JP3356477B2 - Tv同軸プラグ - Google Patents

Tv同軸プラグ

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JP3356477B2
JP3356477B2 JP03297893A JP3297893A JP3356477B2 JP 3356477 B2 JP3356477 B2 JP 3356477B2 JP 03297893 A JP03297893 A JP 03297893A JP 3297893 A JP3297893 A JP 3297893A JP 3356477 B2 JP3356477 B2 JP 3356477B2
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安幸 北林
清幸 奥田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ用のアンテナか
らの同軸ケーブルをテレビのコネクタに接続するための
TV同軸プラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のTV同軸プラグは、同軸
プラグの編素線と導通を得るとともに同軸ケーブルを固
定するために、ラジオペンチ等の工具を用いてケーブル
接続金具をかしめる必要があり手間がかかるという問題
や、工具を用いてかしめる場合にはかしめのばらつきが
生じやすく導通不良等の不具合を起こす危惧があるとい
う問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記問題に対して、カ
バーの内部にリブを設け、カバーを閉じることによって
リブがケーブル接続金具を圧接し、縮径してかしめるT
V同軸プラグが提案されている。しかし、上記のリブを
設けたTV同軸プラグにおいて、例えば、出荷時等にカ
バーを閉じてしまうとケーブル接続金具が圧接されて縮
径してしまい、実際に同軸ケーブルを接続する時に縮径
されたケーブル接続金具を拡径しなければならないとい
う問題がある。また、リブとケーブル接続金具との位置
関係がずれている場合に、ケーブル接続金具を確実にか
しめることができないという問題もある。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、実際に同軸ケーブルを接続する時以外はケー
ブル接続金具をかしめず、実際に接続するときにはリブ
がケーブル接続金具をかしめることのできる位置に位置
決めできるTV同軸プラグを提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一端
側に、テレビ用の同軸ケーブルの編素線をかしめること
により導通を得るケーブル接続金具と、同軸ケーブルの
芯線を固定して導通を得る芯線接続金具と、芯線接続金
具と絶縁されたシールド底部とを備え、他端側にテレビ
コンセントに接続する接続部を備えた本体と、本体にヒ
ンジ部を介して開閉自在に設けたカバーとからプラグ本
体を構成し、カバーの内部にはカバーを閉じたときにシ
ールド底部と嵌合し導通するシールドケースを設けてあ
り、略U字型で両側片をケーブル接続金具の形状に合わ
せた曲面に形成しカバーを閉じたときにケーブル接続金
具の両側を圧接することでケーブル接続金具を縮径して
かしめるリブをカバーの内部に回動自在に設けたのであ
る。
【0006】請求項2の発明は、リブの底面の一端に突
部を設け、シールドケースにはリブがケーブル接続金具
をかしめる位置に回動した時に突部が係合する係合凹所
を設けたのである。
【0007】
【作用】請求項1の発明の構成では、略U字型で両側片
を曲面に形成したリブをカバーの内側に回動自在に設け
たので、リブがケーブル接続金具に当たってカバーを閉
じることができない位置にリブを回動させることがで
き、それによって、実際に同軸ケーブルを接続するとき
以外に、リブがケーブル接続金具を圧接して縮径し変形
させてしまうことを防ぐことができるのである。
【0008】請求項2の発明の構成では、リブの底面の
一端に突部を設け、シールドケースにはリブがケーブル
接続金具をかしめる位置に回動した時にリブに設けた突
部が係合する係合凹所を設けたので、リブに設けた突部
をシールドケースの係合凹所に係合することによって、
リブがケーブル接続金具をかしめることのできる位置に
リブを回動して位置決めすることができるのである。
【0009】
【実施例】本実施例の全体の構成を図2に示す。プラグ
本体1は、ボディ2とカバー3とで構成され、カバー3
は可撓性のヒンジ部4を介して開閉自在となっている。
なお、ボディ2、カバー3及びヒンジ部4は合成樹脂製
で一体成形により形成してある。
【0010】ボディ2の端部側には略コ字型の絶縁壁8
が形成されており、この絶縁壁8の内側に導電性の芯線
接続金具9が配設されている。この芯線接続金具9の側
部には同軸ケーブルの芯線が挿入され接触接続される弾
性を有する受け部10が形成されていて、この受け部1
0は一対の円弧状の部材で構成されている。芯線接続金
具9の中央部には受け部10と導通している中心コンタ
クト11が配設されており、ボディ2の下面より突設し
た略円筒状の外部コンタクト12の中央部分に位置して
いる。また、外部コンタクト12はケーブル接続金具5
と導通を得ている。芯線接続金具9はテレビコンセント
に差し込まれるものである。
【0011】また、絶縁壁8の周囲にシールド底部6が
設けてあり、このシールド底部6と一体に略円筒状に形
成されたケーブル接続金具5が配設されている。このケ
ーブル接続金具5の両端部には同軸ケーブルの編素線を
圧接する爪7が複数形成されている。ボディ2とヒンジ
部4を介して連結されているカバー3の内部には、シー
ルド底部6と嵌合して芯線接続金具9をシールドするい
わゆるSPTE製のシールドケース13が熱着により付
設してある。また、カバー3の端部の両側にはボディ2
と係合を行うための弾性を有する係止爪14が突設され
ている。この係止爪14と係合する係止凸所15がボデ
ィ2の端部の内側面にそれぞれ形成されている。
【0012】また、図1に示すように、係止爪14の内
側には、いわゆるSPCCを略U字型に形成し両側片に
ケーブル接続金具の形状に合わせた曲面部17と底面に
位置決め用突部18とを設けたリブ16を、カバー3に
突設した突起19に回動自在に差し込み、突起19の頭
部を融解することによって、突起19を軸として回動自
在にカバー3に付設している。なお、シールドケース1
3には位置決め用突部18と係合する係合凹所20が設
けてある。そして、同軸ケーブルを接続する時以外は、
図3に示すように、位置決め用突部18がシールドケー
ス13の係合凹所20に係合しない位置にリブ16を回
動させてある。
【0013】実際に同軸ケーブル21を接続する場合、
同軸ケーブル21をケーブル接続金具5の中に挿入する
と共に、芯線を芯線接続金具9の受け部10に挿入し
て、芯線と芯線接続金具9との導通を得る。そして、図
1に示すようにリブ16を回動して位置決め用突部18
を係合凹所20に係合して正しい位置に固定する。それ
から、カバー3を閉じると、カバー3の係止爪14がボ
ディ2の係止凸所15に係止されて、カバー3がボディ
2に結合される。同時に図4に示すように、カバー3を
閉じた時、リブ16がケーブル接続金具5の両側を圧接
し、それによってケーブル接続金具5が縮径して同軸ケ
ーブル21をかしめ、爪7が同軸ケーブル21の被覆に
食い込んで固定するとともに、編素線22と導通を得る
ことになる。なお、リブ16に設けた曲面部17によっ
て、ケーブル接続金具5はしっかりと確実にかしめられ
るのである。
【0014】この時、位置決め用突部18と係合凹所2
0とが係合するようにリブ16を回動させることによっ
て、リブ16がケーブル接続金具5をかしめることので
きる位置に位置決めすることができるのである。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明は、一端側に、テレビ用
の同軸ケーブルの編素線をかしめることにより導通を得
るケーブル接続金具と、同軸ケーブルの芯線を固定して
導通を得る芯線接続金具と、芯線接続金具と絶縁された
シールド底部とを備え、他端側にテレビコンセントに接
続する接続部を備えた本体と、本体にヒンジ部を介して
開閉自在に設けたカバーとからプラグ本体を構成し、カ
バーの内部にはカバーを閉じたときにシールド底部と嵌
合し導通するシールドケースを設け、略U字型で両側片
をケーブル接続金具の形状に合わせた曲面に形成しカバ
ーを閉じたときにケーブル接続金具の両側を圧接するこ
とでケーブル接続金具を縮径してかしめるリブをカバー
の内部に回動自在に設けたので、リブがケーブル接続金
具と当たってカバーが閉まらない位置にリブを回動する
ことができ、その結果、実際に同軸ケーブルを接続する
とき以外にリブがケーブル接続金具を圧接して縮径し変
形させてしまうことを防止できるという効果がある。
【0016】請求項2の発明の構成では、リブの底面の
一端に突部を設け、シールドケースには、リブがケーブ
ル接続金具をかしめる位置に回動した時にリブに設けた
突部が係合する係合凹所を設けたので、リブを回動し
て、リブに設けた突部をシールドケースの係合凹所に係
合することによって、リブがケーブル接続金具をかしめ
ることのできる位置に位置決めすることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の位置決め用突部を係合凹所に係合した
後の一部斜視図である。
【図2】同上のカバーを開けた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】同上の位置決め用突部を係合凹所に係合する前
の一部斜視図である。
【図4】同上のケーブルをかしめた後の一部斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 プラグ本体 2 ボディ 3 カバー 5 ケーブル接続金具 6 シールド底部 7 爪 13 シールドケース 16 リブ 17 曲面部 18 位置決め用突部 19 突起 20 係合凹所
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 24/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に、テレビ用の同軸ケーブルの編
    素線をかしめることにより導通を得るケーブル接続金具
    と、同軸ケーブルの芯線を固定して導通を得る芯線接続
    金具と、芯線接続金具と絶縁されたシールド底部とを備
    え、他端側にテレビコンセントに接続する接続部を備え
    た本体と、本体にヒンジ部を介して開閉自在に設けたカ
    バーとからプラグ本体を構成し、カバーの内部にはカバ
    ーを閉じたときにシールド底部と嵌合し導通するシール
    ドケースを設けてあり、略U字型で両側片をケーブル接
    続金具の形状に合わせた曲面に形成しカバーを閉じたと
    きにケーブル接続金具の両側を圧接することでケーブル
    接続金具を縮径してかしめるリブをカバーの内部に回動
    自在に設けたことを特徴とするTV同軸プラグ。
  2. 【請求項2】 リブの底面の一端に突部を設け、シール
    ドケースにはリブがケーブル接続金具をかしめる位置に
    回動した時に突部が係合する係合凹所を設けたことを特
    徴とする請求項1記載のTV同軸プラグ。
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