JP3347939B2 - 永久磁石回転子 - Google Patents
永久磁石回転子Info
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Description
ム−鉄−ボロン系磁石またはプラセオジウム系磁石等の
希土類の永久磁石を、回転子軸の周囲に複数個配置して
構成される回転電機の永久磁石回転子に係り、特に永久
磁石の固着構造に関するものである。
石の固着構造としては、図示はしないが例えば、特開昭
61−39838号公報に示されるように、回転子軸上
に配置された永久磁石の周囲を、樹脂を含浸させたガラ
スクロスで締め付けた後、含浸樹脂を硬化させることに
よって固着する構造、又、特開昭58−195460号
公報に示されるように、回転子軸上に永久磁石を接着し
て配置するとともに、その周囲に薄状の金属帯材を巻回
させることによって固着する構造や、特開昭63−23
543号公報に示されるように、回転子軸上に永久磁石
を接着して配置するとともに、その周囲に薄肉円筒を嵌
合させこの薄肉円筒を永久磁石の外形に沿って塑性変形
させることによって固着する構造等が提案されている。
希土類の永久磁石が用いられているため硬く脆い性質を
有し、また、熱膨張係数が回転子軸を形成する鉄系の材
料とは異なる。因に、鉄系材料の熱膨張係数が11×1
0-6/℃であるのに対し、ネオジウム−鉄−ボロン系磁
石の熱膨張係数は0.7×10-6/℃、プラセオジウム
系磁石の熱膨張係数は2〜3×10-6/℃である。した
がって、永久磁石の固着を接着により行う場合、回転電
機の温度変化により接着剤に劣化が起こったりクラック
が成長することにより、回転子の寿命が短くなり信頼性
が低下するという問題点があった。
ような構成となるために、永久磁石が例えば回転子軸の
表面に直接当接している場合と比較して回転電機の性能
が低下し、さらに、接着力を補うため上記のようにガラ
スクロス、金属帯材、薄肉円筒等の補強部材を用いた場
合は、これらの補強部材が回転子と固定子との間に介在
することになるため、余分なギャップを設けることに等
しくなり、回転電機の性能が低下する等という問題点が
あった。
ために成されたもので、磁路を妨げる位置に接着剤の層
が、また、回転子と固定子との間に補強部材が介在する
ことのない構成とすることにより、信頼性および性能の
低下を防止することが可能な永久磁石回転子を提供する
ことを目的とするものである。
る永久磁石回転子は、軸方向の一部に大径に形成された
段部を有する回転子軸と、段部の外周面に円周方向に所
定のピッチを介して配置され段部と軸方向に同じ長さ寸
法を有する複数の永久磁石と、環状で且つ外周部の各永
久磁石の端面と当接する位置に軸および円周方向に弾性
変形可能な突起状の複数の連結部位がそれぞれ形成され
るとともに、内周部が段部の端面に当接される一対の磁
石固定板とを備え、磁石固定板の内周部を段部の端面
に、外周部の各連結部位をそれぞれ対応する永久磁石の
端面にそれぞれ溶着または接着することにより、各永久
磁石を回転子軸に固定させるようにしたものである。
回転子は、回転子軸と、この回転子軸に嵌合し軸方向所
定の位置に配設される円筒状部材と、この円筒状部材の
外周面に円周方向に所定のピッチを介して配置され円筒
状部材と軸方向に同じ長さ寸法を有する複数の永久磁石
と、環状で且つ外周部の各永久磁石の端面と当接する位
置に軸および円周方向に弾性変形可能な突起状の複数の
連結部位がそれぞれ形成されるとともに、内周部が円筒
状部材の端面に当接される一対の磁石固定板とを備え、
磁石固定板の内周部を円筒状部材の端面に、外周部の各
連結部位をそれぞれ対応する永久磁石の端面にそれぞれ
溶着または接着することにより、各永久磁石を円筒状部
材に固定させるようにしたものである。
転子は、請求項2において、円筒状部材が複数配設され
たものである。
転子は、請求項3において、各円筒状部材を永久磁石の
位置同士が円周方向に所定の角度だけ順次ずれるように
回転子軸に嵌合させたものである。
転子は、請求項1ないし4のいずれかにおいて、磁石固
定板を、永久磁石と同数のセグメント片と、これら各セ
グメント片同士を連結する薄肉部材とで構成したもので
ある。
転子は、請求項2において、円筒状部材を軸方向に積層
された複数の板状部材で構成したものである。
転子は、請求項6において、板状部材は外周側でお互い
に連結される永久磁石と同数のセグメント片で構成さ
れ、各セグメント片の側端同士が当接することにより円
筒状に形成されたものである。
転子は、請求項6または7において、円筒状部材の両端
に位置する各板状部材で磁石固定板を兼ねるようにした
ものである。
転子は、請求項1ないし8のいずれかにおいて、連結部
位を櫛歯状に形成したものである。
回転子は、請求項1ないし8のいずれかにおいて、連結
部位を破断に至らない亀裂が設けられた複数の突起状に
形成したものである。
回転子は、回転子軸と、この回転子軸にそれぞれ嵌合し
外周部近傍に破断に至らない亀裂が設けられた複数の板
状部材を積層して形成される円筒状部材と、この円筒状
部材の外周面の円周方向に所定のピッチを介して固着、
配置される複数の永久磁石とを備えたものである。
回転子は、請求項11において、破断に至らない亀裂を
所望の磁気回路に沿って形成したものである。
回転子は、請求項1ないし12のいずれかにおいて、永
久磁石の固着をエネルギビーム溶接で行い且つエネルギ
ビーム溶接のパルス送りピッチがエネルギビーム溶接に
よって形成される溶接ビードの直径の1〜1.5倍の範
囲に設定したものである。
回転子は、請求項1ないし13のいずれかにおいて、永
久磁石としてネオジウム−鉄−ボロン系磁石またはプラ
セオジウム系磁石等の希土類の永久磁石を用いるととも
に永久磁石をエネルギビーム溶接により固着するものに
おいて、永久磁石と固着される部材にホウ素化処理、ホ
ウ素拡散メッキまたはニッケルホウ素メッキを施したも
のである。
回転子は、請求項1ないし13のいずれかにおいて、永
久磁石としてネオジウム−鉄−ボロン系磁石またはプラ
セオジウム系磁石等の希土類の永久磁石を用いるととも
に永久磁石をエネルギビーム溶接により固着するものに
おいて、永久磁石と固着される部材をホウ素添加物を含
む材料で形成したものである。
永久磁石回転子の構成を示す図で、(A)は正面図、
(B)は側断面図である。図2は図1における永久磁石
回転子の要部の構成を示す正面図である。図において、
1は中央部に大径に形成された段部1aを有する回転子
軸、2はこの回転子軸1の段部1aの外周面に、円周方
向に所定のピッチを介して配置される例えばネオジウム
−鉄−ボロン系磁石、またはプラセオジウム系磁石等の
希土類でなる複数の永久磁石で、軸方向の長さは段部1
aの長さと同じ寸法に形成されている。
石2の両端面に当接するようにそれぞれ配置される環状
の一対の磁石固定板で、外周部の各永久磁石2の端面と
対向する位置には、破断に至らない微少な亀裂が設けら
れた突起状の連結部位3aが形成されている。そして、
これら両磁石固定板3、3は、その内周部が溶接により
段部1aの端面に、また、外周部は図2に示すように連
結部位3aを介して例えばレーザ溶接により各永久磁石
2の端面にそれぞれ固着されることにより、各永久磁石
2は回転子軸1に固定される。
1における磁石回転子の磁石固定板3の連結部位3a
に、破断に至らない微少な亀裂を形成する方法を図4に
基づいて説明する。まず、下面の所定の位置に寸法hだ
け突出した多数の突起4aを有する上型4と、この上型
4の下方に配設され上型4の各突起4aと対応する位置
に、それぞれ各突起4aと嵌合可能な窪み部5aとを有
する下型5とでなる第1のプレス金型6間に磁石固定板
3となる板状部材7を挿入する。
の上面に当接させた後、上型4を上昇させて元に戻す
と、図に示すように半抜き部8が形成される。次に、下
面が平坦な上型9と上面が平坦な下型10とでなる第2
のプレス金型11間に、板状部材7を挿入するとともに
上型9を下降させ、下面を下型10の上面に当接させた
後上型9を上昇させて元に戻すと、図3にその詳細を模
式して示すように破断に至らない微少な亀裂12が形成
される。
石固定板3の永久磁石2の端面と固着される連結部位3
aを、破断に至らない亀裂が設けられた複数の突起で形
成して強度を局部的に弱くしているので、回転電機の温
度変化によりそれぞれ熱膨張係数の異なる永久磁石2お
よび磁石固定板3が伸縮しても、連結部位3aが軸およ
び円周方向に弾性変形して伸縮量の差を吸収するため、
無理な応力が永久磁石2と磁石固定板3との接合面に集
中することもなく良好な接合が達成されるので、回転子
の寿命が長くなり信頼性が向上する。
を配置しているので、回転子と固定子との間には何も介
在するものがなくなるため、余分なギャップを設ける必
要もなくなり、さらに、永久磁石2と回転子軸1の外周
面とが直接当接しているので、磁路を妨げる接着剤の層
等の介在もなくなるため、回転電機の性能の向上を図る
ことも可能になる。
位3aを破断に至らない亀裂が設けられた複数の突起状
とすることにより、軸および円周方向に弾性変形可能と
しているが、図5に示すように、磁石固定板13の外周
部の各永久磁石2の端面と対向する位置を、櫛歯状に加
工して連結部位13aを形成し、この連結部位13aを
介してレーザ溶接により永久磁石2の端面に固着するよ
うにしても良く、連結部位13aは櫛歯状により強度が
局部的に弱くなり、軸および円周方向に弾性変形可能に
なるので、上記と同様の効果を得ることができる。
態2における永久磁石回転子の構成を示す図で、(A)
は正面図、(B)は側断面図、図7および図8は図6に
おける永久磁石回転子の要部の組立工程をそれぞれ示す
図、図9は図6における永久磁石回転子の要部の構成を
示す正面図である。図において、14は回転子軸、15
はこの回転子軸14にそれぞれ嵌合された2個の円筒状
部材、16は各円筒状部材15の外周面に、円周方向に
所定のピッチを介してそれぞれ配置される例えばネオジ
ウム−鉄−ボロン系磁石、またはプラセオジウム系磁石
等の希土類でなる複数の永久磁石、17は円筒状部材1
5および永久磁石16の両端面に当接するようにそれぞ
れ配置される複数の磁石固定板で、外周部の各永久磁石
16の端面と対向する位置には、櫛歯状に形成された連
結部位17aが設けられている。
2における永久磁石回転子の組立方法を説明する。ま
ず、図7に示すように各円筒状部材15の両端に一対の
磁石固定板17を溶接により固定する。次いで、図8に
示すように両磁石固定板17の連結部位17a間に、永
久磁石16を挟んで円筒状部材15の外周面に当接さ
せ、図9に示すように永久磁石16の端面と磁石固定板
17の各連結部位17aとをレーザ溶接することによ
り、永久磁石16を円筒状部材15の外周上に固定す
る。そして最後に、上記のようにして組み立てられた各
ユニットを回転子軸14上の所定の位置に固定して永久
磁石回転子が得られる。
転子軸14に円筒状部材15を嵌合させて一体化してい
るので、回転子軸14上に上記実施の形態1におけるよ
うな段部をわざわざ設ける必要もなくなり、大径の素材
から削り出して段部を形成する場合と比較して、大幅に
コストを低減することが可能になる。又、磁石固定板1
7の永久磁石16の端面と固着される連結部位17a
を、櫛歯状に形成して強度を局部的に弱くしているの
で、上記実施の形態1の場合と同様に、回転電機の温度
変化によりそれぞれ熱膨張係数の異なる永久磁石16お
よび磁石固定板17が伸縮しても、連結部位17aが軸
および円周方向に弾性変形して伸縮量の差を吸収するた
め、無理な応力が永久磁石16と磁石固定板17との接
合面に集中することもなく良好な接合が達成されるの
で、回転子の寿命が長くなり信頼性が向上する。
17を配置しているので、回転子と固定子との間には何
も介在するものがなくなるため、余分なギャップを設け
る必要もなくなり、さらに、永久磁石16と回転子軸1
4の外周面とが直接当接しているので、磁路を妨げる接
着剤の層等の介在もなくなるため、回転電機の性能の向
上を図ることも可能になる。
部位17aを櫛歯状とすることにより、軸および円周方
向に弾性変形可能としているが、上記実施の形態1にお
いて図1で示したように、連結部位を破断に至らない亀
裂が設けられた複数の突起状としても同様の効果を発揮
し得ることは言うまでもない。
は、各円筒状部材15に配設された永久磁石16の位置
が、軸方向一直線上に重なるようになっているが、図1
0に示すように、各円筒状部材15に配設される永久磁
石16の位置が、円周方向に所定の角度だけ順次ずれる
ように、各円筒状部材15を上記角度だけ順次ずらして
回転子軸14に嵌合させ固定するようにすれば、回転子
にスキューを設けたと同様な効果が得られ、コギングト
ルク、トルクリップルおよび回転むら等の減少を図るこ
とが可能になる。
形態3における永久磁石回転子の構成を示す図で、
(A)は正面図、(B)は側断面図、図12および図1
3は図11における永久磁石回転子の要部の組立工程を
それぞれ示す図である。図において、回転子軸14、円
筒状部材15および永久磁石16は図6に示す上記実施
の形態2におけるものと同様である。18は円筒状部材
15の外周に配設される永久磁石16と同数のセグメン
ト片18aと、これら各セグメント片18a同士を連結
する薄肉部材18bと、各セグメント片18aの永久磁
石16の端面と対向する位置に櫛歯状に形成された連結
部位18cとで構成される磁石固定板である。
3における永久磁石回転子の組立方法を説明する。ま
ず、図12に示すように2列に配置された磁石固定板1
8、18間に、セグメント片18aと同ピッチで永久磁
石16を挿入し、両磁石固定板18、18の各連結部位
18cと永久磁石16の両端面とをレーザ溶接すること
により、各永久磁石16を両磁石固定板18、18間に
固定する。次いで、図13に示すように各薄肉部材18
bを順次変形させながら、円筒状部材15の外周に沿っ
て巻き付け、各セグメント片18aを円筒状部材15の
端面に溶接することにより一つのユニットを構成する。
そして最後に、上記のようにして組み立てられた各ユニ
ットを回転子軸14上の所定の位置に固定して永久磁石
回転子が得られる。
状に形成された一対の磁石固定板18、18間に、各永
久磁石16を挿入して固定し、磁石固定板18の各薄肉
部材18bを順次変形させながら、円筒状部材15の外
周面に巻き付けてユニットを構成するようにしているの
で、組立の作業性が大幅に向上する。又、磁石固定板1
8と永久磁石16との接合位置を一直線上に配置するこ
とができるので、円筒状部材15の外周面に永久磁石1
6を1個ずつ配置して接合する場合と比較し、接合位置
の精度を容易に向上させることができ、回転電機として
構成した場合に、高精度の回転子が得られ、ひいてはコ
ギングトルク、トルクリップルおよび回転むら等の減少
を図ることが可能になる。
結部位18cを櫛歯状とすることにより、軸および円周
方向に弾性変形可能としているが、上記実施の形態1に
おいて図1で示したように、連結部位を破断に至らない
亀裂が設けられた複数の突起状としても同様の効果を発
揮し得ることは言うまでもない。
形態4における永久磁石回転子の構成を示す図で、
(A)は正面図、(B)は側断面図、図15は図14に
おける永久磁石回転子の要部の組立工程を示す図であ
る。図において、回転子軸14および永久磁石16は図
11に示す上記実施の形態3におけるものと同様であ
る。19は軸方向に積層された複数の板状部材で構成さ
れた円筒状部材、20はこの円筒状部材19の両端に板
状部材と共に積層され、抜きかしめにより固定され円筒
状部材19と一体化された磁石固定板で、外周部の各永
久磁石16の端面と対向する位置には、櫛歯状に形成さ
れた連結部位20aが設けられている。
4における永久磁石回転子の組立方法を説明する。ま
ず、図15に示すように複数の板状部材を積層して円筒
状部材19を構成するとともに、両端に位置する板状部
材の外周部の各永久磁石16の端面と対向する位置に、
櫛歯状に形成された連結部位20aを設けて磁石固定板
20とし、順送りプレス内で抜きかしめを行って他の板
状部材と一体に固定する。次いで、各永久磁石16を連
結部位20aと対向する位置に配置して、永久磁石16
の端面と磁石固定板20の各連結部位20aとをレーザ
溶接することにより、各永久磁石16を円筒状部材19
の外周部に固定し一つのユニットを構成する。そして最
後に、上記のようにして組み立てられた各ユニットを、
回転子軸14上の所定の位置に固定して永久磁石回転子
が得られる。
筒状部材19を複数の板状部材の積層構造にするととも
に、両端に位置する板状部材に連結部位20aを形成し
て磁石固定板20とし、連結部位20aと永久磁石16
の端面とをレーザ溶接することにより、各永久磁石16
を円筒状部材19の外周面に固定するようにしているの
で、上記実施の形態2の場合と同様、回転子の寿命が長
くなり信頼性が向上するとともに、回転電機の性能の向
上を図ることができる。
加工され円筒状部材19を構成する複数の板状部材の両
端に位置するものを磁石固定板20としているが、磁石
固定板20は別体で打ち抜き、円筒状部材19の端面に
溶接により固定しても良く、また、連結部位20aも上
記各実施の形態の場合と同様に、破断に至らない亀裂が
設けられた複数の突起状としても良いことは言うまでも
ない。
形態5における永久磁石回転子の構成を示す図で、
(A)は正面図、(B)は側断面図、図17および図1
8は図16における永久磁石回転子の要部の組立工程を
それぞれ示す図である。図において、回転子軸14およ
び永久磁石16は上記実施の形態4におけるものと同様
である。21は図17に示す形状に形成された永久磁石
16と同数のセグメント片21aと、このセグメント片
21a外周側を連結して一体化する薄肉部材21bとで
なる複数の板状部材を積層し、薄肉部材21bを変形さ
せて巻き込むことにより、各セグメント片21aの側端
同士を当接させて構成される円筒状部材、22はこの円
筒状部材21の両端に位置する板状部材の外周部の各永
久磁石16の端面と対向する位置に、櫛歯状に形成され
た連結部位22aを設けて構成された磁石固定板であ
る。
5における永久磁石回転子の組立方法を説明する。ま
ず、図17に示すように円筒状部材21を構成する板状
部材の外周面の、両磁石固定板22、22の各連結部位
22aと対応する位置に永久磁石16をそれぞれ挿入
し、両磁石固定板22、22の各連結部位22aと永久
磁石16の両端面とをレーザ溶接することにより、各永
久磁石16を円筒状部材21を構成する各板状部材の外
周面上に固定する。次いで、図18に示すように各薄肉
部材21bを順次変形させながら巻き込み、各セグメン
ト片21aの側端面を当接させて固定し円筒状部材21
を形成することにより一つのユニットを構成する。そし
て最後に、上記のようにして組み立てられた各ユニット
を回転子軸14上の所定の位置に固定して永久磁石回転
子が得られる。
17に示すように積層された板状部材の両端に位置する
ものの外周側に連結部位22aを設けて磁石固定板22
を兼ねるとともに、板状部材の外周面の磁石固定板22
の連結部位22aと対応する位置にそれぞれ永久磁石1
6を挿入し、これら永久磁石16の両端面を連結部位2
2aにレーザ溶接して一体化し、そして、これらを巻き
込んで円筒状部材21を形成することによりユニットを
構成するようにしているので、組立の作業性が大幅に向
上する。又、磁石固定板22と永久磁石16との接合位
置を一直線上に配置することができるため、接合位置の
精度を容易に向上させることができ、回転電機として構
成した場合に、高精度の回転子が得られ、ひいてはコギ
ングトルク、トルクリップルおよび回転むら等の減少を
図ることが可能になる。
形態6における永久磁石回転子の構成を示す図で、
(A)は正面図、(B)は側断面図である。図におい
て、回転子軸14および永久磁石16は上記実施の形態
5におけるものと同様である。23は外周部近傍に破断
に至らない亀裂23aが設けられた複数の板状部材、2
4はこれら板状部材23を積層して抜きかしめることに
より、金型内で一体化された円筒状部材であり、各永久
磁石16はこの円筒状部材24の外周面に、円周方向に
所定のピッチを介して配置され、レーザ溶接25により
固定されている。そして、このようにして構成された各
ユニットを回転子軸14にそれぞれ嵌合させ、圧入、焼
きばめ、キー、接着または溶接により固着され、永久磁
石回転子が得られる。
周部近傍に破断に至らない亀裂23aが設けられた複数
の板状部材23を積層して円筒状部材24を構成すると
ともに、この円筒状部材24の外周面に円周方向に所定
のピッチを介して永久磁石を配置し、レーザ溶接25に
より固着するようにしているので、回転電機の温度変化
によりそれぞれ熱膨張係数の異なる永久磁石16および
円筒状部材24が伸縮しても、円筒状部材24を構成す
る各板状部材23の外周部近傍に設けられた破断に至ら
ない亀裂23aが、軸および円周方向に弾性変形して伸
縮量の差を吸収するため、無理な応力が永久磁石16と
円筒状部材24との接合面に集中することもなく良好な
接合が達成されるので、回転子の寿命が長くなり信頼性
が向上する。
るものがなくなるので、余分なギャップを回転子および
固定子の間に設ける必要もなくなり、さらに、永久磁石
16と円筒状部材24の外周面とが直接接触しているの
で、磁路を妨げる接着剤の層等の介在もなくなるため、
回転電機の性能の向上を図ることも可能になる。
材23は、外周部近傍に破断に至らない亀裂23aを設
けることにより、永久磁石16と円筒状部材24との伸
縮量の差を吸収するようにしているが、図20に示すよ
うに、磁気回路に沿って破断に至らない亀裂26aが設
けられた板状部材26を積層して円筒状部材27を構成
するようにしても良く、この場合、亀裂26a内は歪み
が発生しており、導磁率がかなり低下しているので、こ
れら磁気回路に沿って設けられた亀裂26aは磁気的バ
リアの働きをするため、突極比を向上させて高効率の回
転子を容易に得ることが可能になる。
28の軸方向に、複数の永久磁石16をレーザ溶接25
する場合、まず、一方の永久磁石16の両端をそれぞれ
レーザ溶接25a、25bし、次いで、他方の永久磁石
16の一端側および両永久磁石16、16の外周側当接
部をそれぞれレーザ溶接25c、25dするようにすれ
ば、各永久磁石16、16同士を密着させて配置するこ
とができるため、軸方向の寸法を短縮して回転子、ひい
ては回転電機の小形化が可能になる。
発明の実施の形態7における発明を説明するための図で
あり、図22は図9に示した永久磁石16と磁石固定板
17の連結部位17aとをレーザ溶接した状態を模式し
て示す図、図23は図19における永久磁石16と円筒
状部材24とをレーザ溶接した状態を模式して示す図、
図24および図25は溶接強度とレーザのパルス送りピ
ッチとの関係をそれぞれ示す模式図である。そして、図
22および図23におけるdはレーザ溶接によって形成
される溶接ビードの直径を、また、pはレーザ溶接のパ
ルス送りピッチをそれぞれ示す。
ドの溶接状態を観察すると、ビードの周辺部で溶融状態
がみられ、入熱量の中央部においては溶接時の急激な熱
変化による組織の分離がみられ、図から明らかなように
ビード周辺部の強度が最も高く、一つのビードの強度を
断面にして示すと、2つの山ができたようになる。一
方、図25に示すようにパルス送りピッチpがビードの
直径より小さくなった場合を観察すると、隣合うビード
の重なり部分において入熱量が大きくなってビード中央
部と同じ状態となり、その部位の強度は低くなる。すな
わち、重ね合わせた強度ではなく、図中破線で示す実際
の強度となる。
の連結部位17aまたは円筒状部材24とをレーザ溶接
により固着する場合、レーザ溶接のパルス送りピッチp
を、レーザ溶接によってできる溶接ビードの直径dの1
〜1.5倍の範囲に設定することにより、効率よく溶接
強度を高く維持することができる。
磁石またはプラセオジウム系磁石等の希土類の永久磁石
を用いる場合、例えば、図1に示すように永久磁石2と
接合される磁石固定板3、図14に示すように永久磁石
16と接合される磁石固定板20、および図19に示す
ように永久磁石16と接合される円筒状部材24等の各
接合部位に、ホウ素化処理、ホウ素拡散メッキまたはニ
ッケルホウ素メッキを施して、レーザ溶接等のようなエ
ネルギビーム溶接を行うと、各永久磁石2、16等に含
まれるホウ素成分と溶融状態で融合するため、溶接合金
層が安定し溶接強度が向上する。
同様に、ネオジウム−鉄−ボロン系磁石またはプラセオ
ジウム系磁石等の希土類の永久磁石を用いる場合、例え
ば、図1に示すように永久磁石2と接合される磁石固定
板3、図14に示すように永久磁石16と接合される磁
石固定板20、および図19に示すように永久磁石16
と接合される円筒状部材24等を、ホウ素添加物を含む
材料で形成し、レーザ溶接等のようなエネルギビーム溶
接を行うと、各永久磁石2、16等に含まれるホウ素成
分と溶融状態で融合するため、溶融合金層が安定し溶接
強度が向上する。
久磁石と磁石固定板との各接合を、レーザ溶接で行う場
合について説明したが、接着剤により接合しても良く、
この場合の接着剤の層は磁路を妨げる位置に介在してい
るわけではないので何ら問題はない。
れば、軸方向の一部に大径に形成された段部を有する回
転子軸と、段部の外周面に円周方向に所定のピッチを介
して配置され段部と軸方向に同じ長さ寸法を有する複数
の永久磁石と、環状で且つ外周部の各永久磁石の端面と
当接する位置に軸および円周方向に弾性変形可能な突起
状の複数の連結部位がそれぞれ形成されるとともに、内
周部が段部の端面に当接される一対の磁石固定板とを備
え、磁石固定板の内周部を段部の端面に、外周部の各連
結部位をそれぞれ対応する永久磁石の端面にそれぞれ溶
着または接着することにより、各永久磁石を回転子軸に
固定させるようにしたので、信頼性および性能の低下を
防止することが可能な永久磁石回転子を提供することが
できる。
軸と、この回転子軸に嵌合し軸方向所定の位置に配設さ
れる円筒状部材と、この円筒状部材の外周面に円周方向
に所定のピッチを介して配置され円筒状部材と軸方向に
同じ長さ寸法を有する複数の永久磁石と、環状で且つ外
周部の各永久磁石の端面と当接する位置に軸および円周
方向に弾性変形可能な突起状の複数の連結部位がそれぞ
れ形成されるとともに、内周部が円筒状部材の端面に当
接される一対の磁石固定板とを備え、磁石固定板の内周
部を円筒状部材の端面に、外周部の各連結部位をそれぞ
れ対応する永久磁石の端面にそれぞれ溶着または接着す
ることにより、各永久磁石を円筒状部材に固定させるよ
うにしたので、信頼性および性能の低下を防止すること
が可能な永久磁石回転子を提供することができる。
2において、円筒状部材を複数配設されたので、信頼性
および性能の低下を防止することが可能な永久磁石回転
子を提供することができる。
3において、各円筒状部材を永久磁石の位置同士が円周
方向に所定の角度だけ順次ずれるように回転子軸に嵌合
させたので、信頼性および性能の低下の防止は勿論のこ
と、コギングトルク、トルクリップルおよび回転むらの
減少を図ることが可能な永久磁石回転子を提供すること
ができる。
1ないし4のいずれかにおいて、磁石固定板を、永久磁
石と同数のセグメント片と、これら各セグメント片同士
を連結する薄肉部材とで構成したので、信頼性および性
能の低下の防止は勿論のこと、組立の作業性を向上させ
ることが可能な永久磁石回転子を提供することができ
る。
2において、円筒状部材を軸方向に積層された複数の板
状部材で構成したので、信頼性および性能の低下を防止
することが可能な永久磁石回転子を提供することができ
る。
6において、板状部材を外周側でお互いに連結される永
久磁石と同数のセグメント片で構成し、各セグメント片
の側端同士が当接することにより円筒状に形成されるよ
うにしたので、信頼性および性能の低下の防止は勿論の
こと、組立の作業性を向上させることが可能な永久磁石
回転子を提供することができる。
6または7において、円筒状部材の両端に位置する各板
状部材で磁石固定板を兼ねるようにしたので、信頼性お
よび性能の低下の防止は勿論のこと、組立の作業性を向
上させることが可能な永久磁石回転子を提供することが
できる。
1ないし8のいずれかにおいて、連結部位を櫛歯状に形
成したので、容易に信頼性および性能の低下を防止する
ことが可能な永久磁石回転子を提供することができる。
項1ないし8のいずれかにおいて、連結部位を破断に至
らない亀裂が設けられた複数の突起状に形成したので、
容易に信頼性および性能の低下を防止することが可能な
永久磁石回転子を提供することができる。
子軸と、この回転子軸にそれぞれ嵌合し外周部近傍に破
断に至らない亀裂が設けられた複数の板状部材を積層し
て形成される円筒状部材と、この円筒状部材の外周面の
円周方向に所定のピッチを介して固着、配置される複数
の永久磁石とを備えたので、信頼性および性能の低下を
防止することが可能な永久磁石回転子を提供することが
できる。
項11において、破断に至らない亀裂を所望の磁気回路
に沿って形成したので、信頼性および性能の低下の防止
は勿論のこと、効率の向上を図ることが可能な永久磁石
回転子を提供することができる。
項1ないし12のいずれかにおいて、永久磁石の固着を
エネルギビーム溶接で行い且つエネルギビーム溶接のパ
ルス送りピッチがエネルギビーム溶接によって形成され
る溶接ビードの直径の1〜1.5倍の範囲に設定したの
で、信頼性および性能の低下の防止は勿論のこと、効率
よく溶接強度を高く維持することが可能な永久磁石回転
子を提供することができる。
項1ないし13のいずれかにおいて、永久磁石としてネ
オジウム−鉄−ボロン系磁石またはプラセオジウム系磁
石等の希土類の永久磁石を用いるとともに永久磁石をエ
ネルギビーム溶接により固着するものにおいて、永久磁
石と固着される部材にホウ素化処理、ホウ素拡散メッキ
またはニッケルホウ素メッキを施したので、信頼性およ
び性能の低下の防止は勿論のこと、効率よく溶接強度を
高く維持することが可能な永久磁石回転子を提供するこ
とができる。
項1ないし13のいずれかにおいて、永久磁石としてネ
オジウム−鉄−ボロン系磁石またはプラセオジウム系磁
石等の希土類の永久磁石を用いるとともに永久磁石をエ
ネルギビーム溶接により固着するものにおいて、永久磁
石と固着される部材をホウ素添加物を含む材料で形成し
たので、信頼性および性能の低下の防止は勿論のこと、
効率よく溶接強度を高く維持することが可能な永久磁石
回転子を提供することができる。
転子の構成を示し、(A)は正面図、(B)は側断面図
である。
示す正面図である。
を模式して示す図である。
する方法を示す断面図である。
を有する磁石固定板が設けられた永久磁石回転子の構成
を示す正面図である。
転子の構成を示し、(A)は正面図、(B)は側断面図
である。
程の一部を示す図である。
程の図7とは異なる一部を示す図である。
示す正面図である。
回転子の異なる構成を示す側面図である。
回転子の構成を示し、(A)は正面図、(B)は側断面
図である。
立工程の一部を示す図である。
立工程の図12とは異なる一部を示す図である。
回転子の構成を示し、(A)は正面図、(B)は側断面
図である。
を示す図である。
回転子の構成を示し、(A)は正面図、(B)は側断面
図である。
立工程の一部を示す図である。
立工程の図17とは異なる一部を示す図である。
回転子の構成を示し、(A)は正面図、(B)は側断面
図である。
回転子の異なる構成を示し、(A)は正面図、(B)は
側断面図である。
回転子のさらに異なる構成を示す部分断面図である。
部位とをレーザ溶接した状態を模式して示す図である。
レーザ溶接した状態を模式して示す図である。
り大の場合の溶接強度の分布を示す図である。
り小の場合の溶接強度の分布を示す図である。
17,18,20,22 磁石固定板、3a,13a,
17a,18c,20a,22a 連結部位、18a,
21a セグメント片、18b,21b 薄肉部材、8
半抜き部、12,23a,26a 亀裂、15,1
9,21,24,27,28 円筒状部材、25,25
a,25b,25c レーザ溶接、d 直径、p ピッ
チ。
Claims (15)
- 【請求項1】 軸方向の一部に大径に形成された段部を
有する回転子軸と、上記段部の外周面に円周方向に所定
のピッチを介して配置され上記段部と軸方向に同じ長さ
寸法を有する複数の永久磁石と、環状で且つ外周部の上
記各永久磁石の端面と当接する位置に軸および円周方向
に弾性変形可能な突起状の複数の連結部位がそれぞれ形
成されるとともに、内周部が上記段部の端面に当接され
る一対の磁石固定板とを備え、上記磁石固定板の内周部
を上記段部の端面に、外周部の各連結部位をそれぞれ対
応する永久磁石の端面にそれぞれ溶着または接着するこ
とにより、上記各永久磁石を上記回転子軸に固定させた
ことを特徴とする永久磁石回転子。 - 【請求項2】 回転子軸と、この回転子軸に嵌合し軸方
向所定の位置に配設される円筒状部材と、この円筒状部
材の外周面に円周方向に所定のピッチを介して配置され
上記円筒状部材と軸方向に同じ長さ寸法を有する複数の
永久磁石と、環状で且つ外周部の上記各永久磁石の端面
と当接する位置に軸および円周方向に弾性変形可能な突
起状の複数の連結部位がそれぞれ形成されるとともに、
内周部が上記円筒状部材の端面に当接される一対の磁石
固定板とを備え、上記磁石固定板の内周部を上記円筒状
部材の端面に、外周部の各連結部位をそれぞれ対応する
永久磁石の端面にそれぞれ溶着または接着することによ
り、上記各永久磁石を上記円筒状部材に固定させたこと
を特徴とする永久磁石回転子。 - 【請求項3】 円筒状部材は複数配設されていることを
特徴とする請求項2記載の永久磁石回転子。 - 【請求項4】 各円筒状部材は永久磁石の位置同士が円
周方向に所定の角度だけ順次ずれるように回転子軸に嵌
合されていることを特徴とする請求項3記載の永久磁石
回転子。 - 【請求項5】 磁石固定板は、永久磁石と同数のセグメ
ント片と、これら各セグメント片同士を連結する薄肉部
材とで構成されていることを特徴とする請求項1ないし
4のいずれかに記載の永久磁石回転子。 - 【請求項6】 円筒状部材は軸方向に積層された複数の
板状部材で構成されていることを特徴とする請求項2記
載の永久磁石回転子。 - 【請求項7】 板状部材は、外周側でお互いに連結され
る永久磁石と同数のセグメント片で構成され上記各セグ
メント片の側端同士が当接することにより円筒状に形成
されていることを特徴とする請求項6記載の永久磁石回
転子。 - 【請求項8】 円筒状部材の両端に位置する各板状部材
は、磁石固定板を兼ねていることを特徴とする請求項6
または7記載の永久磁石回転子。 - 【請求項9】 連結部位は櫛歯状に形成されていること
を特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の永久
磁石回転子。 - 【請求項10】 連結部位は破断に至らない亀裂が設け
られた複数の突起状に形成されていることを特徴とする
請求項1ないし8のいずれかに記載の永久磁石回転子。 - 【請求項11】 回転子軸と、この回転子軸にそれぞれ
嵌合し外周部近傍に破断に至らない亀裂が設けられた複
数の板状部材を積層して形成される円筒状部材と、この
円筒状部材の外周面の円周方向に所定のピッチを介して
固着、配置される複数の永久磁石とを備えたことを特徴
とする永久磁石回転子。 - 【請求項12】 破断に至らない亀裂は、所望の磁気回
路に沿って形成されていることを特徴とする請求項11
記載の永久磁石回転子。 - 【請求項13】 永久磁石の固着はエネルギビーム溶接
で行われ且つ上記エネルギビーム溶接のパルス送りピッ
チが上記エネルギビーム溶接によって形成される溶接ビ
ードの直径の1〜1.5倍の範囲に設定されていること
を特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の永
久磁石回転子。 - 【請求項14】 永久磁石としてネオジウム−鉄−ボロ
ン系磁石またはプラセオジウム系磁石等の希土類の永久
磁石を用いるとともに上記永久磁石をエネルギビーム溶
接により固着するものにおいて、上記永久磁石と固着さ
れる部材にホウ素化処理、ホウ素拡散メッキまたはニッ
ケルホウ素メッキを施したことを特徴とする請求項1な
いし13のいずれかに記載の永久磁石回転子。 - 【請求項15】 永久磁石としてネオジウム−鉄−ボロ
ン系磁石またはプラセオジウム系磁石等の希土類の永久
磁石を用いるとともに上記永久磁石をエネルギビーム溶
接により固着するものにおいて、上記永久磁石と固着さ
れる部材をホウ素添加物を含む材料で形成したことを特
徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の永久磁
石回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14427596A JP3347939B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 永久磁石回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14427596A JP3347939B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 永久磁石回転子 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH09327141A JPH09327141A (ja) | 1997-12-16 |
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Family
ID=15358307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14427596A Expired - Fee Related JP3347939B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 永久磁石回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3347939B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-06-06 JP JP14427596A patent/JP3347939B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH09327141A (ja) | 1997-12-16 |
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