JP3342714B2 - 2個の合成樹脂管を連結するための継手及びそれを製造するための工具 - Google Patents

2個の合成樹脂管を連結するための継手及びそれを製造するための工具

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JP3342714B2 JP23192692A JP23192692A JP3342714B2 JP 3342714 B2 JP3342714 B2 JP 3342714B2 JP 23192692 A JP23192692 A JP 23192692A JP 23192692 A JP23192692 A JP 23192692A JP 3342714 B2 JP3342714 B2 JP 3342714B2
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ボルイェ・カルルストレム
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ホーバス・エンジニアリング・アクチェンゲゼルシャフト
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2個の合成樹脂管を連
結するための継手及びそれを製造するための工具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】2個の管を連結するために、継手が使用
される。この継手として、円筒状の管部分が使用され、
その中に、各端部側からそれぞれ合成樹脂管の端部がね
じ込まれるか、又は、差し込まれ、何らかの手段により
固着される。しかしながら、製造の際に、管の一方の端
部に継手として役立つ拡大部を設け、その拡大部の中
に、同様に形成された管の拡大されていない端部を差し
込むことも可能である。これらの両方の方法は、管が合
成樹脂管の場合にも公知となっている。更に、これらの
両方の種類の継手の利点及び欠点も、また、公知であ
る。
【0003】合成樹脂管と継手との漏れの無い連結を確
実とするために、合成樹脂管か、又は、継手に、シール
手段を設けることが行われている。例えば、管端部の近
くに溝を設け、その中に、例えば、Oリング、又は同様
なものを差し込むことが公知となっている。しかしなが
ら、このような継手は、特に、圧入手段により地中に置
かれる管の場合には、管の壁の厚さが薄くされるので、
望ましく無く、それ故、回避されるべきである。また、
リブを設けた弾性的な内部部分を有する継手やこの内部
部分に固い被覆を適用した継手も、また、公知となって
いる。しかしながら、このような継手は、作るために多
くの工程を必要とし、従って、高価である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、比
較的簡単な構造を有し、しかも、漏れることが無く、か
つシール手段を必要としない、2個の合成樹脂管を連結
するための継手及びそれを製造するための工具すなわち
成形用の型を得ることを、解決すべき課題とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】2個の合成樹脂管あるい
は2個のガラス繊維で強化された合成樹脂管の連結のた
めに適している本発明による継手は、ガラス繊維強化の
合成樹脂から成る円筒形状の外層と、この外層の内側に
成形されたポリウレタン層であって、継手の中央に向か
って減少する内径を有している内層とからなっている。
【0006】本発明による継手は、従来公知のものにお
ける上記のような欠点を何ら有していないものである。
なぜならば、この継手は、内部シール手段を有し、シー
ル手段を備えていない合成樹脂管の管端部に緊密に差し
込むことができ、そして、希望の場合には、それに固着
することができ、連結すべき他方の合成樹脂管を、取り
外し自在にしかも漏れが無いようにこの継手の中に差し
込むことができるものである。
【0007】種々の実施形態が可能である。すなわち、
残りの管部分に比べてより小さな直径を有している円筒
状の管端部分を有している2個の管の連結のために役立
つ継手により、同一の外径を有する導管、すなわち、外
部に隆起やリブの無い導管の製造が可能であり、また、
多数の肩の無い管、すなわち、全部の長さに渡って同一
の外径を有している管に装着することも可能である。本
発明は、その上、このような継手を製造するために使用
できる工具をも対象としている。
【0008】
【実施例】以下、本発明を参考例とその実施例を示す図
面に基づいて詳細に説明する。図1に参考例として示さ
れている、全体として1の参照符号を付けられた、両方
のガラス繊維強化合成樹脂管2及び3の連結のための継
手は、両方の管2及び3と同一の外径を有している。こ
の継手1が両方の管2,3の上に差し込まれることが出
来るように、両方の管2,3には、円筒形状の管端部分
4、4が設けられており、それらの直径D2は、残りの
管部分の直径D1よりも、小さくなっている。継手1自
体は、ガラス繊維強化合成樹脂製の円筒形状外部部分す
なわち外層5と、その外層5の内側に成形されたポリウ
レタン製の内層7とから成り立っている。しかしなが
ら、この内層7は、全部の内側表面に延びること無く、
一端縁において始まり、継手1の長さの30〜50%の
範囲に渡って広がっているだけである。一方、継手1の
残りの内側表面6は、ポリウレタン層7が存在していな
い。ポリウレタン製の内層7は、継手1の端部におい
て、円筒形状の管端部分4の外径D2と一致している
か、又は、それよりもせいぜい0.5%大きな内径D3
を有している。継手1の端縁からの距離が増加すると共
にこの内径D3は小さくなる。なお、この場合、内側表
面の輪郭は、図示の輪郭に一致しているが、この輪郭と
は別の輪郭であっても良く、例えば、丸くされることも
出来る。本質的であることは、内層7であるポリウレタ
ン層の内径が、継手1の中央に向かって減少しているこ
とである。ポリウレタン層の存在していない部分6は、
図示される参考例においては、本質的に径方向に延びる
面8により境界されているが、しかしながら、この面8
は、それから、やや外れた形状を持つこともある。
【0009】継手1の長さbは、管2,3の円筒状の管
端部分4の長さaのほぼ2倍に一致している。この構造
により、このような管2,3及び継手1から組立てられ
る導管は、外部が均一な表面を有しており、これによ
り、このような導管は、圧入手段により敷設することが
出来ることを保証される。継手1の長さbが、円筒状の
管端部分4の長さaの2倍よりもやや短い時には、個々
の管2,3は、直接的に相互に突き当たり、これは、推
進の際における力の伝達に対して有利となる。
【0010】使用に際して、このような継手1は、左側
にある合成樹脂管2の上に差し込まれ、この差し込みの
前に塗布された接着剤9により、管2に強固に連結され
る。この接着剤9の層の厚さは、継手1の内径と管端部
分4の外径D2との差の半分に対応しなければならな
い。それから、右側にある合成樹脂管3が、差し込まれ
る。無論、管端部分4が、それぞれの管端部分4におい
て等しくない直径を持つこと、すなわち、その上に接着
剤を適用することによって継手1に固着されるものより
大きな直径を持ったり、継手1の中に差し込まれるより
小さな直径を持って、必要がある場合には、再び引き出
されることの出来るものも可能である。上述するところ
から分かるように、管2及び3を、単に同軸に相互に連
結して敷設するだけでは無く、それらの軸が小さな角度
を相互に形成するように敷設し、この場合、ポリウレタ
ン層7の存在によって、すべての位置における、連結に
必要な緊密さが保証されることも可能である。
【0011】このような継手1は、以下に図2について
説明されるように、非常に簡単な方法によって製作され
る。製作のために使用可能である工具は、基盤10並び
にそれに連結されている、又は、連結可能である成形リ
ング11から成り、この場合、基盤10は、外層5を形
成するガラス繊維強化合成樹脂製の中空円筒を成形リン
グ11に対して同軸に基盤10上に置くための位置決め
手段12を有している。ここで、この位置決め手段12
は、リング、又は、別に形成された隆起、例えば、強固
に、あるいは、取り外し自在に基盤10に連結される棒
部材を指すものである。外層5を形成する中空円筒の載
置の後に、それと成形リング11との間の空間でポリウ
レタンが成形され、これにより、ポリウレタン層が中空
円筒5に強固に接着した内層7として形成される。その
上、中空円筒の内面を、それ自体公知の方法で、内層7
と中空円筒との永久的な連結が保証されるように、処理
することが必要である。若しも、継手1が管端部分4に
取り外し不能にでは無く連結されるべきであるならば、
この内層7の硬化の後に、中空円筒5は逆に向けられ、
その他端部に、ポリウレタン層7を形成することが出来
る。
【0012】図3には、本発明の実施例が示されてい
る。全部が21の符号を付けられている継手は、ガラス
繊維強化合成樹脂製の本質的に中空円筒からなる外層2
2を有していると共に、23の符号を付けられたポリウ
レタン製の内層を有している。この内層23は、両方の
継手端部21aと21bのほぼ中央に、相互に連結され
るべき両方の管24及び25に対するストッパとして役
立つリブ26を有している。内層23の内面27は、こ
のリブ26から図において左側の継手端部21aに向け
て拡大する逆円すい形状である。この逆円すい形状の内
面27には、本実施例においては、リング状をなす、2
個のかなり偏平な環状のシール用隆起28及び29が設
けられている。内層23の逆円すい形状の内面27は、
継手21の軸30と約4°の角度をなしている。今や、
継手21の端部21aにおける内径D5が、管24の外
径D6よりも、わずかに大きい時には、継手21は、管
の管端部分を良好に差し込むことができる。図示された
継手端部(21a),(21b)における面取り34
は、継手21の内層(23)が、隆起28及び29に有
するもかかわらず、管の管端部分をリブ26に接するま
で、何らの困難無しに、管端部分を継手21に良好に差
し込むことが出来ることを可能にする。
【0013】この差し込みの際に、継手21のポリウレ
タン層の内層23は、無論、幾らか変形できるが、特
に、隆起28及び29の領域においては圧縮される。管
の外周面又は継手内面に接着剤が施される時には、継手
21は、継手21の軸30が管24の軸32と一致する
ように、永久的に且つ解放不能に管24に連結される。
【0014】リブ26と図において右側の継手端部21
bとの間の領域の内層23の内面は、今や、幾らか変わ
って形成されている。すなわち、最外部に円筒形状部分
33があり、この部分33は、その外端部に、面取り3
4が施こされている。この円筒形状部分33に続いて、
のこぎり刃状に継手内部の中に突出している環状リブ3
5が形成されており、更に、この環状リブ35とリブ2
6との間には、リング状の溝36が設けられている。図
3から分かるように、リング状の溝36の内径nは、円
筒形状部分33の内径D4よりもやや大きい。これは、
反対側の継手端部21aにおける内径D5とほぼ一致し
ている。なお、リング状の溝36の内径nは、特に、円
筒形状部分33が面取り34を施こされている時には、
逆円すい形状の内面27の自由端部すなわち継手端部2
1aにおける直径D5よりも、小さくすることも出来る
が、このことは本質的なことでは無い。また、継手端部
21bの内径D4も、合成樹脂管25の差し込みのため
に、その外径D6により決定され、この場合の寸法は、
好適には D6≦D4≦1.005D6 の範囲から選択される。したがって、継手端部21bに
続く円筒形状部分33の内径D4も、合成樹脂管25の
外径D6と同じ大きさか、又は、それよりも0.5%ま
で大きく、一方、溝36の直径nは、この合成樹脂管2
5の外径D6よりも2%〜5%大きい。しかしながら、
それとは相違して、のこぎり刃状の環状リブ35の内径
sは、合成樹脂管25の外径D6よりも5%〜10%小
さい。すなわち (98.5/100)・D6≦s≦(99.65/100)・D6 の範囲が好適である。
【0015】継手21の右側のこのような寸法は、合成
樹脂管25の継手21の中への容易な差し込みを可能と
し、のこぎり刃状の環状リブ35により確実にシールさ
れた連結を保証する。すなわち、のこぎり刃状の環状リ
ブ35は、合成樹脂管25の差し込みの際に変形し、す
なわち、圧縮されてほぼ湾曲し、また、溝36が存在す
るので、継手21の軸30が合成樹脂管25の軸37と
5°までの角度を形成するまでは確実にシールされた連
結をさせることが出来る。
【0016】非常に大きく、従って、対応して重い管、
すなわち、1m及びそれ以上の直径を有する管の差し込
みの際にも、継手21の円筒形状部分33の内面と、管
25の外周面との間に、一様なすきまが形成されること
は無い。通常、このような管25は継手21の円筒形状
部分33の下部に横たわり、管25と円筒形状部分33
の上部との間には、寸法に応じて、管25の外径D6
0.5%までの大きさのすきまが生ずる。この場合で
も、継手21による管25のシールされた接続は保証さ
れる。なぜならば、のこぎり刃状の環状リブ35の内径
sが、管25の外径D6より少なくとも0.35%小さ
いからである。
【0017】このような継手21を製作するために、図
4に示されると共に全体に対して40の符号を付けられ
ている工具が使用される。この工具40は、3個のユニ
ット部分、すなわち − ソケット42、接続皿43と保持リング44とから
なる金属部材41と − 金属ソケット45と − 個々の片に分解可能である合成樹脂製リング46と
から成り立っている。
【0018】ソケット42は、継手21の内層23の逆
円すい形状部分27の内面を成形するための部分42a
の外表面と、それに続いて、リブ26の側面を成形する
ための部分42bの外表面と、リブ26の内面を成形す
るための部分42cの外表面とを有している。このリブ
26の内面を成形するための部分42cと反対側のソケ
ット42の端部には、接続皿43が一体に形成され、こ
の接続皿43の外端部には保持リング44が設けられて
いる。なお、保持リング44は、接続皿43にあらかじ
め作られている。ガラス繊維強化合成樹脂管部分、すな
わち、継手21の外層22として形成される中空円筒を
ソケット42に対して同軸に固持するために役立ってい
る。
【0019】金属ソケット45は、その外表面に3つの
異なった部分を有している。すなわち、最外部には、円
筒形状部分33を形成するための円筒形状部分45a
と、これに続いて、のこぎり刃状の環状リブ35の側面
を形成するための円すい形部分45bと、それに続いて
合成樹脂リング46、例えば、シリコーン製のリング4
6を受け取るための小さな直径部分とを有している。従
って、この工具は、ポリウレタン層から成る継手21の
内層23の成形後、継手21を取り出すために分解され
る。金属部材41と金属ソケット45の両方を同軸に組
み立てることが出来るように、ソケット42の端面に
は、その直径が、相互に接する金属ソケット45の端面
の直径と一致するくぼみ41dが設けられている。
【0020】工具の前記の説明から、その使用方法も明
らかであろう。そして、本発明による継手21を製作す
るための方法も、また、明らかとなるだろう。すなわ
ち、外層22を形成するためのガラス繊維強化合成樹脂
製の中空円筒を取り、これを工具すなわち型40の中に
置き、中空円筒22,ソケット42、複数の片からなる
シリコーンリング46及びソケット45によって境界さ
れた空間内に液体のポリウレタンを充填し、固化させた
後、まず、金属部材41が取り去られ、それから、ソケ
ット45が取り去られ、最後に、シリコーンリング46
が取り去られる。かくして、当業者には公知のように、
ガラス繊維強化合成樹脂製の中空円筒の内面には、固化
したポリウレタン層が強固に接着して形成される。一
方、金属部材、金属ソケットやシリコーンリングからな
る工具すなわち型部分は、固化したポリウレタン層が、
それらから容易に取り去られるように処理されている。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成及び作用を
有しているので、比較的簡単な構造を有し、しかも、合
成樹脂管が継手の軸に対して5°の角度で差し込まれた
り、大きくて重い管の連結の場合にも、漏れることが無
く、更なるシール手段を必要とすることの無い、2個の
合成樹脂管を連結するための継手及びそれを製造するた
めの工具を提供することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例となる継手並びに相互に連結さ
れるべき両方の管の縦断面図である。
【図2】図1に示された継手を製造するための工具の縦
断面図である。
【図3】本発明による継手の実施例である継手並びに相
互に連結されるべき両方の管の縦断面図である。
【図4】図3に示された継手を製造するための工具の縦
断面図である。
【符号の説明】
1 継手 2 合成樹脂管 3 合成樹脂管 4 管端部分 5 外層 6 内層の無い部分 7 内層 9 接着剤 10 基盤 11 成形リング 12 位置決め手段 21 継手 21a 継手端部 21b 継手端部 22 外層 23 内層 24 合成樹脂管 25 合成樹脂管 26 リブ 27 継手内面 28 シール隆起 29 シール隆起 33 円筒形状部分 35 のこぎり刃状リブ 36 リング状溝 40 工具 41 金属部材 42 ソケット 43 接続皿 44 保持リング 45 金属ソケット 46 合成樹脂リング
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29K 75:00 B29K 75:00 105:06 105:06 B29L 31:24 B29L 31:24 (56)参考文献 特開 昭59−180193(JP,A) 特開 昭55−115680(JP,A) 特開 昭51−144056(JP,A) 特開 昭51−66354(JP,A) 実開 昭59−147978(JP,U) 実開 昭54−5117(JP,U) 米国特許4915422(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 69/02 B29D 31/00 F16L 21/00 F16L 21/02 F16L 25/00 F16L 47/00 F16L 47/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス繊維強化合成樹脂管から成る円筒
    形状の外層(22)と、この外層の内側に成形されたポ
    リウレタン層であって、継手の中央に向かって減少する
    内径を有している内層(23)とからなる、2個の合成
    樹脂管(24,25)を連結するための継手(21)に
    おいて、前記内層(23)には、継手のほぼ中央に、相
    互に連結されるべき合成樹脂管(24,25)に対する
    ストッパとして役立つリブ(26)が形成され、このリ
    ブ(26)から一方の継手端部(21a)に向けて内層
    の内面(27)が逆円すい形状に拡大すると共にこの内
    層の内面(27)には、少なくとも1個の環状のシール
    用隆起(28,29)が形成され、このリブ(26)と
    他方の継手端部(21b)との間には、継手端部(21
    b)に続く円筒形状部分(33)と,のこぎり刃状に内
    部に突出する環状リブ(35)とこの環状リブ(35)
    の半径方向に延びる側面に続くリング状の溝(36)と
    が形成され、この場合、リング状の溝(36)の直径
    (n)が、円筒形状部分(33)の内径(D 4 )よりも
    大きく、反対側の継手端部(21a)の直径(D 5 )と
    ほぼ一致していることを特徴とする2個の合成樹脂管を
    連結するための継手。
  2. 【請求項2】 前記円筒形状部分(33)の内径
    (D 4 )が連結されるべき合成樹脂管(24,25)の
    外径(D 6 )に対し、 6 ≦D 4 ≦1.005D 6 の範囲にあり、また、のこぎり刃状の環状リブ(35)
    の内径(s)がその合成樹脂管(24,25)の外径に
    対し、 (98.5/100)・D 6 ≦s≦(99.65/100)・D 6 の範囲にある請求項1記載の2個の合成樹脂管を連結す
    るための継手。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の2個の合成樹脂管(2
    4,25)を連結するための継手(21)を製造するた
    めの工具において、工具が、ポリウレタン層の内面(2
    7)の逆円すい形状部分及び環状リブの側面と内面の部
    分の成形のため の外表面を有するソケット(42)と、
    このソケット(42)の一端で径方向に延びている接続
    皿(43)と、この接続皿(43)の外端部に設けられ
    た円筒状のガラス繊維強化リング(22)を保持するた
    めの保持リング(44)とからなる金属部材(41)
    と、この金属部材(41)の上に載置可能な円筒状の金
    属ソケット(45)であって、ポリウレタン層の内面の
    円筒形状部分とのこぎり刃状リブ(35)の側面の部分
    の成形のための外表面を有する金属ソケット(45)
    と、ポリウレタン層の内面のリング状の溝の形成のため
    の外表面を有する、分解可能な合成樹脂リング(46)
    とからなることを特徴とする2個の合成樹脂管を連結す
    るための継手を製造するための工具。
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