JP3348224B2 - 表枠線の交点補正装置および表認識装置および光学文字読取装置 - Google Patents
表枠線の交点補正装置および表認識装置および光学文字読取装置Info
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Description
および表認識装置および光学文字読取装置に関する。さ
らに詳しくは、画像中の表枠線の交点が消えている場合
に、その消えている表枠線の交点を復活させる交点補正
装置およびその交点補正装置を利用して表を正しく認識
する表認識装置および前記交点補正装置を利用して光学
読取画像中の文字を正しく読み取る光学文字読取装置に
関する。
しては、特公平4―18351公報に記載された技術が
ある。これは、2本の罫線の端点間の距離と方向の連続
性を評価して、距離と方向の連続性の値が基準値以内で
あれば、2本の罫線を接続して1本の罫線とするもので
ある。表認識における従来技術としては、論文「枠罫線
情報を用いた帳票文書の構造認識(成瀬博之その他、電
子情報通信学会誌、D―II、Vol.J75−D−I
I,pp.1372−1385,1992年)」があ
る。
51号公報に記載の罫線のかすれの補正方法では、2本
の罫線間の距離と方向の連続性を評価している。しか
し、表枠線の交点近傍がかすれている場合には、交点を
構成する2本の罫線は直交しており,連続性がないた
め、補正できない問題点がある。また、上記論文「枠罫
線情報を用いた帳票文書の構造認識」では、表枠線のか
すれについては考慮されておらず、表枠線の交点が消え
ている場合には、表を誤認識する問題点がある。そこ
で、本発明の第1の目的は、表枠線の交点が消えている
場合に、その交点を正しく復活させる罫線の交点を補正
する表枠線の交点補正装置を提供することにある。ま
た、本発明の第2の目的は、前記交点補正装置を利用し
て、表を正しく認識する表認識装置を提供することにあ
る。また、本発明の第3の目的は、前記交点補正装置を
利用して、光学的に読み取った画像中の文字を正しく認
識する光学文字読取装置を提供することにある。
明は、画像中の表枠線の交点が消えている場合に、その
消えている表枠線の交点を復活させる交点補正装置であ
って、画像中から横罫線と縦罫線とを検出する罫線検出
手段と、検出した罫線中から表の外枠罫線(表の外枠を
構成する罫線)を抽出する外枠罫線抽出手段と、他の外
枠罫線との交点が欠落した端点をもつ交点欠落外枠罫線
を検出する交点欠落外枠罫線検出手段と、交点が欠落し
た端点側に交点欠落外枠罫線を延長する交点欠落外枠罫
線延長手段と、前記交点欠落外枠罫線の延長線が他の外
枠罫線と交差する場合はその交差した点を外枠罫線同士
の交点とする第1の外枠線交点復活手段と、前記交点欠
落外枠罫線の延長線が他の外枠罫線と交差しない場合は
他の外枠罫線を延長する他外枠罫線延長手段と、前記交
点欠落外枠罫線の延長線と前記他の外枠罫線の延長線と
が交差する場合はその交差した点を外枠罫線同士の交点
とする第2の外枠線交点復活手段とを具備する表枠線の
交点補正装置を提供する。
表枠線の交点補正装置において、検出した罫線中から表
の内部罫線(外枠罫線でない表の罫線)を抽出する内部
罫線抽出手段と、他の罫線との交点が欠落した端点をも
つ交点欠落内部罫線を検出する交点欠落内部罫線検出手
段と、外枠線の交点を補正し消えていた外枠線を復活さ
せた後に前記交点が欠落した端点側に交点欠落内部罫線
を延長する交点欠落内部罫線延長手段と、前記交点欠落
内部罫線の延長線が他の罫線と交差する場合はその交差
した点を罫線同士の交点とする内部枠線交点復活手段と
をさらに具備する表枠線の交点補正装置を提供する。
表枠線の交点補正装置において、前記罫線検出手段は、
両端点ともに他の罫線と交差していない線分を罫線では
なくノイズ成分と判定することを特徴とする表枠線の交
点補正装置を提供する。
表枠線の交点補正装置と、その交点補正装置に表画像を
入力する画像入力手段と、前記交点補正装置により補正
した交点に基づいて表枠線を認識する枠線認識手段と、
その枠線認識手段による認識結果を出力する枠線認識結
果出力手段とを具備したことを特徴とする表認識装置を
提供する。
表枠線の交点補正装置と、光学的に読み取った光学読取
画像を前記交点補正装置に入力する画像入力手段と、前
記交点補正装置により補正した交点に基づいて表枠線を
認識する枠線認識手段と、その枠線認識手段による認識
結果に基づいて枠の中の文字行を認識する文字行認識手
段と、その文字行認識手段による認識結果に基づいて文
字行の中の文字を認識する文字認識手段と、その文字認
識手段による認識結果を出力する文字認識結果出力手段
とを具備したことを特徴とする光学文字読取装置を提供
する。
は、画像中から横罫線と縦罫線とを検出し(罫線検出手
段)、検出した罫線中から表の外枠罫線を抽出し(外枠
罫線抽出手段)、他の外枠罫線との交点が欠落した端点
をもつ交点欠落外枠罫線を検出し(交点欠落外枠罫線検
出手段)、交点が欠落した端点側に交点欠落外枠罫線を
延長し(交点欠落外枠罫線延長手段)、前記交点欠落外
枠罫線の延長線が他の外枠罫線と交差する場合はその交
差した点を外枠罫線同士の交点とし(第1の外枠線交点
復活手段)、前記交点欠落外枠罫線の延長線が他の外枠
罫線と交差しない場合は他の外枠罫線を延長し(他外枠
罫線延長手段)、前記交点欠落外枠罫線の延長線と前記
他の外枠罫線の延長線とが交差する場合はその交差した
点を外枠罫線同士の交点とする(第2の外枠線交点復活
手段)。画像中には、表枠線の線分以外の様々なノイズ
成分(例えば文字や表枠線でない線分など)の線分が存
在している。このため、画像中の線分を単純に延長して
交点を補正すると、ノイズ成分のために誤った交点補正
をしてしまう危険がある。例えば、図23に示すよう
に、罫線402を端点402a側に延長し、文字“1”
(426)を端点426a側に延長し、それらの延長線
402b,426bの交点426cを表枠線の交点と誤
って補正してしまう危険がある。しかし、上記第1の観
点による表枠線の交点補正装置では、罫線検出手段によ
り画像中から横罫線と縦罫線とを検出することでノイズ
成分を除去してしまうため、前記誤った交点補正を回避
できる。また、ノイズ成分を除去できても、外枠罫線と
内部罫線とから誤った交点補正をしてしまう危険があ
る。例えば、図24に示すように、外枠罫線402を端
点402a側に延長し、その延長線402bと内部罫線
418との交点402cを表枠線の交点とし、また、外
枠罫線420を端点420a側に延長し、内部罫線40
4を端点404a側に延長し、それらの延長線420
b,404bの交点420cを表枠線の交点とすると、
外枠線の交点420dが補正されない危険がある。しか
し、上記第1の観点による表枠線の交点補正装置では、
罫線中から外枠罫線だけを外枠罫線検出により抽出する
から、前記誤った交点補正を回避できる。
置では、検出した罫線中から表の内部罫線を抽出し(内
部罫線抽出手段)、他の罫線との交点が欠落した端点を
もつ交点欠落内部罫線を検出し(交点欠落内部罫線検出
手段)、外枠線の交点を補正し消えていた外枠線を復活
させた後に前記交点が欠落した端点側に交点欠落内部罫
線を延長し(交点欠落内部罫線延長手段)、前記交点欠
落内部罫線の延長線が他の罫線と交差する場合はその交
差した点を罫線同士の交点とする(内部枠線交点復活手
段)。このように、前記交点欠落内部罫線延長手段は、
外枠線を復活させた後に内部罫線を延長するため、誤っ
た交点補正を回避して、全ての交点を補正できる。
置では、前記罫線検出手段は、両端点ともに他の罫線と
交差していない線分を、罫線ではなく、ノイズ成分と判
定する。罫線と平行で且つ罫線と同程度に長い線分が存
在する場合、その線分を罫線と間違えて誤った交点補正
をしてしまう危険がある。例えば、図25に示すよう
に、線分430を罫線と間違えると、交点430c,4
10cを誤って補正してしまう危険がある。しかし、両
端ともに他の罫線と交差していない線分をノイズ成分と
判定して除去するから、前記誤った交点補正を回避でき
る。
記構成の表枠線の交点補正装置を利用して交点を補正
し、その補正した交点に基づいて表枠線を認識し(枠線
認識手段)、その認識結果を出力する(枠線認識結果出
力手段)。従って、正しい表枠線から、表を正しく認識
できるようになる。
は、上記構成の表枠線の交点補正装置を利用して交点を
補正し、その補正した交点に基づいて表枠線を認識し
(枠線認識手段)、その認識結果に基づいて枠の中の文
字行を認識し(文字行認識手段)、その認識結果に基づ
いて文字行の中の文字を認識し(文字認識手段)、その
認識結果を出力する(文字認識結果出力手段)。従っ
て、正しい表枠線による正しい表認識から、表中の文字
を正しく認識できるようになる。
なお、これにより本発明が限定されるものではない。図
1は、本発明の一実施例の表枠線の交点補正装置を含む
表認識装置を示すブロック図である。この表認識装置2
0は、イメージスキャナや通信回線を介して画像を入力
する画像入力部102と、画像中の表枠線の交点が消え
ている場合にその消えている表枠線の交点を復活させる
交点補正装置10と、その交点補正装置10により補正
した交点に基づいて画像中の表枠線の接続関係を抽出し
その接続関係に基づいて表枠線を認識する枠線認識部1
08と、表枠線を認識するためのデータ(例えば表のモ
デルにおける枠線の接続関係のデータ)を格納している
枠認識辞書110と、前記枠線認識部108による認識
結果を出力する枠線認識結果出力部112と、前記画像
入力部102から枠線認識結果出力部112までを制御
する制御部100とを具備している。なお、枠認識辞書
110の実現例は、前記論文「枠罫線情報を用いた帳票
文書の構造認識」に記載されている。
よる表抽出処理を示すPAD図である。ステップ200
では、入力された画像中に含まれる表を輪郭追跡により
抽出する。輪郭追跡とは、黒画素と白画素の境界を追跡
する処理である。ステップ201では、輪郭追跡して抽
出した表の左上点と右下点とを対角点とする矩形領域を
一つの表領域とし、その表領域の画像を切り出す。上記
ステップ200,201の処理を、図5〜図7に示す具
体例により説明する。ステップ200では、図5の画像
から、図6に示すような輪郭追跡(600)によって表
を抽出する。ステップ201では、図6に示すように、
対角点601,602で決まる表領域を切り出す。これ
により、図7の画像が得られる。上記表抽出処理によっ
て、隣接する表を分離できる。また、ある程度、ノイズ
を除去できる。
よる表の外枠罫線の交点補正処理のPAD図である。ス
テップ202では、表領域から切り出された画像中の縦
罫線と横罫線を例えば次の検出規則に従って検出する。 (1)罫線は、縦方向または横方向の線分であり、斜方向
の線分は罫線ではなくノイズ成分である。 (2)罫線は、所定の長さ以上であり、所定の長さより短
い線分は罫線ではなくノイズ成分である。 (3)罫線は、2つの端点の少なくとも1つが他の罫線と
交差しており、2つの端点とも他の罫線と交差していな
い線分は罫線ではなくノイズ成分である。
ら外枠罫線を例えば次の抽出ルールに従って抽出する。 (a)ある横罫線上の任意の位置から上を見たときに他の
横罫線が常に存在するなら、その横罫線は外枠罫線では
ない。他の横罫線が存在しない位置があれば、その横罫
線は外枠罫線である。 (b)ある横罫線上の任意の位置から下を見たときに他の
横罫線が常に存在するなら、その横罫線は外枠罫線では
ない。他の横罫線が存在しない位置があれば、その横罫
線は外枠罫線である。 (c)ある縦罫線上の任意の位置から左を見たときに他の
縦罫線が常に存在するなら、その縦罫線は外枠罫線では
ない。他の縦罫線が存在しない位置があれば、その縦罫
線は外枠罫線である。 (d)ある縦罫線上の任意の位置から右を見たときに他の
縦罫線が常に存在するなら、その縦罫線は外枠罫線では
ない。他の縦罫線が存在しない位置があれば、その縦罫
線は外枠罫線である。
一つに着目してステップ206を実行することを、抽出
した外枠罫線の本数だけ繰り返す。ステップ206で
は、着目している一つの外枠罫線の端点が他の外枠罫線
と交差しているかどうかを判定する。交差している場合
は、前記ステップ204に戻る。交差していない場合
は、交点付近が消えているとみなし、ステップ208に
進む。
線を、他の外枠罫線と交差していない端点側に延長す
る。ステップ210では、前記ステップ208による延
長線が他の外枠罫線と交差するかどうかを判定する。交
差する場合には、ステップ212に進む。交差しない場
合には、ステップ214に進む。
交点とする。ここで、延長線と交差する他の外枠罫線が
複数存在するときは、端点に最も近い外枠罫線との交点
を表の外枠線の交点とする。ステップ213では、上記
ステップ203と同じ外枠罫線抽出処理を行う。
線以外の外枠罫線を延長する。ステップ216では、ス
テップ208による延長線と,ステップ214による延
長線とが交差するか判定する。交差する場合には、ステ
ップ218に進む。交差しない場合には、前記ステップ
204に戻る。ステップ218では、交点を表の外枠線
の罫線の交点とする。ここで、着目している外枠罫線の
延長線と交差する他の外枠罫線の延長線が複数存在する
ときは延長線が最も短い他の外枠罫線との交点を表の外
枠線の罫線の交点とする。ステップ220では、上記ス
テップ203と同じ外枠罫線抽出処理を行う。
処理を、図8〜図17の具体例により説明する。ステッ
プ202では、図7の画像から罫線を検出する。これに
より、図8の画像が得られる。ステップ202では、図
8の画像から外枠罫線を検出する。これにより、図9の
画像が得られる。ステップ206では、図10に示すよ
うに、外枠罫線402の端点402aが他の外枠罫線と
交差しているかどうかを判定する。端点402aは交差
していないので、ステップ208に進む。ステップ20
8では、延長線402bを延ばす。ステップ210で
は、延長線402bと他の外枠罫線とが交差するか否か
を判定する。延長線402bは外枠罫線418と交差す
るから、ステップ212に進む。ステップ212では、
交点418aを表の外枠線の交点とする。従って、図1
1に示すようになる。ステップ213では、図11の画
像から外枠罫線を検出する。これにより、図12の画像
が得られる。
ように、外枠罫線418の端点418bが他の外枠罫線
と交差していないので、ステップ208に進む。ステッ
プ208では、延長線418cを延ばす。ステップ21
0では、延長線418cは外枠罫線410と交差するか
ら、ステップ212に進む。ステップ212では、交点
410aを表の外枠線の交点とする。従って、図13に
示すようになる。
ように、外枠罫線406の両方の端点が他の外枠罫線4
14,420と交差しているから、次の外枠罫線を探し
てステップ206を繰り返す。
ように、外枠罫線420の端点420aが他の外枠罫線
と交差していないので、ステップ208に進む。ステッ
プ208では、延長線420bを延ばす。ステップ21
0では、延長線420bは他の外枠罫線と交差しないか
ら、ステップ214に進む。ステップ214では、外枠
罫線420以外の外枠罫線を延長する。ステップ216
では、延長線420bと他の延長線とが交差するかを判
定する。延長線420bと他の延長線402dとが交差
するので、ステップ218に進む。ステップ218で
は、交点420cを表の外枠線の交点とする。ステップ
220では、外枠罫線を検出する。これにより、図15
の画像が得られる。
ように、外枠罫線410の端点410aが他の外枠罫線
と交差していないので、ステップ208に進む。ステッ
プ208では、延長線410bを延ばす。ステップ21
0では、延長線410bは他の外枠罫線と交差しないか
ら、ステップ214に進む。ステップ214では、外枠
罫線410以外の外枠罫線を延長する。ステップ216
では、延長線410bと他の延長線とが交差するかを判
定する。延長線410bと他の延長線412bとが交差
するので、ステップ218に進む。ステップ218で
は、交点410aを表の外枠線の交点とする。ステップ
220では、外枠罫線を検出する。これにより、図17
の画像が得られる。
よる表の内部罫線の交点補正処理のPAD図である。ス
テップ300では、画像から内部罫線を検出する。ステ
ップ301では、表の内部罫線の一つに着目してステッ
プ302を実行することを、表の内部罫線の本数だけ繰
り返す。ステップ302では、着目している一つの内部
罫線の端点が他の罫線と交差しているかどうかを判定す
る。交差している場合は、前記ステップ300に戻る。
交差していない場合は、交点付近が消えているとみなし
て、ステップ304に進む。ステップ304では、着目
している内部罫線を、他の罫線と交差していない端点側
に延長する。ステップ306では、前記ステップ304
による延長線が他の罫線と交差するかどうかを判定す
る。交差する場合には、ステップ308に進む。交差し
ない場合には、前記ステップ300に戻る。ステップ3
08では、交点を表の枠線の交点とする。ここで、延長
線と交差する他の罫線が複数存在するときは、端点に最
も近い罫線との交点を表の枠線の交点とする。
処理を、図18〜図20の具体例により説明する。ステ
ップ300では、図18に示すように外枠線を補正され
た画像から内部罫線404〜408,414〜418を
検出する。ステップ302では、図19に示すように、
内部罫線418の端点418aが他の罫線と交差してい
ないので、ステップ304に進む。ステップ304で
は、延長線418bを延ばす。ステップ306では、延
長線418bと他の罫線408,410が交差するの
で、ステップ308に進む。ステップ308では、延長
線418bが複数の他の罫線408,410と交差する
ので、端点418aに最も近い他の罫線408を選択
し、それとの交点418cを表の枠線の交点とする。以
上によって、図20に示すように、消えていた枠線が復
活するので、枠線認識部108は正しく枠線を認識でき
る。すなわち、上記表認識装置20によれば、表を正し
く認識することが出来る。
8において、「交点補正の対象となる端点と罫線もしく
は端点同士の間の距離が基準値を越える場合には、交点
補正をしない」という規則を加えてもよい。
点補正装置を含む光学文字読取装置を示すブロック図で
ある。この光学文字読取装置30は、上述の交点補正装
置10と、その交点補正装置10にイメージスキャナを
介して画像を入力する画像入力部102と、前記交点補
正装置10により補正した交点に基づいて表枠線の接続
関係を抽出しその接続関係に基づいて表枠線を認識する
枠線認識部108と、表枠線を認識するためのデータ
(例えば表のモデルにおける枠線の接続関係のデータ)
を格納している枠認識辞書110と、枠の中の文字行を
検出する文字行検出部902と、文字行中の文字を文字
認識辞書906と照合して認識する文字認識部904
と、文字認識結果を出力する文字認識結果出力部908
と、前記交点補正装置10から枠線認識結果出力部11
2までを制御する制御部900とを具備している。
ある。文字422,424,426が表の枠(セル)中
にあり、記号428が表中にないことが明確に判る。こ
れに対して、図5では、枠線が消えているため、文字4
22,424,426および記号428が表中にあるの
か否かが明確に判らない。かくして、上記光学文字読取
装置30によれば、表の中の文字を正しく認識すること
が出来る。
ば、表枠線の交点が消えている場合に、その交点を正し
く復活させることが出来る。本発明の表認識装置によれ
ば、表を正しく認識する精度が高くなる。本発明の光学
文字読取装置によれば、表の中の文字を正しく認識する
精度が高くなる。
む表認識装置を示すブロック図である。
る表抽出処理のPAD図である。
る表の外枠罫線の交点補正処理のPAD図である。
る表の内部罫線の交点補正処理のPAD図である。
る。
示図である。
示図である。
る。
示図である。
る。
示図である。
る。
含む光学文字読取装置を示すブロック図である。
である。
例示図である。
る。
例示図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 画像中の表枠線の交点が消えている場合
に、その消えている表枠線の交点を復活させる交点補正
装置であって、 画像中から横罫線と縦罫線とを検出する罫線検出手段
と、 検出した罫線中から表の外枠罫線を抽出する外枠罫線抽
出手段と、 他の外枠罫線との交点が欠落した端点をもつ交点欠落外
枠罫線を検出する交点欠落外枠罫線検出手段と、 交点が欠落した端点側に交点欠落外枠罫線を延長する交
点欠落外枠罫線延長手段と、 前記交点欠落外枠罫線の延長線が他の外枠罫線と交差す
る場合はその交差した点を外枠罫線同士の交点とする第
1の外枠線交点復活手段と、 前記交点欠落外枠罫線の延長線が他の外枠罫線と交差し
ない場合は他の外枠罫線を延長する他外枠罫線延長手段
と、 前記交点欠落外枠罫線の延長線と前記他の外枠罫線の延
長線とが交差する場合はその交差した点を外枠罫線同士
の交点とする第2の外枠線交点復活手段とを具備するこ
とを特徴とする表枠線の交点補正装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載した表枠線の交点補正装
置において、 検出した罫線中から表の内部罫線を抽出する内部罫線抽
出手段と、 他の罫線との交点が欠落した端点をもつ交点欠落内部罫
線を検出する交点欠落内部罫線検出手段と、 外枠線の交点を補正し消えていた外枠線を復活させた後
に前記交点が欠落した端点側に交点欠落内部罫線を延長
する交点欠落内部罫線延長手段と、 前記交点欠落内部罫線の延長線が他の罫線と交差する場
合はその交差した点を罫線同士の交点とする内部枠線交
点復活手段とをさらに具備することを特徴とする表枠線
の交点補正装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の表枠線
の交点補正装置において、前記罫線検出手段は、両端点
ともに他の罫線と交差していない線分を罫線ではなくノ
イズ成分と判定することを特徴とする表枠線の交点補正
装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の表枠線の交点補正装置と、その交点補正装置に表画像
を入力する画像入力手段と、前記交点補正装置により補
正した交点に基づいて表枠線を認識する枠線認識手段
と、その枠線認識手段による認識結果を出力する枠線認
識結果出力手段とを具備したことを特徴とする表認識装
置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の表枠線の交点補正装置と、光学的に読み取った光学読
取画像を前記交点補正装置に入力する画像入力手段と、
前記交点補正装置により補正した交点に基づいて表枠線
を認識する枠線認識手段と、その枠線認識手段による認
識結果に基づいて枠の中の文字行を認識する文字行認識
手段と、その文字行認識手段による認識結果に基づいて
文字行の中の文字を認識する文字認識手段と、その文字
認識手段による認識結果を出力する文字認識結果出力手
段とを具備したことを特徴とする光学文字読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26085794A JP3348224B2 (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 表枠線の交点補正装置および表認識装置および光学文字読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26085794A JP3348224B2 (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 表枠線の交点補正装置および表認識装置および光学文字読取装置 |
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---|---|
JPH08125855A JPH08125855A (ja) | 1996-05-17 |
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ID=17353722
Family Applications (1)
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-
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