JP3350526B2 - 高活性を有する過酸化水素系消毒薬 - Google Patents

高活性を有する過酸化水素系消毒薬

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    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

【要約】 消毒薬活性が改善された酸性過酸化水素溶液が提供され
る。濃厚溶液は好ましくは約8%以下の過酸化物を含有
し、使用時の濃度は約0.5%過酸化物である。その溶
液はさらに、リン酸および/または1〜5個のホスホン
酸基を有するホスホネートなどの0.1〜5.0%の少
なくとも1つの酸化合物ならびに0.02〜5%の少な
くとも1つのアニオン系界面活性剤をも含む。界面活性
剤は、C8〜C16−アルキルアリールスルホン酸類、
スルホン化C12〜C22カルボン酸類、C8〜C22
−アルキルジフェニルオキサイドスルホン酸類、ナフタ
レンスルホン酸類、C8〜C22アルキルスルホン酸類
ならびにそれらのアルカリ金属塩およびアンモニウム
塩、そしてC8〜C18アルキル硫酸アルカリ金属塩、
ならびにそれらの混合物から選択される。最も好ましく
はこの溶液は、アルキル化ジフェニルオキサイドの塩な
どの乳化剤を含む。当該溶液は、腐食防止剤および/ま
たは低級アルコールも含むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本出願は、1998年12月14日出願の
仮特許出願60/112047号の継続出願である。
【0002】(発明の分野) 本発明は消毒薬に関するものであり、詳細には、改良さ
れた消毒特性および抗菌特性を有する過酸化水素溶液に
関する。
【0003】(発明の背景) 例えばブロック教授の編著(Disinfection, Sterilizat
ion, and Preservation, edited and partially writte
n by Professor Seymour S. Block, Fourth Edition, p
ublished 1991 by Lea & Febiger, Pennsylvania)で考
察されているように、広範囲の消毒薬が知られている。
ある種の過酸化化合物、塩素化合物、フェノール類、4
級アンモニウム化合物および界面活性剤は、殺菌性を有
することが知られている。殺菌速度は多くの場合で比較
的遅く、揮発性の有機化合物を放出したり、あるいは環
境中に持続的残留物を残す化合物もある。
【0004】過酸化水素は、分解生成物が水と酸素とい
う無害なものであることから、さらには広スペクトルの
抗菌活性を有する傾向があることから、多くの利用分野
で好まれる。広スペクトル活性は、有害な生物が存在す
るがそれが何であるか確認されていない状況では重要で
ある。過酸化水素は不安定で経時的に分解する傾向があ
ることから、いかなる期間にわたってそれを保存する場
合にも、過酸化水素溶液を安定化させる工程がなければ
ならない。過酸化水素組成物の安定性向上に向けては各
種方途が提案されている。例えばスズ酸ナトリウム、硝
酸ナトリウムおよびジエチレントリアミンペンタ(メチ
レンホスホン酸)は、1996年6月4日に発行された
Winterton らの米国特許第5523012号に開示され
ているように、安定化剤として有用であると報告されて
いる。さらに、従来使用されているほとんどの消毒薬の
主要な欠点は、細菌で汚染された物に消毒薬を施した後
に細菌数を減少させるのに要する時間であった。例え
ば、処理表面を消毒するのに、消毒薬を施してから30
分以上を要する場合がある。多くの状況で、その殺菌速
度は満足できるものからほど遠い。
【0005】過酸化水素と各種界面活性剤との併用が知
られている。例えばWinterton らは米国特許第5523
012号で、眼球に適合性の界面活性剤を約0.1%〜
約1.0%含むコンタクトレンズ用緩衝消毒液を開示し
ている。Winterton はある実験で、約0.4%のアニオ
ン系スルホコハク酸界面活性剤を加えることで、asperg
illus fumigatus の殺菌時間が6.9分まで改善され、
それに対して0.1%ノニオン系界面活性剤を含む溶液
では9.4分であったことを開示している。しかしなが
ら6.9分であっても、多くの利用分野においてあまり
にも長い。本発明は、過酸化水素に基づく溶液の効力の
改善に関するものである。
【0006】(発明の概要) 従って本発明は、i)溶液の約20重量%までの濃度の
過酸化水素、ii)溶液の0.05〜8.0重量%の濃
度範囲の少なくとも1つのリンに基づく酸、ならびにi
ii)溶液の0.02〜5重量%の濃度範囲のC8〜C
16−アルキルアリールスルホン酸類およびその酸のア
ルカリ金属塩およびアンモニウム塩、スルホン化C12
〜C22カルボン酸類およびその酸のアルカリ金属塩お
よびアンモニウム塩、C8〜C22−アルキルジフェニ
ルオキサイドスルホン酸類およびその酸のアルカリ金属
塩およびアンモニウム塩、ナフタレンスルホン酸類およ
びその酸のアルカリ金属塩およびアンモニウム塩、C8
〜C22アルキルスルホン酸類およびその酸のアルカリ
金属塩およびアンモニウム塩、C8〜C18アルキル硫
酸アルカリ金属塩、ならびにそれらの混合物からなる群
から選択される少なくとも1つのアニオン系界面活性剤
を含む水溶液を提供する。
【0007】一実施形態において、前記リンに基づく酸
は、リン酸および1〜5個のホスホン酸基を有するホス
ホネート(ホスホン酸)からなる群から選択される。
【0008】一実施形態において、前記リンに基づく酸
は、リン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)、1−
ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、ジエチ
レントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)、2−ヒ
ドロキシエチルイミノビス(メチレンホスホン酸)、エ
チレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)およびそ
れらの混合物からなる群から選択される。
【0009】さらに別の実施形態では、前記溶液は約3
重量%までの少なくとも1つの乳化剤を含有する。
【0010】別の実施形態において、前記乳化剤は、ポ
リオキシエチレン系界面活性剤およびC8〜C16アル
キルフェノールアルコキシレート類などのヒドロトロピ
ー剤からなる群から選択される。
【0011】さらに別の実施形態では、乳化剤はオクチ
ルフェニルエトキシレートである。
【0012】別の実施形態において前記溶液は、その溶
液の0.05〜8.0重量%の過酸化水素濃度を有す
る。
【0013】さらに別の実施形態において前記溶液は、
その溶液の0.05〜1.0重量%の過酸化水素濃度を
有する。
【0014】さらに別の実施形態において過酸化水素濃
度は、前記溶液の3.0〜8.0重量%である。
【0015】さらに別の実施形態において、前記アルキ
ルアリールスルホネートは、ドデシルベンゼンスルホネ
ートまたはそれのアルカリ金属塩またはそれのアンモニ
ウム塩である。
【0016】別の実施形態において前記溶液は、腐食防
止剤を含有する。
【0017】さらに別の実施形態において前記腐食防止
剤は、ベンゾトリアゾール、ヒドロベンゾトリアゾー
ル、カルボキシベンゾトリアゾール、硝酸ナトリウム、
モリブデン酸ナトリウム、グルコン酸ナトリウムおよび
安息香酸ナトリウムならびにそれらの組合せからなる群
から選択される。
【0018】さらに別の実施形態において前記腐食防止
剤は、溶液の0.05〜10.0重量%の濃度で存在す
る。
【0019】別の実施形態において前記溶液は、メタノ
ール、エタノールおよびイソプロパノールなどのC1〜
C6アルコールを0.1〜10.0重量%含有する。
【0020】別の実施形態において前記溶液は、酢酸、
グリコール酸、クエン酸、コハク酸およびそれらの混合
物などのモノもしくはポリカルボン酸またはそれらの混
合物を含む。
【0021】さらに別の実施形態において前記溶液は、
アルキル化アルコキシレート系界面活性剤、アルキルア
リールアルコキシレート系界面活性剤およびそれらの混
合物からなる群から選択されるノニオン系界面活性剤を
含む。
【0022】(好ましい実施形態の詳細な説明) 過去数年間にわたり、高希釈した場合に微生物に対して
非常に有効で、ヒトその他の動物に対する毒性が低く、
環境に害を及ぼさない化学薬品開発に向けて鋭意努力を
行ってきた。全ての公知の消毒薬および抗菌薬の中で
は、分解生成物が無害であることから、特に毒性および
環境に対する害に関して、過酸化水素が特に有望である
ように思われる。例えば、1〜3%水溶液の濃度では過
酸化水素は、非腐食性および非刺激性であると考えられ
る。3〜7%水溶液の濃度では過酸化水素は、非腐食性
であるが眼球に対して刺激性であると考えられる。約8
%を超える水溶液の濃度では過酸化水素は腐食性である
と考えられる。さらに高濃度ではさらにその傾向が強
く、強力な酸化剤でもある。
【0023】迅速かつ効果的な作用を得る上で必要な比
較的高濃度レベルの過酸化水素溶液は、実用的でも経済
的に存続できるものでもなく、危険有害商品規制を受
け、取り扱いおよび使用には特別な注意が必要であると
考えられる。従来、低濃度の過酸化水素の主要な欠点の
1つは、それの抗菌作用が遅すぎるという点である。第
2の主要な欠点は、溶液を商業的に許容できるものとす
る程度に過酸化水素を安定化させることは不可能である
と考えられてきたという点である。例えば、先行技術の
文献では、0.1%過酸化水素水溶液は黄色ブドウ球菌
で汚染された表面を消毒するのに60分間を要するが、
25.8%過酸化水素水溶液は黄色ブドウ球菌で汚染さ
れた表面を消毒するのに20秒しか要しない。安全性の
観点および経済的観点の両方から、後者の溶液は商業的
使用には許容できないことは明らかである。
【0024】リンに基づく酸およびアニオン系界面活性
剤を加えることで、過酸化水素水溶液の活性が大幅に高
められることがわかった。そのリンに基づく酸は無機酸
または有機酸である。特に好ましいものは、リン酸(H
3PO4)および1〜5個のホスホン酸基を有するホスホ
ネート(ホスホン酸)類である。特に好ましいホスホネ
ート(ホスホン酸)類は、アミノトリ(メチレンホスホ
ン酸)、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホ
ン酸、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン
酸)、2−ヒドロキシエチルイミノビス(メチレンホス
ホン酸)、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン
酸)である。それぞれは単独で用いることができるが、
リン酸と少なくとも1つの前記ホスホネート(ホスホン
酸)の混合物が好ましい。これらホスホン酸類の一部
は、商標BRIQUEST下に市販されており(Albrig
ht & Wilson から)、一部は商標DEQUEST下に市
販されている(Solutia Inc. から)。リンに基づく酸の
濃度は、溶液の0.05〜8.0重量%である。過酸化
水素濃度が相対的に低い溶液には、相対的に低い濃度が
好ましい。溶液のpHは好ましくは約1〜約9であり、
特には1〜7であり、さらに詳細には約1〜約3であ
る。
【0025】前記アニオン系界面活性剤は、溶液の0.
02〜5重量%の濃度範囲のC8〜C16−アルキルア
リールスルホン酸類およびその酸のアルカリ金属塩およ
びアンモニウム塩、スルホン化C12〜C22カルボン
酸類およびその酸のアルカリ金属塩およびアンモニウム
塩、C8〜C22−アルキルジフェニルオキサイドスル
ホン酸類およびその酸のアルカリ金属塩およびアンモニ
ウム塩、ナフタレンスルホン酸類およびその酸のアルカ
リ金属塩およびアンモニウム塩、C8〜C22アルキル
スルホン酸類およびその酸のアルカリ金属塩およびアン
モニウム塩、C8〜C18アルキル硫酸アルカリ金属
塩、ならびにそれらの混合物からなる群から選択され
る。好ましくはそのアニオン系界面活性剤は、アルキル
アリールスルホネート、特にはC10〜C16アルキル
ベンゼンスルホネートまたはそれらの混合物である。好
ましいアニオン系界面活性剤は、ドデシルベンゼンスル
ホネート、ならびにトリデシルベンゼンスルホネートお
よびそれらの塩(例:ナトリウム塩、カリウム塩、アン
モニウム塩)である。アルキルアリールスルホネートが
その生体分解性から好ましい。
【0026】スルホン化C12〜C22カルボン酸類の
中では、スルホン化9−オクタデカン酸が好ましい。C
8〜C22−アルキルジフェニルオキサイドスルホン酸
および塩の中では、ドデシルジフェニルオキサイドジス
ルホン酸および4−ドデシル化ジフェニルオキサイドス
ルホン酸二ナトリウム、アルキル化スルホン化ジフェニ
ルオキサイド二ナトリウム塩が好ましい。C8〜C22
アルキルスルホン酸の中では、1−オクタンスルホン
酸、1−デカンスルホン酸およびトリデカンスルホン酸
のナトリウム塩が好ましい。C8〜C18アルキル硫酸
アルカリ金属塩の中では、ラウリル硫酸ナトリウムが好
ましい。
【0027】過酸化水素溶液は、例えば3〜10重量
%、好ましくは3〜8重量%の過酸化水素という濃厚水
溶液として調製することができ、それを末端ユーザが希
釈することができるか、あるいは溶液を例えば0.3〜
1.0重量%という希釈液の形で調製することができ
る。後述の実施例で示すように、約0.5重量%の溶液
が、細菌活性およびウィルス活性を大幅に低下させる上
で有効である。
【0028】約0.3〜1.0重量%、特には約0.5
重量%の過酸化水素を含む溶液は、家庭用および商業用
の消毒薬、殺細菌剤、殺ウィルス剤、清浄剤および洗浄
剤としての用途に好適である。約3〜4重量%を含む溶
液は、多目的洗浄剤ならびに保健施設、家庭および商業
施設における代替漂白剤としての用途に好適である。約
6〜8重量%の過酸化水素を含む溶液は、特に施設用
途、保健用途および食品用途における殺胞子剤、殺菌
剤、殺ウィルス剤、殺細菌剤、広スペクトル清浄剤、汎
用洗浄剤および代替漂白剤としての使用に好適である。
【0029】溶液に、他の界面活性剤を乳化剤として存
在させることができる。例えばある種の乳化剤は、有機
物やグリースの付着した表面のクリーニングならびに溶
液への安定性付与において有効である。代表的には、乳
化剤は過酸化水素100部当たり乳化剤約10〜30部
の濃度で存在する。ヒドロトロピー剤、特にはC8〜C
16アルキルフェノールアルコキシレート類が好まし
い。
【0030】好ましくは乳化剤は、溶液の約0.1〜
0.2重量%の濃度でのポリオキシエチレンおよびフェ
ノールエチレンオキサイド乳化剤の混合物である。好ま
しい乳化剤は、C8〜C16アルキルフェノールアルコ
キシレート類、例えばオクチルフェノールエトキシレー
トである。
【0031】短鎖アルコール、例えばC1〜C6アルコ
ール、特にはメタノール、エタノールまたはイソプロパ
ノールを加えて、有機汚染物に対する別のクリーニング
能力を付与することができる。短鎖アルコールの好まし
い濃度は組成物の約0.1〜約10重量%である。その
アルコールの添加は、より良好な殺菌活性を提供するも
のと考えられている。
【0032】過酸化水素は広い活性スペクトルを有する
ことから、多くの異なる利用分野において有用である。
保健分野では、その溶液を病院、診療所、臨床検査室、
歯科医院、家庭看護施設および長期看護施設で用いるこ
とができる。それはまた、食品および飲料の加工および
製造、畜産、接客業ならびに雑役業務のような全般的衛
生にも用いることができる。
【0033】本発明の溶液は、例えば1年以上の長い貯
蔵寿命を有する。それは、これまでに知られている低濃
度過酸化水素溶液(例えば約0.5重量%過酸化水素溶
液)が急速に分解するのが一般的であるという事実を考
慮すると驚くべきものである。
【0034】本発明の溶液の好ましい製造方法は、蒸留
水または精製水に対して、リンに基づく酸およびアニオ
ン系界面活性剤ならびに任意選択で乳化剤を加えてか
ら、過酸化水素を加える工程を有するものである。アル
コール類、香料、着色剤、染料、腐食防止剤などの他の
成分がある場合には、それらは好ましくは、過酸化水素
より前に添加する。
【0035】以下の実施例を参照することで、本発明に
ついての理解をさらに深めることができる。
【0036】実施例I 蒸留水695重量部、75%リン酸(H3PO4)20重
量部、50%ブリクエスト(Briquest)301
−50A(商標)アミノトリ(メチレンホスホン酸)7
5重量部、45%ヒドロトロピー剤Dowfax(商
標)アルキル化スルホン化ジフェニルオキサイド二ナト
リウム塩乳化剤25重量部、98%Biosoft(商
標)ドデシルベンゼンスルホン酸25重量部、Trit
on X−405 70%(商標)オクチルフェノール
エトキシレート乳化剤10重量部および50%過酸化水
素150重量部を用いて、本発明の溶液(溶液A)を調
製した。上記成分を不動態化容器中で混合し、過酸化水
素を溶液に加える最後の成分とした。溶液のpHは1.
27であった。
【0037】この溶液のアリコートについて、ミコバク
テリア活性、殺胞子活性、殺真菌活性、殺細菌活性およ
び殺ウィルス活性を調べ、市販の消毒薬と比較した。殺
細菌活性および殺ウィルス活性の試験については、アリ
コートを水で希釈し、水15部に対して溶液1部とし
た。
【0038】定量的キャリア試験をサンプルについて行
った。試験方法には、カナダ一般規格委員会(Canadian
General Standards Board)の規格(標題「Assessment
of Efficacy of Antimicrobial Agents for Use on En
vironmental Surfaces and Medical Devices」 (CGSB 19
97))の必須要件を組み入れ、その方法はさらに、非多
孔性表面で使用される液体殺菌剤の殺ウィルス活性評価
のためのASTM要件にも準拠している。
【0039】ミコバクテリア試験、殺胞子試験、殺真菌
試験、殺細菌試験のためのキャリア表面としては、ガラ
スバイアルの内側底面を用いた。殺ウィルス試験のキャ
リア表面としては、ステンレス鋼ディスクを用いた。標
準化試験での使用は極めて困難であることから、絹縫合
糸ループは用いなかった。
【0040】いずれの試験微生物も最初に、最終濃度5
%でウシ血清に懸濁させた。この生成物を希釈してから
試験に供しなければならなかった場合は、炭酸カルシウ
ムとして200ppmの標準硬度を有する水を希釈剤と
して用いた。水は AOAC International (1990) におけ
る処方に従って得た。
【0041】pH7.2のリン酸緩衝液を用いて、殺胞
子試験および殺細菌試験において、胞子および栄養細菌
細胞の希釈液を製造し、膜フィルタの洗浄を行った。ミ
コバクテリア試験および殺真菌試験に使用される希釈液
およびフィルタ洗浄液は、無菌の標準生理食塩水(0.
85%塩化ナトリウム)であった。アール均衡塩類溶液
を用いて、感染性アッセイの前にウィルスの希釈液を調
製した。
【0042】試験消毒薬のミコバクテリア活性、殺胞子
活性、殺真菌活性および殺細菌活性の定量的分析の一般
的工程は、i)挿入物をバイアルの中央に置いてキャリ
アを接種し、ii)接種キャリアを染色し、iii)挿入物を
取り出し、iv)接種キャリアへ試験消毒薬を添加し、
v)既知温度で既知曝露時間終了時に試験消毒薬を希釈
し、vi)濾過し、そしてvii)培地上へフィルタを載置
し、次いでインキュベーションを行う工程を含んでい
た。次に、コロニー形成単位(CFU)を測定した。
【0043】殺胞子試験および細菌試験の場合には消毒
薬に代えてリン酸緩衝液を乾燥接種物に施し、ミコバク
テリア試験および殺真菌試験では無菌生理食塩水を施し
た以外、試験キャリアと同様にして対照キャリアを用い
た。試験では、各7個の試験キャリアに対して3個の対
照キャリアを設けた。
【0044】殺ウィルス活性の場合、各ステンレス鋼製
ディスクにウシ血清中の試験ウィルスを接種した。接種
物が乾燥した後、それを必要な接触時間および温度で、
アールの緩衝液または試験消毒薬のいずれかに曝露し
た。各ディスクを溶出液/希釈液の入ったバイアルに入
れ、渦撹拌して接種物を回収した。ウィルスプラークア
ッセイ用に、対照溶出液および試験溶出液を細胞培養物
に接種した。次に、プラーク形成単位(PFU)を測定
した。擬陽性の結果を回避するため、細胞単層を試験品
の非殺ウィルス性および非細胞毒性希釈液に曝露し、つ
ぎにその単層をプラークアッセイに用いることで、さら
なる対照試験を行った。そのような前曝露単層上のプラ
ーク数がアール液に曝露したものと同じ場合に、試験品
には妨害はなかったものと見なした。試験においては、
各5個の試験キャリアに対して3個の対照キャリアを設
けた。
【0045】試験結果を表Iおよび表IIに示す。
【表1】
【0046】
【表2】 ATCC 19659 枯草菌;ATCC 79
55 スポロゲネス菌;ATCC 15442 緑膿
菌;ATCC 6538 黄色ブドウ球菌;ATC
C 10708 豚コレラ菌;ATCC 15755
ミコバクテリウム−テレ;ATCC 9533 毛
瘡白癬菌;ATCC VR−192ポリオウイルス
I型のセービンワクチン株。**CFU=コロニー形成単
位;PFU=プラーク形成単位。
【0047】実施例II 文献(Germicidal and Detergent Sanitizing Action o
f Disinfectants, Final Action AOAC XV, 1995, Part
6.3.03)記載の方法に従って、実施例Iの溶液Aについ
てさらに試験を行った。
【0048】試験微生物のサンプルを5%ウシ血清と混
合した。溶液A各56mLを200ppm合成硬水4リ
ットルで希釈した。各希釈液を20℃で微生物に施し、
1mL当たりの微生物カウントを、溶液処理前、溶液処
理の30秒後および60秒後に求めた。結果は表III に
示してある。
【表3】 ATCC 33592 黄色ブドウ球菌(メチシリ
ン耐性);ATCC 51572 エンテロコッカス−
フェカーリス(バンコマイシン耐性)。
【0049】実施例III 文献(Germicidal and Detergent Sanitizing Action o
f Disinfectants, Final Action AOAC XV, 1995, Part
6.3.03)記載の方法に従って、実施例Iの溶液Aについ
てさらに試験を行った。
【0050】試験微生物のサンプルを5%ウシ血清と混
合した。未希釈の溶液Aを20℃で微生物に施し、1m
L当たりの微生物カウントを、溶液処理前、溶液処理の
30秒後および60秒後に求めた。結果は表IVに示して
ある。
【表4】
【0051】実施例IV 実施例IIによる試験に変更を加え、微生物に50%ウ
シ血清を加えた。溶液A各56mLを200ppm合成
硬水4リットルで希釈した。各希釈液を20℃で微生物
に施し、1mL当たりの微生物カウントを、溶液処理
前、溶液処理の30秒後および60秒後に求めた。結果
は表Vに示してある。
【表5】
【0052】実施例VI 市販のクリーナーとの比較で、溶液Aの希釈溶液のクリ
ーニング効率を求めるための試験を行った。試験手順C
AN/CGSB2.1、方法20.3を用い、酸化鉄粉
顔料、ケロセン、ストッダード溶剤、白色ワセリン、潤
滑油およびショートニングからなる合成土を白色ビニル
タイルに施した。対照として、125ppm硬水中の1
%CGSB標準洗剤液を用いた。
【0053】溶液Aの一部を125ppm硬水で希釈し
て、過酸化水素約0.06%を含む溶液Bを得た。溶液
Aの別の一部を125ppm硬水で希釈して、過酸化水
素約0.01%を含む溶液Cを得た。市販の次亜塩素酸
ナトリウム漂白剤のサンプルを1:20で希釈して、溶
液Dを得た。
【0054】汚れたタイルを各試験溶液50mLでクリ
ーニングした。クリーニング効率値は、反射率測定値に
基づいたものとした。結果は表VIに示してある。
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 33/42 A61K 33/42 47/02 47/02 47/10 47/10 47/12 47/12 47/20 47/20 A61P 31/02 A61P 31/02 (56)参考文献 特開 昭52−25034(JP,A) 特開 昭57−77605(JP,A) 特表 平9−503534(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 59/00 A01N 25/30

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 i)溶液の0.01〜20重量%までの
    濃度の過酸化水素、ii)溶液の0.05〜8.0重量
    %の濃度範囲の少なくとも1つのリンに基づく酸、ii
    i)溶液の0.02〜5重量%の濃度範囲のC8〜C1
    6−アルキルアリールスルホン酸類およびその酸のアル
    カリ金属塩およびアンモニウム塩、スルホン化C12〜
    C22カルボン酸類およびその酸のアルカリ金属塩およ
    びアンモニウム塩、C8〜C22−アルキルジフェニル
    オキサイドスルホン酸類およびその酸のアルカリ金属塩
    およびアンモニウム塩、ナフタレンスルホン酸類および
    その酸のアルカリ金属塩およびアンモニウム塩、C8〜
    C22アルキルスルホン酸類およびその酸のアルカリ金
    属塩およびアンモニウム塩、C8〜C18アルキル硫酸
    アルカリ金属塩、ならびにそれらの混合物からなる群か
    ら選択される少なくとも1つのアニオン系界面活性剤、
    ならびにiv)残り100重量%までの水、を含むpH
    が1〜7である殺菌消毒用水溶液。
  2. 【請求項2】 約3重量%までの乳化剤、ヒドロトロピ
    ー剤およびそれらの混合物からなる群から選択される成
    分をさらに含む請求項1に記載の溶液。
  3. 【請求項3】 前記溶液の0.05〜10.0重量%の
    濃度の腐食防止剤をさらに含む請求項1に記載の溶液。
  4. 【請求項4】 0.1〜10重量%の1〜6個の炭素原
    子を含むアルコールをさらに含む請求項1に記載の溶
    液。
  5. 【請求項5】 約0.05〜約4.0重量%の濃度でモ
    ノカルボン酸またはポリカルボン酸をさらに含む請求項
    1に記載の溶液。
  6. 【請求項6】 約3重量%までの乳化剤、ヒドロトロピ
    ー剤およびそれらの混合物からなる群から選択される成
    分および前記溶液の0.05〜10.0重量%の濃度の
    腐食防止剤をさらに含む請求項1に記載の溶液。
  7. 【請求項7】 約3重量%までの乳化剤、ヒドロトロピ
    ー剤およびそれらの混合物からなる群から選択される成
    分および約0.05〜約4.0重量%の濃度でモノカル
    ボン酸またはポリカルボン酸をさらに含む請求項1に記
    載の溶液。
  8. 【請求項8】 約3重量%までの乳化剤、ヒドロトロピ
    ー剤およびそれらの混合物からなる群から選択される成
    分、前記溶液の0.05〜10.0重量%の濃度の腐食
    防止剤および約0.05〜約4.0重量%の濃度でモノ
    カルボン酸またはポリカルボン酸をさらに含む請求項1
    に記載の溶液。
  9. 【請求項9】 アルキル化スルホン化ジフェニルオキサ
    イドおよびアルキル化スルホン化ジフェニルオキサイド
    塩から選択されるヒドロトロピー剤をさらに含む請求項
    1に記載の溶液。
  10. 【請求項10】 約3重量%までの乳化剤、ヒドロトロ
    ピー剤およびそれらの混合物からなる群から選択される
    成分をさらに含む請求項9に記載の溶液。
  11. 【請求項11】 前記溶液の0.05〜10.0重量%
    の濃度の腐食防止剤をさらに含む請求項9または10に
    記載の溶液。
  12. 【請求項12】 0.1〜10重量%の1〜6個の炭素
    原子を含むアルコールをさらに含む請求項9、10また
    は11に記載の溶液。
  13. 【請求項13】 約0.05〜約4.0重量%の濃度で
    モノカルボン酸またはポリカルボン酸をさらに含む請求
    項9〜12のいずれかに記載の溶液。
  14. 【請求項14】 前記乳化剤がポリオキシエチレン系界
    面活性剤である請求項2、6、7、8または10に記載
    の溶液。
  15. 【請求項15】 前記ヒドロトロピー剤が、アルキル化
    スルホン化ジフェニルオキサイドおよびアルキル化スル
    ホン化ジフェニルオキサイド塩から選択される請求項
    2、6、7、8または10に記載の溶液。
  16. 【請求項16】 前記ヒドロトロピー剤が、C6アルキ
    ル化スルホン化ジフェニルオキサイドである請求項15
    に記載の溶液。
  17. 【請求項17】 pHが1〜3である請求項1〜16の
    いずれかに記載の溶液。
  18. 【請求項18】 過酸化水素濃度が溶液の0.05〜
    8.0重量%である請求項1〜17のいずれかに記載の
    溶液。
  19. 【請求項19】 過酸化水素濃度が溶液の0.05〜
    1.0重量%である請求項18に記載の溶液。
  20. 【請求項20】 前記リンに基づく酸が、リン酸、1〜
    5個のホスホン酸基を有するホスホン酸およびそれらの
    混合物からなる群から選択される請求項1〜19に記載
    の溶液。
  21. 【請求項21】 前記リンに基づく酸が、リン酸、アミ
    ノトリ(メチレンホスホン酸)、1−ヒドロキシエチリ
    デン−1,1−ジホスホン酸、ジエチレントリアミンペ
    ンタ(メチレンホスホン酸)、2−ヒドロキシエチルイ
    ミノビス(メチレンホスホン酸)、エチレンジアミンテ
    トラ(メチレンホスホン酸)およびそれらの混合物から
    なる群から選択される請求項20に記載の溶液。
  22. 【請求項22】 前記リンに基づく酸が、リン酸、1−
    ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸およびそ
    れらの混合物からなる群から選択される請求項21に記
    載の溶液。
  23. 【請求項23】 ドデシルベンゼンスルホン酸またはそ
    のアルカリ金属塩もしくはそのアンモニウム塩を含有す
    る請求項1〜22のいずれかに記載の溶液。
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