JP3341171B2 - 火災感知器 - Google Patents
火災感知器Info
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Description
たは燃焼生成物を利用して火災を検知する火災感知器に
係り、より詳しくは、システム天井の間隙にワンタッチ
で取付けることのできる火災感知器に関するものであ
る。
焼生成物を利用して火災を検知するセンサ、例えば熱検
知センサ、煙検知センサ、炎検知センサ、ガス検知セン
サ、臭い検知センサ等のセンサを備えた感知器が知られ
ている。そして、これら各種の火災感知器は、いずれも
天井に取付けられて使用される。
示すようなシステム天井が広く用いられている。このシ
ステム天井では、所定の間隔で離して併設した支持金具
1を、それぞれ天井スラブ(図示せず)に吊下支持さ
せ、これら支持金具1,1間に所定の長さ、幅を有する
天井板2を係止することで天井張りを行い、天井を構築
するようにしている。
具1は、断面形状が基本的にT形のバー(以下、Tバー
という)からなり、かつ場所によっては支持金具間の間
隔を狭めて照明器具3を設置できるように2条1組のT
バー4,5として構成されている。2条1組のTバー
4,5は、そのフランジの一方で天井板2や照明器具3
を支持するようになっているとともに、そのフランジの
他方が突き合わせ状態で配置され、これらフランジの突
き合わせ端部間に通常、25mm程度の隙間6が形成さ
れ、この隙間6より排気、換気等が行われている。ま
た、天井板2には火災感知器やスピーカ等の設備が予め
工場あるいは建設現場で取付けられている。
2に取付けられた露出型の従来の火災感知器を示す説明
図である。なお、ここでは煙検知センサを備えた火災感
知器を例に挙げて説明する。図において、7は天井板2
に穿設した天井孔、8は電源兼信号線等の配線、9は煙
検知センサを備えた火災感知器の本体、10は本体9を
天井板2側に取付けるための露出型ベースで、天井板2
にねじあるいはボルト・ナット等の図示しない固定手段
により固定されている。
組み込まれている。端子部11は、本体9側の入出力端
子を構成する取付ねじ12に対応して、露出型ベース1
0の内周辺の複数箇所に設けられている。13は端子部
11に固定された端子板、14は端子ばね、15は端子
片、16は露出型ベース10の内周面に突出して形成さ
れた円弧爪、17は配線8の引出口である。
知器は、予め工場や建設現場において天井板2に図示し
ないスピーカ等と共に露出型ベース10が固定され、建
設現場で天井板2と共にシステム天井に組込まれる。火
災感知器の本体9は、配線8の接続が済んだ露出型ベー
ス10の下から装着される。この本体9の露出型ベース
10への装着は、取付ねじ12のフランジと端子部11
との嵌め合わせ回転によって行われる。本体9の装着状
態では、取付ねじ12のフランジが端子片15の弾性力
によって円弧爪16との間に挟圧保持されて装着され
る。
れた埋込型の従来の火災感知器を示す説明図である。図
において、21は煙検知センサを備えた火災感知器の本
体、22は本体21を天井板2側に取付けるための埋込
型ベースで、その上面には固定用金具23が図示しない
ねじによって取付けられており、固定用金具23とベー
ス22のフランジとで天井板2を挾持することで天井板
2の天井孔7に固定されている。なお、この埋込型火災
感知器の埋込型ベース22と本体21との機械的および
電気的な結合構造は前述の露出型火災感知器と同様であ
る。
知器は、予め工場や建設現場において天井板2に図示し
ないスピーカ等と共に埋込型ベース22が固定され、建
設現場で天井板2と共にシステム天井に組込まれる。火
災感知器の本体21は、配線8の接続が済んだ埋込型ベ
ース22の下から装着される。この本体21の埋込型ベ
ース22への装着は、前述の露出型火災感知器と同様、
図示しない取付ねじのフランジと端子部との嵌め合わせ
回転によって行われる。
て例えば実公昭48ー10218号公報(以下、第1の
完全埋込型火災感知器という)、特公昭32ー1637
号公報(以下、第2の完全埋込型火災感知器という)に
示されるものがある。すなわち、第1の完全埋込型火災
感知器は、天井面に設けた給気用スリットより給気し、
同じく天井面に設けた排気用スリットより排気する空調
方式が採用されている部屋に火災感知器を取付ける場
合、空調により天井面の裏側には負圧が発生することに
着目して、天井面に孔を穿設し、この孔部にホーン形の
支持具をその開口部を室内に臨ませた状態でねじ止め
し、ホーン形の支持具の天井面より奥まった位置に火災
感知器を収めている。そして、ホーン形の支持具の周側
壁には開孔面積を調整可能に通気孔を穿設し、室内の空
気がホーン形の支持具の火災感知器周囲から通気孔を通
って天井面の裏側に流れる間に一部が、空気流に対し交
差する方向に煙の通過流路を設けた火災感知器内に流入
できるようにし、これによって火災を感知できるように
している。
気ダクト内に火災感知器を一体に設け、熱気流が火災感
知器の周りを流動通過することによって火災感知器を熱
応動的に動作させるようにしている。
うにした従来の火災感知器として例えば特開昭52ー2
2979号公報(以下、垂直流路型火災感知器という)
に示されるものがある。この垂直流路型火災感知器は、
感知器箱体の底壁と頂壁に孔を穿設して煙が箱体内を下
から上に流れるようにするとともに、箱体内を暗箱に形
成するために、室内の光が入射し易い底壁孔部(流入
孔)を箱体内で漏斗状のカバーや発光部の放物面鏡の裏
面側で覆い、入射した光が受光部に影響を与えないよう
にしている。そしてこのように構成された暗箱内にて投
光部の光が煙の微粒子によって散乱されることを検出す
ることにより、火災を感知できるようにしている。
2に天井孔7を穿設して、天井孔7にベース10又は2
2を固定し、ベース10又は22を介して本体9又は2
1を取付けるようにした露出型又は埋込型の従来の火災
感知器にあっては、間取り変更などによって後から火災
感知器を増設する場合、天井板2にベース取付用の天井
孔7を穿設しなければならず、非常に面倒である。
は、前述の露出型又は埋込型の火災感知器と同様に、天
井面にホーン形支持具取付用の孔を穿設しなければなら
ず面倒であり、更に室内の空気が基本的にホーン形の支
持具の火災感知器周囲から通気孔を通って天井面の裏側
に流れる構成をとっているため、この空気流に対し交差
する方向に煙の通過流路を設けた火災感知器内への煙の
流入がスムーズに行われず、火災の検出に時間を要すと
いう難点がある。
の完全埋込型の従来の火災感知器は、いずれも天井板に
取付けられるため、天井板工事や照明器具工事より先に
設置できないばかりでなく、増設した火災感知器が不要
になって取り外した場合には、天井板に穴があいた状態
となる問題がある。更に、基本的に水平気流中に置かれ
て初めて煙の検出が可能となるため、煙の進入方向が3
60°可能となるように形状を円形にしなければなら
ず、形状の自由性に制限がある。
は、火災感知器を吸気ダクト内に一体に設けるため、コ
ストが高くつくのみならず、設置個所等、様々な制約が
あり、更に熱気流が火災感知器の周りを流動通過するこ
とによって火災感知器を熱応動的に動作させるようにし
ているので、熱検知方式以外の火災感知器にはそのまま
適用することができないという問題がある。
本的に感知器箱体の頂壁孔部(流出孔)を遮光しない構
成をとっており、したがって頂壁孔部からの光の入射を
抑えるために頂壁孔部を大きくできず、これが感知器箱
体内の空気の流れを妨げ、感知器箱体内への煙の流入を
難しくし、火災の検出に時間を要するという難点があ
る。
えば天井板を支える支持金具等による隙間が存在するこ
とに着目し、天井板工事や照明器具工事に関係なく、こ
れらの工事よりも先に、この間隙、例えば排気用間隙等
を利用してシステム天井にワンタッチで取付けることが
できるとともに、感知器内部を下から上に煙をスムーズ
に流すことのできる火災感知器を得ることを目的とす
る。
火災感知器は、システム天井の隙間に装着可能で、内部
に火災現象検出部と回路部品収納部とを有する筐体を備
え、該筐体を、システム天井の隙間内に位置する直方体
形状の埋込部と、該埋込部に連続して設けられて該隙間
より下方へ突出する突出部とから構成したものである。
は、筐体における火災現象検出部の下部あるいは下方側
部あるいは底壁あるいは下部周側壁に、空気流入口を設
けたものである。
は、筐体における火災現象検出部の上部あるいは頂壁あ
るいは上部側壁に、空気流出口を設けたものである。
は、筐体の上部または上方側部に、システム天井の隙間
に対する係止用部材を設けたものである。
は、システム天井の隙間に装着可能で、内部に火災現象
検出部と回路部品収納部とを有する筐体を備え、該筐体
を、システム天井の隙間に装着される埋込部と、該隙間
よりも小幅に設定されて該埋込部の下部から天井面より
も下方に垂下して設けた突出部とから構成したものであ
る。
は、筐体内の火災現象検出部と回路部品収納部とはいず
れも埋込部と突出部とに跨がって設定されたものであ
る。
は、筐体内の火災現象検出部は埋込部の一側から突出部
全域に亘って設定されるとともに、回路部品収納部は埋
込部の他側に設定されたものである。
は、システム天井の隙間に装着可能で、内部に火災現象
検出部と回路部品収納部とを有する筐体と、該筐体にお
ける火災現象検出部の下部に設けた空気流入口と、筐体
における火災現象検出部の上部に設けた空気流出口と、
該空気流出口と火災現象検出部との間に外部光を遮光す
るためのラビリンス通路を形成する複数の上部通路形成
壁体と、を備えたものである。
は、筐体を、全体がシステム天井の隙間に装着される埋
込部からなる完全埋込型に構成したものである。
器は、上部通路形成壁体を、上部側壁の空気流出口に対
応する第1の上部通路形成壁体群と、頂壁の空気流出口
に対応する第2の上部通路形成壁体群とから構成したも
のである。
器は、空気流入口と火災現象検出部との間に外部光を遮
光するためのラビリンス通路を形成する複数の下部通路
形成壁体を設けたものである。
器は、下部通路形成壁体を、下部周側壁の空気流入口に
対応する第1の下部通路形成壁体群と、底壁の空気流入
口に対応する第2の下部通路形成壁体群とから構成した
ものである。
システム天井の隙間に装着可能に構成されているので、
天井板工事や照明器具工事に関係なく、これらの工事よ
りも先に、感知器の筐体をシステム天井の隙間に室内側
から装着するだけで、取付けが完了する。更に、筐体
が、システム天井の隙間内に位置する直方体形状の埋込
部と、該埋込部に連続して設けられて該隙間より下方へ
突出する突出部とから構成されているので、感知器の設
置場所が一目で分かり、保守・管理が容易となるととも
に、室内部分への出っ張りを薄く抑えることができる。
おける火災現象検出部の下部あるいは下方側部あるいは
底壁あるいは下部周側壁に、空気流入口を設けたので、
火災時の熱によりシステム天井の隙間に導かれる上昇気
流中の煙や天井面水平気流中の煙を火災現象検出部内へ
流入させることができる。
おける火災現象検出部の上部あるいは頂壁あるいは上部
側壁に、空気流出口を設けたので、火災時の熱による上
昇気流が火災現象検出部内をスムーズに通過することが
でき、これにより火災を素早く検知することができる。
上部または上方側部に設けた係止用部材が、筐体をシス
テム天井の隙間に挿入する際、隙間に係合して筐体を固
定するので、筐体をシステム天井の隙間にワンタッチで
確実に装着することができる。
工事や照明器具工事に関係なく、これらの工事よりも先
に、感知器の筐体をシステム天井の隙間に装着するだけ
で、取付けが完了する。更に、筐体が、システム天井の
隙間に装着される埋込部と、該隙間よりも小幅に設定さ
れて該埋込部の下部から天井面よりも下方に垂下して設
けた突出部とから構成されているので、感知器の設置場
所が一目で分かり、保守・管理が容易となるとともに、
室内部分への出っ張りを薄く抑えることができる。
の火災現象検出部と回路部品収納部とはいずれも埋込部
と突出部とに跨がって設定されており、この場合には、
該回路部品収納部内には回路素子が実装されたプリント
基板を縦方向に配置すれば、筐体の高さ寸法を大きくす
ることなく突出部を形成することができる。
の火災現象検出部は埋込部の一側から突出部全域に亘っ
て設定されるとともに、回路部品収納部は埋込部の他側
に設定されており、この場合には、該回路部品収納部内
には回路素子が実装されたプリント基板を横方向に配置
すれば、筐体の高さ寸法を圧縮できるとともに、空気流
入口を更に大きく設定でき、火災現象検出部内への煙の
流入量を増やすことができる。
工事や照明器具工事に関係なく、これらの工事よりも先
に、感知器の筐体をシステム天井の隙間に装着するだけ
で、取付けが完了する。更に、火災現象検出部の下部に
空気流入口を、火災現象検出部の上部に空気流出口を、
それぞれ設け、空気流出口と火災現象検出部との間に外
部光を遮光するためのラビリンス通路を形成する複数の
上部通路形成壁体を設置したので、空気流出口を大きく
しながら遮光することができ、火災現象検出部の下部か
ら上部への空気の流通性が良くなり、火災現象検出部内
への煙の流入がスムーズに行われ、火災を素早く検知す
ることができる。
を、全体がシステム天井の隙間に装着される埋込部から
なる完全埋込型に構成したので、筐体が天井面より下方
へ突出せず、取付け状態が目障りでなく、物が衝突して
破損することがなく、かつ脇でスプリンクラーが誤って
暴発しても濡れて感度が落ちることがない。
通路形成壁体を、上部側壁の空気流出口に対応する第1
の上部通路形成壁体群と、頂壁の空気流出口に対応する
第2の上部通路形成壁体群とから構成したので、空気流
出口をより大きくしながら遮光することができ、火災時
の熱による上昇気流の火災現象検出部内の通過をより一
層スムーズに行わせることができる。
流入口と火災現象検出部との間に外部光を遮光するため
のラビリンス通路を形成する複数の下部通路形成壁体を
設けたので、各口部を大きく設定でき、火災現象検出部
の下部から上部への空気の流通性が良くなり、火災現象
検出部内への煙の流入がよりスムーズに行われ、火災を
素早く検知することができる。
通路形成壁体を、下部周側壁の空気流入口に対応する第
1の下部通路形成壁体群と、底壁の空気流入口に対応す
る第2の下部通路形成壁体群とから構成したので、空気
流入口を大きくしながら遮光することができる。
図1は本発明の第1の実施例に係る火災感知器のシステ
ム天井への取付状態を示す正面図、図2はその平面図、
図3はその側面側から見た縦断面図、図4はその正面側
から見た縦断面図、図5はその上面側から見た横断面図
であり、各図中、従来に相当する部分には同一符号を付
してある。なお、ここでは煙検知センサを備えた火災感
知器を例に挙げて説明する。各図において、31はシス
テム天井の支持金具である2条1組のTバー4,5間に
装着可能な幅を有し、全体が排気用隙間6の裏面側に配
置された埋込部からなる完全埋込型の火災感知器の筐体
であり、Tバー4,5のフランジ4a,5a上に跨がっ
て設置されている。32a,32bは一端が筐体31の
両側面にそれぞれ固定され、他端がTバー4,5のウェ
ブ4b,5b上端にそれぞれ弾性係合する筐体固定用の
板ばねである。筐体31は、その内部が火災現象検出部
33と回路部品収納部34とに画成されている。
1の底壁35における火災現象検出部直下位置には、空
気流入口36が設けられるとともに、空気流入口36と
火災現象検出部33との間に、外部光を遮光するための
ラビリンス通路を形成する複数の下部通路形成壁体37
が配置されている。また、火災現象検出部33の上部、
つまり筐体31の頂壁38における火災現象検出部直上
位置には、空気流出口39が設けられるとともに、空気
流出口39と火災現象検出部33との間に、外部光を遮
光するためのラビリンス通路を形成する複数の上部通路
形成壁体40が配置されている。したがって、火災現象
検出部33は、下部通路形成壁体37と上部通路形成壁
体40および筐体31の内壁により囲まれた暗箱として
構成されている。暗箱内には、投光素子41と受光素子
42が取付けられており、これら投受光素子41,42
は遮光柱43によって隔絶され、火災が発生しない平常
状態では投光素子41の光を受光素子42が受光しない
ようになっている。
幅回路、スイッチング回路等の多数の回路素子44を実
装したプリント基板45が縦方向に収納され、プリント
基板45には、投受光素子41,42の電源線及び信号
線が接続されるとともに、システム天井の裏側に設けた
図示しない火災報知設備用の電源線及び信号線の配線と
プリント基板45とは、リード線46及びコネクタ47
により直接接続されるようになっている。
は、筐体31を持ってその下面がTバー4,5のフラン
ジ4a,5aの上面に当接するまでシステム天井の上方
より排気用隙間6内に押し込むように挿入すると、板ば
ね32a,32bの先端がTバー4,5のウェブ4b,
5b上端を乗り越えて係合し、更に筐体31の下面がT
バー4,5のフランジ4a,5aの上面に係合し、筐体
31が固定されシステム天井の隙間に装着される。リー
ド線46の接続は、筐体31をシステム天井の排気用隙
間6に装着する前後のいずれでもよく、コネクタ47に
より簡単に接続できる。
物(以下、煙という)が火災時の熱による上昇気流中に
のって上昇し、システム天井の排気用隙間6に吸い込ま
れる。この際、本実施例の火災感知器を設置した部位の
排気用隙間6に向かって上昇してきた煙は、抵抗なく直
接空気流入口36内に流入し、下部通路形成壁体37で
形成されたラビリンス通路を上昇通過して火災現象検出
部33である暗箱内に流入する。暗箱内に流入した煙
は、更に上部通路形成壁体40で形成されたラビリンス
通路を上昇通過して空気流出口39よりシステム天井の
裏側に流出する。排気用隙間6には煙が強制的に連続し
て吸い込まれるため、前述のような暗箱内への煙の流入
も連続的に行われる。一方、暗箱内の投光素子41は、
周期的にパルス点灯されている。そして、投光素子41
から投射した光が流入した煙によって散乱され、受光素
子42がこの散乱光を検出する。受光素子42の検出信
号は増幅され、煙の濃度が設定値を越えるとスイッチン
グ回路を動作させる。スイッチング回路の出力は、リー
ド線46を介して図示しない受信機に送られ火災地区を
表示すると共に、警報機を吹鳴させて火災の発生を報知
する。
された筐体31をTバー4,5間より上方に引き抜け
ば、筐体31を排気用隙間6から簡単に取り外すことが
できる。そして、取り外した筐体31を分解すれば、プ
リント基板45に実装してある回路素子44の導通試験
や部品交換等を実施することができる。
全埋込型の筐体31内に垂直流路型の火災現象検出部3
3を備えた構成を有し、天井板工事や照明器具工事に関
係なく、これらの工事よりも先に、筐体31をシステム
天井のTバー4,5間に上方より排気用隙間6内に押し
込むように挿入するだけで、取付けが完了する。このた
め、従来のような天井板2の穴開け作業が不要となって
工事が容易となる。更に、完全埋込型であるため、筐体
31が天井面より下方へ突出せず、取付け状態が目障り
でなく、物が衝突して破損することがなく、かつ脇でス
プリンクラーが誤って暴発しても濡れて感度が落ちるこ
とがない。
入口36を、火災現象検出部33の上部に空気流出口3
9を、それぞれ設け、これら口部36,39と火災現象
検出部33との間に、それぞれ外部光を遮光するための
ラビリンス通路を形成する複数の壁体37,40を設置
したので、各口部36,39を大きく設定でき、火災現
象検出部33の下部から上部への空気の流通性が良くな
り、火災現象検出部内への煙の流入がスムーズに行わ
れ、火災を素早く検知することができる。
間6に設置され、一方向気流中に火災現象検出部33が
置かれて、火災発生時の煙が火災現象検出部を連続的に
通過するようにしているので、火災感知器にサンプリン
グ機能を備える必要がなく、自動サンプリング型の火災
感知器とすることができる。
も、火災の熱気流の上昇力により、気流は火災現象検出
部33を経由するので、火災を素早く検知することがで
きる。
井板2を支える2条1組のTバー4,5(支持金具)の
フランジ4a,5aで形成され、筐体31はフランジ4
a,5a上に跨がって設置されるので、取付台座が不要
となるのみならず、排気用隙間6に沿って任意の位置に
火災感知器を取付けることができるとともに、設置位置
が間取変更等で不適切となった場合には、簡単にその位
置を変更でき、効率的な設置ができる。
係る火災感知器を側面側から見た縦断面図、図7はその
正面側から見た縦断面図であり、各図中、実施例1に相
当する部分には同一符号を付してある。この実施例のも
のは、筐体31の底壁35における火災現象検出部直下
位置に、排気用隙間の間隔よりも小幅に設定されて天井
面よりも下方に垂下する突出部51を延出して設け、突
出部51にはその周側壁と底壁にそれぞれ空気流入口5
2,53を形成し、また筐体31の頂壁38における火
災現象検出部直上位置と両側壁に、それぞれ空気流出口
39,54を形成するとともに、上部通路形成壁体を、
上部側壁の空気流出口54に対応する第1の上部通路形
成壁体群55と、頂壁の空気流出口39に対応する第2
の上部通路形成壁体群40とから構成したものであり、
それ以外の構成は前述の実施例1と同様である。
に突出しているので、火災感知器の設置場所が一目で分
かり、保守・管理が容易となるとともに、室内部分への
出っ張りを薄く抑えることができる。
にそれぞれ空気流入口52,53を形成しているので、
システム天井の排気用隙間に導かれる上昇気流中の煙の
みならず、天井面水平気流中の煙をも火災現象検出部内
へ流入させることができる。
象検出部直上位置と両側壁に、それぞれ空気流出口3
9,54を形成したので、煙の流動性が良くなって火災
時の熱による上昇気流が火災現象検出部内をよりスムー
ズに通過することができる。
気流出口に対応する第1の上部通路形成壁体群55と、
頂壁の空気流出口に対応する第2の上部通路形成壁体群
40とから構成したので、空気流出口を大きくしながら
遮光することができる。
係る火災感知器を側面側から見た縦断面図、図9はその
正面側から見た縦断面図であり、各図中、実施例1に相
当する部分には同一符号を付してある。この実施例のも
のは、筐体31の内部に画成された火災現象検出部33
と回路部品収納部34のいずれも、システム天井の支持
金具の排気用隙間の裏面、つまりTバー4,5のフラン
ジ4a,5aの上面に装着される埋込部61と、排気用
隙間の間隔よりも小幅に設定されて埋込部61の下部か
ら天井面よりも下方に垂下して設けた突出部62とから
それぞれ形成し、かつ筐体31をTバー4,5のウェブ
4b,5bに係着させる板ばね63a,63bは、それ
ぞれの基端を筐体31の上面に固定し、更に火災現象検
出部33側の突出部62の下部側壁および底壁にはそれ
ぞれ空気流入口64,65を形成するとともに、下部通
路形成壁体を、下部側壁の空気流入口64に対応する第
1の下部通路形成壁体群66と、底壁の空気流入口65
に対応する第2の下部通路形成壁体群67とから形成し
ている。また、回路部品収納部34内には、その埋込部
61と突出部62とに跨がって、回路素子44を実装し
たプリント基板45を縦方向に配置したものであり、そ
れ以外の構成は前述の実施例1及び実施例2と同様であ
る。
画成された火災現象検出部33と回路部品収納部34の
いずれも埋込部61と突出部62とから構成し、火災現
象検出部33の突出部62側の下部側壁および底壁に空
気流入口64,65を形成するとともに、回路部品収納
部34内の埋込部61と突出部62とに跨がって、回路
素子44を実装したプリント基板45を縦方向に配置し
ているので、筐体31の高さ寸法を実施例1と同寸法と
しながら火災現象検出部33内の煙の流動性を向上させ
ることができる。
気流入口64に対応する第1の下部通路形成壁体群66
と、底壁の空気流入口65に対応する第2の下部通路形
成壁体群67とから構成したので、空気流入口を大きく
しながら遮光することができる。
に係る火災感知器を側面側から見た縦断面図、図11は
その正面側から見た縦断面図であり、各図中、実施例3
に相当する部分には同一符号を付してある。この実施例
のものは、筐体31を、システム天井の支持金具の排気
用隙間の裏面、つまりTバー4,5のフランジ4a,5
aの上面に装着される埋込部71と、排気用隙間の間隔
よりも小幅に設定されて埋込部71の下部から天井面よ
りも下方に垂下して設けた突出部72とからそれぞれ形
成し、かつ筐体31内に画成された火災現象検出部33
を埋込部71の一側から突出部72全域(埋込部71の
下部にも存在する)に亘って設定するとともに、回路部
品収納部34を埋込部71の他側に設定し、回路部品収
納部34内に回路素子44が実装されたプリント基板4
5を横方向に配置している。また、筐体31をTバー
4,5のウェブ4b,5bに係着させる板ばね73a,
73bは、そのウェブ4b,5bとの係合部が逆U字状
に折曲して形成され、それぞれの基端が筐体31の上面
に固定されている。また、火災現象検出部33の突出部
72側の下部側壁および底壁には、前述の実施例3と同
様の空気流入口74,75が形成されているとともに、
突出部72の両端壁にも空気流入口76,77が形成さ
れている。また、下部通路形成壁体を、下部周側壁の空
気流入口74,76,77に対応する第1の下部通路形
成壁体群78と、底壁の空気流入口75に対応する第2
の下部通路形成壁体群79とから構成したものであり、
それ以外の構成は前述の実施例3と同様である。
4内にプリント基板45を横方向に配置するとともに、
火災現象検出部33を埋込部71の一側から埋込部71
の下部に亘って突出部72全域に設定し、突出部72の
下部周側壁と底壁に空気流入口74,75,76,77
を形成したので、筐体の高さ寸法を圧縮しながら火災現
象検出部33内の煙の流動性を向上させることができ
る。
空気流入口74,76,77に対応する第1の下部通路
形成壁体群78と、底壁の空気流入口75に対応する第
2の下部通路形成壁体群79とから構成したので、空気
流入口を更に大きくしながら遮光することができる。
器の筐体31を、システム天井の2条1組のTバー4,
5で形成される排気用隙間6に装着するのに、2条1組
のTバー4,5の上側、すなわち天井裏から装着するよ
うにしている。しかし、火災感知器をシステム天井の排
気用隙間6に装着するのに、排気用隙間6の下側、すな
わち室内側から装着するようにしてもよい。
9を参照しながら更に詳述すると、筐体31の突出部6
2の図9で見た幅を、Tバー4,5のフランジ4a,5
aによって形成されるシステム天井の排気用隙間6の幅
より広くするとともに、埋込部61の図9で見た幅を排
気用隙間6の幅より狭く設定する。そして、埋込部61
の両側壁に、例えば断面がく字状の板ばねからなる係止
用の弾性片の一端をそれぞれ固定し、他端を伸縮可能に
設ける。
の埋込部61を室内側からシステム天井の排気用隙間6
に挿入すると、筐体31は埋込部61と突出部62との
段部がTバー4,5のフランジ4a,5aに当接する。
この際、埋込部61の両側壁に設けた弾性片は、フラン
ジ4a,5aによる排気用隙間6を通過する際に一旦狭
まり、通過後は広がってTバー4,5のウェブ4b,5
bに当接する。これにより、火災感知器は筐体31がシ
ステム天井の排気用隙間6に装着されて固定される。
に取り外す場合には、筐体31の突出部62を持って下
方(室内側)に引っ張ることによって、弾性片が狭ま
り、排気用隙間6から埋込部61を引き抜くことができ
る。
の隙間が排気用隙間である場合について説明したが、シ
ステム天井の隙間が排気用として用いられていない場合
についても本発明を適用できることは言うまでもない。
この場合、火災感知器の構造は、前述の各実施例の構造
そのままでよいが、隙間が排気用の場合に比べて天井裏
へ抜ける空気流は僅かであるので、筐体の上部に設ける
空気流出口と上部通路形成壁体群を省略してもよい。
れば、感知器の筐体をシステム天井の隙間に装着可能に
設定したので、天井板工事や照明器具工事に関係なく、
これらの工事よりも先に、感知器の筐体をシステム天井
の隙間に室内側からワンタッチで取付けることができ
た。また、筐体を、システム天井の隙間内に位置する直
方体形状の埋込部と、該埋込部に連続して設けられて該
隙間より下方へ突出する突出部とから構成したので、感
知器の設置場所が一目で分かり、保守・管理が容易とな
るとともに、室内部分への出っ張りを薄く抑えることが
できた。また、請求項2の発明によれば、筐体における
火災現象検出部の下部あるいは下方側部あるいは底壁あ
るいは下部周側壁に、空気流入口を設けたので、火災時
の熱によりシステム天井の隙間に導かれる上昇気流中の
煙や天井面水平気流中の煙を火災現象検出部内へ流入さ
せることができた。また、請求項3の発明によれば、筐
体における火災現象検出部の上部あるいは頂壁あるいは
上部側壁に、空気流出口を設けたので、火災時の熱によ
る上昇気流が火災現象検出部内をスムーズに通過するこ
とができ、システム天井の隙間に設置される感知器内へ
も抵抗なく煙を流入させることができた。このため火災
を素早く検知することができた。また、請求項4の発明
によれば、筐体の上部または上方側部に、システム天井
の隙間に対する係止用部材を設けたので、筐体をシステ
ム天井の隙間にワンタッチで確実に装着することができ
た。また、請求項5の発明によれば、感知器の筐体をシ
ステム天井の隙間に装着可能に設定したので、天井板工
事や照明器具工事に関係なく、これらの工事よりも先
に、感知器の筐体をシステム天井の隙間にワンタッチで
取付けることができた。また、筐体を、システム天井の
隙間に装着される埋込部と、該隙間よりも小幅に設定さ
れて該埋込部の下部から天井面よりも下方に垂下して設
けた突出部とから構成したので、感知器の設置場所が一
目で分かり、保守・管理が容易となるとともに、室内部
分への出っ張りを薄く抑えることができた。また、請求
項6の発明によれば、筐体内の火災現象検出部と回路部
品収納部を 、はいずれも埋込部と突出部とに跨がって設
定したので、例えば該回路部品収納部内にプリント基板
を縦方向に配置することで、筐体の高さ寸法を大きくす
ることなく突出部を形成することができた。また、請求
項7の発明によれば、筐体内の火災現象検出部を、埋込
部の一側から突出部全域に亘って設定するとともに、回
路部品収納部を埋込部の他側に設定したので、例えば該
回路部品収納部内にプリント基板を横方向に配置するこ
とで、筐体の高さ寸法を圧縮できるとともに、空気流入
口を更に大きく設定でき、火災現象検出部内への煙の流
入量を増やすことができた。また、請求項8の発明によ
れば、感知器の筐体をシステム天井の隙間に装着可能に
設定したので、天井板工事や照明器具工事に関係なく、
これらの工事よりも先に、感知器の筐体をシステム天井
の隙間にワンタッチで取付けることができた。また、火
災現象検出部の下部に空気流入口を、火災現象検出部の
上部に空気流出口を、それぞれ設け、空気流出口と火災
現象検出部との間に外部光を遮光するためのラビリンス
通路を形成する複数の上部通路形成壁体を設置したの
で、空気流出口を大きくしながら遮光することができ、
火災現象検出部の下部から上部への空気の流通性が向上
し、火災現象検出部内への煙の流入がスムーズに行わ
れ、火災を素早く検知することができた。また、請求項
9の発明によれば、筐体を、全体がシステム天井の隙間
に装着される埋込部からなる完全埋込型に構成したの
で、筐体が天井面より下方へ突出せず、取付け状態が目
障りでなく、物が衝突して破損することがなく、かつ脇
でスプリンクラーが誤って暴発しても濡れることがな
く、この暴発による感度の低下を防ぐことができた。ま
た、請求項10の発明によれば、上部通路形成壁体を、
上部側壁の空気流出口に対応する第1の上部通路形成壁
体群と、頂壁の空気流出口に対応する第2の上部通路形
成壁体群とから構成したので、空気流出口をより大きく
しながら遮光することができ、火災時の熱による上昇気
流の火災現象検出部内の通過をより一層スムーズに行わ
せることができた。また、請求項11の発明によれば、
空気流入口と火災現象検出部との間に外部光を遮光する
ためのラビリンス通路を形成する複数の下部通路形成壁
体を設けた ので、各口部を大きく設定でき、火災現象検
出部の下部から上部への空気の流通性が向上し、これに
よって火災現象検出部内への煙の流入をスムーズに行わ
せることができ、火災を素早く検知することができた。
また、請求項12の発明によれば、下部通路形成壁体
を、下部周側壁の空気流入口に対応する第1の下部通路
形成壁体群と、底壁の空気流入口に対応する第2の下部
通路形成壁体群とから構成したので、空気流入口を大き
くしながら遮光することができた。
テム天井への取付状態を示す正面図である。
側から見た縦断面図である。
側から見た縦断面図である。
面側から見た縦断面図である。
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
7 空気流入口 37 下部通路形成壁体 38 頂壁 39,54 空気流出口 40 上部通路形成壁体(第2の上部通路形成壁体群) 51,62,72 突出部 55 第1の上部通路形成壁体群 61,71 埋込部 66,78 第1の下部通路形成壁体群 67,79 第2の下部通路形成壁体群
Claims (12)
- 【請求項1】 システム天井の隙間に装着可能で、内部
に火災現象検出部と回路部品収納部とを有する筐体を備
え、 該筐体を、システム天井の隙間内に位置する直方体形状
の埋込部と、該埋込部に連続して設けられて該隙間より
下方へ突出する突出部とから構成したことを特徴とする
火災感知器。 - 【請求項2】 筐体における火災現象検出部の下部ある
いは下方側部あるいは底壁あるいは下部周側壁に、空気
流入口を設けたことを特徴とする請求項1記載の火災感
知器。 - 【請求項3】 筐体における火災現象検出部の上部ある
いは頂壁あるいは上部側壁に、空気流出口を設けたこと
を特徴とする請求項1又は請求項2記載の火災感知器。 - 【請求項4】 筐体の上部または上方側部に、システム
天井の隙間に対する係止用部材を設けたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の火災感知
器。 - 【請求項5】 システム天井の隙間に装着可能で、内部
に火災現象検出部と回路部品収納部とを有する筐体を備
え、 該筐体を、システム天井の隙間に装着される埋込部と、
該隙間よりも小幅に設定されて該埋込部の下部から天井
面よりも下方に垂下して設けた突出部とから構成したこ
とを特徴とする火災感知器。 - 【請求項6】 筐体内の火災現象検出部と回路部品収納
部とはいずれも埋込部と突出部とに跨がって設定された
ことを特徴とする請求項5記載の火災感知器。 - 【請求項7】 筐体内の火災現象検出部は埋込部の一側
から突出部全域に亘って設定されるとともに、回路部品
収納部は埋込部の他側に設定されたことを特徴とする請
求項5記載の火災感知器。 - 【請求項8】 システム天井の隙間に装着可能で、内部
に火災現象検出部と回路部品収納部とを有する筐体と、 該筐体における火災現象検出部の下部に設けた空気流入
口と、 前記筐体における前記火災現象検出部の上部に設けた空
気流出口と、 該空気流出口と前記火災現象検出部との間に外部光を遮
光するためのラビリンス通路を形成する複数の上部通路
形成壁体と、 を備えた ことを特徴とする火災感知器。 - 【請求項9】 筐体を、全体がシステム天井の隙間に装
着される埋込部からなる完全埋込型に構成したことを特
徴とする請求項8記載の火災感知器。 - 【請求項10】 上部通路形成壁体を、上部側壁の空気
流出口に対応する第1の上部通路形成壁体群と、頂壁の
空気流出口に対応する第2の上部通路形成壁体群とから
構成したことを特徴とする請求項8又は請求項9記載の
火災感知器。 - 【請求項11】 空気流入口と火災現象検出部との間に
外部光を遮光するためのラビリンス通路を形成する複数
の下部通路形成壁体を設けたことを特徴とする請求項8
乃至請求項10のいずれかに記載の火災感知器。 - 【請求項12】 下部通路形成壁体を、下部周側壁の空
気流入口に対応する第1の下部通路形成壁体群と、底壁
の空気流入口に対応する第2の下部通路形成壁体群とか
ら構成したことを特徴とする請求項11記載の火災感知
器。
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JP19852093A JP3341171B2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 火災感知器 |
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ID=16392510
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1993
- 1993-08-10 JP JP19852093A patent/JP3341171B2/ja not_active Expired - Fee Related
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