JP3340853B2 - カラー受像管 - Google Patents

カラー受像管

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JP3340853B2 JP19841594A JP19841594A JP3340853B2 JP 3340853 B2 JP3340853 B2 JP 3340853B2 JP 19841594 A JP19841594 A JP 19841594A JP 19841594 A JP19841594 A JP 19841594A JP 3340853 B2 JP3340853 B2 JP 3340853B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シャドウマスク型カ
ラー受像管に係り、特にシャドウマスクの熱膨張による
ビームランディングのずれを抑制したカラー受像管に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般にシャドウマスク型カラー受像管
は、有効部が曲面からなるほぼ矩形状のパネルと漏斗状
のファンネルとからなる外囲器を有し、そのパネルの有
効部の内面に、3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン
が設けられ、この蛍光体スクリーンに対向して、その内
側にシャドウマスクが配置されている。そしてこのシャ
ドウマスクにより、電子銃から放出された3電子ビーム
が3色蛍光体層を正しくランディングするように選別し
ている。
【0003】このようなシャドウマスクは、図4に示す
ように、多数のスリット状または円形状の電子ビーム通
過孔1が形成され、蛍光体スクリーンと対向する曲面か
らなる有効面2の周辺部にスカート部3が設けられたほ
ぼ矩形状のマスク本体4と、そのスカート部3の外側に
配置されたほぼ矩形状のマスクフレーム5とからなり、
スカート部3とマスクフレーム5とが複数箇所で溶接さ
れたものとなっている。そしてこのシャドウマスクは、
上記マスクフレーム5に取付けられた弾性体からなるフ
レームホルダー6をパネルに設けられたスタッドピンに
係止することにより、パネルの内側に支持されている。
【0004】ところで、一般にシャドウマスクの電子ビ
ーム通過孔1を通って蛍光体スクリーンに達する電子ビ
ームは、電子銃から放出された電子ビーム全体の15〜
25%程度であり、その他の大部分の電子ビームは、シ
ャドウマスクに衝突して、シャドウマスクを加熱する。
たとえば20インチ型カラー受像管において、陽極電圧
25 kV、陽極電流1200μAで動作させたとする
と、シャドウマスクは、電子ビームの衝突により加熱さ
れ、マスク本体の中央部で約70℃になる。このように
加熱されると、シャドウマスクは、熱膨張し、蛍光体ス
クリーンとの相対的な位置関係が変化し、3色蛍光体層
に対するビームランディングがずれ、極端な場合は色純
度の劣化をおこす。
【0005】このシャドウマスクの熱膨張には、つぎの
2つの場合がある。
【0006】(イ) 比較的長時間カラー受像管を動作
させた場合:この場合、電子ビームの衝突により加熱さ
れたマスク本体の熱がマスクフレームに伝達され、シャ
ドウマスク全体が熱平衡状態に達する。この場合、図5
(a)に矢印8,9、同(b)に一点鎖線で示したよう
に、マスク本体4とマスクフレーム5が、ともに放射方
向に熱膨張し、結果的にシャドウマスクは、放射方向お
よび管軸(z軸)方向に変位する。
【0007】(ロ) 比較的短時間局部的に高輝度画像
を表示した場合:この場合、図6(a)に矢印8、同
(b)に一点鎖線で示したように、マスクフレーム5は
ほとんど熱膨張せず、マスク本体4のみが熱膨張し、結
果的にマスク本体4が放射方向よりも管軸方向に大きく
変位する。
【0008】これら熱膨張のうち、(イ)の熱膨張につ
いては、特公昭44−8547号公報に、マスクフレー
ムとフレームホルダーとの間にバイメタル素子を介在さ
せ、シャドウマスクを温度上昇にともなって蛍光体スク
リーンに近づける手段が示されており、図6に示したよ
うに、このバイメタル素子11を介在させることによ
り、3色蛍光体層に対するビームランディングのずれを
有効に補償することができる。しかし(ロ)の熱膨張に
よるビームランディングのずれについては、バイメタル
素子の介在では補償することができない。この(ロ)の
熱膨張については、特公昭50−68650号公報に、
アンバー合金などの低熱膨張材でマスク本体を形成する
ことが示されている。つまり、マスク本体を低熱膨張材
で形成すると、マスク本体の局部的な熱膨張を抑制する
ことができ、局部的な熱膨張に起因するビームランディ
ングのずれを軽減できる。
【0009】しかしこのアンバー合金などの低熱膨張材
は、通常の軟鋼材からなるマスク本体にくらべてコスト
高となり、かつ所定の曲面に成形することが困難であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、電子ビ
ームの衝突によるシャドウマスクの熱膨張として、比較
的短時間局部的に高輝度画像を表示した場合は、マスク
フレームはほとんど熱膨張せず、マスク本体のみが熱膨
張し、結果的にマスク本体が放射方向よりも管軸方向に
大きく変位する。このようなシャドウマスクの熱膨張
は、マスク本体をアンバー合金などの低熱膨張材で形成
することにより抑制することができる。しかしアンバー
合金などの低熱膨張材は、通常のマスク本体の軟鋼材に
くらべてコスト高となり、かつ所定の曲面に成形するこ
とが困難であるという問題がある。
【0011】したがってマスク本体を軟鋼などの高熱膨
張材で形成しても、比較的短時間局部的に高輝度画像を
表示した場合に生ずる熱膨張を抑制する手段が望まれ
る。
【0012】ところで、比較的短時間に局部的に高輝度
画像を表示した場合、軟鋼材からなるマスク本体の熱膨
張による変位は、マスク本体の中間部において最も大き
く、周辺部に近づくにつれて小さくなる。これは、画面
の周辺部では、マスク本体の周辺部がマスクフレームに
溶接されているために、マスク本体の熱膨張がマスクフ
レームにより抑制されるためである。一方、画面の中央
部では、この画面の中央部に対応するマスク本体の中央
部が熱膨張しても、電子ビームの偏向角が小さいので、
3色蛍光体層に対するビームランディングのずれは小さ
い。しかしこの3色蛍光体層に対するビームランディン
グのずれは、画面周辺部に近づくにつれて大きくなる。
これからわかるように、比較的短時間に局部的に高輝度
画像を表示した場合、軟鋼材からなるマスク本体の熱膨
張によるビームランディングのずれは、図7に示すよう
に、主としてマスク本体4の水平軸(x軸)上の中間部
近傍13でおこる。
【0013】しかもシャドウマスクは、マスク本体4の
中心から長辺までの垂直軸(y軸)方向の距離が水平軸
(x軸)方向の短辺までの距離にくらべて短いため、マ
スク本体4の発熱は、短辺よりも先に長辺に伝わる。一
方、マスクフレーム5は、マスク本体4よりも熱容量が
大きく、かつ直接衝突する電子ビームの量も少なく、マ
スク本体4よりも先に大きく熱膨張することはない。そ
の結果、マスク本体4は、図7に矢印14,15で示し
たように、水平方向よりも垂直方向に大きな応力を受
け、主としてマスク本体4の水平軸中間部近傍13が熱
膨張し、この中間部近傍13に対応する画面の中間部で
ビームランディングのずれが生じ、色純度が劣化する。
【0014】この発明は、上記マスク本体が軟鋼からな
るシャドウマスクの問題点を解決するためになされたも
のであり、マスク本体が軟鋼などの高熱膨張材で形成し
ても、局部的な熱膨張を抑制でき、ビームランディング
のずれによる色純度の劣化をおこさないカラー受像管を
構成することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】蛍光体スクリーンの3色
蛍光体層をランディングする3電子ビームを選別するほ
ぼ矩形状のシャドウマスクを有し、このシャドウマスク
が蛍光体スクリーンと対向する有効面の周辺部にスカー
ト部が設けられたほぼ矩形状のマスク本体と、そのスカ
ート部の外側に配置され複数箇所においてスカート部に
溶接されたほぼ矩形状のマスクフレームとからなるカラ
ー受像管において、シャドウマスクを、長辺側のマスク
本体の外径とマスクフレームの内径との差を短辺側のマ
スク本体の外径とマスクフレームの内径との差よりも大
きく形成した。
【0016】また、そのシャドウマスクを、長辺側のマ
スク本体の外径とマスクフレームの内径との差をマスク
本体の長辺の中央と対角部との中間において最大に形成
した。
【0017】
【作用】上記のように、シャドウマスクを、長辺側のマ
スク本体の外径とマスクフレームの内径との差を短辺側
のマスク本体の外径とマスクフレームの内径との差より
も大きく形成すると、比較的短時間局部的に高輝度画像
を表示した場合、マスク本体が熱膨張しても、マスク本
体に生ずる応力、特にマスク本体の長辺側に生ずる大き
な応力を低減することができ、3色蛍光体層に対するビ
ームランディングのずれを小さくして、色純度の劣化を
軽減することができる。
【0018】また、シャドウマスクを、長辺側のマスク
本体の外径とマスクフレームの内径との差をマスク本体
の長辺の中央と対角部との中間において最大に形成する
と、同様に比較的短時間局部的に高輝度画像を表示した
場合、マスク本体が熱膨張しても、特にマスク本体の水
平軸中間部近傍の長辺側に生ずる大きな応力を低減する
ことができ、その水平軸中間部近傍に対応する位置の3
色蛍光体層に対するビームランディングのずれを小さく
して、色純度の劣化を軽減することができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
【0020】図2にその一実施例であるカラー受像管を
示す。このカラー受像管は、有効部が曲面からなるほぼ
矩形状のパネル20とこのパネル20に一体に接合され
た漏斗状のファンネル21とからなる外囲器を有し、そ
のパネル20の有効部の内面に、青、緑、赤に発光する
垂直方向に細長いストライプ状の3色蛍光体層22から
なる蛍光体スクリーン23が設けられている。そしてこ
の蛍光体スクリーン23に対向して、その内側にほぼ矩
形状のシャドウマスク24が後述するマスクフレームに
25に取付けられた弾性体からなるフレームホルダー
(図示せず)をパネル20に設けられたスタッドピン
(図示せず)に係止することにより支持されている。一
方、ファンネル21のネック27内に、同一水平面上を
通る一列配置の3電子ビーム28を放出する電子銃29
が配設されている。そして、この電子銃29から放出さ
れる3電子ビーム28をファンネル21の外側に装着さ
れた偏向装置30の発生する磁界により偏向して、蛍光
体スクリーン23を水平、垂直走査することにより、カ
ラー画像を表示する構造に形成されている。
【0021】上記シャドウマスク24は、上記蛍光体ス
クリーン23と対向する曲面からなる有効面32に多数
のスリット状の電子ビーム通過孔33が所定の配列で形
成され、この有効面32の周辺部にスカート部34が設
けられたほぼ矩形状のマスク本体35と、断面L字形の
ほぼ矩形状に形成され、上記スカート部34を取囲むよ
うにその外側に配置されたマスクフレーム25とからな
る。これらマスク本体35およびマスクフレーム25
は、ともに軟鋼からなり、そのスカート部34とマスク
フレーム25とは、長辺と短辺の中央部および対角部に
おいて溶接により固定されている。
【0022】さらにこの例のカラー受像管のシャドウマ
スク24は、図1に示すように、マスク本体35とマス
クフレーム25との×印で示した溶接部を除いて、マス
ク本体35の長辺側および短辺側の外径がそれぞれマス
クフレーム25の長辺側および短辺側の内径より小さく
形成され、かつそのマスク本体35の長辺側の外径とマ
スクフレーム25の長辺側の内径との差Δsy が、マス
ク本体35の短辺側の外径とマスクフレーム25の短辺
側の内径との差Δsx よりも平均的に大きく形成されて
いる。
【0023】このようにマスク本体35の長辺側の外径
とマスクフレーム25の長辺側の内径との差Δsy を短
辺側の差Δsx よりも平均的に大きく形成すると、比較
的短時間局部的に高輝度画像を表示した場合、マスク本
体が熱膨張し、マスク本体に応力が生じても、特にマス
ク本体の長辺側に生ずる大きな応力を低減することがで
き、3色蛍光体層に対するビームランディングのずれを
小さくして色純度の劣化を軽減することができる。
【0024】すなわち、従来のシャドウマスクでは、比
較的短時間局部的に高輝度画像を表示すると、マスク本
体が水平方向よりも垂直方向に大きな応力を受けるマス
ク本体の水平軸中間部近傍が局部的に熱膨張し、この水
平軸中間部近傍に対応する画面の中間部でビームランデ
ィングのずれが生じ、色純度が劣化した。しかしこの例
のようにシャドウマスクを構成すると、マスク本体35
の中央部は、電子ビームの偏向角が小さいので、従来の
シャドウマスクと同様にビームランディングのずれは小
さく、一方、マスク本体35の周辺部は、マスクフレー
ム25に溶接されているため、マスク本体35の熱膨張
が抑制され、従来のシャドウマスクと同様にビームラン
ディングのずれは小さい。さらに破線37で示したマス
ク本体35の水平軸中間部近傍につても、マスク本体3
5の長辺側の外径とマスクフレーム25の長辺側の内径
との差Δsy を短辺側の差Δsx よりも大きくしたこと
により、マスク本体35が熱膨張しても、マスクフレー
ム25との接触が軽減され、マスク本体35が垂直方向
に受ける水平方向よりも大きな応力38を水平方向に受
ける応力39と同程度に小さくでき、この水平軸中間部
近傍につても、ビームランディングのずれを小さくし
て、色純度の劣化を軽減することができる。
【0025】なお、シャドウマスクの電子ビーム通過孔
がスリット状のカラー受像管では、マスク本体の短辺側
の外径とマスクフレームの短辺側の内径との差が大きい
と、振動、衝撃特性が劣化するが、この例のカラー受像
管のようにマスク本体の長辺側の外径とマスクフレーム
の長辺側の内径との差を大きくした場合は、振動、衝撃
特性に対する影響は小さく、振動や衝撃によるビームラ
ンディングのずれは、ほとんど無視できるという効果が
得られる。
【0026】つぎに他の実施例について説明する。
【0027】図3に示すシャドウマスクは、特にマスク
本体35の長辺側の外径とマスクフレーム25の長辺側
の内径との差Δsy を、マスク本体35の長辺側中央と
対角部との中間部において最大Δsxmaxに形成したもの
である。またこのシャドウマスクについては、マスク本
体35の短辺側の外径とマスクフレーム25の短辺側の
内径とがほぼ等しくなっている(Δsy =0)。その他
の構造は、前記実施例のシャドウマスクとほぼ同じであ
るので、同一部分に同一記号を付して、説明を省略す
る。
【0028】このようにシャドウマスクを構成すると、
マスク本体35の長辺側の外径とマスクフレーム25の
長辺側の内径との差Δsy をマスク本体35の長辺側の
中間部において最大にしたことにより、比較的短時間局
部的に高輝度画像を表示した場合、マスク本体が熱膨張
しても、特にマスク本体の水平軸中間部近傍37の長辺
側に生ずる大きな応力を低減することができ、マスク本
体の水平軸中間部近傍に対応する位置の3色蛍光体層に
対するビームランディングのずれを小さくして、色純度
の劣化を軽減することができる。
【0029】なお、このシャドウマスクについても、前
記実施例のシャドウマスクと同様に振動、衝撃特性に対
する影響は小さく、振動や衝撃によるビームランディン
グのずれは、ほとんど無視できるという効果が得られ
る。
【0030】なお、上記実施例では、シャドウマスクの
電子ビーム通過孔がスリット状のカラー受像管について
説明したが、この発明は、電子ビーム通過孔が円形状の
場合にも適用可能である。
【0031】
【発明の効果】シャドウマスクが蛍光体スクリーンと対
向する有効面の周辺部にスカート部の設けられたほぼ矩
形状のマスク本体と、そのスカート部の外側に配置され
複数箇所においてスカート部に溶接されたほぼ矩形状の
マスクフレームとからなるカラー受像管において、シャ
ドウマスクを、その長辺側のマスク本体の外径とマスク
フレームの内径との差を短辺側のマスク本体の外径とマ
スクフレームの内径との差よりも大きく形成すると、比
較的短時間局部的に高輝度画像を表示した場合、マスク
本体が熱膨張しても、マスク本体に生ずる応力、特にマ
スク本体の長辺側に生ずる大きな応力を低減することが
でき、3色蛍光体層に対するビームランディングのずれ
を小さくして、色純度の劣化を軽減することができる。
【0032】また、シャドウマスクを、その長辺側のマ
スク本体の外径とマスクフレームの内径との差をマスク
本体の長辺の中央と対角部との中間において最大に形成
すると、比較的短時間局部的に高輝度画像を表示した場
合、マスク本体が熱膨張しても、特にマスク本体の水平
軸中間部近傍の長辺側に生ずる大きな応力を低減するこ
とができ、その水平軸中間部近傍に対応する位置の3色
蛍光体層に対するビームランディングのずれを小さくし
て、色純度の劣化を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるカラー受像管のシャ
ドウマスクの構成を示す図である。
【図2】この発明の一実施例であるカラー受像管の構成
を示す図である。
【図3】この発明の他の実施例のシャドウマスクの構成
を示す図である。
【図4】従来のシャドウマスクの構成を示す図である。
【図5】図5(a)および(b)はそれぞれカラー受像
管を比較的長時間動作させた場合の従来のシャドウマス
クの熱膨張を説明するための図である。
【図6】図6(a)および(b)はそれぞれ同じく比較
的短時間局部的に高輝度画像を表示した場合の従来のシ
ャドウマスクの熱膨張を説明するための図である。
【図7】比較的短時間局部的に高輝度画像を表示した場
合の従来のシャドウマスクの熱膨張の発生原因を説明す
るための図である。
【符号の説明】 20…パネル 22…3色蛍光体層 23…蛍光体スクリーン 24…シャドウマスク 25…マスクフレーム 28…3電子ビーム 32…有効面 33…電子ビーム通過孔 34…スカート部 35…マスク本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−155457(JP,U) 実開 昭63−32437(JP,U) 実開 昭59−98561(JP,U) 実開 昭60−40942(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 29/07 H01J 9/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光体スクリーンの3色蛍光体層をラン
    ディングする3電子ビームを選別するほぼ矩形状のシャ
    ドウマスクを有し、このシャドウマスクが上記蛍光体ス
    クリーンと対向する有効面の周辺部にスカート部が設け
    られたほぼ矩形状のマスク本体と、上記スカート部の外
    側に配置され複数箇所において上記スカート部に溶接さ
    れたほぼ矩形状のマスクフレームとからなるカラー受像
    管において、 上記シャドウマスクは長辺側の上記マスク本体の外径と
    上記マスクフレームの内径との差が短辺側の上記マスク
    本体の外径と上記マスクフレームの内径との差よりも大
    きく形成されていることを特徴とするカラー受像管。
  2. 【請求項2】 蛍光体スクリーンの3色蛍光体層をラン
    ディングする3電子ビームを選別するほぼ矩形状のシャ
    ドウマスクを有し、このシャドウマスクが上記蛍光体ス
    クリーンと対向する有効面の周辺部にスカート部が設け
    られたほぼ矩形状のマスク本体と、上記スカート部の外
    側に配置され複数箇所において上記スカート部に溶接さ
    れたほぼ矩形状のマスクフレームとからなるカラー受像
    管において、 上記シャドウマスクは長辺側の上記マスク本体の外径と
    上記マスクフレームの内径との差が上記マスク本体の長
    辺の中央と対角部との中間において最大に形成されてい
    ることを特徴とするカラー受像管。
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