JP3346840B2 - 電動機 - Google Patents
電動機Info
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- Synchronous Machinery (AREA)
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Description
ー形の電動機と8極DCブラシレス形の電動機を構成す
ることができる構造の電動機に関する。
転させる電動機は、設計的に巻線の構成が簡単になり、
容易に製造できるものである。しかしながら、変速が求
められる電動機は、変速を可能にするため、種々の構造
に形成しなければならなかった。従来最も多く採用され
ている変速の方式は、巻線に複数の変速用の巻線を設
け、電源の接続を切り換える方式であった。この場合、
巻線に変速用の巻線を形成することだけでよいため、故
障の心配が少なく製造上の都合もよく従来から変速の主
流となっていた。
速となるため、無段変速が求められる場合は、電源に双
方向性サイリスタなどの素子を設けて電源電圧を変化さ
せ無段変速したり、あるいはこの方法では、効率が悪く
なるため、DCブラシレス形の電動機を構成するなどの
方法が講じられた。
る電動機の製造は、種類が増加し、機械化が困難にな
り、産業上大きな問題でもあった。特に、異なる巻線構
造を有する電動機を製造するには、巻線装置の種類や切
り換えが増加するため、電動機の出力の大きさが異なる
ことも含めると多種類になり、容易に対応できるもので
はなかった。
ものであり、6極と4極コンデンサー形の電動機と8極
DCブラシレス形の電動機を構成することができる構造
の電動機を提供するものであり、変速などの各種仕様に
容易に対応できるものである。
の内周側にΨ字状の磁極を6個設け、この磁極の継鉄部
側の磁路を第一巻線部とし、隣接する磁極の腕部間を第
二巻線部とし、これらの第一巻線部および第二巻線部に
それぞれ巻線を巻装し、この巻線のそれぞれ対向する位
置の巻線相互を直列接続して一対の極巻線とし、この極
巻線を第一巻線部の極巻線とこれに90°周方向に異な
る位置の第二巻線部の極巻線とを直列に接続した巻線配
置を形成すると共にスター形結線を構成することによっ
て課題を解決している。
線とによって4極の極配置を構成することができ、これ
らをスター結線してコンデンサーを接続することで4極
コンデンサー形の電動機を構成でき、さらに、コンデン
サーの接続位置と電源の接続位置とを切り換えることに
より、正転と逆転とが切り換えられると共に、それぞれ
の方向に対して極巻線の配置と磁極の構成が同一構造の
ため、それぞれ同一特性が得られる。
二巻線部に構成される極巻線とを異なる巻線方向になる
ように接続を変えてスター結線することにより8極を構
成することができ、永久磁石からなる回転子を内装すれ
ばDCブラシレス形の電動機を構成することができ、無
段変速が可能になる。
説明すると、図1は、本発明の電動機の巻線配置を示す
要部の平面図であり、図2は、4極コンデンサ形の電動
機を構成する場合の巻線の接続方法を示す要部の図であ
り、図3は、DCブラシレス形の電動機を構成する場合
の巻線の接続方法を示す要部の図であり、図4は、完成
された電動機の縦断面図である。
鉄部13の内周に6個のΨ字状の磁極14が形成されて
おり、磁極14には、継鉄部13側に形成される第一巻
線部15と隣接する腕部間に形成される第二巻線部16
とが形成されており、隣接する磁極14の間には補極1
7が形成され、第二巻線部16は、磁極14の補極17
を介して腕部18間に形成されている。そして、第一巻
線部15に巻線19が、隣接する磁極14との間に補極
17を介して第二巻線部16に巻線20が巻装されてい
る。さらに、6個の磁極14の内対向する位置に形成さ
れる磁極14に巻装された巻線とが直列に接続されて極
巻線を形成している。この極巻線は、6個形成されてお
り、それぞれの端部1〜12が引き出されている。ま
た、6個の磁極14の間には、それぞれ補極17が設け
られており、内装される回転子に対して継鉄部13から
磁束を通すように構成されている。
12が極巻線を形成すると共にスター結線されており、
端部5と端部9との間にコンデンサーCが設けられてお
り、4極のコンデンサー形の電動機を構成している。そ
して、他の端部1と端部9との間、あるいは端部1と端
部5との間に電源Aまたは電源Bが接続されるように構
成されている。この電源A、Bは、それぞれ一般のAC
100V等の商用電源であり、いずれか一方が接続され
ればよいものであり、いずれかが接続されることにより
正転、あるいは逆転が行えるように構成されている。
る一対の巻線のいずれか一方が磁束の流れが反対方向に
なるように反対に接続されており、8極の極巻線になる
ように構成されている。そして、図示されない永久磁石
からなる回転子が内装されるように構成されている。
側に巻線19、20が巻装されており、回転子21を内
装しており、巻線19、20がプリント基板22によっ
て収束されている。そして、プリント基板22には、端
子23が取り付けられ外部の図示されない電源に接続さ
れるように構成されている。さらに、プリミックスなど
の部材で外側がモールドされてフレーム24を形成して
いる。
ツ状の継鉄部13とΨ字状に形成される磁極14とを形
成するように鋼板を打ち抜き積層して鉄心を形成する。
そして、最初に第一巻線部15に巻線を巻装し、6個の
第一巻線部15の内、対向する位置に形成される第一巻
線部15に連続して巻線を巻装して極巻線を形成する。
図2に示される巻線の結線方法では、対向する位置に巻
装される巻線と直列に接続される一対の巻線で同相の電
流が流れることにより、同相の磁束が流れるように構成
され4極の巻線は位置を構成することになる。そして、
これらが図2に示されるようにスター結線されることに
より、コンデンサーCを接続してコンデンサー形の電動
機を構成することができるものである。この様な4極の
コンデンサー形の電動機は、電源周波数が50ヘルツで
あれば、1500回転/毎分程度の回転数が得られるこ
とになり、籠型回転子を内装することにより、スベリを
含めておよそ1400回転/毎分程度の回転数になるの
が普通である。
するの一方巻線を磁束の流れが反対になるように反対に
巻装すると、あるいは接続を反対にし、図3に示される
ようにスター結線すると共に永久磁石からなる回転子を
内装して端部1、5、9に三相電源を接続することによ
り、8極のDCブラシレス形の電動機を構成することが
できる。この場合、三相電源の周波数を任意にすること
により、回転数を任意にすることができ、回転子の位置
を検出するために図示されないホール素子などの位置検
出器を設ければ無段変速の電動機を構成することができ
る。この様なホール素子は、プリント基板22に取り付
けてもよく、フレーム24をモールドする際に所定の位
置に埋設しても備えることができる。
所定の位置に巻装して後、それぞれの端部1〜12をプ
リント基板22によって収束すれば容易に結線できるこ
とになるが、この時、巻線19、20を個別にプリント
基板22によって収束し、極巻線の接続を図2あるいは
図3に示されるように結線することが可能となり、プリ
ント基板22上で4極あるいは8極が切り換えられるよ
うに構成することもできる。
巻線の一方の巻き方向を反対にすれば図2あるいは図3
の巻線接続を構成することができ、極巻線としては2個
の端部ができるだけになり、巻線19、20の端部を最
小にすることができ、製造が容易になる。この様な巻線
機は、近年プログラム的に動作するものがあり、所定の
位置に任意の方向と巻き数を設定できるため何等困難な
ことはなく、プリント基板22によって収束するか、あ
るいは巻線機に巻き方向を反対にさせるかいずれかの選
択的なこととなる。
極と4極のコンデンサー形の電動機と8極のDCブラシ
レス形の電動機のいずれかを構成することができ、変速
などのためにまったく異なる鉄心と巻線の製造を強いら
れることがなく、仕様の多様な電動機の製造に対する効
果は極めて大きいものである。
である。
線の接続方法を示す要部の図である。
線の接続方法を示す要部の図である。
Claims (2)
- 【請求項1】ドーナツ状の継鉄部の内周側にΨ字状の磁
極を6個設け、この磁極の継鉄部側の磁路を第一巻線部
とし、隣接する磁極の腕部間を第二巻線部とし、これら
の第一巻線部および第二巻線部にそれぞれ巻線を巻装
し、この巻線のそれぞれ対向する位置の巻線相互を直列
接続して一対の極巻線とし、この極巻線を第一巻線部の
極巻線とこれに90°周方向に異なる位置の第二巻線部
の極巻線とを直列に接続した巻線配置を形成すると共に
スター形結線を構成し、このスター形結線の2端子間に
コンデンサーを接続し他端に電源を接続することを特徴
とする電動機。 - 【請求項2】ドーナツ状の継鉄部の内周側にΨ字状の磁
極を6個設け、この磁極の継鉄部側の磁路を第一巻線部
とし、隣接する磁極の腕部間を第二巻線部とし、これら
の第一巻線部および第二巻線部にそれぞれ巻線を巻装
し、この巻線のそれぞれ対向する位置の巻線相互を直列
接続して一対の極巻線とし、この極巻線を第一巻線部の
極巻線とこれに90°周方向に異なる位置の第二巻線部
の極巻線とを直列に接続した巻線配置を形成すると共に
スター形結線を構成する電動機において、一対の巻線で
構成される極巻線の一つの接続方向を反転して8極の巻
線配置を形成すると共に永久磁石からなる回転子を内装
したことを特徴とする電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18241393A JP3346840B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18241393A JP3346840B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0739122A JPH0739122A (ja) | 1995-02-07 |
JP3346840B2 true JP3346840B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=16117860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18241393A Expired - Fee Related JP3346840B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3346840B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6965183B2 (en) | 2003-05-27 | 2005-11-15 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Architecture for electric machine |
KR100841803B1 (ko) * | 2006-09-21 | 2008-06-26 | 김채곤 | 증기를 이용한 보일러장치 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP18241393A patent/JP3346840B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0739122A (ja) | 1995-02-07 |
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