JP3356915B2 - 冷却ユニットの取付構造 - Google Patents

冷却ユニットの取付構造

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JP3356915B2 JP15831895A JP15831895A JP3356915B2 JP 3356915 B2 JP3356915 B2 JP 3356915B2 JP 15831895 A JP15831895 A JP 15831895A JP 15831895 A JP15831895 A JP 15831895A JP 3356915 B2 JP3356915 B2 JP 3356915B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレハブ式の大型の冷
却貯蔵庫における天板内壁に複数個の冷却ユニットを取
り付ける取付構造に関し、特に、作業者が一人で容易、
且つ、簡単に各冷却ユニットを取り付けることが可能で
あるとともに、各冷却ユニットに冷媒を供給する配管作
業を間違えることなく簡単に行うことが可能な冷却ユニ
ットの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プレハブ式の大型冷却貯蔵庫に
対して冷却ユニットを取り付けるには、冷却貯蔵庫の冷
却能力に対応する1台の大型冷却ユニットを天板内壁に
取り付ける場合と、冷却貯蔵庫の冷却能力に対応して冷
却ユニットを複数個に分けて各冷却ユニットを天板内壁
に取り付ける場合とがある。ここで、大型の冷却ユニッ
トを冷却貯蔵庫の天板内壁に取り付ける場合、予め冷却
貯蔵庫の天板に複数個の取付穴を形成しておき、冷却ユ
ニットのベース板に形成された各ネジ穴と各取付穴とを
相互に合致させて後、ボルト及びナットを介して取付固
定している。
【0003】この場合、大型の冷却ユニットは大重量の
ものが多く、従って、作業者が一人で冷却ユニットの取
付作業や取り外し作業を行うことは困難であり、多人数
の作業者を必要としたりクレーン等の機械が必要とな
る。これでは、冷却ユニットの取付、取り外し作業を簡
単に行うことができない。また、大重量の冷却ユニット
を冷却貯蔵庫の天板に取り付けるには、その重量により
天板に集中的に荷重がかかってしまって天板が変形した
り破損する虞があることから、天板に対して別途補強パ
ネルを取り付ける等の必要がある。
【0004】前記のように冷却貯蔵庫の天板に大重量の
冷却ユニットを取り付ける際に生じる問題点を解消する
には、冷却貯蔵庫の冷却能力に対応して冷却ユニットを
複数個の小型冷却ユニットとして、天板に取り付けるよ
うにすればよい。このようにすれば、作業者が一人で取
付作業や取り外し作業を行うことが容易であり、また、
天板に補強パネル等で補強する必要もなくなるここに、
冷却貯蔵庫の冷却能力に対応して冷却ユニットを複数個
に分けて各冷却ユニットを天板内壁に取り付ける場合に
は、基本的に前記と同様の方法により行われる。即ち、
予め冷却貯蔵庫の天板に各冷却ユニットに対応して複数
個の取付穴を形成しておき、各冷却ユニットのベース板
に形成された各ネジ穴と各取付穴とを相互に合致させて
後、ボルト及びナットを介して各冷却ユニットが天板に
取付固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
方法では、各小型冷却ユニットは、それぞれについてベ
ース板の各ネジ穴と天板の各取付穴とを合致させなが
ら、ボルトとナットを介して取り付けなければならず、
また、天板に対して各冷却ユニットの取付及び取り外し
行う場合には、冷却貯蔵庫の庫内側と庫外側の双方から
ボルトとナットの締結及び締結解除を行わなければなら
ない。かかる場合、作業者が一人で各作業を行うのは困
難である。
【0006】また、各冷却ユニットを天板に取り付けた
後、各冷却ユニットについて冷凍機ユニットとの間で所
定の配管作業が行われるが、各冷却ユニットについての
配管作業は一般に煩雑な作業であることが多く、場合に
よっては配管により接続すべき接続口を間違ってしまう
虞が多分に存するものである。本発明は前記従来の問題
点を解消するためになされたものであり、作業者が一人
で容易、且つ、簡単に各冷却ユニットを取り付けること
が可能であるとともに、各冷却ユニットに冷媒を供給す
る配管作業を間違えることなく簡単に行うことが可能な
冷却ユニットの取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る冷却ユニットの取付構造は、冷却貯蔵庫の
天板内壁に複数個の冷却ユニットをそれぞれベース板を
介して取り付ける冷却ユニットの取付構造において、前
記ベース板の一側に形成された差込み部が嵌合される嵌
合部と連結部とが設けられた第1フレーム部材の複数個
を各連結部を介して相互に連結してなり、前記天板内壁
に取り付けられる第1フレームと、前記ベース板の他側
が固定される固定部と連結部が設けられた第2フレーム
部材の複数個を各連結部を介して相互に連結してなり、
前記各冷却ユニットの幅に対応する所定の取付幅をもっ
て前記第1フレームと平行にして天板内壁に取り付けら
れる第2フレームとを備え、前記各冷却ユニットは、ベ
ース板の差込み部が第1フレームにおける第1フレーム
部材の嵌合部に嵌合されるとともにベース板の他側が第
2フレームにおける第2フレーム部材の固定部に固定さ
れるとにより、天板の内壁に取り付けられた構成を有す
る。
【0008】前記取付構造では、前記各冷却ユニットに
配設されるとともに吸入口と排出口とを有する冷却器
と、送出口と取込口とが設けられ冷却された冷媒を送出
口から各冷却器の吸入口に送出するとともに各冷却器の
排出口から排出された冷媒を取込口から取り込む冷凍機
ユニットとを有し、前記冷凍機ユニットの送出口と前記
各冷却器の吸入口との間に配設され、冷凍機ユニットか
ら送出された冷媒を各冷却器に対して並列的に供給する
第1パイプと、前記冷凍機ユニットの取込口と前記各冷
却器の排出口との間に配設され、各冷却器から排出され
た冷媒を冷凍機ユニットに対し並列的に取り込む第2パ
イプとを備えていることが望ましい。
【0009】
【作用】前記構成を有する本発明の冷却ユニットの取付
構造では、ベース板の一側における差込み部が嵌合され
る嵌合部と連結部とが設けられた複数個の第1フレーム
部材を各連結部を介して相互に連結してなる第1フレー
ムが、冷却貯蔵庫の天板内壁に取り付けられ、また、ベ
ース板の他側が固定される固定部と連結部とが設けられ
た複数個の第2フレーム部材を各連結部を介して相互に
連結してなる第2フレームが、各冷却ユニットの取付幅
をもって第1フレームと平行な状態で天板内壁に取り付
けられている。そして、各冷却ユニットは、ベース板の
差込み部が第1フレーム部材の嵌合部に嵌合され、ま
た、ベース板の他側が第2フレーム部材の固定部に固定
されることにより、天板内壁に取り付けられる。
【0010】このように、各冷却ユニットは、そのベー
ス板の差込み部を第1フレーム部材の嵌合部に嵌合させ
た後、ベース板の他側を第2フレーム部材の固定部に固
定するのみで天板内壁に取り付けることが可能となり、
従って、作業者は一人で各冷却ユニットを天板に取り付
ける取付作業を容易、且つ、簡単に行うことが可能であ
る。
【0011】また、冷凍機ユニットの送出口と各冷却器
ユニットの吸入口との間に第1パイプを配設し、冷凍機
ユニットの取込口と各冷却器ユニットの排出口との間に
第2パイプを配設した場合には、第1パイプが冷媒を各
冷却器ユニットに対して並列的に供給し、また、第2パ
イプが冷媒を各冷却器ユニットからの冷媒を冷凍機ユニ
ットに並列的に取り込む作用を有することから、各冷却
ユニットと冷凍機ユニット間の配管作業が簡単に行われ
得る。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る冷却器ユニットの取付構
造について、本発明を具体化した実施例に基づいて図面
を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施例に係る冷
却ユニットの取付構造が設けられた冷却貯蔵庫の全体構
成について図1に基づき説明する。図1は冷却貯蔵庫を
模式的に示す説明図である。
【0013】図1において、プレハブ式の大型の冷却貯
蔵庫1は、天板2、天板2の四周を囲む4つの側板3、
及び、底板4を有し、各天板2等はプレハブ式であるこ
とから複数枚のパネル板から構成されている。天板2の
内壁には、第1フレーム5が固設されており、また、第
1フレーム5と平行に第2フレーム6が固設されてい
る。各第1フレーム1と第2フレーム6との間隔は、各
冷却ユニット7のベース板8の幅(冷却貯蔵庫1の前後
方向の幅であり、図1中、左右方向の幅)、即ち、各冷
却ユニット7の取付幅B(図5参照)とほぼ同一の幅に
設定されている。尚、各第1フレーム5、第2フレーム
6の構成、及び、冷却ユニット7の取付幅については後
述する。また、冷却貯蔵庫1の前面側に配置された側板
3には、冷却貯蔵庫1にて行われる各種の冷却動作を制
御する制御盤Cが取り付けられている。
【0014】前記のように天板2の内壁に固設された各
第1フレーム5、第2フレーム6に対しては、複数個
(本実施例では3個)の冷却ユニット7が取り付けられ
ている。各冷却ユニット7は公知の構造を有し、後述す
る冷凍機ユニット11から冷却された冷媒が供給循環さ
れる冷却器K(図5参照)、冷却器Kにより冷却された
庫内空気を冷却貯蔵庫1の内部に循環させる冷気循環用
ファン、冷気循環用ファンを回転駆動するファンモー
タ、ドレンパン等から構成されている。また、冷却器K
には、冷凍機ユニット11から送出された冷媒を吸入す
る吸入口9、及び、冷却器Kから冷媒を冷凍機ユニット
11に排出する排出口10が設けられている。
【0015】また、冷却貯蔵庫1には冷凍機ユニット1
1が付設されており、この冷凍機ユニット11は、凝縮
器ユニット(図示せず)を介して冷却される冷媒を貯留
するための冷媒タンクを有し、冷媒がポンプ(図示せ
ず)により前記各冷却ユニット7における冷却器Kの吸
入口9に送出されるとともに、冷却器Kの排出口10か
ら排出された冷媒を取り込む作用を行うものである。か
かる冷凍機ユニット11の背面には、冷媒タンクから各
冷却ユニット7における冷却器Kの吸入口9に対して冷
媒を送出口14から送出する送出部15、及び、各冷却
ユニット7における冷却器Kの排出口10から排出され
た冷媒を取込口13から冷凍機ユニット11の冷媒タン
ク内に取り込む取込部12が設けられている。
【0016】前記送出部15の送出口14と各冷却ユニ
ット7における冷却器Kの吸入口9との間は、所定のパ
イプで接続されるとともに第1パイプ16が配設されて
おり、また、取込部12の取込口13と各冷却ユニット
7における冷却器Kの排出口10との間は、所定のパイ
プで接続されるとともに第2パイプ17が配設されてい
る。第1パイプ16は、図7に示すように、複数個の直
パイプ18の間に分岐部19を有する分岐パイプ20を
相互に連結した構成を有し、各分岐部19は、各冷却器
Kの吸入口9のそれぞれに連結される。また、第2パイ
プ17は、図8に示すように第1パイプ16と同様の構
成を有しており、複数個の直パイプ21の間に分岐部2
2を有する分岐パイプ23を相互に連結してなり、各分
岐部22は、各冷却器Kの排出口10のそれぞれに連結
される。更に、第1パイプ16における各分岐部19間
のピッチと第2パイプ17における各分岐部22間のピ
ッチとは、同一ピッチに形成されており、従って、第1
パイプ16と第2パイプ17とは相互に互換性を有す
る。
【0017】前記した冷凍機ユニット11と各冷却ユニ
ット7の冷却器Kとの配管構造においては、冷凍機ユニ
ット11内の冷媒タンクに貯留された冷媒は、送出部1
5の送出口14から矢印に沿って第1パイプ16に送出
され、また、第1パイプ16からは各分岐部19より各
冷却ユニット7における冷却器Kの吸入口9に並列的に
供給される。これに対して、冷却貯蔵庫1の庫内冷却に
供された各冷却器K内の冷媒は、各排出口10から各分
岐部22より第2パイプ17内に排出され、更に、第2
パイプ17からは冷凍機ユニット11における取込部1
2の取込口13から冷媒タンク内に取り込まれる。
【0018】次に、前記第1フレーム5の構成について
図2に基づき説明する。図2は第1フレーム5を天板2
に取り付ける状態を模式的に示す説明図である。図2に
おいて、第1フレーム5は、複数個(図2では3個)の
第1フレーム部材30を相互に連結することにより構成
される。各第1フレーム部材30は、上方に「コ」字状
に形成され平板部31を有するコ字状部32(図5参
照)、コ字状部32の長手方向の一側から延設された第
1係止部33、第1係止部33との間に嵌合部Aが形成
されるようにコ字状部32の内面に固着された第2係止
部34(図5参照)、及び、コ字状部32の短手方向の
一側に延設されるとともに、ボルト溝35が形成された
連結部36から構成されている。ここに、各第1係止部
33、第2係止部34及び嵌合部Aには、各ベース板8
に形成される後述の差込み部2Aが嵌合され、また、コ
字状部32の平板部31には2つのボルト穴37が形成
されている。
【0019】前記のように構成された各第1フレーム部
材30は、それぞれの連結部36が隣接する第1フレー
ム部材30のコ字状部32の下面に当接された後、各ボ
ルト溝36と各ボルト穴37とを合致させつつ、また、
各ボルト穴37に単独で、且つ、天板2において予め形
成された各取付穴38(予め各ボルト穴37に合致する
ように形成されている)にボルト39が挿嵌されるとと
もに、天板2上面からワッシャとナットからなる締結具
40を介して天板2の内壁に取り付けられる。これによ
り、各第1フレーム部材30は、相互に協動して第1フ
レーム5を構成しつつ(図3参照)天板2の内壁に取り
付けられるものである。
【0020】次に、第2フレーム6の構成について図
3、図4に基づき説明する。ここに、図3は第2フレー
ム6を天板2に取り付ける状態を模式的に示す説明図、
図4は第2フレーム部材を連結する状態を模式的に示す
説明図である。図3において、第2フレーム6は、複数
個(図3では第1フレーム部材30に対応して3個)の
第2フレーム部材41を相互に連結することにより構成
される。各第2フレーム部材41は、平板部42、平板
部42の長手方向の一側(前記各第1フレーム部材30
の第1係止部33、第2係止部34に対向する側)から
下方に曲折されて形成された固定部43(図5参照)、
平板部42の短手方向の一側に延設されるとともに、ボ
ルト溝44が形成された連結部45から構成されてい
る。また、平板部42には2つのボルト穴46が形成さ
れており、更に、固定部43にも2つのボルト穴47が
形成されている。
【0021】前記のように構成された各第2フレーム部
材41は、前記第1フレーム5の場合と同様にして図4
に示すように、それぞれの連結部45が隣接する第2フ
レーム部材41の下面に当接された後、各ボルト溝44
と各ボルト穴46とを合致させつつ、また、各ボルト穴
46に単独で、且つ、天板2において予め形成された各
取付穴48(予め各ボルト穴46に合致するように形成
されている)にボルト49が挿嵌されるとともに、天板
2上面からワッシャとナットからなる締結具50を介し
て天板2の内壁に取り付けられる。これにより、各第2
フレーム部材41は、相互に協動して第2フレーム6を
構成しつつ天板2の内壁に取り付けられるものである。
【0022】続いて、前記のように天板2の内壁に固定
された各第1フレーム5、第2フレーム6間に冷却ユニ
ット7を取り付ける取付方法について図5、図6に基づ
き説明する。ここに、図5は第1フレーム5と第2フレ
ーム6との間に冷却ユニット7を取り付ける取付方法を
示す説明図、図6は冷却ユニット7におけるベース板8
の差込み部2Aを第1フレーム部材30の嵌合部に嵌合
する状態を示す平面図である。
【0023】各冷却ユニット7を各第1フレーム5と第
2フレーム6との間に取り付けるには、先ず、第1フレ
ーム部材30の第1係止部33と第2係止部34とによ
り構成される嵌合部Aの長手方向における幅に合致する
ように、ベース板8に形成された2つの切欠き部51を
介して形成される差込み部2Aを嵌合部Aに差し込んで
係止する(図6参照)。この状態で、各冷却ユニット7
の重量は、殆ど第1フレーム5により支持されることか
ら、作業者に冷却ユニット7の重量が直接かかることは
ない。この後、差込み部2Aが形成された側とは反対側
のベース板8の他側部を、第2フレーム6の第2フレー
ム部材41の固定部43上に載置するとともに、ボルト
52とナット53を介してベース板8を第2フレーム部
材41に締結固定する。これにより、冷却ユニット7
は、第1フレーム5と第2フレーム6との間に取り付け
られるものである。尚、各冷却ユニット7を第1フレー
ム5と第2フレーム6との間に適切に取り付けるため
に、冷却ユニット7の幅にほぼ対応するように取付幅B
が図5に示すように設定されている。
【0024】以上詳細に説明した通り本実施例に係る冷
却ユニットの取付構造では、冷却貯蔵庫1の天板2の内
壁に、第1フレーム部材30における連結部36のボル
ト溝35、ボルト39、締結具40等を介して各第1フ
レーム部材30を相互に連結して第1フレーム5を構成
しながら取り付けるとともに、第2フレーム部材41に
おける連結部45のボルト溝44、ボルト49、締結具
50等を介して各第2フレーム部材41を相互に連結し
て第2フレーム6を構成しながら第1フレーム5との間
に取付幅Bを確保しつつ取り付け、各冷却ユニット7を
第1フレーム5と第2フレーム6との間に取り付けるに
際しては、各冷却ユニット7におけるベース板8に形成
された差込み部2Aを嵌合部Aに差し込んで係止した
後、差込み部2Aが形成された側とは反対側のベース板
8の他側部を第2フレーム部材41の固定部43上に載
置するとともに、ボルト52とナット53を介してベー
ス板8を第2フレーム部材41に締結固定することによ
り取り付けるように構成したので、各冷却ユニット7の
取付の際に冷却ユニット7の重量が作業者にかかること
は殆どなく、作業者は一人で容易、且つ、簡単に冷却ユ
ニット7の取付作業を行うことができる。
【0025】また、各冷却ユニット7の取付作業は、冷
却貯蔵庫1の庫内側のみで行われるので、ボルト等の取
付、取り外し作業を庫外で行う必要はなく、これにより
複数人の作業者を要することなく一人が各作業を行うこ
とができる。更に、各第1フレーム5及び第2フレーム
6は、それぞれ複数の各第1フレーム部材30、第2フ
レーム部材41を相互に連結しながら天板2の内壁へ固
定する構成としたので、当初から長いフレームを使用す
る場合に比して各第1フレーム部材30、第2フレーム
部材41の取扱は極めて容易であり、また、輸送時にお
ける取扱も容易に行うことができる。
【0026】また、各第1フレーム部材30、第2フレ
ーム部材41は、ボルト39、49を介して相互の連結
と同時に天板2に取り付けることができるので、使用す
るボルト39、49の本数を軽減することができる。更
に、ベース板8の差込み部2Aは、各切欠き部51によ
り嵌合部Aの幅に合致されているので、これらの相互を
極めて簡単に位置決めすることができ、穴合わせ等の煩
雑な作業を解消することができる。また、プレハブ式の
冷却貯蔵庫1においては、天板2に予め各第1フレーム
5、第2フレーム6を取り付けておくことができること
から、冷却貯蔵庫1の組立を容易に行うことができる。
【0027】更に、本実施例の冷却貯蔵庫1では、冷凍
機ユニット11における送出部15の送出口14と各冷
却ユニット7における冷却器Kの吸入口9との間に第1
パイプ16を配設し、また、冷凍機ユニット11におけ
る取込部12の取込口13と各冷却ユニット7における
冷却器Kの排出口10との間に第2パイプ17を配設
し、冷凍機ユニット11内の冷媒タンクに貯留された冷
媒を送出部15の送出口14から第1パイプ16に送出
するとともに、第1パイプ16からは各分岐部19より
各冷却ユニット7における冷却器Kの吸入口9に並列的
に供給し、更に、冷却貯蔵庫1の庫内冷却に供された各
冷却器K内の冷媒を各排出口10から各分岐部22より
第2パイプ17内に排出するとともに、第2パイプ17
からは冷凍機ユニット11における取込部12の取込口
13から冷媒タンク内に取り込むように構成したので、
冷凍機ユニット11と各冷却器Kとの間の配管構造を簡
略化することができる。これにより、配管費用が削減で
きるとともに、配管工事も容易となるものである。
【0028】また、各第1パイプ16、第2パイプ17
における分岐部19、22のピッチは同一であり、これ
より各パイプ16、17は相互に互換性を有することと
なって、配管作業を更に簡単なものとすることができ
る。尚、本発明は前記実施例に限定されものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が
可能であることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、作業者が一
人で容易、且つ、簡単に各冷却ユニットを取り付けるこ
とが可能であるとともに、各冷却ユニットに冷媒を供給
する配管作業を間違えることなく簡単に行うことが可能
な冷却ユニットの取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 冷却貯蔵庫を模式的に示す説明図である。
【図2】 第1フレームを天板に取り付ける状態を模式
的に示す説明図である。
【図3】 第2フレームを天板に取り付ける状態を模式
的に示す説明図である。
【図4】 第2フレーム部材を連結する状態を模式的に
示す説明図である。
【図5】 第1フレームと第2フレームとの間に冷却ユ
ニットを取り付ける取付方法を示す説明図である。
【図6】 冷却ユニットにおけるベース板の差込み部を
第1フレーム部材の嵌合部に嵌合する状態を示す平面図
である。
【図7】 第1パイプの斜視図である。
【図8】 第2パイプの斜視図である。
【符号の説明】
1・・・冷却貯蔵庫、2・・・天板、2A・・・差込み
部、5・・・第1フレーム、6・・・第2フレーム、7
・・・冷却ユニット、8・・・ベース板、9・・・吸入
口、10・・・排出口、11・・・冷凍機ユニット、1
2・・・取込部、13・・・取込口、14・・・送出
口、15・・・送出部、16・・・第1パイプ、17・
・・第2パイプ、19、22・・・分岐部、30・・・
第1フレーム部材、33・・・第1係止部、34・・・
第2係止部、35・・・ボルト溝、36・・・連結部、
37・・・ボルト穴、38・・・ボルト穴、39・・・
ボルト、40・・・締結具、41・・・第2フレーム部
材、43・・・固定部、44・・・ボルト溝、45・・
・連結部、46・・・ボルト穴、49・・・ボルト、5
0・・・締結具、51・・・切欠き部、A・・・嵌合
部、K・・・冷却器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却貯蔵庫の天板内壁に複数個の冷却
    ユニットをそれぞれベース板を介して取り付ける冷却ユ
    ニットの取付構造において、 前記ベース板の一側に形成された差込み部が嵌合される
    嵌合部と連結部とが設けられた第1フレーム部材の複数
    個を各連結部を介して相互に連結してなり、前記天板内
    壁に取り付けられる第1フレームと、 前記ベース板の他側が固定される固定部と連結部が設け
    られた第2フレーム部材の複数個を各連結部を介して相
    互に連結してなり、前記各冷却ユニットの幅に対応する
    所定の取付幅をもって前記第1フレームと平行にして天
    板内壁に取り付けられる第2フレームとを備え、 前記各冷却ユニットは、ベース板の差込み部が第1フレ
    ームにおける第1フレーム部材の嵌合部に嵌合されると
    ともにベース板の他側が第2フレームにおける第2フレ
    ーム部材の固定部に固定されるとにより、天板の内壁に
    取り付けられることを特徴とする冷却ユニットの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記各冷却ユニットに配設されるとと
    もに吸入口と排出口とを有する冷却器と、送出口と取込
    口とが設けられ冷却された冷媒を送出口から各冷却器の
    吸入口に送出するとともに各冷却器の排出口から排出さ
    れた冷媒を取込口から取り込む冷凍機ユニットとを有
    し、 前記冷凍機ユニットの送出口と前記各冷却器の吸入口と
    の間に配設され、冷凍機ユニットから送出された冷媒を
    各冷却器に対して並列的に供給する第1パイプと、 前記冷凍機ユニットの取込口と前記各冷却器の排出口と
    の間に配設され、各冷却器から排出された冷媒を冷凍機
    ユニットに対し並列的に取り込む第2パイプとを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の冷却ユニットの取付構
    造。
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