JP3345329B2 - カメラの光学ユニットの位置調整装置 - Google Patents
カメラの光学ユニットの位置調整装置Info
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- casing
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/02—Bodies
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Focusing (AREA)
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は、カメラの光学ユニットをケーシ
ング内で位置調整する光学ユニットの位置調整装置に関
する。
ング内で位置調整する光学ユニットの位置調整装置に関
する。
【０００２】
【従来技術及びその問題点】例えば、パッシブタイプの
ＡＦ測距ユニットをコンパクトカメラのボディに固定す
る場合、カメラボディに固定されるケーシング内にＡＦ
測距ユニットを入れ、このケーシングをカメラボディに
固定した状態で、その上下左右位置（光軸方向）を調整
することが行なわれる。従来の調整装置は、部品点数が
多く、大型であった。
ＡＦ測距ユニットをコンパクトカメラのボディに固定す
る場合、カメラボディに固定されるケーシング内にＡＦ
測距ユニットを入れ、このケーシングをカメラボディに
固定した状態で、その上下左右位置（光軸方向）を調整
することが行なわれる。従来の調整装置は、部品点数が
多く、大型であった。
【０００３】
【発明の目的】本発明は、部品点数が少なく、小型の光
学ユニットの位置調整装置を得ることを目的とする。
学ユニットの位置調整装置を得ることを目的とする。
【０００４】
【発明の概要】本発明は、カメラ内に固定されるケーシ
ングと；このケーシング内に、上下左右の位置調整を可
能に収納される光学ユニットと；を有するカメラの光学
ユニットの位置調整装置において、上記光学ユニットの
両側面に、下端が該光学ユニットの下端に開口し上端部
が閉じられた左右の上下方向溝を設け、上記ケーシング
の内面に、上記左右の上下方向溝にその下端開口から遊
嵌し、該上下方向溝の上端部と係合して光学ユニットを
上下方向に回転可能に支持する左右の上下方向突起と、
上記光学ユニットの左右側面に接触して該光学ユニット
を左右方向に回転可能に支持する左右のナイフエッジと
を設け、上記ナイフエッジとは前後方向の位置が異な
り、光学ユニットを左右方向のいずれか一方に押圧する
左右方向押圧片と、上記上下方向突起とは前後方向の位
置が異なり、上記光学ユニットを上下方向のいずれか一
方に押圧する上下方向押圧片とを一体に有する単一の板
ばね部材を、上記ケーシングと光学ユニットの間に回転
不能に固定し、ケーシングに、この単一の板ばね部材の
左右方向押圧片の付勢力と上下方向押圧片の付勢力にそ
れぞれ対抗して、光学ユニットを押圧する一対の調整ね
じを螺合させたことを特徴としている。
ングと；このケーシング内に、上下左右の位置調整を可
能に収納される光学ユニットと；を有するカメラの光学
ユニットの位置調整装置において、上記光学ユニットの
両側面に、下端が該光学ユニットの下端に開口し上端部
が閉じられた左右の上下方向溝を設け、上記ケーシング
の内面に、上記左右の上下方向溝にその下端開口から遊
嵌し、該上下方向溝の上端部と係合して光学ユニットを
上下方向に回転可能に支持する左右の上下方向突起と、
上記光学ユニットの左右側面に接触して該光学ユニット
を左右方向に回転可能に支持する左右のナイフエッジと
を設け、上記ナイフエッジとは前後方向の位置が異な
り、光学ユニットを左右方向のいずれか一方に押圧する
左右方向押圧片と、上記上下方向突起とは前後方向の位
置が異なり、上記光学ユニットを上下方向のいずれか一
方に押圧する上下方向押圧片とを一体に有する単一の板
ばね部材を、上記ケーシングと光学ユニットの間に回転
不能に固定し、ケーシングに、この単一の板ばね部材の
左右方向押圧片の付勢力と上下方向押圧片の付勢力にそ
れぞれ対抗して、光学ユニットを押圧する一対の調整ね
じを螺合させたことを特徴としている。
【０００５】ケーシングと光学ユニットとの間の空間に
は、弾性のある遮光部材を挿入することが望ましい。ま
たこの遮光部材は、上下方向突起とナイフエッジとの間
に設けると、上下左右の調整作業によっても、遮光性が
損なわれることが少ない。
は、弾性のある遮光部材を挿入することが望ましい。ま
たこの遮光部材は、上下方向突起とナイフエッジとの間
に設けると、上下左右の調整作業によっても、遮光性が
損なわれることが少ない。
【０００６】板ばね部材は、例えばケーシングの底壁上
に位置決めされる基礎部と、この基礎部から左右方向に
延び光学ユニットを上方に付勢する上下方向押圧片と、
上記基礎部から上下方向に延び光学ユニットを左右のい
ずれか一方に付勢する左右方向押圧片とによって構成す
ることができる。
に位置決めされる基礎部と、この基礎部から左右方向に
延び光学ユニットを上方に付勢する上下方向押圧片と、
上記基礎部から上下方向に延び光学ユニットを左右のい
ずれか一方に付勢する左右方向押圧片とによって構成す
ることができる。
【０００７】本発明を適用する光学ユニットとしては、
例えばパッシブタイプやアクティブタイプのＡＦ測距ユ
ニット、ファインダブロック等を上げることができる。
例えばパッシブタイプやアクティブタイプのＡＦ測距ユ
ニット、ファインダブロック等を上げることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】この実施形態の光学ユニットは、
パッシブタイプのＡＦ測距ユニット１０である。このＡ
Ｆ測距ユニット１０は、その前端部に、基線長だけ離間
させた一対の視野レンズ１１を有し、この一対の視野レ
ンズ１１から入射した被写体光はラインセンサ上に入射
し、このラインセンサ上に形成される二つの被写体像の
位置を電気的に比較して、被写体距離を演算する。この
ようなＡＦ測距ユニット１０は周知であり、市販されて
いる。ラインセンサは、視野レンズ１１の反対側の後端
部に固定されたＦＰＣ基板１２上に設けられている。
パッシブタイプのＡＦ測距ユニット１０である。このＡ
Ｆ測距ユニット１０は、その前端部に、基線長だけ離間
させた一対の視野レンズ１１を有し、この一対の視野レ
ンズ１１から入射した被写体光はラインセンサ上に入射
し、このラインセンサ上に形成される二つの被写体像の
位置を電気的に比較して、被写体距離を演算する。この
ようなＡＦ測距ユニット１０は周知であり、市販されて
いる。ラインセンサは、視野レンズ１１の反対側の後端
部に固定されたＦＰＣ基板１２上に設けられている。
【０００９】このＡＦ測距ユニット１０を収納するケー
シング２０は、底壁２１ａと両側壁２１ｂを有し断面略
コ字状をなす主枠体２１と、この主枠体２１の一側開口
部２１ｃを閉じる蓋体２２とからなっていて、ＡＦ測距
ユニット１０より一回り大きい略直方体状の外形をなし
ている。主枠体２１は、その前後方向の一端部（前端
部）が開放されており、他端部（後端部）には後壁２１
ｄが設けられている。後壁２１ｄの一側部には、主枠体
２１ｂとの間に、ＦＰＣ基板１２の引出溝２１ｅが形成
されている。
シング２０は、底壁２１ａと両側壁２１ｂを有し断面略
コ字状をなす主枠体２１と、この主枠体２１の一側開口
部２１ｃを閉じる蓋体２２とからなっていて、ＡＦ測距
ユニット１０より一回り大きい略直方体状の外形をなし
ている。主枠体２１は、その前後方向の一端部（前端
部）が開放されており、他端部（後端部）には後壁２１
ｄが設けられている。後壁２１ｄの一側部には、主枠体
２１ｂとの間に、ＦＰＣ基板１２の引出溝２１ｅが形成
されている。
【００１０】主枠体２１には、その両側の側壁２１ｂの
内面にそれぞれ、後壁２１ｄ側に位置させて、左右方向
の回動支点となる上下方向に延びるナイフエッジ２３
（図１に一方のみ図示）が形成され、またこのナイフエ
ッジ２３の若干前方に、上下方向の回動支点となる、上
端部を小円筒面２４ａとした上下方向突起２４（同）が
形成されている。
内面にそれぞれ、後壁２１ｄ側に位置させて、左右方向
の回動支点となる上下方向に延びるナイフエッジ２３
（図１に一方のみ図示）が形成され、またこのナイフエ
ッジ２３の若干前方に、上下方向の回動支点となる、上
端部を小円筒面２４ａとした上下方向突起２４（同）が
形成されている。
【００１１】一方、ＡＦ測距ユニット１０にはその両側
面にそれぞれ、一対の上下方向突起２４がそれぞれ嵌ま
る上下方向溝１３（図１に一方のみ図示）が形成され、
この上下方向溝１３の上端部に、上下方向突起２４の小
円筒面２４ａに対応する内円筒面１３ａ（同）が形成さ
れている。この内円筒面１３ａは、ＡＦ測距ユニット１
０（ラインセンサ）の高さ方向の略中央に位置させるこ
とが好ましい。また、この上下方向溝１３の幅は、ＡＦ
測距ユニット１０の上下方向の揺動を許すように、突起
２４の幅より大きく、また該溝１３は、ＡＦ測距ユニッ
ト１０のナイフエッジ２３を中心とする左右方向の揺動
を許すように、突起２４の突出量より深く形成されてい
る。なお、図１のＡＦ測距ユニット１０には、ナイフエ
ッジ２３が接触係合する接触線１４を描いている。
面にそれぞれ、一対の上下方向突起２４がそれぞれ嵌ま
る上下方向溝１３（図１に一方のみ図示）が形成され、
この上下方向溝１３の上端部に、上下方向突起２４の小
円筒面２４ａに対応する内円筒面１３ａ（同）が形成さ
れている。この内円筒面１３ａは、ＡＦ測距ユニット１
０（ラインセンサ）の高さ方向の略中央に位置させるこ
とが好ましい。また、この上下方向溝１３の幅は、ＡＦ
測距ユニット１０の上下方向の揺動を許すように、突起
２４の幅より大きく、また該溝１３は、ＡＦ測距ユニッ
ト１０のナイフエッジ２３を中心とする左右方向の揺動
を許すように、突起２４の突出量より深く形成されてい
る。なお、図１のＡＦ測距ユニット１０には、ナイフエ
ッジ２３が接触係合する接触線１４を描いている。
【００１２】主枠体２１の底壁２１ａの内面には、単一
の板ばね部材３０の収納溝２５と位置決め突起２６が形
成されている。この収納溝２５は、板ばね部材３０の形
状に合致する。板ばね部材３０は、十字状をなす基礎部
３１、この基礎部３１の前端部から左右方向に延び両先
端部が上方に曲折された上下方向押圧片３２、及び基礎
部３１の左右の一方の端部から上方に曲折された左右方
向押圧片３３を有し、この左右方向押圧片３３は、内方
に「く」の字状曲折されている。基礎部３１には、位置
決め孔３４が穿設されている。
の板ばね部材３０の収納溝２５と位置決め突起２６が形
成されている。この収納溝２５は、板ばね部材３０の形
状に合致する。板ばね部材３０は、十字状をなす基礎部
３１、この基礎部３１の前端部から左右方向に延び両先
端部が上方に曲折された上下方向押圧片３２、及び基礎
部３１の左右の一方の端部から上方に曲折された左右方
向押圧片３３を有し、この左右方向押圧片３３は、内方
に「く」の字状曲折されている。基礎部３１には、位置
決め孔３４が穿設されている。
【００１３】主枠体２１の底壁２１ａの収納溝２５は、
この板ばね部材３０の基礎部３１、上下方向押圧片３２
及び左右方向押圧片３３に合致する形状を有し、位置決
め突起２６は、位置決め孔３４に嵌まる。また、主枠体
２１の内面には、ナイフエッジ２３と上下方向突起２４
との間に位置させて遮光部材４０の挿入溝２９が形成さ
れている。
この板ばね部材３０の基礎部３１、上下方向押圧片３２
及び左右方向押圧片３３に合致する形状を有し、位置決
め突起２６は、位置決め孔３４に嵌まる。また、主枠体
２１の内面には、ナイフエッジ２３と上下方向突起２４
との間に位置させて遮光部材４０の挿入溝２９が形成さ
れている。
【００１４】ケーシング２０の主枠体２１の側壁２１ｂ
には、板ばね部材３０の左右方向押圧片３３の位置に対
応させて、調整ねじ２７が螺合され、蓋体２２には、板
ばね部材３０の上下方向押圧片３２の位置に対応させ
て、別の調整ねじ２８が螺合されている。
には、板ばね部材３０の左右方向押圧片３３の位置に対
応させて、調整ねじ２７が螺合され、蓋体２２には、板
ばね部材３０の上下方向押圧片３２の位置に対応させ
て、別の調整ねじ２８が螺合されている。
【００１５】以上の装置は、主枠体２１の底壁２１ａの
収納溝２５に板ばね部材３０を入れ、位置決め突起２６
を位置決め孔３４に嵌める。ＡＦ測距ユニット１０に
は、その上面を除き、上下方向溝１３とナイフエッジ接
触線１４の間の外周に、例えばモルトプレーンからなる
弾性を有する遮光部材４０をＵ字状に巻き付けておく。
このＡＦ測距ユニット１０を、その左右の上下方向溝１
３を上下方向突起２４に嵌めて主枠体２１内に入れ、Ｆ
ＰＣ基板１２を引出溝２１ｅから主枠体２１の外に出
し、視野レンズ１１を前端開放部に臨ませる。遮光部材
４０は挿入溝２９に入れられる。この状態において遮光
部材４０に連なる遮光部材４０ａを有する蓋体２２を主
枠体２１に被せ、固定ねじ座２２ａと２１ｆを利用して
固定しケーシング２０を完成させる。この仮組立状態に
おいて、板ばね部材３０の上下方向押圧片３２はＡＦ測
距ユニット１０を上方に押し、左右方向押圧片３３はＡ
Ｆ測距ユニット１０を左右方向の一方に押している。ま
たＡＦ測距ユニット１０の外周の遮光部材４０と４０ａ
は若干圧縮され、該ユニット１０とケーシング２０の間
の隙間から有害光が進入するのを防止する。この仮組立
状態においてケーシング２０をカメラ本体に固定する。
収納溝２５に板ばね部材３０を入れ、位置決め突起２６
を位置決め孔３４に嵌める。ＡＦ測距ユニット１０に
は、その上面を除き、上下方向溝１３とナイフエッジ接
触線１４の間の外周に、例えばモルトプレーンからなる
弾性を有する遮光部材４０をＵ字状に巻き付けておく。
このＡＦ測距ユニット１０を、その左右の上下方向溝１
３を上下方向突起２４に嵌めて主枠体２１内に入れ、Ｆ
ＰＣ基板１２を引出溝２１ｅから主枠体２１の外に出
し、視野レンズ１１を前端開放部に臨ませる。遮光部材
４０は挿入溝２９に入れられる。この状態において遮光
部材４０に連なる遮光部材４０ａを有する蓋体２２を主
枠体２１に被せ、固定ねじ座２２ａと２１ｆを利用して
固定しケーシング２０を完成させる。この仮組立状態に
おいて、板ばね部材３０の上下方向押圧片３２はＡＦ測
距ユニット１０を上方に押し、左右方向押圧片３３はＡ
Ｆ測距ユニット１０を左右方向の一方に押している。ま
たＡＦ測距ユニット１０の外周の遮光部材４０と４０ａ
は若干圧縮され、該ユニット１０とケーシング２０の間
の隙間から有害光が進入するのを防止する。この仮組立
状態においてケーシング２０をカメラ本体に固定する。
【００１６】このケーシング２０のカメラボディへの固
定状態では、調整ねじ２７の主枠体２１への螺合量を調
整することにより、ＡＦ測距ユニット１０の左右方向の
位置を調整することができ、調整ねじ２８の蓋体２２へ
の螺合量を調整することにより、ＡＦ測距ユニット１０
の上下方向の位置を調整することができる。すなわち、
ＡＦ測距ユニット１０は、板ばね部材３０の左右方向押
圧片３３によって左右方向の一方に移動付勢されてお
り、調整ねじ２７は、その移動端を規制している。よっ
て、調整ねじ２７の主枠体２１への螺合量を調整するこ
とにより、ＡＦ測距ユニット１０は主枠体２１のナイフ
エッジ２３を中心に左右方向に揺動し、その位置（ＡＦ
測距ユニット１０の光軸）を左右方向に調整することが
できる。また、ＡＦ測距ユニット１０は、板ばね部材３
０の上下方向押圧片３２によって上方に移動付勢されて
おり、調整ねじ２８は、その移動端を規制している。よ
って、調整ねじ２８の蓋体２２の螺合量を調整すること
により、ＡＦ測距ユニット１０は主枠体２１の上下方向
突起２４の小円筒面２４ａを中心に上下方向に揺動し、
その位置（ＡＦ測距ユニット１０の光軸）を上下方向に
調整することができる。
定状態では、調整ねじ２７の主枠体２１への螺合量を調
整することにより、ＡＦ測距ユニット１０の左右方向の
位置を調整することができ、調整ねじ２８の蓋体２２へ
の螺合量を調整することにより、ＡＦ測距ユニット１０
の上下方向の位置を調整することができる。すなわち、
ＡＦ測距ユニット１０は、板ばね部材３０の左右方向押
圧片３３によって左右方向の一方に移動付勢されてお
り、調整ねじ２７は、その移動端を規制している。よっ
て、調整ねじ２７の主枠体２１への螺合量を調整するこ
とにより、ＡＦ測距ユニット１０は主枠体２１のナイフ
エッジ２３を中心に左右方向に揺動し、その位置（ＡＦ
測距ユニット１０の光軸）を左右方向に調整することが
できる。また、ＡＦ測距ユニット１０は、板ばね部材３
０の上下方向押圧片３２によって上方に移動付勢されて
おり、調整ねじ２８は、その移動端を規制している。よ
って、調整ねじ２８の蓋体２２の螺合量を調整すること
により、ＡＦ測距ユニット１０は主枠体２１の上下方向
突起２４の小円筒面２４ａを中心に上下方向に揺動し、
その位置（ＡＦ測距ユニット１０の光軸）を上下方向に
調整することができる。
【００１７】本実施形態によれば、ケーシング２０内に
設ける単一の板ばね部材３０、及び調整ねじ２７、２８
からＡＦ測距ユニット１０の位置調整装置が構成されて
おり、部品点数が少なく、構成が単純で小型化が図れ
る。また以上の調整に際し、遮光部材４０と４０ａは、
ナイフエッジ２３と上下方向突起２４の間に巻かれてお
り、ＡＦ測距ユニット１０の上下左右の調整に際し、そ
の圧縮量の変化が僅かである。よって、調整の前後に渡
って確実に遮光を図ることができる。
設ける単一の板ばね部材３０、及び調整ねじ２７、２８
からＡＦ測距ユニット１０の位置調整装置が構成されて
おり、部品点数が少なく、構成が単純で小型化が図れ
る。また以上の調整に際し、遮光部材４０と４０ａは、
ナイフエッジ２３と上下方向突起２４の間に巻かれてお
り、ＡＦ測距ユニット１０の上下左右の調整に際し、そ
の圧縮量の変化が僅かである。よって、調整の前後に渡
って確実に遮光を図ることができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、部品点数が少なく、構
造が単純で小型のカメラの光学ユニットの位置調整装置
を得ることができる。
造が単純で小型のカメラの光学ユニットの位置調整装置
を得ることができる。
【図１】本発明によるカメラの光学ユニットの位置調整
装置の一実施形態を示す分解斜視図である。
装置の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図２】同組立状態の斜視図である。
【図３】同組立状態の縦断面図である。
１０ ＡＦ測距ユニット １３ａ 内円筒面（上下方向回動支点部） １４ ナイフエッジ接触線（左右方向回動支点部） ２０ ケーシング ２１ 主枠体 ２２ 蓋体 ２３ ナイフエッジ（左右方向回動支点部） ２４ａ 小円筒面（上下方向回動支点部） ２５ 板ばね収納溝 ２６ 板ばね位置決め突起 ２７ ２８ 調整ねじ ３０ 板ばね部材 ３１ 基礎部 ３２ 上下方向押圧片 ３３ 左右方向押圧片 ３４ 位置決め孔 ４０ ４０ａ 遮光部材
Claims (5)
- 【請求項１】 カメラ内に固定されるケーシングと；こ
のケーシング内に、上下左右の位置調整を可能に収納さ
れる光学ユニットと；を有するカメラの光学ユニットの
位置調整装置において、上記光学ユニットの両側面に、下端が該光学ユニットの
下端に開口し上端部が閉じられた左右の上下方向溝を設
け、 上記ケーシングの内面に、上記左右の上下方向溝にその
下端開口から遊嵌し、該上下方向溝の上端部と係合して
光学ユニットを上下方向に回転可能に支持する左右の上
下方向突起と、上記光学ユニットの左右側面に接触して
該光学ユニットを左右方向に回転可能に支持する左右の
ナイフエッジとを設け 、上記ナイフエッジ とは前後方向の位置が異なり、光学ユ
ニットを左右方向のいずれか一方に押圧する左右方向押
圧片と、上記上下方向突起とは前後方向の位置が異な
り、上記光学ユニットを上下方向のいずれか一方に押圧
する上下方向押圧片とを一体に有する単一の板ばね部材
を、上記ケーシングと光学ユニットの間に回転不能に固
定し、 ケーシングに、この単一の板ばね部材の左右方向押圧片
の付勢力と上下方向押圧片の付勢力にそれぞれ対抗し
て、光学ユニットを押圧する一対の調整ねじを螺合させ
たことを特徴とするカメラの光学ユニットの位置調整装
置。 - 【請求項２】 請求項１記載の光学ユニットの位置調整
装置において、ケーシングと光学ユニットとの間の空間
には、弾性のある遮光部材が挿入されているカメラの光
学ユニットの位置調整装置。 - 【請求項３】 請求項２記載の光学ユニットの位置調整
装置において、遮光部材は、上下方向突起とナイフエッ
ジの間に設けられているカメラの光学ユニットの位置調
整装置。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれか１項記載の
光学ユニットの位置調整装置において、板ばね部材は、
ケーシングの底壁上に位置決めされる基礎部と、この基
礎部から左右方向に延び光学ユニットを上方に付勢する
上下方向押圧片と、上記基礎部から上下方向に延び光学
ユニットを左右のいずれか一方に付勢する左右方向押圧
片とを有しているカメラの光学ユニットの位置調整装
置。 - 【請求項５】 請求項１ないし４のいずれか１項記載の
光学ユニットの位置調整装置において、光学ユニット
は、パッシブタイプのＡＦ測距ユニットであるカメラの
光学ユニットの位置調整装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34922697A JP3345329B2 (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | カメラの光学ユニットの位置調整装置 |
| DE19858479A DE19858479A1 (de) | 1997-12-18 | 1998-12-17 | Anordnung zum Justieren der Position einer optischen Kameraeinheit |
| US09/213,865 US6075946A (en) | 1997-12-18 | 1998-12-17 | Position adjusting device for a camera optical unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34922697A JP3345329B2 (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | カメラの光学ユニットの位置調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11183789A JPH11183789A (ja) | 1999-07-09 |
| JP3345329B2 true JP3345329B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=18402339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34922697A Expired - Fee Related JP3345329B2 (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | カメラの光学ユニットの位置調整装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6075946A (ja) |
| JP (1) | JP3345329B2 (ja) |
| DE (1) | DE19858479A1 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10178569A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Asahi Optical Co Ltd | ズーム電子カメラ |
-
1997
- 1997-12-18 JP JP34922697A patent/JP3345329B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-12-17 DE DE19858479A patent/DE19858479A1/de not_active Withdrawn
- 1998-12-17 US US09/213,865 patent/US6075946A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6075946A (en) | 2000-06-13 |
| DE19858479A1 (de) | 1999-06-24 |
| JPH11183789A (ja) | 1999-07-09 |
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