JP3347230B2 - データ伝送制御装置 - Google Patents

データ伝送制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子制御装置(以下
「ECU」という)同士で相互にデータの送受信を行う
通信装置におけるエラー発生状況を監視し、その状況に
応じて当該通信装置の制御を行うデータ伝送制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車に搭載される複数のECU
を通信線で接続し、相互にデータの送受信を行うように
したデータ伝送システムは従来より知られている(特開
昭61−195453号公報)。このシステムでは、所
定のECUからのエラー通報が所定回数をこえたとき、
そのECUは通信線から切り離される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムでは、所定のECUがデータを送信してい
るときに発生したエラーとデータを受信しているときに
発生したエラーとを区別していないため、例えば受信又
は送信のいずれか一方は正常に行える可能性があるにも
拘わらず、通信線から切り離され、システム全体として
過度の機能低下を招く場合があった。
【0004】本発明はこの点に着目してなされたもので
あり、エラーが多発するときでも、停止させる機能をよ
り限定し、過度の機能低下を回避することができるデー
タ伝送制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、電子制御装置同士で相互にデータの送受信を
行う通信手段におけるエラー発生状況を監視し、その状
況に応じて当該通信手段の制御を行うデータ伝送制御装
置において、データの送信成功を示す信号を発生する送
信成功信号発生手段と、データの送信失敗を示す信号を
発生する送信失敗信号発生手段と、データの受信成功を
示す信号を発生する受信成功信号発生手段と、データの
受信失敗を示す信号を発生する受信失敗信号発生手段
と、前記送信成功信号が入力されたとき第1の所定減算
値が減算され、前記送信失敗信号が入力されたとき第1
の所定加算値が加算される第1の計数手段と、前記受信
成功信号が入力されたとき第2の所定減算値が減算さ
れ、前記受信失敗信号が入力されたとき第2の所定加算
値が加算される第2の計数手段と、前記第1の計数手段
の計数値が第1の基準値以上となったとき、前記通信手
段の送信機能を停止させる送信機能停止手段と、前記第
2の計数手段の計数値が第2の基準値以上となったと
き、前記通信手段の受信機能を停止させる受信機能停止
手段とを設けるようにしたものである。
【0006】
【作用】第1の計数手段により送信の成功の回数に対す
る失敗の回数の比率が大きくなるほど増加する計数値が
得られ、この計数値が第1の基準値以上となると、通信
手段の送信機能が停止される一方、第2の計数手段によ
り受信の成功の回数に対する失敗の回数の比率が大きく
なるほど増加する計数値が得られ、この計数値が第2の
基準値以上となると通信手段の受信機能が停止される。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例にかかる車両用
データ伝送システムの構成を示すブロック図であり、複
数のECU1が通信線2を介して相互に接続されてい
る。ECU1は、CPU(Central Processing Unit)
11、CPU11で実行されるプログラム等を記憶する
ROM(Read Only Memory)12、CPU11による演
算の結果や演算中のデータを記憶するRAM(Random A
ccess Memory)13、他のECUとのデータの送受信制
御を行う通信IC14及びこれらを接続するバス15を
主たる構成要素とする。
【0009】本実施例では、各ECU1は、例えば当該
車両に搭載されたエンジンの制御、自動変速機の制御な
どを行うものであり、各ECUのCPU11は、これら
の制御用のプログラムを実行するとともに通信IC14
を介して他のECUとのデータの送受信を行う。
【0010】図2は、通信IC14の構成を示すブロッ
ク図であり、通信IC14は、送信機能部21と、送信
エラー制御部23と、受信機能部22と、受信エラー制
御部24とからなる。
【0011】送信機能部21は、データを通信線2に送
出するとともに送信の成功、失敗を判定し、送信成功信
号又はエラー発生信号を送信エラー制御部23に入力す
る。送信エラー制御部23は、送信機能部21から入力
される送信成功信号又はエラー発生信号の発生回数に基
づいて、データの送信にかかるエラーの発生度合いを判
定し、エラー発生度合いが大きいときは送信機能を停止
させるべく機能停止信号を送信機能部21へ出力する。
受信機能部22は、データを通信線2から受信するとと
もに受信の成功、失敗を判定し、受信成功信号又はエラ
ー発生信号を受信エラー制御部24に入力する。受信エ
ラー制御部24は、受信機能部22から入力される受信
成功信号又はエラー発生信号の発生回数に基づいて、デ
ータの受信にかかるエラーの発生度合いを判定し、エラ
ー発生度合いが大きいときは受信機能を停止させるべく
機能停止信号を受信機能部22へ出力する。
【0012】図3(a)は、送信エラー制御部23の構
成を示すブロック図であり、送信エラー制御部23は、
カウンタ31と、比較器32と、CPU11から入力さ
れる数値を保持するレジスタ33、34、35とからな
る。
【0013】カウンタ31は、送信エラー信号が入力さ
れる毎にレジスタ33に保持された所定加算値NINC
Tだけ加算され、送信成功信号が入力される毎にレジス
タ34に保持された所定減算値NDECTだけ減算され
る。比較器32は、カウンタ31のカウント値nERR
Tを基準値NREFTと比較し、カウント値nERRT
が基準値NREFT以上となると、送信機能部21へ機
能停止信号を出力する。この機能停止信号により、送信
機能部21は作動を停止する。
【0014】また、受信エラー制御部24も、同図
(b)に示すように、送信エラー制御部23と同様に構
成され、カウンタ41は、受信エラー信号が入力される
毎にレジスタ43に保持された所定加算値NINCRだ
け加算され、受信成功信号が入力される毎にレジスタ4
4に保持された所定減算値NDECRだけ減算される。
比較器42は、カウンタ41のカウント値nERRRを
基準値NREFRと比較し、カウント値nERRRが基
準値NREFR以上となると、受信機能部22へ機能停
止信号を出力する。この機能停止信号により、受信機能
部22は作動を停止する。
【0015】以上のように本実施例では、送信機能と受
信機能とを区別してエラーの発生度合いを監視し、エラ
ーの発生度合いが大きい機能のみを停止するようにした
ので、正常な機能まで停止させることがなく、データ伝
送システムの過度の機能低下を防止することができる。
また、所定加算値NICNT,NINCR及び所定減算
値NDECT,NDECRを別個に設定できるので、重
要度の応じた優先順位をつけることができる。さらに、
基準値NREFT,NREFRの設定を変えることによ
り、ノイズ等による瞬時的なエラーを無視する設定とす
ることができる。
【0016】なお、上述した実施例では、エラー制御部
23、24をカウンタ、比較器、レジスタの組合せで実
現したが、これに限るものではなく、CPUとメモリの
組合せにより、同様の機能を実現するようにしてもよ
い。図4は、その場合のCPUにおける送信側のエラー
処理のフローチャートであり、本処理は例えば一定時間
毎に実行される。
【0017】先ずステップS1では、送信成功信号が入
力されたか否かを判別し、その答が否定(NO)のとき
は、送信エラー信号が入力されたか否かを判別する。そ
して、いずれの信号も入力されていなければ、直ちに本
処理を終了する。
【0018】送信成功信号が入力されたときは、ステッ
プS3に進み、カウント値nERRTから所定減算値N
DECTを減算し、次いでnERRT値が負の値か否か
を判別する(ステップS4)。nERRT≧0であれ
ば、直ちに本処理を終了し、nERRT<0であれば、
nERRT=0として(ステップS5)、本処理を終了
する。
【0019】一方、送信エラー信号が入力されたとき
は、ステップS6に進み、カウント値nERRTに所定
加算値NINCTを加算し、次いでnERRT値が第1
の基準値NREFT以上か否かを判別する(ステップS
7)。nERRT<NREFTであれば、直ちに本処理
を終了し、nERRT≧NREFTであれば、送信機能
停止信号を出力して(ステップS8)、本処理を終了す
る。
【0020】なお、受信エラー制御部24も同様にし
て、CPUとメモリの組合せで実現し、図4と同様の処
理を実行するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、第
1の計数手段により送信の成功の回数に対する失敗の回
数の比率が大きくなるほど増加する計数値が得られ、こ
の計数値が第1の基準値以上となると、通信手段の送信
機能が停止される一方、第2の計数手段により受信の成
功の回数に対する失敗の回数の比率が大きくなるほど増
加する計数値が得られ、この計数値が第2の基準値以上
となると通信手段の受信機能が停止されるので、正常な
機能まで停止させることがなく、データ伝送系の過度の
機能低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるデータ伝送システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の通信ICの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2の送信エラー制御部及び受信エラー制御部
の構成を示す図である。
【図4】送信エラー制御部におけるエラー処理の手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子制御装置(ECU) 2 通信線 14 通信IC 23 送信エラー制御部 24 受信エラー制御部 31 カウンタ 32 比較器 33、34、35 レジスタ 41 カウンタ 42 比較器 43、44、45 レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/05 H04L 12/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子制御装置同士で相互にデータの送受
    信を行う通信手段におけるエラー発生状況を監視し、そ
    の状況に応じて当該通信手段の制御を行うデータ伝送制
    御装置において、 データの送信成功を示す信号を発生する送信成功信号発
    生手段と、 データの送信失敗を示す信号を発生する送信失敗信号発
    生手段と、 データの受信成功を示す信号を発生する受信成功信号発
    生手段と、 データの受信失敗を示す信号を発生する受信失敗信号発
    生手段と、 前記送信成功信号が入力されたとき第1の所定減算値が
    減算され、前記送信失敗信号が入力されたとき第1の所
    定加算値が加算される第1の計数手段と、 前記受信成功信号が入力されたとき第2の所定減算値が
    減算され、前記受信失敗信号が入力されたとき第2の所
    定加算値が加算される第2の計数手段と、 前記第1の計数手段の計数値が第1の基準値以上となっ
    たとき、前記通信手段の送信機能を停止させる送信機能
    停止手段と、 前記第2の計数手段の計数値が第2の基準値以上となっ
    たとき、前記通信手段の受信機能を停止させる受信機能
    停止手段とを設けたことを特徴とするデータ伝送制御装
    置。
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