JP3345901B2 - 制御回路の保護装置 - Google Patents
制御回路の保護装置Info
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- circuit
- microcomputer
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
洗濯機等の制御回路保護装置に関するものである。
御回路は、センサやマイクロコンピュータを搭載した電
子制御により、運転を最適に制御できるようになった。
しかし、マイクロコンピュータが故障あるいは誤動作し
た場合には、ヒータやモータが連続通電となり火災等の
安全性に問題が生じる恐れがあった。
作対策はマイクロコンピュータの外部に保護装置を設け
る方法が一般的であり、図5に従来の一実施例を示す。
は保護回路で、(b)は保護回路に加えるマイクロコン
ピュータからの周期的な信号Vcである。(c)は保護
回路の出力禁止信号Vdである。12はダイオードで、
13は抵抗で、信号変換回路14に信号Vcを加える。
信号変換回路14は、コンデンサ141により交流成分
のみ通過させ、交流から直流に変換してコンデンサ14
4にVdの信号を発生させる。マイクロコンピュータが
誤動作してVcのような周期的な信号が出なくなると、
直流信号Vdはほとんど零となり禁止回路15のトラン
ジスタ151はオフ状態となり、ヒータやモータをオフ
させて安全性を確保する。
保護回路では、その部品点数が多くて価格が高くなる欠
点があった。また、マイクロコンピュータの誤動作の種
類によっては周期の長い信号が出る場合があり、信号変
換回路の出力信号がわずかに出て保護回路が動作しない
場合があった。
く、かつ誤動作の判別精度を高めることを目的とする。
に本発明は、交流電源と、前記交流電源に接続されたヒ
ータあるいはモータ等の負荷と、前記負荷を制御するス
イッチング手段と、前記スイッチング手段を制御するマ
イクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータのシ
ステムクロック発振回路と、前記マイクロコンピュータ
の出力端子に接続され前記スイッチング手段を駆動する
駆動回路と、前記駆動回路と直列関係に接続された出力
禁止回路を備え、前記マイクロコンピュータは、システ
ムクロックをカウントするプログラム制御可能なタイマ
ー回路を有し、かつ、前記タイマー回路は、出力信号を
前記出力禁止回路に加え、かつ、出力信号により前記タ
イマー回路のカウントを停止させ、かつ前記出力禁止手
段をオフ状態にさせて前記スイッチング手段をオフ状態
に制御するようにしている。また、交流電源と、前記交
流電源に接続されたヒータあるいはモータ等の負荷と、
前記負荷を制御するスイッチング手段と、前記スイッチ
ング手段を制御するマイクロコンピュータと、前記マイ
クロコンピュータのシステムクロック発振回路と、前記
マイクロコンピュータの出力端子に接続され前記スイッ
チング手段を駆動する駆動回路と、前記駆動回路と直列
関係に接続された出力禁止回路を備え、前記マイクロコ
ンピュータは、システムクロックをカウントするプログ
ラム制御可能なタイマー回路を有し、かつ、前記タイマ
ー回路は、出力信号を前記出力禁止回路に加え、かつ、
出力信号により前記タイマー回路のカウントを停止さ
せ、かつ前記出力禁止手段をオフ状態にさせて前記スイ
ッチング手段をオフ状態に制御するようにした制御装置
より構成されている。
常な場合には上記タイマー回路がオーバーフローしない
ように周期的にリセットさせ、故障や誤動作の場合には
周期的なリセットができないので、タイマー回路がオー
バーフローして出力禁止回路が禁止動作するので、スイ
ッチング手段の駆動回路が動作せず確実にヒータやモー
タ負荷の連続通電を防止できる。また、マイクロコンピ
ュータの内部に保護用のタイマー回路を内蔵するので、
部品点数が少なく安価な信頼性の高い衣類乾燥機や洗濯
機等の制御回路の保護装置を実現できる。
ながら説明する。
置の一実施例を示す。1は交流電源、2は電源スイッ
チ、3はサイリスタあるいはリレー等のスイッチング手
段で交流電源1に接続されたモータ4、ヒータ5a、ヒ
ータ5b等の負荷を制御する。6はマイクロコンピュー
タで、操作表示パネルのキースイッチ信号やセンサ信号
により乾燥運転を制御する。7はマイクロコンピュータ
6のシステムクロック発振回路である。8はスイッチン
グ手段3の駆動回路でマイクロコンピュータ6によりオ
ンオフ制御される。9は出力禁止回路で駆動回路8と直
列関係に接続され、駆動回路8の動作状態にかかわらず
スイッチング手段3を開動作制御できる。図1において
直流電源等のマイクロコンピュータ6の周辺回路は省略
している。
一実施例を示す。10aは給水弁で、10bは排水弁で
ある。4’は洗濯モータで、11は洗濯モータ4’の進
相コンデンサである。出力禁止回路9により駆動回路8
の動作にかかわらずスイッチング手段3を開制御でき、
マイクロコンピュータ6が誤動作した場合には出力禁止
回路9はオフとなり、例えば脱水連続通電等の故障を防
止できる。
タ6に内蔵されたタイマー回路の一実施例である。シス
テムクロック発振回路7よりプログラマブル分周回路6
0に信号を入力する。プログラマブル分周回路60はプ
ログラム信号とデータバッファ61により分周比を制御
できる。分周された出力信号はインバータ62を介して
NORゲート62に加えられ、その出力信号は分周回路
64に入力される。分周回路64はマイクロコンピュー
タ3のプログラム信号によりカウンタクリヤ可能であ
る。分周回路64のオーバーフロー信号はNORゲート
63の入力に帰され、オーバーフロー信号によりカウン
トストップする。また、NORゲート65にも分周回路
64の出力信号が加えられ、NORゲート65の出力信
号Vtは駆動回路9に加えられる。NORゲート65の
一方の入力にはシステムリセット信号が加えられる。シ
ステムリセット信号がLでかつ分周回路出力信号がLの
時NORゲート65の信号VtがHとなり駆動回路9が
動作可能となる。分周回路64がオーバーフローしてH
となると、VtはLとなり駆動回路9は動作せずスイッ
チング手段3は動作せずに開状態となり負荷をオフす
る。
のフローチャートである。600はプログラムスタート
で、リセット解除と同じである。601は初期設定ルー
チンで図3のプログラマブル分周回路60の分周比を設
定し、分周回路64のオーバーフロー時間を設定でき
る。602は分周回路64をリセットするカウンタクリ
ヤ工程である。603はメインルーチンで、乾燥機ある
いは洗濯機の運転制御処理プログラムであり、処理後あ
るいは処理中にカウンタクリヤ工程を通るようにして周
期的に分周回路64をクリヤしている。マイクロコンピ
ュータ6が誤動作した場合には周期的なリセットが不可
能となり、分周回路64がオーバーフローして出力禁止
回路9への信号VtがLとなりスイッチング手段3はオ
フ状態となる。マイクロコンピュータ3が正常に動作す
る場合には分周回路64は周期的にリセットされるので
オーバーフローせず、信号VtはHとなる。
御回路について説明したが、例えば食器洗浄器の制御回
路でも応用することができ、要はマイクロコンピュータ
で負荷を制御する構成の制御回路の保護装置として用い
ることができる。
されたヒータ、モータ等の負荷と、上記負荷を制御する
スイッチング手段と、上記スイッチング手段を制御する
マイクロコンピュータと、上記マイクロコンピュータの
システムクロック発振回路と、上記マイクロコンピュー
タの出力端子に接続され上記スイッチング手段を駆動す
る駆動回路と、上記駆動回路と直列関係に接続された出
力禁止回路よりなり、上記マイクロコンピュータのシス
テムクロックをカウントするプログラム制御可能なタイ
マー回路の出力信号を上記出力禁止回路に加え、上記タ
イマー回路のオーバーフロー信号により上記スイッチン
グ手段を制御できるので、部品点数が少なく安価で信頼
性の高い衣類乾燥機や洗濯機等の保護装置を実現でき
る。また、マイクロコンピュータのリセット時には出力
禁止回路への信号は強制的にLとなり電源スイッチオン
時の誤動作もなくなる特長がある。
を示す回路図
す回路図
ー回路の一実施例を示すブロック図
チャート
Claims (2)
- 【請求項1】 交流電源と、前記交流電源に接続された
ヒータあるいはモータ等の負荷と、前記負荷を制御する
スイッチング手段と、前記スイッチング手段を制御する
マイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータの
システムクロック発振回路と、前記マイクロコンピュー
タの出力端子に接続され前記スイッチング手段を駆動す
る駆動回路と、前記駆動回路と直列関係に接続された出
力禁止回路を備え、前記マイクロコンピュータは、シス
テムクロックをカウントするプログラム制御可能なタイ
マー回路を有し、かつ、前記タイマー回路は、出力信号
を前記出力禁止回路に加え、かつ、出力信号により前記
タイマー回路のカウントを停止させ、かつ前記出力禁止
手段をオフ状態にさせて前記スイッチング手段をオフ状
態に制御するようにした制御回路の保護装置。 - 【請求項2】 交流電源と、前記交流電源に接続された
ヒータあるいはモータ等の負荷と、前記負荷を制御する
スイッチング手段と、前記スイッチング手段を制御する
マイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータの
システムクロック発振回路と、前記マイクロコンピュー
タの出力端子に接続され前記スイッチング手段を駆動す
る駆動回路と、前記駆動回路と直列関係に接続された出
力禁止回路を備え、前記マイクロコンピュータは、シス
テムクロックをカウントするプログラム制御可能なタイ
マー回路を有し、かつ、前記タイマー回路は、出力信号
を前記出力禁止回路に加え、かつ、出力信号により前記
タイマー回路のカウントを停止させ、かつ前記出力禁止
手段をオフ状態にさせて前記スイッチング手段をオフ状
態に制御するようにした制御回路の保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01596992A JP3345901B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 制御回路の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01596992A JP3345901B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 制御回路の保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208099A JPH05208099A (ja) | 1993-08-20 |
JP3345901B2 true JP3345901B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=11903544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01596992A Expired - Lifetime JP3345901B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 制御回路の保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3345901B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007058376C5 (de) | 2007-12-05 | 2012-09-06 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Schaltungsanordnung zum Betreiben eines Hausgeräts |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP01596992A patent/JP3345901B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05208099A (ja) | 1993-08-20 |
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