定した電力価格
    を含む電力価格信号を顧客側通信端末に出力する価格信
    号出力手段を有することを特徴とする請求項1又は2又
    は3に記載の電力供給制御システム
JP07463492A 1992-03-10 1992-03-30 電力分配制御システム Expired - Lifetime JP3362055B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07463492A JP3362055B2 (ja) 1992-03-30 1992-03-30 電力分配制御システム
US08/026,552 US5481140A (en) 1992-03-10 1993-03-04 Demand control apparatus and power distribution control system
EP19980114424 EP0886362B1 (en) 1992-03-10 1993-03-09 Power distribution control system
EP20030009607 EP1330007B1 (en) 1992-03-10 1993-03-09 Demand control apparatus and power distribution control system
DE1993633392 DE69333392T2 (de) 1992-03-10 1993-03-09 Einrichtung zur Bedarfsregelung und Regelsystem zur Energieverteilung
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