JP3340971B2 - 毛髪のつやの評価方法 - Google Patents

毛髪のつやの評価方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪のつやを簡便
に且つ精度良く評価し得る毛髪のつやの評価方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】毛髪の
つやの機器評価には、一般に光学的手法が用いられてい
る。例えば、粧技雑第24巻第2号(1990年)12
9〜135頁には、毛髪の反射光量を変角分光法(ゴニ
オフォトメトリー)を用いて測定し、「正反射方向の光
量」−「受光角=0°における拡散反射光量」の値をつ
や値として採用することにより、毛髪のつやを評価して
いる。
【0003】しかし、変角度分光法は、毛束を平坦な試
料台の上に装着し、光源又は検出器を移動させることに
よって、受光角を連続的に変化させながら反射光量を測
定するので、測定装置を小型化することは容易でない。
また、被験者の毛髪を切り取って評価に供しなければな
らなず、誰もが気軽に被験者となることができない。
【0004】従って、本発明は、毛髪のつやを簡便に且
つ精度良く評価し得る毛髪のつやの評価方法を提供する
ことを目的とする。また、本発明は、被験者の毛髪を切
り取らずに評価に供し得る毛髪のつやの評価方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定本数の毛
髪を所定の曲率にて湾曲させて保持した状態下に該毛髪
に光を照射して、該毛髪からの反射光の内の正反射光が
得られる該毛髪の領域を含む領域を、該毛髪の長手方向
に亘って撮像し、撮像データから該毛髪の長手方向につ
いての輝度分布を求め、該輝度分布の変化量の絶対値の
最大値から毛髪のつやの良否を評価する毛髪のつやの評
価方法を提供することにより上記目的を達成したもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の毛髪のつやの評価
方法の好ましい実施形態を説明する。先ず、本発明に好
ましく用いられる毛髪のつやの評価装置を、図面を参照
して説明する。図1には本実施形態の評価方法に用いら
れる評価装置1の構成を示す模式図が示されている。こ
の評価装置1は、所定本数の毛髪を所定の曲率にて凸状
に湾曲させた状態下に保持し得る周面部を有する毛髪保
持具3と、毛髪保持具3に保持された該毛髪に光を照射
する光源4と、該毛髪からの反射光を捉える撮像手段5
とを備え、毛髪保持具3、光源4及び撮像手段5が平面
視して一直線上に位置するように配されていると共に撮
像手段5が、該反射光の内の正反射光が得られる該毛髪
の領域を含む領域を、該毛髪の長手方向に亘って撮像し
得る位置に配されているものである。
【0007】図1に示すように、評価装置1は、ハウジ
ング2を備えており、このハウジング2内に、毛髪保持
具3、光源4、及び撮像手段5がそれぞれ配置されてい
る。ハウジング2の内面は黒色の遮光布で覆われてお
り、光源4から照射された光がハウジング2の内面で反
射した後に測定対象である毛髪に入射しないようになさ
れている。また、ハウジング2は、外部からの光が入ら
ないような遮光構造となっている。
【0008】図2には毛髪保持具3の分解斜視図が示さ
れている。毛髪保持具3は、所定の直径を有する円筒状
ロッド3aと、ホルダー3bとから構成されている。ホ
ルダー3bは、円筒状ロッド3aの周方向に沿って該円
筒状ロッド3aと嵌合する一対の嵌合部3b’,3b’
と、一対の該嵌合部3b’を互いに連結する直線状の一
対の連結部3b”,3b”とから構成されている。測定
対象となる毛髪は、円筒状ロッド3aの周方向に沿って
各毛髪が略平行となるように、該円筒状ロッド3aの周
面上に配置される。そして、その上からホルダー3bを
嵌合させることで、毛髪は嵌合部3b’及び連結部3
b”によって円筒状ロッド3aの周面に押しつけられ、
図3に示すような保持状態となされる。斯かる保持状態
において、ホルダー3bにおける嵌合部3b’,3b’
間は毛髪の露出部Eとなり、露出部Eが撮像手段5によ
る撮像対象領域となる。斯かるホルダー3bを用いるこ
とによって、毛髪Hの浮き上がりや、毛髪Hの末端の跳
ね上がりが効果的に防止され、測定精度が高まる。露出
部Eの角度α(図3参照)、即ち円筒状ロッド3aの周
方向に沿って保持された毛髪Hが描く円弧の角度は、6
0〜360°、特に150〜300°であることが、ホ
ルダー3bによって末端が固定されなかった毛髪が撮像
手段5の撮像視野内に入らなくなることから好ましい。
また露出部Eの軸方向の幅W(図3参照)は、0.1〜
100mm、特に1〜30mmであることが、再現性よ
く毛髪を固定し得る点から好ましい。
【0009】図3に示すように、毛髪Hは、所定の曲率
にて凸状に湾曲された状態下に保持されることになる。
毛髪Hをこのような保持状態下に評価することによっ
て、従来用いられてきた変角分光法と異なり、検出器や
光源を移動させる必要が無くなる。その結果、評価装置
自体をコンパクト化・携帯化することが容易となる。し
かも可動部分が無いことから測定自体も容易となる。従
って、例えば、ヘアケア製品の店頭における販売促進の
ためデモンストレーション用として本発明の評価方法を
用いる場合に、上記評価装置1は極めて有用である。更
に、毛髪を凸状に湾曲した状態下に保持することで、実
際の頭髪の状態に近い状態での評価が可能となり、視覚
的な官能評価との相関性が一層高まる。
【0010】保持状態下における毛髪Hの曲率、即ち本
実施形態においては円筒状ロッド3aの半径は、1〜1
00mm、特に10〜50mmであることが、毛髪に再
現性よく一定の曲率を付与し得る点、及び一般的な長さ
の毛髪を保持しうる点から好ましい。
【0011】評価対象となる毛髪の本数に特に制限は無
いが、本数が多い方が測定精度が一層高くなる。複数本
の毛髪が用いられる場合には、該毛髪は、上述した通り
各毛髪が円筒状ロッド3aの周方向に沿って略平行とな
るように、円筒状ロッド3aの軸方向に亘り均一な厚み
で保持されることが好ましい。
【0012】円筒状ロッド3aの周面は、黒色の遮光布
で被覆されており、これにより該円筒状ロッド3aの周
面自体で反射が起こることが効果的に防止され、測定精
度が一層高まる。また、円筒状ロッド3aの周面上に
は、該円筒状ロッド3aの軸方向に亘って櫛歯3cが配
されている。これにより、毛髪Hが互いに平行に整えら
れた状態で該周面上に保持され、測定精度が更に一層高
まる。
【0013】毛髪保持具3は、図1に示すように評価装
置1内における底部B近傍に着脱可能に配されており、
底部Bに設けられた取り出し用開口部(図示せず)を通
じて装置外に取り出すことができる。評価に際しては、
毛髪をカーラーで巻く要領と同じ要領で、評価対象とな
る毛髪を毛髪保持具3に固定することができるので、被
験者は自己の毛髪を切り取ることなく毛髪保持具3に固
定させた状態で、該毛髪を評価に供することができる。
【0014】光源4は、ハウジング2の上部の位置に固
定されている。光源4としては、髪質の評価に一般に用
いられているJIS標準A光源などが用いられるが、こ
れに限定されるものではない。光源4は、それが連続光
源である場合には、光の照射対象となる毛髪の表面照度
が1〜100000ルックス、特に10〜10000ル
ックスとなるようなものであることが、撮像手段5とし
て通常の感度の画像入力装置を用い得る点、及び毛髪を
過度に加熱しない点から好ましい。また、光源4として
ストロボ光源等の非連続光源を用いることもできる。
【0015】光源4からの光は、毛髪保持具3からの見
込む角が0〜180°、特に45〜135°となるよう
に照射されることが、ハウジング2をより小型化できる
点から好ましい。また、毛髪が、図3に示すように円筒
状ロッド3aの周方向に沿って略平行となるように保持
されている場合には、該毛髪の長手方向と直交する方向
(この方向は円筒状ロッド3aの軸方向と同方向であ
る)における該毛髪の表面照度が略同一となるように光
を照射する。これにより測定精度が更に一層高まる。
【0016】撮像手段5としては、デジタルカメラ、ビ
デオカメラ等の各種カメラを用いることができ、特に撮
像データの処理の容易なデジタルカメラが好ましく用い
られる。撮像手段5で得られた撮像データは、図示しな
いデータ処理手段に送られる。撮像データは、撮像手段
がデータ処理手段と電気的、光学的或いはその他の手段
で接続されることによりデータ処理手段に送られる。評
価装置1の携帯性を重視する場合は、撮像データが磁気
的、電気的、光学的或いはその他の手段によって格納さ
れたリムーバルなデータ格納媒体を介して、データ処理
手段に撮像データを送ることが好ましい。データ処理手
段に連続的にデータを送る場合、あるいはデータ処理手
段に撮像手段の制御機構を組み込む場合は、両手段間を
磁気的、電気的又は光学的な通信手段で接続することが
好ましい。尚、データ処理手段としては、所定の画像処
理プラグラムの実行が可能な各種コンピュータ等が用い
られる。
【0017】撮像手段5は、評価対象となる毛髪からの
反射光の内の正反射光が得られる該毛髪の領域を含む領
域を、該毛髪の長手方向に亘って撮像し得る位置に配さ
れている。斯かる領域を撮像することによって、毛髪の
つやに関する有用な情報を得ることができる。
【0018】上述した通り、本実施形態の評価装置1に
おいては、毛髪保持具3、光源4及び撮像手段5が平面
視して一直線上に並ぶように配置されている。更に評価
装置1においては、図1に示すように毛髪保持具3、光
源4及び撮像手段5が所定の角度θをなすように配置さ
れている。角度θの値は、正反射光を撮像範囲に入れる
点から、0〜180°、特に0〜120°であることが
好ましい。
【0019】図1に示す評価装置1には、撮像手段5に
よる撮像視野内の位置にグレースケール6が配されてい
る。これにより、撮像手段5で毛髪を撮像した場合、該
毛髪と共にグレースケール6が撮像される。その結果、
撮像された該毛髪の撮像データを画像処理する際に、ク
レースケール6の撮像データに基づき該毛髪の撮像デー
タの補正を行うことができ、測定精度が一層高まる。
【0020】上述の評価装置1を用いた毛髪ののつやの
評価方法を以下に説明する。先ず、所定本数の毛髪を、
図2に示す毛髪保持具3を用いて図3に示すように保持
固定する。上述の通り上記評価装置1を用いれば、被験
者から毛髪を切り取らずに、該毛髪を毛髪保持具3に保
持できる。次いで、毛髪を保持した毛髪保持具3は、評
価装置1における底部開口部から装置内に挿入されて、
装置内の所定の位置に装着される。
【0021】次いで、毛髪に向けて光源4から所定の光
を照射し、この状態下に撮像手段5によって毛髪を撮像
する。撮像領域は上述の通り、毛髪からの反射光の内の
正反射光が得られる領域を含む、毛髪の長手方向に亘る
領域である。更に、撮像に際しては、グレースケール6
も同時に撮像される。撮像手段5によって得られた撮像
データは、データ処理手段において画像処理が施され、
該毛髪の長手方向についての輝度分布が得られる。
【0022】詳細には、先ず、撮像されたグレースケー
ル6のRGB測定値を用いて、撮像された毛髪の各RG
B値を補正する。補正後、毛髪が保持された毛髪保持具
3における露出部E(図3参照)に対応する、撮像デー
タにおける領域のRGB値を、幅方向(円筒状ロッド3
aの軸方向と同方向)に亘って積算する。この積算によ
って、S/N比が高くなり測定精度が一層向上する。積
算されたRGB値を輝度の値に変換し、毛髪の長手方向
についての輝度分布を求める。RGB値を輝度の値に変
換する方法は、画像処理の分野において公知の方法であ
り、例えば各々0〜255の範囲で得られるRGB値よ
り、0〜255の範囲の値を持つ輝度値を得ることがで
きる。
【0023】このようにして得られた輝度分布の一例は
図4に示す通りとなる。図4中、横軸は撮像データにお
ける長手方向(毛髪の長手方向と平行な方向)の基準点
からの距離を表し、縦軸が輝度を表している。そして、
輝度が最大値をとる横軸の位置が、正反射光が得られる
位置に対応している。尚、上記基準点は、撮像領域の大
小に応じて任意に定めることができる。好ましくは、輝
度が最大値をとる位置(即ち正反射光が得られる位置)
が分布曲線におけるほぼ中央に位置するように上記基準
点を定める。
【0024】次に、図4に示す輝度分布曲線を微分して
輝度の変化量を求める。そして、この輝度の変化量の絶
対値を、撮像データにおける長手方向に対してプロット
すると図5に示すグラフが得られる。このグラフにおけ
る絶対値の最大値の大小から毛髪のつやの良否が評価さ
れる。具体的には、該絶対値の最大値が大きいほど毛髪
につやがあると評価され、該絶対値の最大値が小さいほ
ど毛髪につやが無いと評価される。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明の毛髪のつやの評
価方法が、官能評価と極めて良く相関することを例証す
る。
【0026】図1に示す構成の評価装置を用いて評価を
行った。装置における各部および試料の詳細は以下の通
りである。 〔A:毛髪保持具〕円筒状ロッド3aの半径は14mm
であり、その周面は黒色の遮光布で覆われている。その
上に、ロッド3aの軸方向に亘って櫛歯が配されてい
る。毛髪をロッド3aに固定するためにプラスチック製
のホルダー3bを用いた。 〔B:撮像手段〕デジタルカメラ〔リコー製のDC−4
(商品名)〕を使用した。 〔C:光源〕市販の三波長発光型白色蛍光灯FPL27EX-N
(商品名)をインバータによって高周波条件で点灯させ
て使用した。毛髪の表面照度は320ルックスであっ
た。蛍光灯はカバーで覆い、毛髪保持具からの見込む角
度が5°になるように該カバーにスリット状の窓を開け
た。 〔D:各部の配置〕光源、毛髪保持具および撮像手段を
ハウジング内に配置した。光源と毛髪保持具と撮像手段
とのなす角度θは70°に設定した。散乱光を除去する
ために、ハジングの内面を黒色の遮光布で覆った。 〔E:グレースケール〕撮像手段による撮像視野内の位
置にグレースケールを配置し、毛髪と共に該グレースケ
ールも撮影されるようにした。グレースケールにはコダ
ック社製のものを用いた。 〔F:試料の調製〕女性の頭髪を採取して、平らな刷毛
状の毛束(毛髪の長さ20cm、幅4cm、厚さ1m
m)を調製し、これを測定試料に供した。試料は、官能
評価熟練者による官能評価でつやがあると判定された試
料6本と、つやが無いと判定された試料3本を用いた。
【0027】上記の各試料を対象として得られた撮像デ
ータに基づき上記の方法にて画像処理を行い、毛髪の長
手方向についての輝度分布を求め、更に該輝度分布の変
化量を求めることで、その絶対値の最大値を求めた。そ
の結果は図6に示す通りとなり、輝度分布の変化量の絶
対値の最大値が約0.8を境として、官能評価において
つやがあると判定された試料と、つやが無いと判定され
た試料とが明瞭に二分された。この結果から、本発明の
毛髪のつやの評価方法が、官能評価と極めて高い相関性
を有し、毛髪のつやの評価方法として客観性があり、有
用なものであることが確認された。尚、図6に示す結果
において、輝度分布の変化量の絶対値の最大値は、光源
の種類、試料の調製方法、撮像手段の種類等の測定条件
によって異なるので、0.8という数値は、如何なる場
合にも毛髪のつやの有無の判定基準となる境界値として
の意味をなすものではない。従って、測定条件毎に予め
該境界値を定めておく必要がある。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、髪質を簡便に評価し得
る毛髪のつやの評価方法が提供される。また、本発明に
よれば、被験者の毛髪を切り取ること無く評価に供し得
る毛髪のつやの評価方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の毛髪のつやの評価方法に好ましく用い
られる評価装置の一例の構成を示す模式図である。
【図2】毛髪保持具の分解斜視図である。
【図3】毛髪保持具によって保持された毛髪の保持状態
を示す図である。
【図4】本発明の評価方法に従い測定された毛髪の長手
方向についての輝度分布を示す図である。
【図5】図4に示す輝度分布の変化量の絶対値を示す図
である。
【図6】本発明の評価方法による評価結果と、官能評価
による評価結果との相関性を示す図である。
【符号の説明】
1 評価装置 2 ハウジング 3 毛髪保持具 3a 円筒状ロッド 3b ホルダー 3b’嵌合部 3b”連結部 3c 櫛歯 4 光源 5 撮像手段 6 グレースケール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−105045(JP,A) 特開 平10−253535(JP,A) 特開 平7−115846(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/00 - 21/01 G01N 21/17 - 21/61 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定本数の毛髪を所定の曲率にて湾曲さ
    せて保持した状態下に該毛髪に光を照射して、該毛髪か
    らの反射光の内の正反射光が得られる該毛髪の領域を含
    む領域を、該毛髪の長手方向に亘って撮像し、撮像デー
    タから該毛髪の長手方向についての輝度分布を求め、該
    輝度分布の変化量の絶対値の最大値から毛髪のつやの良
    否を評価する毛髪のつやの評価方法。
  2. 【請求項2】 上記毛髪と共にグレースケールを撮像
    し、該グレースケールの撮像データに基づき上記毛髪の
    上記輝度分布を補正する請求項1記載の毛髪のつやの評
    価方法。
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