JP3358596B2 - レーザ走査光学装置 - Google Patents

レーザ走査光学装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ走査光学装
置に係り、特にレーザプリンタ、レーザファクシミリ、
複写機等に用いられるレーザ走査光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ走査光学装置を図5乃至図
6に示す。この図5乃至図6において、レーザ走査光学
装置は、レーザダイオード101と、レーザ発信側のレ
ーザ側光学系113と、このレーザ側光学系113から
送出されるレーザ光Lを走査レーザ光Lに変換するポリ
ゴンミラー108と、このポリゴンミラー108から送
出される走査レーザ光Lを感光ドラム112に照射する
感光ドラム側光学系114とを備えている。ここで、レ
ーザ側光学系113は、コリメートレンズ102と、ア
パーチャ106と、シリンダレンズ107とを備えてお
り、また、感光ドラム側光学系114は、Fθレンズ1
10,111を備えた構成となっている。また、ポリゴ
ンミラー108は、ポリゴンモータ109により回転駆
動されるようになっている。
【0003】そして、レーザダイオード101にて発生
したレーザ光Lは、コリメートレンズ102と、アパー
チャ106を介して適切なビーム光線に形成され、シリ
ンダレンズ107へと送り出される。次に、レーザ光L
は、シリンダレンズ107にて線状に収束され、ポリゴ
ンミラー108へ照射される。ここで、このレーザ光L
は、ポリゴンモータ109により回転駆動されるポリゴ
ンミラー108にて反射されることにより、主走査方向
に走査される。次に、走査されたレーザ光Lは、Fθレ
ンズ110,111にて感光ドラム112上で焦点を結
ぶように集光され、帯電した感光ドラム112上に照射
される。これにより、この感光ドラム112上に静電潜
像の画像パターンを形成する。そして、前述した感光ド
ラム112上の静電潜像に帯電したトナーが付され、こ
れによって形成された可視像が記録紙に転写されるよう
になっている。
【0004】ここで、レーザダイオード101からシリ
ンダレンズ107までのレーザ光Lの光跡を、図6によ
り説明する。レーザダイオード101にて発生されたレ
ーザ光Lは、コリメートレンズ102にて平行な光線に
される。次に、この平行光線となったレーザ光Lは、ア
パーチャ106を通過することにより適切なビーム径に
整形された後、シリンダレンズ107へ送出されるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来のレーザ走査光学装置においては、レーザ光Lの一
部が、適切なビーム径に整形されるアパーチャ106に
おいて、その整形により遮断され反射する。そして、そ
の反射レーザ光Laは、レーザダイオード101へ戻
り、入射する場合がある。この場合、その入射する反射
レーザ光Laが、戻り誘起雑音としてレーザダイオード
101に作用し、レーザ光Lの発生が不安定になること
があり、これをプリンター等に使用している場合におい
ては、印字に悪影響を及ぼすという不都合が生じてい
た。
【0006】また、温度、湿度の条件変化の影響により
レーザダイオード101が、多モード発信状態となるこ
とがある。この場合、レーザダイオード101から発生
されるレーザ光Lのビーム形状が不安定となり、また、
サイドピークが発生し、前述と同様に、印字に悪影響を
及ぼすという不都合が生じていた。
【0007】
【発明の目的】本発明は、前述の従来例の有する不都合
を改善し、特に、レーザ光発生とビーム形状を安定さ
せ、良質の画像を確保することが可能なレーザ走査光学
装置を提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、レーザ光を発生させ
るレーザダイオードと、そのレーザ光を平行なレーザ光
にするコリメートレンズ部と、その平行レーザ光の形状
を決定する貫孔を有する第1のアパーチャ部と、その第
1のアパーチャ部より送出されるレーザ光を走査するレ
ーザ光走査手段とを備えた。また、前述したコリメート
レンズ部と第1のアパーチャ部との間に、平行レーザ光
を収束させる収束レンズ部と、その収束されたレーザ光
の径とほぼ同等の径の真円状の貫孔を有する第2のアパ
ーチャ部と、その収束されたレーザ光を平行なレーザ光
にする平行レンズ部とを順次配設した。また、前述した
第2のアパーチャ部を、収束レンズ部により収束される
レーザ光の焦点位置と第2のアパーチャ部の貫孔の中心
が一致するように配置した。このように構成したことに
より、前述した第1のアパーチャ部において整形される
ことにより反射する一部のレーザ光は、この第1のアパ
ーチャ部の表面形状が均一な鏡面状態でないため、均一
な正反射とはならない。よって、反射レーザ光の第2の
アパーチャ部の位置における照射位置の多くは、貫孔の
位置からずれることになる。その結果、反射レーザ光の
多くは、第2のアパーチャ部において遮断されることに
なり、レーザダイオードまで到達する反射レーザ光は、
大幅に軽減される。また、前述の収束されたレーザ光
が、第2のアパーチャ部の貫孔を通過することにより、
レーザダイオードから発信されるレーザ光の形状に乱れ
が生じた場合においても、レーザ光のビーム形状を整え
ることができ、且つ、サイドピークの発生を抑制でき
る。
【0009】請求項2記載の発明では、前述した請求項
1記載の発明において、第1のアパーチャ部のレーザ光
が入射する面に、レーザ光を乱反射させる反射拡散部材
を設置した。このように構成したことにより、前述した
請求項1記載の発明と同等の機能を有する他、更に、第
1のアパーチャ部において整形されることにより反射す
る一部のレーザ光は、確実に乱反射されることとなり、
よって、より多くの反射レーザ光が、第2のアパーチャ
部において貫孔の位置からずれることにより遮断され、
その結果、レーザダイオードまで到達する反射レーザ光
は、更に大幅に軽減される。
【0010】請求項3記載の発明では、前述した請求項
2記載の発明において、前述の反射拡散部材に代えて、
第1のアパーチャ部のレーザ光が入射する側の面を、レ
ーザ光を乱反射させる反射拡散加工を施した反射拡散面
とした。このように構成したことにより、前述した請求
項2記載の発明と同等の機能を有する他、更に、部材を
別部品として準備する必要性がなくなり、小型化を可能
にし、原価低減を確実に実現できる。
【0011】請求項4記載の発明では、前述した請求項
1記載の発明において、第1のアパーチャ部のレーザ光
が入射する面に、レーザ光の反射を抑制する反射吸収部
材を設置した。このように構成したことにより、前述し
た請求項1記載の発明と同等の機能を有する他、更に、
第1のアパーチャ部において整形のため制限されるレー
ザ光の部分は、ほぼ吸収されることとなり、よって、第
1のアパーチャ部におけるレーザダイオード方向へ反射
するレーザ光は、大幅に削減される。
【0012】請求項5記載の発明では、前述した請求項
1記載の発明において、第1のアパーチャ部のレーザ光
が入射する側の面の貫孔の周囲に、環状で且つ山状の突
起部を設置した。このように構成したことにより、前述
した請求項1記載の発明と同等の機能を有する他、更
に、第1のアパーチャ部において整形のために反射する
一部のレーザ光の反射方向を、中心軸より外側へ向ける
こととなり、よって、レーザダイオードまで到達する反
射レーザ光は、ほぼ確実に削減される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の第1
の実施形態を示すレーザ走査光学装置の概略説明図であ
る。図1に示すレーザ走査光学装置は、レーザダイオー
ド1から出力されるレーザ光Lを平行なレーザ光Lに偏
向する機能を備えたコリメートレンズ部2と、レーザ光
Lを適切な形状に整形するための貫孔を備えた第1のア
パーチャ部6と、レーザ光Lを走査するレーザ光走査手
段7とを備えている。更に、上記レーザ走査光学装置
は、前述したコリメートレンズ部2と第1のアパーチャ
部6との間に、平行なレーザ光Lを収束させる機能を有
した収束レンズ部3と、収束されたレーザ光Lの焦点位
置でのレーザ光Lの径とほぼ同等の径の真円状の貫孔を
有した第2のアパーチャ部4と、収束されたのち拡散す
るレーザ光Lを平行なレーザ光Lに偏向する機能を有し
た平行レンズ部5とを順次備えている。ここで、前述し
た第2のアパーチャ部4の貫孔の中心位置は、収束レン
ズ部3において収束されるレーザ光Lの焦点位置と一致
するように設置されている。そして、前述した各部材の
中心位置は、レーザ光Lの光軸中心と一致するように配
置されている。
【0014】次に、前述した実施形態の動作及び作用効
果を説明する。レーザダイオード1より発生されたレー
ザ光Lは、次に配置されているコリメートレンズ部2に
より、平行なレーザ光Lになる。続いて、平行なレーザ
光Lは、収束レンズ部3に送り出され、この収束レンズ
部3において収束され、所定の位置に焦点を結ぶ。ここ
で、第2のアパーチャ部4が、その貫孔の中心と、レー
ザ光Lの焦点位置とが一致するように設置されており、
収束されたレーザ光Lはその貫孔を通過することとな
る。続いて、焦点を結んだ後、広がっていくレーザ光L
は、次に配置されている平行レンズ部5により再度平行
なレーザ光Lに偏向され、第1のアパーチャ部6に送り
出される。ここで、レーザ光Lは、第1のアパーチャ部
6の貫孔を通過することによって、適切なビーム径に整
形される。そして次に、前述した第1のアパーチャ部6
より送出されるレーザ光Lは、レーザ光走査手段7によ
り光走査される。ここで、レーザ光走査手段7以降の具
体的な構成及び作用については、前述した従来の技術に
記載したことと同一となっている。
【0015】ここで、前述した第1のアパーチャ部6に
おいて整形されることにより反射する一部のレーザ光L
aは、レーザダイオード1方向へ戻っていくことにな
る。この場合、反射レーザ光Laは、第1のアパーチャ
部6の表面形状が均一な鏡面状態ではないため、均一な
正反射とはならず、若干反射の方向が変わる。よって、
反射レーザ光Laが、平行レンズ部5を介して第2のア
パーチャ部4まで到達することとなる場合においても、
第2のアパーチャ部4の位置においては、多くの反射レ
ーザ光Laの照射位置が、その貫孔の位置と同一にはな
らない。結果として、反射レーザ光Laの多くは、第2
のアパーチャ部4において遮断されることになる。よっ
て、第1のアパーチャ部6による反射レーザ光Laが、
レーザダイオード1まで到達する光量は大幅に軽減され
る。このことにより、レーザダイオード1の動作特性を
常に正常に保ち、且つレーザ光Lの発生を安定させるこ
とができ、プリンタ等の使用に際しての、印字の乱れを
防ぎ、良質の画像を確保することが可能となる。
【0016】また、前述したレーザダイオード1から発
信されるレーザ光Lのビーム形状に乱れが生じた場合に
おいても、収束されたレーザ光Lが、第2のアパーチャ
部4の収束されたレーザ光Lの径とほぼ同等の径を有す
る真円状の貫孔を通過することにより、レーザ光Lのビ
ーム形状の乱れた部分が遮断される。このことにより、
レーザ光Lのビーム形状を整えることができ、且つ、サ
イドピークの発生を抑制でき、常に良質なレーザ光線に
保ち、前述と同様に良質の画像を確保することが可能と
なる。
【0017】以下、本発明の第2の実施形態を図2に基
づいて説明する。この実施形態では、第1のアパーチャ
部6のレーザ光Lが入射する側の面に、レーザ光Lの反
射を乱反射させる材質のもので構成した反射拡散部材6
aを設置する。このことにより、第1のアパーチャ部6
におけるレーザ光Lの反射を確実に乱反射させる。よっ
て、反射レーザ光Laが平行レンズ部5を介して第2の
アパーチャ部4まで到達することとなる場合において
も、第2のアパーチャ部4の位置においては、より多く
の反射レーザ光Laの照射位置が、その貫孔の位置とず
れる。従って、反射レーザ光Laは、第2のアパーチャ
部4において、より多く遮断されることになり、よっ
て、第1のアパーチャ部6による反射レーザ光Laが、
レーザダイオード1まで到達する光量は更に大幅に軽減
できる。
【0018】また、図示はしないが、前述の反射拡散部
材6aの代わりに、第1のアパーチャ部6のレーザ光L
が入射する側の面を、レーザ光Lを乱反射させる反射拡
散加工を施した反射拡散面にしてもよい。このことによ
り、前述の作用効果と同等のものを得られるほか、更
に、部材を別部品として準備する必要がなくなり、小型
化を可能にし、原価低減を確実に実現できる。
【0019】次に、本発明の第3の実施形態を図3に基
づいて説明する。この実施形態では、第1のアパーチャ
部6のレーザ光Lが入射する側の面に、レーザ光Lの反
射を抑制する反射吸収部材6bを設置する。ここで、こ
の反射吸収部材6bはレーザ光Lを吸収し易い材質のも
のであればよい。このことにより、第1のアパーチャ部
6において整形のため制限されるレーザ光Lの部分は、
ほぼ吸収されることとなる。よって、第1のアパーチャ
部6において、レーザダイオード1方向へ反射するレー
ザ光Lの光量を、大幅に削減することができ、レーザダ
イオード1の動作特性を常に正常に保ち、且つレーザ光
Lの発生を安定させることに寄与する。
【0020】次に、本発明の第4の実施形態を図4に基
づいて説明する。この実施形態では、第1のアパーチャ
部6のレーザ光Lが入射する側の面の貫孔の周囲に、中
心軸側を頂点とする山状の突起を環状にほどこした突起
部6cを設置している。このことにより、第1のアパー
チャ部6におけるレーザ光Lの反射方向を、中心軸より
外側へ向けることとなる。よって、第2のアパーチャ部
4の位置においては、ほぼ確実に反射レーザ光Laの照
射位置が、その貫孔の位置からずれることになる。従っ
て、第1のアパーチャ部6による反射レーザ光Laが、
レーザダイオード1まで到達することはほぼ確実に削減
することができ、よって、レーザダイオード1の動作特
性を常に正常に保ち、且つレーザ光Lの発生を安定させ
ることに寄与する。
【0021】また、図示はしないが、突起部6cの材質
を、前述の反射吸収部材6bにて形成してもよい。この
ことにより、前述した作用効果を有するとともに、更
に、反射レーザ光Laの光量を削減することができるの
で、より確実に、反射レーザ光Laが、レーザダイオー
ド1まで到達することを防ぐことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、収束レンズ部において収束され焦点を結ん
だレーザ光が、この焦点位置に配置された第2のアパー
チャ部の貫孔を通過し、その後、第1のアパーチャ部に
おいて適切なビーム径に整形されるよう構成したことに
より、第1のアパーチャ部において整形されることによ
り反射されるレーザ光の多くが、第2のアパーチャ部の
貫孔の位置とずれることにより遮断され、レーザダイオ
ードまで到達することを大幅に軽減させる。このことに
より、レーザダイオードの動作特性を正常に保ち、レー
ザ光の発生を安定させることができる。
【0023】また、前述したように、収束され焦点を結
んだレーザ光が、第2のアパーチャ部の貫孔を通過する
よう構成したことにより、レーザダイオードから発生さ
れるレーザ光の形状に乱れが生じた場合においても、第
2のアパーチャ部以降のレーザ光のビーム形状を、整え
ることができ、且つ、サイドピークの発生を抑制でき、
常に良質なレーザ光形状に保つことができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、前述の請求
項1記載の作用効果を有するほか、更に、第1のアパー
チャ部に、レーザ光を乱反射させる反射拡散部材を設置
したので、レーザ光の反射を確実に乱反射させ、よっ
て、反射レーザ光が、より確実に第2のアパーチャ部の
貫孔の位置からずれることにより遮断され、レーザダイ
オードまで到達することを更に大幅に軽減できる。この
ことにより、レーザ光の発生を、より一層安定させるこ
とができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、前述の請求
項2記載の作用効果を有するほか、更に、部材を別部品
として準備する必要性がなくなり、小型化を図ることが
可能となり、且つ、原価低減を確実に実現することがで
きる。
【0026】請求項4記載の発明によれば、前述の請求
項1記載の作用効果を有するほか、更に、第1のアパー
チャ部に、レーザ光の反射を抑制する反射吸収部材を設
置したので、レーザ光の反射が抑制され、よって、レー
ザダイオード方向への反射するレーザ光の光量を、大幅
に削減できる。このことにより、レーザ光の発生を、よ
り一層安定させることができる。
【0027】請求項5記載の発明によれば、前述した請
求項1記載の作用効果を有するほか、更に、第1のアパ
ーチャ部の貫孔の周囲に、環状で且つ山状の突起部を設
置したので、レーザ光の反射方向を、外側へ向けること
となり、よって、レーザダイオードへのレーザ光の入射
を、確実に削減できる。このことにより、レーザ光の発
生を、より一層確実に安定させることができる。
【0028】本発明は以上のように構成され機能するの
で、レーザ光発生とそのビーム形状を安定させ、プリン
ター等の使用に際して、印字の乱れを防ぎ、良質の画像
を確保することが可能なレーザ走査光学装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すレーザ走査光学
装置の概略説明図である。
【図2】本発明の第2の実施形態である、第1のアパー
チャ部に取付けられる反射拡散部材を示す概略断面図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施形態である、第1のアパー
チャ部に取付けられる反射吸収部材を示す概略断面図で
ある。
【図4】本発明の第4の実施形態である、第1のアパー
チャ部に取付けられる突起部を示す概略断面図である。
【図5】従来例のレーザ走査光学装置を示す概略説明図
である。
【図6】図5におけるレーザダイオードからシリンダレ
ンズまでの部分を示す概略説明図である。
【符号の説明】
L レーザ光 1 レーザダイオード 2 コリメトリーレンズ部 3 収束レンズ部 4 第2のアパーチャ部 5 平行レンズ部 6 第1のアパーチャ部 6a 反射拡散部材 6b 反射吸収部材 6c 突起部 7 レーザ光走査手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を発生させるレーザダイオード
    と、前記レーザ光を平行なレーザ光にするコリメートレ
    ンズ部と、前記平行レーザ光の形状を決定する貫孔を有
    する第1のアパーチャ部と、前記第1のアパーチャ部よ
    り送出されるレーザ光を走査するレーザ光走査手段とを
    備えたレーザ走査光学装置において、 前記コリメートレンズ部と第1のアパーチャ部との間
    に、前記平行レーザ光を収束させる収束レンズ部と、前
    記収束されたレーザ光の径とほぼ同等の径の真円状の貫
    孔を有する第2のアパーチャ部と、前記収束されたレー
    ザ光を平行なレーザ光にする平行レンズ部とを順次配設
    し、 前記第2のアパーチャ部を、前記収束レンズ部により収
    束されるレーザ光の焦点位置と第2のアパーチャ部の貫
    孔の中心が一致するように配置したことを特徴とするレ
    ーザ走査光学装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のアパーチャ部のレーザ光が入
    射する側の面に、レーザ光を乱反射させる反射拡散部材
    を設置したことを特徴とする請求項1記載のレーザ走査
    光学装置。
  3. 【請求項3】 前記反射拡散部材に代えて、第1のアパ
    ーチャ部のレーザ光が入射する側の面を、レーザ光を乱
    反射させる反射拡散加工を施した反射拡散面としたこと
    を特徴とする請求項2記載のレーザ走査光学装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のアパーチャ部のレーザ光が入
    射する側の面に、レーザ光の反射を抑制する反射吸収部
    材を設置したことを特徴とする請求項1記載のレーザ走
    査光学装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のアパーチャ部のレーザ光が入
    射する側の面の貫孔の周囲に、環状で且つ山状の突起部
    を設置したことを特徴とする請求項1記載のレーザ走査
    光学装置。
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