JP3362002B2 - 樹脂製手動弁及びそのパネル取付構造 - Google Patents
樹脂製手動弁及びそのパネル取付構造Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種流体の流通す
る管路を開閉する樹脂製手動弁のパネル取付構造に関す
る。
る管路を開閉する樹脂製手動弁のパネル取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
手動弁の取付構造の一形態として、パネルマウント方式
と呼ばれる取付構造が用いられている。これは、パネル
の孔に挿通された弁本体の取付部に、固定用のナットを
螺着して締め付ける取付構造である。このようにして取
り付けられた手動弁は、手動操作時の開閉トルクによ
り、締め付けが緩むことがあった。特に、弁本体がPT
FEやPFA等の軟質フッ素樹脂からなる場合は、パネ
ルとの接触面における弁本体の摩擦係数が低いため緩み
が発生し易く、また、応力緩和や熱によるクリープも大
きいことから緩み量が大きくなる傾向にあった。締め付
けが緩むと、当然に締め直しのメンテナンスを必要とす
る。ところが、クリーンルームのような限られた空間内
に設置されるパネルには、複数の機器が密集して取り付
けられているため、手動弁の締め付けが緩んだ場合、隣
接する機器との間に充分なスペースがなく、締め直しの
作業が困難となる。
手動弁の取付構造の一形態として、パネルマウント方式
と呼ばれる取付構造が用いられている。これは、パネル
の孔に挿通された弁本体の取付部に、固定用のナットを
螺着して締め付ける取付構造である。このようにして取
り付けられた手動弁は、手動操作時の開閉トルクによ
り、締め付けが緩むことがあった。特に、弁本体がPT
FEやPFA等の軟質フッ素樹脂からなる場合は、パネ
ルとの接触面における弁本体の摩擦係数が低いため緩み
が発生し易く、また、応力緩和や熱によるクリープも大
きいことから緩み量が大きくなる傾向にあった。締め付
けが緩むと、当然に締め直しのメンテナンスを必要とす
る。ところが、クリーンルームのような限られた空間内
に設置されるパネルには、複数の機器が密集して取り付
けられているため、手動弁の締め付けが緩んだ場合、隣
接する機器との間に充分なスペースがなく、締め直しの
作業が困難となる。
【0003】上記のような従来の問題点に鑑み、本発明
は、パネルへの締め付けの緩みを防止する樹脂製手動弁
及びそのパネル取付構造を提供することを目的とする。
は、パネルへの締め付けの緩みを防止する樹脂製手動弁
及びそのパネル取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の樹脂製手動弁
は、パネルの取付孔に取り付けられる取付部を有するフ
ッ素樹脂製の弁本体、及び、この弁本体に内蔵され、流
体の通路を開閉する弁体からなる樹脂製の本体部と、厚
さtの前記パネルの受入孔に挿通される少なくとも1個
の突起部であってその高さhがtより大きい値であるも
のを有し、前記取付部に係合して相互に回動が規制され
る回り止め部材と、前記回り止め部材が係合した前記取
付部が前記取付孔に取り付けられ、かつ、前記受入孔に
挿通された前記突起部の先端が前記パネルの反対側に突
出した状態で、当該反対側から前記取付部に螺着される
ことにより前記弁本体を前記パネルに固定するものであ
って、緊締時に前記先端を嵌め込ませる逃がし穴を有す
るナット部材とを備えたものである(請求項1)。この
ように構成された樹脂製手動弁においては、取付部に対
する回り止め部材の係合により、弁本体及び回り止め部
材は相互に回動が規制される。また、回り止め部材の突
起部がパネルの受入孔に挿通された状態で、ナット部材
によって締め付けを行うことにより、パネルに対して回
り止め部材が回動規制された状態で固定される。従って
弁本体は、回り止め部材を介して、パネルに対して回動
規制された状態で固定されるので、開閉トルクを受けて
も回動しない。また、受入孔に挿通された突起部の先端
は、h>tの関係より受入孔から突出する。そして、こ
の突出した部分に、逃がし穴が嵌め込まれることにより
ナット部材が係止される。従って、締め付け後のナット
部材の回動が阻止される。
は、パネルの取付孔に取り付けられる取付部を有するフ
ッ素樹脂製の弁本体、及び、この弁本体に内蔵され、流
体の通路を開閉する弁体からなる樹脂製の本体部と、厚
さtの前記パネルの受入孔に挿通される少なくとも1個
の突起部であってその高さhがtより大きい値であるも
のを有し、前記取付部に係合して相互に回動が規制され
る回り止め部材と、前記回り止め部材が係合した前記取
付部が前記取付孔に取り付けられ、かつ、前記受入孔に
挿通された前記突起部の先端が前記パネルの反対側に突
出した状態で、当該反対側から前記取付部に螺着される
ことにより前記弁本体を前記パネルに固定するものであ
って、緊締時に前記先端を嵌め込ませる逃がし穴を有す
るナット部材とを備えたものである(請求項1)。この
ように構成された樹脂製手動弁においては、取付部に対
する回り止め部材の係合により、弁本体及び回り止め部
材は相互に回動が規制される。また、回り止め部材の突
起部がパネルの受入孔に挿通された状態で、ナット部材
によって締め付けを行うことにより、パネルに対して回
り止め部材が回動規制された状態で固定される。従って
弁本体は、回り止め部材を介して、パネルに対して回動
規制された状態で固定されるので、開閉トルクを受けて
も回動しない。また、受入孔に挿通された突起部の先端
は、h>tの関係より受入孔から突出する。そして、こ
の突出した部分に、逃がし穴が嵌め込まれることにより
ナット部材が係止される。従って、締め付け後のナット
部材の回動が阻止される。
【0005】また、上記樹脂製手動弁(請求項1)にお
いて、回り止め部材はポリプロピレン若しくはこれと同
等な硬質材料からなるものであってもよい(請求項
2)。この場合、ポリプロピレン若しくはこれと同等な
硬質材料からなる回り止め部材を介して、フッ素樹脂か
らなる弁本体がパネルに固定される。従って、フッ素樹
脂より硬質な回り止め部材により、突起部の強度を確保
することができる。
いて、回り止め部材はポリプロピレン若しくはこれと同
等な硬質材料からなるものであってもよい(請求項
2)。この場合、ポリプロピレン若しくはこれと同等な
硬質材料からなる回り止め部材を介して、フッ素樹脂か
らなる弁本体がパネルに固定される。従って、フッ素樹
脂より硬質な回り止め部材により、突起部の強度を確保
することができる。
【0006】一方、本発明の樹脂製手動弁のパネル取付
構造は、取付部を有するフッ素樹脂製の弁本体、及び、
この弁本体に内蔵され、流体の通路を開閉する弁体から
なる樹脂製手動弁の本体部と、少なくとも1個の高さh
の突起部を有し、前記取付部に係合して相互に回動が規
制される回り止め部材と、前記弁本体の取付孔及び、前
記突起部の受入孔であってその周囲の厚さtがhより小
さい値であるものを有するパネルと、前記回り止め部材
が係合した前記取付部が前記取付孔に取り付けられ、か
つ、前記受入孔に挿通された前記突起部の先端が前記パ
ネルの反対側に突出した状態で、当該反対側から前記取
付部に螺着されることにより前記弁本体を前記パネルに
固定するものであって、緊締時に前記先端を嵌め込ませ
る逃がし穴を有するナット部材とを備えたものである
(請求項3)。このように構成された樹脂製手動弁のパ
ネル取付構造においては、取付部に対する回り止め部材
の係合により、弁本体及び回り止め部材は相互に回動が
規制される。また、回り止め部材の突起部がパネルの受
入孔に挿通された状態で、ナット部材によって締め付け
を行うことにより、パネルに対して回り止め部材が回動
規制された状態で固定される。従って弁本体は、回り止
め部材を介して、パネルに対して回動規制された状態で
固定されるので、開閉トルクを受けても回動しない。ま
た、受入孔に挿通された突起部の先端は、h>tの関係
より受入孔から突出する。そして、この突出した部分
に、逃がし穴が嵌め込まれることによりナット部材が係
止される。従って、締め付け後のナット部材の回動が阻
止される。
構造は、取付部を有するフッ素樹脂製の弁本体、及び、
この弁本体に内蔵され、流体の通路を開閉する弁体から
なる樹脂製手動弁の本体部と、少なくとも1個の高さh
の突起部を有し、前記取付部に係合して相互に回動が規
制される回り止め部材と、前記弁本体の取付孔及び、前
記突起部の受入孔であってその周囲の厚さtがhより小
さい値であるものを有するパネルと、前記回り止め部材
が係合した前記取付部が前記取付孔に取り付けられ、か
つ、前記受入孔に挿通された前記突起部の先端が前記パ
ネルの反対側に突出した状態で、当該反対側から前記取
付部に螺着されることにより前記弁本体を前記パネルに
固定するものであって、緊締時に前記先端を嵌め込ませ
る逃がし穴を有するナット部材とを備えたものである
(請求項3)。このように構成された樹脂製手動弁のパ
ネル取付構造においては、取付部に対する回り止め部材
の係合により、弁本体及び回り止め部材は相互に回動が
規制される。また、回り止め部材の突起部がパネルの受
入孔に挿通された状態で、ナット部材によって締め付け
を行うことにより、パネルに対して回り止め部材が回動
規制された状態で固定される。従って弁本体は、回り止
め部材を介して、パネルに対して回動規制された状態で
固定されるので、開閉トルクを受けても回動しない。ま
た、受入孔に挿通された突起部の先端は、h>tの関係
より受入孔から突出する。そして、この突出した部分
に、逃がし穴が嵌め込まれることによりナット部材が係
止される。従って、締め付け後のナット部材の回動が阻
止される。
【0007】
【0008】また、本発明の樹脂製手動弁は、パネルの
取付孔に取り付けられる取付部、及び、厚さtの前記パ
ネルの受入孔に挿通される少なくとも1個の突起部であ
ってその高さhがtより大きい値であるものを有するフ
ッ素樹脂製の弁本体と、樹脂製の弁体とからなる本体部
と、前記取付部が前記取付孔に取り付けられ、かつ、前
記受入孔に挿通された前記突起部の先端が前記パネルの
反対側に突出した状態で、当該反対側から前記取付部に
螺着されることにより前記弁本体を前記パネルに固定す
るものであって、緊締時に前記先端を嵌め込ませる逃が
し穴を有するナット部材とを備えたものであってもよい
(請求項4)。このように構成された樹脂製手動弁にお
いては、弁本体に設けられた突起部がパネルの受入孔に
挿通された状態で、ナット部材によって締め付けを行う
ことにより、弁本体はパネルに対して回動規制された状
態で固定されるので、開閉トルクを受けても回動しな
い。また、受入孔に挿通された突起部の先端は、h>t
の関係より受入孔から突出する。そして、この突出した
部分に、逃がし穴が嵌め込まれることによりナット部材
が係止される。従って、締め付け後のナット部材の回動
が阻止される。
取付孔に取り付けられる取付部、及び、厚さtの前記パ
ネルの受入孔に挿通される少なくとも1個の突起部であ
ってその高さhがtより大きい値であるものを有するフ
ッ素樹脂製の弁本体と、樹脂製の弁体とからなる本体部
と、前記取付部が前記取付孔に取り付けられ、かつ、前
記受入孔に挿通された前記突起部の先端が前記パネルの
反対側に突出した状態で、当該反対側から前記取付部に
螺着されることにより前記弁本体を前記パネルに固定す
るものであって、緊締時に前記先端を嵌め込ませる逃が
し穴を有するナット部材とを備えたものであってもよい
(請求項4)。このように構成された樹脂製手動弁にお
いては、弁本体に設けられた突起部がパネルの受入孔に
挿通された状態で、ナット部材によって締め付けを行う
ことにより、弁本体はパネルに対して回動規制された状
態で固定されるので、開閉トルクを受けても回動しな
い。また、受入孔に挿通された突起部の先端は、h>t
の関係より受入孔から突出する。そして、この突出した
部分に、逃がし穴が嵌め込まれることによりナット部材
が係止される。従って、締め付け後のナット部材の回動
が阻止される。
【0009】
【発明の実施の形態】図4は、本発明の一実施形態によ
る樹脂製手動弁の本体部1を示す図であり、(a)は平
面図、(b)は正面側から見た垂直断面図である。ま
た、図5は、側面図である。図4及び図5において、当
該手動弁はフッ素樹脂製二方弁であり、PFA(ペルフ
ルオロアルコキシフッ素樹脂)からなる弁本体11と、
この弁本体11に内蔵され、流体の通路を開閉するPT
FE(ポリテトラフルオロエチレン)からなる弁体12
とにより構成されている。弁本体11は、配管が接続さ
れる一対のスリーブ11aの内部に、それぞれ流体の通
路11bを備えている。弁体12は軸回りに回動自在で
あり、内部に設けられた連通路12aが通路11bの向
きと合致したとき、一対の通路11bが互いに連通す
る。
る樹脂製手動弁の本体部1を示す図であり、(a)は平
面図、(b)は正面側から見た垂直断面図である。ま
た、図5は、側面図である。図4及び図5において、当
該手動弁はフッ素樹脂製二方弁であり、PFA(ペルフ
ルオロアルコキシフッ素樹脂)からなる弁本体11と、
この弁本体11に内蔵され、流体の通路を開閉するPT
FE(ポリテトラフルオロエチレン)からなる弁体12
とにより構成されている。弁本体11は、配管が接続さ
れる一対のスリーブ11aの内部に、それぞれ流体の通
路11bを備えている。弁体12は軸回りに回動自在で
あり、内部に設けられた連通路12aが通路11bの向
きと合致したとき、一対の通路11bが互いに連通す
る。
【0010】上記本体部1は、まず先に弁体12が機械
加工により製作され、次に、弁体12を金型に入れた状
態で射出成形により弁本体11が製作される。このよう
な製作にあたり、弁体12を構成するPTFEよりも弁
本体11を構成するPFAの方が低融点であることによ
って、弁体12を溶融させることなく一体化成形を行う
ことができる。また、弁体12を構成するPTFEより
も弁本体11を構成するPFAの方が、成形収縮率が高
いことによって、弁本体11の成形後の収縮により弁本
体11の内面と弁体12の外面とが密閉摺動可能に重な
り、その重なり部のシール性が、バルブシートやシール
リングを用いることなく確保される。従って、よりシー
ル性の高い手動弁となる。
加工により製作され、次に、弁体12を金型に入れた状
態で射出成形により弁本体11が製作される。このよう
な製作にあたり、弁体12を構成するPTFEよりも弁
本体11を構成するPFAの方が低融点であることによ
って、弁体12を溶融させることなく一体化成形を行う
ことができる。また、弁体12を構成するPTFEより
も弁本体11を構成するPFAの方が、成形収縮率が高
いことによって、弁本体11の成形後の収縮により弁本
体11の内面と弁体12の外面とが密閉摺動可能に重な
り、その重なり部のシール性が、バルブシートやシール
リングを用いることなく確保される。従って、よりシー
ル性の高い手動弁となる。
【0011】弁本体11の中央上部には、雄ねじ部11
cと、後述する回り止め部材が外挿される筒状部11d
と、この筒状部11dより大径な鍔状端面を形成する取
付座11eとが設けられ、これらにより、樹脂製手動弁
の取付部11fが構成されている。上記筒状部11d
は、円周上の対向する2箇所に突出部11gが設けられ
ており、従ってその輪郭は円形ではない。弁本体11か
ら上方に突出した弁体12の操作部12bは、その外周
面の2箇所が、後述するハンドルの回り止めのために平
面部12cとなっている。
cと、後述する回り止め部材が外挿される筒状部11d
と、この筒状部11dより大径な鍔状端面を形成する取
付座11eとが設けられ、これらにより、樹脂製手動弁
の取付部11fが構成されている。上記筒状部11d
は、円周上の対向する2箇所に突出部11gが設けられ
ており、従ってその輪郭は円形ではない。弁本体11か
ら上方に突出した弁体12の操作部12bは、その外周
面の2箇所が、後述するハンドルの回り止めのために平
面部12cとなっている。
【0012】図6の(a)は、上記樹脂製手動弁の弁本
体11がパネルに取り付けられたときの回り止めの作用
をする回り止め部材2の正面図であり、(b)は側面図
である。図において、概ねリング状の回り止め部材2
は、その内周部2aの形状が、上記突出部11gを含む
筒状部11dの輪郭形状に合致(寸法上は内周部2a側
が筒状部11d側に対して0〜+1mm大きくなるよう
に仕上げられている。)しており、内周部2aには突出
部11gに対応した切欠部2a1が設けられている。ま
た、回り止め部材2の同一半径上の互いに対向する2箇
所に、例えば直径d=3.5mm、高さh=5mmのピ
ン2bが突設されている。
体11がパネルに取り付けられたときの回り止めの作用
をする回り止め部材2の正面図であり、(b)は側面図
である。図において、概ねリング状の回り止め部材2
は、その内周部2aの形状が、上記突出部11gを含む
筒状部11dの輪郭形状に合致(寸法上は内周部2a側
が筒状部11d側に対して0〜+1mm大きくなるよう
に仕上げられている。)しており、内周部2aには突出
部11gに対応した切欠部2a1が設けられている。ま
た、回り止め部材2の同一半径上の互いに対向する2箇
所に、例えば直径d=3.5mm、高さh=5mmのピ
ン2bが突設されている。
【0013】上記回り止め部材2は、フッ素樹脂に比べ
てかなり硬質の材料、例えばポリプロピレンからなる成
形品である。従って、上記ピン2bは小径でも所定の充
分なせん断応力を備えている。なお、具体的数値例を挙
げると、フッ素樹脂により回り止め部材2を作成した場
合、その耐力は100kgf/cm3であったのに対し
て、ポリプロピレンにより回り止め部材2を作成した場
合、その耐力は280kgf/cm3であった。
てかなり硬質の材料、例えばポリプロピレンからなる成
形品である。従って、上記ピン2bは小径でも所定の充
分なせん断応力を備えている。なお、具体的数値例を挙
げると、フッ素樹脂により回り止め部材2を作成した場
合、その耐力は100kgf/cm3であったのに対し
て、ポリプロピレンにより回り止め部材2を作成した場
合、その耐力は280kgf/cm3であった。
【0014】図7は、上記樹脂製手動弁の弁本体11を
取り付けるパネル3の一部を示す正面図である。パネル
3には、弁本体11の雄ねじ部11c及び筒状部11d
の上端側一部を挿通させるための取付孔3aと、回り止
め部材2のピン2bを受け入れるための一対の受入孔3
bとが設けられている。このように、樹脂製手動弁のパ
ネル取付にあたってパネル3側で必要とされる加工は、
3つの丸孔を設けるだけであり、特殊加工は必要としな
い。従って、例えばハンドドリルにより3つの丸孔を設
けるだけで済み、加工作業が容易である。なお、パネル
3の厚さtは通常3〜6mmである。
取り付けるパネル3の一部を示す正面図である。パネル
3には、弁本体11の雄ねじ部11c及び筒状部11d
の上端側一部を挿通させるための取付孔3aと、回り止
め部材2のピン2bを受け入れるための一対の受入孔3
bとが設けられている。このように、樹脂製手動弁のパ
ネル取付にあたってパネル3側で必要とされる加工は、
3つの丸孔を設けるだけであり、特殊加工は必要としな
い。従って、例えばハンドドリルにより3つの丸孔を設
けるだけで済み、加工作業が容易である。なお、パネル
3の厚さtは通常3〜6mmである。
【0015】図1及び図2は、樹脂製手動弁の弁本体1
1をパネル3に取り付けた状態を示す断面図、図3は、
弁本体11の、パネル3への取付構造を分解して示す断
面図である。図3において、8角形のナット部材4は、
弁本体11の雄ねじ部11cに適合した雌ねじ部4aを
有する。また、ナット部材4の下面側には、回り止め部
材2のピン2bに対向する逃がし穴4bが所定の深さで
形成されている。逃がし穴4bは、例えば周方向に18
0度間隔で2個、又は、90度間隔で4個設けられる。
ナット部材4は、例えばポリプロピレンからなる。ハン
ドル5は、例えばポリプロピレンからなる成形品で、弁
体12の操作部12bの外形状に合致した内形状の凹部
5aと、この凹部5aから外側面に貫通して設けられた
止めねじ孔(雌ねじ孔)5bとを有している。止めねじ
6は、この止めねじ孔5bに螺着される。
1をパネル3に取り付けた状態を示す断面図、図3は、
弁本体11の、パネル3への取付構造を分解して示す断
面図である。図3において、8角形のナット部材4は、
弁本体11の雄ねじ部11cに適合した雌ねじ部4aを
有する。また、ナット部材4の下面側には、回り止め部
材2のピン2bに対向する逃がし穴4bが所定の深さで
形成されている。逃がし穴4bは、例えば周方向に18
0度間隔で2個、又は、90度間隔で4個設けられる。
ナット部材4は、例えばポリプロピレンからなる。ハン
ドル5は、例えばポリプロピレンからなる成形品で、弁
体12の操作部12bの外形状に合致した内形状の凹部
5aと、この凹部5aから外側面に貫通して設けられた
止めねじ孔(雌ねじ孔)5bとを有している。止めねじ
6は、この止めねじ孔5bに螺着される。
【0016】次に、上記のように構成された樹脂製手動
弁の弁本体11の、パネル3への取付構造について図1
〜図3を参照して説明する。図3において、弁本体11
をパネル3に取り付ける前に、まず、回り止め部材2を
弁本体11の上部から外挿し、筒状部11dに外嵌して
取付座11eに当接させた状態とする。これによって、
一対の突出部11g(図4,図5)が、対応する切欠部
2a1(図6)に係合し、回り止め部材2と弁本体11
とは相互に回動規制された状態となる。この状態で、本
体部1の一部(上端部から雄ねじ部11c及び筒状部1
1dの上端側一部まで)をパネル3の取付孔3aに挿入
し、かつ、回り止め部材2の一対のピン2bをパネル3
の受入孔3bに挿入する。
弁の弁本体11の、パネル3への取付構造について図1
〜図3を参照して説明する。図3において、弁本体11
をパネル3に取り付ける前に、まず、回り止め部材2を
弁本体11の上部から外挿し、筒状部11dに外嵌して
取付座11eに当接させた状態とする。これによって、
一対の突出部11g(図4,図5)が、対応する切欠部
2a1(図6)に係合し、回り止め部材2と弁本体11
とは相互に回動規制された状態となる。この状態で、本
体部1の一部(上端部から雄ねじ部11c及び筒状部1
1dの上端側一部まで)をパネル3の取付孔3aに挿入
し、かつ、回り止め部材2の一対のピン2bをパネル3
の受入孔3bに挿入する。
【0017】次に、ナット部材4を雄ねじ部11cに螺
着して締め付ける。ナット部材4の締め付け中に、回り
止め部材2は、パネル3の受入孔3bに係合しているこ
とにより回動しない。また、回り止め部材2は弁本体1
1の筒状部11dに対して回り止めを施された状態で係
合しているので、弁本体11も回動しない。なお、パネ
ル3の厚さtとピン2bの高さhとの関係がt≧hの場
合には、ピン2bの先端がパネル3の上面より突出する
ことはない(図1に示す状態)。一方、t<hの場合
は、ピン2bの先端がパネル3の上面より若干突出する
(図2に示す状態)。従って、ナット部材4の締め付け
終了間際に、突出したピン2bの先端が逃がし穴4bと
係合して若干の抵抗となるが、これを押し切って締め付
け、最終的にピン2bの先端が逃がし穴4bに嵌め込ま
れて係止された状態で、締め付けを完了する。これによ
り、締め付け後にナット部材4が自然に緩むことを防止
することができる。
着して締め付ける。ナット部材4の締め付け中に、回り
止め部材2は、パネル3の受入孔3bに係合しているこ
とにより回動しない。また、回り止め部材2は弁本体1
1の筒状部11dに対して回り止めを施された状態で係
合しているので、弁本体11も回動しない。なお、パネ
ル3の厚さtとピン2bの高さhとの関係がt≧hの場
合には、ピン2bの先端がパネル3の上面より突出する
ことはない(図1に示す状態)。一方、t<hの場合
は、ピン2bの先端がパネル3の上面より若干突出する
(図2に示す状態)。従って、ナット部材4の締め付け
終了間際に、突出したピン2bの先端が逃がし穴4bと
係合して若干の抵抗となるが、これを押し切って締め付
け、最終的にピン2bの先端が逃がし穴4bに嵌め込ま
れて係止された状態で、締め付けを完了する。これによ
り、締め付け後にナット部材4が自然に緩むことを防止
することができる。
【0018】最後に、ハンドル5が操作部12bに装着
される。また、止めねじ6がハンドル5に螺着固定され
ることにより、ハンドル5は操作部12bに固定され
る。こうして、弁本体11のパネル3への取付が完了す
る(図1又は図2)。取付後、ハンドル5を操作するこ
とにより、開閉トルク(回動トルク)が弁体12に付与
され、弁体12外面と弁本体11内面との間の摺動摩擦
により弁本体11にも回動トルクが付与される。
される。また、止めねじ6がハンドル5に螺着固定され
ることにより、ハンドル5は操作部12bに固定され
る。こうして、弁本体11のパネル3への取付が完了す
る(図1又は図2)。取付後、ハンドル5を操作するこ
とにより、開閉トルク(回動トルク)が弁体12に付与
され、弁体12外面と弁本体11内面との間の摺動摩擦
により弁本体11にも回動トルクが付与される。
【0019】弁本体11に付与された回動トルクに対し
て、パネル3とナット部材4との摩擦力が対抗する。ま
た、この摩擦力に依存することなく、弁本体11と回り
止め部材2とが互いに回動規制され、かつ、回り止め部
材2のピン2bがパネル3に係合しているため、パネル
3が固定されている限り弁本体11の回動は阻止され
る。なお、弁本体11に付与される回動力は、パネル3
に係合しているピン2bをせん断する方向に作用する。
従って、ピン2bがせん断されない限り、弁本体11の
回動は阻止される。ここで、ピン2bには前述のように
所定のせん断応力があるため、開閉操作によってピン2
bが損傷を受けることはない。このようにして、弁本体
11の回動が阻止されることにより、ナット部材4の回
動も防止される。従って、樹脂製手動弁のパネル3への
締め付けの緩みが防止される。
て、パネル3とナット部材4との摩擦力が対抗する。ま
た、この摩擦力に依存することなく、弁本体11と回り
止め部材2とが互いに回動規制され、かつ、回り止め部
材2のピン2bがパネル3に係合しているため、パネル
3が固定されている限り弁本体11の回動は阻止され
る。なお、弁本体11に付与される回動力は、パネル3
に係合しているピン2bをせん断する方向に作用する。
従って、ピン2bがせん断されない限り、弁本体11の
回動は阻止される。ここで、ピン2bには前述のように
所定のせん断応力があるため、開閉操作によってピン2
bが損傷を受けることはない。このようにして、弁本体
11の回動が阻止されることにより、ナット部材4の回
動も防止される。従って、樹脂製手動弁のパネル3への
締め付けの緩みが防止される。
【0020】なお、上記実施形態においては、図6に示
す形状の回り止め部材2を用いたが、回り止め部材の形
状はこれに限らず種々のものを用いることができる。一
例として、図8に、回り止め部材の他の形状を示す。
(a)は正面図、(b)は側面図である。図において、
回り止め部材20の内周部20aは、半径の大きい円弧
部と、半径の小さい円弧部とを、交互に配置した形状で
ある。また、回り止め部材20の同一半径上の4箇所
に、ピン20bが突設されている。一方、弁本体11の
対応する部分は、上記内周部20aに合致した形状とさ
れ、また、パネル3にはピン20bに対応した4個の受
入孔が設けられる。上記のような回り止め部材20を用
いる取付構造は、回り止め部材20と弁本体11との係
合、及び、回り止め部材20とパネル3との係合が、さ
らに堅固なものとなるので、開閉トルクの大きい樹脂製
手動弁にも適用することができる。
す形状の回り止め部材2を用いたが、回り止め部材の形
状はこれに限らず種々のものを用いることができる。一
例として、図8に、回り止め部材の他の形状を示す。
(a)は正面図、(b)は側面図である。図において、
回り止め部材20の内周部20aは、半径の大きい円弧
部と、半径の小さい円弧部とを、交互に配置した形状で
ある。また、回り止め部材20の同一半径上の4箇所
に、ピン20bが突設されている。一方、弁本体11の
対応する部分は、上記内周部20aに合致した形状とさ
れ、また、パネル3にはピン20bに対応した4個の受
入孔が設けられる。上記のような回り止め部材20を用
いる取付構造は、回り止め部材20と弁本体11との係
合、及び、回り止め部材20とパネル3との係合が、さ
らに堅固なものとなるので、開閉トルクの大きい樹脂製
手動弁にも適用することができる。
【0021】図9は、他の実施形態による樹脂製手動弁
の要部と回り止め部材とを示す斜視図である。図におい
て、弁本体101の上部には、雄ねじ部101cと、回
り止め部材21が外挿される筒状部101dと、この筒
状部101dより大径で周方向に凸凹の端面を形成する
取付座101eとが設けられ、これらにより、樹脂製手
動弁の取付部101fが構成されている。弁体102の
操作部102bは、弁本体101から上方に突出してい
る。一方、回り止め部材21は、その内径が、上記筒状
部101dの外径と同じか若干大きく、下端面は、取付
座101eの凹凸と等ピッチで、周方向に凹凸が形成さ
れて、係合部21cとなっている。また、回り止め部材
21の同一半径上の互いに対向する2箇所に、ピン21
bが突設されている。なお、その他の構成は第1の実施
形態と同様である。
の要部と回り止め部材とを示す斜視図である。図におい
て、弁本体101の上部には、雄ねじ部101cと、回
り止め部材21が外挿される筒状部101dと、この筒
状部101dより大径で周方向に凸凹の端面を形成する
取付座101eとが設けられ、これらにより、樹脂製手
動弁の取付部101fが構成されている。弁体102の
操作部102bは、弁本体101から上方に突出してい
る。一方、回り止め部材21は、その内径が、上記筒状
部101dの外径と同じか若干大きく、下端面は、取付
座101eの凹凸と等ピッチで、周方向に凹凸が形成さ
れて、係合部21cとなっている。また、回り止め部材
21の同一半径上の互いに対向する2箇所に、ピン21
bが突設されている。なお、その他の構成は第1の実施
形態と同様である。
【0022】上記の回り止め部材21が筒状部101d
に外嵌されることにより、係合部21cは取付座101
eに歯合した状態となる。従って、回り止め部材21と
弁本体101とは相互に回動が規制された状態となる。
そして、ピン21bが第1の実施形態と同様にパネル3
の受入孔3bに係合することにより、弁本体101はパ
ネル3に対して回転規制された状態で取り付けられる。
に外嵌されることにより、係合部21cは取付座101
eに歯合した状態となる。従って、回り止め部材21と
弁本体101とは相互に回動が規制された状態となる。
そして、ピン21bが第1の実施形態と同様にパネル3
の受入孔3bに係合することにより、弁本体101はパ
ネル3に対して回転規制された状態で取り付けられる。
【0023】なお、上記各実施形態において、回り止め
部材(2,20,21)のピン(2b,20b,21b)の
数は、2個又は4個であるが、ピンの数は最低1個あれ
ばよく、開閉トルクの増大に応じて数を増やせばよい。
また、ピンに限らず、種々の形態の突起部を設けてもよ
いことはいうまでもない。また、上記第1の実施形態で
は、樹脂製手動弁の「樹脂」がフッ素樹脂であり、弁本
体11がPFA、弁体12がPTFEである例を示した
が、フッ素樹脂としては他にも、FEP(フッ化エチレ
ンプロピレン)、ETFE(ポリエチレンテトラフルオ
ロエチレン)、PVdF(ポリビニリデンジフロライ
ド)等の全てのフッ素化合物が含まれる。なお、樹脂製
手動弁はフッ素樹脂以外であってもよい。但し、弁体1
2は、PTFEが好ましく、弁本体11はPFA、FE
P、PVdF等の他、PP(ポリプロピレン樹脂)、P
E(ポリエチレン樹脂)、PPS(ポリフェニルサルフ
ァイド樹脂)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン
樹脂)、PES(ポリエーテルスルホン樹脂)、PA
(ポリアミド樹脂)、POM(ポリアセタール樹脂)が
好ましい。弁体12の構成樹脂は、弁本体11の構成樹
脂よりも融点が高い方が好ましい。しかし、仮に、弁体
12と弁本体11の構成樹脂が同一であったとしてもよ
い。弁本体11の成型時に、弁本体11が中子としての
冷えた弁体12に融着することは一般に生じ得ないため
である。なお、弁本体11がフッ素樹脂より硬質の樹脂
からなる場合には、回り止め部材2を弁本体11と一体
化しても、ピン2bの強度を確保することができる。す
なわち、その場合には弁本体11にピン2bを設けるこ
とになるので、回り止め部材2を別途設ける必要がなく
なる。また、上記の取付構造は弁の構造に限定されるこ
となく、各種の手動弁に適用することができる。
部材(2,20,21)のピン(2b,20b,21b)の
数は、2個又は4個であるが、ピンの数は最低1個あれ
ばよく、開閉トルクの増大に応じて数を増やせばよい。
また、ピンに限らず、種々の形態の突起部を設けてもよ
いことはいうまでもない。また、上記第1の実施形態で
は、樹脂製手動弁の「樹脂」がフッ素樹脂であり、弁本
体11がPFA、弁体12がPTFEである例を示した
が、フッ素樹脂としては他にも、FEP(フッ化エチレ
ンプロピレン)、ETFE(ポリエチレンテトラフルオ
ロエチレン)、PVdF(ポリビニリデンジフロライ
ド)等の全てのフッ素化合物が含まれる。なお、樹脂製
手動弁はフッ素樹脂以外であってもよい。但し、弁体1
2は、PTFEが好ましく、弁本体11はPFA、FE
P、PVdF等の他、PP(ポリプロピレン樹脂)、P
E(ポリエチレン樹脂)、PPS(ポリフェニルサルフ
ァイド樹脂)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン
樹脂)、PES(ポリエーテルスルホン樹脂)、PA
(ポリアミド樹脂)、POM(ポリアセタール樹脂)が
好ましい。弁体12の構成樹脂は、弁本体11の構成樹
脂よりも融点が高い方が好ましい。しかし、仮に、弁体
12と弁本体11の構成樹脂が同一であったとしてもよ
い。弁本体11の成型時に、弁本体11が中子としての
冷えた弁体12に融着することは一般に生じ得ないため
である。なお、弁本体11がフッ素樹脂より硬質の樹脂
からなる場合には、回り止め部材2を弁本体11と一体
化しても、ピン2bの強度を確保することができる。す
なわち、その場合には弁本体11にピン2bを設けるこ
とになるので、回り止め部材2を別途設ける必要がなく
なる。また、上記の取付構造は弁の構造に限定されるこ
となく、各種の手動弁に適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように構成された本発明は以下の
効果を奏する。請求項1の樹脂製手動弁によれば、弁本
体及び回り止め部材が相互に回動規制され、かつ、パネ
ルに対して回り止め部材が回動規制された状態で固定さ
れるので、弁本体は、回り止め部材を介して、パネルに
対して回動規制された状態で固定され、開閉トルクを受
けても回動しない。従って、ナット部材も締め付け後は
回動せず、締め付けの緩みが防止される。また、受入孔
に挿通された突起部の先端が受入孔から突出して、この
突出した部分に逃がし穴が嵌め込まれることによりナッ
ト部材が係止されるので、ナット部材の緩みが確実に防
止される。
効果を奏する。請求項1の樹脂製手動弁によれば、弁本
体及び回り止め部材が相互に回動規制され、かつ、パネ
ルに対して回り止め部材が回動規制された状態で固定さ
れるので、弁本体は、回り止め部材を介して、パネルに
対して回動規制された状態で固定され、開閉トルクを受
けても回動しない。従って、ナット部材も締め付け後は
回動せず、締め付けの緩みが防止される。また、受入孔
に挿通された突起部の先端が受入孔から突出して、この
突出した部分に逃がし穴が嵌め込まれることによりナッ
ト部材が係止されるので、ナット部材の緩みが確実に防
止される。
【0025】請求項2の樹脂製手動弁によれば、ポリプ
ロピレン若しくはこれと同等な硬質材料からなる回り止
め部材を介して、フッ素樹脂からなる弁本体がパネルに
固定されるので、フッ素樹脂より硬質な回り止め部材に
より、突起部の強度を確保することができる。従って、
開閉トルクの付与による突起部の折損を防止することが
できる。
ロピレン若しくはこれと同等な硬質材料からなる回り止
め部材を介して、フッ素樹脂からなる弁本体がパネルに
固定されるので、フッ素樹脂より硬質な回り止め部材に
より、突起部の強度を確保することができる。従って、
開閉トルクの付与による突起部の折損を防止することが
できる。
【0026】請求項3の樹脂製手動弁のパネル取付構造
によれば、弁本体及び回り止め部材が相互に回動規制さ
れ、かつ、パネルに対して回り止め部材が回動規制され
た状態で固定されるので、弁本体は、回り止め部材を介
して、パネルに対して回動規制された状態で固定され、
開閉トルクを受けても回動しない。従って、ナット部材
も締め付け後は回動せず、締め付けの緩みが防止され
る。また、受入孔に挿通された突起部の先端が受入孔か
ら突出して、この突出した部分に逃がし穴が嵌め込まれ
ることによりナット部材が係止されるので、ナット部材
の緩みが確実に防止される。
によれば、弁本体及び回り止め部材が相互に回動規制さ
れ、かつ、パネルに対して回り止め部材が回動規制され
た状態で固定されるので、弁本体は、回り止め部材を介
して、パネルに対して回動規制された状態で固定され、
開閉トルクを受けても回動しない。従って、ナット部材
も締め付け後は回動せず、締め付けの緩みが防止され
る。また、受入孔に挿通された突起部の先端が受入孔か
ら突出して、この突出した部分に逃がし穴が嵌め込まれ
ることによりナット部材が係止されるので、ナット部材
の緩みが確実に防止される。
【0027】
【0028】請求項4の樹脂製手動弁によれば、弁本体
に設けられた突起部がパネルの受入孔に係合した状態
で、ナット部材によって締め付けを行うことにより、弁
本体はパネルに対して回動規制された状態で固定される
ので、開閉トルクを受けても回動しない。従って、ナッ
ト部材も締め付け後は回動せず、締め付けの緩みが防止
される。また、受入孔に挿通された突起部の先端が受入
孔から突出して、この突出した部分に逃がし穴が嵌め込
まれることによりナット部材が係止されるので、ナット
部材の緩みが確実に防止される。
に設けられた突起部がパネルの受入孔に係合した状態
で、ナット部材によって締め付けを行うことにより、弁
本体はパネルに対して回動規制された状態で固定される
ので、開閉トルクを受けても回動しない。従って、ナッ
ト部材も締め付け後は回動せず、締め付けの緩みが防止
される。また、受入孔に挿通された突起部の先端が受入
孔から突出して、この突出した部分に逃がし穴が嵌め込
まれることによりナット部材が係止されるので、ナット
部材の緩みが確実に防止される。
【図1】本発明の一実施形態による樹脂製手動弁のパネ
ル取付構造を示す垂直断面図である。
ル取付構造を示す垂直断面図である。
【図2】パネルの厚さが薄い場合の、上記樹脂製手動弁
のパネル取付構造を示す垂直断面図である。
のパネル取付構造を示す垂直断面図である。
【図3】上記樹脂製手動弁のパネル取付構造を分解して
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】上記樹脂製手動弁の本体部を示す図であり、
(a)は平面図、(b)は正面側から見た垂直断面図で
ある。
(a)は平面図、(b)は正面側から見た垂直断面図で
ある。
【図5】上記樹脂製手動弁の本体部の側面図である。
【図6】(a)は、上記樹脂製手動弁の弁本体をパネル
に取り付ける際に用いる回り止め部材の正面図であり、
(b)は側面図である。
に取り付ける際に用いる回り止め部材の正面図であり、
(b)は側面図である。
【図7】上記樹脂製手動弁を取り付けるパネルの一部を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図8】本発明の樹脂製手動弁のパネル取付構造におけ
る回り止め部材の他の形状を示す正面図及び側面図であ
る。
る回り止め部材の他の形状を示す正面図及び側面図であ
る。
【図9】本発明の他の実施形態による樹脂製手動弁の要
部と回り止め部材とを示す斜視図である。
部と回り止め部材とを示す斜視図である。
1 本体部
2 回り止め部材
2a1 切欠部
2b ピン
3 パネル
3a 取付孔
3b 受入孔
4 ナット部材
4b 逃がし穴
11 弁本体
11f 取付部
11g 突出部
12 弁体
20,21 回り止め部材
20b,21b ピン
21c 係合部
101f 取付部
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16K 27/00 - 27/12
Claims (4)
- 【請求項1】パネルの取付孔に取り付けられる取付部を
有するフッ素樹脂製の弁本体、及び、この弁本体に内蔵
され、流体の通路を開閉する弁体からなる樹脂製の本体
部と、厚さtの 前記パネルの受入孔に挿通される少なくとも1
個の突起部であってその高さhがtより大きい値である
ものを有し、前記取付部に係合して相互に回動が規制さ
れる回り止め部材と、 前記回り止め部材が係合した前記取付部が前記取付孔に
取り付けられ、かつ、前記受入孔に挿通された前記突起
部の先端が前記パネルの反対側に突出した状態で、当該
反対側から前記取付部に螺着されることにより前記弁本
体を前記パネルに固定するものであって、緊締時に前記
先端を嵌め込ませる逃がし穴を有するナット部材とを備
えたことを特徴とする樹脂製手動弁。 - 【請求項2】前記回り止め部材はポリプロピレン若しく
はこれと同等な硬質材料からなることを特徴とする請求
項1記載の樹脂製手動弁。 - 【請求項3】取付部を有するフッ素樹脂製の弁本体、及
び、この弁本体に内蔵され、流体の通路を開閉する弁体
からなる樹脂製手動弁の本体部と、 少なくとも1個の高さhの突起部を有し、前記取付部に
係合して相互に回動が規制される回り止め部材と、 前記弁本体の取付孔及び、前記突起部の受入孔であって
その周囲の厚さtがhより小さい値であるものを有する
パネルと、 前記回り止め部材が係合した前記取付部が前記取付孔に
取り付けられ、かつ、前記受入孔に挿通された前記突起
部の先端が前記パネルの反対側に突出した状態で、当該
反対側から前記取付部に螺着されることにより前記弁本
体を前記パネルに固定するものであって、緊締時に前記
先端を嵌め込ませる逃がし穴を有するナット部材とを備
えたことを特徴とする樹脂製手動弁のパネル取付構造。 - 【請求項4】パネルの取付孔に取り付けられる取付部、
及び、厚さtの前記パネルの受入孔に挿通される少なく
とも1個の突起部であってその高さhがtより大きい値
であるものを有するフッ素樹脂製の弁本体と、樹脂製の
弁体とからなる本体部と、 前記取付部が前記取付孔に取り付けられ、かつ、前記受
入孔に挿通された前記突起部の先端が前記パネルの反対
側に突出した状態で、当該反対側から前記取付部に螺着
されることにより前記弁本体を前記パネルに固定するも
のであって、緊締時に前記先端を嵌め込ませる逃がし穴
を有するナット部材とを備えたことを特徴とする樹脂製
手動弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23425798A JP3362002B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 樹脂製手動弁及びそのパネル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23425798A JP3362002B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 樹脂製手動弁及びそのパネル取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000065229A JP2000065229A (ja) | 2000-03-03 |
| JP3362002B2 true JP3362002B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=16968147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23425798A Expired - Fee Related JP3362002B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 樹脂製手動弁及びそのパネル取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3362002B2 (ja) |
-
1998
- 1998-08-20 JP JP23425798A patent/JP3362002B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000065229A (ja) | 2000-03-03 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |