JP3344932B2 - ガス圧縮装置及び圧縮ガス供給システム - Google Patents

ガス圧縮装置及び圧縮ガス供給システム

Info

Publication number
JP3344932B2
JP3344932B2 JP24863297A JP24863297A JP3344932B2 JP 3344932 B2 JP3344932 B2 JP 3344932B2 JP 24863297 A JP24863297 A JP 24863297A JP 24863297 A JP24863297 A JP 24863297A JP 3344932 B2 JP3344932 B2 JP 3344932B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
compressor
compression device
stirling engine
compressed gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24863297A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1182295A (ja
Inventor
誠 竹内
Original Assignee
株式会社サクション瓦斯機関製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サクション瓦斯機関製作所 filed Critical 株式会社サクション瓦斯機関製作所
Priority to JP24863297A priority Critical patent/JP3344932B2/ja
Publication of JPH1182295A publication Critical patent/JPH1182295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3344932B2 publication Critical patent/JP3344932B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スターリング機関
を駆動源(動力源)とするガス圧縮装置及び圧縮ガス供
給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スターリング機関は、原理的
にカルノーサイクルに相当する高い熱効率を得ることが
できる点、外燃機関であり多種多様の熱源{特に、輸送
(貯蔵)が困難な地熱等}を利用できる点、また、内燃
機関のような爆発的な燃焼を伴わないため騒音が小さい
点、内燃機関に較べ不完全燃焼の発生が少なく排気有害
成分の排出に対しても有利である点等に鑑み、新たな動
力源として注目され、種々の型式のものが提案されてい
る。
【0003】例えば、図6に示すような所謂ディスプレ
ーサー型スターリング機関や、図7に示すようなα型
(L型)スターリング機関等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本願出願人
等は、かかるディスプレーサー型スターリング機関やα
型スターリング機関を圧力容器で覆い、この圧力容器内
に比較的高圧な作動ガスを封入することで、所謂バッフ
ァ空間を作り出し、作動ガスの平均圧力Pm(バッファ
圧力)を高め、スターリング機関の出力の増大や燃費の
向上等を図れるようにしたものを提案した(特願平7−
193893号や特願平9−125963号等参照)。
【0005】そして、本願出願人等は、このようなバッ
ファ空間を有するスターリング機関についての研究を重
ねるうちに、かかるスターリング機関には、以下のよう
な有益性があることを見出した。即ち、 バッファ空間を含んで構成されるスターリング機関を
ガス圧縮装置の駆動源として用いた場合において、当該
ガス圧縮装置で生成された高圧ガスの一部を、前記バッ
ファ空間に供給すれば、外部からバッファ空間に高圧な
作動ガスを充填するという面倒な処理を排除することが
できる。
【0006】しかも、このような構成とすれば、ガス
圧縮装置を作動させていれば、常時、バッファ空間に高
圧ガスを補充可能であるから、従来のような経時的なバ
ッファ空間内圧の低下(完全にバッファ空間を密閉する
ことは技術的、コスト的にも困難である)を回避するこ
とができ、メンテナンスフリーとすることができる。ま
た、従来に較べ、バッファ空間を高度な密閉構造とする
必要性を低くできるので、技術的、コスト的に極めて有
利なものとなる。
【0007】更に、圧縮ガス供給システムとして考え
た場合、前記バッファ空間には圧縮ガスが貯蔵されるこ
とになるから、スターリング機関の出力増大等のための
バッファ空間を、同時に、レシーバータンクとして利用
できることになる。従って、従来のように、別個にレシ
ーバータンクを設ける必要がなく、システムの小型化、
低コスト化等を促進することができる。
【0008】加えて、例えば、工場や病院、各種プラ
ント等では、メイン圧縮装置から供給される圧縮ガスを
各箇所で使用できるように、圧縮ガス供給ラインがはり
めぐらされているが、前記バッファ空間を有するスター
リング機関は、地熱や廃熱等の低温な熱源を利用しても
運転可能なことから、廃熱等の発生箇所に当該地熱や廃
熱等をエネルギ源とするスターリング機関を駆動源とす
るガス圧縮装置を配設し前記圧縮ガス供給ラインと接続
してやれば、地熱や廃熱等を有効利用しつつ、圧縮ガス
供給ラインへ圧縮ガスを供給することができるので、例
えばメイン圧縮装置の小型化、エネルギ消費量の低減等
を図ることが可能となる。
【0009】本発明は、上記の新たな知見に基づいてな
されたもので、バッファ空間を含んで構成されるスター
リング機関を駆動源とした場合の利点を活かしたガス圧
縮装置を提供すること、及び地熱や廃熱等を有効利用し
た圧縮ガス供給システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明では、バッファ空間を含んで構成されるスター
リング機関を駆動源とするガス圧縮装置であって、外部
から吸入し圧縮したガスを使用先へ供給するための圧縮
ガス供給通路から、圧縮ガスの一部を前記バッファ空間
へ導くようにしたこと。
【0011】かかる構成とすれば、以下のような作用効
果を奏することができる。即ち、スターリング機関を始
動させると、自動的にバッファ空間に圧縮ガスを供給
(導入)できることになるので、外部からバッファ空間
に高圧なガスを充填するという面倒な処理を排除しつ
つ、スターリング機関の作動ガスの平均圧力Pm(所謂
バッファ圧)を所定の圧力まで自動的に高めることがで
きる。つまり、外部からバッファ空間に高圧な作動ガス
を充填するという面倒な処理を排除しながら、スターリ
ング機関の出力の増大や燃費の向上等を図ることができ
る。
【0012】しかも、スターリング機関が運転されガス
圧縮装置が運転されている限り、常に、バッファ空間に
圧縮ガスを補充可能であるから、従来のような経時的な
バッファ空間内圧の低下を回避することができ、メンテ
ナンスフリーとすることができる。また、これに伴い、
従来に較べて、バッファ空間を高度な密閉構造としなく
て済むので、技術的、コスト的に極めて有利なものとす
ることができる。
【0013】更に、前記バッファ空間は圧縮ガス供給通
路と連通されるので、前記バッファ空間を圧縮ガスの貯
蔵空間として機能させることができるから、前記バッフ
ァ空間を、ガス圧縮装置としての本来のガス供給先での
安定したガス供給を達成するため等に必要なレシーバー
タンク(ガス蓄圧室)として利用できることになる。換
言すれば、圧縮ガス供給システム内に別個にレシーバー
タンクを設ける必要がない又は小さくできるので、シス
テムの小型化、低コスト化等を促進することができる。
【0014】請求項2に記載の発明では、前記ガス圧縮
装置が、往復運動式圧縮機を介してガスを圧縮するよう
に構成した。かかる構成とすれば、請求項1に記載の発
明と同様の作用効果を奏することができることに加え
て、スターリング機関のクランク軸回転を利用して、一
般的かつ構成が簡単で信頼性の高い往復運動式圧縮機を
運転させることができるので、本装置の信頼性を高く維
持しながら構成の簡略化延いては低コスト化を促進する
ことができる。
【0015】請求項3に記載の発明では、前記往復運動
式圧縮機のクランク軸を、前記スターリング機関のクラ
ンク軸と共用化するようにした。かかる構成とすれば、
請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏することが
できることに加えて、スターリング機関のクランク軸
を、そのまま往復運動式圧縮機のクランク軸として共用
するので、往復運動式圧縮機のクランク軸を省略するこ
とができ、以って本装置の信頼性を高く維持しながら構
成の簡略化延いては低コスト化を、一層、促進すること
ができる。
【0016】請求項4に記載の発明では、前記往復運動
式圧縮機の往復動部を、前記スターリング機関の往復動
部の往復運動を介して往復運動させるようにした。かか
る構成とすれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効
果を奏することができることに加えて、スターリング機
関の往復動部(パワーピストンを含む各種ピストンや、
ディスプレーサ等)の往復運動で、往復運動式圧縮機の
往復動部(ピストン)を往復運動させるので、往復運動
式圧縮機のクランク軸や、クランク軸回転運動を往復運
動式圧縮機の往復動部に変換するための機構等を省略す
ることができる。従って、本装置の信頼性を高く維持し
ながら構成の簡略化延いては低コスト化を、より一層、
促進することができる。
【0017】請求項5に記載の発明では、前記往復運動
式圧縮機のピストン背面を、前記スターリング機関のバ
ッファ空間に臨ませるようにした。かかる構成とすれ
ば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏するこ
とができることに加えて、前記往復運動式圧縮機のピス
トン背面に、高圧なガスを作用させることができるの
で、背圧増大により前記往復運動式圧縮機のピストンと
シリンダとの間隙(通常ピストンにはピストンリングが
介装される)からのガス漏れ量を低減することができる
ので、前記往復運動式圧縮機の圧縮効率を向上させるこ
とができる。また、外部へのガス漏れも低減できるの
で、騒音の低減や、使用するガスの種類によっては、ガ
ス漏れによる危険性がある場合があるが、このような危
険性を回避することが可能となる。
【0018】請求項6に記載の発明では、前記ガス圧縮
装置を、空気圧縮装置とした。このように、ガスを空気
(大気)とすれば、ガス漏れ等があっても危険性がな
く、環境への影響がなく、また極めて入手容易で費用が
掛からないと共に、本発明にかかるガス圧縮装置の適用
可能性を大幅に拡大することができる。請求項7に記載
の発明にかかる圧縮ガス供給システムでは、ガス圧縮装
置と、このガス圧縮装置から離間した圧縮ガス供給先へ
圧縮ガスを供給するための圧縮ガス供給ラインと、を含
んで構成される圧縮ガス供給システムにおいて、前記圧
縮ガス供給ラインの近傍に熱源が1ヶ所以上ある場合
に、当該熱源をエネルギ源とするスターリング機関を駆
動源とする他のガス圧縮装置を前記熱源近傍に配設し、
当該他のガス圧縮装置により圧縮されたガス前記圧縮
ガス供給ラインへ供給し、少なくともその1つが熱駆動
である複数のガス圧縮装置で圧縮ガスを供給するように
した。
【0019】つまり、工場や病院、各種プラント等で
は、例えば、図2示すように、メイン圧縮装置から供給
される圧縮ガスを各箇所(各使用先。なお、使用先は単
一であっても構わない)において使用できるように、圧
縮ガス供給ラインをはりめぐらしているが、このような
場合に、その圧縮ガス供給ラインの近傍に温泉水や地熱
や廃熱等の熱源がある場合には、かかる廃熱等の発生箇
所に、温泉水や地熱や廃熱等をエネルギ源とするスター
リング機関を駆動源とする他のガス圧縮装置を配設し、
当該他のガス圧縮装置により圧縮されたガス前記圧縮
ガス供給ラインに供給してやるようにすれば、地熱や廃
熱等を有効利用しながら、圧縮ガス供給ラインの内圧低
下を抑制できると共に、例えばメイン圧縮装置等の小型
化、エネルギ消費量の低減等を図ることが可能となる。
【0020】言い換えると、地熱や廃熱等の熱源は、電
気や化石燃料や天然ガス等のエネルギ源に比べ、輸送や
貯蔵等することが困難で、有効に活用できていないのが
現状であるが、本発明のように構成すれば、地熱や廃熱
等の熱源を有効に活用した圧縮ガス供給システムを提供
することができる。請求項8に記載の発明では、前記熱
源をエネルギ源とするスターリング機関を駆動源とする
ガス圧縮装置が、請求項1〜請求項6の何れか1つに記
載のガス圧縮装置であることとした。
【0021】かかる構成とすれば、請求項7に記載の発
明の作用効果を奏することができるうえに、請求項1〜
請求項6に記載の発明の作用効果も同時に奏することが
可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付の図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の
実施形態におけるガス圧縮装置1の断面図であり、全体
構成を示すものである。本実施形態におけるガス圧縮装
置1に使用するスターリング機関2は、バッファ空間3
を有するものであれば、ディスプレーサー型スターリン
グ機関やα型スターリング機関等の何れの型式のスター
リング機関であって良いが、図1では、一例としてディ
スプレーサー型スターリング機関で示してある。
【0023】このディスプレーサー型スターリング機関
2は、公知のものでよく、クランク軸5に連結されたデ
ィスプレーサー6(ディスプレーサーには通常ピストン
リングが介装される)の往復動を介して、ガス4(作動
ガスとして機能)を加熱器H、再生器R、冷却器C間を
移動させて、ガス4(作動ガス)の圧力を変化させるこ
とで、パワーピストン7(パワーピストンには通常ピス
トンリングが介装される)からクランク軸5を介して動
力を取り出すようになっている。
【0024】ところで、本実施形態では、図1に示した
ように、パワーピストン7のピストン背面を覆って、バ
ッファ空間3を造り出すための圧力容器(バッファタン
ク)8が配設される。なお、該圧力容器8からは、軸シ
ール9等を介してクランク軸5の端部が外部へ取り出さ
れている。この圧力容器8には、圧縮ガス導入通路11
を介して、後述するコンプレッサ10により昇圧された
ガス4が導入され、これにより圧力容器8内のガス4
(作動ガスとして機能)の平均圧力Pm(所謂バッファ
圧力)を高めることができるようになっており、以って
出力の増大や燃費の向上等を大幅に図ることができ、延
いては温泉水や地熱、廃熱等の低温な熱源(例えば10
0°C程度)でも運転可能となっている。
【0025】前記コンプレッサ10は、スターリング機
関2のクランク軸5にカップリング(軸継手)18等を
介して連結されたクランク軸13を介して、ピストン1
2(ピストンには通常ピストンリングが介装される)を
往復動させることで、ガス4をシリンダ14内に吸入し
て圧縮する。具体的には、ピストン12の下降時にシリ
ンダ14内の負圧を利用して一方向弁15を開弁してシ
リンダ14内にガス4を吸入する。そして、ピストン1
4の上昇時(圧縮時)に、一方向弁15を閉弁してシリ
ンダ14内のガス4を圧縮し、所定圧力で開弁する一方
向弁16を介して、圧縮したガス4を圧縮ガス供給通路
17へ吐出するようになっている。但し、本実施形態に
おいては、コンプレッサ10は、上述したような往復動
式のもの(容積式のもの)に限定されるものではなく、
回転式(容積式及び非容積式)等のコンプレッサとする
ことも可能である。
【0026】なお、前記圧縮ガス供給通路17は、図1
に示すように、2股に分岐しており、前記圧縮ガス導入
通路11を介して、圧力容器8に連通される一方、他の
供給先(ガス圧縮装置としての本来の供給先)へ圧縮ガ
ス4を供給できるようになっている。かかる構成を備え
たガス圧縮装置1によれば、以下のような作用効果を奏
することができる。
【0027】即ち、 (i) スターリング機関2を始動させると、コンプレッサ
10の作動により、ガス4が圧縮されて圧縮ガス供給通
路17へ吐出される。すると、圧縮ガス導入通路11を
介して、自動的に圧力容器8内へ、圧縮されたガス4が
導入されるので、スターリング機関2のガス4(作動ガ
スとして機能する)の平均圧力Pm(所謂バッファ圧)
を所定の圧力まで高められることになる。
【0028】これにより、外部からバッファ空間3(圧
力容器8内)に高圧なガス4を充填するという面倒な処
理を排除することができる。また、スターリング機関2
の出力の増大や燃費の向上等を図ることができ、延いて
は温泉水や地熱、廃熱等の低温な熱源(例えば100°
C程度)でもスターリング機関2延いてはガス圧縮装置
1を運転させることができることになる。
【0029】(ii) しかも、スターリング機関1が運転
されガス圧縮装置1が運転されている限り、常に、バッ
ファ空間3(圧力容器8内)に高圧なガス4を補充可能
であるから、従来のような経時的なバッファ空間内圧の
低下を回避することができ、メンテナンスフリーとする
ことができる。また、これに伴い、従来に較べて、バッ
ファ空間3を高度な密閉構造としなくて済むので、技術
的、コスト的に極めて有利なものとなる。
【0030】(iii) 更に、コンプレッサ10やその駆動
源(動力源)であるスターリング機関2や圧縮ガス供給
通路17を含めた圧縮ガス供給システムの全体として考
えた場合、前記バッファ空間3(圧力容器8)を、圧縮
ガス4の貯蔵空間として機能させることができるから、
前記バッファ空間3(圧力容器8)を、ガス圧縮装置と
しての本来のガス供給先での安定したガス供給を達成す
るため等に必要なレシーバータンク(ガス蓄圧室)とし
て利用できることになる。
【0031】即ち、本実施形態によれば、圧縮ガス供給
システム内に別個にレシーバータンクを設ける必要がな
いので、システムの小型化、低コスト化等を促進するこ
とができる。 (iv) 加えて、例えば、工場や病院、各種プラント等で
は、図2示すように、メイン圧縮装置100(電気駆動
コンプレッサや内燃機関駆動コンプレッサ、或いは熱源
等を駆動源とするスターリング機関駆動コンプレッサ
等)から供給される圧縮ガスを各箇所(各使用先)A〜
H等において使用できるように、圧縮ガス供給ライン2
00をはりめぐらしている(なお、使用先は単一であっ
ても構わない)。
【0032】この一方、前記バッファ空間3を有するス
ターリング機関2を駆動源とするガス圧縮装置1は、温
泉水や地熱や廃熱等の低温な熱源を利用して運転可能な
ことから、廃熱等の発生箇所(例えば、Gの位置)に、
当該ガス圧縮装置1を配設し、該ガス圧縮装置1の圧縮
ガス供給通路17を、圧縮ガス供給ライン200に接続
するようにすれば、圧縮ガス供給ライン200へ圧縮ガ
スを供給することができるので、地熱や廃熱等を有効利
用しながら、圧縮ガス供給ライン200の内圧低下を抑
制できると共に、メイン圧縮装置100の小型化、エネ
ルギ消費量の低減等を図ることが可能となる。
【0033】なお、地熱や廃熱等の熱源は、電気や化石
燃料や天然ガス等のエネルギ源に比べ、輸送や貯蔵等す
ることが困難で、有効に活用できていないのが現状であ
るが、本実施形態のように、熱源をエネルギ源とするス
ターリング機関2を使用したガス圧縮装置1によれば、
地熱や廃熱等の熱源を有効に活用することができる。と
ころで、メイン圧縮装置100は、熱源をエネルギ源と
したスターリング機関を駆動源(動力源)とするガス圧
縮装置とすることも可能である。
【0034】なお、バッファ空間3を備えずとも、地熱
や廃熱等の低温熱源をエネルギ源とするスターリング機
関を駆動源とするガス圧縮装置を、地熱や廃熱等の熱源
のあるところに配設し、当該ガス圧縮装置から前記圧縮
ガス供給ライン200へ圧縮ガスを供給するようにする
ことは、新たな圧縮ガス供給システムとして有効なもの
である。
【0035】即ち、かかる地熱や廃熱等の低温熱源をエ
ネルギ源とするスターリング機関を駆動源とするガス圧
縮装置を、地熱や廃熱等の熱源のあるところに配設し、
当該ガス圧縮装置から前記圧縮ガス供給ライン200へ
圧縮ガスを供給するようにすることも、発明の範囲であ
る。 (v) ガス4は、例えば、流動抵抗が小さい分子量の小さ
なヘリウムや水素などを用いることができるが、本実施
形態にかかるスターリング機関2にあっては、ガス4と
して大気を用いても十分な出力を取り出せることができ
る。なお、ガス4を大気とすれば、ガス漏れ等があって
も危険性がなく、また極めて入手容易で費用が掛からな
いと共に、本実施形態にかかるガス圧縮装置の適用可能
性を大幅に拡大することができる。
【0036】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。第2の実施形態におけるガス圧縮装置1Aは、
図3に示すような構成となっている。なお、第1の実施
形態におけるガス圧縮装置1と同一の構成要素について
は同一の符号を付して説明を省略することとし、第1の
実施形態におけるガス圧縮装置1と構成が異なる部分に
ついてのみ説明することとする。
【0037】即ち、第2の実施形態にかかるガス圧縮装
置1Aでは、図3に示したように、コンプレッサ10A
のピストン12を往復動させるためのクランク軸が、ス
ターリング機関2のクランク軸5と共通化されており、
第1の実施形態において説明したコンプレッサ10のク
ランク軸13が省略されている。そして、ピストン12
とクランク軸5とを連結するピストンロッド19は、公
知の機構Xを介して、図中上下方向にのみ運動(即ち、
往復動)するように構成されている。
【0038】なお、ピストンロッド19と、圧力容器8
と、の間には、圧力容器8の気密性を確保すべく、軸シ
ール等が介装されている。かかる構成とすれば、第1の
実施形態における作用効果、即ち、上記(i)〜(v)
に記載の作用効果を奏することができるうえに、ガス圧
縮装置の構成の簡略化を一層促進することができる。
【0039】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。第3の実施形態におけるガス圧縮装置1Bは、
図4に示すような構成となっている。なお、第1の実施
形態におけるガス圧縮装置1と同一の構成要素について
は同一の符号を付して説明を省略することとし、第1の
実施形態におけるガス圧縮装置1と構成が異なる部分に
ついてのみ説明することとする。
【0040】即ち、第3の実施形態にかかるガス圧縮装
置1Bでは、図4に示したように、コンプレッサ10B
のピストン12を往復動させるためのピストンロッド2
0が、スターリング機関2のディスプレーサ6を往復動
させるためのピストンロッドと共通化されており、第1
の実施形態において説明したコンプレッサ10のクラン
ク軸13や第2の実施形態において説明した機構Xが省
略されている。
【0041】なお、ピストンロッド20と、圧力容器8
と、の間には、圧力容器8の気密性を確保すべく、軸シ
ール等が介装される。かかる構成とすれば、第1の実施
形態における作用効果、即ち、上記(i)〜(v)に記
載の作用効果を奏することができるうえに、ガス圧縮装
置の構成の簡略化を、更に一層促進することができる。
つまり、コンプレッサ10B用のクランク軸と、クラン
ク軸の回転運動をピストン12の往復運動に変換するた
めの機構Xと、を省略することができる。
【0042】つづけて、本発明の第4の実施形態につい
て説明する。第4の実施形態におけるガス圧縮装置1C
は、図5に示すような構成となっている。なお、第1の
実施形態におけるガス圧縮装置1と同一の構成要素につ
いては同一の符号を付して説明を省略することとし、第
1の実施形態におけるガス圧縮装置1と構成が異なる部
分についてのみ説明することとする。
【0043】即ち、第4の実施形態にかかるガス圧縮装
置1Cでは、図5に示したように、コンプレッサ10C
のピストン12を往復動させるためのピストンロッド2
0が、第3の実施形態と同様、スターリング機関2のデ
ィスプレーサ6を往復動させるためのピストンロッドと
共通化されていると共に、更に、コンプレッサ10Cの
シリンダ14Cの下端部が、外気と遮断されつつバッフ
ァ空間3(圧力容器8内)に開口するように取り付けら
れている。
【0044】そして、第1の実施形態において説明した
コンプレッサ10のクランク軸13や第2の実施形態に
おいて説明した機構Xが省略されていると共に、第3の
実施形態においてピストンロッド19と圧力容器8との
間に介装されていた軸シール等が省略されている。かか
る構成とすれば、第1の実施形態における作用効果、即
ち、上記(i)〜(v)に記載の作用効果を奏すること
ができるうえに、ガス圧縮装置の構成の簡略化を、更に
一層促進することができる。つまり、コンプレッサのク
ランク軸や、クランク軸の回転運動をピストン12の往
復運動に変換するための機構Xや、軸シール等を省略す
ることができる。
【0045】しかも、コンプレッサ10Cのシリンダ1
4Cの下端部が、外気と遮断されつつバッファ空間3
(圧力容器8内)に開口するので、ピストン12の背面
(図5においてピストン12の下側面)に、高圧なガス
4を作用させることができるので、背圧増大によりコン
プレッサ10Cのピストン12とシリンダ14との間隙
(通常ピストン12にはピストンリングが介装される)
からのガス4の漏れ量を低減することができるので、コ
ンプレッサ10Cの圧縮効率を向上させることが可能と
なる。
【0046】また、コンプレッサ10Cのピストン12
とシリンダ14との間隙(通常ピストン12にはピスト
ンリングが介装される)からのガス4の外部への漏れを
削減できるので、騒音の低減や、使用するガスの種類に
よっては、ガス漏れによる危険性がある場合があるが、
このような危険性を回避することが可能となる。ところ
で、上記各実施形態では、ディスプレーサ型スターリン
グ機関について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、α型(L型)スターリング機関にも適用
できるものであり、この場合には、前記各実施形態で説
明したディスプレーサ6は、α型(L型)スターリング
機関における作動ガスの圧力変化をクランク軸から出力
として取り出すためのピストンに相当するものと考える
ことができるものである。
【0047】
【発明の効果】請求項1に記載の発明にかかるガス圧縮
装置によれば、かかる構成とすれば、以下のような効果
を奏することができる。即ち、スターリング機関を始動
させると、自動的にバッファ空間に圧縮ガスを供給(導
入)できることになるので、外部からバッファ空間に高
圧なガスを充填するという面倒な処理を排除しつつ、ス
ターリング機関の作動ガスの平均圧力Pm(所謂バッフ
ァ圧)を所定の圧力まで自動的に高めることができる。
つまり、外部からバッファ空間に高圧な作動ガスを充填
するという面倒な処理を排除しながら、スターリング機
関の出力の増大や燃費の向上等を図ることができる。
【0048】しかも、スターリング機関が運転されガス
圧縮装置が運転されている限り、常に、バッファ空間に
圧縮ガスを補充可能であるから、従来のような経時的な
バッファ空間内圧の低下を回避することができ、メンテ
ナンスフリーとすることができる。また、これに伴い、
従来に較べて、バッファ空間を高度な密閉構造としなく
て済むので、技術的、コスト的に極めて有利なものとす
ることができる。
【0049】更に、前記バッファ空間は圧縮ガス供給通
路と連通されるので、前記バッファ空間を圧縮ガスの貯
蔵空間として機能させることができるから、前記バッフ
ァ空間を、ガス圧縮装置としての本来のガス供給先での
安定したガス供給を達成するため等に必要なレシーバー
タンクとして利用できることになる。換言すれば、圧縮
ガス供給システム内に別個にレシーバータンクを設ける
必要がないので、システムの小型化、低コスト化等を促
進することができる。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様の効果を奏することができることに
加えて、スターリング機関のクランク軸回転を利用し
て、一般的かつ構成が簡単で信頼性の高い往復運動式圧
縮機を運転させることができるので、本装置の信頼性を
高く維持しながら構成の簡略化延いては低コスト化を促
進することができる。
【0051】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様の作用効果を奏することができるこ
とに加えて、スターリング機関のクランク軸を、そのま
ま往復運動式圧縮機のクランク軸として共用するので、
往復運動式圧縮機のクランク軸を省略することができ、
以って本装置の信頼性を高く維持しながら構成の簡略化
延いては低コスト化を、一層、促進することができる。
【0052】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様の効果を奏することができることに
加えて、スターリング機関の往復動部の往復運動で、往
復運動式圧縮機の往復動部を往復運動させるので、往復
運動式圧縮機のクランク軸や、クランク軸回転運動を往
復運動式圧縮機の往復動部に変換するための機構等を省
略することができる。従って、本装置の信頼性を高く維
持しながら構成の簡略化延いては低コスト化を、より一
層、促進することができる。
【0053】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様の効果を奏することができることに
加えて、前記往復運動式圧縮機のピストン背面に、高圧
なガスを作用させることができるので、背圧増大により
前記往復運動式圧縮機のピストンとシリンダとの間隙か
らのガス漏れ量を低減することができるので、前記往復
運動式圧縮機の圧縮効率を向上させることができる。ま
た、外部へのガス漏れも低減できるので、騒音の低減
や、使用するガスの種類によっては、ガス漏れによる危
険性がある場合があるが、このような危険性を回避する
ことができる。
【0054】請求項6に記載の発明によれば、ガス漏れ
等があっても危険性がなく、また極めて入手容易で費用
が掛からないと共に、本発明にかかるガス圧縮装置の適
用可能性を大幅に拡大することができる。請求項7に記
載の発明にかかる圧縮ガス供給システムによれば、地熱
や廃熱等の熱源を有効に活用した圧縮ガス供給システム
を提供することができる。
【0055】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
に記載の発明の効果を奏することができるうえに、請求
項1〜請求項6に記載の発明の効果も同時に奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるガス圧縮装置
の全体構成図。
【図2】同上実施形態におけるガス圧縮装置を含む圧縮
ガス供給システムの全体構成図。
【図3】本発明の第2の実施形態にかかるガス圧縮装置
の全体構成図。
【図4】本発明の第3の実施形態にかかるガス圧縮装置
の全体構成図。
【図5】本発明の第4の実施形態にかかるガス圧縮装置
の全体構成図。
【図6】従来のディスプレーサー型スターリング機関の
構成図。
【図7】従来のα型(L型)スターリング機関の構成
図。
【符号の説明】
1 ガス圧縮装置 2 スターリング機関 3 バッファ空間 4 ガス(作動ガス) 5 クランク軸 6 ディスプレーサ 7 パワーピストン 8 圧力容器 9 軸シール 10 コンプレッサ 11 圧縮ガス導入通路 12 ピストン(コンプレッサ用) 13 クランク軸(コンプレッサ用) 14 シリンダ(コンプレッサ用) 15 一方向弁(吸気側) 16 一方向弁(吐出側) 17 圧縮ガス供給通路 C 冷却器 R 再生熱交換器 H 加熱器 100 メイン圧縮装置 200 圧縮ガス供給ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02G 1/053 F04B 17/05 F04B 23/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッファ空間を含んで構成されるスターリ
    ング機関を駆動源とするガス圧縮装置であって、 外部から吸入し圧縮したガスを使用先へ供給するための
    圧縮ガス供給通路から、圧縮ガスの一部を前記バッファ
    空間へ導くようにしたことを特徴とするガス圧縮装置。
  2. 【請求項2】前記ガス圧縮装置が、往復運動式圧縮機を
    介してガスを圧縮することを特徴とする請求項1に記載
    のガス圧縮装置。
  3. 【請求項3】前記往復運動式圧縮機のクランク軸を、前
    記スターリング機関のクランク軸と共用化したことを特
    徴とする請求項2に記載のガス圧縮装置。
  4. 【請求項4】前記往復運動式圧縮機の往復動部を、前記
    スターリング機関の往復動部の往復運動を介して往復運
    動させることを特徴とする請求項2に記載のガス圧縮装
    置。
  5. 【請求項5】前記往復運動式圧縮機のピストン背面を、
    前記スターリング機関のバッファ空間に臨ませたことを
    特徴とする請求項2または請求項3に記載のガス圧縮装
    置。
  6. 【請求項6】前記ガス圧縮装置が、空気圧縮装置である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1つに記
    載のガス圧縮装置。
  7. 【請求項7】ガス圧縮装置と、このガス圧縮装置から離
    間した圧縮ガス供給先へ圧縮ガスを供給するための圧縮
    ガス供給ラインと、を含んで構成される圧縮ガス供給シ
    ステムにおいて、 前記圧縮ガス供給ライン の近傍に熱源が1ヶ所以上ある
    場合に、当該熱源をエネルギ源とするスターリング機関
    を駆動源とする他のガス圧縮装置を前記熱源近傍に配設
    し、当該他のガス圧縮装置により圧縮されたガス前記
    圧縮ガス供給ラインへ供給し、少なくともその1つが熱
    駆動である複数のガス圧縮装置で圧縮ガスを供給するよ
    うにしたことを特徴とする圧縮ガス供給システム。
  8. 【請求項8】前記熱源をエネルギ源とするスターリング
    機関を駆動源とするガス圧縮装置が、請求項1〜請求項
    6の何れか1つに記載のガス圧縮装置であることを特徴
    とする請求項7に記載の圧縮ガス供給システム。
JP24863297A 1997-09-12 1997-09-12 ガス圧縮装置及び圧縮ガス供給システム Expired - Fee Related JP3344932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24863297A JP3344932B2 (ja) 1997-09-12 1997-09-12 ガス圧縮装置及び圧縮ガス供給システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24863297A JP3344932B2 (ja) 1997-09-12 1997-09-12 ガス圧縮装置及び圧縮ガス供給システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1182295A JPH1182295A (ja) 1999-03-26
JP3344932B2 true JP3344932B2 (ja) 2002-11-18

Family

ID=17181009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24863297A Expired - Fee Related JP3344932B2 (ja) 1997-09-12 1997-09-12 ガス圧縮装置及び圧縮ガス供給システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3344932B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10335518A1 (de) * 2003-07-31 2005-02-24 Manfred Arno Alfred Thornhill Lupke Vorrichtung zur Herstellung eines doppelwandigen thermoplastischen Rohrs mit einer Rohrmuffe
JP5816106B2 (ja) * 2012-01-24 2015-11-18 一般財団法人電力中央研究所 発電装置及び発電方法
JP6624687B2 (ja) * 2014-01-29 2019-12-25 ヌオーヴォ ピニォーネ ソチエタ レスポンサビリタ リミタータNuovo Pignone S.R.L. スターリングエンジンを有する圧縮機トレイン
RU2673954C2 (ru) * 2014-01-31 2018-12-03 Нуово Пиньоне СРЛ Поршневой мотор-компрессор с интегрированным двигателем стирлинга
JP2017505877A (ja) * 2014-01-31 2017-02-23 ヌオーヴォ ピニォーネ ソチエタ レスポンサビリタ リミタータNuovo Pignone S.R.L. 圧縮天然ガスシステムおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1182295A (ja) 1999-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6790027B2 (ja) 高効率線形燃焼機関
US7581393B2 (en) Stirling engine
CN102094708B (zh) 自冷回热式活缸式燃料-空气发动机
US20090179424A1 (en) Internal combustion engine driven turbo-generator for hybrid vehicles and power generation
KR102285733B1 (ko) 자유 피스톤 엔진
WO2012042272A2 (en) Shaft seals and burner loops
US11859494B2 (en) Combined circulating system of micro gas turbine, transportation means and charging system
JP3344932B2 (ja) ガス圧縮装置及び圧縮ガス供給システム
US20130269632A1 (en) Compressed air energy storage systems with split-cycle engines
JPS60219438A (ja) スタ−リング機関
JP2020529550A (ja) 効率的熱回収エンジン
JP3580091B2 (ja) ランキンサイクルにおけるコンデンサ
JP3134115B2 (ja) スターリング機関
FI114113B (fi) Ulkopalamismoottori
US3716988A (en) Pressure translating apparatus and process
CN209942937U (zh) 一种一周二室循环式盘式发动机
CN219974645U (zh) 内置压气装置的自由活塞斯特林发电系统
CN213869974U (zh) 冷媒汽压差发动机
GB2546423A (en) Energy generation systems
RU5825U1 (ru) Насос бензиновый для двигателя внутреннего сгорания
JPH03202662A (ja) 熱機関
CN104421042A (zh) 带内平衡阀的超临界流体单缸内驱动外燃热机发电装置
JP2002147262A (ja) 往復動式内燃機関
JP2009092079A (ja) スターリングエンジン
JPH11141348A (ja) クランクレスエンジン

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100830

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110830

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110830

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120830

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120830

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130830

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees