JP3356590B2 - 繊維質マット類の切断装置 - Google Patents

繊維質マット類の切断装置

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JP3356590B2
JP3356590B2 JP14616395A JP14616395A JP3356590B2 JP 3356590 B2 JP3356590 B2 JP 3356590B2 JP 14616395 A JP14616395 A JP 14616395A JP 14616395 A JP14616395 A JP 14616395A JP 3356590 B2 JP3356590 B2 JP 3356590B2
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武夫 中垣
洋三 松葉
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高島屋日発工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリースマシンで生産
した繊維質マット類を所定寸法に精度よく切断すること
ができる繊維質マット類の切断装置に関するものであ
る。
【従来の技術】
【0002】従来から、自動車のトリム基材として用い
られている繊維質マット類は、フリースマシンと称され
る解繊成形機により連続的に生産された帯状の繊維質マ
ット類を、定速送りローラにより一定速度で送り出して
切断装置により所定寸法ずつ切断しトリム基材としてい
る。また、このような繊維質マット類の切断装置とし
て、フリースマシンにより連続的に生産される繊維質マ
ット類を所定長さに切断するための切断装置と、所定幅
に切断するための切断装置とを備えたものも知られてい
る(例えば、特開平4−77241号公報参照)。
【0003】一方、所定幅に切断する際に生じる両側縁
部の端材は、搬送コンベアの下部に設けられたフィード
ローラに導かれた後、再びフリースマシンにリサイクル
され再解繊されるのであるが、従来のこの種繊維質マッ
ト類の切断装置においては、端材がフィードローラへ引
き込まれる時に千切れて上部側にハネ上がるという現象
が多発した。この結果、引き千切られた端材が次工程の
切断装置のカッターや搬出ローラ等に引っ掛かり機械を
停止しなければならないというトラブルが生じ生産性に
劣るという問題点があった。また、これを防止するには
端材が引き千切られた時、エッジ部を再びフィードロー
ラ側へ投入するための専属の監視要員を必要とし生産コ
ストのアップにつながるという問題点もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、連続的に生産される繊維質マ
ット類を寸法どおりに精度よく切断処理することができ
るとともに、端材がフィードローラへ引き込まれる時の
引き千切れ及びそれによる上部側へのハネ上がり現象を
確実に防止して効率的な生産を行うことができ、また専
属の監視要員も削減できて生産コストの低廉化も図るこ
とができる繊維質マット類の切断装置を提供することを
目的として完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の繊維質マット類の切断装置は、フ
リースマシンにより連続的に生産される帯状の繊維質マ
ット類を定速送りローラにより送り出して切断装置によ
り所定長さに切断する繊維質マット類の切断装置におい
て、前記切断装置の手前に繊維質マット類を所定幅に切
断するよう側縁部を切断する第2の切断装置を設けると
ともに、該第2の切断装置には切断した端材を下方にあ
るフィードローラへ案内する搬送面より碗状に膨出する
曲面状の案内プレートを一体に設けたことを特徴するも
のである。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例につき詳細に説
明する。1は繊維質原料とバインダーとを解繊・混合す
るフリースシリンダ1aと、該フリースシリンダ1aよ
り吹き飛ばされる解繊混合物を延綿状マット材に成形す
るコンベア1bと、この延綿状マット材を圧縮して繊維
質マット類とする圧縮装置1cとからなるフリースマシ
ン、2は得られた繊維質マット類に針刺し加工を施すニ
ードルパンチ機、3は該繊維質マット類を所定長さに切
断する切断装置、4は繊維質マット類を該切断装置へ送
り出す定速送りローラであり、以上の構成は従来の繊維
質マット類の製造装置と基本的に同じである。
【0007】そして、本発明においては前記切断装置3
の手前に繊維質マット類を所定幅に切断するよう側縁部
を切断する第2の切断装置5が両側に一対設けられてお
り、更に該第2の切断装置5の外側には切断した端材を
下方にあるフィードローラ6へ案内する案内プレート7
が一体に設けられている点に特徴を有する。即ち、この
第2の切断装置5は図2〜4に示されるように、繊維質
マット類の進行方向に対し垂直に架設されている支持板
8上にブラケットを介して摺動自在に取り付けられ、繊
維質マット類を所定幅に切断するよう固定されている。
そして、該第2の切断装置5の外側には搬送面より碗状
に膨出した曲面状の案内プレート7が一体に設けられて
おり、切断したベルト状の端材を下方にあるフィードロ
ーラ6側へ自動的に導くよう構成されている。
【0008】また、実施例においては前記の案内プレー
ト7には、第2の切断装置5で切断したベルト状の端材
が外側へ水平方向に横逃げするのを防止する側面プレー
ト9が装着されており、更に案内プレート7は内部の清
掃が容易となるようヒンジ部10を中心に上方向にハネ
上げ自在に構成されている。なお図1において、11は
定速送りローラ4より送られる繊維質マット類を切断装
置3で切断する際に一旦停止させるための間欠・可変送
りローラであり、繊維質マット類の定速送り状態を検出
する第1の検出センサー12aと、繊維質マット類のタ
ルミ限界状態を検出する第2の検出センサー12bとの
組み合わせによりフリースマシン1より、連続的に送り
出される繊維質マット類を切断装置3の切断処理中にタ
ルミとして保留し、切断処理後は保留したタルミ分を加
速して送り出すことによってフリースマシン1による連
続的な生産に同調して繊維質マット類を高精度に連続切
断できるよう構成されている。また、13aは搬送され
る繊維質マット類の先端部を検出したうえで間欠・可変
送りローラ11に対し加減速の指令を発する送り減速セ
ンサー、13bは同じく停止の命令を発する停止センサ
ーである。
【0009】
【作用】このように構成されたものにより繊維質マット
類を連続的に切断処理する工程を説明すると、フリース
マシン1により連続的に生産される帯状の繊維質マット
類は、ニードルパンチ機2によって針刺し加工が施され
た後、定速送りローラ4により一定速度で連続的に送り
出され、次いで、切断装置3により所定長さに切断され
る点は従来のこの種切断方法と基本的に同じであるが、
本発明においては切断装置3の手前に繊維質マット類を
所定幅に切断するよう側縁部を切断する第2の切断装置
5が設けられているので長さ方向に加え幅方向も所定寸
法に切断処理されることとなり、また該第2の切断装置
5には切断した端材を下方にあるフィードローラ6へ案
内する案内プレート7が一体に設けられているので、端
材が間欠・可変送りローラ11により不定速に送り込ま
れても搬送面より碗状に膨出した曲面状の案内プレート
7で吸収して、千切れを生ずることなく端材が円滑にフ
ィードローラ6へ連続供給されることとなる。特に、繊
維質マット類の目付が少ない場合や端材の幅が狭い場合
等には千切れを生じやすいが、そのような場合にも確実
に千切れの防止を達成することが可能である。また、案
内プレート7は第2の切断装置5に一体に設けられてい
るので、切断処理すべき幅に応じて第2の切断装置5移
動させても常に一体的に移動して端材を確実にフィード
ローラ6側へ供給することができる。更に、案内プレー
ト7に端材の横逃げ防止用の側面プレート9を装着した
場合には、端材の発生量や送り速度等に関係なく常に横
逃げを防止し安定してフィードローラ6へ供給すること
ができ、また案内プレート7をヒンジ部10を中心に上
方向にハネ上げ自在とした場合には内部の清掃が容易で
メンテナンスの作業性が著しく向上することとなる。な
お、フィードローラ6側へ引き込まれた端材は再びフリ
ースマシン1に供給されて原料として再利用に供される
こととなる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は連続的に生産される繊維質マット類を寸法どおりに
精度よく切断処理することができるとともに、端材がフ
ィードローラへ引き込まれる時の引き千切れ及びそれに
よる上部側へのハネ上がり現象を確実に防止して効率的
な生産を行うことができ、また専属の監視要員も削減で
きて生産コストの低廉化も図ることができるものであ
る。よって本発明は従来の問題点を一掃した繊維質マッ
ト類の切断装置として、産業の発展に寄与するところは
極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す装置の全体図である。
【図2】本発明の実施例の要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例の要部を示す側面図である。
【図4】本発明の実施例の要部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 フリースマシン 3 切断装置 4 定速送りローラ 5 第2の切断装置 6 フィードローラ 7 案内プレート 9 側面プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06H 7/02 D06H 7/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリースマシン(1) により連続的に生産
    される帯状の繊維質マット類を定速送りローラ(4) によ
    り送り出して切断装置(3) により所定長さに切断する繊
    維質マット類の切断装置において、前記切断装置(3) の
    手前に繊維質マット類を所定幅に切断するよう側縁部を
    切断する第2の切断装置(5) を設けるとともに、該第2
    の切断装置(5) には切断した端材を下方にあるフィード
    ローラ(6) へ案内する搬送面より碗状に膨出する曲面状
    の案内プレート(7) を一体に設けたことを特徴とする繊
    維質マット類の切断装置。
  2. 【請求項2】 案内プレート(7) に切断した端材の横逃
    げを防止する側面プレート(9) が装着されている請求項
    1に記載の繊維質マット類の切断装置。
JP14616395A 1995-06-13 1995-06-13 繊維質マット類の切断装置 Expired - Fee Related JP3356590B2 (ja)

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