JP3357644B2 - ペーパートレイ - Google Patents
ペーパートレイInfo
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- JP3357644B2 JP3357644B2 JP28933199A JP28933199A JP3357644B2 JP 3357644 B2 JP3357644 B2 JP 3357644B2 JP 28933199 A JP28933199 A JP 28933199A JP 28933199 A JP28933199 A JP 28933199A JP 3357644 B2 JP3357644 B2 JP 3357644B2
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- outer frame
- insole
- fold
- midsole
- plate
- Prior art date
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- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
ながら内包物支持の強度が強い紙等から成るペーパート
レイに関するものである。
なトレイ及びキャリーデコケースが使用されている。そ
してこれらのトレイ及びキャリーデコケースの殆どが紙
等から成るもので、使用するまでは折り畳んで保管さ
れ、使用時に素早く簡単に組み立てられるものである。
トレイ等は、上記の通り紙等から成り、構造的にも極め
て簡単なものが多く、強度的には決して強いと言えるも
のではなかった。つまり中に入れて持ち運ぶものが、い
くら軽量な洋菓子といっても多くの数量を内包した際
や、切り分けられる前のデコレーションケーキなどでは
十分にその重量があり、上記トレイやキャリーデコケー
スなどではその底面に大きな荷重がかかり、底が抜ける
おそれがある場合があった。また上記キャリーデコケー
スなどでは、中に入れたケーキなどを外に取り出す際、
ケースの天板を開けて取り出すか、せいぜいケースの天
板と側面の一側を開けて取り出しているが、ケースの内
側面と内包されたケーキとの間隔が狭く、ケーキに触れ
ずに取り出すのが困難な場合があった。
簡単な紙等から成るものでありながら、底にかかる荷重
に対しても強く、またケーキ等の取り出しが極めて容易
なペーパートレイを提供して上記課題を解決するもので
ある。
形状から成る中底の各側縁に夫々折り目を介して略扇形
の側板を夫々設け、上記各側縁の折り目の略中央部に当
該折り目から上記中底の略中心部に向かって略凸形状の
切り込みを夫々設け、上記側板と略同形の板体を上記中
底の側縁の数だけ環状に連ねて底面のない略すり鉢状の
外枠を形成し、上記中底の各側板を上記折り目を境に立
設し、当該中底の略凸形状の切り込みによって形成され
た突片脚部を折り目を境に夫々下方に垂下し、当該中底
を上記外枠の上方から嵌め入れ、外枠の各板体に、中底
の各側板によって当該中底が支持された位置において、
上記下方に垂下した各突片脚部の下端縁の位置と上記外
枠の下端縁の位置とが略一致し、中底の各側板の各上端
縁を外枠の各板体の各上端縁より上方に突出する構成と
し、菓子を内包した上記中底を、その側板の少なくとも
２箇所の上端縁を摘んで上記外枠から持ち上げて別の場
所に置いた際、当該中底の各側板が全方位に開いて内包
した菓子を取り出すペーパートレイとした。
あるペーパートレイを図について説明する。まず図３
は、厚みの薄い段ボール材から成るこのペーパートレイ
の中底Ａの展開図を示し、この中底Ａは正六角形の底面
部１と、この底面部１の周囲各側縁に折り目２を介して
設けた、上辺３ａが膨らんだ曲線で下辺である上記折り
目２がこの上辺３ａより短い直線の、略扇形状の６枚の
側板３とから成る。また上記各側縁の折り目２の中央部
に当該折り目２から上記底面部１の中心部に向かって、
凸形状の切り込み４を夫々６箇設けている。
図を示し、この外枠Ｂは板体５を横に折り目５ａを介し
て６枚連ねたものであり、当該連続した６枚の板体５を
環状に接続するために糊代５ｂを一方の端縁に設けてい
る。個々の板体５の形状が上記中底Ａの側板３と略同形
であって、上辺５ｃが長く下辺５ｄが短い、略扇形状で
あるので、これらの板体５を連ねると曲線状となる。ま
た個々の板体５を中底Ａの個々の側板３と比べると当該
側板３より縦にやや長く、横に極僅かに短い形状であ
る。また材質は中底Ａの側板３と同材から成っている。
ず図５に示すごとく上記外枠Ｂの６枚の板体５を夫々の
折り目５ａに従って順に折り曲げ、端縁の糊代５ｂを他
方の端縁の板体５の裏側に糊付けして固定する。これに
より連続した板体５は、上面と底面の無い略すり鉢状の
外枠Ｂとなる。
板３を、折り目２によって折り曲げてこの中底Ａを凹状
に形成する。このとき上記６枚の側板３の形状により、
中底Ａの形状は底面の無い六角錐台を逆様にした形状と
なる。また上記板体５及び側板３の夫々の大きさによ
り、外枠Ｂの傾斜した側面の長さは、６枚の側板３を立
設させた中底Ａの同方向の長さより長くなっており、一
方外枠Ｂの底面の円形状の開口部の大きさより、中底Ａ
の底面の大きさの方が少しだけ大きく成っている。
各折り目２から設けられた切り込み４によって形成され
る突片脚部４ａを当該折り目２を境に夫々下方に突出さ
せる。この状態で、図１及び図２に示すように上記環状
に接続された外枠Ｂにその上方から中底Ａを嵌め入れ
る。中底Ａの６枚の各側板３が外枠Ｂの内周面の各板体
５に当接して中底Ａが外枠Ｂに支持された位置が同時
に、下方に突出した各突片脚部４ａの下端縁の位置が外
枠Ｂの各板体５の下端縁の位置と一致し、これらが当該
ペーパートレイが載置されたテーブル（図示省略）の表
面に到達しているので、これらの突片脚部４ａの下端縁
と外枠Ｂの各板体の下端縁とによって当該ペーパートレ
イはテーブル上に支持される。
に納められたケーキを外に運び出す場合、中底Ａの側板
３の適宜の上辺３ａを２か所摘んで、外枠Ｂから持ち上
げて、再度別の場所に置くと自然に中底Ａの側板３枚が
３６０度の全方向に開き、遮蔽物がなくなるのでケーキ
の形状を崩さず、かつ非常に簡単に切断、又は他の皿に
移し取ることができる。また中底Ａの底面部の切り込み
箇所は、夫々孔に成っており、これらの孔のうち例えば
対向する孔同士をリボンなどを下方から通してペーパー
トレイ等の上方で結ぶと装飾的にも綺麗である。
状を正六角形状としたが、中底Ａの形状はこれに限定さ
れるものではなく、四角形や八角形など多角形状ならど
のようなものでもよく、また正多角形状でなくとも、単
に多角形状のものでもよい。さらに中底Ａの側板３の大
きさ及び外枠Ｂの板体５の大きさについて具体的に述べ
ているが、これらはこの発明の必須要件ではなく、また
中底Ａの側板３の高さを外枠Ｂの高さより高くしている
が、そこにさらに孔を２つ穿ち、中底１を持ち上げる際
の指を入れる孔としてもよい。また材質として厚みの薄
い段ボール材を使用しているが、これに限らずこの発明
の効果を奏することができるものであれば、厚い段ボー
ル材でもよく、さらにチップボール等安価で強度のある
素材に包装紙や色紙等を張り合わせたものでも良い。
れば、中底を外枠にただ嵌め込むだけなので非常に簡単
に作成できる。また中底を外枠の下端縁のみならず、中
底の下方に突出した突片脚部によっても支持しているの
で内包物に対して強度が強く、底が抜けるということが
無い。さらに内包した洋菓子等を取り出す際には、中底
を外枠からはずせば、中底の側板が３６０度に開くの
で、極めて容易にケーキ等をその形状を崩さず取り出す
ことができる。
イを組み立てた状態の斜視図である。
イの縦断面図である。
イの中底の展開図である。
イの外枠の展開図である。
イの外枠を組み立てた状態の斜視図である。
イの中底の側板を立設させつつある状態の斜視図であ
る。
イの下面斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項１】多角形状から成る中底の各側縁に夫々折り
目を介して略扇形の側板を夫々設け、上記各側縁の折り
目の略中央部に当該折り目から上記中底の略中心部に向
かって略凸形状の切り込みを夫々設け、上記側板と略同
形の板体を上記中底の側縁の数だけ環状に連ねて底面の
ない略すり鉢状の外枠を形成し、上記中底の各側板を上
記折り目を境に立設し、当該中底の略凸形状の切り込み
によって形成された突片脚部を折り目を境に夫々下方に
垂下し、当該中底を上記外枠の上方から嵌め入れ、外枠
の各板体に、中底の各側板によって当該中底が支持され
た位置において、上記下方に垂下した各突片脚部の下端
縁の位置と上記外枠の下端縁の位置とが略一致し、中底
の各側板の各上端縁を外枠の各板体の各上端縁より上方
に突出する構成とし、菓子を内包した上記中底を、その
側板の少なくとも２箇所の上端縁を摘んで上記外枠から
持ち上げて別の場所に置いた際、当該中底の各側板が全
方位に開いて内包した菓子を取り出すことを特徴とす
る、ペーパートレイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28933199A JP3357644B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | ペーパートレイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28933199A JP3357644B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | ペーパートレイ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001114370A JP2001114370A (ja) | 2001-04-24 |
| JP3357644B2 true JP3357644B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=17741822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28933199A Expired - Fee Related JP3357644B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | ペーパートレイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3357644B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100775002B1 (ko) * | 2006-08-25 | 2007-11-13 | 이영화 | 케이크 유동방지용 고정구 |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP28933199A patent/JP3357644B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001114370A (ja) | 2001-04-24 |
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