JP3359797B2 - 光中継器 - Google Patents

光中継器

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JP3359797B2 JP26293795A JP26293795A JP3359797B2 JP 3359797 B2 JP3359797 B2 JP 3359797B2 JP 26293795 A JP26293795 A JP 26293795A JP 26293795 A JP26293795 A JP 26293795A JP 3359797 B2 JP3359797 B2 JP 3359797B2
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昌俊 田平
恭秀 須藤
正隆 中沢
康郎 木村
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発熱性を有する電
子部品が内挿された可撓管と、この可撓管の外周囲を取
り囲んだ外装被覆板とを具備してなる光中継器に係り、
特には、その放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーケーブルを用いて構築され
た光通信システムにおいては、長距離伝送に伴う光信号
の減衰が発生するので、伝送経路の途中位置に光中継器
を設けておき、これらの光中継器でもって光信号を増幅
することによって信号減衰を補償することが行われてい
る。そして、この種の光中継器のうちには、図3で示す
ように、縦断面が波形状とされたうえで光ファイバーケ
ーブルと略同じ程度の外径を有するフレキシブルチュー
ブ、例えば、SUS(ステンレス鋼)などを用いて作製
された可撓管1と、この可撓管1における波形山部の外
周囲を取り囲んでなる外装被覆板2とを具備し、かつ、
これらの両端にはフランジ3が溶接付けされたものがあ
る。
【0003】さらに、この際、可撓管1に対しては、励
起光発生用のレーザダイオードやレーザダイオード駆動
回路、この駆動回路に直流を供給するDC−DCコンバ
ータなどのような発熱性を有する各種の電子部品が内挿
したうえで収納されている。また、ここでの外装被覆板
2は、SUSなどの金属細線を網組みすることによって
作製されたものであり、可撓管1の引っ張り強度を確保
するために設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
光中継器においては、可撓管1に内挿された電子部品の
十分に良好な放熱状態を確保することが困難であり、場
合によっては電子部品の破損を招くというような不都合
が生じることになっていた。そして、良好な放熱状態を
確保することができないのは、可撓管1と、この可撓管
1を取り囲む外装被覆板2との間に空間Sが存在してお
り、この空間S内の空気層が断熱性を発揮することにな
って放熱が阻害されるためであると考えられている。
【0005】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであって、良好な放熱状態を確保することが
できる光中継器の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光中継器
は、このような目的を達成するため、縦断面が波形状と
され、かつ、発熱性を有する電子部品が内挿された可撓
管と、金属細線を網組みして作製され、かつ、前記可撓
管の波形山部の外周囲を取り囲んでなる外装被覆板とを
具備しており、前記可撓管の波形谷部に沿っては熱伝導
性の良好な材料からなる線材を巻き付けているととも
に、前記可撓管及び線材と外装被覆板との間には熱伝導
性の良好な材料からなる充填部材を充填していることを
特徴とするものである。さらに、この際、可撓管の波形
山部の内部にも、熱伝導性の良好な材料からなる充填部
材を充填しておくことが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0008】図1は本発明に係る光中継器を簡略化して
示す一部破断側面図、図2はその変形例を示す一部破断
側面図であり、これらの図においては光中継器の要部を
破断した状態を示している。なお、光中継器の全体構造
は従来例と基本的に異ならないので、図1及び図2にお
いて図3と互いに同一となる部品、部分には同一符号を
付している。
【0009】本発明に係る光中継器は、従来例と同じ
く、縦断面が波形状とされて光ファイバーケーブルと略
同じ程度の外径を有し、かつ、発熱性を有する各種の電
子部品が内挿されたフレキシブルチューブ、つまり、S
USなどを用いて作製された可撓管1と、SUSなどの
金属細線を網組みして作製され、かつ、可撓管1の波形
山部1aの外周囲を取り囲んでなる外装被覆板2とを具
備しており、これらの両端にはフランジ3が溶接付けさ
れたものとなっている。そして、この際における可撓管
1の波形谷部に沿っては、熱伝導性の良好な材料である
ところの銅やアルミニウム、酸化ベリリュウムなどを用
いて作製された所定径の線材5が巻き付けられている。
【0010】また、ここでの可撓管1及び線材5と外装
被覆板2との間には、熱伝導性の良好な材料、例えば、
シリコングリスなどからなる充填部材6が充填されてお
り、従来例においては空気層となっていた空間Sが存在
していない。そこで、光中継器を構成する可撓管1は、
ともに熱伝導性の良好な線材5及び充填部材6を介した
うえで外装被覆板2と密着した状態で接していることに
なり、可撓管1に内挿された電子部品からの発熱は外装
被覆板2へと速やかに伝達されたうえで外部へと放熱さ
れてしまうことになる。
【0011】さらに、本実施の形態においては、可撓管
1の外周囲に対して線材5を巻き付けることを行ってい
るが、このような構成の採用によって可撓管1の屈曲半
径が規制されることになる。すなわち、この種の光中継
器に対しては光ファイバーケーブルと同程度の屈曲半径
を有することが求められるのであるが、本発明において
は、線材5の有する直径を適宜選択することによって可
撓管1そのものの屈曲半径を制御することが可能となる
のである。なお、図1では、可撓管1における波形山部
1a及び波形谷部が軸心方向に沿う螺旋状として形成さ
れているが、波形山部1a及び波形谷部が螺旋状である
必然性はなく、可撓管1の外周囲を一周して形成された
波形山部1a及び波形谷部が交互に設けられた構成であ
ってもよいことは勿論である。
【0012】ところで、この実施の形態では、可撓管1
及び線材5と外装被覆板2との間、つまり、可撓管1に
おける波形山部1aの外部に充填部材6を充填するとし
ているが、このような構造に限られることはなく、図2
の変形例で示すように、発熱性を有する電子部品7が内
挿された可撓管1における波形山部1aの内部にも、熱
伝導性の良好なシリコングリスなどからなる充填部材8
を充填しておくことが好ましい。すなわち、このような
構成を採用すれば、可撓管1と電子部品7とが充填部材
8を介したうえで密着しており、電子部品7の発熱が可
撓管1へと速やかに伝達されることになる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光中
継器においては、発熱性を有する電子部品が内挿された
可撓管の外周囲に対して線材を巻き付け、かつ、これら
可撓管及び線材と外装被覆板との間に充填部材を充填す
るとともに、線材及び充填部材のそれぞれを熱伝導性の
良好な材料からなるものとしている。さらには、可撓管
における波形山部の内部にも、熱伝導性の良好な材料か
らなる充填部材を充填している。
【0014】したがって、光中継器を構成する可撓管は
熱伝導性の良好な線材及び充填部材を介したうえで外装
被覆板と接していることになり、可撓管に内挿された電
子部品からの発熱は外装被覆板へと速やかに伝達された
うえで放熱されることになる結果、良好な放熱状態を確
保することができるという効果が得られる。また、本願
発明によれば、線材の直径を適宜選択することによって
可撓管そのものの屈曲半径を制御することが可能になる
という付随的な効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る光中継器を簡略化して示す
一部破断側面図である。
【図2】その変形例を示す一部破断側面図である。
【図3】従来例に係る光中継器を簡略化して示す一部破
断側面図である。
【符号の説明】
1 可撓管 1a 波形山部 2 外装被覆板 5 線材 6 充填部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中沢 正隆 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 木村 康郎 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−79404(JP,A) 特開 昭57−102058(JP,A) 特開 昭60−254007(JP,A) 特開 昭63−296007(JP,A) 特開 昭63−70807(JP,A) 特開 平7−143036(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/24 - 6/255 G02B 6/36 - 6/40 H04B 10/16 - 10/17 H04B 1/76 - 3/44 H04B 3/50 - 3/60 H02G 15/00 - 15/196 H05K 7/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦断面が波形状とされ、かつ、発熱性を有
    する電子部品が内挿された可撓管と、金属細線を網組み
    して作製され、かつ、前記可撓管の波形山部の外周囲を
    取り囲んでなる外装被覆板とを具備しており、 前記可撓管の波形谷部に沿っては熱伝導性の良好な材料
    からなる線材を巻き付けているとともに、前記可撓管及
    び線材と外装被覆板との間には熱伝導性の良好な材料か
    らなる充填部材を充填していることを特徴とする光中継
    器。
  2. 【請求項2】可撓管の波形山部の内部にも、熱伝導性の
    良好な材料からなる充填部材を充填していることを特徴
    とする請求項1に記載の光中継器。
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