JP3352672B2 - キースイッチ装置 - Google Patents

キースイッチ装置

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JP3352672B2
JP3352672B2 JP2001248917A JP2001248917A JP3352672B2 JP 3352672 B2 JP3352672 B2 JP 3352672B2 JP 2001248917 A JP2001248917 A JP 2001248917A JP 2001248917 A JP2001248917 A JP 2001248917A JP 3352672 B2 JP3352672 B2 JP 3352672B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キートップを有し、そ
のキートップの上下動を案内支持する案内支持部材をホ
ルダ部材に連結係止するキースイッチ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より各種のキースイッチ装置が提案
されており、かかるキースイッチ装置においては、一般
にキートップの裏面から垂設されたキーステムをホルダ
プレートに形成したキーホルダ部により上下に摺動案内
する構成が採用されていた。
【0003】このような構成のキースイッチ装置では、
キーステムがキーホルダ部により摺動案内される部分を
大きくすれば、キー操作性は向上するもののキーボード
の薄型化には対応することができず、一方、キーボード
の薄型化に対応すべくキーステムがキーホルダ部により
摺動案内される部分を小さくすれば、両者間に生じるこ
じれに起因してキー操作性が低下してしまうというジレ
ンマが存在した。
【0004】このような問題点を解消するためキーステ
ムとキーホルダとを無くしたキースイッチ装置が、例え
ば、実開平2−5236号公報や実開平4−76224
号公報に記載されている。
【0005】実開平2−5236号公報には、外側の矩
形枠体と内側の矩形状枠体とをX字状に回動可能に支持
してなるX枠体を有する押釦スイッチが記載されてお
り、この押釦スイッチでは、外側の矩形枠体の上部をキ
ートップの裏面と上ホルダーの溝部との間に回動可能に
支持し、且つ、脚部をプリント基板に取り付けられた断
面下向きコ字型の第2下ホルダーにスライド自在に支持
し、また、内側の矩形状枠体の上部をキートップの裏面
と上ホルダーの平坦部との間にスライド自在に支持し、
且つ、脚部をプリント基板に取り付けられた断面下向き
コ字型の第1下ホルダーに回動可能に支持し、キートッ
プとプリント基板との間にスイッチングを行うラバース
イッチが配設されている。
【0006】また、実開平4−76224号公報には、
相互に回動可能に支持された一対の支持リンクを介して
キートップの上下動を案内するように構成したキーボー
ドスイッチ装置が記載されており、かかるキーボードス
イッチ装置では、一方の支持リンクのアームに形成され
た支持軸がキートップの下面に形成された支持軸受けに
回動可能に係止されるとともに、アームの脚部に形成さ
れた凸端がハウジングに形成されたストッパの間隙に摺
動可能に係止され、また、他方の支持リンクのアームに
形成された支持軸がキートップの下面に形成された支持
軸受けに回動可能に係止されるとともに、アームに形成
された凸端がハウジングのストッパの間隙に摺動可能に
係止されている。更に、キートップのキーステムがハウ
ジングに形成された案内筒に圧入されている。
【0007】そして、キートップは、一方の支持リンク
のアームと他方の支持リンクのアームとの間に配設され
た捻りばねを介して上方に付勢されており、捻りばねの
付勢力に抗してキートップが押下されると、ハウジング
の案内筒内に上下動可能に挿嵌されたキートップのキー
ステムの先端に設けられた可動接点が、ハウジングの下
方に配置された基板上の固定接点と接触してスイッチン
グ動作が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た実開平2−5267号公報に記載された押釦スイッチ
では、外側の矩形枠体と内側の矩形状枠体とからなるX
枠体を上下に折り畳もうとしても、外側の矩形枠体の各
脚部と内側の矩形状枠体の各脚部が上下に重なってしま
うことから相互に折り畳むことができず、従って、外側
の矩形枠体と内側の矩形状枠体は、相互に回動可能で不
安定な状態でしか存在できない。また、キーストローク
を大きくすることができないとともにキートップのスト
ローク最下点を低くすることができず、押釦スイッチを
より薄型化することができない。
【0009】これにより、押釦スイッチを組み立てる際
に、X枠体を構成する外側の矩形枠体の各脚部と内側の
矩形状枠体の各脚部をプリント基板に係止するには、前
記したように外側の矩形枠体と内側の矩形状枠体が相互
に回動可能な不安定な状態で、各脚部を断面下向きコ字
型の第1下ホルダー及び第2下ホルダーにより覆うよう
にして、両下ホルダーをプリント基板の穴に取り付ける
必要があり、X枠体とプリント基板との連結係止作業は
極めて煩雑な作業となって、押釦スイッチを容易に組み
立てることができないものである。
【0010】更に、前記した実開平4−76224号公
報に記載されたキーボードスイッチ装置では、その第2
図から明らかなように、両支持リンクを上下に折り畳も
うとしても、一方の支持リンクにおけるアームと、他方
の支持リンクにおけるアームと支持軸とをつなぐ連結部
分とが、上下に重なってしまうことから相互に折り畳む
ことができず、従って、両支持リンクは、相互に回動可
能で不安定な状態でしか存在できない。また、キースト
ロークを大きくすることができないとともにキートップ
のストローク最下点を低くすることができず、キーボー
ドキースイッチをより薄型化することができない。
【0011】これにより、キーボードスイッチ装置を組
み立てる際に、両支持リンクの支持軸をハウジングのス
トッパに連結係止するには、まず、両支持リンクを中間
軸を中心として回動自在に係合し、前記のように相互に
回動可能で不安定な状態で両支持リンクの支持軸をキー
トップの支持軸受けに係止した後、両支持リンクにおけ
るアームの端部に形成された凸端をハウジングのストッ
パの開口部に対向させ、キーステムを案内筒に圧入する
必要があり、両支持リンクとハウジングとの連結係止作
業は極めて煩雑な作業となって、キーボードキースイッ
チ装置を容易に組み立てることができないものである。
【0012】従って、前記した従来のキースイッチ装置
においては、リンク部材を相互に折り畳むことができな
いことから各リンク部材が回動可能で不安定な状態でホ
ルダ部材との連結作業を行う必要があり、これにより、
リンク部材とホルダ部材との連結係止作業は極めて煩雑
な作業となり、キースイッチ装置を容易に組み立てるこ
とができないという問題を有しており、また、キートッ
プを押下してスイッチング動作を行う際に、リンク部材
相互が上下に重なってしまうことから、キートップの下
降動作を妨げてしまって、キーストロークを大きくする
ことができないとともにキートップのストローク最下点
を低くすることができず、キーボードキースイッチをよ
り薄型化することができないという問題を有していた。
【0013】本発明は前記従来技術の問題点を解消する
ためになされたものであり、第1リンク部材及び第2リ
ンク部材から構成される案内支持部材の取扱いを容易に
して、リンク部材とホルダ部材との連結係止作業を簡便
に行うことが可能であり、且つ、キートップの下降動作
が妨げられることなく、キーストロークを大きく維持す
ることが可能なキースイッチ装置を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に係るキースイッチ装置は、キートッ
プの下面とその下方のホルダ部材とに連結係止してキー
トップの上下動を案内する案内支持部材と、キートップ
による入力操作にて弾性変形可能なスプリング部材と、
そのスプリング部材の弾性変形によりスイッチング動作
をするスイッチング部とを備え、案内支持部材を、第1
リンク部材と第2リンク部材とを交叉部にて相互に可動
自在に配置して構成し、第1リンク部材及び第2リンク
部材の各自由端をキートップの下面及びホルダ部材に連
結係止したキースイッチ装置であって、第1リンク部材
及び第2リンク部材における側面視の長さを等しく形成
するとともに、第1リンク部材及び第2リンク部材の端
部を中央部に比して薄肉状に形成し、第1リンク部材及
び第2リンク部材は、キートップの押下時に、相互に折
り畳まれた状態で略水平になるものである。
【0015】
【作用】前記構成を有する本発明では、キースイッチ装
置の組立に際し、先ず、第1リンク部材と第2リンク部
材とを交叉部にて相互に可動状態に配置して案内支持部
材を構成した後、第1リンク部材の下側自由端及び第2
リンク部材の下側自由端が、それぞれホルダ部材に連結
係止される。
【0016】このとき、第1リンク部材及び第2リンク
部材は、その側面視の長さを等しく形成されているとと
もに、第1リンク部材及び第2リンク部材は、キートッ
プの押下時に、相互に折り畳まれた状態で略水平になる
ので、その取扱いが極めて容易になり、これにより、案
内支持部材とホルダ部材との連結係止作業を簡便に行う
ことが可能となる。
【0017】次に、第1リンク部材及び第2リンク部材
上にキートップを載置しキートップを下方に軽く押圧す
れば、第1リンク部材の上側自由端及び第2リンク部材
の上側自由端が、キートップに連結係止される。
【0018】前記のように組み立てられたキースイッチ
装置によりスイッチング動作を行う場合、スプリング部
材の弾性力に抗してキートップが押下される。キートッ
プが押下されると、その押下に伴い、キートップが案内
支持部材を介して下方に案内される。かかるキートップ
の押下に従って、案内支持部材も下方に移動されてスプ
リング部材が弾性変形し、これにより、スイッチング部
を介してスイッチング動作が行われるものである。かか
るスイッチング動作際、連結係止時に上下位置関係にあ
る第1リンク部材の端部及び第2リンク部材の端部は中
央部に比して薄肉状に形成されているので、キートップ
の下降動作に従って第1リンク部材の端部及び第2リン
ク部材の端部が互いに接近しても、キートップの下降途
中において上下位置関係にある端部が接触することを防
止できる。従って、キートップの下降動作が途中で妨げ
られることなく、キーストロークを大きく維持すること
ができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例に基づい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本実施例に
係るキースイッチ装置の縦断面図であり、キートップ4
1はABS樹脂等の合成樹脂から成形されており、その
上面にはアルファベット等の文字が印刷等により形成さ
れている。
【0020】また、キートップ41の裏面からは、2つ
の係止部42、43(それぞれの係止部42、43は紙
面と垂直方向に各一対が存在し、図1においてはそれぞ
れの一方のみを示す)が下方に向けてキートップ41本
体と一体に設けられている。
【0021】係止部42には、後述する2つのリンク部
材47、48のうちの一方のリンク部材47の一端に形
成された係止棒53を回動可能に係止する係止溝44が
形成されており、また、係止部43には、他方のリンク
部材48の一端に形成された係止ピン63、64を水平
方向に摺動可能に係止する係止溝45が形成されてい
る。
【0022】また、係止溝44には、その係止溝44に
連続するとともに、下方に行くに従って除々に拡がるよ
うに開放された係止案内部44Aが形成されており、か
かる係止案内部44Aはリンク部材47の係止棒53を
係止溝44内にスナップインする際に係止溝44に向か
って案内するものである。
【0023】更に、係止部43の係止溝45の下部位置
には、下方に向かって拡がる斜面を形成してなる係止案
内部45Aが設けられており、かかる係止案内部45A
はリンク部材48の係止ピン63、64を係止溝45内
にスナップインする際に係止溝45に向かって案内する
ものである。
【0024】キートップ41の下方には、キートップ1
の上下動を案内支持する案内支持部材46が配設されて
おり、かかる案内支持部材46は2つのリンク部材4
7、48から構成される。
【0025】一方のリンク部材47は、図2に示すよう
に平面視コ字状に形成され、また、一対の板状体49を
有し各板状体49の一端間には係止棒53が一体に形成
されるとともに、各板状体49のそれぞれの他端には係
止ピン55、56が形成されてなるものである。また、
図5等に示すように側面視において、リンク部材47の
両端部47Aは中央部47Bよりも薄肉状に形成されて
いる。
【0026】かかる係止棒53は前記係止案内部44A
を介して係止部42の係止溝44内にスナップインさ
れ、また、各係止ピン55、56は後述するホルダプレ
ート65に形成された係止部66に係止される。
【0027】ここに、係止棒53は、そのスナップイン
の際に係止棒53と係止部42との間で発生する応力に
十分耐え得る剛性を有しており、その剛性に基づいて係
止部42の係止溝44内にスナップインされる時に、リ
ンク部材47が撓み変形することを確実に抑制する作用
を行う。これにより、リンク部材47とキートップ1の
連結を簡単に行うことができる。
【0028】また、各板状体49の互いに対向する側に
おける中央部位置からは、一対の軸体52が相互に対向
する位置に設けられている。これらの各軸体52は後述
する他方のリンク部材48に形成された軸孔60に軸支
される。尚、リンク部材47の係止棒53と各係止ピン
55、56は各軸体52からの距離が等しくなるように
構成されている。
【0029】更に、他方のリンク部材48は、図3に示
すように、一対の板状体57を有し各板状体57の一端
間には係止棒61が一体に形成されるとともに、各板状
体57のそれぞれの他端には係止ピン63、64が形成
されてなる。また、図5等に示すように側面視におい
て、リンク部材48の両端部48Aは中央部48Bより
も薄肉状に形成されており、各両端部48Aは、それぞ
れリンク部材47の両端部47Aに対向している。
【0030】これにより、キートップ41を押下してス
イッチング動作を行う際には、図2、図3並びに図5等
からも明らかなように、リンク部材47及びリンク部材
48の各両端部47A、48Aが上下に重なる位置関係
になっていたとしても、リンク部材47及びリンク部材
48の各両端部47A、48Aは中央部47B、48B
に比して薄肉状に形成されているので、キートップ41
の下降動作に従って各リンク部材47の両端部47A及
びリンク部材48の両端部48Aが互いに接近しても、
キートップ41の下降途中において各両端部47A、4
8Aが接触することを防止できる。従って、キートップ
41の下降動作が途中で妨げられることなく、キースト
ロークを大きく維持することができる。また、キートッ
プ41のストローク最下点を低くすることが可能にな
り、キースイッチ装置をより薄型化することができる。
尚、前記係止棒61の両端部は後述するホルダプレート
65の係止部67に係止され、また、各係止ピン63、
64は前記係止案内部45Aを介して係止部43の係止
溝45内にスナップインされる。
【0031】また、各板状体57の外側において相互に
対向する中央部位置には、それぞれ軸孔60が形成され
ており、これらの各軸孔60には前記リンク部材47の
各板状体49に形成された各軸体52が回動可能に嵌合
される。
【0032】これにより、両リンク部材47、48は各
軸体52及び軸孔60を介して相互に交差して回動可能
となるものであり、各軸体52と軸孔60とにより軸支
部Aが形成される。尚、リンク部材48の係止棒61と
各係止ピン63、64は軸孔60からの距離が等しくな
るように構成されている。
【0033】更に、各板状体57における中央部位置の
間には、後述するラバースプリング71の上面に載置さ
れるとともに、キートップ41の押下時に各リンク部材
47、48の相互の回動に伴ってラバースプリング71
を下方に押下する押下棒58が設けられている。これに
より、キートップ41の押下に伴って押下棒58がラバ
ースプリング71を押下してスイッチング動作を行うも
のである。
【0034】次に、案内支持部材46の下方には樹脂製
のホルダプレート65が配設されており、かかるホルダ
プレート65には各スイッチ装置に対応して係止部6
6、67(各係止部66、67はそれぞれ各2つが設け
られているが、図1には各1つの係止部66、67を示
す)が形成されている。
【0035】係止部66には、図1における右方を開放
側とする摺動溝68が形成されており、かかる係止部6
6の摺動溝68には前記リンク部材47に形成された係
止ピン55、56が挿嵌される。また、係止部67に
は、係止部66の摺動溝68と同様、図1における右方
を開放側とする摺動溝69が形成されるとともに、摺動
溝69内において図1における右方側に傾斜面を有する
係止突起69Aが形成されている。かかる係止部67の
摺動溝69内にはリンク部材48に形成された係止棒6
1の両端部が挿嵌される。また、ホルダプレート65上
において、両係止部66、67の間で、リンク部材47
における各板状体49の外側面を案内する一対の案内壁
73(図4参照)が立設されている。
【0036】これにより、案内支持部材46におけるリ
ンク部材47の係止ピン55、56及びリンク部材48
の係止棒61を、それぞれ摺動溝68と摺動溝69の開
放側からリンク部材47の各板状体49の外側面を各案
内壁73に案内させつつホルダプレート65上をスライ
ドさせることによって、各係止ピン55、56及び係止
棒61が各摺動溝68、69内に挿嵌されるものであ
る。そして、かかる挿嵌時に係止棒61が摺動溝69内
の係止突起69Aを乗り越えた後においては、係止棒6
1が摺動溝69から外れてしまうことはなく、これによ
り、各係止棒61及び係止ピン55、56はそれぞれ摺
動溝69、68内で回動可能に保持されるものである。
【0037】前記のように構成されるホルダプレート6
5の下方には、図4に示すように、各キースイッチに対
応してスイッチ電極70Aが形成されたフレキシブル回
路基板70が配置されており、また、かかるスイッチ電
極70Aに対応して逆カップ状のラバースプリング71
がフレキシブル回路基板70上に載置されている。更
に、回路基板70上のスイッチ電極70Aに対向してラ
バースプリング71の内頂壁には、可動電極71Aが固
着されている。そして、ラバースプリング71の上面に
は、リンク部材48に形成された押下棒58が配置され
ている。
【0038】これにより、キートップ41の押下に伴っ
て押下棒58が下方に移動すると、ラバースプリング7
1が押下棒58により押下され、一定の押下量を越える
とラバースプリング71が座屈されて、可動電極71A
とフレキシブル回路基板70上のスイッチ電極70Aと
が当接することによってスイッチング動作が行われるも
のである。
【0039】また、フレキシブル回路基板70の下方に
はスイッチ支持板72が配設されており、かかるスイッ
チ支持板72はその上方に配設された各回路基板70、
ホルダプレート65を支持するものである。これによ
り、スイッチ支持板72、フレキシブル回路基板70及
びホルダプレート65の間には、図1、図4等から明ら
かなように、下側から順にスイッチ支持板72、フレキ
シブル回路基板70、ホルダプレート65となる上下位
置関係が存在している。かかる上下位置関係において、
ラバースプリング71は、ホルダプレート65の下側に
てフレキシブル回路基板70上に載置されているが、ラ
バースプリング71の上部は、後述する取付け孔107
Aを介してホルダプレート65の上方に突出されてい
る。これに基づき、図4に示すように、ラバースプリン
グ71の上部を案内支持部材46を構成するリンク部材
48の押下棒58と確実に当接させることができる。従
って、前記のようにフレキシブル回路基板70がホルダ
プレート65の下方に配置されていても、フレキシブル
回路基板70上に載置されたラバースプリング71の弾
性復元力をキートップ41に伝達してキートップ41を
上方に付勢することができる。
【0040】前記構成において、軸支部Aの中心を通る
垂線Lを基準として図1における左方側に存在するキー
トップ41の裏面に形成された係止部42及びホルダプ
レート45に形成された係止部67には、それぞれ係止
棒53を回動可能に係止する係止溝44及び係止棒61
を係止突起69Aと協働して回動可能に係止する摺動溝
69が設けられている。また、垂線Lの図1における右
方側に存在するキートップ41の裏面に形成された係止
部43及びホルダプレート65に形成された係止部66
には、それぞれ係止ピン63、64及び係止ピン55、
56を水平方向に摺動可能に係止する係止溝45及び摺
動溝68が設けられている。ここに、図1に示すよう
に、リンク部材47及びリンク部材48の側面視におい
て、係止棒53、軸支部A、各係止ピン55、56の3
点は一直線上に配置されており、また、係止棒61、軸
支部A、各係止ピン63、64の3点は一直線上に配置
されている。そして、リンク部材47における係止棒5
3と各係止ピン55、56との間の長さは、リンク部材
48における係止棒61と各係止ピン63、64との間
の長さに等しい。
【0041】続いて、前記のように構成されるキースイ
ッチ装置の組立方法について図5乃至図8に基づき説明
する。先ず、スイッチ支持板72上にフレキシブル回路
基板70、ホルダプレート65を載置するとともに、リ
ンク部材47の各軸体52をリンク部材48の各軸孔6
0に嵌合して案内支持部材46を組み立てる。
【0042】この後、各リンク部材47、48相互を回
動させて折り畳み、図5に示すように水平状態にし、リ
ンク部材47の係止ピン55、56、及び、リンク部材
48の係止棒61を各係止部66、67における摺動溝
68、69の開放側から各案内壁73により案内させな
がらホルダプレート65上で各摺動溝68、69内に向
かってスライドさせる。そして、更にスライドさせる
と、リンク部材48の係止棒61は摺動溝69内に形成
された係止突起69Aを斜面側から乗り越える。この状
態が図6に示されている。これにより、案内支持部材4
6とホルダプレート65との連結が終了する。
【0043】このように、リンク部材48の係止棒61
と摺動溝69との連結、及び、リンク部材47の係止ピ
ン55、56と摺動溝68との連結は、案内支持部材4
6を各摺動溝68、69の開放側からホルダプレート6
5上でスライドさせることのみによってなされるので、
案内支持部材46とホルダプレート65との連結が極め
て簡単に行い得るものである。このとき、案内支持部材
46はそのスライド時において各案内壁73により案内
されるので、案内支持部材46が各摺動溝68、69か
ら外れてしまうことはなく、従って、かかる案内壁73
により前記連結作業はより容易に行い得ることとなる。
また、リンク部材47及びリンク部材48は、図5に示
すように、相互に折り畳まれた状態で略水平となるの
で、その取扱いが極めて容易となり、また、各リンク部
材47、48とホルダプレート65との連結作業を、前
記したように簡便に行うことができるものである。
【0044】次に、図6の状態に保持されたリンク部材
47の係止棒53とキートップ41の係止溝44とを対
向させ、また、リンク部材48の係止ピン63、64と
キートップ41の係止溝45とを対向させた後(図7参
照)、キートップ41を軽く下方に押下する。これによ
り、リンク部材47の係止棒53は係止案内部44Aに
より案内されつつ係止溝44内にスナップインされ、同
時に、リンク部材48の各係止ピン63、64は係止案
内部45Aにより案内されつつ係止溝45内にスナップ
インされる。かかる状態が図8に示されている。これに
より、案内支持部材46とキートップ41との連結が終
了する。
【0045】このように、リンク部材47の係止棒53
とキートップ41の係止溝44との連結、及び、リンク
部材48の各係止ピン63、64とキートップ41の係
止溝45との連結は、図7に示す状態からキートップ4
1を軽く下方に押下するのみによってなされるので、案
内支持部材46とキートップ41との連結が極めて簡単
に行い得るものである。特に、係止棒53は、そのスナ
ップイン時に係止棒53と係止部42との間で発生する
応力に十分耐え得る剛性を有しており、その剛性に基づ
いて係止部42の係止溝44内にスナップインされる際
に、リンク部材47が撓み変形することを確実に抑制す
る作用を行う。これにより、リンク部材47とキートッ
プ1の連結をより簡単に行うことができる。
【0046】前記の作業をもってキースイッチ装置の組
立が終了するが、各リンク部材47、48とホルダプレ
ート65及びキートップ41との連結作業は、いずれも
極めて簡単に行い得、これにより、キースイッチ装置の
組立作業を簡便化して組立時間の短縮を可能とするとと
もに、作業者の組立能力如何に拘らず確実にキースイッ
チ装置の組立がなされ得るものである。
【0047】続いて、前記のように組み立てられたキー
スイッチ装置の動作について説明する。キートップ41
を下方に押下すると、キートップ41が下方へ移動する
に伴ってリンク部材47の係止棒53は係止部42の係
止孔44内で反時計方向に回動するとともに、リンク部
材48の係止ピン63、64は係止部43の係止溝45
内で水平方向(図1における右方向)に摺動する。これ
と同時に、リンク部材48の係止棒61はホルダプレー
ト65における係止部67の摺動溝69内で係止突起6
9Aとの協働により時計方向に回動するとともに、リン
ク部材47の係止ピン55、56は係止部66の摺動溝
68内で水平方向(図1における右方向)に摺動する。
【0048】かかるキートップ41の押下時、案内支持
部材46は各案内壁73間で図4における左右方向への
規制がなされるので、キートップ41が不必要にがたつ
くことが防止される。
【0049】この結果、リンク部材47及びリンク部材
48を相互に軸支する軸支部Aは下方に移動するととも
にラバースプリング71を徐々に押下していき、その押
下量が一定の限度を超えた時点でラバースプリング71
は挫屈される。これにより、ラバースプリング71内の
可動電極71Aがフレキシブル回路基板70上のスイッ
チ電極70Aを短絡し、所定のスイッチング動作が行わ
れる。
【0050】前記のようにキートップ41を押下してス
イッチング動作を行う際には、キートップ41の下降動
作に従って各リンク部材47の両端部47A及びリンク
部材48の両端部48Aが互いに接近しても、リンク部
材47及びリンク部材48の各両端部47A、48Aは
中央部47B、48Bに比して薄肉状に形成されている
ので、キートップ41の下降途中において各両端部47
A、48Aが接触することを防止できる。従って、キー
トップ41の下降動作が途中で妨げられることなく、キ
ーストロークを大きく維持することができる。また、キ
ートップ41のストローク最下点を低くすることが可能
になり、キースイッチ装置をより薄型化することができ
る。
【0051】キートップ41の押下を解除すると、両リ
ンク部材47、48の軸支部Aはラバースプリング71
の弾性復元力により上方に押し上げられる。これに伴っ
て、前記リンク部材47の係止棒53、係止ピン55、
56、及び、リンク部材48の係止棒61、係止ピン6
3、64は前記した動作と逆の動作を行い、この結果、
キートップ41は元の位置に復帰される。
【0052】ここに、各係止棒53、61は水平方向に
は移動されることなく、それぞれ係止溝44及び摺動溝
69内で回動するのみであるので、キートップ41は水
平方向に移動されることなく、キートップ1のキー面の
水平状態を保持したまま上下動されるものである。
【0053】以上詳細に説明した通り本実施例に係るキ
ースイッチ装置では、キースイッチ装置の組立の際に、
リンク部材47の係止ピン55、56、及び、リンク部
材48の係止棒61を各係止部66、67における摺動
溝68、69の開放側から各案内壁73により案内させ
ながらホルダプレート65上で各摺動溝68、69内に
向かってスライドさせるとともに、リンク部材48の係
止棒61が摺動溝69内に形成された係止突起69Aを
乗り越えるまでスライドさせることにより、案内支持部
材46とホルダプレート65との連結が行われるので、
案内支持部材46とホルダプレート65との連結作業を
極めて簡単にすることができる。
【0054】特に、案内支持部材46のスライド時に、
かかる案内支持部材46は各案内壁73により各摺動溝
68、69に向かって確実に案内されるので、案内支持
部材46が各摺動溝68、69から外れてしまうことは
なく、従って、かかる案内壁73により前記連結作業
は、より容易に行い得ることとなる。
【0055】また、案内支持部材46とキートップ41
との連結を行う際には、リンク部材47の係止棒53と
キートップ41の係止溝44とを対向させ、また、リン
ク部材48の係止ピン63、64とキートップ41の係
止溝45とを対向させた後、キートップ41を軽く下方
に押下することにより、リンク部材47の係止棒53は
係止案内部44Aにより案内されつつ係止溝44内にス
ナップインされ、同時に、リンク部材48の各係止ピン
63、64は係止案内部45Aにより案内されつつ係止
溝45内にスナップインされるので、案内支持部材46
とキートップ41との連結が極めて簡単に行い得るもの
である。特に、係止棒53は、そのスナップイン時に係
止棒53と係止部42との間で発生する応力に十分耐え
得る剛性を有しており、その剛性に基づいて係止部42
の係止溝44内にスナップインされる際に、リンク部材
47が撓み変形することを確実に抑制する作用を行う。
これにより、リンク部材47とキートップ1の連結をよ
り簡単に行うことができる。
【0056】更に、前記のように簡単な組立作業により
組み立てられたキースイッチ装置では、リンク部材47
の係止棒53は係止部42の係止溝44内で移動するこ
となく回動可能に保持されるとともに、リンク部材48
の係止棒61は摺動溝69内で係止突起69Aとの協働
により移動することなく回動可能に保持され、また、案
内支持部材46は一対の各案内壁73間で移動が規制さ
れており、これにより、キートップ41はそのキー操作
時において前後左右のいずれの方向に対しても移動され
ることが防止される。この結果、キー操作性を格段に向
上することができる。
【0057】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。例えば、前記
実施例では係止部67の摺動溝69内に係止突起69A
を形成するようにしているが、かかる係止突起は係止部
66の摺動溝68内に形成するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明した通り本発明に係るキースイ
ッチ装置では、第1リンク部材及び第2リンク部材は、
その側面視の長さを等しく形成されるとともに、第1リ
ンク部材及び第2リンク部材は、キートップの押下時
に、相互に折り畳まれた状態で略水平になるので、その
取扱いが極めて容易になり、これにより、案内支持部材
とホルダ部材との連結係止作業を簡便に行うことが可能
となる。また、キートップを押下してスイッチング動作
を行う際、キートップの下降動作に従って第1及び第2
リンク部材の各端部が互いに接近しても、第1リンク部
材及び第2リンク部材の端部は中央部に比して薄肉状に
形成されているので、キートップの下降途中において各
端部が接触することを防止できる。従って、キートップ
の下降動作が途中で妨げられることなく、キーストロー
クを大きく維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キースイッチ装置の縦断面図である。
【図2】一方のリンク部材の平面図である。
【図3】他方のリンク部材の平面図である。
【図4】キースイッチ装置の横断面図である。
【図5】案内支持部材をホルダプレートに連結する前の
状態を示す説明図である。
【図6】案内支持部材をホルダプレートに連結した後の
状態を示す説明図である。
【図7】ホルダプレートに連結した案内支持部材上にキ
ートップを配置した状態を示す説明図である。
【図8】ホルダプレートに連結した案内支持部材にキー
トップを連結した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
41 キートップ 42、43、66、67 係止部 44、45 係止溝 44A、45A 係止案内部 46 案内支持部材 47、48 リンク部材 47A、48A リンク部材の端部 47B、48B リンク部材の中央部 55、56、63、64 係止ピン 65 ホルダプレート 71 ラバースプリング 68、69 摺動溝 69A 係止突起 71 ラバースプリング 73 案内壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−62017(JP,A) 欧州特許出願公開490023(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/14 H01H 13/52

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キートップの下面とその下方のホルダ部
    材とに連結係止してキートップの上下動を案内する案内
    支持部材と、 前記キートップによる入力操作にて弾性変形可能なスプ
    リング部材と、 そのスプリング部材の弾性変形によりスイッチング動作
    をするスイッチング部とを備え、 前記案内支持部材を、第1リンク部材と第2リンク部材
    とを交叉部にて相互に可動自在に配置して構成し、第1
    リンク部材及び第2リンク部材の各自由端を前記キート
    ップの下面及びホルダ部材に連結係止したキースイッチ
    装置であって、 前記第1リンク部材及び第2リンク部材における側面視
    の長さを等しく形成するとともに、第1リンク部材の端
    部及び第2リンク部材の端部を中央部に比して薄肉状に
    形成し、 前記第1リンク部材及び第2リンク部材は、前記キート
    ップの押下時に、相互に折り畳まれた状態で略水平にな
    ることを特徴とするキースイッチ装置。
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