JP3343989B2 - 文書検索方法 - Google Patents

文書検索方法

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JP3343989B2
JP3343989B2 JP11437693A JP11437693A JP3343989B2 JP 3343989 B2 JP3343989 B2 JP 3343989B2 JP 11437693 A JP11437693 A JP 11437693A JP 11437693 A JP11437693 A JP 11437693A JP 3343989 B2 JP3343989 B2 JP 3343989B2
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純一 東野
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秀子 鍵政
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数文書から、文字列
を指定して文書の部分を対象として検索する機能を複数
のユーザが予め指定した内容に基づいて一括して検索す
る文書検索方法に係り、特に複数の検索条件中に同一の
キーワードが出現する場合に、検索処理に要する時間を
短縮するのに好適な文書検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、特許CD-ROM公開公報の内、公開
特許公報の内容の一例である。これは実際にはSGMLと呼
ばれる、構造化文書の形式で記録されており、例えば<
書誌的事項>という構造単位の中には、発行国、公報種
別、公開日、発明の名称、国際特許分類第5版、審査請
求、請求項の数、全頁数、出願番号、出願日、出願人、
発明者、代理人、等の項目が含まれている。また<要約>
という構造単位の中には、構成、効果、等の項目が含ま
れている。また<特許請求の範囲>という構造単位の中に
は請求項が含まれている。また<発明の詳細な説明>とい
う構造単位の中には、産業上の利用分野、従来の技術、
発明が解決しようとする課題、課題を解決するための手
段、作用、実施例、発明の効果、等の項目が含まれてい
る。また<図面の簡単な説明>という構造単位の中には、
各図の説明文が含まれている。これらは構造化されてい
る一つの文書となっている。これまでの説明で、<書誌
的事項>、<要約>、<特許請求の範囲>、<発明の詳細な説
明>、<図面の簡単な説明>、等は、構造上の上位の項
目、それに含まれる発行国、公報種別、公開日、発明の
名称、国際特許分類第5版、審査請求、請求項の数、全
頁数、出願番号、出願日、出願人、発明者、代理人、構
成、効果、請求項、産業上の利用分野、従来の技術、発
明が解決しようとする課題、課題を解決するための手
段、作用、実施例、発明の効果、各図の説明文、等は、
構造上の下位の項目である。例えば公開特許公報を例に
取った場合、このようば文書の集合体が、随時発行され
る。
【0003】この随時発行されるものの中から、所望の
条件を満たす文書を検索する場合を考える。例えば図2
に例示するような検索条件で、「産業上の利用分野」に
「特許文書検索」または「検索条件式」という語が含ま
れており、かつ「従来の技術」に「構造化」という語が
含まれており、国際特許分類コードにG06Fを含むものを
検索する場合、図2(a)に示すような検索条件を予め
登録しておいて、文書が発行される度に、その発行され
た文書に対しユーザと対話することなく所定の検索処理
を行なった後に、図2(b)に示すような検索結果を、
電子メール等の手段で通知したり、端末に自動表示した
りする方法を、予約検索という。予約検索では、多数の
ユーザが多様な検索条件を登録する可能性がある。ま
た、対話的に情報を検索する場合に比較して、予約検索
の場合には、検索条件に該当するものが非常に多数あっ
た場合には、ユーザが受けとった結果をすべて見ること
ができない、といった問題がある。
【0004】従来の情報検索方法においては、複数のユ
ーザや多様なキーワードに対応しているものであって
も、上記で説明したような構造化文書への対応、また予
約検索に配慮したものはなかった。なお、複数文書の検
索において、複数ユーザによる要求を一括処理する方法
の一例としては特願平04−63064号がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば対象とする文書
を特許文書とした場合、文書中の項目には、例えば以下
のような包含関係がある。
【0006】 従来技術においては、例えば「産業上の利用分野」に
「コンピュータ」と書いてあり、かつ「従来の技術」に
「通信」と書いてある文書の検索や、「発明の詳細な説
明」全体に「考案」と書いてあり、かつその中の「従来
の技術」に「実用新案」と書いていない文書の検索、等
の、包含関係にある項目に対応した検索、あるいは項目
名と検索キーワードの組合せにおいて、包含関係にある
階層の混在した検索等に対応できるものではなかった。
【0007】本発明の目的は、文書中の項目が階層的に
構成されていても、各階層に対応した検索キーワードの
指定が可能であり、かつ複数ユーザによる利用が可能
な、文書検索方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、具体的な一形態として、文書を単位部分(項目単
位)に読み出す手段を設け、検索条件に記述されている
項目名に対応したエントリを持つテーブルを構成する。
このテーブルには、検索対象のキーワード、それを指定
したユーザ名称、該当する項目名とキーワードに対応す
る論理演算子等を書き込む。同じ項目名に同じキーワー
ドを指定した検索条件が複数件存在するときには、キー
ワードのエントリは一つにまとめ、そこから発するポイ
ンタにより、その要求元を識別する。複数の検索条件の
中で、指定している項目名が包含関係にあるときには、
その下位のものをテーブルのエントリとする。複数ユー
ザによる検索条件が一つも指定していない項目名は、テ
ーブルには現れない。一つの検索要求中に、論理演算が
指定されている場合には、一つの文書に対する検索がす
べて終了する度に、一括して論理演算を行う。
【0009】
【作用】検索条件に記述されている項目名に対応したエ
ントリを持つテーブルを構成し、これに従って、文書
の、このテーブルに記述されている項目名に対応する部
分だけを順次読み出すことにより、文書中の検索対象と
ならない部分に対する検索処理を行うことが不要とな
る。また、複数の検索条件中に、同一の項目名と同一の
キーワードが記述されている場合には、これを一つにま
とめて検索を行うため、検索条件を逐次処理する場合に
比較し、処理時間が短縮できる。また、一つの検索要求
中に、論理演算が指定されている場合に、一つの文書に
対する検索がすべて終了する度に、一括して論理演算を
行うことにより、上記一括処理の効果をより一層高める
ことができる。
【0010】
【実施例】本発明の第1の実施例を図3から図9を用い
て説明する。図3は、本発明の一実施例によるシステム
構成図であり、図4は、予約検索処理の概念を示す図で
あり、図5は、検索処理の流れを示す図であり、図6
は、文書中の項目の包含関係を示す図であり、図7は、
検索条件の一例であり、図8は、検索条件の書き換えに
関する図であり、図9は、検索条件を木構造で表した図
である。
【0011】図3で、計算機202の上で動作する所定
のユーザインタフェースプログラムにより、ユーザの検
索条件が受け付けられる。ここで、扱う文書の項目は、
図6に示すように構成されているものとする。すなわ
ち、文書は項目名1と項目名2の2つからなり、これら
は各々サブ項目名1−1、1−2、1−3、およびサブ
項目名2−1、2−2、2−3、2−4から構成されて
いる。ここでは、ユーザが2名の場合を想定して説明を
進める。このとき、ユーザの検索条件は、例えば図7
(a)に示すようなものである。ここでは、ユーザ1
は、「サブ項目名1−1にkwAというキーワードを含
み、かつサブ項目名1−3にkwBというキーワードを
含み、かつサブ項目名2−1にkwCというキーワード
を含み、かつサブ項目名2−3にkwBというキーワー
ドを含む文書を探し出す」、ユーザ2は、「項目名1に
kwAというキーワードを含み、かつサブ項目名2−3
にkwCというキーワードを含む文書を探し出す」とい
う検索条件である。このとき、図7(b)に示すような
形式で、キーワードを検索条件ファイルに記述する。先
頭にユーザ名として、例えばuserはユーザである、
というように記述する。そしてユーザ1の検索条件は4
つの検索条件の論理和に分解することができるので、こ
の分解した検索条件をsetという語で表すことにすれ
ば、set(1)として「サブ項目名1−1にkwAと
いうキーワードを含む」という一つの検索条件を定義
し、以後、同様にset(2)、set(3)、set
(4)を定義する。その上で、4つの検索条件を合わせ
た最終的な検索条件の条件式をsupersetという
語で表すことにすれば、論理演算記号を用いて、式61
に示すように記述する。ユーザ2の要求も、同様にse
t(a)、set(b)、式62で示すsuperse
tのようになる。
【0012】上記検索条件は、図3のネットワーク21
0を介して計算機203の処理装置2031の上で動作
する検索処理プログラムにユーザの検索条件が送られ、
これはファイル2032に「ユーザ毎検索条件ファイ
ル」として格納される。
【0013】処理装置2031の上で動作する検索処理
は、一般にSDI(Selective Dissemination of Infor
mation)、または予約検索と呼ばれるものである。この
処理について図4を用いて説明する。文書ファイル31
を読み込み、検索条件331や332に基づいて処理3
2を行い、その結果として、該当する文書番号のリスト
を検索結果リスト341や342として出力する。
【0014】処理32の流れを、図5を用いて説明す
る。先ず最初に、前処理41として、検索条件、検索条
件式の解析処理を行う。文書の項目の構成とその包含関
係を示す、上記で図6を用いて説明したような関係を、
表として保持し、解析する。この処理につき図8を用い
て説明する。ユーザからの検索条件は、図7に示したよ
うなものであり、これを見ると、ユーザ2の検索条件中
にある、項目名1は、ユーザ1の検索条件中にあるサブ
項目名1−1、1−2、1−3を包含するものであるこ
とがわかる。このとき、図8(a)にも示したユーザ2
の検索条件を、図8(b)に示すように、すなわち下位
の項目名に対する検索条件に書き換える。このとき、s
et(a)として記述した検索条件は、set(a
1)、set(a2)、およびset(a3)の論理和
に分解される。一方、set(b)に関しては、他の検
索条件に書かれている項目名と包含関係がある項目を指
定していないので、そのままである。さらに、これに伴
い、検索条件式である、supersetも、set
(a1)、set(a2)、およびset(a3)を用
いたものに書き換える。
【0015】この後、図9(a)に示すような木構造の
リストを生成する。ここでは、検索条件は上で説明して
きたものとする。ユーザ1とユーザ2の検索条件中に同
じキーワード、ここでは例えばkwAが含まれていると
きには、これを一つのエントリにまとめる。そして、ど
の検索条件中にも出現しない項目に関しては、これをリ
ストから外す。こうすることで、最初から読み出す必要
のない項目を縮退させる。また図9(a)に示すような
リストと同時に、図9(b)に示すような、論理演算表
も生成する。81、82、83、84、85、86、8
7は、各々、該当する項目中に対応するキーワードが存
在していたときに「真」を記録するためのフラグであ
る。ここまでが、実際の検索に先立つ前処理である。
【0016】検索処理42においては、処理421にお
いて、図3に示した文書読みだしサーバ31から、順次
文書を一つずつ読み出す。そして、図9に示した各項目
に各々のキーワードが含まれているか否かを検査する。
含まれていた場合には、81から87までの各フラグを
「真」に、含まれていない場合には、「偽」をセットす
る。その後、処理422にて図9(b)の論理演算表に
従って論理演算を行い、この結果はフラグ801および
802にセットする。この演算結果が「真」の場合に
は、結果ファイル2033に341あるいは342、も
しくは両方に、今読み込んだ文書番号、もしくは文書I
Dを書き込む。一つの文書の処理はこれで終了し、処理
423では次の文書の読み込みの準備を行う。
【0017】後処理43では、検索処理が終了したこと
をユーザに通知したり、実際に検索結果を送付したりす
る。
【0018】本実施例によれば、複数の検索条件に対
し、文書中の必要最小限の単位だけをきめ細かく読み込
んで検索を行うため、その結果として検索処理全体の処
理時間を短縮することができるという効果がある。また
本実施例によれば、複数の異なる検索条件において、同
一の項目に対する同一のキーワードが指定されていた場
合に、それに対する検索処理は1回で済むため、その結
果として検索処理全体の処理時間を短縮することができ
るという効果がある。
【0019】なお、ユーザがn人である場合にも、上記
で説明した方法がそのまま適用できる。
【0020】本発明の第2の実施例について図を用いて
説明する。システム構成は、上記第1の実施例にて説明
したものと同様である。図10(a)は、検索条件の一
例を示す図である。ここでは、2名のユーザによる利用
を想定している。各々のユーザは、その検索条件中に、
「グループ」と称して、複数の検索単位を指定すること
ができる。ここでは、ユーザ1の検索条件としては、グ
ループAで「項目名1にkwAというキーワードを含
み、項目名2にkwAというキーワードを含む集合の中
から、項目3にkwBというキーワードを含むものを除
いたもの」、グループBで「項目名2にkwAというキ
ーワードを含むもの」、ユーザBの検索条件として、グ
ループAで「項目名1にkwAというキーワードを含む
もの」というものを指定している。この検索条件に対す
る出力は、図10(c)に示すようなものになる。すな
わち、一人のユーザが独立した複数の検索条件ができ、
結果も独立したものとして得ることができる。図10
(b)は、図10(a)の検索条件を木構造で表し、特
に論理演算子を組み入れた図である。上記実施例1と同
様なリスト形式の先に、ユーザ名、そのユーザの指定し
たグループ名、対応する項目名とキーワードに対応する
論理演算子、対応する論理演算式へのポインタ、他に同
じ項目名とキーワードに対応するユーザまたはグループ
が存在するときには、そこへのポインタからなるリスト
を結合する。ここで、ポインタに関しては、該当するも
のが無い場合には、図中には斜線で示した「空」または
「null」を記入する。「項目名1にkwAというキ
ーワードが含まれる」という検索条件は、ユーザ1のグ
ループAとユーザ2のグループAに共通であるため、こ
れを連結したリストとして、「項目名2にkwAという
キーワードが含まれる」という検索条件は、ユーザ1の
グループAとユーザ1のグループBに共通であるため、
これを連結して、「項目名3にkwBというキーワード
が含まれる」という検索条件は、これはユーザ1のグル
ープAとして独立しているため、単独の、各々リストを
構成し、各々に対応する演算子を記入する。すなわち、
「項目名1にkwAというキーワードが含まれる」とい
う検索条件は、ユーザ1のグループAでは論理和
(+)、ユーザ2のグループAでも論理和(+)、「項
目名2にkwAというキーワードが含まれる」という検
索条件は、ユーザ1のグループAでは論理和(+)、ユ
ーザ1のグループB(+)でも論理和、「項目名3にk
wBというキーワードが含まれる」という検索条件は、
ユーザ1のグループAにおいて否定(−)を、各々リス
ト中に記入する。検索の処理は、第1の実施例で示した
ように行うが、図5の処理422は、検索結果「真」で
あるときには図10の101、102、103で示す論
理フラグに対し、リストをたどりながら積算してゆく、
という処理となる。すなわち、「項目名1にkwAとい
うキーワードが含まれる」という検索条件に対し「真」
となったときには、ユーザAのグループ1に対しては、
ここで指示される演算子(+)を用いて、フラグ101
に対し積算する。即ち、フラグ101の元の値に対し、
「真」との間で論理和を取ったものが、フラグ101の
新たな値となる。同様にして処理を進めてゆく。「項目
名3にkwBというキーワードが含まれる」という検索
条件に対する検査結果が「真」の場合には、ユーザ1の
グループAに対する演算子が否定(−)であるため、フ
ラグ101の内容は「偽」にセットされる。以上のよう
にして、検索処理が進められてゆき、結果として図10
(c)に示すような出力が得られる。
【0021】本発明の第3の実施例について、図を用い
て説明する。図11は、検索結果をメールで通知する処
理の流れを表す図である。検索条件91、92の中に
は、上記第1の実施例および第2の実施例において説明
した検索条件の他に、mailという指定が行える。こ
こでは、ユーザ2の検索要求中に、「結果を電子メール
でユーザ1に送付する。またこのときに各文書の『要
約』の部分を添付する。ただし検索結果が80件を越え
た場合には、そこで通知を打ち切る」ことを指示してい
る。
【0022】処理93で、検索に要する処理は全て上記
第1の実施例、および第2の実施例で説明したものと同
様である。図5の後処理において、これまでに説明した
処理の他に、結果を電子メールにて発信する処理を行う
本実施例では、ユーザ2がこの処理を指定しているの
で、ユーザ2による検索結果が電子メールにて発信され
る。電子メールの発信人名(From)には、検索条件
を発した「ユーザ2」が、宛先人名(To)には、指示
された宛先人名である「ユーザ1」が書かれる。ここ
で、電子メールの配送に関わる計算機は、配送に関して
経由する経路が一般には予測できない。さらに、計算機
によっては、電子メールの大きさ(文字の数)が所定の
大きさを越えた場合に、配送を拒絶したり、動作に障害
をきたしたりするものが存在する。一方、ユーザの指定
する検索条件によっては、通知する文書番号、IDの数
が膨大なものになる可能性がある。このとき、その数に
よっては、ユーザが結果をすべて読むことが不可能であ
る場合がある。またこのとき、検索結果を電子メールに
とり配送しようとすると、上記配送に関わる計算機の問
題に遭遇する場合がある。また、結果の電子メールがユ
ーザに届けられたとしても、その数が膨大である場合に
は、ユーザはその結果をすべて見ることはできない。こ
れを回避する目的で、結果の大きさが、文字数で数えて
所定の大きさを越えた場合に、もしくはユーザが指定し
た件数を越えた場合に、その大きさで出力を打ち切り、
それを示すメッセージ911を添えて、電子メール94
を発信する。
【0023】本実施例によれば、検索の結果を検索条件
を発した本人以外に送付することができるという効果が
ある。また本実施例によれば、電子メールにて結果を送
付する場合に、そのメールの大きさを所定の大きさ以内
に収めることができるので、配送途中の障害発生の可能
性を小さくすることができるという効果がある。
【0024】本発明の第4の実施例について、図を用い
て説明する。図12は、同義語、異表記、上位概念など
の辞書の一例を示している。この例では、「計算機」と
「コンピュータ」は同義語、「コンピュータ」と「コン
ピューター」と「コンピュータァ」は異表記、「コンピ
ュータ」や「計算機」や「CPU」や「汎用コンピュー
タ」や「ワークステーション」の上位概念は「情報処理
装置」であることを示している。図13は、前記辞書を
用いたキーワードの変換処理の例を示している。101
0は、ユーザの検索条件の一例である。ここでは、記号
「<」と「>」で括られた語は、それを同義語展開して
検索することを指示するものである。上記第1の実施例
で示した検索処理に先立つ「ユーザ毎検索条件ファイ
ル」の生成に先立ち、辞書1001を用いて、キーワー
ドの展開処理1021を行う。ここでは、ユーザ1が指
定した「コンピュータ」という語が「コンピュータ」と
「計算機」に、ユーザ2が指定した「計算機」という語
も、「コンピュータ」と「計算機」に展開される。この
展開を行った後に、これに合わせて検索条件式supe
rsetの展開を行う。この例では、1011で示した
ように、supersetは各々、2つのキーワードの
論理和である、というように書き換える。この処理を行
った後に、前記第2の実施例で示したと同様の検索処理
を行い、検索結果を得る。
【0025】本実施例によれば、別々の検索条件中の異
なるキーワードが同じ上位概念に属していたり、同義語
であったり、異表記であったりした場合に、それらに関
する検索処理をただ1回行えば良くなり、処理速度が向
上する、という効果がある。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、複数の検索条件に対
し、文書中の必要最小限の単位だけをきめ細かく読み込
んで検索を行うため、その結果として検索処理全体の処
理時間を短縮することができるという効果がある。また
本発明によれば、複数の異なる検索条件において、同一
の項目に対する同一のキーワードが指定されていた場合
に、それに対する検索処理は1回で済むため、その結果
として検索処理全体の処理時間を短縮することができる
という効果がある。また本発明によれば、別々の検索条
件中の異なるキーワードが同じ上位概念に属していた
り、同義語であったり、異表記であったりした場合に、
それらに関する検索処理をただ1回行えば良くなり、処
理速度が向上する、という効果がある。また本発明によ
れば、電子メールにて結果を送付する場合に、そのメー
ルの大きさを所定の大きさ以内に収めることができるの
で、検索結果の量をユーザが所望する大きさ以内に収め
ることができ、また配送途中の障害発生の可能性を小さ
くすることができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】構造化文書の一例であるCD-ROM公開公報の形式
の一例である。
【図2】予約検索の検索条件と検索結果の例である。
【図3】本発明の第1の実施例によるシステム構成図で
ある。
【図4】予約検索処理の概念を示す図である。
【図5】検索処理の流れを示す図である。
【図6】文書中の項目の包含関係を示す図である。
【図7】検索条件の一例である。
【図8】検索条件の書き換えに関する図である。
【図9】検索条件を木構造で表した図である。
【図10】本発明の第2の実施例による、検索条件を木
構造で表し、特に論理演算子を組み入れた図である。
【図11】検索結果をメールで通知する処理の流れを表
す図である。
【図12】辞書の例である。
【図13】同義語や異表記に対する処理の例である。
【符号の説明】
101、102、103、81、82、83、84、8
5、86、87、801、802 … フラグ、201、
202、203 … 計算機、210 … ネットワーク、
2031 … 処理装置、2032 … 検索条件ファイ
ル、2033 …結果ファイル、31 … 文書データフ
ァイル、32、93 … 処理、331、332、91、
92、1010 … 検索条件、341、342 … 検索
結果リスト、41 … 前処理、42 … 検索処理、42
1 … 一致検査処理、422 … 論理演算、423 …
次文書読み込み準備、43 … 後処理、61、62 …
論理演算式、91 … 電子メールの内容、911 … メ
ッセージ、1001 … 辞書、1011 … 変換後の検
索条件、1021 … キーワード展開、1022 …検
索式展開。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鍵政 秀子 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 長屋 茂喜 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 平2−277168(JP,A) 特開 平4−348468(JP,A) 原正一郎,文書の構造に注目した全文 データベース検索システム,京都大学大 型計算機センター研究セミナー報告,日 本,京都大学大型計算機センター,1992 年 3月,Vol.35,p.39−56 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの文書が第1の単位部分に分けられ、
    その第1の単位部分がさらに第2の単位部分に分られる
    ような包含関係にあるときに、所望の検索キーワードが
    含まれる文書を特定するにあたり、複数文書中の上記第
    1または第2の単位部分に対するキーワードと検索条件
    を指定し、指定したキーワードと検索条件の条件式どう
    しの間で論理演算を行う文書検索方法において、上記キ
    ーワードと検索条件の指定が複数なされた場合に、上記
    文書の包含関係の下位の単位部分を始点として、そこか
    ら指定された上記キーワードを先頭とする管理構造を用
    いて検索結果を管理することを特徴とする文書検索方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の文書検索方法であって、上
    記管理構造は、リスト構造または表構造で構成すること
    を特徴とする文書検索方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の文書検索方法であ
    って、上記文書から上記単位部分毎に独立して読み出す
    手段を設けたことを特徴とする文書検索方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の文書検索方法であって、上
    記包含関係の上位の単位部分と下位の単位部分に対する
    検索条件を混在して指定可能とすることを特徴とする文
    書検索方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の文書検索方法であって、上
    記指定された検索条件の上記単位部分に関する包含関係
    を検出する手段を有し、検索においては上記文書中の上
    記検索条件中において指定された単位部分だけを用いる
    ことを特徴とする文書検索方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の文書検索方法であって、上
    記包含関係の上位の単位部分と、同じ包含関係にある下
    位の単位部分各々に対して検索条件が指定されたときに
    は、文書データの読み込みに先立ち、上位の単位部分に
    対して指定された検索条件を、包含関係の下位の単位部
    分に展開することを特徴とする文書検索方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の文書検索方法であって、キ
    ーワードに対する上位概念、異表記、同義語、および類
    義語の少なくとも1つに関する変換辞書を有し、上記検
    索条件の展開に伴い、上記変換辞書に基づく展開を行う
    ことを特徴とする文書検索方法。
  8. 【請求項8】請求項1記載の文書検索方法であって、複
    数ユーザが同時に利用可能とし、上記検索結果の管理構
    造において、ユーザ固有の情報は下位に構成し、検索結
    果はこの管理構造に従いユーザ毎に分配することを特徴
    とする文書検索方法。
  9. 【請求項9】請求項1記載の文書検索方法であって、上
    記論理演算は、各キーワードに対する検索が終了した後
    に行うことを特徴とする文書検索方法。
  10. 【請求項10】請求項1記載の文書検索方法であって、
    上記論理演算の論理演算子を上記管理構造の中に含め構
    成することを特徴とする文書検索方法。
  11. 【請求項11】請求項1記載の文書検索方法であって、
    検索結果を他のユーザに転送することを可能とすること
    を特徴とする文書検索方法。
  12. 【請求項12】請求項1の文書検索方法であって、検索
    結果の通知において、検索結果の容量が所定の容量に達
    した場合にその通知を中断することを特徴とする文書検
    索方法。
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