JP3360279B2 - 魚貝類成長コントロール方法 - Google Patents
魚貝類成長コントロール方法Info
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Description
魚類や貝類のふ化段階、養魚段階、飼育段階において成
長を抑制又は促進する成長コントロール方法又はシステ
ムに関する。
した秋サケを前期(8、9月)、中期(10月)、後期
(11、12月)に分けて捕獲・採卵し、水産庁さけ・
ます資源管理センターなどでふ化放流している。現在の
放流は、稚魚の大きさや水温は考慮されず、4月から7
月の間に川に放流させている。近年、これまでの研究
で、サケ稚魚の生き残る割合が高い水温は、9.5〜1
2.5度であることを突き止め、北海道沿岸の場合には
その海水温がこの水温帯になる6月上旬から7月上旬に
放流する「集中放流方式」の方が、より安定した回帰が
期待できることが判った。サケの回帰時期は、放流時期
ではなく、ふ化時期で決まるため、「集中放流方式」で
も回帰時期が集中することがなく、それにより水揚げバ
ランスを調整する心配もない。このため、前期、中期、
後期に捕獲・採卵された卵を、水温が異なる別の場所の
ふ化槽へトラックなどで輸送して、その水温で卵の成長
速度をコントロールさせて成長抑制又は成長促進するこ
とによりふ化時期を調整し、更に養魚段階や飼育段階で
も水温が異なる別の場所の養魚池や飼育池などへ輸送し
て、その水温で稚魚の成長速度をコントロールさせて成
長抑制又は成長促進することにより、すべての稚魚が最
適期にほぼ同じサイズで放流することを検討している。
な従来の成長コントロール方法では、サケなどの場合、
卵や稚魚を別の場所へ輸送して夫々成長コントロールさ
せた後に、捕獲された元の河川に再び輸送してふ化放流
する必要があるため、輸送時の振動で卵や稚魚にストレ
スがかかって成長不良を起こす恐れがあると共に、輸送
コストの低減化から卵や稚魚が過密状態で大量搬送され
るから傷付き易く、その結果、ウィルス感染などの病気
により死に易いという問題がある。更に、ふ化から放流
直前まで同じ場所で成長コントロールできないため、卵
や稚魚を捕獲された元の河川から別の場所へ往復移動さ
せる際に、別の河川で捕獲された卵や稚魚と取り違える
事故が発生する恐れがあり、この取り違えた稚魚が、捕
獲・採卵された河川とは別の河川で放流された場合に
は、その回帰は放流された河川ではなく、捕獲・採卵さ
れた河川になってしまい、放流した河川では水揚げでき
ないという問題がある。そこで、同じ場所に設けたふ化
槽や養魚池や飼育池などの水温を調整して卵や稚魚の成
長速度をコントロールさせることにより、ふ化から放流
直前までを輸送せずに同じ場所で成長抑制又は成長促進
することが考えられる。そもそも、卵や稚魚の成長に
は、自然環境に近い状態で飼育することが望ましく、具
体的には捕獲された河川の水温変化が大きく影響する。
河川の水温は、日中と日没時では大きく異なり、1日を
通して周期の長い自然界温度変動曲線に沿って緩やかに
変化する。これとは逆に水温が短い周期で温度変化する
環境で飼育した場合には、これにサケの卵や稚魚は敏感
に反応して悪影響が与えられ、このまま成長した稚魚を
自然界に放流すると、生存率が低くて回帰率も著しく低
下する。しかし、上述したものの場合には、ふ化槽や養
魚池や飼育池などの水温を検出し、この水温変化に基づ
いて水温調整装置により短い周期で冷却又は加熱して設
定温度に近づけることは容易だが、自然界温度変動曲線
に沿って変化させることは困難であり、これを実現する
ためには水温調整装置の構造が複雑化して製造コストが
高価になるばかりでなく、更にふ化槽や養魚池や飼育池
などの中で病気が発生した際には感染が早いという問題
がある。
な構造で自然界温度変動曲線、即ち給水源の水温変化と
同様な1日を通して周期の長くて緩やかに温度変化する
温度変動曲線に沿った成長コントロールを可能にするこ
とを目的としたものである。請求項2記載の発明は、請
求項1に記載の発明の目的に加えて、ふ化飼養池からの
排水を有効利用することを目的としたものである。
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、河川や海
などの給水源から採取した原水を魚貝類のふ化飼養池に
給水し、水温を調整して卵や稚魚の成長速度をコントロ
ールすることにより、ふ化から放流直前までを同じ場所
で成長抑制又は成長促進させる魚貝類成長コントロール
方法において、前記原水をふ化飼養池へ供給する前に水
温調整手段で冷却又は加熱して温度変化する生産水を作
成する工程と、この生産水を上記ふ化飼養池へ給水する
工程と、該ふ化飼養池から生産水を排水する工程とから
なり、上記生産水の作成工程では、水温調整手段を用い
て、河川や海などの給水源から採取した原水の水温変化
とほぼ一定温度幅になるように冷却又は加熱することに
より、給水源の温度変動と大きく変わらない範囲内でそ
れに沿って周期が長くて緩やかに温度変化させるように
温度制御して、この生産水の中で魚貝類の成長抑制又は
成長促進が放流の最適期に合うように水温調整をし、上
記生産水の排水工程では、ふ化飼養池に排水口を開設し
て、この排水口から卵や稚魚が直接流れ出ないように全
ての生産水が入れ替われるように垂れ流し排水したこと
を特徴とするものである。請求項2記載の発明は、請求
項1記載の発明の構成に、前記ふ化飼養池からの排水を
原水と熱交換させてから垂れ流す構成を加えたことを特
徴とする。
が、水温調整手段で冷却又は加熱され、それにより、自
然界温度変動曲線に沿って温度変化する生産水となって
ふ化飼養池内に給水される。このふ化飼養池内の魚貝類
は、それが捕獲された河川の水温変化と同様な周期が長
くて緩やかに温度変化する生産水の中で成長が抑制又は
促進される。このふ化飼養池内の生産水は全てが入れ替
わるように垂れ流されるものである。請求項2の発明
は、請求項1記載の構成に対して、前記ふ化飼養池から
の排水を原水と熱交換させてから垂れ流す構成を追加し
たので、水温調整手段で既に冷却又は加熱されたふ化飼
養池からの排水を、原水と熱交換させた後に垂れ流すこ
とにより、排水の熱エネルギーが原水に移動する。
づいて説明する。この実施例は、魚貝類としてサケのふ
化から放流直前までを、同じ場所に配設されたふ化飼養
池B内で成長コントロールする方法又はシステムであ
り、詳しくは図1に示す如く、河川や海などの自然界か
ら直接採取した原水A1を水温調整手段Cで冷却するこ
とにより、ふ化時期及び稚魚の成長を放流の最適期に合
わせて抑制する場合を説明する。
テムに使用する装置は、サケの卵や稚魚が収容されたふ
化飼養池Bと、河川や海などの給水源(図示せず)から
ふ化飼養池Bへ向けて配設した給水管路1と、このふ化
飼養池Bからの排水管路3とからなる。上記給水管路1
の途中には、給水ポンプ2を配設して、この給水ポンプ
2の作動により、給水源から採取された原水A1を一定
な流量でふ化飼養池Bへ給水している。
使用するふ化槽、養魚段階で使用する養魚池、飼育段階
で使用する飼育池、養魚段階及び飼育段階で兼用池やそ
の他の水槽又は自然池などを含み、これらふ化槽や養魚
池などを同じ場所に複数個設け、卵の成長段階に合わせ
て例えばふ化が完了した時点でふ化槽から養魚池又は兼
用池へ移し替えたり、稚魚の成長段階に合わせて養魚池
から飼育池に移し替えても良い。上記給水源からふ化飼
養池Bへの流量は、給水管路1の途中に設けた流量調整
弁1aで設定され、その操作により調整可能である。
手段Cを配設し、本実施例の場合には、この水温調整手
段Cがヒートポンプであり、給水管路1の途中に設けた
冷却機C1と、後述するふ化飼養池Bからの排水管路3
の途中に設けた凝縮器C2と、これら両者に亘って設け
た圧縮機C3とからなる。
れた冷媒ガスを気化して、原水A1をほぼ一定温度幅で
冷却することにより、給水源の温度変動曲線に沿って温
度変化する生産水A2を作成し、この生産水A2をふ化
飼養池Bへ給水する。
中で冷却機C1の直前に、冷却させる直前の原水A1の
水温を検出する水温センサーC4が配設され、この水温
センサーC4からの出力に基づき、冷却機C1と圧縮機
C3との連絡路に設けた補助温度制御弁C5を作動制御
して、圧縮機C3から冷却機C1へ供給する冷媒ガスの
流量が自動調整されている。その結果、原水A1の水温
変化に応じて冷却機C1による冷却温度を若干補正し、
それにより、生産水A2を給水源の温度変動曲線と大き
く変わらない範囲内でそれに沿って温度変化させるよう
に温度制御したり、また原水A1の水温が急激に低下し
た場合には、生産水A2が目標温度以下になってサケの
卵や稚魚の生育限界温度以下にならないように温度制御
しても良い。
や稚魚が直接流れ出ないように排水口B1を開設し、こ
の排水口B1には排水管路3が配管接続され、この排水
管路2の先端を外に連通させ、内の生産水A2を該排水
口B1から排水して全ての生産水A2が入れ替わるよう
に垂れ流す。
ートポンプCの凝縮器C2を配設し、上記冷却機C1で
既に冷却されたふ化飼養池Bからの排水A3を凝縮器C
2に給水することにより、この排水A3がヒートポンプ
C中の冷媒ガスを介して上記給水管路1中の原水A1と
熱交換され、排水A3の熱エネルギーが原水A1に移動
し、冷媒ガスの冷却水として再利用した後に垂れ流され
る。即ち、水温調整手段Cを構成するヒートポンプは、
排水管路3と給水管路1に亘って設けた排水A3と原水
A1の熱交換器でもある。
2の下流側に、上記水温調整手段Cを経由せずにふ化飼
養池Bへ連絡する補給水管路4を配管し、この補給水管
路4に配設した補給水用電磁弁5の作動により、原水A
1をふ化飼養池Bの排水口B1へ直接給水して、上記給
水管路1か又はふ化飼養池Bで水漏れした場合には、そ
の分だけ補給するようにしても良い。
ターポンプ6を配設しても良く、また給水管路1の冷却
機C1より下流側と、排水管路2の圧縮機C3より下流
側には、水量計7,7を配設しても良い。
圧縮機C3、補給水用電磁弁5及びブースターポンプ6
は、コントローラーDに電気的に接続される。このコン
トローラーDは、給水管路1の冷却機C1より下流側に
設けた水温センサー8と、ふ化飼養池Bの排水口B1付
近に設けた水位計9とからの入力に基づいて、給水ポン
プ2、圧縮機C3、補給水用電磁弁5及びブースターポ
ンプ6を自動制御しても良い。
の作動について説明する。先ず、自然界の給水源から採
取した原水A1は、水温調整手段Cによりほぼ一定温度
幅で冷却され、それにより、自然界温度変動曲線に沿っ
て温度変化する生産水A2となってふ化飼養池Bに給水
される。このふ化飼養池B内に収容されたサケの卵や稚
魚は、それが捕獲された河川の水温変化と同様な周期が
長くて緩やかに温度変化する生産水A2の中で成長が抑
制される。
線に沿った成長コントロールができる。従って、自然環
境に近い状態でしかも低コストで飼育でき、サケを自然
界に放流した際の生存率が向上して回帰率も著しく向上
すると共に、ふ化から放流直前まで同じ場所で成長コン
トロールできるから、輸送時の振動により卵や稚魚にス
トレスをかけたり、輸送時に傷付いてウィルス感染など
の病気により死ぬことを防止でき、しかも別の河川で捕
獲されたサケの卵や稚魚と取り違える事故の発生も完全
に防止できる。
入れ替わるように垂れ流されるので、ふ化飼養池B内で
病気が発生しても病気は感染し難く、病気対策のために
薬剤を投入しても、薬剤濃度が上がらず、これよりサケ
の卵や稚魚が死ぬことはない。
段Cで既に冷却されたふ化飼養池Bからの排水A3を、
原水A1と熱交換させた後に垂れ流すことにより、排水
A3の熱エネルギーが原水A1に移動し、冷媒ガスの冷
却水として再利用される。
熱エネルギーを有効利用できる。従って、ふ化飼養池B
からの排水A3を、原水A1と熱交換せずに冷却するも
のに比べ、経済的である。
施例であり、このものは、前記水温センサーC4と補助
温度制御弁C5を設けず、これに代えて、手動操作によ
り冷媒ガスの流量が設定した量に固定保持される温度制
御弁C6を、冷却機C1と圧縮機C3との連絡路に設け
た構成が、前記図1に示した実施例とは異なり、それ以
外の構成は図1に示した実施例と同じものである。
御弁C6を手動操作しない限り、圧縮機C3から冷却機
C1へ供給される冷媒ガスの流量が一定であり、それに
より、原水A1の水温変化に応じて冷却機C1の冷却能
力が変化することなく原水A1はほぼ一定温度幅で冷却
されて、生産水A2を給水源の温度変動曲線に完全に沿
った状態で温度変化させるように温度制御される。原水
A1に対する生産水A2の冷却温度を変える場合には、
温度制御弁C6を手動操作して冷媒ガスの流量を設定し
直す必要がある。
ふ化から放流直前までを、同じ場所に配設されたふ化飼
養池B内で成長コントロールする場合を示したが、これ
に限定されず、サケ以外の魚貝類を成長コントロールす
る場合も同様である。更に、原水Aを水温調整手段Cで
冷却することにより、ふ化時期及び稚魚の成長を放流の
最適期に合わせて抑制する場合のみを説明したが、これ
に限定されず、原水1を水温調整手段Cによりほぼ一定
温度幅で加熱して魚貝類の成長を促進させても良く。こ
の場合は、水温調整手段Cで冷却した場合と全く逆の作
動であるため、この説明を省略する。
既に冷却したふ化飼養池Bからの排水A3が、ヒートポ
ンプC中の冷媒ガスを介して原水A1と熱交換された後
に垂れ流したが、これに限定されず、ふ化飼養池Bから
の排水A3が、一般的な従来周知構造の熱交換器を介し
て原水A1と熱交換したり、或いは原水A1と熱交換さ
せずに直接垂れ流しても良い。また更に、排水A3を冷
媒ガスの冷却水として再利用したが、これに限定され
ず、空冷により冷媒ガスを冷却しても良い。
項1記載の発明は、自然界から採取した原水が、水温調
整手段で冷却又は加熱され、それにより、自然界温度変
動曲線に沿って温度変化する生産水となってふ化飼養池
内に給水され、このふ化飼養池内の魚貝類は、それが捕
獲された河川の水温変化と同様な周期が長くて緩やかに
温度変化する生産水の中で成長が抑制又は促進され、こ
のふ化飼養池内の生産水は全てが入れ替わるように垂れ
流されるので、簡単な構造で自然界温度変動曲線に沿っ
た成長コントロールをできる。従って、自然環境に近い
状態でしかも低コストで飼育でき、特にサケなどの場合
には自然界に放流した際の生存率が向上して回帰率も著
しく向上する。更に、サケなどの場合には、卵や稚魚を
別の場所へ輸送して夫々成長コントロールさせた後に、
捕獲された元の河川に再び輸送してふ化放流する必要が
ある従来の成長コントロール方法に比べ、ふ化から放流
直前まで同じ場所で成長コントロールでき、輸送時の振
動により卵や稚魚にストレスをかけたり、輸送時に傷付
いてウィルス感染などの病気により死ぬことを防止で
き、しかも別の河川で捕獲された卵や稚魚と取り違える
事故の発生も完全に防止できる。また垂れ流しによっ
て、ふ化飼養池内で病気が発生しても病気は感染し難
く、病気対策のために薬剤を投入しても、薬液濃度が上
がらず、これより魚貝類が死ぬことはない。
に加えて、水温調整手段で既に冷却又は加熱されたふ化
飼養池からの排水を、原水と熱交換させた後に垂れ流す
ことにより、排水の熱エネルギーが原水に移動するの
で、ふ化飼養池からの排水を有効利用できる。従って、
ふ化飼養池からの排水を、原水と熱交換せずに冷却又は
加熱するものにに比べ、経済的である。
ール方法に使用する装置の概略図である。
ロール方法に使用する装置の概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 河川や海などの給水源から採取した原水
(A1)を魚貝類のふ化飼養池(B)に給水し、水温を
調整して卵や稚魚の成長速度をコントロールすることに
より、ふ化から放流直前までを同じ場所で成長抑制又は
成長促進させる魚貝類成長コントロール方法において、 前記 原水(A1)をふ化飼養池(B)へ供給する前に水
温調整手段(C)で冷却又は加熱して温度変化する生産
水(A2)を作成する工程と、 この生産水(A2)を上記ふ化飼養池(B)へ給水する
工程と、 該 ふ化飼養池(B)から生産水(A2)を排水する工程
とからなり、 上記生産水(A2)の作成工程では、水温調整手段
(C)を用いて、河川や海などの給水源から採取した原
水(A1)の水温変化とほぼ一定温度幅になるように冷
却又は加熱することにより、給水源の温度変動と大きく
変わらない範囲内でそれに沿って周期が長くて緩やかに
温度変化させるように温度制御して、この生産水(A
2)の中で魚貝類の成長抑制又は成長促進が放流の最適
期に合うように水温調整をし、 上記生産水(A2)の排水工程では、ふ化飼養池(B)
に排水口(B1)を開設して、この排水口(B1)から
卵や稚魚が直接流れ出ないように全ての生産水(A2)
が入れ替われるように垂れ流し排水したことを特徴とす
る魚貝類成長コントロール方法。 - 【請求項2】 前記ふ化飼養池(B)からの排水(A
3)を原水(A1)と熱交換させてから垂れ流す請求項
1記載の魚貝類成長コントロール方法。
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ID=18577275
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Cited By (1)
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CN104221971A (zh) * | 2014-09-27 | 2014-12-24 | 慈利县宏清水产养殖有限公司 | 一种鲟鱼的养殖方法 |
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- 2000-03-01 JP JP2000056297A patent/JP3360279B2/ja not_active Expired - Lifetime
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