JP3343321B2 - 給油機 - Google Patents
給油機Info
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D7/00—Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
- B67D7/06—Details or accessories
- B67D7/42—Filling nozzles
- B67D7/425—Filling nozzles including components powered by electricity or light
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S5/00—Servicing, maintaining, repairing, or refitting of vehicles
- B60S5/02—Supplying fuel to vehicles; General disposition of plant in filling stations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D7/00—Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
- B67D7/06—Details or accessories
- B67D7/32—Arrangements of safety or warning devices; Means for preventing unauthorised delivery of liquid
- B67D7/34—Means for preventing unauthorised delivery of liquid
- B67D7/342—Means for preventing unauthorised delivery of liquid by discriminating the kind of liquid by analysis or by physical properties, e.g. vapour-pressure
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、安全性が高く安
価な給油機に関する。
価な給油機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から給油所等で使用されているガソ
リン、軽油等の燃料の給油機には、ポンプ、モータ、流
量計、表示装置、制御回路などの電気機器が内蔵されて
おり、これらの電気機器は爆発性雰囲気中で使用され
る。このため、こうした電気機器は通常は防爆仕様にし
なければならず、必然的に給油機は高価にならざるを得
ない。また、防爆仕様になっているとはいえ、電気機器
が爆発性雰囲気中に設置されている以上、爆発の危険性
を完全に回避していたとはいえず、給油所の安全性を一
層向上させるための改善が必要とされてきた。
リン、軽油等の燃料の給油機には、ポンプ、モータ、流
量計、表示装置、制御回路などの電気機器が内蔵されて
おり、これらの電気機器は爆発性雰囲気中で使用され
る。このため、こうした電気機器は通常は防爆仕様にし
なければならず、必然的に給油機は高価にならざるを得
ない。また、防爆仕様になっているとはいえ、電気機器
が爆発性雰囲気中に設置されている以上、爆発の危険性
を完全に回避していたとはいえず、給油所の安全性を一
層向上させるための改善が必要とされてきた。
【０００３】一方、給油のために出入りする自動車の走
行をスムーズにするためにスタンド式の給油所敷地内に
設けられたアイランドに着目して、給油機を構成する機
器の一部を非危険場所に設置することにより、該機器に
関しては防爆構造としないでもよくするという提案が、
例えば特開昭６０−１７２７００号公報においてなされ
ている。図４は同公報に記載された給油装置の断面図を
概略的に示しており、給油所の敷地Ｄ内にアイランドＩ
が設けられ、該アイランドＩ内にそれぞれの油種に対応
して第１のモータＭ1、第１のポンプＰ1と第２のモータ
Ｍ2、第２のポンプＰ2とが収容される。アイランドＩ上
に柱３によって支持される第１のケース１は第１及び第
２の給油量表示計４ａ、４ｂを密閉収納し、非危険場所
に設置される。したがって、第１のケース１に内蔵され
る電気機器は防爆構造でなくてよい。これら給油量表示
計から延びる電線５はアイランドＩ内を通って第２のケ
ース２内のパルス発信器６ａ、６ｂに接続される。
行をスムーズにするためにスタンド式の給油所敷地内に
設けられたアイランドに着目して、給油機を構成する機
器の一部を非危険場所に設置することにより、該機器に
関しては防爆構造としないでもよくするという提案が、
例えば特開昭６０−１７２７００号公報においてなされ
ている。図４は同公報に記載された給油装置の断面図を
概略的に示しており、給油所の敷地Ｄ内にアイランドＩ
が設けられ、該アイランドＩ内にそれぞれの油種に対応
して第１のモータＭ1、第１のポンプＰ1と第２のモータ
Ｍ2、第２のポンプＰ2とが収容される。アイランドＩ上
に柱３によって支持される第１のケース１は第１及び第
２の給油量表示計４ａ、４ｂを密閉収納し、非危険場所
に設置される。したがって、第１のケース１に内蔵され
る電気機器は防爆構造でなくてよい。これら給油量表示
計から延びる電線５はアイランドＩ内を通って第２のケ
ース２内のパルス発信器６ａ、６ｂに接続される。
【０００４】第２のケース２の中には、パルス発信器６
ａ、６ｂに接続された流量計７ａ、７ｂが設置され、ポ
ンプＰ1、Ｐ2から延びる配管Ｌ1、Ｌ2は流量計７ａ、７
ｂを通って給油ノズル８ａ、８ｂに接続される。
ａ、６ｂに接続された流量計７ａ、７ｂが設置され、ポ
ンプＰ1、Ｐ2から延びる配管Ｌ1、Ｌ2は流量計７ａ、７
ｂを通って給油ノズル８ａ、８ｂに接続される。
【０００５】このように、上記の特開昭６０−１７２７
００号公報によって提案された給油機は、非危険場所の
外側に設置された第１のケース１と危険場所に設置され
た第２のケース２との間を配管Ｌ1、Ｌ2や電線５等によ
って接続するようにしたものであるが、危険場所に設置
される第２のケース２の中にはパルス発信器６ａ、６ｂ
等の電気機器が内蔵され、また、アイランドＩにもモー
タＭ1、Ｍ2やポンプＰ1、Ｐ2が収容されているので、第
２のケース２やアイランドＩに収容されている電気機器
は防爆構造としなければならない。したがって、こうし
た提案によっても給油機のコストダウンには限界があ
り、しかも、この提案によって給油機の安全性が特に高
まるものでもない。
００号公報によって提案された給油機は、非危険場所の
外側に設置された第１のケース１と危険場所に設置され
た第２のケース２との間を配管Ｌ1、Ｌ2や電線５等によ
って接続するようにしたものであるが、危険場所に設置
される第２のケース２の中にはパルス発信器６ａ、６ｂ
等の電気機器が内蔵され、また、アイランドＩにもモー
タＭ1、Ｍ2やポンプＰ1、Ｐ2が収容されているので、第
２のケース２やアイランドＩに収容されている電気機器
は防爆構造としなければならない。したがって、こうし
た提案によっても給油機のコストダウンには限界があ
り、しかも、この提案によって給油機の安全性が特に高
まるものでもない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記の課題
を解決するために成されたもので、この発明の目的は、
安全性が高く安価な給油機を提供することにある。
を解決するために成されたもので、この発明の目的は、
安全性が高く安価な給油機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、爆発性雰囲気にさらされる可能性の
ある場所に設置され、ノズルにホースを介して供給され
る燃料の流れを制御する機械的手段を有するノズル部で
あって、電気的に作動する手段を含まないノズル部と、
爆発性雰囲気にさらされる可能性のない場所に設置さ
れ、前記機械的手段の動作を制御するための非電気信号
を出力する給油制御部を含む電気機器を有するコンソー
ル部と、前記ノズル部と前記コンソール部との間を接続
し、前記非電気信号を伝達する伝達手段と、を備える給
油機であって、前記ノズル部が、給油量を計測する流量
計を更に備え、該流量計の計測結果を光ファイバによっ
て前記給油制御部へ送るようになされ、前記計測結果に
応じて前記給油制御部が前記機械的手段の動作を制御す
ることを特徴とする給油機、を提供する。
めに、この発明は、爆発性雰囲気にさらされる可能性の
ある場所に設置され、ノズルにホースを介して供給され
る燃料の流れを制御する機械的手段を有するノズル部で
あって、電気的に作動する手段を含まないノズル部と、
爆発性雰囲気にさらされる可能性のない場所に設置さ
れ、前記機械的手段の動作を制御するための非電気信号
を出力する給油制御部を含む電気機器を有するコンソー
ル部と、前記ノズル部と前記コンソール部との間を接続
し、前記非電気信号を伝達する伝達手段と、を備える給
油機であって、前記ノズル部が、給油量を計測する流量
計を更に備え、該流量計の計測結果を光ファイバによっ
て前記給油制御部へ送るようになされ、前記計測結果に
応じて前記給油制御部が前記機械的手段の動作を制御す
ることを特徴とする給油機、を提供する。
【０００８】この発明の一つの実施の形態においては、
前記流量計が、前記給油制御部から光ファイバを介して
導かれた光を該流量計の計測結果に比例する数の光パル
スに変換するパルス発信器を更に備え、該光パルスを光
ファイバによって前記給油制御部へ送るようになされて
いる。前記ノズル部が油種検出部を備えており、前記コ
ンソール部が、前記油種検出部と光ファイバで接続され
た油種判別部を更に備え、該油種判別部による判別結果
に応じて前記給油制御部が前記機械的手段の動作を制御
する。
前記流量計が、前記給油制御部から光ファイバを介して
導かれた光を該流量計の計測結果に比例する数の光パル
スに変換するパルス発信器を更に備え、該光パルスを光
ファイバによって前記給油制御部へ送るようになされて
いる。前記ノズル部が油種検出部を備えており、前記コ
ンソール部が、前記油種検出部と光ファイバで接続され
た油種判別部を更に備え、該油種判別部による判別結果
に応じて前記給油制御部が前記機械的手段の動作を制御
する。
【０００９】この発明においては、油種判別センサは、
主として、油種検出部、油種判別部及びそれらを接続す
る光ファイバからなる。油種検出部とは、油種判別セン
サの電気機器、電子機器を有しない部分であり、センサ
・チップ、筐体、光ファイバの末端、ガス流路等を含
む。また、油種判別部は、光源、反射光を電気信号に変
換するための光センサ、判別演算部等の電気機器、電子
機器を含む。
主として、油種検出部、油種判別部及びそれらを接続す
る光ファイバからなる。油種検出部とは、油種判別セン
サの電気機器、電子機器を有しない部分であり、センサ
・チップ、筐体、光ファイバの末端、ガス流路等を含
む。また、油種判別部は、光源、反射光を電気信号に変
換するための光センサ、判別演算部等の電気機器、電子
機器を含む。
【００１０】前記ノズル部は、前記ノズルが外されたこ
とを検知するノズルスイッチを更に備えており、該ノズ
ルスイッチによる検知結果を光ファイバによって前記給
油制御部へ送り、該検知結果に応じて前記給油制御部が
前記機械的手段の動作を制御する。一方、前記コンソー
ル部は、前記給油制御部によって開閉が制御され且つ前
記伝達手段に接続された電磁弁を更に備え、該電磁弁の
開閉に応じて前記伝達手段を介して前記機械的手段へ前
記非電気信号を伝達して該機械的手段を制御する。
とを検知するノズルスイッチを更に備えており、該ノズ
ルスイッチによる検知結果を光ファイバによって前記給
油制御部へ送り、該検知結果に応じて前記給油制御部が
前記機械的手段の動作を制御する。一方、前記コンソー
ル部は、前記給油制御部によって開閉が制御され且つ前
記伝達手段に接続された電磁弁を更に備え、該電磁弁の
開閉に応じて前記伝達手段を介して前記機械的手段へ前
記非電気信号を伝達して該機械的手段を制御する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る給油機の一
実施形態を、図１を参照しながら詳述する。図１は、こ
の発明に係る給油機の一実施形態を概略的に示す図で、
いわゆる油中ポンプを使用する。図１において、給油機
１００は、爆発性雰囲気にさらされる可能性のある場所
に設置されるノズルボックス１と爆発性雰囲気にさらさ
れる可能性のない場所に設置されるコンソールボックス
２０との２つの部分から構成される。
実施形態を、図１を参照しながら詳述する。図１は、こ
の発明に係る給油機の一実施形態を概略的に示す図で、
いわゆる油中ポンプを使用する。図１において、給油機
１００は、爆発性雰囲気にさらされる可能性のある場所
に設置されるノズルボックス１と爆発性雰囲気にさらさ
れる可能性のない場所に設置されるコンソールボックス
２０との２つの部分から構成される。
【００１２】ノズルボックス１０には、流量計１１、弁
１２、ノズルスイッチ１３、油種検出部１４及び吸引制
御部１５が内蔵され、ノズルボックス１０の外側にノズ
ル１６とホース１７とが設置される。油中ポンプＰから
の燃料は流量計１１及び弁１２を介してホース１７へ供
給され、また、圧縮空気源Ａからの圧縮空気が配管Ｌ1
を介して吸引制御部１５へ送られる。一方、コンソール
ボックス２０は給油制御部２１、表示部２２、設定部２
３、油種判別部２４及び電磁弁部２５等の電気機器を内
蔵しており、電磁弁部２５には、圧縮空気源Ａから配管
Ｌ1を介して圧縮空気が送られる。コンソールボックス
２０は法令の規制範囲外の地上６０ｃｍ以上の高さの場
所に配設される。ノズルボックス１０とコンソールボッ
クス２０との間は、給油機１００が設置される場所の地
下又は地上を通る光ファイバＦ11、Ｆ12、Ｆ21、Ｆ22、
光ファイバ群Ｆ3、配管Ｌ2、Ｌ3によって結合される。
以下、ノズルボックス１０とコンソールボックス２０と
のそれぞれの構成要素の動作を説明する。
１２、ノズルスイッチ１３、油種検出部１４及び吸引制
御部１５が内蔵され、ノズルボックス１０の外側にノズ
ル１６とホース１７とが設置される。油中ポンプＰから
の燃料は流量計１１及び弁１２を介してホース１７へ供
給され、また、圧縮空気源Ａからの圧縮空気が配管Ｌ1
を介して吸引制御部１５へ送られる。一方、コンソール
ボックス２０は給油制御部２１、表示部２２、設定部２
３、油種判別部２４及び電磁弁部２５等の電気機器を内
蔵しており、電磁弁部２５には、圧縮空気源Ａから配管
Ｌ1を介して圧縮空気が送られる。コンソールボックス
２０は法令の規制範囲外の地上６０ｃｍ以上の高さの場
所に配設される。ノズルボックス１０とコンソールボッ
クス２０との間は、給油機１００が設置される場所の地
下又は地上を通る光ファイバＦ11、Ｆ12、Ｆ21、Ｆ22、
光ファイバ群Ｆ3、配管Ｌ2、Ｌ3によって結合される。
以下、ノズルボックス１０とコンソールボックス２０と
のそれぞれの構成要素の動作を説明する。
【００１３】ノズルボックス１０において、油中ポンプ
Ｐからホース１７へ供給されるガソリン、軽油等の燃料
が通過する流量計１１は任意の形式のものを使用できる
が、ピストン式容積型の流量計又はいわゆるオーバルギ
ヤを使った流量計が望ましい。この流量計１１で計測さ
れた流量データは、流量計１１に結合されたパルス発信
器（図示せず）を介してコンソールボックス２０内の給
油制御部２１へ伝送される。そのために、このパルス発
信器は、図２及び図３に示すように、流体の流量に応じ
て単位流量毎にステップ的に回転するか又は流量に比例
した角速度で回転する回転子１１１と、回転子１１１に
直結され又はギヤ結合されており、その周縁部に白黒の
交互のパターン１１３又は一定間隔に形成された穴１１
４を有する円盤１１２とを備えている。給油制御部２１
で発生された連続光は光ファイバＦ11を介して円盤１１
２へ導かれ、白黒の交互のパターン１１３又は一定間隔
に形成された穴１１４を照射する。これにより、白黒の
交互のパターン１１３の反射率の違いのために、又は、
一定間隔に形成された穴１１４による光の透過、遮蔽に
よって、光ファイバＦ11で導かれた光は、流体の流量に
比例した数の光パルスに変換される。この光パルスは光
ファイバＦ12を介して給油制御部２１へ伝送され、表示
部２２に表示される。
Ｐからホース１７へ供給されるガソリン、軽油等の燃料
が通過する流量計１１は任意の形式のものを使用できる
が、ピストン式容積型の流量計又はいわゆるオーバルギ
ヤを使った流量計が望ましい。この流量計１１で計測さ
れた流量データは、流量計１１に結合されたパルス発信
器（図示せず）を介してコンソールボックス２０内の給
油制御部２１へ伝送される。そのために、このパルス発
信器は、図２及び図３に示すように、流体の流量に応じ
て単位流量毎にステップ的に回転するか又は流量に比例
した角速度で回転する回転子１１１と、回転子１１１に
直結され又はギヤ結合されており、その周縁部に白黒の
交互のパターン１１３又は一定間隔に形成された穴１１
４を有する円盤１１２とを備えている。給油制御部２１
で発生された連続光は光ファイバＦ11を介して円盤１１
２へ導かれ、白黒の交互のパターン１１３又は一定間隔
に形成された穴１１４を照射する。これにより、白黒の
交互のパターン１１３の反射率の違いのために、又は、
一定間隔に形成された穴１１４による光の透過、遮蔽に
よって、光ファイバＦ11で導かれた光は、流体の流量に
比例した数の光パルスに変換される。この光パルスは光
ファイバＦ12を介して給油制御部２１へ伝送され、表示
部２２に表示される。
【００１４】ノズルボックス１０内の流量計１１の出力
側とホース１７との間に設けられた弁１２は、圧縮空気
で動作してその開閉を行う、いわゆるエアーオペレート
バルブである。電磁弁部２５内の第１の電磁弁２５1に
よって配管Ｌ2への圧縮空気の送出が制御され、弁１２
が開閉される。即ち、給油中は、給油制御部２１は第１
の電磁弁２５1を開くよう制御し、圧縮空気源Ａからの
圧縮空気を配管Ｌ2を介して弁１２に送るようにするの
で、弁１２は開いた状態を維持し、油中ポンプＰからの
燃料をホース１７へ送る。しかし、コンソールボックス
２０内の設定部２３によって設定された量の燃料が給油
されたときや緊急に必要な場合等、給油制御部２１がノ
ズル１６への燃料の供給を停止すべきと判断したときに
は、給油制御部２１は第１の電磁弁２５1を閉じ、これ
によって、圧縮空気源Ａからの圧縮空気を送らないよう
にするので、弁１２が閉じ、給油が停止される。
側とホース１７との間に設けられた弁１２は、圧縮空気
で動作してその開閉を行う、いわゆるエアーオペレート
バルブである。電磁弁部２５内の第１の電磁弁２５1に
よって配管Ｌ2への圧縮空気の送出が制御され、弁１２
が開閉される。即ち、給油中は、給油制御部２１は第１
の電磁弁２５1を開くよう制御し、圧縮空気源Ａからの
圧縮空気を配管Ｌ2を介して弁１２に送るようにするの
で、弁１２は開いた状態を維持し、油中ポンプＰからの
燃料をホース１７へ送る。しかし、コンソールボックス
２０内の設定部２３によって設定された量の燃料が給油
されたときや緊急に必要な場合等、給油制御部２１がノ
ズル１６への燃料の供給を停止すべきと判断したときに
は、給油制御部２１は第１の電磁弁２５1を閉じ、これ
によって、圧縮空気源Ａからの圧縮空気を送らないよう
にするので、弁１２が閉じ、給油が停止される。
【００１５】ノズルボックス１０のノズルスイッチ１３
は、ノズル掛けに掛けられていたノズル１６が給油のた
めに外されたことを自動的に又は手動で検知し、それを
光ファイバＦ21、Ｆ22を介してコンソールボックス２０
内の給油制御部２１へ通知するために設けられている。
ノズル１６がノズル掛けから外されたかどうかの検知を
行うために、ノズルスイッチ１３は、ノズル１６が外さ
れるのに機械的に連動して動作するレバー、又は、ノズ
ル１６を外すときに手動で動作させるレバーにより光の
反射率又は透過率を変化させる光スイッチを備えてお
り、この光スイッチは光ファイバＦ21、Ｆ22を介してコ
ンソールボックス２０内の給油制御部２１に接続されて
いる。そこで、給油制御部２１は連続光を光ファイバＦ
21を介してノズルスイッチ１３に送る。これにより、ノ
ズルが掛けられている状態又は外されている状態は、上
記光スイッチにより光の有無又は強弱に変換されるの
で、この変換結果が光ファイバＦ22を介して給油制御部
２１に伝達される。
は、ノズル掛けに掛けられていたノズル１６が給油のた
めに外されたことを自動的に又は手動で検知し、それを
光ファイバＦ21、Ｆ22を介してコンソールボックス２０
内の給油制御部２１へ通知するために設けられている。
ノズル１６がノズル掛けから外されたかどうかの検知を
行うために、ノズルスイッチ１３は、ノズル１６が外さ
れるのに機械的に連動して動作するレバー、又は、ノズ
ル１６を外すときに手動で動作させるレバーにより光の
反射率又は透過率を変化させる光スイッチを備えてお
り、この光スイッチは光ファイバＦ21、Ｆ22を介してコ
ンソールボックス２０内の給油制御部２１に接続されて
いる。そこで、給油制御部２１は連続光を光ファイバＦ
21を介してノズルスイッチ１３に送る。これにより、ノ
ズルが掛けられている状態又は外されている状態は、上
記光スイッチにより光の有無又は強弱に変換されるの
で、この変換結果が光ファイバＦ22を介して給油制御部
２１に伝達される。
【００１６】油種検出部１４は、油種の検出結果を電気
的に伝送するものでなければ任意のものを使用すること
ができ、コンソールボックス２０内の光源の光を光ファ
イバ群Ｆ3のうちの照射用光ファイバ群を通して照射し
たとき、油種によって光の反射率が異なる高分子薄膜を
備えている。この高分子薄膜から反射された光の強弱は
光ファイバ群Ｆ3のうちの受光用光ファイバ群を介して
コンソールボックス２０内の油種判別部２４へ伝送さ
れ、ここで油種が判別されて判別結果が給油制御部２１
へ伝達される。油種検出部１４での油種検出のために、
油種検出部１４とノズル１６の先端との間はチューブ１
８で接続され、また、エジェクタ、減圧弁及びエアーオ
ペレートバルブ等を備えた吸引制御部１５が設けられ
る。ノズル１６がノズル掛けから外されたことがノズル
スイッチ１３によって光ファイバＦ21、Ｆ22を介して給
油制御部２１に通知されると、給油制御部２１は電磁弁
部２５内の第２の電磁弁２５2を開から閉、又は、閉か
ら開に変化させる。第２の電磁弁２５2の閉又は開によ
って、配管Ｌ3を介する圧縮空気の供給が断たれ、又
は、圧縮空気が供給されることによって給油制御部１５
が吸引動作を開始する。そこで、ノズル１６が自動車の
燃料タンク等の燃料槽の給油口に差し込まれたとき、燃
料槽内の蒸気がチューブ１８を通って油種検出部１４へ
導かれるので、油種判別部２４は、油種検出部１４から
光の強弱を光ファイバ群Ｆ3を介して受け取って油種の
判別を行い、判別結果を給油制御部２１へ送る。給油制
御部２１は、油種の判別結果と設定部２３によって指定
された油種との一致、不一致に応じて前記の第１の電磁
弁２５1、したがって弁１２の開閉を制御し、誤給油を
未然に防止する。なお、給油制御部２１は、設定部２３
によって指定された油種を表示部２２に表示させるよう
にしてもよい。
的に伝送するものでなければ任意のものを使用すること
ができ、コンソールボックス２０内の光源の光を光ファ
イバ群Ｆ3のうちの照射用光ファイバ群を通して照射し
たとき、油種によって光の反射率が異なる高分子薄膜を
備えている。この高分子薄膜から反射された光の強弱は
光ファイバ群Ｆ3のうちの受光用光ファイバ群を介して
コンソールボックス２０内の油種判別部２４へ伝送さ
れ、ここで油種が判別されて判別結果が給油制御部２１
へ伝達される。油種検出部１４での油種検出のために、
油種検出部１４とノズル１６の先端との間はチューブ１
８で接続され、また、エジェクタ、減圧弁及びエアーオ
ペレートバルブ等を備えた吸引制御部１５が設けられ
る。ノズル１６がノズル掛けから外されたことがノズル
スイッチ１３によって光ファイバＦ21、Ｆ22を介して給
油制御部２１に通知されると、給油制御部２１は電磁弁
部２５内の第２の電磁弁２５2を開から閉、又は、閉か
ら開に変化させる。第２の電磁弁２５2の閉又は開によ
って、配管Ｌ3を介する圧縮空気の供給が断たれ、又
は、圧縮空気が供給されることによって給油制御部１５
が吸引動作を開始する。そこで、ノズル１６が自動車の
燃料タンク等の燃料槽の給油口に差し込まれたとき、燃
料槽内の蒸気がチューブ１８を通って油種検出部１４へ
導かれるので、油種判別部２４は、油種検出部１４から
光の強弱を光ファイバ群Ｆ3を介して受け取って油種の
判別を行い、判別結果を給油制御部２１へ送る。給油制
御部２１は、油種の判別結果と設定部２３によって指定
された油種との一致、不一致に応じて前記の第１の電磁
弁２５1、したがって弁１２の開閉を制御し、誤給油を
未然に防止する。なお、給油制御部２１は、設定部２３
によって指定された油種を表示部２２に表示させるよう
にしてもよい。
【００１７】このように、コンソールボックス２０の給
油制御部２１は、ノズルスイッチ１３、油種検出部１
４、設定部２３及び油種判別部２４から出力される信号
を受け取って弁１２を含む給油機１００の全体的な動作
を制御する。
油制御部２１は、ノズルスイッチ１３、油種検出部１
４、設定部２３及び油種判別部２４から出力される信号
を受け取って弁１２を含む給油機１００の全体的な動作
を制御する。
【００１８】
【発明の効果】以上、この発明を、図面を参照しながら
一実施形態について説明したところから理解されるとお
り、この発明に係る給油機は、爆発性雰囲気にさらされ
る可能性のある場所に設置され、ノズルへ供給される燃
料の流れをを制御する機械的手段を有するノズル部と、
爆発性雰囲気にさらされる可能性のない場所に設置さ
れ、前記機械的手段の動作を制御するための電気機器を
有するコンソール部と、前記ノズル部と前記コンソール
部との間を接続し、前記機械的手段の動作を制御するた
めの非電気信号を伝達する伝達手段とを具備するので、
この発明の給油機は本質的に安全であり、従来の給油機
に比べて格段に安全性が高められている。しかも、コン
ソール部は爆発性雰囲気にさらされる可能性のない場所
に設置され、その電気機器は防爆構造とする必要がない
ので、安価な給油機を提供することができる。
一実施形態について説明したところから理解されるとお
り、この発明に係る給油機は、爆発性雰囲気にさらされ
る可能性のある場所に設置され、ノズルへ供給される燃
料の流れをを制御する機械的手段を有するノズル部と、
爆発性雰囲気にさらされる可能性のない場所に設置さ
れ、前記機械的手段の動作を制御するための電気機器を
有するコンソール部と、前記ノズル部と前記コンソール
部との間を接続し、前記機械的手段の動作を制御するた
めの非電気信号を伝達する伝達手段とを具備するので、
この発明の給油機は本質的に安全であり、従来の給油機
に比べて格段に安全性が高められている。しかも、コン
ソール部は爆発性雰囲気にさらされる可能性のない場所
に設置され、その電気機器は防爆構造とする必要がない
ので、安価な給油機を提供することができる。
【図１】この発明に係る給油機の構成を概略的に示す
図。
図。
【図２】図１の流量計に結合されたパルス発信器の一例
の構成を示す図。
の構成を示す図。
【図３】図１の流量計に結合されたパルス発信器の他の
例の構成を示す図。
例の構成を示す図。
【図４】特開昭６０−１７２７００号公報に開示された
給油機の構成を説明するための図。
給油機の構成を説明するための図。
１００：給油機、 １０：ノズルボックス、 １１：流
量計、 １２：弁、１３：ノズルスイッチ、 １４：油
種検出部、 １５：吸引制御部、１６：ノズル、 １
７：ホース、 １８：チューブ、２０：コンソールボッ
クス、 ２１：給油制御部、 ２２：表示部、２３：設
定部、 ２４：油種判別部、 ２５：電磁弁部、Ｆ１、
Ｆ2、Ｆ3：光ファイバ、 Ｌ1、Ｌ2、Ｌ3：配管、Ｐ：
油中ポンプ、 Ａ：圧縮空気源、 １１１：回転子、
１１２：円盤、１１３：白黒の交互のパターン、 １１
４：穴
量計、 １２：弁、１３：ノズルスイッチ、 １４：油
種検出部、 １５：吸引制御部、１６：ノズル、 １
７：ホース、 １８：チューブ、２０：コンソールボッ
クス、 ２１：給油制御部、 ２２：表示部、２３：設
定部、 ２４：油種判別部、 ２５：電磁弁部、Ｆ１、
Ｆ2、Ｆ3：光ファイバ、 Ｌ1、Ｌ2、Ｌ3：配管、Ｐ：
油中ポンプ、 Ａ：圧縮空気源、 １１１：回転子、
１１２：円盤、１１３：白黒の交互のパターン、 １１
４：穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−37199（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−22799（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−129698（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭48−98706（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭50−18789（ＪＰ，Ｂ１) 実公 昭48−41081（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B67D 5/64
Claims (3)
- 【請求項１】 爆発性雰囲気にさらされる可能性のある
場所に設置され、ノズルにホースを介して供給される燃
料の流れを制御する機械的手段を有するノズル部であっ
て、電気的に作動する手段を含まないノズル部と、 爆発性雰囲気にさらされる可能性のない場所に設置さ
れ、前記機械的手段の動作を制御するための非電気信号
を出力する給油制御部を含む電気機器を有するコンソー
ル部と、 前記ノズル部と前記コンソール部との間を接続し、前記
非電気信号を伝達する伝達手段と、 を備える給油機であって、 前記ノズル部が、給油量を計測する流量計を更に備え、
該流量計の計測結果を光ファイバによって前記給油制御
部へ送るようになされ、前記計測結果に応じて前記給油
制御部が前記機械的手段の動作を制御することを特徴と
する給油機。 - 【請求項２】 請求項１記載の給油機であって、前記流
量計が、前記給油制御部から光ファイバを介して導かれ
た光を該流量計の計測結果に比例する数の光パルスに変
換するパルス発信器を更に備え、該光パルスを光ファイ
バによって前記給油制御部へ送るようになされているこ
とを特徴とする給油機。 - 【請求項３】 請求項１又は２に記載の給油機であっ
て、前記ノズル部が油種検出部を備えており、前記コン
ソール部が、前記油種検出部と光ファイバで接続された
油種判別部を更に備え、該油種判別部による判別結果に
応じて前記給油制御部が前記機械的手段の動作を制御す
ることを特徴とする給油機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09661496A JP3343321B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 給油機 |
| EP97105623A EP0802157A1 (en) | 1996-04-18 | 1997-04-04 | Refueling machine |
| US08/838,668 US5934507A (en) | 1996-04-18 | 1997-04-09 | Refueling machine having no electrically actuated means in an explosive area |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09661496A JP3343321B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 給油機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09286500A JPH09286500A (ja) | 1997-11-04 |
| JP3343321B2 true JP3343321B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=14169740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09661496A Expired - Lifetime JP3343321B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 給油機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5934507A (ja) |
| EP (1) | EP0802157A1 (ja) |
| JP (1) | JP3343321B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
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|---|---|---|---|---|
| DK0935750T3 (da) | 1996-11-01 | 2002-08-19 | Bp Oil Int | Testanordning og fremgangsmåde til anvendelse |
| GB2348185B (en) * | 1999-03-23 | 2001-03-14 | Imi Cornelius | Dispensing of beverages |
| US7028561B2 (en) * | 2003-08-04 | 2006-04-18 | Gilbarco Inc. | Fuel dispenser fuel meter error detection device, system and method |
| US6935191B2 (en) * | 2003-08-04 | 2005-08-30 | Gilbarco Inc. | Fuel dispenser fuel flow meter device, system and method |
| KR20070096721A (ko) * | 2006-03-27 | 2007-10-02 | 이규흥 | 자동차 연료주입장치 |
| CZ18051U1 (cs) * | 2007-09-06 | 2007-11-26 | Easy Tank, A. S. | Výdejní stojan k doplnování technologických kapalin a kapalinových smesí a nebo prímesí |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3340441A (en) * | 1964-07-10 | 1967-09-05 | Smith Corp A O | Enclosure for electrical apparatus and systems |
| US3920056A (en) * | 1974-07-10 | 1975-11-18 | Nalco Chemical Co | Portable automatic drum filling apparatus |
| JPS602491A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-08 | トキコ株式会社 | 給油方式 |
| GB2147273A (en) * | 1983-10-01 | 1985-05-09 | Donald Green | Apparatus for dispensing fluids |
| JPS60172700A (ja) * | 1984-02-01 | 1985-09-06 | 株式会社東京タツノ | 給油装置 |
| US4885943A (en) * | 1988-05-11 | 1989-12-12 | Hydro-Craft, Inc. | Electronic flowmeter system and method |
| US4887469A (en) * | 1988-05-11 | 1989-12-19 | Hydro-Craft, Inc. | High accuracy turbine flowmeter with optical sensor |
| US5184309A (en) * | 1990-03-20 | 1993-02-02 | Saber Equipment Corp. | Fluid dispensing nozzle including in line flow meter and data processing unit |
| EP0598341B1 (en) * | 1992-11-17 | 1998-09-23 | Hoechst Aktiengesellschaft | Optical sensor for detecting chemical species |
| EP0598340B1 (en) * | 1992-11-17 | 2012-06-13 | O.S.P. Inc. | Use of a copolymer film on a substrate for detecting chemical substances |
| JP3157952B2 (ja) * | 1993-06-02 | 2001-04-23 | アヴェンティス・リサーチ・ウント・テクノロジーズ・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー | 化学物質検出用光学センサー |
| JP3032677B2 (ja) * | 1994-03-24 | 2000-04-17 | アヴェンティス・リサーチ・ウント・テクノロジーズ・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー | 燃料蒸気判別方法及び装置 |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP09661496A patent/JP3343321B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-04-04 EP EP97105623A patent/EP0802157A1/en not_active Ceased
- 1997-04-09 US US08/838,668 patent/US5934507A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5934507A (en) | 1999-08-10 |
| JPH09286500A (ja) | 1997-11-04 |
| EP0802157A1 (en) | 1997-10-22 |
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