JP3348200B2 - 磁気シールド型超電導限流器 - Google Patents

磁気シールド型超電導限流器

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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気シールド型の
超電導体を用いて電力系統の事故時等に発生する故障電
流が過大に大きくなることを超電導磁気シールド手段に
より抑止する磁気シールド型超電導限流器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、短絡事故等で過大な事故電流
が流れた時にこれを限流する限流装置として様々なもの
が提案されており、その中の一つとして、超電導現象を
利用して事故電流を制限する磁気シールド型超電導限流
器がある。
【0003】上記のような磁気シールド型超電導限流器
の一例は、例えば、図5に示すようなもので、鉄心51
の周りに一次巻線として銅コイル52を配し、この鉄心
51と銅コイル52との間に超電導磁気シールド手段と
して機能するバルク超電導円筒53を配することで、磁
気シールド型超電導限流器50を構成している。これ
は、バルク超電導円筒53が超電導状態にある時、二次
側短絡の変圧器と見なすことができる。その回路構成は
図6に示すようになり、この等価回路は図7に示すよう
になる。
【0004】定常状態においては、一次電圧V1により
一次巻線に流れる交流線路電流I1が作る磁界が鉄心5
1に侵入しないよう、超電導バルク材を両端開放の円筒
状としたバルク超電導円筒53がシールドするため、一
次側から見たインピーダンスZが小さい。すなわち、バ
ルク超電導円筒53が超電導状態を維持している定常状
態においては、r2(バルク超電導円筒53の抵抗値)
の値が零となり、線路電流が流れる銅コイル52側(一
次側)から見たインピーダンスは、r1(一次巻線の抵
抗)およびLS(一次巻線の漏れインピーダンス)のみ
となる。
【0005】一方、線路電流に故障電流が流れて電流値
1が大きくなると、バルク超電導円筒53に加わる磁
界が大きくなり、超電導状態が破壊(ノーマル転移)さ
れて磁気シールド効果を失い、鉄心51の内部に磁界が
侵入し、大きな磁束ができるようになる。これにより、
図6に示す回路においては、一次側から見たインピーダ
ンスZが大きくなり、故障電流が大きくなるのを制限す
ることができる。また、図7に示す等価回路で見ると、
2の値が大きくなり、一次側から見たインピーダンス
はr1およびL1(一次巻線のインピーダンス)となり、
これによって限流効果を期せる。
【0006】すなわち、バルク超電導円筒53を磁気シ
ールド手段として用いた磁気シールド型超電導限流器で
は、定常時はバルク超電導円筒53の内側、特に鉄心5
1中に磁束が侵入しないので、一次側から見たインピー
ダンスZはほとんど零となり、電力系統には見かけ上何
の負荷も加わっていないのと同様であるが、電力系統に
短絡事故などが発生した場合には、線路電流I1が大き
くなることに伴ってバルク超電導円筒53に加わる磁界
が大きくなり、超電導状態が維持できなくなってバルク
超電導円筒53が常電導状態に遷移し、円筒内側に磁束
が侵入するようになる。この結果、鉄心51内に大きな
磁束が侵入し、一次側から見たインピーダンスZが大き
くなり、電流I1が大きくなることを防げる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の磁気シールド型超電導限流器は、超電導
磁気シールド手段として超電導バルク材製の円筒が使わ
れていることに起因して、以下のような欠点がある。
【0008】まず、バルク超電導円筒は、上述したよう
に変圧器の二次巻線(リアクタンスL1の一次コイルと
相互インダクタンスMで相互誘導されるリアクタンスL
2の二次コイル)に相当し、常態においては一次巻線が
作る磁界をシールドしているため、二次側のシールド円
筒には大きな電流が流れることとなり、そのような大電
流に耐え得るよう超電導円筒の厚みを大きくしなければ
ならないが、超電導体は厚みが大きくなるほど交流損失
が大きくなるという特性を有しているため、エネルギー
損失が大きくなってしまうのである。しかも、限流器は
常に動作可能な状態に維持しておく必要があるため、定
常時の交流損失が大きいということは、エネルギー効率
から見ても大きな欠点となってしまう。
【0009】また、バルク超電導体で円筒を作る場合、
厚みが大きくなるほど均一な超電導特性を実現すること
が困難となり、しかも、厚みの分だけバルク超電導体内
での熱伝導が悪くなってしまう。このため、限流動作が
シールド円筒全体で同時に起こらず、限流動作が緩慢に
なってしまうという欠点が生ずる。加えて、厚みの大き
なバルク材は構造的に脆く、大型化が難しいという問題
もある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するべく成されたもので、請求項1に係る磁気シール
ド型超電導限流器は、限流対象となる線路電流が流れる
一次コイル(例えば、銅コイル3)と、該一次コイルの
中心に配した鉄心(2)との間に、二次コイルとして機
能する超電導磁気シールド手段を設け、一次コイルに大
きな事故電流が流れることに基づいて超電導磁気シール
ド手段が超電導状態から常電導状態へ遷移することによ
り、一次側から見た二次側のインピーダンスが大きくな
って事故電流を限流する磁気シールド型超電導限流器
(1)において、上記超電導磁気シールド手段(4)
は、超電導導体(例えば、超電導線6)をコイル状に巻
回して両端部の間に超電導抵抗素子(7)を電気的に接
続して短絡させた超電導コイル(5)により構成し、上
記超電導磁気シールド手段と鉄心との間に補正用巻線
(8)を配することで、超電導磁気シールド手段が超電
導状態にある定常時に鉄心内へ侵入する磁束の量を少な
するものとしたことを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明に係る磁気シールド型超電導限流器の実施形態を説明
する。
【0014】図1に示すのは、第1実施形態に係る磁気
シールド型超電導限流器1であり、鉄心2の周りに、限
流対象となる線路電流が流れる銅コイル3を一次コイル
として配し、この鉄心2と銅コイル3との間に超電導磁
気シールド手段4を配した構成としてある。上記超電導
磁気シールド手段4は、超電導導体をコイル状に巻回し
て両端を短絡させた超電導コイル5を、鉄心2の軸方向
に多数積み重ねて円筒状に構成したものである。
【0015】なお、超電導導体としては、超電導体をフ
ィラメント状にして銀や銅などの金属マトリックス中に
埋め込んだ帯状の超電導線6を用いることができる(図
2(a)参照)。超電導線6は長尺で均一性の良いもの
を作ることが容易であり、その上、大型化も容易であ
る。また、超電導磁気シールド手段4は、超電導コイル
5を極低温に保持するクライオスタットを含むものであ
る。
【0016】上記のように構成した磁気シールド型超電
導限流器1は、定常時においては超電導磁気シールド手
段4によって鉄心2への磁束侵入を阻み、短絡故障等に
より大電流(故障電流)が銅コイル3に流れる異常時に
おいては、超電導磁気シールド手段4の各超電導コイル
5…が超電導状態を維持できなくなって常電導状態に遷
移するため、鉄心2内に大きな磁束が侵入し、一次側か
ら見たインピーダンスが大きくなり、銅コイル3を流れ
る電流が大きくなることを防げる。
【0017】従って、本実施形態に係る磁気シールド型
超電導限流器1によれば、バルク材により形成したバル
ク超電導円筒を超電導磁気シールド手段とした場合と同
様の限流作用を期せる上に、超電導導体を厚くすること
なく大電流に耐え得るような設計が容易であることか
ら、バルク超電導円筒を超電導シールド手段とした場合
に比べて、交流損失を飛躍的に抑制することが可能とな
る。特に、超電導線6としては、数μm程度の超電導体
フィラメントを数百万本も金属マトリックス中に埋め込
んだ極細多芯超電導線も開発されており、交流損失を革
新的に小さくすることができる。
【0018】しかも、超電導線6は、長尺であっても均
一な特性を実現することが容易であるから、熱伝導を効
率化することができ、超電導磁気シールド手段4による
限流作用が部分的に緩慢となることをなくし、迅速に限
流作用を生ぜしめることができる。加えて、超電導線6
は取り扱い易く、自重崩壊しない強度を持たせることも
容易であるから、磁気シールド型超電導限流器の大型化
のための製作容易性も確保できる。
【0019】しかしながら、超電導線6で作成した超電
導コイル5の場合、多芯超電導線のマトリックスとして
銀や銅などの金属を用いることから、超電導状態が破壊
された場合でもコイル全体の抵抗値が大きくならないた
め、バルク超電導円筒を超電導磁気シールド手段として
用いた場合に比べて、変圧器の二次側抵抗値を十分な限
流作用を期せる程度まで上げ難いという問題が生ずる。
【0020】そこで、超電導コイル5を構成する超電導
線6の両端を短絡する部分に、図2(a)に示すような
超電導抵抗素子7を挿入する。この超電導コイル5は、
上部パンケーキコイル5aと下部パンケーキコイル5b
を長尺な1本の超電導線6によって形成したダブルパン
ケーキコイルで(図2(b)参照)、上部パンケーキコ
イル5aの最外層に位置することとなる超電導線6の上
側端部6aと下部パンケーキコイル5bの最外層に位置
することとなる超電導線6の下側端部6bとを超電導抵
抗素子7で電気的に接続したものである。また、超電導
抵抗素子7としては、金属マトリックスを用いない超電
導導体を薄板状としたものを用いる。
【0021】このように、超電導線6の端部の間に超電
導抵抗素子7を挿入しておけば、常電導転移時の抵抗値
が大きくなり、一次側から見た電力系統故障時のインピ
ーダンスを大きくすることができる。すなわち、超電導
状態が破壊された場合には超電導抵抗素子が大きな抵抗
値を示すので、バルク超電導円筒を超電導磁気シールド
手段として用いた場合と同様に、効果的な限流作用を期
せるのである。しかも、超電導抵抗素子7の厚みは薄く
て良いことから、均一な特性を容易に実現でき、限流動
作が緩慢になってしまうといった欠点も回避できる。な
お、超電導抵抗素子7の臨界電流値は、超電導コイル5
に使用されている超電導線6と等しいか、それ以下にし
ておき、電力系統故障時には敏速にノーマル転移するよ
うにせておくことが望ましい。
【0022】上記のような超電導コイル5を多数積み重
ねて超電導磁気シールド手段4を構成するに際して、シ
ールド効果をできるだけ良くすると共に製作の容易性な
どを考慮すると、例えば、図3(a)に示すように、中
央部をソレノイド巻の超電導コイル5cとしても良い。
一次巻線である銅コイル3の作る磁界は、コイル中央部
で均一度が高いため、超電導磁気シールド手段4の中央
部においては磁界のシールドに必要な超電導コイル5の
電流値も等しくして良いからである。このようにソレノ
イド巻の超電導コイル5cを用いれば、接続部の数を減
らすことができ、製作が容易となる。なお、中央部をソ
レノイド巻きとした場合には、端部の超電導コイル5…
に比べて中央部の超電導コイル5cに挿入する超電導抵
抗素子7の長さを長くする必要がある。
【0023】また、ソレノイド巻線については両端の接
続部を最外層に位置させる必要があることから、ダブル
パンケーキコイルの軸方向巻数を多くしたような、図3
(b)に示す巻線が考えられる。この超電導コイル5d
は、ソレノイド巻の上部パンケーキコイル5c1とソレ
ノイド巻の下部パンケーキコイル5c2を一本の超電導
線6で形成したもので、上部パンケーキコイル5c1
端部と下部パンケーキコイル5c2を近接させることが
できるので、超電導抵抗素子7の長さを短くすることが
できる。
【0024】なお、上述したように、一次巻線である銅
コイル3の作る磁界は、コイルの軸方向に沿って磁界分
布が変化し、コイルの中央より両端部で小さくなるのこ
とから、超電導磁気シールド手段4を構成する超電導コ
イル5を積み重ねた軸方向端部では、コイル内の電流値
を夫々変える必要がある。このため、図3(a),
(b)で示した超電導磁気シールド手段4では、端部に
位置させる超電導コイル5は、夫々流れる電流値を変え
られるよう電気的に分離して、いくつかのダブルパンケ
ーキ巻とすることにより、シールド効果を高められるよ
うにした。
【0025】なお、超電導コイルを多数積み重ねた構造
では、バルク超電導円筒に比べてシールド効果が弱くな
ることが否めない。従って、完全なシールド効果が得ら
れない場合は、定常時にも鉄心2内に磁束が侵入し、一
次側から見た定常時のインピーダンスが大きくなってし
まい、限流時と定常時とのインピーダンスの比が小さく
なる可能性がある。そこで、定常時に鉄心2内に入る磁
束の量を少なくするために、例えば、図4に示す第2実
施形態の磁気シールド型超電導限流器1′のように、鉄
心2に補助巻線8,8を施し、一次巻線たる銅コイル
3、二次巻線たる超電導磁気シールド手段4および補助
巻線8を合わせた全体のアンペアターンが零になるよう
に調整し、定常時には鉄心2内に磁束が侵入しないよう
にすることが有効である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本願請求項1に係
る磁気シールド型超電導限流器によれば、超電導導体を
コイル状に巻回して両端を短絡させた超電導コイルを超
電導磁気シールド手段として用いるものとしたので、超
電導導体を厚くすることなく大電流に耐え得るような設
計が容易であることから、従来のバルク超電導円筒を超
電導シールド手段として用いる場合に比べて、交流損失
を飛躍的に抑制することが可能となる。しかも、超電導
導体は長尺であっても均一な特性を実現することが容易
であるから、熱伝導を効率化することができ、超電導磁
気シールド手段による限流作用が部分的に緩慢となるこ
となく迅速に機能させることができる。加えて、磁気シ
ールド型超電導限流器の大型化のための製作容易性も確
保できる。
【0027】また、本願請求項1に係る発明は、超電導
磁気シールド手段を構成する超電導コイルを、超電導導
体の両端部の間に超電導抵抗素子を電気的に接続して短
絡させるようにしたので、超電導状態から常電導常態へ
遷移した際には、超電導抵抗素子によって大きな抵抗値
を得ることができるので、金属マトリックス内に超電導
導線を埋め込んで成る超電導導体は超電導状態から常電
導常態へ遷移しても高抵抗を得難いという欠点を補完で
きる。
【0028】また、本願請求項1に係る発明は、超電導
磁気シールド手段と鉄心との間に補正用巻線を配するこ
とで、超電導磁気シールド手段が超電導状態にある定常
時に鉄心内へ侵入する磁束の量を少なくするようにした
ので、超電導コイルより構成した超電導磁気シールド手
段による磁気シールド効果が十分でない場合にも、定常
時と異常時のインピーダンス比を大きくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気シールド型超電導限流器の一
実施形態を示す概略縦断面図である。
【図2】(a)磁気シールド型超電導限流器に用いるダ
ブルパンケーキコイル形状の超電導コイルの外観斜視図
である。 (b)長尺な1本の超電導線から形成した上部パンケー
キコイルと下部パンケーキコイルの斜視図である。
【図3】(a)ソレノイド巻の超電導コイルを中央部に
有する超電導シールド手段の斜視図である。 (b)ダブルパンケーキコイルの軸方向巻数を多くした
超電導コイルを中央部に有する超電導シールド手段の斜
視図である。
【図4】補助巻線を設けた磁気シールド型超電導限流器
の実施形態を示す概略縦断面図である。
【図5】バルク超電導円筒を磁気シールド手段とした従
来の磁気シールド型超電導限流器の概略縦断面図であ
る。
【図6】図5に示す磁気シールド型超電導限流器の機能
面からみた回路構成図である。
【図7】図6に示す回路構成図の等価回路図である。
【符号の説明】
1 磁気シールド型超電導限流器(第1実施形態) 1′ 磁気シールド型超電導限流器(第2実施形態) 2 鉄心 3 銅コイル 4 超電導磁気シールド手段 5 超電導コイル 6 超電導線 7 超電導抵抗素子 8 補助巻線
フロントページの続き (72)発明者 山口 浩 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業 技術院電子技術総合研究所内 (72)発明者 新井 利昭 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業 技術院電子技術総合研究所内 (72)発明者 近藤 潤次 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業 技術院電子技術総合研究所内 (72)発明者 山口 貢 新潟県新潟市五十嵐二の町7492−62 合 同宿舎五十嵐住宅2−102 (72)発明者 片岡 昭雄 東京都千代田区神田錦町2−2 東京電 機大学内 (56)参考文献 特開 平10−116743(JP,A) 特開 平5−145128(JP,A) 特開 平7−273376(JP,A) 特開2000−287356(JP,A) 特開 平7−79020(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 36/00 H01L 39/16 H02H 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 限流対象となる線路電流が流れる一次コ
    イルと、該一次コイルの中心に配した鉄心との間に、二
    次コイルとして機能する超電導磁気シールド手段を設
    け、一次コイルに大きな事故電流が流れることに基づい
    て超電導磁気シールド手段が超電導状態から常電導状態
    へ遷移することにより、一次側から見た二次側のインピ
    ーダンスが大きくなって事故電流を限流する磁気シール
    ド型超電導限流器において、 上記超電導磁気シールド手段は、超電導導体をコイル状
    に巻回して両端部の間に超電導抵抗素子を電気的に接続
    して短絡させた超電導コイルにより構成し、 上記超電導磁気シールド手段と鉄心との間に補正用巻線
    を配することで、超電導磁気シールド手段が超電導状態
    にある定常時に鉄心内へ侵入する磁束の量を少なく する
    ものとしたことを特徴とする磁気シールド型超電導限流
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CN113035488B (zh) * 2021-04-20 2022-10-18 北京交通大学 一种双饼式无感超导限流线圈

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