JP3342512B2 - 自動券売機 - Google Patents
自動券売機Info
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- 235000016496 Panda oleosa Nutrition 0.000 claims description 6
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Landscapes
- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動券売機に関わり、特
に入力操作により券面の内容を設定し、設定された券面
の内容を印刷の済んでいない切符媒体に印刷して切符を
発行する自動券売機に関する。
に入力操作により券面の内容を設定し、設定された券面
の内容を印刷の済んでいない切符媒体に印刷して切符を
発行する自動券売機に関する。
【0002】
【従来の技術】利用者の希望する切符を発行する自動券
売機においては、従来より利便性の高いものが開発され
てきた。例えば、特開昭 61- 97793号公報には利用者が
設定した券面の内容を、未だ印刷がされていない切符媒
体または一部しか印刷されていない切符媒体に印刷をし
てから切符を発行する自動券売機が開示されている。特
に、この公報には透明タッチパネルを入力部として入力
機能を高めることが示されている。こうした自動券売機
においては発券を求める利用者にとってより一層便利な
ものが求められている。
売機においては、従来より利便性の高いものが開発され
てきた。例えば、特開昭 61- 97793号公報には利用者が
設定した券面の内容を、未だ印刷がされていない切符媒
体または一部しか印刷されていない切符媒体に印刷をし
てから切符を発行する自動券売機が開示されている。特
に、この公報には透明タッチパネルを入力部として入力
機能を高めることが示されている。こうした自動券売機
においては発券を求める利用者にとってより一層便利な
ものが求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動券売機から発行さ
れる切符の券面には、通常、主として漢字が印刷されて
いるが、発券を求める利用者の中には、日本語を良く解
する視力の良い者ばかりでなく、視力障害を持つ人、日
本語に慣れていない外国人、小さい字が読みづらいお年
寄り、あるいは漢字の読めない子供など様々な人がい
る。このような方々は発行された切符の券面の内容を確
認するのに不便さを感じていた。そこで、本発明の目的
は発券を求める利用者に適した形で切符を発行する自動
券売機を提案することにある。
れる切符の券面には、通常、主として漢字が印刷されて
いるが、発券を求める利用者の中には、日本語を良く解
する視力の良い者ばかりでなく、視力障害を持つ人、日
本語に慣れていない外国人、小さい字が読みづらいお年
寄り、あるいは漢字の読めない子供など様々な人がい
る。このような方々は発行された切符の券面の内容を確
認するのに不便さを感じていた。そこで、本発明の目的
は発券を求める利用者に適した形で切符を発行する自動
券売機を提案することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動販売機は、乗車券を発行する自動券売
機において、入力部が、通常文字又は大文字を選択して
入力する機能と、漢字又は仮名文字又は点字を選択する
機能して入力する機能とを備え、印刷部が、乗車券に印
刷する内容のうち、乗車区間の内容に関して、前記選択
された通常文字又は大文字のサイズで、前記選択された
漢字又は仮名文字又は点字と、英文字とを並記して印刷
することを特徴とする。
に、本発明の自動販売機は、乗車券を発行する自動券売
機において、入力部が、通常文字又は大文字を選択して
入力する機能と、漢字又は仮名文字又は点字を選択する
機能して入力する機能とを備え、印刷部が、乗車券に印
刷する内容のうち、乗車区間の内容に関して、前記選択
された通常文字又は大文字のサイズで、前記選択された
漢字又は仮名文字又は点字と、英文字とを並記して印刷
することを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明の自動券売機は、入力手段により券面の
内容を設定し、表現形式格納手段に格納された複数種類
の表現形式から表現形式選定手段により表現形式を選定
し、英文字と漢字等とを並記して印刷することができ
る。
内容を設定し、表現形式格納手段に格納された複数種類
の表現形式から表現形式選定手段により表現形式を選定
し、英文字と漢字等とを並記して印刷することができ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の第1実施例を示すフ゛ロック図である。本実施
例の自動券売機1は乗車券の発行に用いられるものであ
り、全体の制御を司る中央演算処理装置10を中心に、記
憶部20,発券内容設定部30,印刷表現形式選択部40,媒体ス
タッカ50,媒体搬送部60,印刷部70,発券放出口80から構成さ
れる。
1は本発明の第1実施例を示すフ゛ロック図である。本実施
例の自動券売機1は乗車券の発行に用いられるものであ
り、全体の制御を司る中央演算処理装置10を中心に、記
憶部20,発券内容設定部30,印刷表現形式選択部40,媒体ス
タッカ50,媒体搬送部60,印刷部70,発券放出口80から構成さ
れる。
【0007】印刷部70は、標準印字機構90と点字印字機
構100の2つの印字機構を備えている。標準印字機構90
は複数種類の文字フォント が格納された文字フォント格納領域1
10を備えており、中央演算処理装置10からの指令に従っ
て文字フォントを選定する。
構100の2つの印字機構を備えている。標準印字機構90
は複数種類の文字フォント が格納された文字フォント格納領域1
10を備えており、中央演算処理装置10からの指令に従っ
て文字フォントを選定する。
【0008】図2は文字フォント格納領域110の内容を示し
ている。文字フォント格納領域110には大別して通常サイス゛文
字フォント群13と大文字フォント群17の2種類のサイス゛のフォント群が
格納されている。さらに、各サイス゛のフォント群は3つのフォン
ト、すなわち平仮名/片仮名/数字フォント14,18,漢字フォント1
5,19,英文字フォント16,20を含んでいる。標準印字機構90と
しては、通常の ト゛ットインハ゜クト方式の他、熱転写式やレーサ゛ヒ
゛ーム方式やインクシ゛ェット方式など種々の方式のものを使用す
ることができる。また、点字印字機構100としては、紙
面の裏側から突き出すタイフ゜ライタ式のものや、熱を与える
と紙面が浮き上がるサーマル式のものなどを使用することが
できる。
ている。文字フォント格納領域110には大別して通常サイス゛文
字フォント群13と大文字フォント群17の2種類のサイス゛のフォント群が
格納されている。さらに、各サイス゛のフォント群は3つのフォン
ト、すなわち平仮名/片仮名/数字フォント14,18,漢字フォント1
5,19,英文字フォント16,20を含んでいる。標準印字機構90と
しては、通常の ト゛ットインハ゜クト方式の他、熱転写式やレーサ゛ヒ
゛ーム方式やインクシ゛ェット方式など種々の方式のものを使用す
ることができる。また、点字印字機構100としては、紙
面の裏側から突き出すタイフ゜ライタ式のものや、熱を与える
と紙面が浮き上がるサーマル式のものなどを使用することが
できる。
【0009】一方、発券内容設定部30は、発券を求める
利用者が スイッチ入力することにより乗車区間等、切符の
券面に必要な内容を設定するものであり、設定された券
面の内容は中央演算処理装置10によって記憶部20に一時
的に記憶される。発券内容設定部30のスイッチは、つぎに示
す印刷表現形式選択部40と同様に通常の押しホ゛タンスイッチ,
回転スイッチ,タッチスイッチ等のスイッチで構成することができる。
利用者が スイッチ入力することにより乗車区間等、切符の
券面に必要な内容を設定するものであり、設定された券
面の内容は中央演算処理装置10によって記憶部20に一時
的に記憶される。発券内容設定部30のスイッチは、つぎに示
す印刷表現形式選択部40と同様に通常の押しホ゛タンスイッチ,
回転スイッチ,タッチスイッチ等のスイッチで構成することができる。
【0010】印刷表現形式選択部40は、表現形式を選定
するために上記方式のスイッチを複数有する。これらの スイッ
チには、文字サイス゛を通常の大きさに指定する通常文字スイッ
チ42,大文字サイス゛を指定する大文字スイッチ44の他に、漢字フォ
ントを指定する漢字フォントスイッチ45,平仮名/片仮名/数字フォン
トを指定する仮名フォントスイッチ47,英文字フォントを指定する英文
字フォントスイッチ46 がある。また、点字を指定する点字スイッチ4
8,あるいは予備として表現形式の設定を任意に変更でき
る予備スイッチ49が設けられている。
するために上記方式のスイッチを複数有する。これらの スイッ
チには、文字サイス゛を通常の大きさに指定する通常文字スイッ
チ42,大文字サイス゛を指定する大文字スイッチ44の他に、漢字フォ
ントを指定する漢字フォントスイッチ45,平仮名/片仮名/数字フォン
トを指定する仮名フォントスイッチ47,英文字フォントを指定する英文
字フォントスイッチ46 がある。また、点字を指定する点字スイッチ4
8,あるいは予備として表現形式の設定を任意に変更でき
る予備スイッチ49が設けられている。
【0011】これらのスイッチは論理和で接続されており、
中央演算処理装置10はいずれのスイッチが オンになっ
たかを判断する。スイッチが オンとなり、指定された表現形
式は中央演算処理装置10によって記憶部20に記憶され
る。記憶部20は、指定された表現形式や前記券面の内容
を記憶すると共に、中央演算処理装置10が実行する処理
フ゜ロク゛ラムを予め格納している。媒体スタッカ50は、印刷され
ていない切符媒体または一部しか印刷されていない切符
媒体を蓄えておくもので、媒体搬送部60に切符媒体を供
給する。媒体搬送部60は、媒体スタッカ50の切符媒体を印刷
部70に搬送したり、発券を求める利用者に向けて設けら
れた発券放出口80に印刷された切符を送り出すものであ
る。
中央演算処理装置10はいずれのスイッチが オンになっ
たかを判断する。スイッチが オンとなり、指定された表現形
式は中央演算処理装置10によって記憶部20に記憶され
る。記憶部20は、指定された表現形式や前記券面の内容
を記憶すると共に、中央演算処理装置10が実行する処理
フ゜ロク゛ラムを予め格納している。媒体スタッカ50は、印刷され
ていない切符媒体または一部しか印刷されていない切符
媒体を蓄えておくもので、媒体搬送部60に切符媒体を供
給する。媒体搬送部60は、媒体スタッカ50の切符媒体を印刷
部70に搬送したり、発券を求める利用者に向けて設けら
れた発券放出口80に印刷された切符を送り出すものであ
る。
【0012】以上のように構成された本実施例の乗車券
用の自動券売機の機能を図3に示すフローチャートに従って説
明する。中央演算処理装置10は発券内容設定部30に入力
操作があるまで待機している。発券を求める利用者によ
って発券内容設定部30に券面の内容についての入力操作
がなされると、中央演算処理装置10は入力設定された券
面の内容を記憶部20に記憶する(ステッフ゜n10)。ここで、券
面の内容とは、乗車券の場合に乗車区間,乗車日時,指定
席の有無などを指し、入場券の場合に入場先などを指
す。つぎに、券面の内容をどのような表現形式で切符に
印刷するかを指定するために、中央演算処理装置10は印
刷表現形式選択部40によりその選択を利用者に促す(ステッ
フ゜n20)。印刷表現形式選択部40は前述したように7個の
スイッチ42〜49を有するので、発券を求める利用者はこれ
らのスイッチ42〜49を使って指定する。
用の自動券売機の機能を図3に示すフローチャートに従って説
明する。中央演算処理装置10は発券内容設定部30に入力
操作があるまで待機している。発券を求める利用者によ
って発券内容設定部30に券面の内容についての入力操作
がなされると、中央演算処理装置10は入力設定された券
面の内容を記憶部20に記憶する(ステッフ゜n10)。ここで、券
面の内容とは、乗車券の場合に乗車区間,乗車日時,指定
席の有無などを指し、入場券の場合に入場先などを指
す。つぎに、券面の内容をどのような表現形式で切符に
印刷するかを指定するために、中央演算処理装置10は印
刷表現形式選択部40によりその選択を利用者に促す(ステッ
フ゜n20)。印刷表現形式選択部40は前述したように7個の
スイッチ42〜49を有するので、発券を求める利用者はこれ
らのスイッチ42〜49を使って指定する。
【0013】利用者が普通の印字を希望する場合には、
始めに通常文字スイッチ42,大文字スイッチ44のいずれかを選択
する。続いて、サイス゛が決まったら、書体の選択に入り、
漢字,英文字,平仮名/片仮名/数字のいずれにするかを
漢字フォントスイッチ45,英文字フォントスイッチ46,仮名フォントスイッチ47で指
定する。また、点字を希望する場合には点字スイッチ48を選
択する。予備スイッチ49は時事に応じて変更できるものであ
る。例えば、切符の裏面に塗られた磁気媒体により自動
改札機で情報が読み取られるような切符の場合には、券
面の内容は利用者の単なる確認に過ぎなくなるので、特
に印刷しなくてもよいときにはこのスイッチを押すようにし
てもよい。あるいは、多色刷りの記念切符を発券すると
きのスイッチに設定してもよい。
始めに通常文字スイッチ42,大文字スイッチ44のいずれかを選択
する。続いて、サイス゛が決まったら、書体の選択に入り、
漢字,英文字,平仮名/片仮名/数字のいずれにするかを
漢字フォントスイッチ45,英文字フォントスイッチ46,仮名フォントスイッチ47で指
定する。また、点字を希望する場合には点字スイッチ48を選
択する。予備スイッチ49は時事に応じて変更できるものであ
る。例えば、切符の裏面に塗られた磁気媒体により自動
改札機で情報が読み取られるような切符の場合には、券
面の内容は利用者の単なる確認に過ぎなくなるので、特
に印刷しなくてもよいときにはこのスイッチを押すようにし
てもよい。あるいは、多色刷りの記念切符を発券すると
きのスイッチに設定してもよい。
【0014】つぎに、中央演算処理装置10は選定された
表現形式に合致した印字機構に通電して印刷の準備をす
る(ステッフ゜n30)。本実施例では前述したように標準印字機
構と点字印字機構との2台の フ゜リンタを用意しているが、
さらにもう1台 カラー専用フ゜リンタを予備スイッチ49に合わせて
用意してもよい。
表現形式に合致した印字機構に通電して印刷の準備をす
る(ステッフ゜n30)。本実施例では前述したように標準印字機
構と点字印字機構との2台の フ゜リンタを用意しているが、
さらにもう1台 カラー専用フ゜リンタを予備スイッチ49に合わせて
用意してもよい。
【0015】つぎに、中央処理演算装置10は、媒体搬送
部60を制御することにより一部しか印刷されていない切
符媒体を媒体スタッカ50から印刷部70へ搬送する(ステッフ゜n4
0)。
部60を制御することにより一部しか印刷されていない切
符媒体を媒体スタッカ50から印刷部70へ搬送する(ステッフ゜n4
0)。
【0016】印刷部70は、記憶部20に一時記憶された券
面の内容や指定された表現形式を中央演算処理装置10か
らの指令に従って受け取り、指定された表現形式に基づ
いて搬送された切符媒体に券面の内容を印刷する(ステッフ゜
n50)。印刷処理された切符は発券放出口80に送り出され
(ステッフ゜n60)、利用者は切符を入手することができる。
面の内容や指定された表現形式を中央演算処理装置10か
らの指令に従って受け取り、指定された表現形式に基づ
いて搬送された切符媒体に券面の内容を印刷する(ステッフ゜
n50)。印刷処理された切符は発券放出口80に送り出され
(ステッフ゜n60)、利用者は切符を入手することができる。
【0017】印刷された切符の例を図4に示す。切符15
0は印刷表現形式選択部40で図4(a)の如く通常の文
字サイス゛が選択され、かつ漢字フォントを選択して印刷された
ものである。切符160は同じ券面の内容に対し図4
(b)の如く大きい文字サイス゛を選択して印刷されたもの
である。このように、大きな文字で印刷することによ
り、弱視者にとっても容易に券面の内容を確認できる。
尚、この例では、「新宿」と「140円区間」だけを大
きく印刷してあり、その他は通常の文字サイス゛で印刷して
いる。
0は印刷表現形式選択部40で図4(a)の如く通常の文
字サイス゛が選択され、かつ漢字フォントを選択して印刷された
ものである。切符160は同じ券面の内容に対し図4
(b)の如く大きい文字サイス゛を選択して印刷されたもの
である。このように、大きな文字で印刷することによ
り、弱視者にとっても容易に券面の内容を確認できる。
尚、この例では、「新宿」と「140円区間」だけを大
きく印刷してあり、その他は通常の文字サイス゛で印刷して
いる。
【0018】また、他の印刷例を図5に示す。図5
(a)の如く切符170は前例と同じように通常の文字サイス
゛でかつ漢字フォントを選択して印刷されたものであり、図
5(b)の切符180は漢字を理解しずらい外国人向けに
同じ券面の内容に対して英文字フォントを追加選択して印刷
されたものである。さらに、図5(b)の切符190は点
字も追加選択して印刷されたものである。切符190にお
いては、切符170,180の券面の内容における「博多 →
東京」の部分を点字印刷したものである。尚、図中の
「・」は図面手前に向かって突起していることを示す。
このように、本実施例の自動券売機によれば、弱視者の
方、英語しか解しない方、あるいは視力障害を有する方
がそれぞれに適した切符を入手することで容易に券面の
内容を確認することができる。ここで、外国語として英
語を例に挙げたが、ロシア語でもフランス語でも国語を
問わないことは勿論である。
(a)の如く切符170は前例と同じように通常の文字サイス
゛でかつ漢字フォントを選択して印刷されたものであり、図
5(b)の切符180は漢字を理解しずらい外国人向けに
同じ券面の内容に対して英文字フォントを追加選択して印刷
されたものである。さらに、図5(b)の切符190は点
字も追加選択して印刷されたものである。切符190にお
いては、切符170,180の券面の内容における「博多 →
東京」の部分を点字印刷したものである。尚、図中の
「・」は図面手前に向かって突起していることを示す。
このように、本実施例の自動券売機によれば、弱視者の
方、英語しか解しない方、あるいは視力障害を有する方
がそれぞれに適した切符を入手することで容易に券面の
内容を確認することができる。ここで、外国語として英
語を例に挙げたが、ロシア語でもフランス語でも国語を
問わないことは勿論である。
【0019】つぎに、本発明の第2実施例について説明
する。第2実施例の自動券売機は、前述した第1実施例
の印刷表現形式選択部40の代わりに、図6のフ゛ロック図に
示すように記憶媒体読み書き部121を設けて構成され
る。具体的には、中央演算処理装置11が記憶媒体読み書
き部121との間で実行する記憶部21に予め格納された処
理フ゜ロク゛ラム部分と、上記記憶媒体読み書き部121との2つ
が、前記第1実施例と異なるだけで他の構成は同じであ
る。
する。第2実施例の自動券売機は、前述した第1実施例
の印刷表現形式選択部40の代わりに、図6のフ゛ロック図に
示すように記憶媒体読み書き部121を設けて構成され
る。具体的には、中央演算処理装置11が記憶媒体読み書
き部121との間で実行する記憶部21に予め格納された処
理フ゜ロク゛ラム部分と、上記記憶媒体読み書き部121との2つ
が、前記第1実施例と異なるだけで他の構成は同じであ
る。
【0020】記憶媒体読み書き部121は、図7に示す記
憶媒体131に記録された内容を読み出すと共に、必要に
応じて記憶媒体131に情報を書き込むものである。尚、
記憶媒体131は発券を求める利用者が個々に所有するも
のである。具体的には記憶媒体131として磁気カート゛,光磁
気カート゛,ICカート゛あるいはハ゛ーコート゛が挙げられる。
憶媒体131に記録された内容を読み出すと共に、必要に
応じて記憶媒体131に情報を書き込むものである。尚、
記憶媒体131は発券を求める利用者が個々に所有するも
のである。具体的には記憶媒体131として磁気カート゛,光磁
気カート゛,ICカート゛あるいはハ゛ーコート゛が挙げられる。
【0021】記憶媒体読み書き部121としては、これら
の記憶媒体131に対して読み書きできる リート゛ライトヘット゛を
備えたものであればよい。記憶媒体131は、利用者属性
情報格納領域132とその他の情報領域123との2つの記憶
領域を有する。利用者属性情報格納領域132には、発券
を求める利用者の希望する表現形式に関するテ゛ータか記憶
されており、その他領域123には自動券売機を利用する
時に有効な情報が格納されている。例えば、本実施例の
ように、利用者ID情報、前払い料金残額情報などが挙
げられる。
の記憶媒体131に対して読み書きできる リート゛ライトヘット゛を
備えたものであればよい。記憶媒体131は、利用者属性
情報格納領域132とその他の情報領域123との2つの記憶
領域を有する。利用者属性情報格納領域132には、発券
を求める利用者の希望する表現形式に関するテ゛ータか記憶
されており、その他領域123には自動券売機を利用する
時に有効な情報が格納されている。例えば、本実施例の
ように、利用者ID情報、前払い料金残額情報などが挙
げられる。
【0022】このように構成された自動券売機の機能を
図8に示す フローチャートに従って説明するが、大方の処理は
第1実施例と同様なので、ここでは処理 ステッフ゜n200 に
ついてだけ説明する。中央演算処理装置11は記憶媒体読
み書き部121に投入された記憶媒体131の内容を読み取
り、利用者ID情報を確認する。その後、券面の内容に
ついて指定された表現形式を記憶部21に一時的に記憶す
る。その時点で、料金を差し引いて残額を記憶媒体131
に書き込む(ステッフ゜n200)。従って、利用者は記憶媒体読
み書き部121に記憶媒体を投入するだけの簡便な形で発
券を求めることができる。尚、券面の内容か固定的なも
のであれば、その情報についても記憶媒体131に記録し
てもよいことは勿論である。
図8に示す フローチャートに従って説明するが、大方の処理は
第1実施例と同様なので、ここでは処理 ステッフ゜n200 に
ついてだけ説明する。中央演算処理装置11は記憶媒体読
み書き部121に投入された記憶媒体131の内容を読み取
り、利用者ID情報を確認する。その後、券面の内容に
ついて指定された表現形式を記憶部21に一時的に記憶す
る。その時点で、料金を差し引いて残額を記憶媒体131
に書き込む(ステッフ゜n200)。従って、利用者は記憶媒体読
み書き部121に記憶媒体を投入するだけの簡便な形で発
券を求めることができる。尚、券面の内容か固定的なも
のであれば、その情報についても記憶媒体131に記録し
てもよいことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、同じ券面の内容であり
ながら、複数の表現形式によって切符媒体に印刷でき
る。従って、発券を求める利用者に適した表現形式で印
刷することが可能となり、例えば、弱視者に対しては大
文字の見やすい文字で印刷した切符を発行できる。ま
た、外国人の方に対しては英語などの母国語で印刷し、
子供などには平仮名,片仮名,数字で印刷した切符を発行
できる。さらには、視力障害を持つ人などに対して点字
で印刷した切符を発行できる。
ながら、複数の表現形式によって切符媒体に印刷でき
る。従って、発券を求める利用者に適した表現形式で印
刷することが可能となり、例えば、弱視者に対しては大
文字の見やすい文字で印刷した切符を発行できる。ま
た、外国人の方に対しては英語などの母国語で印刷し、
子供などには平仮名,片仮名,数字で印刷した切符を発行
できる。さらには、視力障害を持つ人などに対して点字
で印刷した切符を発行できる。
【図1】第1実施例の自動券売機のフ゛ロック図である。
【図2】文字フォント格納領域を示す図である。
【図3】第1実施例の自動券売機の処理を示すフローチャート
である。
である。
【図4】発行された切符を示す図である。
【図5】発行された切符を示す図である。
【図6】第2実施例の自動券売機のフ゛ロック図である。
【図7】記憶媒体の記憶情報領域を示す図である。
【図8】第2実施例の自動券売機の処理を示すフローチャート
である。
である。
1:自動券売機 、 10,11:中央演算処理装置 、 30,31:発券
内容設定部 40:印刷表現形式設定部 、 70,71:印刷部 、 90,91:標準
印字機構 110,111:文字フォント格納領域 、 100,101:点字印字機構 、
121:記憶媒体読み書き部
内容設定部 40:印刷表現形式設定部 、 70,71:印刷部 、 90,91:標準
印字機構 110,111:文字フォント格納領域 、 100,101:点字印字機構 、
121:記憶媒体読み書き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−273418(JP,A) 特開 平5−266345(JP,A) 特開 昭60−69794(JP,A) 特開 平3−91893(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 5/00 G07B 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】乗車券を発行する自動券売機において、 乗車区間を入力する入力部と、乗車券を予め蓄える媒体
スタッカと、前記媒体スタッカから乗車券を搬送する搬
送部と、前記搬送部によって搬送された乗車券に前記入
力部からの入力内容に応じて印刷する印刷部と、印刷さ
れた乗車券を利用者に発行する放出部とを有し、前記入
力部は、通常文字又は大文字を選択して入力する機能
と、漢字又は仮名文字又は点字を選択する機能して入力
する機能とを備え、前記印刷部は、乗車券に印刷する内
容のうち、乗車区間の内容に関して、前記選択された通
常文字又は大文字のサイズで、前記選択された漢字又は
仮名文字又は点字と、英文字とを並記して印刷すること
を特徴とする自動券売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21902692A JP3342512B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 自動券売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21902692A JP3342512B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 自動券売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668322A JPH0668322A (ja) | 1994-03-11 |
JP3342512B2 true JP3342512B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=16729095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21902692A Expired - Fee Related JP3342512B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 自動券売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3342512B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP21902692A patent/JP3342512B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0668322A (ja) | 1994-03-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |