JP3357143B2 - ロボットの負荷をモニタするロボット制御装置 - Google Patents
ロボットの負荷をモニタするロボット制御装置Info
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Description
タするロボット制御装置に関する。特に、ロボットの駆
動機構にかかる負荷をモニタして、ロボットの寿命予
測、予防保守等に利用するものである。
グ、減速機等の機構要素が用いられる。ロボットの場
合、これらの機構要素に対する負荷は一般の動力装置と
は異なり常に変動する。そのため、これらの機構要素の
寿命や、保守、オーバホール等の時期を予測することが
困難である。ロボットのトルク解析による劣化解析とし
て、モータのトルク変化に着目してそのトルク変化パタ
ーンから故障予測を行なう方法が既に公知であるが、こ
の方法は、モータのロータ等の部分の加速トルクも含め
たトルクを予測の評価に用いており、実際に駆動系に負
荷したトルクを求めているものではない。ロボットの駆
動系の機構要素の劣化や寿命を予測するには、駆動系の
機構要素に実際に加わるトルクを求める必要がある。
ロッタ等に描かせて、そのパターンを評価するものであ
り、常にリアルタイムに負荷の状況を判断できるもので
はない。モータの駆動電流とその2乗平均を求めてモー
タにかかる負荷を求める方法も公知であるが、この方法
はモータ自信の負荷を求めるものであって、2乗平均に
よりモータのパワーを平均化し、この平均値とモータの
定格トルクとの比較判断を行ない、モータの異常加熱等
を防止するための判断を行なうためのものである。ま
た、モータの駆動電流から、駆動系及びロボットアーム
等の負荷全体のイナーシャ、全体の摩擦トルク、粘性ト
ルクを用いて、駆動系、アーム全体にかかる外乱トルク
を求める手法があるが、この方法は、突発的な外乱を推
定しようとするものであり、駆動系の負荷トルクを求め
るものではない。
術においては、駆動系の各部にかかる負荷を検出求める
ものはなく、駆動系各部の予備保守、オーバホールおよ
び寿命を行なうための判断材料としては、適するもので
はない。駆動系にかかるトルクを検出するものではない
から、駆動系にかかる負荷トルクを作業員の経験等を基
に推定するしかないものである。そこで、本発明の目的
は、ロボットの駆動系にかかる負荷を検出し、ロボット
駆動系の予防保守、オーバホール、寿命の判断を容易に
できるようにすることにある。
減速機を備える駆動機構を介してロボット各軸を駆動制
御するロボット制御装置において、所定周期毎にモータ
速度、モータ駆動電流をサンプリングする手段と、モー
タ速度よりモータの回転角加速度を求める手段と、モー
タ速度、回転角加速度及びモータの駆動電流より、モー
タの出力トルクからモータ内部で費やされるトルクを減
じてモータ軸が出力する駆動トルクを算出する駆動トル
ク算出手段と、上記モータ速度、駆動トルク及び当該軸
が作動している総作動時間より平均駆動トルクを求める
手段とを備え、減速機の定格トルクと定格回転数と上記
減速機の出力軸の平均駆動トルク及び平均回転数より定
格寿命時間を求め、上記総作業時間を加味し、寿命に関
する情報を表示するようにした。これにより、実際に駆
動系にかかるトルクが表示されるから、駆動系の予防保
守、オーバホール、寿命の判断が容易となる。
ものと、コロ軸受を基本とするものがあることから、上
記平均駆動トルクを求める手段は、駆動機構の構成が玉
軸受を基本としているものに適用する場合の3乗平均
と、コロ軸受を基本とするものに適用する場合の10/
3乗平均の2つを求め、上記表示手段に両者を表示する
ようにする。さらに、上記駆動トルク、モータの速度の
最大値をそれぞれ記憶する記憶手段を設けて、順次求め
た駆動トルク及びモータの速度が記憶したものより大き
いときは記憶手段に記憶する最大値を書換えて更新する
と共に、上記表示手段にこの最大駆動トルク及び最大モ
ータ速度をも表示する。
タ速度、モータ駆動電流を求め、求めたモータ速度より
モータの回転角加速度を求め、このモータ速度、回転角
加速度及びモータの駆動電流値より、モータの出力トル
クからモータ内部で費やされるトルクを減じてモータ軸
が出力する駆動トルクを算出する。更に、上記モータ速
度、駆動トルク及び当該軸が作動している総作動時間よ
り平均駆動トルクを求め、減速機の定格トルクと定格回
転数と上記減速機の出力軸の平均駆動トルク及び平均回
転数より定格寿命時間を求め、上記総作業時間を加味
し、寿命に関する情報を表示する。
は、駆動機構の構成が玉軸受を基本としているものに適
用する場合の3乗平均と、コロ軸受を基本とするものに
適用する場合の10/3乗平均の2つを求めて両者が表
示する。又、最大駆動トルク及び最大モータ速度をも表
示するようにした。
アーム駆動系の1軸の動作原理を説明する説明図であ
る。図中Mは当該軸を駆動するサーボモータで、20は
このサーボモータMの回転位置、速度を検出するエンコ
ーダである。上記サーボモータMの出力軸(ロータ軸)
21には、歯車22が固着され、該歯車22には減速機
24の入力軸25に固着された歯車23が噛合ってい
る。減速機24の出力軸26には、アーム27が固着さ
れている。この構成により、サーボモータMを駆動する
ことによって1段の歯車伝動機構を介して、減速機24
が駆動され、該減速機24の出力軸26によりアームが
駆動されるものである。
ボモータの駆動電流IM にモータのトルク定数Ktを乗
じることによって求められるが、このトルクがそのまま
モータの出力軸21に出力されるものではない。このト
ルクはモータのロータ自身を加速する際の加速トルク等
を含むものであり、このモータ内部で費やされたトルク
を減じたものが出力軸21から出力されるものである。
モータ内部のベアリング、オイルシール等のモータの回
転速度に比例する部分の損失トルク係数(粘性トルク係
数)をKv 、モータ内部の摩擦トルク(回転速度によら
ず一定な部分)をKc、モータのロータイナーシャJ
r、駆動系のイナーシャJdとし、モータ速度をvM 、
モータ加速度をαM とすると、モータの出力軸21から
出力される駆動トルクTaは数式1で求められる。
実際にモータに流れる電流を検出してフィードバックさ
れてくる駆動電流によって、若しくは、軸制御回路内で
求められる電流指令によって知ることができる。モータ
速度vM はエンコータ20からの速度フィードバック信
号によって知ることができる。また、モータ加速度は、
モータ速度を微分することによって得ることができる。
さらに、損失トルク係数Kv 、モータ内部の摩擦トルク
Kc、モータのロータイナーシャJr、駆動系のイナー
シャJdは、モータ、ロボットの構成が決まれば、実質
的に決まる値であるから、計算若しくは実験によって求
めることができる。よって、予め損失トルク係数Kv 、
モータ内部の摩擦トルクKc、モータのロータイナーシ
ャJr、駆動系のイナーシャJdを求め制御装置内に設
定しておき、順次駆動電流IM 、モータ速度vM をサン
プリングし、モータ加速度αM を求めて上記数式1の演
算を行なえば、モータの出力軸21から出力される駆動
トルクTaがサンプリング時毎に求められることにな
り、駆動系に実際にかかる負荷を求めることができる。
系にかかる負荷の平均トルクTmpは次の数式2によって
求めれる。
Ta2、…は各サンプリング時の上記数式1によって求め
られた駆動トルク、n1 、n2 …は各サンプリング時の
モータ速度(モータ速度vM を回転数による速度で表し
たもの)、pは、駆動系の構成によって決まる定数で、
駆動系の構成が玉軸受を基本としているものに適用する
ときはp=3、コロ軸受を基本とするものに適用する場
合はP=10/3として、3乗平均、10/3乗平均を
求めて駆動系にかかる平均トルクTmpを求める。また、
駆動系における平均回転速度nm は次の数式3によって
求められる。
リング時毎に駆動系にかかる負荷の平均トルクTmp、駆
動系における平均回転速度nm を求めることは、演算を
行なう制御系のプロセッサに負担をかける。そこで、本
発明では、前サンプリング時(x−1)に求めた平均速
度nm(x-1)、平均トルクTmp(x-1) 及び当該周期のモー
タ速度nx 、駆動トルクTaxを用いて、数式4、数式5
に示す漸化式により当該サンプリング時xの平均速度n
mx、平均トルクTmpx を求める。
リング時xより1つ前のサンプリング時(x−1)間で
の総サンプリング回数を表すものである。
定格寿命比を求め表示するようにしている。減速機は出
力軸の負荷の平均トルクによってその寿命を判断するこ
とから、本実施例では上記数式2(若しくは数式5)で
求めた平均トルクTmpに減速機24の減速比R1、減速
効率ηを乗じて数式6で示すように減速機24の出力軸
から出力されるトルクT0mp を求める。
に減速比の逆数(1/R1)を乗じて減速機24の出力
軸26の回転速度N0mを求め、減速機の定格寿命時間K
(Hour )、減速機の定格トルクT0 (Kgf・m)、
減速機の定格回転数N0 (rpm)より次の7式の演算
を行なって減速機の寿命時間L10RP(Hour )を求め
る。
時間単位Tt´(Hour )で求め(端数を切り捨て)、
該総作動時間Tt´を上記減速機の寿命L10RPで除し
て、定格寿命比Rr1(=Tt´/L10RP)を求め、これ
を表示するようにしている。
のブロック図である。図2中、10はロボット制御装置
で、該ロボット制御装置は、プロセッサ11と、制御プ
ログラムが格納されたROM12、データの一時記憶に
利用されるRAM13、ロボットへの教示データ、及び
後述するロボットの動作状態等のデータを記憶する不揮
発性メモリ14、ロボットの各種設定値データ等を入力
したり該設定データや動作状態を示すデータを表示する
CRTMDI15、ロボットに動作を教示するためのデ
ィスプレイ付教示操作盤16及びロボットの各軸を駆動
制御する軸制御回路17−1〜17−Lがバス18で接
続されている。また、各軸制御回路17−1〜17−L
には、それぞれサーボアンプ19−1〜19−Lを介し
てロボット各軸を駆動するサーボモータM1〜MLが接
続され、各サーボモータM1〜MLの回転位置、速度を
検出するエンコーダ20−1〜20−Lからの位置、速
度のフィードバック信号がそれぞれ入力されるようにな
っている。
ト制御系の構成と同一であり、詳細は省略する。
軸におけるモニタ処理のフローチャートである。まず、
予め教示操作盤16若しくは、CRT/MDI15か
ら、予め、サーボモータのトルク定数Kt、モータ内部
の損失トルク係数(粘性トルク係数)Kv、モータ内部
の摩擦トルクKc、使用減速機の定格トルクT0 、定格
回転数N0、減速比R1 、定格寿命K(Hour)を設定し
ておく。そして、ロボットを運転すると、ロボット制御
装置10のプロセッサ11は、所定サンプリング周期毎
図3、図4に示す処理を実行し、モータ軸から出力され
る駆動トルクTa等を教示操作盤16のディスプレイに
若しくはCRT/MDI15のCRT表示装置に表示す
る。
ているか否か判断する(ステップS1)。本実施例にお
いては、動作指令が出力されている軸に対してはフラグ
が立てられるようになっている。そこで、当該軸のフラ
グF1が立っている(「1」)か否か判断し、立ってい
なければ、このまま当該周期の処理を終了する。またフ
ラグF1が「1」であると、モータ駆動電流(電流指令
若しくは電流フィドバック値)IM 、モータ速度(エン
コーダ20からの速度フィードバック値)vMを読取り
(ステップS2)、読み取ったモータ速度vM から前周
期において読み取ったモータ速度を減ずることによって
モータ加速度αM を求める(ステップS3)。そして、
数式1の演算を行なって当該サンプリング周期xにおけ
るモータ軸の駆動トルク(駆動系に与えられるトルク)
Taxを求めると共に、読み取ったモータ速度VM を回転
数単位の速度nx (rpm)に変換する(ステップS4)。
たレジスタに記憶されている前のサンプリング周期(x
−1)で求めた前周期までのコロ軸受用の平均駆動トル
クTm(10/3)(x-1)、玉軸受用の平均駆動トルクT
m3(x-1) 、平均回転速度nm(x-1)、サンプリング回数N
x-1 と、ステップS4で求めた当該周期の駆動トルクT
ax、回転速度nx より数式4,数式5の演算を行なって
当該サンプリング周期間での平均回転速度nmx、平均駆
動トルクTm(10/3)x、Tm3x を求める。なお、5式の演
算において、P=10/3(駆動機構の構成がコロ軸受
を基本としているものに適用する場合)として、また、
P=3(駆動機構の構成が玉軸受を基本としているもの
に適用する場合)としてそれぞれ平均駆動トルクT
m(10/3)x、Tm3x を求める(ステップS5)。
m(10/3)(x-1)、玉軸受用の平均駆動トルクTm3(x-1) 、
平均回転速度nm(x-1)を記憶するレジスタの値をそれぞ
れステップS5で求めた平均駆動トルクTm(10/3)x、T
m3x 、平均回転速度nmxを格納する。また、駆動トルク
の最大値Tamaxを記憶するレジスタの値とステップS4
で求めた駆動トルクTaxを比較し(ステップS7)、駆
動トルクTaxの方が大きいときのみ、駆動トルクの最大
値Tamaxを記憶するレジスタの値をこの駆動トルクTax
の値にすると共に、最大駆動トルクが発生したサンプリ
ング時の日時を記憶する不揮発性メモリ14内に設けら
れたDate Tレジスタの値を、制御装置内に設けられて
いる時計(図示せず)から読み出される現在日時に書替
え(ステップS8)、ステップS9へ移行する。なお、
ステップS7でレジスタの値が求めた駆動トルクTax以
上のときにはステップS8の処理を行なうことなくステ
ップS9へ移行する。
nmax を記憶するレジスタの値とステップS4で求めた
当該サンプリング周期のモータ速度nx を比較し、モー
タ速度nx が大きいときのみ、最大回転速度nmax を記
憶するレジスタの値をこのモータ速度nx に書替え、か
つ、前述と同様に、最大モータ速度を記憶するDatan
レジスタの値を当該サンプリング時の日時に書替える。
次に、サンプリング回数を係数するカウンタNx-1 に
「1」を加算し(ステップS11)、該カウンタの値に
サンプリング周期時間Δtを乗じて総作動時間Ttを求
め(ステップS12)、さらに、この総作動時間Ttの
時間単位(端数は切り捨て)の作動時間Tt´を求める
(ステップS13)。
ルクに減速機の減速比R1 、減速効率ηを乗じて減速機
2の出力軸26から出力される減速機の出力トルクを求
めるが、本実施例では減速機としてRV減速機を使用し
ているものとし、該RV減速機はコロ軸受を基本とする
減速機であるから、P=10/3で、コロ軸受用平均駆
動トルクTmpx =Tm(10/3)xに減速比R1、減速効率η
を乗じて減速機の平均出力トルクT0m(10/3)(=T
m(10/3)x×R1 ×η)を求める、また、ステップS6で
求めた平均回転速度nmxに減速比R1 の逆数を乗じて減
速機24の出力軸26の平均回転速度n0m(=nmx×1
/R1 )を求め(ステップS14)、求められた平均出
力トルクT0m(10/3)、平均回転速度n0mによって数式7
の演算を行なって(P=10/3とし演算を行なう)減
速機の寿命L時間10R(10/3) を求める(ステップS1
5)。そして、(ステップS13で求めた総作動時間T
t´を上記減速機の寿命時間L10R(10/3) で除して減速
機の定格寿命比Rr1(=Tt´/L10r(10/3) )を求
め、この値をレジスタに記憶する(ステップS16)。
次に、上記の処理で求められ、不揮発性メモリ14内の
各レジスタに格納されている、モータのモータ軸から出
力される駆動トルクTax、回転速度nx 、コロ軸受用平
均駆動トルクTm(10/3)x、玉軸受用平均駆動トルクT
m3x 、平均回転速度nmx、総作動時間Tt、最大駆動ト
ルクTamaxとその日時、最大回転速度nmax とその日
時、減速機の寿命時間L10R(10/3) 、減速機の定格寿命
比Rr1をCRT表示装置15の画面若しくは教示操作盤
16のディスプレイに表示する。
成がコロ軸受で構成されたRV減速機を用いた例を示し
たが、玉軸受を基本構成とする減速機の場合には、ステ
ップS14で玉軸受用平均駆動トルクTm3x に減速比R
1 、減速効率ηを用いて減速機の平均出力トルクT0m3x
を求め、この平均出力トルクT0m3xと平均回転速度n0m
により数式7の演算を行なって減速機の寿命L10R3を求
め、さらに、この寿命によってステップS16で定格寿
命比Rr1を求めることになる。
ータの出力トルクから、モータ自身内で費やされるロー
タを加減速するトルク等のトルクを減じて実際にロボッ
トの駆動系に出力されるトルク、すなわち駆動系にかか
る負荷をモニタできるようにしたから、駆動系の予防保
守、オーバホール、寿命の時期の判断が容易となる。ま
た、使用した減速機の寿命についても定格寿命比で表示
されるから、減速機寿命も簡単に予測できる。
である。
である。
の一部である。
Claims (3)
- 【請求項1】 モータにより減速機を備える駆動機構を
介してロボット各軸を駆動制御するロボット制御装置に
おいて、所定周期毎にモータ速度、モータ駆動電流をサ
ンプリングする手段と、モータ速度よりモータの回転角
加速度を求める手段と、モータ速度、回転角加速度及び
モータの駆動電流より、モータの出力トルクからモータ
内部で費やされるトルクを減じてモータ軸が出力する駆
動トルクを算出する駆動トルク算出手段と、上記モータ
速度、駆動トルク及び当該軸が作動している総作動時間
より平均駆動トルクを求める手段とを備え、減速機の定
格トルクと定格回転数と上記減速機の出力軸の平均駆動
トルク及び平均回転数より定格寿命時間を求め、上記総
作業時間を加味し、寿命に関する情報を表示するロボッ
トの負荷をモニタするロボット制御装置。 - 【請求項2】 上記平均駆動トルクを求める手段は、駆
動機構の構成が玉軸受を基本としているものに適用する
場合の3乗平均と、コロ軸受を基本とするものに適用す
る場合の10/3乗平均の2つを求め、上記表示手段に
両者が表示される請求項1記載のロボットの負荷をモニ
タするロボット制御装置。 - 【請求項3】 上記駆動トルク、モータの速度の最大値
をそれぞれ記憶する記憶手段を備え、求めた駆動トルク
及びモータの速度が記憶したものより大きいときは記憶
手段に記憶する最大値を書換えて更新すると共に、上記
表示手段は、この最大駆動トルク及び最大モータ速度を
も表示する請求項1または請求項2記載のロボットの負
荷をモニタするロボット制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26552693A JP3357143B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | ロボットの負荷をモニタするロボット制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ID=17418364
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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