JP3355141B2 - 整流制御装置 - Google Patents

整流制御装置

Info

Publication number
JP3355141B2
JP3355141B2 JP34909198A JP34909198A JP3355141B2 JP 3355141 B2 JP3355141 B2 JP 3355141B2 JP 34909198 A JP34909198 A JP 34909198A JP 34909198 A JP34909198 A JP 34909198A JP 3355141 B2 JP3355141 B2 JP 3355141B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric
power generation
firing pulse
ramp
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34909198A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11252971A (ja
Inventor
マーク サグデン デービッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec SR Drives Ltd
Original Assignee
Nidec SR Drives Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec SR Drives Ltd filed Critical Nidec SR Drives Ltd
Publication of JPH11252971A publication Critical patent/JPH11252971A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3355141B2 publication Critical patent/JP3355141B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/08Reluctance motors
    • H02P25/092Converters specially adapted for controlling reluctance motors
    • H02P25/0925Converters specially adapted for controlling reluctance motors wherein the converter comprises only one switch per phase
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P3/00Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters
    • H02P3/06Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter
    • H02P3/065Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter for stopping or slowing a reluctance motor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子的
に整流される電気機械のための整流制御装置に関し、特
に、切換リラクタンス機械のためのそのような制御シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、リラクタンス機械とは、該機械
の可動部分が、磁気回路のリラクタンスが最小となる位
置、すなわち励磁巻線のインダクタンスが最大になる位
置に移動する性向によりトルクが発生するような、電子
機械のことである。リラクタンス機械の1つのタイプに
は、相巻線の付勢が制御された頻度で起るものがある。
このタイプのものは、一般に同期リラクタンス機械と呼
ばれており、電動機または発電機として動作させること
ができる。リラクタンス機械の第2のタイプとしては、
回転子の角位置を検出し、該回転子位置の関数として相
巻線を付勢する回路が設けられているものがある。この
第2のタイプのリラクタンス機械は、一般に切換リラク
タンス機械として知られている。これもまた、電動機ま
たは発電機として動作させることができる。そのような
切換リラクタンス機械の特性は、周知であり、たとえば
スティーブンソンとブレーク(Stephenson,Blake)に
よる「切換リラクタンス電動機および駆動機の特性、設
計、および用途」(PCIM’93、ニュルンベルク、
1993年7月21〜24日)に記載されている。
【0003】図1は、典型的な切換リラクタンスシステ
ム10の主要コンポーネントを示す。入力直流電源11
は、電池または整流濾波された交流電源のいずれであっ
てもよい。電源11によって供給される直流電圧は、電
子制御部14の制御下に、電力変換器13によって、機
械16の相巻線12を通して切換られる。この切換え
は、切換リラクタンスシステム10の適切な動作のため
に、回転子の回転角に正確に同期させなければならな
い。回転子位置検出器15は、典型的には回転子の角位
置に対応する信号を供給するために用いられる。回転子
位置検出器15の出力は、速度フィードバック信号を発
生するために用いることもできる。
【0004】回転子位置検出器15は、様々な形をとる
ことができ、たとえば、図1に模式的に示されるように
ハードウェアの形をとることもできるし、あるいは、た
とえばRayのEP−A−0573198に記載される
ように、駆動システムの他の監視パラメータから位置を
計算するソフトウェアアルゴリズムの形をとることもで
きる。いくつかのシステムにおいて、回転子位置検出器
15は、回転子位置変換器(rotor position transduce
r)を含むこともあり、該変換器は、回転子が、電力変
換器13内のデバイスの異なるスイッチング配置が要求
される位置に回転する度に、状態を変化させる出力信号
を提供する。
【0005】切換リラクタンス機械における相巻線の付
勢のタイミングは、回転子の角位置の精確な検出に大き
く依存している。回転子位置変換器15からの精確な信
号が重要であることは、図2および3を参照して解説す
ることができる。これらの図は、電動機として動作する
リラクタンス機械の切換えを説明するものである。
【0006】図2は、矢印22に従って固定子極21に
接近中の回転子極20を概略的に示している。図2に示
されるように、完全な相巻線12の部分23が固定子極
21の周りに巻付けられている。上述のように、固定子
極21の周りの相巻線の部分23が付勢されると、回転
子上に力が作用し、回転子極20が引きつけられ固定子
極21と並ぶ。図3は、固定子極21周りの相巻線12
の部分23の付勢を制御する、電力変換器13内の典型
的な切換回路の概略図である。この回路は、第1および
第2のスイッチ31,32、および各スイッチに対する
帰りダイオード33,34を含む。スイッチ31および
32が閉じられると、相巻線12が直流電源に接続さ
れ、相巻線が付勢される。他の多くの切換回路の構成が
当該技術分野において周知であり、そのいくつかは、上
で挙げたスティーブンソンとブレークの論文中で検討さ
れている。
【0007】一般に、相巻線は、以下のように付勢され
て回転子の回転に影響を及ぼす。回転子の第1の角位置
(ターンオン角、θONと呼ばれる)において、制御装置
14はスイッチングデバイス31および32の両方をオ
ンにするための切換信号を供給する。スイッチングデバ
イス31および32がオンになると、相巻線が直流電源
に接続され、機械内の磁束を増加させる。回転子極に作
用するこの磁束によって、電動トルクが発生する。機械
内の磁束が増加すると、直流電源からスイッチ31,3
2および相巻線12を介して電流が流れる。制御装置の
なかには、電流フィードバックを利用し、スイッチング
デバイス31および/または32のいずれか一方、また
は両方を迅速にオン/オフ切換することにより、電流を
チョッピングして、相電流の大きさを制御するものもあ
る。電動機モードにおいて、ターンオン角は、回転子上
の極間空所の中心線が固定子極の中心線と一直線上にな
らぶ回転子位置に選ばれることが多いが、その以外の角
度であってもよい。
【0008】多くのシステムにおいて、相巻線は、回転
子が回転して「フリーホイーリング角」θFWと呼ばれる
位置に達するまで、直流母線に接続された(あるいはチ
ョッピングが行われる場合には、チョッピングに接続さ
れた)ままである。回転子がフリーホイーリング角に相
当する角位置(たとえば図2に示された位置)に達する
と、スイッチの1つ、たとえばスイッチ31がオフにさ
れる。その結果、電流は巻線内に流れ続けるものの、こ
のときには、ただ1つのスイッチ(本例では32)およ
びただ1つの帰りダイオード(本例では34)を介して
しか流れない。フリーホイーリング期間中、相巻線間の
電圧降下は小さく、磁束は実質的に一定のままである。
回路は、回転子が「ターンオフ角」θOFFとして知られ
る角位置(たとえば、回転子極の中心線が固定子極の中
心線と一直線上になるとき)まで回転するまで、このフ
リーホイーリング状態のままである。ターンオン角の場
合と同様に、ターンオフ角もこれ以外の位置に選ぶこと
ができる。
【0009】回転子がターンオフ角に達すると、両方の
スイッチ31および32がオフにされ、巻線12内の電
流がダイオード33および34を介して流れ始める。ダ
イオード33および34は、直流母線からの直流電圧を
逆方向に印加し利用して、機械内の磁束(したがって相
電流)を減少させる。
【0010】図4(a)は、電流が2つの一定レベル間
でチョップされるチョッピングモード動作における典型
的な電流波形を示す。機械の速度が増大すると、電流が
チョッピングレベルに増大するまでの時間が短くなり、
駆動装置は、通常「単一パルス」モード動作で作動す
る。このモードにおいて、ターンオン角、フリーホイー
リング角、およびターンオフ角は、たとえば速度および
負荷トルクの関数として選ばれる。図4(b)は、フリ
ーホイーリング角がゼロである場合の、典型的な単一パ
ルス電流波形を示す。
【0011】異なる電動機速度に対する、ターンオン
角、フリーホイーリング角、およびターンオフ角の各値
は、予め決定し、必要時に制御システムによって検索可
能なように、ルックアップデーブルなどの何らかの適当
な形式で保存しておいてもよく、あるいは、リアルタイ
ムで計算または演繹するようにしてもよい。いずれの場
合も、要求される切換動作を行うためには、回転子の適
切な回転位置を検出する必要がある。それには、一般
に、位置検出器そのものを、高精度の位置解像度を与え
るように十分に精巧なものにするか、あるいは、高い解
像度の位置情報を提供するために、回転子位置検出器の
信号を何らかの様式で補間することのいずれかが必要で
ある。前者に関しては、比較的複雑で高価な位置エンコ
ーダを使用することが含まれる。後者の一例は、Sug
denのEP−A−0735664に記載されており、
そこではデジタルランプを発生するために高周波クロッ
クを用い、該デジタルランプから適切な角位置が補間さ
れる。
【0012】図5において、光学センサ42を用いる回
転子位置変換器(RPT)15が示されており、該光学
センサ42は、角回転方向に間隔をおいて設けられる遮
光セグメントを有する回転羽根44と協動する。羽根4
4は、図1に模式的に示されるように、電気機械の回転
子と共に回転し、セグメントが各センサを通過する際
に、センサに高いまたは低い出力を発生させる。この例
において、各センサの出力は機械の巻線の各相での付勢
を制御するために使用されることは、明らかであろう。
センサの数が相数よりも多い、あるいは少ないような他
の構成も知られている。
【0013】図1の制御装置14は、RPTから一組の
出力信号を受取り、これらの信号を、電源装置の切換え
を制御して、切換リラクタンス機械の相巻線の付勢を制
御するために利用する。制御装置14は、羽根が回転す
る際に図5のセンサが発生するパルス列を観測すること
によってこの制御を行う。図6は、羽根が一定速度で回
転する際に、図5の3つのセンサが発生する信号を示
す。図6はまた、3つの信号の1つに遷移がある度毎
に、立上がりまたは立下がりエッジが発生するように、
3つのセンサ信号の単純な論理ゲート制御により発生さ
れた信号も示している。
【0014】図7a)は、図1に示される機械の1つの
相(たとえば相A)の理想的なインダクタンス波形を示
す。リラクタンス機械に精通した者であれば、この波形
が周期的なものであり、該周期は固定子極のピッチによ
って定められることを認識するであろう。実際には、イ
ンダクタンス波形のかどは、磁束の縞(fluxfringing)
などの2次的影響によって丸められるが、そのような影
響は機械の動作にとっては2次的なものである。図7
b)は、インダクタンス波形に対する図6の信号RPT
A の関係である。センサ42は、最大インダクタンス領
域と最小インダクタンス領域の中点にある出力信号レベ
ルにおいて遷移が発生するように、固定子極に対して位
置調節されている(また、回転羽根は回転子極に対して
位置調節されている)。これらの遷移は、たとえば上記
SugdenのEP−A−0735664に記載される
ように、電子的に整流される機械の整流のタイミングを
制御するために使用することができる。制御角θONおよ
びθOFFを電圧レベルまたはデジタルワードを用いて定
義すると、該適切な電圧レベルまたはワードに達する点
における測定結果は、以下に説明するように、スイッチ
ングデバイスに対して要求されるファイアリング信号を
発生するために使用することができる。
【0015】図7c)は、回転子角と共に直線的に増加
する電圧レベルを含む、相Aに対する電動ランプを示
す。ランプは、RPT信号の各立下がりエッジにおいて
リセットされる。角度θONおよびθOFFに対応する2つ
の閾値が設定され、該閾値において相が付勢されるが、
その後、消勢される。θONは、ランプがθON閾値を通過
するときに、ファイアリングパルスを開始させる。ファ
イアリングパルスは、同じランプがθOFF閾値を通過す
るまで維持される。θON閾値を調整することにより、電
動ファイアリングパルスの開始時点が変えられる。同様
に、θOFF閾値を調節することにより、ファイアリング
パルスの持続時間が変えられる。図7d)は、電動ファ
イアリングパルスを示したものであるが、このパルス
は、θON閾値およびθOFF閾値を通過するランプの遷移
によって発生することがわかる。
【0016】図7e)は、発電モードにおける、RPT
信号の立上がりエッジで開始されるランプを示す。この
場合も、θON閾値およびθOFF閾値を通過するランプの
遷移が、発電ファイアリングパルスの開始および持続時
間を決定する。パルスは図7f)に示されている。
【0017】この原理に基づくシステムは、コンポーネ
ントの点で経済的であり、定常状態において良好に動作
する。しかしながら、電動から発電への遷移、あるいは
その逆の遷移が起きると、ファイアリングパルスが誤っ
た位置で開始される可能性がある。これは、機械内に不
規則に配置されたトルクパルスを発生する要因になるこ
ともあり、この不規則に配置されたトルクパルスが音響
ノイズの原因となり、高い故障電流を招く可能性があ
る。1つの選択肢として、一方のモードから他方のモー
ドに遷移するとき、ファイアリングパルスが誤置される
場所を検出し、そのパルスを完全に省くというものがあ
る。選択されたモードにおける制御は、シーケンスの次
の相においてしか行われない。その結果、いかなる相付
勢もないことが一時的に延長されることにより、著しい
トルクの乱れが生じる。
【0018】別のアプローチは、最初のモードに付随す
るランプを妨害し、モード間の遷移があるときに、第2
モードの最初のランプを開始させるというものである。
この様子は図7g)に示されている。角位置Tにおい
て、電動モードから発電モードへの遷移を行うためのコ
マンドが電動ランプを相殺し、直後に発電ランプが続
く。しかしながら、遷移は、発電ランプの仮想上の正確
な開始点と、発電ファイアリングパルスの仮想上の正確
な終点の間で起るので、発電ランプはRPT信号の立上
がりエッジに一致する正確な位置では開始しない。その
結果、図7h)に示されるように、所定の回転子位置に
おけるランプの大きさの誤差により、第1の発電ファイ
アリングパルスが延期され、その持続時間が短くなる。
これは、図7i)に示される、遷移に続く発電ファイア
リングパルスの所望の開始位置および持続時間とは対照
的である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、定常
状態および遷移状態の両方において角位置情報を得、電
子的に整流される電気機械に対して信頼性のあるファイ
アリングパルスを発生する経済的な方法を提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転子と固定
子とを有する電子的に整流される電気機械のための整流
制御回路において、 (a)固定子に対する回転子の位置を示す位置検出信号
を供給し、この位置検出信号のマークとスペース間の遷
移は、前記電気機械の相周期における最大インダクタン
ス領域と最小インダクタンス領域の中間点に一致する位
置検出手段RPT15と、 (b)電動タイマであって、 (b1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
の一方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
する第1ランプ波発生器60,61と、 (b2)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出
力が、予め定める電動ターンオン閾値を通過するときに
開始し、さらにその後、終了する電動ファイアリングパ
ルスを出力する手段65,66,68とを含む電動タイ
マと、 (c)発電タイマであって、 (c1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
の他方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
する第2ランプ波発生器62,63,64と、 (c2)第2ランプ波発生器62,63,64からのラ
ンプ出力が、予め定める発電ターンオン閾値を通過する
ときに開始し、さらにその後、終了する発電ファイアリ
ングパルスを出力する手段72,74,76とを含む発
電タイマと、 (d)前記電気機械を電動および発電のいずれか一方か
らいずれか他方に切換えて運転させるための選択信号に
応答し、電動ファイアリングパルス出力手段65,6
6,68と発電ファイアリングパルス出力手段72,7
4,76との各出力を選択して出力するファイアリング
パルス選択手段70とを含むことを特徴とする電気機械
のための整流制御回路である。
【0021】また本発明は、ファイアリングパルス選択
手段70は、前記電気機械を電動および発電のいずれか
一方からいずれか他方に切換えて運転させるための選択
信号の発生時点Tで、電動および発電の前記いずれか一
方のファイアリングパルスを終止し、電動および発電の
いずれか他方のファイアリングパルスの出力を許容する
マルチプレクサを含むことを特徴とする。
【0022】また本発明は、前記電動ファイアリングパ
ルス出力手段65,66,68は、第1ランプ波発生器
60,61からのランプ出力が電動ターンオフ閾値を通
過するときに電動ファイアリングパルスを終了すること
を特徴とする。
【0023】また本発明は、前記発電ファイアリングパ
ルス出力手段72,74,76は、第2ランプ波発生器
62,63,64からのランプ出力が発電ターンオフ閾
値を通過するときに発電ファイアリングパルスを終了す
ることを特徴とする。
【0024】また本発明は、回転子と固定子とを有する
電子的に整流される電気機械のための整流制御回路にお
いて、 (a)固定子に対する回転子の位置を示す位置検出信号
を供給し、この位置検出信号のマークとスペース間の遷
移は、前記電気機械の相周期における最大インダクタン
ス領域と最小インダクタンス領域の中間点に一致する位
置検出手段RPT15と、 (b)電動タイマであって、 (b1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
の一方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
する第1ランプ波発生器60,61と、 (b2)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出
力が、予め定める電動ターンオン閾値を通過するときに
開始し、予め定める電動ターンオフ閾値を通過するとき
に終了する電動ファイアリングパルスを出力する手段6
5,66,68とを含む電動タイマと、 (c)発電タイマであって、 (c1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
の他方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
する第2ランプ波発生器62,63,64と、 (c2)第2ランプ波発生器62,63,64からのラ
ンプ出力が、予め定める発電ターンオン閾値を通過する
ときに開始し、予め定める電動ターンオフ閾値を通過す
るときに終了する発電ファイアリングパルスを出力する
手段72,74,76とを含む発電タイマと、 (d)前記電気機械を電動および発電のいずれか一方か
らいずれか他方に切換えて運転させるための選択信号に
応答し、電動ファイアリングパルス出力手段65,6
6,68と発電ファイアリングパルス出力手段72,7
4,76との各出力を選択して出力するファイアリング
パルス選択手段70とを含むことを特徴とする電気機械
のための整流制御回路である。
【0025】また本発明は、電動ファイアリングパルス
出力手段65,66,68は、 (a)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出力
が、予め定める電動ターンオン閾値を通過するときに電
動ファイアリングパルスを開始する第1電動コンパレー
タ65と、 (b)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出力
が、予め定める電動ターンオフ閾値を通過するときに電
動ファイアリングパルスを終了する第2電動コンパレー
タ66と、 (c)第1および第2電動コンパレータ65,66の出
力が与えられる第1ANDゲート68とを含むことを特
徴とする。
【0026】また本発明は、発電ファイアリングパルス
出力手段72,74,76は、 (a)第2ランプ波発生器62,63,64からのラン
プ出力が、予め定める発電ターンオン閾値を通過すると
きに発電ファイアリングパルスを開始する第1発電コン
パレータ72と、 (b)第2ランプ波発生器62,63,64からのラン
プ出力が、予め定める電動ターンオフ閾値を通過すると
きに発電ファイアリングパルスを終了する第2発電コン
パレータ74と、 (c)第1および第2発電コンパレータ72,74の出
力が与えられる第2ANDゲート76とを含むことを特
徴とする。
【0027】また本発明は、回転子と、固定子と、少な
くとも1つの相巻線とを有するリラクタンス機械と、前
記相巻線の付勢を制御するように作動可能な切換手段
と、切換手段を作動させるために設けられた制御装置と
を含み、該制御装置は前記請求項1〜7のうちの1つに
記載の整流制御回路を含み、該切換手段は整流制御回路
の電動および発電ファイアリングパルスに応答して、選
択された電動または発電モードに応じて前記相巻線を付
勢することを特徴とする切換リラクタンスシステムであ
る。
【0028】また本発明は、回転子と固定子とを有する
電気機械において、電動または発電のための整流のタイ
ミングをとる方法であって、 (a)固定子に対する回転子の位置を示す位置検出信号
を発生し、この位置検出信号のマークとスペース間の遷
移は、前記電気機械の相周期における最大インダクタン
ス領域と最小インダクタンス領域の中間点に一致する位
置検出信号発生ステップと、 (b)前記位置検出信号に応答し、マークとスペースの
一方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始す
る第1ランプ波発生ステップと、 (c)第1ランプ波発生ステップによって発生されるラ
ンプ出力が、予め定める電動ターンオン閾値を通過する
ときに開始し、さらにその後、終了する電動ファイアリ
ングパルスを出力する電動ファイアリングパルス出力ス
テップと、 (d)前記位置検出信号に応答し、マークとスペースの
他方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始す
る第2ランプ波発生ステップと、 (e)第2ランプ波発生ステップによって発生されるラ
ンプ出力が、予め定める発電ターンオン閾値を通過する
ときに開始し、さらにその後、終了する発電ファイアリ
ングパルスを出力する発電ファイアリングパルス出力ス
テップと、 (f)前記電気機械を電動および発電のいずれか一方か
らいずれか他方に切換えて運転させるための選択信号に
応答し、電動ファイアリングパルスと発電ファイアリン
グパルスとを選択して出力するファイアリングパルス選
択ステップとを含むことを特徴とする電気機械の運転方
法である。
【0029】また本発明は、前記電動ファイアリングパ
ルス出力ステップは、第1ランプ波発生ステップによっ
て発生されるランプ出力が電動ターンオフ閾値を通過す
るときに電動ファイアリングパルスを終了するステップ
を含むことを特徴とする。
【0030】
【0031】
【0032】また本発明は、回転子と固定子とを有する
電子的に整流される電気機械のための整流制御回路にお
いて、 (a)固定子に対する回転子の位置を示す位置検出信号
を供給し、この位置検出信号のマークとスペース間の遷
移は、前記電気機械の相周期における最大インダクタン
ス領域と最小インダクタンス領域の中間点に一致する位
置検出手段RPT15と、 (b)電動タイマであって、 (b1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
の一方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
する第1ランプ波発生器60,61と、 (b2)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出
力が、予め定める電動ターンオン閾値を通過するときに
電動ファイアリングパルスを開始する第1電動コンパレ
ータ65と、 (b3)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出
力が、予め定める電動ターンオフ閾値を通過するときに
電動ファイアリングパルスを終了する第2電動コンパレ
ータ66と、 (b4)第1および第2電動コンパレータ65,66の
出力が与えられる第1ANDゲート68とを含む電動タ
イマと、 (c)発電タイマであって、 (c1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
の他方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
する第2ランプ波発生器62,63,64と、 (c2)第2ランプ波発生器62,63,64からのラ
ンプ出力が、予め定める発電ターンオン閾値を通過する
ときに発電ファイアリングパルスを開始する第1発電コ
ンパレータ72と、 (c3)第2ランプ波発生器62,63,64からのラ
ンプ出力が、予め定める電動ターンオフ閾値を通過する
ときに発電ファイアリングパルスを終了する第2発電コ
ンパレータ74と、 (c4)第1および第2発電コンパレータ72,74の
出力が与えられる第2ANDゲート76とを含む発電タ
イマと、 (d)前記電気機械を電動および発電のいずれか一方か
らいずれか他方に切換えて運転させるための選択信号に
応答し、選択信号の発生時点Tで、電動および発電の前
記いずれか一方のファイアリングパルスを終止し、電動
および発電の前記いずれか他方のファイアリングパルス
の出力を許容するファイアリングパルス選択手段70と
を含むことを特徴とする電気機械のための整流制御回路
である。
【0033】本発明は、電動タイマと発電タイマが互い
に独立して動作するので、正確な整流を行うことができ
る。したがって、モード間の遷移が起る回転子周期内の
位置に関係なく、選択されたモードにおける整流は、そ
の前のモードの影響を受けない。
【0034】本発明は切換リラクタンスシステムにも及
び、該システムは、回転子と、固定子と、少なくとも1
つの相巻線とを有するリラクタンス機械と、前記相巻線
の付勢を制御するために作動可能な切換手段と、前記切
換手段を作動させるために設けられた制御装置とを含
み、該制御装置は上述の整流制御回路を含み、前記切換
手段は該回路の整流信号に応答して、前記相巻線を付勢
する。
【0035】好適には、モード間の選択はマルチプレク
サを用いて行われる。好適には、位置検出信号は立上が
りおよび立下がりエッジを有し、電動および発電タイマ
はそれぞれ、ランプを開始するための立上がりおよび立
下がりエッジのいずれか1つに対応し、該立上がりおよ
び立下がりエッジは、上昇信号値またはカウント値の形
であり、これに基づいて各ファイアリングパルスの開始
および終了が行われる。
【0036】
【0037】本発明では、発電ファイアリングパルスの
連続シーケンスを発生すると同時に、電動ファイアリン
グパルスの連続シーケンスを発生する。
【0038】位置検出信号は、予め定められる固定子に
対する回転子の位置であって、該位置においてファイア
リングパルスの開始と終了が起きる位置を示すために用
いることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明は、様々な方法で使用する
ことができるが、そのうちのいくつにかについて、例を
挙げて、また添付の図面を参照して説明する。
【0040】図8を参照すると、切換リラクタンス機械
の1つの相に対する整流制御回路は、電動ランプカウン
タ60と発電ランプカウンタ62とを含む。各カウンタ
60,62は、高周波(HF)クロック61,63から
のパルスをカウントする。カウンタ60は、3つの相
A,B,Cのそれぞれに対して、RPT15(図9
(a)参照)出力のうちの1つの立下がりエッジによっ
てリセットされる。カウンタ62は、インバータ64に
よって、RPT15の出力の反転形によってリセットさ
れる。
【0041】RPT15は、図5に示されている。特定
のRPTは説明のためだけのものであって、本発明は、
他の種類や構成の羽根やセンサ、および他の形の位置エ
ンコーダにも適用できることに注目すべきである。たと
えば、センサの数や位置は、特定の用途に適合するよう
に変えることができる。さらに、羽根は必ずしも遮光部
分および透光部分を規定しなくてもよい。他の種類の羽
根やセンサを用いることもできる。たとえば、羽根は、
磁気マーク領域と、非磁気スペース領域とから構成する
ことができ、またセンサは、ホール効果素子によって構
成することができる。同様に、回転羽根は、強磁性体材
料の歯によって構成することができ、またセンサはそれ
ぞれリラクタンスセンサの形をとることができる。さら
に、図示した例において、RPT出力におけるマークと
スペース間の遷移は、それぞれの機械相周期における最
大インダクタンス領域と最小インダクタンス領域の中間
点に一致する。当業者にとって明らかであるように、同
様の効果を得るための他の、RPT信号におけるマーク
とスペース間の遷移の位置決定法も用いることができ
る。
【0042】整流子は、図1の制御装置14の一部とし
て具現することができる。このように、本発明は対象と
なっている整流子を内蔵した切換リラクタンスシステム
にも及ぶ。
【0043】本発明による整流子は、便宜上、2つに分
けて説明することができる。電動部分はカウンタ60に
関連する。発電部分はカウンタ62に関連する。電動部
分について見ると、8ビットの出力ワードが、カウンタ
60から、入力Bとしてオン角およびオフ角電動コンパ
レータ65,66に供給される。各コンパレータは、A
において要求入力も受信するが、この要求入力Aは、そ
れぞれ制御されている相の付勢のオンまたはオフの切換
を行う際に要求される、カウンタ60からのワードの大
きさに対応したものである。これらのオン角およびオフ
角信号は、図4b)に関連して言及した位置θONおよび
θOFFに対応する。コンパレータの出力は、ANDゲー
ト68において合成され、機械の相巻線のスイッチに適
したスイッチに対するファイアリングパルスを発生す
る。結果として生じる電動ファイアリングパルスが図9
c)に示されており、該図において、ファイアリングパ
ルスの立上がりおよび立下がりエッジは、カウンタ出力
が2つの閾値を通過する点に一致する。
【0044】制御装置の発電部分において、RPT信号
(RS)の反転信号がカウンタ62に与えられ、該カウ
ンタ62は、HFクロック入力と同じ速度で、自身のラ
ンプ出力を発生する。発電ランプは、RPTの立上がり
エッジにおいて開始される。カウンタ62からの増加す
る8ビットワードが、制御装置の電動部分に関して説明
したのと同様にして、オン角およびオフ角コンパレータ
72,74のそれぞれに与えられる。
【0045】図9d)は、図9a)のRPT信号の立上
がりエッジにおいて開始される発電ランプを示す。電動
状態と同様に、数値によって設定される閾値がコンパレ
ータ72,74にも適用され、ランプの勾配が発電のた
めのθONおよびθOFFを決定する。ANDゲート76に
より、結果として、図9e)に示されるような、発電フ
ァイアリングパルスが発生される。
【0046】動作中、ANDゲート68とANDゲート
76の両方が、ファイアリングパルスの連続ストリーム
を発生することは明らかであろう。いずれのゲートを利
用するかの選択を行わなければならない。電動か発電か
の選択は、マルチプレクサ70内において、図1の制御
装置14により、機械を電動機または発電機のいずれと
して運転させたいかに応じたライン78上のトルクサイ
ン信号に従って、ANDゲート68,76ののいずれか
一方からファイアリングパルスを選択することにより行
われる。適切なファイアリングパルスがライン79上に
出力される。
【0047】常に正確に同期されている電動および発電
ランプの両方を連続的に発生することにより、また、電
動機または発電機のいずれとしてシステムを動作させる
かを決定するライン78上のトルクサイン信号を用い
て、適切なランプからファイアリングパルスを選択する
ことにより、本発明によって発生されるファイアリング
パルスは、電動と発電の遷移が行われる点に関係なく、
常に正確な角位置にある。
【0048】説明を行うために、図9f)は、電動およ
び発電のための2つの正確にタイミングがとられたラン
プを示している。時点Tの前の2つのランプの重なり部
分は、持続時間であり、図7に関連して言及したよう
に、先行技術においては該持続時間分、発電パルスが遅
延する。
【0049】図9g)は、時点Tにおける電動から発電
へ変遷する所望のパルスを示す。図9h)は、本発明に
従うこれらの正確にタイミングがとられた電動および発
電ファイアリングパルスの発生を示す。発電モードのた
めのマルチプレクサ70からのファイアリングパルスの
ランプは、電動モードのためのファイアリングパルスの
前のランプには影響されない。というのも、それぞれが
独立して発生されるからである。(時点Tにおいて)遷
移が要求されると、トルクサインの変化により確実に電
動パルスが終止され、発電パルスが選択されて、要求さ
れた発電機ファイアリングパルスに対する正確な角位置
が提供される。
【0050】常に正確に同期されている電動ランプと発
電ランプとの両方を連続的に発生することにより、また
電動機または発電機のいずれとしてシステムを動作させ
るかを決定するためのトルクサイン信号を用いて、適切
なランプからファイアリングパルスを選択することによ
り、ファイアリングパルスは、遷移が行われる点に関係
なく、常に正確な角位置をとる。電動から発電への遷移
が要求される場合には、電動パルスの選択が取消され、
発電パルスが選択される。
【0051】図8は本発明の制御をデジタル形式で実施
するために用いることができる論理コンポーネントを示
しているが、本発明は同等に作用するアナログ形式また
は別のデジタル形式でも実施することができることが理
解されよう。
【0052】図8に示される回路は、駆動システムの各
相に対して重複させてもよいことが理解されよう。多相
システムの場合、図8のいくつかのコンポーネント、た
とえばHFクロックを全ての相に対して共通のものとで
きることは、当業者にとって明らかであろう。
【0053】(上述のように)伝動周期内にフリーホイ
ーリング期間を導入したい場合、図8に単純に論理コン
ポーネントを追加し、ファイアリングパルス79を適切
に修正することによって、このことが行えることは、当
業者にとっては明らかであろう。
【0054】本発明に対して様々な他の修正や変更が可
能であることは、当業者によって理解されよう。同様
に、オンおよびオフ角を、電動ランプおよび発電ランプ
と順次比較するために1つのコンパレータを用いること
ができ、該コンパレータの結果は、マルチプレクサによ
ってアクセスされるラッチに保存する。所定の値から開
始し、時間とともに低下するランプ、あるいは、ゼロ以
外の値から開始し、時間とともに増大または低下するラ
ンプを用いることもまた可能であろう。これらのどの場
合においても、θONおよびθOFFに対する閾値は適切に
変化させることができる。同様に、RPTからの信号は
インダクタンスの最大値および最大値に調整する必要は
なく、あらゆる他の基準点を選択することができる。上
述の説明は例示のためのもであり、本発明を限定するた
めのものではない。本発明は、上記請求項の精神と範囲
によってのみ限定されるものである。
【0055】
【発明の効果】本発明は、電動および発電の両モードを
有する切換リラクタンス駆動装置のための低コストで効
率の良い制御システムを提供するために用いることがで
きる。この制御システムは、遷移状態にある切換リラク
タンス駆動装置を経済的に制御することを可能にする。
特に本発明によれば、電動および発電のいずれか一方か
ら電動および発電のいずれか他方に、電動および発電の
各ファイアリングパルスによって、相巻線の作動を切換
えるにあたり、固定子に対する回転子の位置を表す位置
信号に基づいて、電動および発電の各タイマで、電動お
よび発電の各ファイアリングパルスを、連続してそれぞ
れ発生した状態であり、こうして連続して発生されてい
る電動および発電の各ファイアリングパルスを、選択手
段で選択して出力する。こうして本発明によれば、電動
および発電の各ファイアリングパルスは、常時発生され
ているので、電動および発電のいずれか一方から他方に
切換える際、電気機械に対するファイアリングパルスの
信頼性の向上を、図ることが、比較的簡単な構成で、実
現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】切換リラクタンスシステムの主要なコンポーネ
ントを示す図である。
【図2】リラクタンス機械内において、固定子極に接近
中の回転子極の概略図である。
【図3】電力変換器内の典型的なスイッチング回路であ
って、図2の固定子極に関連する相巻線の部分の付勢を
制御する回路を示す図である
【図4】図4(a)および(b)は、それぞれチョッピ
ングモードおよび単一パルスモードで動作する切換リラ
クタンスシステムの典型的な電流波形を示す図である。
【図5】切換リラクタンス駆動装置の動作を制御する回
転子位置変換器を示す図である。
【図6】図5の回転子位置変換器によって発生される信
号を示す図である。
【図7】公知の制御システムにおいて発生される波形を
示す図である。
【図8】本発明に従う制御システムの概略図である。
【図9】本発明に従う制御システムにおける波形を示す
図である。
【符号の説明】
15 回転子位置変換器 64 インバータ 60 電動ランプカウンタ 62 発電ランプカウンタ 61,63 高周波クロック 65,66,72,74 コンパレータ 68,76 ANDゲート 70 マルチプレクサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デービッド マーク サグデン イギリス国 エルエス29 8キュージー リーズ イルクレー サウスウェイ 16 合議体 審判長 大森 蔵人 審判官 紀本 孝 審判官 菅澤 洋二 (56)参考文献 特開 平3−169289(JP,A) 特開 平7−67211(JP,A) 特開 平8−116699(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子と固定子とを有する電子的に整流
    される電気機械のための整流制御回路において、 (a)固定子に対する回転子の位置を示す位置検出信号
    を供給し、この位置検出信号のマークとスペース間の遷
    移は、前記電気機械の相周期における最大インダクタン
    ス領域と最小インダクタンス領域の中間点に一致する位
    置検出手段RPT15と、 (b)電動タイマであって、 (b1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
    の一方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
    する第1ランプ波発生器60,61と、 (b2)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出
    力が、予め定める電動ターンオン閾値を通過するときに
    開始し、さらにその後、終了する電動ファイアリングパ
    ルスを出力する手段65,66,68とを含む電動タイ
    マと、 (c)発電タイマであって、 (c1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
    の他方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
    する第2ランプ波発生器62,63,64と、 (c2)第2ランプ波発生器62,63,64からのラ
    ンプ出力が、予め定める発電ターンオン閾値を通過する
    ときに開始し、さらにその後、終了する発電ファイアリ
    ングパルスを出力する手段72,74,76とを含む発
    電タイマと、 (d)前記電気機械を電動および発電のいずれか一方か
    らいずれか他方に切換えて運転させるための選択信号に
    応答し、電動ファイアリングパルス出力手段65,6
    6,68と発電ファイアリングパルス出力手段72,7
    4,76との各出力を選択して出力するファイアリング
    パルス選択手段70とを含むことを特徴とする電気機械
    のための整流制御回路。
  2. 【請求項2】 ファイアリングパルス選択手段70は、
    前記電気機械を電動および発電のいずれか一方からいず
    れか他方に切換えて運転させるための選択信号の発生時
    点Tで、電動および発電の前記いずれか一方のファイア
    リングパルスを終止し、電動および発電のいずれか他方
    のファイアリングパルスの出力を許容するマルチプレク
    サを含むことを特徴とする請求項1記載の整流制御回
    路。
  3. 【請求項3】 前記電動ファイアリングパルス出力手段
    65,66,68は、第1ランプ波発生器60,61か
    らのランプ出力が電動ターンオフ閾値を通過するときに
    電動ファイアリングパルスを終了することを特徴とする
    請求項1または2記載の整流制御回路。
  4. 【請求項4】 前記発電ファイアリングパルス出力手段
    72,74,76は、第2ランプ波発生器62,63,
    64からのランプ出力が発電ターンオフ閾値を通過する
    ときに発電ファイアリングパルスを終了することを特徴
    とする請求項1〜3のうちの1つに記載の整流制御回
    路。
  5. 【請求項5】 回転子と固定子とを有する電子的に整流
    される電気機械のための整流制御回路において、 (a)固定子に対する回転子の位置を示す位置検出信号
    を供給し、この位置検出信号のマークとスペース間の遷
    移は、前記電気機械の相周期における最大インダクタン
    ス領域と最小インダクタンス領域の中間点に一致する位
    置検出手段RPT15と、 (b)電動タイマであって、 (b1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
    の一方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
    する第1ランプ波発生器60,61と、 (b2)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出
    力が、予め定める電動ターンオン閾値を通過するときに
    開始し、予め定める電動ターンオフ閾値を通過するとき
    に終了する電動ファイアリングパルスを出力する手段6
    5,66,68とを含む電動タイマと、 (c)発電タイマであって、 (c1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
    の他方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
    する第2ランプ波発生器62,63,64と、 (c2)第2ランプ波発生器62,63,64からのラ
    ンプ出力が、予め定める発電ターンオン閾値を通過する
    ときに開始し、予め定める電動ターンオフ閾値を通過す
    るときに終了する発電ファイアリングパルスを出力する
    手段72,74,76とを含む発電タイマと、 (d)前記電気機械を電動および発電のいずれか一方か
    らいずれか他方に切換えて運転させるための選択信号に
    応答し、電動ファイアリングパルス出力手段65,6
    6,68と発電ファイアリングパルス出力手段72,7
    4,76との各出力を選択して出力するファイアリング
    パルス選択手段70とを含むことを特徴とする電気機械
    のための整流制御回路。
  6. 【請求項6】 電動ファイアリングパルス出力手段6
    5,66,68は、 (a)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出力
    が、予め定める電動ターンオン閾値を通過するときに電
    動ファイアリングパルスを開始する第1電動コンパレー
    タ65と、 (b)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出力
    が、予め定める電動ターンオフ閾値を通過するときに電
    動ファイアリングパルスを終了する第2電動コンパレー
    タ66と、 (c)第1および第2電動コンパレータ65,66の出
    力が与えられる第1ANDゲート68とを含むことを特
    徴とする請求項1または5記載の整流制御回路。
  7. 【請求項7】 発電ファイアリングパルス出力手段7
    2,74,76は、 (a)第2ランプ波発生器62,63,64からのラン
    プ出力が、予め定める発電ターンオン閾値を通過すると
    きに発電ファイアリングパルスを開始する第1発電コン
    パレータ72と、 (b)第2ランプ波発生器62,63,64からのラン
    プ出力が、予め定める電動ターンオフ閾値を通過すると
    きに発電ファイアリングパルスを終了する第2発電コン
    パレータ74と、 (c)第1および第2発電コンパレータ72,74の出
    力が与えられる第2ANDゲート76とを含むことを特
    徴とする請求項1または5記載の整流制御回路。
  8. 【請求項8】 回転子と、固定子と、少なくとも1つの
    相巻線とを有するリラクタンス機械と、 前記相巻線の付勢を制御するように作動可能な切換手段
    と、 切換手段を作動させるために設けられた制御装置とを含
    み、該制御装置は前記請求項1〜7のうちの1つに記載
    の整流制御回路を含み、 該切換手段は整流制御回路の電動および発電ファイアリ
    ングパルスに応答して、選択された電動または発電モー
    ドに応じて前記相巻線を付勢することを特徴とする切換
    リラクタンスシステム。
  9. 【請求項9】 回転子と固定子とを有する電気機械にお
    いて、電動または発電のための整流のタイミングをとる
    方法であって、 (a)固定子に対する回転子の位置を示す位置検出信号
    を発生し、この位置検出信号のマークとスペース間の遷
    移は、前記電気機械の相周期における最大インダクタン
    ス領域と最小インダクタンス領域の中間点に一致する位
    置検出信号発生ステップと、 (b)前記位置検出信号に応答し、マークとスペースの
    一方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始す
    る第1ランプ波発生ステップと、 (c)第1ランプ波発生ステップによって発生されるラ
    ンプ出力が、予め定める電動ターンオン閾値を通過する
    ときに開始し、さらにその後、終了する電動ファイアリ
    ングパルスを出力する電動ファイアリングパルス出力ス
    テップと、 (d)前記位置検出信号に応答し、マークとスペースの
    他方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始す
    る第2ランプ波発生ステップと、 (e)第2ランプ波発生ステップによって発生されるラ
    ンプ出力が、予め定める発電ターンオン閾値を通過する
    ときに開始し、さらにその後、終了する発電ファイアリ
    ングパルスを出力する発電ファイアリングパルス出力ス
    テップと、 (f)前記電気機械を電動および発電のいずれか一方か
    らいずれか他方に切換えて運転させるための選択信号に
    応答し、電動ファイアリングパルスと発電ファイアリン
    グパルスとを選択して出力するファイアリングパルス選
    択ステップとを含むことを特徴とする電気機械の運転方
    法。
  10. 【請求項10】 前記電動ファイアリングパルス出力ス
    テップは、第1ランプ波発生ステップによって発生され
    るランプ出力が電動ターンオフ閾値を通過するときに電
    動ファイアリングパルスを終了するステップを含むこと
    を特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 回転子と固定子とを有する電子的に整
    流される電気機械のための整流制御回路において、 (a)固定子に対する回転子の位置を示す位置検出信号
    を供給し、この位置検出信号のマークとスペース間の遷
    移は、前記電気機械の相周期における最大インダクタン
    ス領域と最小インダクタンス領域の中間点に一致する位
    置検出手段RPT15と、 (b)電動タイマであって、 (b1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
    の一方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
    する第1ランプ波発生器60,61と、 (b2)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出
    力が、予め定める電動ターンオン閾値を通過するときに
    電動ファイアリングパルスを開始する第1電動コンパレ
    ータ65と、 (b3)第1ランプ波発生器60,61からのランプ出
    力が、予め定める電動ターンオフ閾値を通過するときに
    電動ファイアリングパルスを終了する第2電動コンパレ
    ータ66と、 (b4)第1および第2電動コンパレータ65,66の
    出力が与えられる第1ANDゲート68とを含む電動タ
    イマと、 (c)発電タイマであって、 (c1)前記位置検出信号に応答し、マークとスペース
    の他方の遷移のたびにリセットされ、ランプ出力を開始
    する第2ランプ波発生器62,63,64と、 (c2)第2ランプ波発生器62,63,64からのラ
    ンプ出力が、予め定める発電ターンオン閾値を通過する
    ときに発電ファイアリングパルスを開始する第1発電コ
    ンパレータ72と、 (c3)第2ランプ波発生器62,63,64からのラ
    ンプ出力が、予め定める電動ターンオフ閾値を通過する
    ときに発電ファイアリングパルスを終了する第2発電コ
    ンパレータ74と、 (c4)第1および第2発電コンパレータ72,74の
    出力が与えられる第2ANDゲート76とを含む発電タ
    イマと、 (d)前記電気機械を電動および発電のいずれか一方か
    らいずれか他方に切換えて運転させるための選択信号に
    応答し、選択信号の発生時点Tで、電動および発電の前
    記いずれか一方のファイアリングパルスを終止し、電動
    および発電の前記いずれか他方のファイアリングパルス
    の出力を許容するファイアリングパルス選択手段70と
    を含むことを特徴とする電気機械のための整流制御回
    路。
JP34909198A 1997-12-12 1998-12-08 整流制御装置 Expired - Fee Related JP3355141B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9726397.4 1997-12-12
GBGB9726397.4A GB9726397D0 (en) 1997-12-12 1997-12-12 Communication controller

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11252971A JPH11252971A (ja) 1999-09-17
JP3355141B2 true JP3355141B2 (ja) 2002-12-09

Family

ID=10823586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34909198A Expired - Fee Related JP3355141B2 (ja) 1997-12-12 1998-12-08 整流制御装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6008615A (ja)
EP (1) EP0923191B1 (ja)
JP (1) JP3355141B2 (ja)
KR (1) KR100572164B1 (ja)
CN (1) CN1088284C (ja)
BR (1) BR9805337A (ja)
DE (1) DE69831786T2 (ja)
GB (1) GB9726397D0 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9828186D0 (en) * 1998-12-21 1999-02-17 Switched Reluctance Drives Ltd Control of switched reluctance machines
GB9903401D0 (en) * 1999-02-15 1999-04-07 Switched Reluctance Drives Ltd Control of switched reluctance machines
GB0028733D0 (en) * 2000-11-24 2001-01-10 Switched Reluctance Drives Ltd Current chopping in switched reluctance drive systems
DE10134454A1 (de) * 2001-07-16 2003-02-13 Hilti Ag Steuerverfahren und Schaltung zum Abbremsen eines elektronisch kommutierten Elektromotors
AU2004273821B2 (en) * 2003-09-12 2010-08-12 Renal Research Institute, Lcc Bioimpedance methods and apparatus
CN102361426B (zh) * 2011-10-28 2013-04-24 常州华阳电子科技有限公司 开关磁阻电机调速系统的转子角度细分方法
US9197146B2 (en) 2012-07-26 2015-11-24 Milwaukee Electric Tool Corporation Brushless direct-current motor and control for power tool
US8941346B2 (en) 2012-10-31 2015-01-27 Caterpillar Inc. Switching frequency modulation utilizing rotor position
US9391555B2 (en) 2014-09-22 2016-07-12 Caterpillar Inc. System and method to control a switched reluctance machine in continuous conduction
CN107786130B (zh) * 2017-11-22 2019-08-30 深圳大学 直线开关磁阻电机控制系统及其控制方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4179729A (en) * 1977-04-15 1979-12-18 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Rotary electric machine and power conversion system using same
JPH03169289A (ja) * 1989-11-24 1991-07-22 Fanuc Ltd 可変リラクタンス型モータの駆動制御方法
GB9120404D0 (en) * 1991-09-25 1991-11-06 Switched Reluctance Drives Ltd Control of switched reluctance machines
GB9211685D0 (en) * 1992-06-03 1992-07-15 Switched Reluctance Drives Ltd Sensorless rotor position measurement
GB9506354D0 (en) * 1995-03-28 1995-05-17 Switched Reluctance Drives Ltd Angle controller for a switched reluctance drive utilizing a high frequency clock
GB9506338D0 (en) * 1995-03-28 1995-05-17 Switched Reluctance Drives Ltd Improved position encoder
GB9506975D0 (en) * 1995-04-04 1995-05-24 Switched Reluctance Drives Ltd Controller for a switched reluctance machine
US5786676A (en) * 1995-06-09 1998-07-28 Mitsuba Corporation Control circuit for a windshield wiper system

Also Published As

Publication number Publication date
DE69831786T2 (de) 2006-07-13
BR9805337A (pt) 1999-12-28
US6008615A (en) 1999-12-28
JPH11252971A (ja) 1999-09-17
KR19990062920A (ko) 1999-07-26
KR100572164B1 (ko) 2007-08-16
DE69831786D1 (de) 2005-11-10
EP0923191B1 (en) 2005-10-05
EP0923191A1 (en) 1999-06-16
CN1219799A (zh) 1999-06-16
CN1088284C (zh) 2002-07-24
GB9726397D0 (en) 1998-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101446662B1 (ko) 전기 기계의 제어
US6850029B1 (en) Electrical machines
JP3440274B2 (ja) ブラシレスdcモータ制御
JP3385617B2 (ja) 回転位置検出器付き永久磁石形同期電動機の起動方法および電動機制御装置
US6014003A (en) Method and apparatus for controlling a switched reluctance machine
JP3305947B2 (ja) 高周波クロックを利用したスイッチト・リラクタンス・ドライブ用の角度制御器
KR100400516B1 (ko) 스위치 릴럭턴스 기계용 콘트롤러
JPH0767381A (ja) 直流ブラシレスモータの駆動制御装置および駆動方法
EP0734117A2 (en) Torque improvement in reluctance machines
KR100288770B1 (ko) 센서리스 3상 비엘디시 모터의 정류 회로
JP2007515919A (ja) 単一巻線逆emf感知ブラシレスdcモータ
JP3355141B2 (ja) 整流制御装置
US20010040438A1 (en) Control of a brushless motor
JP3244853B2 (ja) 直流ブラシレスモータの駆動制御装置
JP2018014773A (ja) センサレスモータの回転子位置検出方法及びセンサレスモータ駆動装置
JPS60194782A (ja) ブラシレスモ−タの制御装置
JPS6188784A (ja) ブラシレスモ−タの制御装置
JP3711859B2 (ja) ブラシレス直流電動機
JP4052063B2 (ja) Srモータの制御装置
JPH05199789A (ja) 直流/3相電流コンバータのための制御回路
KR100284504B1 (ko) 동기 리럭턴스 모터의 소음저감 방법
JPH04331489A (ja) モータ制御装置
JPH05115199A (ja) 同期電動機の駆動回路
JPS61295894A (ja) 無整流子電動機の駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees