JP3347128B2 - 試用ソフトウェアの管理システムおよび管理方法、および記録媒体 - Google Patents

試用ソフトウェアの管理システムおよび管理方法、および記録媒体

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JP3347128B2
JP3347128B2 JP2000241269A JP2000241269A JP3347128B2 JP 3347128 B2 JP3347128 B2 JP 3347128B2 JP 2000241269 A JP2000241269 A JP 2000241269A JP 2000241269 A JP2000241269 A JP 2000241269A JP 3347128 B2 JP3347128 B2 JP 3347128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音楽、ユーザに供給
した電子ゲームなどの試用ソフトウェアの試用期間の管
理を行うシステムおよび方法に関する。さらには、その
ような試用ソフトウェア管理を実行するためのプログラ
ムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、音楽、電子ゲームなどのソフトウ
ェアにおいて、その一部を利用できる試用ソフトウェア
をインターネットを介してユーザに提供し、ソフトウェ
ア購入前にユーザにその一部を体験させることで、正規
ソフトウェアの受注に繋げるという試みがなされてい
る。図4に、従来の試用ソフトウェア管理システムの主
要構成を示す。
【0003】図4において、ユーザ端末101とソフト
ウェアメーカー端末102とはインターネット100を
介して相互通信可能に構成されている。ユーザ端末10
1は、パソコン本体、キーボード、ディスプレイ、ハー
ドディスク装置、モデム等からなる周知の情報処理装置
である。ユーザは、インターネット100への接続を制
限するインターネットプロバイダーと予め所定の契約を
しており、ユーザ端末101からインターネット100
への接続が可能になっている。
【0004】ソフトウェアメーカー端末102は、音
楽、電子ゲームなどのソフトウェアを販売する業者によ
って使用される端末であって、それらソフトウェアの一
部をユーザに体験させることのできる試用ソフトウェア
をユーザ端末101に対して提供する。このようなソフ
トウェアメーカー端末102は、ワークステーション・
サーバ等の情報処理装置により構成することができる。
【0005】試用ソフトウェアの提供サービスは、例え
ば、ソフトウェアメーカー端末102が各種ソフトウェ
ア情報とそれらソフトウェアの試用ソフトウェア情報と
を含むサービス情報をインターネット100上に提供す
ることにより行われる。ユーザは、まず、自分の所有す
るユーザ端末101を用いてインターネット100に接
続し、ソフトウェアメーカー端末102がインターネッ
ト100上に提供している試用ソフトウェアサービス情
報にアクセスし、所望の試用ソフトウェア103をダウ
ンロードする。この試用ソフトウェア103は、プログ
ラム部103aとデータ部103bからなり、データ部
103bにユーザがいつからこの試用ソフトウェアを利
用しているか等のデータが格納されるようになってい
る。ユーザ端末101では、ダウンロードされた試用ソ
フトウェア103を起動する度に、プログラム部103
aに格納されている利用期間計算用プログラムによっ
て、データ部103bに格納されているデータを基にい
つまで利用できるかが計算されて試用ソフトウェアの利
用期間の制限がなされる。
【0006】図5に、ユーザ端末にて行われる試用ソフ
トウェアの利用期間制限の一連の手順を示す。ダウンロ
ードした試用ソフトウェアを起動すると(ステップS1
00)、まず、その起動した試用ソフトウェアの現在ま
での利用期間が計算され、その計算された利用期間が予
め設定されている試用ソフトウェアの試用期間を超えて
いないかどうかの確認が行われる(ステップS10
1)。超えていない場合は、そのまま起動した試用ソフ
トウェアを利用する通常処理が行われ(ステップS10
2)、超えた場合は、エラーメッセージが表示される
(ステップS102)。エラーメッセージ表示後、起動
した試用ソフトウェアのプログラムは強制終了される。
この動作により、ダウンロードした試用ソフトウェアを
予め設定されている試用期間を超えて使用する不正行為
を防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、ユーザ端末(パソコン)側で、ダウンロードした試
用ソフトウェアの利用が予め設定されている試用期間を
過ぎていないかどうかの確認が行われるようになってい
るため、試用期間を過ぎた場合でも、試用ソフトウェア
をユーザ端末から削除したり、OS(オペレーションシ
ステム)を再インストールしたり、他のパソコン環境を
用意して試用ソフトウェアをインストールすれば試用ソ
フトウェアの利用が可能である。このような不当な利用
は、結果的にソフトウェアメーカーの売り上げの減少に
繋がなる。
【0008】本発明の目的は、上記問題を解決し、試用
ソフトウェアを試用期間を過ぎて利用する不正行為を確
実に防止することができる、試用ソフトウェアの管理シ
ステムおよび管理方法を提供することにある。さらに
は、そのような試用ソフトウェア管理を実行可能なプロ
グラムが記録された記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の試用ソフトウェア管理システムは、ユーザ
端末と、予め試用期間が定められた試用ソフトウェアを
前記ユーザ端末に配信するソフトウェアメーカー端末と
を有する試用ソフトウェア管理システムにおいて、前記
ソフトウェアメーカー端末は、前記ユーザ端末に対し
て、試用ソフトウェアを配信する際に所定の試用コード
を付与する試用コード付与手段と、前記ユーザ端末から
送信される前記試用コードの受信回数または受信日時に
基づいて前記ユーザ端末における試用ソフトウェアの利
用が試用期間の範囲であるかどうかを判断し、試用期間
の範囲内である場合は、使用可能コードを前記ユーザ端
末に送信し、試用期間の範囲を超えている場合は、使用
不可能コードを前記ユーザ端末に送信する利用期間判断
手段とを有し、前記ユーザ端末は、前記配信された試用
ソフトウェアをインストールおよび起動する際に前記試
用コード付与手段から付与された試用コードの入力を要
求し、該要求に応じて入力された試用コードを前記ソフ
トウェアメーカー端末に送信する試用コード送信手段
と、前記ソフトウェアメーカー端末から使用可能コード
を受信した場合は、前記配信された試用ソフトウェアの
利用を許可し、使用不可能コードを受信した場合は、エ
ラーメッセージを表示して前記配信された試用ソフトウ
ェアの利用を拒否する使用可能コード受信確認手段とを
有することを特徴とする。
【0010】本発明の試用ソフトウェア管理方法は、ユ
ーザ端末と、予め試用期間が定められた試用ソフトウェ
アを前記ユーザ端末に配信するソフトウェアメーカー端
末とを有するシステムにおいて行われる試用ソフトウェ
アの管理方法において、前記ソフトウェアメーカー端末
が、前記ユーザ端末に対して試用ソフトウェアを配信す
る際に所定の試用コードを付与する第1のステップと、
前記ユーザ端末が、前記配信された試用ソフトウェアを
インストールおよび起動する際に、前記付与された所定
の試用コードの入力を要求し、該要求に応じて入力され
た試用コードを前記ソフトウェアメーカー端末に送信す
る第2のステップと、前記ソフトウェアメーカー端末
が、前記ユーザ端末から送信される試用コードの受信回
数または受信日時に基づいて前記ユーザ端末における試
用ソフトウェアの利用が試用期間の範囲であるかどうか
を判断し、試用期間の範囲内である場合は、使用可能コ
ードを前記ユーザ端末に送信し、試用期間の範囲を超え
ている場合は、使用不可能コードを前記ユーザ端末に送
信する第3のステップと、前記ユーザ端末が、前記ソフ
トウェアメーカー端末から使用可能コードを受信した場
合は、前記配信された試用ソフトウェアの利用を許可
し、使用不可能コードを受信した場合は、エラーメッセ
ージを表示して前記配信された試用ソフトウェアの利用
を拒否する第4のステップとを含むことを特徴とする。
【0011】本発明の記録媒体は、ユーザ端末に対し
て、試用ソフトウェアを配信する際に所定の試用コード
を付与する処理と、前記ユーザ端末から送信される前記
試用コードの受信回数または受信日時に基づいて前記ユ
ーザ端末における試用ソフトウェアの利用が試用期間の
範囲であるかどうかを判断し、試用期間の範囲内である
場合は、使用可能コードを前記ユーザ端末に送信し、試
用期間の範囲を超えている場合は、使用不可能コードを
前記ユーザ端末に送信する処理とをソフトウェアメーカ
ー端末のコンピュータに実行させるプログラムと、前記
ソフトウェアメーカー端末から配信された試用ソフトウ
ェアをインストールおよび起動する際に前記ソフトウェ
アメーカー端末によって付与された所定の試用コードの
入力を要求し、該要求に応じて入力された試用コードを
前記ソフトウェアメーカー端末に送信する処理と、前記
ソフトウェアメーカー端末から使用可能コードを受信し
た場合は、前記配信された試用ソフトウェアの利用を許
可し、使用不可能コードを受信した場合は、エラーメッ
セージを表示して前記配信された試用ソフトウェアの利
用を拒否する処理とを前記ユーザ端末のコンピュータに
実行させるプログラムとを記録したことを特徴とする。
【0012】上記のとおりの本発明においては、ダウン
ロードした試用ソフトウェアをユーザ端末にインストー
ルする際、およびインストールした試用ソフトウェアを
起動する際には、その試用ソフトウェアをダウンロード
した際に付与された所定の試用コードを入力する必要が
あり、その入力された試用コードはその都度、ユーザ端
末からソフトウェアメーカー端末に送信される。付与さ
れた試用コード以外のコードを入力したり、試用コード
を入力しなかった場合には、試用ソフトウェアのインス
トールおよび起動を行うことはでいない。よって、ユー
ザ端末から送信される試用コードの受信回数または受信
日時からそのユーザ端末における試用ソフトウェアの利
用期間が試用期間を超えているかどうかを正確に判断す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態である、試用
ソフトウェアの管理システムの主要構成を示すブック図
である。このシステムは、ユーザに供給した電子ゲーム
などの試用ソフトウェアの管理を行うシステムであっ
て、ユーザ端末20とソフトウェアメーカー端末30が
インターネット10を介して接続された構成となってい
る。
【0015】ユーザ端末20は、パソコン本体、キーボ
ード、ディスプレイ、ハードディスク装置、モデム等か
らなる周知の情報処理装置である。ユーザは、インター
ネット10への接続を制限する所定のインターネットプ
ロバイダーと予め契約をしており、ユーザ端末20から
インターネット10への接続が可能になっている。ま
た、このユーザ端末20は、インターネット10を介し
てソフトウェアメーカー端末30が提供する試用ソフト
ウェア21をダウンロードし、インストールすることが
できる。詳しくは後述するが、このインストールした試
用ソフトウェア21の所定のプログラムが実行されるこ
とで、試用コード送信処理部22にて試用コード送信処
理が行われ、使用可能コード確認処理部23にて使用可
能コード確認処理が行われるようになっている。
【0016】ソフトウェアメーカー端末30は、音楽、
電子ゲームなどのソフトウェアを販売する業者によって
使用される端末であって、それらソフトウェアの一部を
ユーザに体験させることのできる試用ソフトウェア21
をユーザ端末20に対して提供する。このようなソフト
ウェアメーカー端末20は、ワークステーション・サー
バ等の情報処理装置により構成することができる。この
ソフトウェアメーカー端末30は、試用コード付与部3
1および利用期間判断部32を有し、これらにより、ユ
ーザ端末20に供給した試用ソフトウェア21の試用期
間の管理が行われる。
【0017】試用ソフトウェアの提供サービスは、ソフ
トウェアメーカー端末30が、例えば各種ソフトウェア
情報とそれらソフトウェアに関する試用ソフトウェア情
報とを含むサービス情報をインターネット10上に提供
することにより行われる。ユーザは、自分の所有するユ
ーザ端末20を用いてインターネット10に接続し、ソ
フトウェアメーカー端末30がインターネット100上
に提供している試用ソフトウェアサービス情報にアクセ
スし、所望の試用ソフトウェアをダウンロードしインス
トールする。これにより、ユーザ端末20上で試用ソフ
トウェアの起動が可能となる。ただし、試用ソフトウェ
アには、その供給元であるソフトウェアメーカーによっ
て予め試用期間が設定されており、その試用期間を超え
て試用ソフトウェアを利用することができないようにな
っている。以下に、その試用期間の管理動作を具体的に
説明する。
【0018】図2は、本形態の試用ソフトウェア管理シ
ステムの動作を説明するためのフローチャート図であ
る。試用ソフトウェア21をユーザ端末20に供給する
際に、試用コード付与部31が試用ソフトウェア21に
対して所定の試用コード(ライセンスキー)を付与す
る。この試用コードは、ダウンロードした試用ソフトウ
ェア21をインストールおよび起動するために必要なコ
ードである。ユーザは、試用ソフトウェア21をユーザ
端末20にインストールおよび起動する際に、その使用
コードの入力を要求される。この試用コードの入力要求
は、試用コード送信処理部22にて行われる。上記図2
の例では、すでにインストールされた試用ソフトウェア
21を起動する場合の試用期間管理手順が示されてい
る。
【0019】図2を参照すると、ユーザが、ユーザ端末
20上で、インストールした試用ソフトウェア21を起
動するための所定の入力操作を行うと(ステップS1
0)、まず、試用コード送信処理部22が試用コードの
入力を要求し、該要求に応じて入力された試用コードを
インターネット10を介してソフトウェアメーカー端末
30に送信する(ステップS11)。
【0020】ソフトウェアメーカー端末30では、利用
期間判断部32が、試用コード送信処理部22から送信
された試用コードを受信し(ステップS12)、該試用
コードの受信が何回目であるのかを判断し、2回目以降
である場合は、初回受信時からの経過日数を計算し、該
経過日数が試用ソフトウェア21に予め設定されている
試用期間の範囲であるかを判断する(ステップS1
3)。そして、利用期間判断部32は、試用期間の範囲
内である場合は、使用可能コードをユーザ端末20に送
信し(ステップS14)、試用期間の範囲を超えている
場合は、使用不可能コードをユーザ端末20に送信する
(ステップS15)。
【0021】ユーザ端末では、使用可能コード確認処理
部が、利用期間判断部32から受信されたコードが使用
可能コードであるか否かを確認し(ステップS16)、
受信コードが使用可能コードである場合は、そのまま起
動した試用ソフトウェアを利用する通常処理を行わせ
(ステップS17)、受信コードが使用不可能コードで
ある場合は、エラーメッセージを表示させる(ステップ
S18)。エラーメッセージ表示後、起動した試用ソフ
トウェアのプログラムは強制終了される。この動作によ
り、ダウンロードした試用ソフトウェアを予め設定され
ている利用期間を超えて使用する不正行為を防止してい
る。
【0022】上述の試用期間管理動作では、試用期間を
超えたかどうかの判断を初回受信時からの経過日数に基
づいて行っているが、本発明は、この構成に限定される
ものではない。例えば、試用ソフトウェアの試用期間が
有効使用回数によって設定されているものとし、試用コ
ードの受信回数から試用ソフトウェアの使用回数を計算
し、この使用回数が上記有効使用回数の範囲内であるか
どうかで試用期間を超えたかどうかの判断を行ってもよ
い。また、試用ソフトウェアの試用期間が有効使用日数
によって設定されているものとし、試用コードの受信日
時から試用ソフトウェアの使用日数を計算し、この使用
日数が上記有効使用日数の範囲内であるかどうかで試用
期間を超えたかどうかの判断を行ってもよい。さらに、
試用ソフトウェアの試用期間として使用期限(年月日)
が設定されているものとし、試用コードの受信日時が上
記使用期限内であるかどうかで試用期間を超えたかどう
かの判断を行ってもよい。
【0023】また、上述の説明は、インターネットを介
して試用ソフトウェアをダウンロードしているが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、試用ソフ
トウェアをCD−ROMで供給するようにしてもよい。
その場合は、試用ソフトウェアのデータ部分に所定の試
用コードが予め設定され、ユーザは、インストール時、
起動時にその試用コードを入力することになる。ただ
し、CD−ROMの試用はソフトウェアメーカー端末と
の通信が可能なユーザ端末に限られる。
【0024】(記録媒体)以上説明した試用ソフトウェ
アの試用期間管理は、その手順を記録した記録媒体をシ
ステムに供給することにより実現することができる。図
3は、試用ソフトウェアの試用期間管理の手順が記録さ
れた記録媒体を備えるシステムの一構成例を示すブロッ
ク図である。
【0025】記録媒体41は、磁気ディスク、半導体メ
モリ、その他の記録媒体である。この記録媒体41に
は、ユーザ端末に対して、試用ソフトウェア21を配信
する際に所定の試用コードを付与する処理と、ユーザ端
末20から送信される試用コードの受信回数または受信
日時に基づいてユーザ端末20における試用ソフトウェ
ア21の利用が予め設定された試用期間の範囲であるか
どうかを判断し、試用期間の範囲内である場合は、使用
可能コードをユーザ端末20に送信し、試用期間の範囲
を超えている場合は、使用不可能コードをユーザ端末2
0に送信する処理とをソフトウェアメーカー端末30の
演算処理部(コンピュータ)40に実行させるプログラ
ムと、ソフトウェアメーカー端末30から配信された試
用ソフトウェア21をインストールおよび起動する際に
ソフトウェアメーカー端末30によって付与された所定
の試用コードの入力を要求し、該要求に応じて入力され
た試用コードをソフトウェアメーカー端末30に送信す
る処理と、ソフトウェアメーカー端末から使用可能コー
ドを受信した場合は、試用ソフトウェア21の利用を許
可し、使用不可能コードを受信した場合は、エラーメッ
セージを表示して試用ソフトウェア21の利用を拒否す
る処理とをユーザ端末20の演算処理部(コンピュー
タ)42に実行させるプログラムとが記録されている。
ユーザ端末20の演算処理部(コンピュータ)42は、
記録媒体41に記録されたそれらプログラムを受信する
ことで、前述した試用コード送信処理部22および試用
可能コード確認処理部23における処理が行われる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザ端末における試用ソフトウェアの利用期間が試用
期間を超えているかどうかを正確に判断することができ
るので、試用ソフトウェアをその試用期間を超えて使用
する不正行為を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である、試用ソフトウェア
の管理システムの主要構成を示すブック図である。
【図2】図1に示す試用ソフトウェア管理システムの動
作を説明するためのフローチャート図である。
【図3】本発明の他の実施形態である、試用ソフトウェ
アの試用期間管理の手順が記録された記録媒体を備える
管理システムの一構成例を示すブロック図である。
【図4】従来の試用ソフトウェア管理システムの主要構
成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す試用ソフトウェア管理システムにお
いて行われる試用ソフトウェアの利用期間制限の一連の
手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
10 インターネット 20 ユーザ端末 21 試用ソフトウェア 22 試用コード送信処理部 23 使用可能コード確認処理部 30 ソフトウェアメーカー端末 31 試用コード付与部 32 利用期間判断部 40、42 演算処理部 41 記録媒体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−296437(JP,A) 特開 平8−95777(JP,A) 特開2000−113066(JP,A) 特開2000−99324(JP,A) 特開2000−47867(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G06F 9/06

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末と、予め試用期間が定められ
    た試用ソフトウェアを前記ユーザ端末に配信するソフト
    ウェアメーカー端末とを有する試用ソフトウェア管理シ
    ステムにおいて、 前記ソフトウェアメーカー端末は、 前記ユーザ端末に対して、試用ソフトウェアを配信する
    際に所定の試用コードを付与する試用コード付与手段
    と、 前記ユーザ端末から送信される前記試用コードの受信回
    数または受信日時に基づいて前記ユーザ端末における試
    用ソフトウェアの利用が試用期間の範囲であるかどうか
    を判断し、試用期間の範囲内である場合は、使用可能コ
    ードを前記ユーザ端末に送信し、試用期間の範囲を超え
    ている場合は、使用不可能コードを前記ユーザ端末に送
    信する利用期間判断手段とを有し、 前記ユーザ端末は、 前記配信された試用ソフトウェアをインストールおよび
    起動する際に前記試用コード付与手段から付与された試
    用コードの入力を要求し、該要求に応じて入力された試
    用コードを前記ソフトウェアメーカー端末に送信する試
    用コード送信手段と、 前記ソフトウェアメーカー端末から使用可能コードを受
    信した場合は、前記配信された試用ソフトウェアの利用
    を許可し、使用不可能コードを受信した場合は、エラー
    メッセージを表示して前記配信された試用ソフトウェア
    の利用を拒否する使用可能コード受信確認手段とを有す
    ることを特徴とする試用ソフトウェア管理システム。
  2. 【請求項2】 前記利用期間判断手段は、前記ユーザ端
    末から送信される試用コードを受信し、該試用コードの
    受信が2回目以降の場合に、初回受信時からの経過日数
    を計算するとともに、該経過日数が前記試用ソフトウェ
    アに予め設定されている試用期間の範囲であるかを判断
    するように構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の試用ソフトウェア管理システム。
  3. 【請求項3】 前記試用ソフトウェアの試用期間が有効
    使用回数によって設定されており、前記利用期間判断手
    段は、前記ユーザ端末から送信される試用コードの受信
    回数から試用ソフトウェアの使用回数を計算し、該使用
    回数が前記有効使用回数の範囲内であるかどうかの判断
    を行うように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の試用ソフトウェア管理システム。
  4. 【請求項4】 前記試用ソフトウェアの試用期間が有効
    使用日数によって設定されており、前記利用期間判断手
    段は、前記ユーザ端末から送信される試用コードの受信
    日時から試用ソフトウェアの使用日数を計算し、該使用
    日数が前記有効使用日数の範囲内であるかどうかの判断
    を行うように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の試用ソフトウェア管理システム。
  5. 【請求項5】 前記試用ソフトウェアの試用期間が使用
    期限を定めた年月日によって設定されており、前記利用
    期間判断手段は、前記ユーザ端末から送信される試用コ
    ードの受信日時が前記使用期限内であるかどうかの判断
    を行うように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の試用ソフトウェア管理システム。
  6. 【請求項6】 ユーザ端末と、予め試用期間が定められ
    た試用ソフトウェアを前記ユーザ端末に配信するソフト
    ウェアメーカー端末とを有するシステムにおいて行われ
    る試用ソフトウェアの管理方法において、 前記ソフトウェアメーカー端末が、前記ユーザ端末に対
    して試用ソフトウェアを配信する際に所定の試用コード
    を付与する第1のステップと、 前記ユーザ端末が、前記配信された試用ソフトウェアを
    インストールおよび起動する際に、前記付与された所定
    の試用コードの入力を要求し、該要求に応じて入力され
    た試用コードを前記ソフトウェアメーカー端末に送信す
    る第2のステップと、 前記ソフトウェアメーカー端末が、前記ユーザ端末から
    送信される試用コードの受信回数または受信日時に基づ
    いて前記ユーザ端末における試用ソフトウェアの利用が
    試用期間の範囲であるかどうかを判断し、試用期間の範
    囲内である場合は、使用可能コードを前記ユーザ端末に
    送信し、試用期間の範囲を超えている場合は、使用不可
    能コードを前記ユーザ端末に送信する第3のステップ
    と、 前記ユーザ端末が、前記ソフトウェアメーカー端末から
    使用可能コードを受信した場合は、前記配信された試用
    ソフトウェアの利用を許可し、使用不可能コードを受信
    した場合は、エラーメッセージを表示して前記配信され
    た試用ソフトウェアの利用を拒否する第4のステップと
    を含むことを特徴とする試用ソフトウェア管理方法。
  7. 【請求項7】 前記第3のステップが、前記ユーザ端末
    から送信される試用コードを受信し、該試用コードの受
    信が2回目以降の場合に、初回受信時からの経過日数を
    計算するとともに、該経過日数が前記試用ソフトウェア
    に予め設定されている試用期間の範囲であるかを判断
    し、試用期間の範囲内である場合は、使用可能コードを
    前記ユーザ端末に送信し、試用期間の範囲を超えている
    場合は、使用不可能コードを前記ユーザ端末に送信する
    ステップであることを特徴とする請求項6に記載の試用
    ソフトウェア管理方法。
  8. 【請求項8】 前記第3のステップが、前記ユーザ端末
    から送信される試用コードの受信回数から試用ソフトウ
    ェアの使用回数を計算し、該使用回数が前記試用ソフト
    ウェアの試用期間として設定された有効使用回数の範囲
    内であるかどうかを判断し、試用期間の範囲内である場
    合は、使用可能コードを前記ユーザ端末に送信し、試用
    期間の範囲を超えている場合は、使用不可能コードを前
    記ユーザ端末に送信するステップであることを特徴とす
    る請求項6に記載の試用ソフトウェア管理方法。
  9. 【請求項9】 前記第3のステップが、前記ユーザ端末
    から送信される試用コードの受信日時から試用ソフトウ
    ェアの使用日数を計算し、該使用日数が前記試用ソフト
    ウェアの試用期間として設定された有効使用日数の範囲
    内であるかどうかを判断し、試用期間の範囲内である場
    合は、使用可能コードを前記ユーザ端末に送信し、試用
    期間の範囲を超えている場合は、使用不可能コードを前
    記ユーザ端末に送信するステップであることを特徴とす
    る請求項6に記載の試用ソフトウェア管理方法。
  10. 【請求項10】 前記第3のステップが、前記ユーザ端
    末から送信される試用コードの受信日時が前記試用ソフ
    トウェアの試用期間として設定された使用期限の年月日
    に達したかどうかを判断し、試用期間の範囲内である場
    合は、使用可能コードを前記ユーザ端末に送信し、試用
    期間の範囲を超えている場合は、使用不可能コードを前
    記ユーザ端末に送信するステップであることを特徴とす
    る請求項6に記載の試用ソフトウェア管理方法。
  11. 【請求項11】 ユーザ端末に対して、試用ソフトウェ
    アを配信する際に所定の試用コードを付与する処理と、 前記ユーザ端末から送信される前記試用コードの受信回
    数または受信日時に基づいて前記ユーザ端末における試
    用ソフトウェアの利用が予め設定されている試用期間の
    範囲であるかどうかを判断し、試用期間の範囲内である
    場合は、使用可能コードを前記ユーザ端末に送信し、試
    用期間の範囲を超えている場合は、使用不可能コードを
    前記ユーザ端末に送信する処理とをソフトウェアメーカ
    ー端末のコンピュータに実行させるプログラムと、 前記ソフトウェアメーカー端末から配信された試用ソフ
    トウェアをインストールおよび起動する際に前記ソフト
    ウェアメーカー端末によって付与された所定の試用コー
    ドの入力を要求し、該要求に応じて入力された試用コー
    ドを前記ソフトウェアメーカー端末に送信する処理と、 前記ソフトウェアメーカー端末から使用可能コードを受
    信した場合は、前記配信された試用ソフトウェアの利用
    を許可し、使用不可能コードを受信した場合は、エラー
    メッセージを表示して前記配信された試用ソフトウェア
    の利用を拒否する処理とを前記ユーザ端末のコンピュー
    タに実行させるプログラムとを記録した記録媒体。
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