JP3351260B2 - 車両用の補助暖房装置 - Google Patents

車両用の補助暖房装置

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JP3351260B2
JP3351260B2 JP25141496A JP25141496A JP3351260B2 JP 3351260 B2 JP3351260 B2 JP 3351260B2 JP 25141496 A JP25141496 A JP 25141496A JP 25141496 A JP25141496 A JP 25141496A JP 3351260 B2 JP3351260 B2 JP 3351260B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用の暖房装置
に係り、詳細には車両暖房時に補助的に動作する車両用
の補助暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用暖房装置には、エンジンのウォー
タジャケットを通過して加熱された冷却水をヒータコア
の内部へ案内し、車室内へ供給する車室内の空気または
車室外の空気が、このヒータコアを通過させることによ
り、この空気を加熱する。このヒータコアによって加熱
された空気を車室内へ供給することにより、車室内が暖
房される。
【0003】一方、エンジンの始動開始時や暖気運転中
では、エンジン温度が低いために冷却水を用いた十分な
暖房が困難となる。このために粘性流体の摩擦熱を利用
してヒータコアへ供給する冷却水を加熱して暖房を行う
補助暖房装置がある(例えば特開昭62−64612号
公報参照)。
【0004】この補助暖房装置は、剪断方向に相対回転
可能な複数対の板材の間に粘性流体が充填されたビスカ
スヒータを備えており、プーリ及びVベルトを介して伝
達されるエンジンの駆動力によって複数対の板材を互い
に相対回転させて粘性流体を攪拌するようになってい
る。これにより、粘性流体は剪断摩擦によって発熱す
る。補助暖房装置では、ビスカスヒータ内の粘性流体の
熱によって冷却水を加熱してヒータコアへ供給すること
により、エンジン温度が低くとも車室内を十分に暖房で
きるようになっている。
【0005】また、特開平4−113921号公報等で
は、ビスカスヒータにオイルが循環される油圧モータを
取付け、エンジンの駆動力によって回転駆動される油圧
ポンプから供給されるオイルによって駆動する油圧モー
タによってビスカスヒータを駆動するようにしている。
オイルポンプは、エンジン温度が高くなったときにエン
ジンの冷却水を冷却するための冷却ファンが取付けられ
ている油圧モータやパワーステアリング装置等の複数の
補機と合わせてビスカスヒータをも駆動する。これによ
って、プーリ及びVベルトを介して駆動力を伝達する場
合に比べて、回転部品を少なくしかつプーリとVベルト
を用いたときに受ける取付け位置の制限を解消するよう
にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビスカ
スヒータを駆動する油圧モータには、ビスカスヒータが
停止しているにもかかわらず常にオイルが供給されるよ
うになっている。すなわち、エンジン温度が低いときに
駆動する必要が生じるビスカスヒータの油圧ポンプにも
常にオイルポンプからオイルが供給されるようになって
いる。このために、オイルポンプもビスカスヒータの油
圧モータを含めた全ての補機へ駆動力を供給できるよう
に大きな能力が必要となっている。
【0007】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、オイルポンプの能力を大きくすることなく、効率
的に作動する車両用の補助暖房装置を提案することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
エンジンの冷却水をヒータコアへ供給し、ヒータコアを
通過して車室内へ吹き出される空気を加熱して車室内の
暖房を行う暖房装置に設けられ、ビスカスヒータによっ
てヒータコアへ供給する冷却水を加熱する車両用の補助
暖房装置であって、前記エンジンの駆動力によって駆動
される油圧ポンプと、前記油圧ポンプと前記ビスカスヒ
ータを駆動する第1の油圧モータとの間に形成される第
1の循環回路と、前記油圧ポンプと車両に設けられる補
機を駆動する第2の油圧モータとの間に形成される第2
の循環回路と、前記第1の循環回路と前記油圧ポンプを
接続する第1の位置、第1の循環回路及び第2の循環回
路と油圧ポンプを切り離す第2の位置又は第2の循環回
と油圧ポンプを接続する第第3の位置の何れかを取り
得る切換バルブを備えた切換手段と、を含むことを特徴
とする。
【0009】この発明によれば、切換手段に設けている
切換バルブによって第1の循環回路と油圧ポンプが接続
されることにより、第1の油圧モータが駆動され、この
第1の油圧モータに接続されているビスカスヒータが作
動する。また、油圧ポンプが、切換バルブによって第2
の循環回路に接続されたときには、ビスカスヒータは作
動されずに、第2の油圧モータによって駆動される補機
が作動するようになっている。
【0010】また、切換手段に設けている切換バルブ
は、第1の循環回路および第2の循環回路のそれぞれ
と、油圧ポンプを切り離し可能となっており、これによ
り、ビスカスヒータと補機の双方を油圧ポンプから切り
離すことができる。このように、ビスカスヒータと補機
とを同時に作動させることがないので、ビスカスヒータ
を作動させるための油圧ポンプの能力を大きくする必要
がない。
【0011】一般に、補助暖房装置のビスカスヒータ
は、エンジンの冷却水温度が低く、そのままでは、十分
な暖房を行うことができない限られた条件で使用される
ようになっている。このため、ビスカスヒータを使用す
るときにのみ、通常は他の補機を駆動している油圧ポン
プを使用して、車両の補助暖房を行うことにより、効率
的な補助暖房が可能となる。
【0012】請求項2に係る発明は、前記第2の油圧モ
ータによって駆動される補機は、エンジン冷却水を冷却
する冷却ファンであることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、ビスカスヒータと冷却
ファンを一つの油圧ポンプで作動させる。ビスカスヒー
タは、冷却水温度が低い状態で車室内の暖房を行うとき
に用いられるものであるのに対して、冷却ファンは、上
昇した冷却水の温度を下げるのに用いられる。ここか
ら、冷却水温度が低いときには、冷却ファンの作動を停
止させて、ビスカスヒータが作動可能な状態とすること
により、一つの油圧ポンプを用いた効率的な作動が可能
となる。
【0014】請求項3に係る発明は、前記エンジンの冷
却水温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段
の検出結果に基づいて前記切換手段を制御する制御手段
と、を含むことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、制御手段が、例えば、
冷却水の温度が低いときには、第2の循環回路へのオイ
ルの供給を絶って、第1の循環回路へオイルを供給可能
な状態とする。また、冷却水温度が上昇したときには、
油圧ポンプを第2の循環回路へ接続して冷却ファンを作
動させる。これによって、簡単な制御で冷却ファンとビ
スカスヒータを効率的に作動させることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0017】図1には、本実施の形態に適用した車両用
の補助暖房装置10及び車両に設けられている図示しな
いエンジンの駆動力によってオイルを循環させて複数の
補機を駆動するオイル循環回路12の概略を示してい
る。
【0018】一方、図2に示されるように、車両用暖房
装置14は、空調ダクト16内に設けられたヒータコア
18を備えている。このヒータコア18は、エンジン2
0の図示しないウォータジャケットとの間と冷却水配管
22A、22Bによって接続されている。一方の冷却水
配管22Aの中間部には、水ポンプ24が設けられてお
り、この水ポンプ24の作動によって、エンジン20の
ウォータジャケットとヒータコア18との間で冷却水が
循環される。
【0019】空調ダクト16には、図示しない送風ファ
ンの作動によって室内ないし室外の空気が吸引され、車
室内へ吹き出される。ヒータコア18には、この車室内
へ吹き出される空気が通過するようになっており、ヒー
タコア18を通過する空気は、ヒータコア18に供給さ
れる冷却水によって加熱され、暖房風として車室内へ吹
き出される。これによって車室内の暖房が行われる。
【0020】なお、車両用の空調手段としては、コンプ
レッサ、コンデンサ及びエバポレータを含んで冷凍サイ
クルが形成された車両用エアコンが設けられており、車
両用エアコンの作動によって車室内の冷房、除湿等が行
われる。車両用暖房装置14は、この車両用エアコンに
連動して作動するようになっており、この車両用エアコ
ンとしては、従来公知の構成を適用でき、本実施の形態
では詳細な説明を省略する。
【0021】ヒータコア18へ冷却水を供給する冷却水
配管22Bの中間部には、補助暖房装置10を構成する
ビスカスヒータ26が取付けられており、水ポンプ24
の作動によってビスカスヒータ26を通過した冷却水が
ヒータコア18へ供給されるようになっている。
【0022】図3に示されるように、ビスカスヒータ2
6は、ケーシング28を備えており、このケーシング2
8に、ベアリング30を介してシャフト32が回転可能
に支持されている。シャフト32の外周には、環状のロ
ータ34が取付けられている。ケーシング28内のロー
タ34の周囲は、攪拌室36とされており、ロータ34
の側面には、ロータ34から攪拌室36内へ突出された
複数枚の環状のインナープレート38が取付けられてい
る。
【0023】また、ケーシング28の内周面には、円筒
状のアウタプレート40がインナプレート38から所定
の間隔を隔てて対向するように取付けられている。これ
により、シャフト32が回転されると、インナプレート
38とアウタプレート40とが剪断方向に相対移動す
る。
【0024】この攪拌室36内は、粘性流体で満たされ
ており、メカニカルシール42等によって粘性流体が攪
拌室36から漏れないように密封されている。粘性流体
は、インナプレート38とアウタプレート40が粘性に
抗して剪断方向に相対移動されると、インナプレート3
8及びアウタプレート40との間に生じる摩擦によって
発熱する。なお、粘性流体としては、例えばシリコンオ
イル等を用いることができる。
【0025】攪拌室36の外周には、冷却水循環路44
が形成されている。この冷却水循環路44は冷却水配管
22Bの中間部に位置しており、冷却水供給口46Aが
エンジン20側に連結され、冷却水吐出口46Bがヒー
タコア18側に連結されている(図2参照)。
【0026】ビスカスヒータ26を通過する冷却水は、
冷却水循環路44内で粘性流体が発生した熱によって加
熱されるようになっており、ヒータコア18へは、ビス
カスヒータ26内で加熱された冷却水が供給可能となっ
ている。
【0027】一方、ビスカスヒータ26のケーシング2
8から突出したシャフト32の先端部には、油圧モータ
48のシャフト50が連結されており、ビスカスヒータ
26のシャフト32は、油圧モータ48の駆動によって
回転されるようになっている。
【0028】油圧モータ48としては、内歯式や外歯式
のギアモータであっても良く、また、内山が形成された
ドリブンロータ内に数の異なる外山が形成されたドライ
ブロータが設けられ、ドリブンロータとドライブロータ
の間に供給されるオイル(油圧)によって、ドライブロ
ータがドリブンロータの内面に沿って偏心回転するトロ
コイド式であっても良い。トロコイド式では、ドライブ
ロータの回転がシャフト50に伝達されてシャフト50
が回転駆動される。
【0029】図1に示されるように、油圧モータ48
は、オイル循環回路12内に設けられている。このオイ
ル循環回路12には、オイルポンプ52が設けられてい
る。オイルポンプ52は、ケーシング54から突出され
た回転軸56の先端にプーリ58が取付けられている。
このプーリ58には、エンジン20の図示しない出力軸
のプーリとの間に無端のVベルト60が巻き掛けられて
おり、オイルポンプ48は、エンジン20の駆動力がV
ベルト60を介して伝達されることにより、駆動され
る。
【0030】オイルポンプ52は、パワーステアリング
用のベーンポンプ部62と、油圧ポンプ用のベーンポン
プ部64に分けられている。図7(B)に示されるよう
に、ベーンポンプ部62、64のそれぞれは、楕円状に
開口されたカムリング66内に、回転軸56と一体に回
転するロータ68が設けられている。このロータ68に
は、半径方向の外方へ突出可能に付勢された多数のベー
ン70が等間隔で配置されており、ロータ68の回転に
よってそれぞれのベーン70がカムリング66の内面に
摺動しながら回転する。これにより、互いに隣接するベ
ーン70の間の容積が変化するようになっている。
【0031】カムリング66内には吸入ポート72A及
び吐出ポート72Bが設けられており、互いに隣接する
ベーン70の間の容積が大きくなった状態で吸入ポート
72Aから流れ込んだオイルが、ベーン70の間の容積
が狭められることによって圧縮されて突出ポート72B
から送り出される。
【0032】図1に示されるように、それぞれのベーン
ポンプ部62、64のオイル入側は、リザーバタンク7
4に連結されており、リザーバタンク74を介してオイ
ルが供給される。また、ベーンポンプ部62のオイル出
側には、パワーステアリングギアボックス76が接続さ
れており、このパワーステアリングギアボックス76を
通過したオイルがオイルフィルタ78を介してリザーバ
タンク74へ戻されるようになっている。
【0033】一方、ベーンポンプ部64のオイル出側に
は、流路切換部80が連結されている。また、この流路
切換部80からは、ビスカスヒータ26に連結された油
圧モータ48及びオイルクーラ84を経てオイルフィル
タ78に達する第1の循環回路と、油圧モータ82(例
えばハイドロイックギアモータ)及びオイルクーラ84
を経てオイルフィルタ78に達する第2の循環回路が形
成されている。
【0034】ベーンポンプ部64から吐出されたオイル
は、流路切換部80を経て油圧モータ48または油圧モ
ータ82へ供給され、オイルクーラ84及びオイルフィ
ルタ78を経てリザーバタンク74へ戻されるようにな
っている。
【0035】油圧モータ82には、エンジン20の冷却
水を冷却するラジエター86に対向して配置されている
クーリングファン88が連結されており、ベーンポンプ
部64から供給されるオイルによって油圧モータ82が
駆動されると、クーリングファン88が回転して、ラジ
エター86を通過するエンジン20の冷却水を冷却する
ようになっている。
【0036】図4には、流路切換部80の概略構成を示
している。この流路切換部80は、切換バルブ90とコ
ントロールバルブ92を備えている。
【0037】図5及び図6(A)〜図6(C)に示され
るように、切換バルブ90は、略円筒状のケーシング9
4内に、スプールバルブ96が設けられている。スプー
ルバルブ96は、略円柱状に形成されており、ケーシン
グ94内を軸線方向に摺動可能に配置されている。スプ
ールバルブ96の外周面には、軸線方向に沿った中間部
に所定の間隔で円周溝98A、98B、98Cが形成さ
れており、これらの円周溝98A〜98Cによって、ケ
ーシング94の内面とスプールバルブ96との間にオイ
ルが通過可能な空間が形成される。
【0038】一方、ケーシング94には、軸線方向に沿
った中間部に内部と連通する3本づつのオイル入管10
0A、100B、100C及びオイル出管102A、1
02B、102Cが設けられている。オイル入管100
Aは、オイル出管102Aと対になっており、スプール
バルブ96の円周溝98Aが対向することにより連通さ
れる。また、オイル入管100Bはオイル出管102B
と、オイル入管100Cはオイル出管102Cとそれぞ
れ対となっており、それぞれにスプールバルブ96の円
周溝98B、98Cが対向することによって互いに連通
される。
【0039】スプールバルブ96に設けられている円周
溝98A〜98Cの間隔とオイル入管100A〜100
C(オイル出管102A〜102C)の間隔は、オイル
入管100A〜100Cの何れか一つのみに、対応する
円周溝98A〜98Cが対向するようにされている。
【0040】ケーシング94内の軸線方向に沿った一端
側には、圧縮コイルばね104が設けられており(図5
では図示省略)、この圧縮コイルばね104の付勢力に
よってスプールバルブ96が軸線方向の他端側へ向けて
付勢されている。また、ケーシング94内の圧縮コイル
ばね104と反対側の端部は、スプールドライバ96と
の間が圧力室106とされている。
【0041】この圧力室106には、配管108A及び
配管108Bのそれぞれの一端が連結されている。配管
108Aの他端はコントロールバルブ92に連結されて
おり、コントロールバルブ92からオイルが供給される
(図4参照)。また、配管108Bの他端は、ベーンポ
ンプ部64のオイル入側へ連結されている。
【0042】圧力室106は、コントロールバルブ92
から供給されるオイルに応じて圧力が上昇すると、スプ
ールバルブ96を圧縮コイルばね104の付勢力に抗し
て移動させるようになっている。これにより、スプール
バルブ96は、円周溝98Aをオイル入管100Aとオ
イル出管102Aに対向させた第1の位置(図6(A)
参照)、円周溝98Bをオイル入管100Bとオイル出
管102Bに対向させた第2の位置(図6(B)参
照)、及び円周溝98Cをオイル入管100Cとオイル
出管102Cに対向させた第3の位置(図6(C)参
照)とを取りうるようになっている。
【0043】オイル出管102Aには配管103Aが接
続され、この配管103Aがビスカスヒータ26が取付
けられている油圧モータ48に連結されている(図1参
照)。スプールバルブ96が第1の位置に保持されるこ
とにより、油圧モータ48へオイルが供給されて、ビス
カスヒータ26が作動される。オイル出管102Cには
配管103Cが接続され、この配管103Cが油圧モー
タ82に連結されている(図1参照)。スプールバルブ
96が第3の位置となることにより、油圧モータ82へ
オイルが供給されてクーリングファン88が回転駆動さ
れる。
【0044】また、オイル出側管102Bには配管10
3Bが接続されており、この配管103Bによって前記
した配管108Bと共に、ベーンポンプ部64のオイル
入側に連結されている。これにより、スプールバルブ9
6が第2の位置となることにより、ビスカスヒータ26
及びクーリングファン88のいずれの作動も停止され
る。なお、ケーシング94の圧縮コイルばね104側の
端部には、配管108Cが接続されており、スプールバ
ルブ96の移動に伴う圧縮コイルばね104の近傍の圧
力変化が防止されて、スプールバルブ96の円滑な移動
が可能とされている。
【0045】図7(A)に示されるように、コントロー
ルバルブ92は、ホルダ110の外周部に電磁コイル1
12が設けられており、ホルダ110の軸心部にはコア
114が軸線方向に沿って移動可能に配置されている。
このコア114には、一端側にスライドシャフト116
が取付けられている。このスライドシャフト116は、
軸受118によってホルダ110内を軸線方向に沿って
スライド可能に支持されている。また、ホルダ110内
には、コア114のスライドシャフト116と反対側に
圧縮コイルばね120が配置されており、この圧縮コイ
ルばね120の付勢力によってコア114と共にスライ
ドシャフト116がホルダ110から突出するように付
勢されている。
【0046】また、コア114は、電磁コイル112が
励磁されることにより、圧縮コイルばね120の付勢力
に抗してスライドシャフト116をホルダ110内に引
き入れる方向へ移動されるようになっている。すなわ
ち、スライドシャフト116は、電磁コイル112の励
磁状態に応じてホルダ110から出没されるようになっ
ている。
【0047】ホルダ110のスライドシャフト116の
突出方向側には、内部が中空とされたハウジング122
が取付けられている。シャフト116の先端部は、この
ハウジング122内へ挿入されている。このハウジング
122には、配管124が連結されており、この配管1
24によってベーンポンプ部64からオイルが供給され
るようになっている。
【0048】ハウジング122のスライドシャフト11
6の突出方向側の端部には、一端が切換バルブ90の圧
力室106に連通されている配管108Aの他端が、小
孔126を介して連結されている。また、スライドシャ
フト116の先端には、この小孔126に対向して略円
錐状のポペット128が取付けられている。
【0049】ポペット128は、スライドシャフト11
6が圧縮コイルばね120の付勢力によってホルダ11
0から突出することにより、小孔126を閉塞するよう
になっており、また、ハウジング110内へ引き入れら
れることにより小孔126を開放するようになってい
る。これによって、コントロールバルブ92から切換バ
ルブ90の圧力室106へのオイル供給量が調節され、
調節されたオイル供給量に応じて圧力室106内の圧力
が変化して、スプールバルブ96が第1の位置から第3
の位置の間を移動される。なお、配管108Bの圧力室
106への開口には、絞りが形成されており、圧力室1
06からのオイルの流出を抑えるようになっている。
【0050】図1に示されるように、流路切換部80
は、マイクロコンピュータを備えたECU130に接続
されており、このECU130によってコントロールバ
ルブ92の作動が制御されている。このコントロールバ
ルブ92の制御は、例えばECU130から供給される
デューティを変化させた信号によって電磁コイル112
が励磁している。
【0051】このECU130には、冷却水の温度を測
定する水温センサ132、エンジン20の回転数を検出
する回転数センサ134、図示しない車両用エアコンの
コンプレッサ吐出圧が高圧となったか否かを検出するコ
ンプレッサ高圧スイッチ136と共に車両用エアコンの
作動を制御するエアコンECU138が接続されてい
る。なお、エアコンECU138には、車室内に設けら
れている操作パネル140が接続されており、この操作
パネル140のスイッチ操作によって、暖房装置14を
含めた車両用エアコンの運転が設定されると共に、補助
暖房装置10(ビスカスヒータ26)のオン/オフ操作
が行われる。
【0052】ECU130には、補助暖房装置10のオ
ン/オフ操作信号とオン操作されたときの設定温度が入
力される。
【0053】このECU130は、入力される種々の情
報に基づいて流路切換部80の操作して、クーリングフ
ァン88の制御を行うと共に補助暖房装置10(ビスカ
スヒータ26)の作動も制御する。すなわち、冷却水温
度が所定値(例えば100°C)を越えたときには、冷
却水を冷却する必要があると判断して、クーリングファ
ン88を作動させる。また、補助暖房装置10の運転を
指示する操作パネル140に設けている図示しない補助
暖房スイッチがオンされると、冷却水の温度に応じてビ
スカスヒータ26をオンする。すなわち、冷却水が所定
温度(例えば80°C以上)のときには、ビスカスヒー
タ26をオンさせるまでもなく、エンジン10の冷却水
のみで車室内の暖房が可能であるが、冷却水温度が低い
とき(例えば80°C以下)のときには、この冷却水で
は車室内の十分な暖房が不可能であると判断してビスカ
スヒータ26を作動させるようにしている。
【0054】なお、暖房装置14では、補助暖房装置1
0のスイッチがオンされると、水ポンプ24を作動させ
て冷却水の循環を行うと共に、操作パネル140の設定
風量に応じた送風を行うようになっている。
【0055】以下、本実施の形態の作用を、図8に示さ
れるフローチャートを参照しながら説明する。なお、こ
のフローチャートは、ECU130によるクーリングフ
ァン88と補助暖房装置10の作動を一例を示すもので
ある。
【0056】このフローチャートは、最初のステップ1
50で、エンジン20がオンされているか否かを確認
に、エンジン20がオンされていると判断すると実行さ
れる。なお、このフローチャートが実行されているとき
には、所定のタイミング(例えば一定時間間隔)でエン
ジン20の冷却水の温度を水温センサ132によって測
定して読込んでいる。また、ECU130では、通常、
流路切換部80に設けている切換バルブ90のスプール
バルブ96が、オイル入管100Bとオイル出管102
Bを連通状態とする第2の位置にとなるようにコントロ
ールバルブ92から切換バルブ90の圧力室106へ供
給するオイルの量を制御している。
【0057】ステップ150で肯定判定されると、ステ
ップ152では、補助暖房装置10を運転スイッチがオ
ンされているか否かを確認する。ここで、補助暖房装置
10の運転スイッチがオンされている(ステップ152
で肯定判定)ときには、ステップ154へ移行して、冷
却水を暖房に用いるときに冷却水温度がビスカスヒータ
26をオンさせて加熱する必要がある温度か否かを確認
する。
【0058】ここで、冷却水温度が例えば80°C以下
であったときには、ステップ154で肯定判定されて、
ステップ156へ移行し、ビスカスヒータ26をオンす
る。ビスカスヒータ26をオンするときには、コントロ
ールバルブ92の電磁コイル112へのデューティ信号
を変化させて、圧縮コイルばね120の付勢力によって
スライドシャフト116をホルダ110から突出させ、
ハウジング122内の小孔126が狭められ、圧力室1
06へ供給されるオイル量が減少される。これによっ
て、圧力室106内の圧力が減少して、スプールバルブ
96が圧縮コイルばね104の付勢力によって第1の位
置へ移動される。スプールバルブ96が第1の位置へ移
動されることにより、スプールバルブ96の円周溝98
Aによってオイル入管100Aとオイル出管102Aを
連通され、ビスカスヒータ26が連結されている油圧モ
ータ48へベーンポンプ部64からオイルが供給され、
油圧モータ48によってビスカスヒータ26が作動され
る。
【0059】このビスカスヒータ26が作動すると、ヒ
ータコア18へ供給される冷却水がビスカスヒータ26
を通過するときに加熱される。これによって、ヒータコ
ア18を通過して車室内へ吹き出される空気が加熱され
て車室内が所望の温度となるように暖房される。なお、
補助暖房装置10の運転スイッチに代えて暖房装置14
の運転スイッチを用いても良く、これによって、暖房装
置14を作動させるときに、冷却水の温度が低ければ補
助暖房装置10が作動し、車室内の適切な暖房を行うこ
とができる。
【0060】この後、ステップ158では、補助暖房装
置10の運転スイッチがオフされたか否かを確認し、ま
た、ステップ160では、冷却水温度が所定の温度(約
80°C)を越えたか否かを確認している。ここで、補
助暖房装置10の運転スイッチがオフされるか(ステッ
プ158で肯定判定)、冷却水の温度がビスカスヒータ
26の加熱が必要な温度を越えたとき(ステップ160
で肯定判定)には、ステップ162へ移行して、ビスカ
スヒータ26をオフする。
【0061】ビスカスヒータ26をオフするときには、
コントロールバルブ92の電磁コイル112へのデュー
ティ信号を変化させることにより、小孔126からポペ
ット128を離間させるて圧力室106へ供給するオイ
ル量を増加させ、スプールバルブ96を第2の位置へ移
動させる。これによって、オイル入管100Aとオイル
出管102Aの間がスプールバルブ96によって閉塞さ
れると共に、オイル入管100Bとオイル出管102B
の間が円周溝98Bによって連通される。
【0062】一方、補助暖房装置10の運転スイッチが
オフ状態(ステップ152で否定判定)であるか、補助
暖房装置10の運転スイッチがオンされているにもかか
わらず、冷却水温度がビスカスヒータ26による加熱が
必要な温度を越えていたとき(ステップ154で否定判
定)には、ビスカスヒータ26をオンさせずに、ステッ
プ164へ移行する。このステップ164では、冷却水
の温度がクーリングファン88によって冷却する必要が
ある所定の温度(例えば100°C)を越えているか否
かを判断する。
【0063】ここで、冷却水の温度が所定の温度を越え
ていなかったときには、ステップ164で否定判定さ
れ、ビスカスヒータ26とクーリングファン88のいず
れもオンさせずに終了(待機)する。
【0064】一方、冷却水の温度が所定の温度を越えて
いるとき(ステップ164で肯定判定)には、ステップ
166へ移行してクーリングファン88をオンさせる。
【0065】クーリングファン88をオンするときに
は、コントロールバルブ92の電磁コイル112へのデ
ューティ信号を変化させて、圧縮コイルばね120の付
勢力に抗してスライドシャフト116をホルダ110へ
引き入れる。これによって、ハウジング122内のポペ
ット128が小孔126から離間して、小孔126が開
放される。小孔126が開放されることにより、圧力室
106へ供給されるオイル量が増加して、スプールバル
ブ96が圧縮コイルばね104の付勢力に抗して第3の
位置へ移動する。この第3の位置では、円周溝98Cに
よって、オイル入管100Cとオイル出管102Cのみ
が連通され、ベーンポンプ部64から油圧モータ82へ
オイルが供給されてクーリングファン88が回転され
る。
【0066】この後、ステップ168では、冷却水温度
が所定の温度以下に低下したか否かを確認し、冷却水の
温度がクーリングファン88によって冷却する必要のな
い温度となったときに(ステップ168で肯定判定)に
は、ステップ170へ移行して、クーリングファン88
を停止させる。このクーリングファン88の停止は切換
バルブ90のスプールバルブ96を第2の位置へ移動す
ることにより、油圧モータ82へのオイルの供給を遮断
することによって行われる。
【0067】このように、本実施の形態に適用した補助
暖房装置10では、切換手段として設けた流路切換部8
0によって、冷却ファン88を作動させる油圧モータ8
2とビスカスヒータ26を作動させる油圧モータ48を
切り換えて駆動するために、従来のクーリングファン8
8を駆動するための油圧ポンプを用い、この油圧ポンプ
の能力を大きく変えることなくビスカスヒータ26を作
動させることができる。これによって、ビスカスヒータ
26を作動させるための専用の駆動力源を設ける必要が
ない。
【0068】また、冷却水の温度に応じてクーリングフ
ァン88のみならず、ビスカスヒータ26の作動を制御
するため、ビスカスヒータ26を設けた補助暖房装置1
0によってエンジン20の熱のみならずエンジン20の
駆動力を用いた効率的な暖房を行うことができる。
【0069】
【0070】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の一適用例を示すものであり、本発明の構成を限定す
るものではない。例えば、本実施の形態では、ビスカス
ヒータ26と切り換えて作動させる補機としてクーリン
グファン88を用いたが、これに限らず、ビスカスヒー
タ26を作動させているときに、停止可能な補機であれ
ば何れであっても良い。
【0071】さらに、本実施の形態では、冷却水温度に
応じてクーリングファン88を作動させるECU130
によってビスカスヒータ26の作動も制御したが、これ
に限らず、例えばエアコンECU138によってビスカ
スヒータ26とクーリングファン88の作動を合わせて
制御するようにしても良い。
【0072】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、切
換手段によってビスカスヒータと他の補機を切り換えて
作動させるため、油圧ポンプの能力を大きくすることな
くビスカスヒータを用いた補助暖房が可能となる。ま
た、本発明では、ビスカスヒータと冷却ファンを切り換
えて作動させるため、補助暖房を行うための専用の駆動
力源を用いる必要なく、冷却水を用いた効率的な補助暖
房が可能となる優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した補助暖房装置と循環回路の概
略構成図である。
【図2】車両に設けられる暖房装置を示す要部概略図で
ある。
【図3】ビスカスヒータの一例を示すシャフトの軸線方
向に沿った概略断面図である。
【図4】流路切換部の一例を示す概略構成図である。
【図5】切換バルブの概略断面を示す要部斜視図であ
る。
【図6】(A)から(C)のそれぞれは、切換バルブ内
でのスプールバルブの移動位置を示す切換バルブの概略
断面図であり、(A)はスプールバルブの第1の位置を
示し、(B)はスプールバルブの第2の位置を示し、
(C)はスプールバルブの第3の位置をそれぞれ示して
いる。
【図7】(A)は、コントロールバルブの一例を示すシ
ャフトの軸線方向に沿った概略断面図であり、(B)は
油圧ポンプの一例として用いたベーンポンプを示す回転
軸の軸線方向に沿った概略断面図である。
【図8】本実施の形態に係るクーリングファンと補助暖
房装置の作動の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 補助暖房装置 12 オイル循環回路 18 ヒータコア 20 エンジン 26 ビスカスヒータ 48 油圧モータ(第1の油圧モータ) 52 オイルポンプ 64 ベーンポンプ部(油圧ポンプ) 80 流路切換部 82 油圧モータ(第2の油圧モータ) 88 クーリングファン(補機、冷却ファン) 90 切換バルブ 92 コントロールバルブ 130 ECU(制御手段) 132 水温センサ(温度検出手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの冷却水をヒータコアへ供給
    し、ヒータコアを通過して車室内へ吹き出される空気を
    加熱して車室内の暖房を行う暖房装置に設けられ、ビス
    カスヒータによってヒータコアへ供給する冷却水を加熱
    する車両用の補助暖房装置であって、 前記エンジンの駆動力によって駆動される油圧ポンプ
    と、 前記油圧ポンプと前記ビスカスヒータを駆動する第1の
    油圧モータとの間に形成される第1の循環回路と、 前記油圧ポンプと車両に設けられる補機を駆動する第2
    の油圧モータとの間に形成される第2の循環回路と、 前記第1の循環回路と前記油圧ポンプを接続する第1の
    位置、第1の循環回路及び第2の循環回路と油圧ポンプ
    を切り離す第2の位置又は第2の循環回路と油圧ポンプ
    を接続する第3の位置の何れかを取り得る切換バルブを
    備えた切換手段と、 を含むことを特徴とする車両用の補助暖房装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の油圧モータによって駆動され
    る補機は、エンジン冷却水を冷却する冷却ファンである
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用の補助暖房装
    置。
  3. 【請求項3】 前記エンジンの冷却水温度を検出する温
    度検出手段と、 前記温度検出手段の検出結果に基づいて前記切換手段を
    制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする請求項2に記載の車両用の補助
    暖房装置。
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