JP3340585B2 - 音声応答装置 - Google Patents

音声応答装置

Info

Publication number
JP3340585B2
JP3340585B2 JP09506695A JP9506695A JP3340585B2 JP 3340585 B2 JP3340585 B2 JP 3340585B2 JP 09506695 A JP09506695 A JP 09506695A JP 9506695 A JP9506695 A JP 9506695A JP 3340585 B2 JP3340585 B2 JP 3340585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
unit
input
voice
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09506695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08293923A (ja
Inventor
秀敏 辻内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP09506695A priority Critical patent/JP3340585B2/ja
Priority to US08/581,332 priority patent/US5781886A/en
Publication of JPH08293923A publication Critical patent/JPH08293923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3340585B2 publication Critical patent/JP3340585B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L13/00Speech synthesis; Text to speech systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声応答装置に係り、特
に利用者電話機から少ない時間と簡単な操作でデータの
要点を早読みまたは遅読みすることができるとともに、
利用者が全体の情報を聞きながら再度聞きたい情報とそ
うでない情報の判断を利用者の判断を重視しながら簡単
な操作で必要な情報を取り出す音声応答装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータにより自動応答する音声応
答装置としては、テレホンサービスが知られている。
【0003】このテレホンサービスでは、あらかじめ設
定しておいた音質(速度、音量、性別あるいはバックグ
ランドミュージックBGM)などにしたがって音声を流
し、利用者に対してサービスを行っている。
【0004】この種の音声応答装置では、テレホンサー
ビス時に、たとえば特定の年齢層に合わせた標準的な音
質に設定し、利用者サービスに努めている。このような
音声応答装置としては、たとえば特開昭59ー1817
67号公報または特開平3ー160868号公報に記載
のものがある。
【0005】これらの公報に記載の音声応答装置では、
音声サービス装置内の音声認識装置を使用して、預金残
高照会などのサービスをしている。また特開昭61ー2
35940号公報では、電話機での音声出力レベルを常
に一定にできるよう出力レベルを補正することにより、
音声情報の聴取が利用者サイドでも容易になるようにし
ている。
【0006】さらに特開平3ー160868号公報で
は、電話サービスに音声規則合成を使用して任意の入力
文字列を解析して音韻情報と韻律情報とを求め、それら
の情報に基づいて入力文字列に対応する合成音声を出力
することにより、発話速度の変更を行うことで、利用者
に聞き易い音声にしている。
【0007】この音声応答装置では、利用者の認識性能
の違いにしたがって効率的かつ丁寧な応答サービスを選
択することができる。以上に例示した音声応答装置で
は、テレホンサービスを利用して商品の通信販売などに
利用することができる。
【0008】この音声応答装置では、たとえばデータベ
ースの内容を決められた件数だけ読み上げていたため、
次のデータ内容を早く読みたくても読み終わるのを待つ
必要があった。
【0009】したがって、この種の音声応答装置では、
利用者の発注した商品、数量、金額などの発注トラブル
などで利用者からの問い合わせがあった場合に、データ
ベースの内容を決められた件数だけ読み上げて利用者の
操作を確認するなどの対応が必要になっていた。
【0010】一方、この種の音声応答装置では、たとえ
ば音声合成によるデータベース情報を検索してサービス
内容を聞き取るとき、所定の検索命令にしたがった質疑
応答を行っていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上に
説明した音声応答装置では、たとえばデータベースの内
容を決められた件数だけ読み上げていたため、次のデー
タ内容を早く読みたくても読み終わるのを待つ必要があ
り、電話機から容易にデータを抽出することができなか
った。
【0012】このため、この種の音声応答装置では、必
要としているデータを利用者が迅速に聞くことができな
かった。またこの音声応答装置では、たとえばデータベ
ースの内容を決められた件数だけ読み上げていたため、
利用者の認識性能に合わせた最適な速度で聞くことも困
難になっていた。
【0013】一方、この種の音声応答装置では、たとえ
ば音声合成によるデータベース情報を検索してサービス
内容を聞き取るときとき、所定の検索命令にしたがった
質疑応答を行わなければならないため、利用者がその応
答が面倒になって音声応答サービスを中止してしまう事
態も生じていた。
【0014】そのため、この音声応答装置では、このよ
うな面倒な応答処理を短縮できなかったので、利用者の
操作手順を軽減できず利用者サービスの向上が図れなか
った。
【0015】そこで、本発明の目的は、利用者の操作手
順を軽減して利用者サービスの向上が図れるようにする
ため、たとえば音声情報の早読みおよび遅読みを利用者
の認識性能に応じて短い時間で行うことができる音声応
答装置を提供することにある。
【0016】また、本発明の目的は、音声合成によるデ
ータベース情報を検索してサービス内容を聞き取ると
き、音声応答サービスをする電話機の入力環境や出力環
境による利用者の検索絞り込みを迅速にして、利用者の
操作手順の軽減および利用者サービスの向上を図ること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の手段を採用した。なお、(1)ない
し(17)の発明は適宜に組み合わせることができるも
のである。
【0018】(1)第1の発明の要旨 この第1の発明は、電話回線とコンピュータとを接続し
て行う音声応答のためのサービスを提供する音声応答装
置についてのものである。
【0019】この音声応答装置としては、たとえば家
庭、オフィスなどの電話機を用いてコンピュータシステ
ム内の電話機に電話をかけることにより、コンピュータ
システムと電話機との間の対話を行い、求人紹介業務、
商品の受注業務、予約業務、資料請求業務および銀行振
込業務、求人紹介業務などの業務を行うものである。
【0020】この音声応答装置では、加入者電話機より
入力された入力情報を受信する入力情報受信部と、この
受信部で受信した入力情報にしたがって音声応答サービ
スの実行をする入力条件制御部と、この入力条件制御部
からの実行制御命令に応答して検索を行うための検索条
件を示す情報を格納する検索情報格納部と、この検索情
報格納部より読み出された検索情報と,音声応答サービ
ス実行制御部から出力された制御信号に基づいて音声応
答をする対象のサービス内容を格納するサービス内容格
納部と、このサービス内容格納部から読み出されたサー
ビス内容情報にしたがってテキスト情報を格納するテキ
スト情報格納部と、前記入力条件制御部から出力された
制御命令にしたがって検索情報格納部より検索情報を読
み出し、その検索情報および入力条件制御部から出力さ
れた制御信号に基づいてサービス内容格納部を読み出し
て、その読み出されたサービス内容情報と入力条件制御
部から出力された制御信号に基づいてテキスト情報格納
部よりテキスト情報を読み出し、そのテキスト情報と入
力条件制御部から出力された制御信号に基づいて話し言
葉からなる文書を作成する文書作成部とを設けた。
【0021】以上に説明した第1の発明では,入力条件
制御部から出力される制御信号により、情報の聞き直
し、目的外情報の聞き跳ばし、メモ取りを容易にするた
めの操作性の向上を図ることができるとともに、検索時
間の短縮を図ることにより電話回線の回線効率を向上さ
せることができ、また情報の聞き直し、目的外情報の聞
き跳ばし、メモ取りを容易にするための操作性の向上な
どを図ることにより、多種多様な情報を迅速に利用者側
の電話機などで検索することができるので、時間外サー
ビスの向上および利用者の使い勝手を向上させることが
できる。
【0022】(2)第2の発明の要旨 第2の発明では、文書作成部で作成された話言葉からな
る文書を音声合成処理を行うブロック側に送信する第1
の接点部を有する切り替え部と、この切り替え部の第1
の接点部より話言葉からなる文書を送信して言語処理を
行う言語処理部と、この言語処理部でその言語の読み方
などを付与してその音声合成信号に強弱および抑揚など
の特徴を付与する音声特徴付与部と、この音声特徴付与
部で特徴が付与された音声信号を受信し加入者電話機に
送信する音声送信部を設けたものである。
【0023】(3)第3の発明の要旨 第3の発明では、切替部にある第2の接点部より蓄積音
声データを入力し、その入力された音声を再生して前記
入力情報受信部に送信する蓄積音声再生部を設けた。
【0024】(4)第4の発明の要旨 第4の発明では、実行制御部に加入者電話機より入力し
た入力条件にしたがって文書作成部で作成される文書の
早読みまたは遅読みなどの制御をする入力条件制御部を
設けた。
【0025】(5)第5の発明の要旨 第5の発明では、検索情報格納部にあらかじめ登録して
おいた文書作成部で作成される文書の早読みまたは遅読
みのための情報を格納する領域を設けた。
【0026】(6)第6の発明の要旨 第6の発明では、 入力条件制御部に加入者電話機の入
力操作により文書作成部で作成される文書の先送りを指
示する先送り指示部を設けた。
【0027】(7)第7の発明の要旨 第7の発明では、入力条件制御部に加入者電話機の入力
操作により文書作成部で作成される文書の重点情報であ
れば繰り返し再生を行う重点情報再生部を設けた。
【0028】(8)第8の発明の要旨 第8の発明では、入力条件制御部に加入者電話機の入力
操作により文書作成部で作成される文書の早読み指示を
させて該当する情報の先頭に戻って再び聞き直すレビュ
ー部を設けた。
【0029】(9)第9の発明の要旨 第9の発明では、入力条件制御部に加入者電話機の入力
操作により文書作成部で作成される文書の跳ばし読みの
指示により該当する情報の跳ばし読みを行うスキップ部
を設けた。
【0030】(10)第10の発明の要旨 第10の発明では、入力条件制御部に加入者電話機の入
力操作により文書作成部で作成される文書の該当する情
報の要点読みを行う要点読み部を設けた。
【0031】(11)第11の発明の要旨 第11の発明では、言語処理部に加入者電話機からのプ
ッシュボタンよりの入力信号をコードに変換し、その変
換されたコード変換情報を入力条件制御部に送出するコ
ード変換部を設けた。
【0032】(12)第12の発明の要旨 第12の発明では、入力条件制御部で入力情報の確認を
行い、音声合成処理部へ送出して合成音声として加入者
の電話機と音声会話をする入力宇情報確認部を設けた。
【0033】(13)第13の発明の要旨 第13の発明では、入力情報受信部には、性別または年
齢などの条件が前記利用者電話機から入力されると、こ
の入力情報受信部からの受信信号にしたがって前記実行
制御部を制御して蓄積音声再生部から性別または年齢に
適応した音声情報が再生される。
【0034】(14)第14の発明の要旨 第14の発明では、蓄積音声再生部から再生した情報が
読み上げ情報である再度聞きたい情報または詳細情報を
示す抽出マーク、不要な情報を示す削除マークおよび読
み込みをしないことを示す未読マークの記載欄から成
る。
【0035】(15)第15の発明の要旨 第15の発明では、蓄積音声再生部から再生した音声情
報に無音が一秒以上つづくところにアンダーラーンなど
のインデックスが付加される。
【0036】(16)第16の発明の要旨 第16の発明では、音声再生部からの音声再生信号を入
力情報受信部を経て利用者のファクシミリに送信するフ
ァクシミリ送信部を設けた。
【0037】(17)第17の発明の要旨 第17の発明では、音声再生部からの音声再生信号を入
力する入力情報受信部と、この入力情報受信部より電話
回線を介在して音声情報を入力してその音声情報を解析
して地図情報にするコンピュータ画像処理部を設けた。
【0038】
【作用】
(1)第1の発明では、電話回線とコンピュータとを接
続して行う音声応答のため音声応答装置から電話回線を
利用する利用者にサービスを提供する。
【0039】この音声応答装置には、たとえば家庭、オ
フィスなどの電話機を用いてコンピュータシステム内の
電話機に電話をかけることにより、コンピュータシステ
ムと電話機との間の対話を行い、求人紹介業務、商品の
受注業務、予約業務、資料請求業務および銀行振込業務
などの業務が行なえる。
【0040】この音声応答装置では、加入者電話機より
入力された入力情報を入力情報受信部で受信する。また
入力条件制御部では、受信部で受信した入力情報にした
がって音声応答サービスの実行をする。
【0041】検索情報格納部では、入力条件制御部から
の実行制御命令に応答して検索を行うための検索条件を
示す情報を読み出しを行う。サービス内容格納部では、
この検索情報格納部より読み出された検索情報と,音声
応答サービス実行制御部から出力された制御信号に基づ
いて音声応答をする対象のサービス内容を読み出す。
【0042】一方、テキスト情報格納部では、サービス
内容格納部と、このサービス内容格納部から読み出され
たサービス内容情報にしたがってテキスト情報を読み出
す。また文書作成部では、入力条件制御部から出力され
た制御命令にしたがって検索情報格納部より検索情報を
読み出し、その検索情報および入力条件制御部から出力
された制御信号に基づいてサービス内容格納部を読み出
して、その読み出されたサービス内容情報と入力条件制
御部から出力された制御信号に基づいてテキスト情報格
納部よりテキスト情報の読み出し、そのテキスト情報と
入力条件制御部から出力された制御信号に基づいて話し
言葉からなる文書を作成する。
【0043】以上に説明した第1の発明では、電話機の
入力操作により入力した情報にしたがって情報の聞き直
し、目的外情報の聞き跳ばしおよびメモ取りを容易にす
るためあらかじめデータベースに格納されている情報を
効率よく読み出すことにより、電話機などの利用者の操
作性を向上させることができるとともに、電話回線の回
線効率を向上させることができる。
【0044】さらに、第1の発明では、情報の聞き直
し、目的外情報の聞き跳ばし、メモ取りを容易にするた
めの操作性の向上などを図ることにより、多種多様な情
報を迅速に利用者側の電話機などで検索することができ
るので、時間外における利用者サービスの向上および利
用者の使い勝手を向上させることができる。
【0045】(2)この第2の発明は、文書作成部で作
成された話言葉からなる文書を音声合成処理を行うブロ
ック側に第1の接点部を有する切り替え部を切り替えて
送信し、この切り替え部の第1の接点部より話言葉から
なる文書を送信して言語処理部で言語処理を行い、この
言語処理部でその言語の読み方などを付与して音声特徴
付与部でその音声合成信号に強弱および抑揚などの特徴
を付与し、この音声特徴付与部で特徴が付与された音声
信号を音声送信部で受信し加入者電話機に送信する。
【0046】これにより、第2の発明では、言語処理部
および音声特徴付与部を経て利用者に識別し易い音声情
報が利用者に送信することができる。 (3)第3の発明では、切替部にある第2の接点部より
蓄積音声データを入力し、その入力された音声を再生し
て入力情報受信部に蓄積音声再生部よりその音声データ
を送信することにより、蓄積音声の再生を速やかに行う
ことができる。
【0047】(4)第4の発明では、実行制御部に加入
者電話機より入力した入力条件にしたがって入力条件制
御部において文書作成部で作成された文書の早読みまた
は遅読みなどの制御をすることにより、利用者の所望の
データを所望の速度で読み出すことができる。
【0048】(5)第5の発明では、検索情報格納部の
格納領域にあらかじめ登録しておいた文書作成部で作成
された文書を早読みまたは遅読みするための情報を格納
することにより、情報検索を短時間で行えるようにす
る。
【0049】(6)第6の発明では、 入力条件制御部
に加入者電話機の入力操作により文書作成部で作成され
た文書を先送り指示部で先送りの指示をすることによ
り、検索時間の短縮化を図ることができる。
【0050】(7)第7の発明では、入力条件制御部に
加入者電話機の入力操作により文書作成部で作成された
文書中に重点情報があれば重点情報再生部で繰り返し再
生を行うことにより、読み出しまでの時間を短縮するこ
とができる。
【0051】(8)第8の発明では、入力条件制御部に
加入者電話機の入力操作により文書作成部で作成された
文書の早読み指示をさせてレビュー部により該当する情
報の先頭に戻って再び聞き直すことにより、読み出し時
間を軽減することができる。
【0052】(9)第9の発明では、入力条件制御部に
加入者電話機の入力操作により文書作成部で作成された
文書の跳ばし読みの指示をしてスキップ部において該当
する情報の跳ばし読みを行うことにより、読み出す情報
を探してから情報を読み出すことができる。
【0053】(10)第10の発明では、入力条件制御
部に加入者電話機の入力操作により文書作成部で作成さ
れた文書を要点読み部において該当する情報の要点読み
を行うことにより、読み出す情報に軽重をつけて読み出
すことができる。
【0054】(11)第11の発明では、音声合成部で
加入者電話機からのプッシュボタンよりの入力信号をコ
ードに変換し、その変換されたコード変換情報を入力条
件制御部にコード変換部より送出することにより、コー
ド変換してから音声合成処理を速やかに行うことができ
る。
【0055】(12)第12の発明では、入力条件制御
部で入力情報の確認を行い、音声合成処理部へ送出して
合成音声として入力情報確認部において加入者電話機と
音声会話をすることにより、音声応答処理を確実に行う
ことができる。
【0056】(13)第13の発明では、入力情報受信
部に性別または年齢などの条件が利用者電話機から入力
されると、この入力情報受信部からの受信信号にしたが
って実行制御部を制御して蓄積音声再生部から性別また
は年齢に適応した音声情報が再生される。
【0057】したがって、第13の発明では、性別また
は年齢による条件を加味した音声応答処理を行うことに
より、個々の利用者に即した音声応答処理を行うことが
できる。
【0058】(14)第14の発明では、蓄積音声再生
部から再生した情報が読み上げ情報である再度聞きたい
情報または抽出マークは詳細情報を示し、削除マークは
不要な情報を示し、また未読マークの記載欄では読み込
みが行われないようにすることができる。
【0059】これらのマークを判読することにより、ど
のような指示のもとで動作させるかを決めることができ
る。 (15)第15の発明では、蓄積音声再生部から再生し
た音声情報に無音が一秒以上つづくところにアンダーラ
ーンなどのインデックスが付加されることにより、音声
情報が連続しているかそれとも断続しているかを判定す
ることができる。
【0060】(16)第16の発明の要旨 第16の発明では、音声再生部からの音声再生信号を入
力情報受信部を経てファクシミリ送信部において利用者
のファクシミリに送信することにより、ファクシミリ用
紙に情報を印字することができ、その印字された情報を
ポケット、バッグなどにいれて携帯することにより、い
つでもその情報を見ることができる。
【0061】(17)第17の発明の要旨 第17の発明では、音声再生部からの音声再生信号を入
力情報受信部において入力し、この入力情報受信部より
電話回線を介在して音声情報を入力してその音声情報を
解析してコンピュータ画像処理部において地図情報にす
ることにより、地図情報とともに関連情報を表示または
印字することができ、表示または印字された地図情報に
より目的地の地図の確認も併せて行うことができる。
【0062】なお、(1)ないし(17)の発明は適宜
に組み合わせることにより、以下の複数個の作用を得る
ことができるものである。
【0063】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例)図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。
【0064】〔実施例の概要〕この実施例では、電話機
の入力操作により入力した情報にしたがって情報の聞き
直し、目的外情報の聞き跳ばしおよびメモ取りを容易に
するため、あらかじめデータベースに格納されている情
報を効率よく読み出すことにより、電話機などの利用者
の操作性を向上させることができるとともに、電話回線
の回線効率を向上させることができる。
【0065】また本実施例は、情報の聞き直し、目的外
情報の聞き跳ばし、メモ取りを容易にするための操作性
の向上などを図ることにより短時間で、多種多様な情報
を迅速に検索することができるので、利用者の使い勝手
を向上させることができ、ひいては利用者に対する時間
外サービスの向上を図ることができる。
【0066】〔第1実施例の内容〕図1は、コンピュー
タシステムを用いた音声応答装置のブロック図、図2は
第1実施例の要部である入力条件制御部の構成例を示す
説明図、図7は、利用者が商品受注システムに適用した
電話回線の接続から電話回線の切断までに提供するサー
ビスの開始からサービスの終了までのサービス内容の時
間的推移を示す図、図8は利用者側とコンピュータ側の
会話応答手順の例を示すシーケンス図である。
【0067】なお、この音声応答装置は、テレホンサー
ビス業務に用いられるものである。この音声応答装置で
は、たとえば、家庭、オフイスなどの電話機を用いてセ
ンター内のコンピュータシステムに電話をかけることに
より、コンピュータシステムと電話機との間で対話を行
い求人紹介業務、商品の受注業務、予約業務、資料請求
業務および銀行振込業務などの業務を行うことができ
る。
【0068】テレホンサービスにおける利用方法として
は、蓄積音声による方法と規則合成による方法などがあ
るが、ここでは規則合成による方法について以下に説明
する。
【0069】ここで、図1のブロック図の構成について
説明する。図1において、利用者電話機10は電話回線
を介してコンピュータ側の送受信部11に接続され、利
用者電話機10の、たとえばプッシュボタン入力により
トーン信号100が送受信部11に受信されるととも
に、この送受信部11から送信された音声信号101が
電話回線を介して利用者電話機10に送信される。
【0070】送受信部11では、受信されたトーン信号
100が回線接続通知およびプッシュボタン入力データ
102としてコンピュータ側の実行制御部12の入力条
件制御部13に入力することにより、利用者電話機10
から入力したトーン信号100に基づいてデータベース
19〜21より検索情報の読み出しをする。
【0071】<実行制御部>図1において実行制御部1
2は、先に説明した入力条件制御部13、実行制御部1
2の外部にあるナレーションストーリの雛形情報を格納
したナレーションストーリ出力部15から送出されたナ
レーションストーリを解析するナレーションストーリ解
析部14、検索条件データベース19をアクセスするD
B(以下、これを「データベース」という)アクセス部
16、入力条件制御部13からの抽出データ制御信号と
データベースアクセス部16からのアクセスして得た情
報に基づいて、抽出されたデータを一時的に保存する作
業用ファイル20を読出すデータ処理部17、作業用フ
ァイル20から読出された作業データをデータ処理部1
7、入力条件制御部13を経て文書生成部18および文
書の定義文などをファイルするテキストファイルまたは
蓄積音声ファイルからなるデータベース21から成る。
【0072】この音声応答装置では、加入者電話機10
より入力された入力情報を送受信部11で受信する。こ
の送受信部11からは、受信した入力情報にしたがって
実行制御部12にプッシュボタン入力信号をボタン番号
に変換して送出し、その入力信号に応答して実行制御部
12の入力条件制御部13で音声応答サービスの実行を
する。
【0073】また図1において、検索条件データベース
19では、その実行制御部12の入力条件制御部13か
らの実行制御命令をデータベースアクセス部16に応答
して検索条件を示す情報の読み出しを行う。
【0074】一方、サービス内容を格納する作業用ファ
イル20では、検索情報条件データベースより読み出さ
れた検索情報と,データ処理部17から出力された制御
信号に基づいて音声応答の対象、たとえば商品の発注業
務に関連したサービス情報を読み出す。
【0075】文書作成部18では、作業用ファイル20
から読み出されたサービス内容を示す情報と,あらかじ
め音声情報を格納する音声情報ファイル21から読み出
された音声情報に基づいて話し言葉からなる文書を作成
する。
【0076】また図1において、実行制御部12の文書
生成部18の出力側には、切替部22を介して文書作成
部18で作成した話し言葉からなる文書を音声合成する
音声合成部23、または文書作成部18で作成した話し
言葉からなるアナログ音声を蓄積音声データとして蓄積
および再生する蓄積音声再生部25に切り替えられる。
【0077】切替部22は、第1の接点22aと第2の
接点22bからなる。この切替部22では、たとえば第
1の接点22aに切り替えられると実行制御部12と言
語処理部23が接続され、この言語処理部23に話し言
葉からなる文書情報を入力する。
【0078】この言語処理部23では、単語辞書27を
参照して文書解析部26で話し言葉からなる文書情報の
解析が行なわれる。また切替部22では、たとえば第2
の接点22bに切り替えられた場合に実行制御部12と
蓄積音声再生部25が接続されるが、この説明を言語処
理部と音響処理部の説明の後にする。ここで、図2の入
力条件制御部13の具体的な構成例を説明する。
【0079】この入力条件制御部13には、先送りの指
示をする先送り指示部31、重点情報にしたがって再生
指示をする重点情報再生指示部32、再確認を要する情
報に対して繰り返す指示をする繰り返し(レビュー)指
示部33、跳ばし読みをするスキップ指示部34、要点
読みを行う要点読み指示部35、入力情報を確認する入
力情報確認部36から成っている。
【0080】<求人紹介業務の例>次に、データベース
の読み上げを、たとえば要点読み指示部35を用いて要
点読みする場合について、求人紹介業務を一例に説明す
る。
【0081】この説明ににおいては、図1の実行制御部
12内に設けた作業用ファイル20に格納された求人紹
介項目を図3のデータ例を示す図に基づいて説明する。
先ず図3に示す作業用ファイル20を開いて求人紹介項
目を利用者電話機10からのプッシュホン入力信号によ
り行う。
【0082】このとき、入力条件制御部13にナレーシ
ョンストーリ出力部15から求人紹介のためのナレーシ
ョンストーリがナレーション解析部を14を経て入力条
件制御部13に入力される。
【0083】すなわち、この入力条件制御部13から
は、制御信号が送受信部11、電話回線を経て利用者U
側のコンピュータ30のディスプレイに入力されると、
たとえば、「(SEQ)番目は、(住所)、従業員規模
(規模)名、(産業分類)関係で、職種は(職種)、賃
金は(最低賃金)円から(最高賃金)円、勤務時間は
(開始)から(終了)までの求人紹介データがディスプ
レイに表示される。
【0084】利用者U側では、この求人紹介データから
SEQの何番目のデータを選択し、SEQ何番目のデー
タを削除するかを利用者電話機10に割り振られたテン
キーより入力する。
【0085】<電話機のテンキーに割り付ける情報>図
4は、この利用者電話機10に割り振られたテンキーの
割り振り方を示す図で、○内の数字が「1」および
「9」のとき空きスペースキーを示し、○内の数字が
「2」のときデータの先頭から読み出すキーを示してい
る。
【0086】また○内の数字が「3」のときデータの早
送り指示をするキーを示し、○内の数字が「4」のとき
データの戻り指示をするキーを示し、○内の数字が
「5」のときデータの再生指示をするキーを示してい
る。
【0087】さらに、○内の数字が「6」のときデータ
の送り指示をするキーを示し、○内の数字が「7」のと
きデータの遅読み指示をするキーを示し、○内の数字が
「8」のときデータの最後を指示するキーを示してい
る。
【0088】たとえば、これらの指示を行う場合には、
利用者が先ず最初に、図4の「#」を押してからテンキ
ーによる指示を行う。図5は、データの読み上げの例を
示す説明図である。この図5において、先ず図4の
「2」を押してデータの先頭を読み出す。
【0089】次に「3」の早読みキーを押すと、データ
が先送りされて早読みがされる。早読みが「3」で指示
された後に、たとえば所望のデータが行き過ぎてしまっ
たとき、図4の「4」である戻りキーを押して所望のデ
ータの位置に戻すことができる。
【0090】さらに、図4の「5」である再生キーを押
す図5に示す位置にきたとき、読み上げデータの再生が
行われる。次に、図4の「6」である送りキーを押すと
きには、図5の左から右側にデータが送られ、図4の
「7」である遅読みをすると、データの読み込み速度を
遅くすることができる。
【0091】したがって、本実施例では、利用者にとっ
て重要度の高いデータ付近では遅読みキーを押すことに
より、じっくりデータを電話機10より聞くことができ
る。なお、データの読み上げを終了したいときには、図
4の最後キーを押すことにより、同じデータを繰り返し
読み上げを終了させることができる。
【0092】また、図1および図2の入力条件制御部1
3の重点読み指示部35からの制御命令によりデータ処
理部17を動作させて作業用ファイル20を先に説明し
たようにファイルを開く。
【0093】このとき、たとえば図3に示すようにSE
Qの1番目を利用者が重点的に選択すると、作業用ファ
イル20で読み出した検索情報をデータ処理部17、入
力条件制御部13、文書作成部18から切替部22の第
1の接点部22aを経て言語処理部23で読み方などが
付与され、また音響処理部24で音響処理して送受信部
11に送信される。
【0094】この送受信部11からは、電話回線を経て
電話機10に利用者が必要とする重点求人情報が電話機
10に送られる。このようにして電話機10からは、検
索データより要点のみを選択して聞くことができる。
【0095】<要点読みの例1>この要点のみを選択し
た情報の例1としては、たとえば「1番目、新宿区、従
業員規模100名、建築業関係で、職種は塗装工、賃金
が37万5千円から47万円、勤務時間は、9時から1
8時まで。」であり、この音声情報をめりはりのあるは
っきりした口調で利用者電話機10より聞かせることが
できる。
【0096】したがって、本実施例では検索情報をあら
かじめコンピュータ30のディスプレイより利用者がサ
ーチしてから、必要とする重点情報をこれらのデータか
らプッシュボタンキーより選択してその重点情報のみを
音声情報として利用者に聞かせることができる。
【0097】<要点読みの例2>次に、別の案内文書の
例によって案内文書の定義の仕方と要点読み上げの例2
をさらに説明する。
【0098】たとえば、先に説明した利用者U側のディ
スプレイに案内文書を表示する。この案内文書の例とし
て、「労働市場の現況を、ご案内します。なお、数字は
いずれも季節調整済みの値である。たとえば平成5年
(1993年)12月の全国の労働市場をみると、有効
求人者が前月比で0.4%減少し、有効求人が前月比で
0.9%減少した。パートの有効求人倍率が0.65倍
と、前月と持ち合いになりました。これを内訳別に見る
と、パートの有効求人倍率は、1.03倍、パートを除
く有効求人倍率は、0.60になりました。また同年の
12月の新規求人は、前年(1992年)同月比で1
3.6%減少しました。」であるとする。
【0099】この案内文書には、たとえば利用者U側の
コンピュータのディスプレイを見ながらキーボードより
よりアンダーラインを付ける。このキーボードで案内文
書にアンダーラインを付した部分が重点的に要点読みを
した部分であると定義することができる。
【0100】先の案内文書にキーボードよりアンダーラ
インを付して案内文書を定義した例が、「労働市場の現
を、ご案内します。なお、数字はいずれも季節調整済
みの値である。たとえば平成5年(1993年)12月
の全国の労働市場をみると、有効求職者が前月比で0.
4%減少し、有効求人が前月比で0.9%減少した。パ
ートの有効求人倍率が0.65倍と、前月と持ち合いに
なりました。これを内訳別に見ると、パートの有効求人
倍率は、1.03倍、パートを除く有効求人倍率は、
0.60になりました。また同年の12月の新規求人
は、前年(1992年)同月比で13.6%減少しまし
た。」であるとする。
【0101】このとき要点読みをした要点読み上げ情報
は、「労働市場の現況。平成5年(1993年)12
月、有効求職者が前月比で0.4%減少、有効求人が前
月比0.9%減少。有効求人倍率は、0.65倍。」で
ある。
【0102】本実施例では、要点読み上げ情報がめりは
りのある音声で図1の言語処理部23、音響処理部24
で言語および音響処理されて送受信部11に送信され、
電話回線を介して電話機10に送信されるので、利用者
が定義した要点のみを音声合成処理して利用者に音声情
報として聞かせることができる。
【0103】これにより、本実施例では、電話機の入力
操作により入力した情報にしたがって情報の聞き直し、
目的外情報の聞き跳ばしおよびメモ取りを容易にするた
め、あらかじめデータベースに格納されている情報を効
率よく読み出すことにより、電話機などの利用者の操作
性を向上させることができるとともに、電話回線の回線
効率を向上させることが可能になる。
【0104】次に図4の送りキー、戻りキーおよび再生
キーの例を具体的に図3などを参照して説明する。 <送りキー、戻りキーおよび再生キーの具体例>ここ
で、送り、戻りおよび再生の単位は、生成された文書の
先頭からピリオード(。)が付けられている一文までを
単位としている。
【0105】文書作成部18では、入力条件制御部13
からの制御信号により文書を作成している。このとき、
文書作成部18では、文章の一文、すなわち一のピリオ
ードから次のピリオードまでを単位として文書が作成さ
れる。
【0106】次に、先に説明した重点読みの例1を用い
て説明する。たとえば、先に説明した図3のシークSE
Qの2番目を利用者が戻りキーにより指示すると、図2
の実行制御部12のレビュー指示部33が動作し、文書
作成部18に対してSEQの2番目の文書作成指示が行
われず、利用者のコンピュータ30のディスプレイにシ
ークSEQの2番目の情報が表示される。
【0107】この2番目の情報は利用者のコンピュータ
30のディスプレイに、「2番目、中野区、設備事業、
職種は塗装工、40万円から55万円、8時30分から
17時30分」と表示される。
【0108】次に、たとえば図3に示すシークSEQの
5番目を読み上げ中に利用者が再生キーを押すとシーク
SEQの5番目の先頭情報から電話機10より音声再生
される。
【0109】すなわち、このときには、図2の重点情報
再生指示部32からの指示信号により図1の文書作成部
18、切り替え部22の第2の接点部22bを経て蓄積
音声再生部25で蓄積音声の再生を行い、利用者電話機
10に図3のシークSEQの5番目の情報が電話機10
より音声再生される。
【0110】次に図3のシークSEQの2番目を利用者
が送りキーにより指示すると、図2の実行制御部12の
先送り指示部31が動作し、文書作成部18に対してS
EQの3番目と4番目の文書作成指示が行われず、利用
者のコンピュータ30のディスプレイにシークSEQの
5番目の情報が表示される。
【0111】これにより、利用者は利用者U側のコンピ
ュータ30のディスプレイにシークSEQの5番目の情
報を表示させることができる。ここで、たとえば利用者
がシークSEQの6番目の情報を再生させたいときに
は、図4の電話機10のテンキーに割り振られた再生キ
ーを押すことにより、シークSEQ5の情報が再生でき
る。
【0112】以上の実施例では、情報の聞き直し、目的
外情報の聞き跳ばし、メモ取りを容易にするための操作
性の向上などを図ることにより、多種多様な情報を迅速
に利用者側の電話機などで検索することができるので、
利用者の使い勝手を向上させることが可能になる。
【0113】<言語処理部と音響処理部>また言語処理
部23と音響処理部24では、たとえば図10ないし図
12、図14および図15に図示する音声合成方式によ
って、たとえば文字列より音声を合成する規則合成方法
によって発音を表す文字列より音声を合成している。
【0114】テレホンサービスにおける利用方法として
は、蓄積音声による方法と規則合成による方法などがあ
る。蓄積音声による方法としては、定型化されたハロー
ワークの道案内、営業時間案内などの音声再生があり、
規則合成による方法には、一過性の文書、不定型文書、
一部可変文書などの不定型の音声の再生に好適である。
【0115】この規則合成方式は、情報量が0.1〜
0.2Kb/sのものに適する音声合成方式で、音声応
答サービスの読み書き装置に好適な方式である。この他
の音声合成方式としては、図9に表記した波形符号化方
式や分析合成化方式がある。
【0116】波形符号化方式とは、音声信号の特徴を利
用して音声波形を符号化する方式で、情報量が8〜64
Kb/sの音声合成方式として好適なものである。また
分析合成方式としては、音声の生成モデルに基づいて音
声信号を符号化する音声合成方式で、情報量が1〜8K
b/sの音声合成方式として好適なものである。これら
の符号化方式を用いて音声を合成することも可能であ
る。
【0117】ここで、音声合成方式の原理を図11およ
び図12の説明図に基づいてさらに詳細に説明する。こ
の図11において、言語処理部23には、文書を解析す
る文書解析部26、単語辞書である磁気ディスク27、
読み・韻律記号付与部28が設けられている。 この言
語処理部23では、読み・韻律記号付与部28で読みや
韻律記号が付与されると、音響処理部24で表音文字列
に変換されて波形合成などにより音響が出力される。
【0118】すなわち、音響処理部24は、音声に抑揚
をつける抑揚生成部29、波形を合成する波形合成部3
1および音素ファイルである音素片部30から構成され
ている。
【0119】この音響処理部24では、波形合成部31
から波形合成された音声がスピーカ33に入力し、たと
えば「コレワ、オンセーゴーセーデス」をスピーカ33
より出力する。
【0120】図12は図9の音声合成方式によって音声
合成を行う例を具体的例を示すものである。たとえば、
図12に示す「これは、音声合成です」という音声を例
に説明する。 先ず、単語分割を図7の文章解析部26
で行い、「これ/は/、音声/合成/で/す」というよ
うにアクセント毎に分割する。
【0121】次に分節設定により文法情報の設定を行
い、「これは/、音声合成です」というように分節ごと
に分ける設定を図7の文章解析部26で行う。文章解析
部26で文章の解析が行われた後には、図11の読み・
韻律記号付与部28で、母音無声化などの読みを付与し
「コレ/ワ/、オンセー/ゴーセー/デス/」とし、ポ
ーズ、分節のアクセント、イントネーションを表す韻律
符号を付与する。
【0122】すなわち、「コレワ、オンセーゴーセーデ
ス」とする。次に、音響処理部24では、抑揚生成部2
9で音の高さを示す抑揚パターンをつけるとともに、音
素片部30から読み出された音素時間長情報と抑揚音情
報を波形合成部31で波形合成する。
【0123】以上の処理を行うことにより、PCMデー
タを音響処理部33より出力することができる。 <蓄積音声再生部>たとえば、図1の切替部22では、
たとえば第2の接点22bに切り替えられると、実行制
御部12と蓄積音声再生部25が接続される。
【0124】この蓄積音声再生部25は、実行制御部1
2の文書作成部18により作成された話し言葉からなる
文書が蓄積音声データ103として入力される音声伸長
部32と、この音声伸長部40で音声の波高レベルなど
の強調化を行って一時蓄積を行い、その蓄積された音声
波形を再生する波形再生部41とから成る。
【0125】本実施例では、利用者の電話機10よりプ
ッシュボタン入力により実行制御部12の入力条件制御
部13を制御して切替部22を第2の接点22bに切り
替えると、文書作成部18により作成された話し言葉か
らなる文書が蓄積音声データ103として蓄積音声再生
部25の音声伸長部32に入力され、この音声伸長部3
2で音声の波高レベルなどの強調化を行って一時蓄積を
行い、その蓄積された音声波形を波形再生部33より再
生して送受信部11、電話回線を経て電話機10に蓄積
された音声を送信することができる。
【0126】<ナレーションストーリ出力部>また図1
において、たとえば、ナレーションストーリ部15につ
いて図9の手順番号1から手順番号21までの手順にし
たがって詳細に説明する。
【0127】ナレーションストーリ出力部には、利用者
Uのコンピュータ30のディスプレイを見ながら入力キ
ーボードから電話回線、送受信部11、実行制御部12
を経てユーザが独自にナレーションストーリを送出する
ことができる。
【0128】このナレーションストーリ部15では、ナ
レーションの内容200が手順番号1から手順番号21
までの手順にしたがって決められている。すなわち、手
順番号1では、図1の音声応答装置からサービスの概要
が説明されると、蓄積音声である「open.pcm」のナレー
ションがナレーションストーリ出力部15より読み上げ
られる。
【0129】手順番号2では、音声応答装置から利用者
番号の入力ナレーションである、たとえば「利用者番号
を入力してください」がナレーションストーリ出力部1
5より読み上げられる。
【0130】手順番号3では、利用者側で利用者番号を
電話機10のプッシュボタンより入力すると、そのプッ
シュボタンの内容が読み込まれ、利用者番号が実行制御
部12の入力条件制御部13に入力される。
【0131】手順番号4では、入力条件制御部13では
利用者の照会があると、データベース19の利用者デー
タを検索する検索条件データベースをアクセスさせる。
手順番号5では、入力条件制御部13で利用者番号およ
び利用者番号の確認があると、「××番、〇〇様ですね
?」というナレーションをナレーションストーリ出力部
15より読み上げる。
【0132】手順番号6では、利用者からの確認結果に
基づいて入力条件制御部13における処理の分岐をす
る。この手順番号6では、たとえば「1」を利用者が電
話機10のプッシュボタンで選択したとき、手順番号7
の処理をする。
【0133】またたとえば「9」を利用者が電話機10
のプッシュボタンで選択したとき、手順番号2の処理を
再び実行する。手順番号7では、入力条件制御部13で
商品番号の入力案内ナレーションがあるとき、「商品番
号を入力してください」というナレーションをナレーシ
ョンストーリ出力部15より読み上げる。
【0134】手順番号8では、たとえば商品番号を入力
条件制御部13に入力すると、利用者が押したプッシュ
ボタンの読み込みをする。手順番号9では、入力条件制
御部13で商品の照会があると、作業用ファイル20の
商品ファイルをアクセスさせる。
【0135】手順番号10では、入力条件制御部13で
商品番号確認ナレーションの「××番、〇〇様ですね
?」というナレーションをナレーションストーリ出力部
15より読み上げる。
【0136】手順番号11では、利用者からの確認結果
に基づいて入力条件制御部13で処理の分岐をする。こ
の手順番号11では、たとえば「1」を利用者が電話機
103のプッシュボタンで選択したとき、手順番号12
の処理をする。
【0137】またたとえば「9」を利用者が電話機10
のプッシュボタンで選択したとき、手順番号7の処理を
再び実行する。手順番号12では、音声応答サービス部
10で商品の個数入力ナレーションがあるとき、「個数
を入力してください」というナレーションをナレーショ
ンストーリ出力部15より読み上げる。
【0138】手順番号13では、たとえば個数を電話機
10、送受信部11を経て入力条件制御部13に入力す
ると、利用者が押したプッシュボタンの読み込みをす
る。手順番号14では、入力条件制御部13に入力完了
確認ナレーションが入力されるとき、「以上でよろしい
ですか」というナレーションをナレーションストーリ出
力部15より読み上げる。
【0139】手順番号15では、利用者からの確認結果
に基づいて入力条件制御部13で処理の分岐をする。こ
の手順番号15では、たとえば「1」を利用者が電話機
10のプッシュボタンで選択したとき、手順番号16の
処理をする。
【0140】またたとえば「9」を利用者が電話機10
のプッシュボタンで選択したとき、手順番号7の処理を
再び実行する。手順番号16では、入力条件制御部13
で発注内容繰り返しナレーションがあるとき、「order.
txt」というナレーションをナレーションストーリ出力
部15より読み上げる。
【0141】手順番号17では、たとえば発注確認ナレ
ーションを入力条件制御部13に入力するとき、「以上
でよろしいですか」というナレーションをナレーション
ストーリ出力部15より読み上げる。
【0142】手順番号18では、入力条件制御部13で
処理の分岐があるとき、「以上でよろしいですか」とい
うナレーションをナレーションストーリ出力部15より
読み上げる。
【0143】このとき手順番号18では、利用者からの
確認結果に基づいて入力条件制御部13で処理の分岐を
する。この手順番号18では、たとえば「1」を利用者
が電話機10のプッシュボタンで選択したとき、手順番
号19の処理をする。
【0144】またたとえば「9」を利用者が電話機10
のプッシュボタンで選択したとき、手順番号21の処理
を実行する。手順番号19では、入力条件制御部13に
おいて発注番号ナレーションがあるとき、たとえば発注
確認ナレーションを入力条件制御部13に入力すると
き、「発注番号は〇〇番ですね?」というナレーション
をナレーションストーリ出力部15より読み上げる。
【0145】手順番号20では、入力条件制御部13で
発注番号ナレーションがあるとき、作業用ファイル20
の発注ファイルをアクセスさせる。このようにして「以
上でよろしいですか」というナレーションをナレーショ
ンストーリ出力部15より読み上げる。
【0146】手順番号21では、図1の入力条件制御部
13からサービスの終了ナレーションがあると、蓄積音
声である「open.pcm」のナレーションがナレーションス
トーリ出力部15より読み上げられる。
【0147】以上に説明した図1の音声応答装置にによ
れば、利用者側Uの電話機とコンピュータCの音声応答
サービス部との処理を会話形式で確実にすることができ
る。 <商品の発注業務に本実施例を適用した例>次にたとえ
ば、図6において、以上に説明した図1のナレーション
ストーリ出力部15を用いて図7の処理を説明する。
【0148】たとえば、利用者U側では、利用者番号
「651123」の入力103を電話機10のプッシユ
ボタンで行い、コンピュータC側に利用者番号「651
123」を送信する。
【0149】コンピュータC側に利用者番号「6511
23」を送信したときには、その送信情報をコンピュー
タC側の入力条件制御部13で確認してから、ナレーシ
ョンストリー出力部15からナレーションストーリ10
6を出力し、利用者番号・利用者名の確認案内104を
利用者U側の電話機10に送信する。
【0150】一方、コンピュータC側では、図7に示す
ように利用者U側から送られた利用者番号・利用者名を
入力条件制御部13で確認をしてから、コンピュータC
側より利用者U側の電話機機10に商品番号の入力案内
指示をナレーションストリー出力部15からナレーショ
ンストーリ106を出力し、商品番号入力指示の案内1
07をする。
【0151】すなわち、ナレーションストーリ出力部1
5では、ナレーションストーリをナレーションストーリ
解析部14に入力することにより、ナレーションストー
リを解析する。
【0152】一方、入力条件制御部13では、ナレーシ
ョンストーリ解析部14で解析されたナレーションスト
ーリにしたがっていずれのデータベース19あるいはフ
ァイル20、21を用いてサービスを実行する。
【0153】このデータベース19は、検索条件が格納
されている検索条件データベースであって、データベー
スアクセス部16からのアクセス信号にしたがって検索
条件にしたがったデータが読み出される。
【0154】また作業用ファイル20は、たとえば、利
用者に関する情報が書き込まれている利用者データベー
ス、商品情報が書き込まれている商品データベースある
いは受注情報が書き込まれている受注データベースから
なり、検索条件データベース19より読み出された検索
データと、入力条件制御部13、データ処理部17を経
て入力された制御信号によりデータ処理部17を動作さ
せて情報が読み出され、話し言葉の日本語台本に編集さ
れる。
【0155】さらに文書ファイル21は、たとえばテキ
ストファイルと蓄積音声ファイルからなり、作業用ファ
イルから読み出されたたとえば商品情報と、入力条件制
御部13、文書作成部18を経て入力される制御信号に
したがってテキストファイルなどが読み出される。
【0156】また図1および図7の利用者U側の電話機
10では、コンピュータC側のナレーションストーリ部
15から送られた商品番号入力指示の案内107にした
がって、利用者が商品番号「321」を電話機10のプ
ッシュボタンより入力する。
【0157】この商品番号「321」は、特定の商品を
表すコード情報である。利用者UがコンピュータC側に
対して商品番号「321」を電話機10より入力108
したときには、コンピュータC側でその商品番号「32
1」を入力条件制御部13に入力し、その商品番号「3
21」をファイル20の商品データベースにあることを
確認し、商品番号「321」の確認指示案内をコンピュ
ータC側から利用者U側の電話機10に送信109す
る。
【0158】利用者U側の電話機10では、商品番号
「321」の確認指示案内をコンピュータC側から受信
したとき、その商品番号「321」で表された商品に自
己が発注した商品に相違ないことを示す確認情報「1」
を電話機10のプッシュボタンより入力する。
【0159】これまでの指示案内がコンピュータC側か
らされると、次に、商品の個数入力案内111をコンピ
ュータC側から利用者U側の電話機10にする。個数入
力案内111を受けた利用者U側の電話機103では、
発注をする商品の個数、たとえば「3」を電話機10の
プッシュボタンより入力112する。
【0160】利用者U側からコンピュータC側に発注を
する商品の個数情報を送信したときには、コンピュータ
C側から利用者U側の電話機10にファイル20の商品
データベースで商品の在庫があることを確認して、その
商品の個数確認情報113を送信する。
【0161】このとき利用者U側の電話機10では、個
数確認済み情報「1」を電話機10のプッシュボタンよ
り入力114する。以上の応答指示がコンピュータC側
と利用者U側の電話機10間で行われると、ファイル2
0の受注データベースで受注されたことを確認してナレ
ーションストーリ部15で注文内容の確認案内115、
発注確認案内116をコンピュータC側から利用者U側
の電話機10に送信される。
【0162】これらの案内に対して利用者U側の電話機
10では、発注確認済み情報「1」を利用者が電話機1
0のプッシュボタンより入力117する。発注確認済み
情報「1」が利用者U側の電話機10からコンピュータ
C側に送信されたことをコンピュータC側で確認したと
きには、発注番号案内118、サービス終了案内119
をコンピュータC側から利用者U側に送信して、コンピ
ュータC側と利用者U側の電話機10の電話回線を切断
120する。
【0163】以上により、本実施例では会話形式で利用
者U側とコンピュータC側でたとえば商品発注業務を行
うとき、電話機の入力操作により入力した情報にしたが
って入力条件制御部13を制御してデータベース19、
ファイル20、21の読み出しを効率よく行うことがで
きるので、あらかじめデータベースに格納されている情
報を利用者の読み飛ばし指示、先送り指示、要点詠み指
示、先送り指示などにより、効率よく読み出すことによ
り、電話機などの利用者の操作性を向上させることがで
きるとともに、電話回線の回線効率を向上させることが
できる。
【0164】(コンピュータ側のトラブル時の処理)図
8のシーケンス図は発注トラブル時における処理を示す
ものである。図7と同じサービスの概要説明101から
利用者の確認指示105までの処理は、詳しい説明を省
略する。
【0165】また図8の説明においては、図1および図
7の符号を参照して説明する。本第1実施例では、利用
者が確認指示105の「1」を電話機30のプッシュボ
タンを入力した後に、コンピュータC側のソフトウェア
やデータベース19、テキストファイル21、蓄積音声
ファイルなどに障害があるときには、図4のコンピュー
タ側Cに障害発生130があることを利用者に知らせる
ため、障害発生信号をコンピュータCの通信部から利用
者の電話機30に送信して電話回線を切断120する。
【0166】したがって、本実施例では、サービス中に
障害が発生した場合に行う再現試験、あるいは障害修正
後における確認テストなどにおいても、図1の蓄積音声
再生部25で蓄積情報を再生することができ、コンピュ
ータC側に障害原因があることを利用者に認識させるこ
とができる。 <第1実施例の動作>次に、第1実施例の動作について
図9に基づいて説明する。
【0167】この説明においては、図1ないし図8の説
明を参照して説明する。たとえば,図1の音声応答装置
を起動させると、図1の利用月日などの時間情報が格納
されている作業用ファイル20をオープンする。
【0168】次に、ナレーションストリー部15をナレ
ーションストリー解析部14が読み込みメモリに展開さ
れた後、電話回線が確立されて電話機10とコンピュー
タCの電話回線が接続されるまで待機する。
【0169】電話機10とコンピュータ側Cの電話機
(図示省略)の電話回線が確立されて接続された後に
は、送受信部11から入力条件制御部13に通知され、
ナレーションストリー部15から出力されるナレーショ
ンストーリの先頭から音声応答サービスを開始する。
【0170】たとえば電話機10とコンピュータ側Cの
電話機(図示省略)の電話回線が接続されたときには、
サービスが開始される。次に、データベースの読み上げ
を、たとえば要点読み指示部35を用いて要点読みする
場合について、求人紹介業務を一例に説明する。
【0171】先ず図3に示す作業用ファイル20を開い
て求人紹介項目を利用者電話機10からのプッシュホン
入力信号により行う。このとき、入力条件制御部13に
ナレーションストーリ出力部15から求人紹介のための
ナレーションストーリがナレーション解析部14を経て
入力条件制御部13に入力される。
【0172】すなわち、この入力条件制御部13から
は、制御信号が送受信部11、電話回線を経て利用者U
側のコンピュータ30のディスプレイに入力されると、
たとえば、「(SEQ)番目は、(住所)、従業員規模
(規模)名、(産業分類)関係で、職種は(職種)、賃
金は(最低賃金)円から(最高賃金)円、勤務時間は
(開始)から(終了)まで。」の求人紹介データがディ
スプレイに表示される。
【0173】利用者U側では、この求人紹介データから
SEQの何番目のデータを選択し、SEQ何番目のデー
タを削除するかを利用者電話機10に割り振られたテン
キーより入力する。
【0174】この例1では、たとえば「1番目、新宿
区、従業員規模100名、建築業関係で、職種は塗装
工、賃金が37万5千円から47万円、勤務時間は、9
時から18時まで。」であり、この音声情報をめりはり
のあるはっきりした口調で利用者電話機10より聞かせ
ることができる。
【0175】したがって、本実施例では検索情報をあら
かじめコンピュータ30のディスプレイより利用者がサ
ーチしてから、必要とする重点情報をこれらのデータか
らプッシュボタンキーより選択してその重点情報のみを
音声情報として利用者に聞かせることができる。
【0176】本実施例では、要点読み上げ情報がめりは
りのある音声が図1の言語処理部23、音響処理部24
で言語および音響処理されて送受信部11に送信され、
電話回線を介して電話機10に送信されるので、利用者
が定義した要点のみを音声合成処理して利用者に音声情
報として聞かせることができる。
【0177】次に図4の送りキー、戻りキーおよび再生
キーの例を具体的に説明する。文書作成部18では、入
力条件制御部13からの制御信号により文書を作成して
いる。
【0178】このとき、文書作成部18では、文章の一
文、すなわち一のピリオードから次のピリオードまでを
単位として文書が作成される。たとえば、図3のシーク
SEQの2番目を利用者が戻りキーにより指示すると、
図2の実行制御部12のレビュー指示部33が動作し、
文書作成部18に対してSEQの2番目の文書作成指示
が行われず、利用者のコンピュータ30のディスプレイ
にシークSEQの2番目の情報が表示される。
【0179】この2番目の情報は利用者のコンピュータ
30のディスプレイに、「2番目、中野区、設備事業、
職種は塗装工、40万円から55万円、8時30分から
17時30分」と表示される。
【0180】次に、たとえば図3に示すシークSEQの
5番目を読み上げ中に利用者が再生キーを押すとシーク
SEQの5番目の先頭情報から電話機10より音声再生
される。
【0181】すなわち、このときには、図2の重点情報
再生指示部32からの指示信号により図1の文書作成部
18、切り替え部22の第2の接点部22bを経て蓄積
音声再生部25で蓄積音声の再生を行い、利用者電話機
10に図3のシークSEQの5番目の情報が電話機10
より音声再生される。
【0182】次に図3のシークSEQの2番目を利用者
が送りキーにより指示すると、図2の実行制御部12の
先送り指示部31が動作し、文書作成部18に対してシ
ークSEQの3番目と4番目の文書作成指示が行われ
ず、利用者のコンピュータ30のディスプレイにシーク
SEQの5番目の情報が表示される。
【0183】これにより、利用者は利用者U側のコンピ
ュータ30のディスプレイにシークSEQの5番目の情
報を表示させることができる。ここで、たとえば利用者
がシークSEQの6番目の情報を再生させたいときに
は、図4の電話機10のテンキーに割り振られた再生キ
ーを押すことにより、シークSEQ5の情報が再生でき
る。
【0184】以上の実施例では、情報の聞き直し、目的
外情報の聞き跳ばし、メモ取りを容易にするための操作
性の向上などを図ることにより、多種多様な情報を迅速
に利用者側の電話機などで検索することができるので、
時間外サービスの向上および利用者の使い勝手を向上さ
せることが可能になる。
【0185】次に本実施例の音声応答装置の操作手順を
さらに図1、図6、図7および図9に基づいて、商品の
発注業務を例に説明する。その他の図2ないし図5、図
8を参照して説明する。
【0186】たとえば電話機10とコンピュータ側Cの
電話機(図示省略)の電話回線が接続されたときには、
サービスが開始される。たとえば、女性音で「○○店で
ごさいます。ここでは△△商品の販売を行っています。
利用者番号を入力してください」とコンピュータ側Cか
らナレーションが電話機10に送信される。
【0187】このとき、たとえば、図1あるいは図7に
おいて、利用者U側では、利用者番号「651123」
の入力103を電話機10のプッシユボタンで行い、コ
ンピュータC側に利用者番号「651123」を送信す
る。
【0188】このとき利用者番号「651123」は、
例えば、利用者がプッシュボタンPB「65」を入力す
ると、男性音で「ロク ゴ」と図1のコンピュータC側
から利用者Uの電話機10に確認のメッセージが送信さ
れる。
【0189】この確認メッセージに続けて、図11のサ
ービス内容の説明図にあるように、利用者がプッシュボ
タンPB「2」を入力すると、男性音で「ニ」と図1の
コンピュータC側から利用者Uの電話機10に確認のメ
ッセージが送信される。
【0190】この確認メッセージに続けて、図11のサ
ービス内容の説明図にあるように、利用者がプッシュボ
タンPB「3」を入力すると、男性音で「サン」と図1
のコンピュータC側から利用者Uの電話機30に確認の
メッセージが送信される。
【0191】以上の順序で利用者番号「651123」
が入力されると、たとえば女性音で「651123 ○
○さまですね? 正しいときには1を、誤っているとき
には9を押してください」というメッセージをコンピュ
ータCから利用者Uの電話機30に対してする。
【0192】このとき利用者Uが正しいと判断するとき
には、1を電話機30のプッシユボタンより入力し、確
認メッセージの男性音を聞いた後、以下のサービスを行
う。この会話応答手順を行う時間Aには、図1、図7お
よび図13に示す利用者U側からコンピュータC側に回
線接続依頼100をする。
【0193】この後には、コンピュータC側よりサービ
スの概要説明101が利用者側Uの電話機10に対して
行われる(ST10)。コンピュータC側よりサービス
の概要説明101が利用者側Uの電話機10に対して行
われた後には、利用者番号の入力指示のナレーション1
02をナレーションストーリ出力部15から出力してコ
ンピュータC側から利用者U側にそのナレーション10
2を送信する(ST11)。
【0194】このナレーションを聞いた利用者は、電話
機10のプッシュボタンより利用者番号「65112
3」を入力する(ST12)。コンピュータC側に利用
者番号「651123」を送信したときには、その送信
情報をコンピュータC側の入力条件制御部13で確認す
る(ST13)。
【0195】すなわち、ファイル20の利用者データベ
ース20aに登録済みであるか否かの判断をすることに
より、利用者名および利用者番号「651123」の確
認をする(ST14)。
【0196】一方、データベース20の利用者データベ
ース20aに登録済みであるときには、登録されている
利用者名と利用者番号に誤りがないか、利用者に確認
し、その後、商品番号入力案内のためのナレーションを
コンピュータC側から利用者の電話機10に送信する
(ST15)。
【0197】商品番号入力案内のためのナレーションを
コンピュータC側から利用者の電話機10に送信した後
には、利用者が電話機10のプッシュボタンより、発注
しようとする商品番号を入力する(ST16)。
【0198】利用者が電話機10のプッシュボタンよ
り、発注しようとする商品番号の個数を入力した後に
は、ナレーションストリー出力部15から商品番号の確
認ナレーション109を利用者U側の電話機10に送信
する(ST17)。
【0199】このときには、コンピュータC側で図1に
示すように利用者U側から送られた商品番号は、入力条
件制御部13で確認をしてから、コンピュータC側より
利用者U側の電話機10に商品番号の確認ナレーション
をナレーションストリー出力部15からナレーションス
トーリを出力し、商品番号確認のナレーションをする。
【0200】このとき、商品番号が誤っているか否かの
判断を利用者がする(ST18)。ここで、商品番号に
誤りがあると利用者が判断するときには、ST16の商
品番号を再び入力し直す。
【0201】一方、商品番号が正しいと利用者が判断す
るときには、コンピュータC側のナレーションストーリ
部15から送られた商品番号入力指示のナレーション1
11(ST19)にしたがって、たとえば利用者が商品
個数「3」を電話機10のプッシュボタンより入力する
(ST20)。
【0202】たとえば、利用者UがコンピュータC側に
対して商品個数「3」を電話機10より入力したときに
は、コンピュータC側でその商品番号「321」を入力
条件制御部13で確認して、商品個数「3」をデータベ
ース20bの商品データベースにあることを確認し、商
品個数「3」の確認ナレーションをコンピュータC側か
ら利用者U側の電話機10に送信113する(ST2
1)。
【0203】利用者U側の電話機10では、商品個数
「3」の確認指示案内をコンピュータC側から受信した
とき、その商品個数「3」で表された商品に自己が発注
した商品の個数に相違がないか否かを判断する(ST2
2)。
【0204】ここで、商品個数「3」で表された商品に
自己が発注した商品の個数に相違があるときには、確認
情報「9」を電話機10のプッシュボタンより入力す
る。一方、商品個数「3」で表された商品に自己が発注
した商品の個数に相違がないときには、確認情報「1」
を電話機10のプッシュボタンより入力する。
【0205】確認情報「1」を電話機10のプッシュボ
タンより入力した後には、注文内容の繰り返しナレーシ
ョンをコンピュータC側から利用者U側の電話機10に
する(ST23)。
【0206】注文内容の繰り返しナレーションをコンピ
ュータC側から利用者U側の電話機10に発注内容確認
ナレーション115をする(ST24)。このときに
は、発注内容確認ナレーションを利用者が発注内容と合
致しているか否かの判断をする(ST25)。
【0207】たとえば、発注していないと利用者が判断
するときには、確認情報「9」を電話機10のプッシュ
ボタンより利用者が入力する。一方、発注したと利用者
が判断するときには、確認情報「1」を電話機10のプ
ッシュボタンより利用者が入力する。
【0208】このとき利用者U側の電話機10では、個
数確認済み情報「1」を電話機10のプッシュボタンよ
り入力する。以上の応答指示がコンピュータC側と利用
者U側の電話機10間で行われると、発注データベース
20Cで発注されたことを確認してナレーションストー
リ部15で注文内容の確認案内116、発注確認案内を
コンピュータC側から利用者U側の電話機10に送信さ
れる。
【0209】これらの案内に対して利用者U側の電話機
10では、発注確認済み情報「1」を利用者が電話機1
0のプッシュボタンより入力する。このときには、発注
内容の書き込みがファイル20の発注データベース20
Cに対して行われる。
【0210】発注確認済み情報「1」が利用者U側の電
話機10からコンピュータC側に送信されたことをコン
ピュータC側で確認したときには、発注番号ナレーショ
ン、サービス終了ナレーションをコンピュータ側Cから
電話機10側にする(ST27)。
【0211】さらに、第1の発明では、情報の聞き直
し、目的外情報の聞き跳ばし、メモ取りを容易にするた
めの操作性の向上などを図ることにより、多種多様な情
報を迅速に利用者側の電話機などで検索することができ
るので、利用者の使い勝手を向上させることができると
ともに、ひいては時間外における利用者サービスの向上
も図ることができるようになる。
【0212】(実施例の第1変形例)図16は本発明の
実施例の第1変形例を示すを示すブロック図である。 〔第1変形例の概要〕第1変形例では、選択した音声情
報をフアクシミリ出力として得ることができ、利用者が
音声応答装置を使用する際の使い勝手をさらに向上させ
ることができる。
【0213】〔実施例における第1変形例の内容〕図1
6において、ユーザU側には、ファクシミリ装置50と
ディスプレイ装置51が設けられている。
【0214】このファクシミリ装置50では、コンピュ
ータC側の音声応答装置で音声情報を送受信部11、電
話回線を経てファクシミリ出力を得ることができる。た
とえば、データベースの読み上げを、たとえば図2の要
点読み指示部35を用いて要点読みする場合について、
求人紹介業務を一例に説明する。
【0215】先ず図3に示す作業用ファイル20を開い
て求人紹介項目をファクシミリ装置50の利用者電話機
からのプッシュホン入力信号により行う。このとき、図
1の入力条件制御部13にナレーションストーリ出力部
15から求人紹介のためのナレーションストーリがナレ
ーション解析部を14を経て入力条件制御部13に入力
される。
【0216】すなわち、この入力条件制御部13から
は、制御信号が送受信部11、電話回線を経て利用者U
側のディスプレイ装置51に入力されると、たとえば、
「(SEQ)番目は、(住所)、従業員規模(規模)
名、(産業分類)関係で、職種は(職種)、賃金は(最
低賃金)円から(最高賃金)円、勤務時間は(開始)か
ら(終了)まで。」の求人紹介データがディスプレイ装
置51に表示される。
【0217】利用者U側では、この求人紹介データから
シークSEQの何番目のデータを選択し、シークSEQ
何番目のデータを削除するかを利用者電話機10に割り
振られたテンキーより入力する。
【0218】図4は、この利用者電話機10に割り振ら
れたテンキーの割り振り方を示す図で、○内の数字が
「1」および「9」のとき空きスペースキーを示し、○
内の数字が「2」のときデータの先頭から読み出す。
【0219】また○内の数字が「3」のときデータの早
送り指示をするキーを示し、○内の数字が「4」のとき
データの戻り指示をし、○内の数字が「5」のときデー
タの再生指示をする。
【0220】さらに、○内の数字が「6」のときデータ
の送り指示をし、○内の数字が「7」のときデータの遅
読み指示をし、○内の数字が「8」のときデータの最後
を指示する。
【0221】なお、これらの指示を行う場合には、利用
者が先ず最初に、たとえば図4の「#」を押してからテ
ンキーによる指示を行う。図5は、データの読み上げの
例を示す説明図である。この図5において、先ず図4の
「2」を押してデータの先頭を読み出す。
【0222】次に「3」の早読みキーを押すと、データ
が先送りされて早読みがされる。早読みが「3」で指示
された後に、たとえば所望のデータが行き過ぎてしまっ
たとき、図4の「4」である戻りキーを押して所望のデ
ータの位置に戻すことができる。
【0223】さらに、図4の「5」である再生キーを押
す図5に示す位置にきたとき、読み上げデータの再生が
行われる。次に、図4の「6」である送りキーを押すと
きには、図5の左から右側にデータが送られ、図4の
「7」である遅読みをすると、データの読み上げ速度を
遅くすることができる。
【0224】したがって、本実施例では、利用者にとっ
て重要度の高いデータ付近では遅読みキーを押すことに
より、じっくりデータをファクシミリ装置50の電話機
より聞くことができる。
【0225】なお、データの読み上げを終了したいとき
には、図4の最後キーを押すことにより、同じデータを
繰り返し読み込むのを終了させることができる。また、
図1および図2の入力条件制御部13の重点読み指示部
35からの制御命令によりデータ処理部17を動作させ
て作業用ファイル20を先に説明したようにファイルを
開く。
【0226】このとき、たとえば図3に示すようにシー
クSEQの1番目を利用者が重点的に選択すると、作業
用ファイル20で読み出した検索情報をデータ処理部1
7、入力条件制御部13、文書作成部18から切替部2
2の第1の接点部22aを経て言語処理部23で読み方
などが付与され、また音響処理部24で音響処理して送
受信部11に送信される。
【0227】この送受信部11からは、電話回線を経て
ファクシミリ50に利用者が必要とする重点求人情報が
電送される。このようにしてフアクシミリ装置50から
は、検索データより要点のみを選択したファクシミリ出
力を得ることができる。
【0228】先の説明した例1では、たとえば「1番
目、新宿区、従業員規模100名、建築業関係で、職種
は塗装工、賃金が37万5千円から47万円、勤務時間
は、9時から18時まで。」であり、この音声情報がフ
ァクシミリ装置50で文字情報として出力される。
【0229】したがって、この第1変形実施例では、利
用者が所望する音声情報をファクシミリ出力情報として
フアクシミリ用紙に印字させることができるので、利用
者がポケット、バッグなどにその印字された情報を持ち
運ぶことができる。
【0230】また第1変形実施例では、要点読み上げ情
報が図1の言語処理部23、音響処理部24で言語およ
び音響処理されて送受信部11に送信され、電話回線を
介してファクシミリ装置50に送信されるので、利用者
が定義した要点のみを音声合成処理して利用者に音声情
報としてフアクシミリ用紙に印字させることができるの
で、利用者が必要な情報のみを選択してフアクシミリ用
紙として保存することができる。
【0231】次に図4の送りキー、戻りキーおよび再生
キーの例を具体的に説明する。文書作成部18では、入
力条件制御部13からの制御信号により文書を作成して
いる。
【0232】このとき、文書作成部18では、文章の一
文、すなわち一のピリオードから次のピリオードまでを
単位として文書が作成される。たとえば、図3のシーク
SEQの2番目を利用者が戻りキーにより指示すると、
図2の実行制御部12のレビュー指示部33が動作し、
文書作成部18に対してシークSEQの2番目の文書作
成指示が行われず、利用者のディスプレイ装置50にシ
ークSEQの2番目の情報が表示される。
【0233】この2番目の情報は利用者のディスプレイ
装置51に、「2番目、中野区、設備事業、職種は塗装
工、40万円から55万円、8時30分から17時30
分」と表示される。
【0234】次に、たとえば図3に示すシークSEQの
5番目に利用者が再生キーを押すとシークSEQの5番
目の情報がファクシミリ装置50より文字情報が出力さ
れる。
【0235】すなわち、このときには、図2の重点情報
再生指示部32からの指示信号により図1の文書作成部
18、切り替え部22の第2の接点部22bを経て蓄積
音声再生部25で蓄積音声の再生をお行い、ファクシミ
リ装置50より図3のシークSEQの5番目の情報が出
力される。次に図3のシークSEQの2番目を利用者が
送りキーにより指示すると、図2の実行制御部12の先
送り指示部31が動作し、文書作成部18に対してシー
クSEQの3番目と4番目の文書作成指示が行われず、
利用者のディスプレイ装置51にシークSEQの5番目
の情報が表示される。
【0236】これにより、利用者は利用者U側のディス
プレイ装置51にシークSEQの5番目の情報を表示さ
せることができる。ここで、たとえば利用者がシークS
EQの6番目の情報を再生させたいときには、図4のフ
ァクシミリ装置50の電話機のテンキーに割り振られた
再生キーを押すことにより、シークSEQ5の情報が再
生できる。
【0237】以上の実施例では、情報の聞き直し、目的
外情報の聞き跳ばし、メモ取りを容易にするための操作
性の向上などを図ることにより、多種多様な情報を迅速
に利用者側の電話機などで検索することができるので、
時間外サービスの向上および利用者の使い勝手をさらに
向上させることが可能になる。
【0238】(実施例の第2変形例)図17は本発明の
実施例の第2変形例を示すを示すブロック図である。 〔第2変形例の概要〕第2変形例では、選択した音声情
報を画像情報として出力することができるので、地図情
報などとしてディスプレイ表示およびプリンタ出力させ
ることができるので、目的地の地図情報と併せて必要と
する文字情報も得ることができる。
【0239】〔第2変形例の内容〕図17において、ユ
ーザU側には、画像処理装置60が設けられている。こ
の画像処理装置60では、コンピュータC側の音声応答
装置で音声情報を送受信部11、電話回線を経て画像情
報を得ることができる。
【0240】またこの画像処理装置60では、目的地の
地図情報などをディスプレイ表示させるディスプレイ部
と、目的地の地図情報などをプリンタ出力させるプリン
タ部および電話機が設けられている。
【0241】たとえば、データベースの読み上げを、た
とえば図2の要点読み指示部35を用いて要点読みする
場合について、求人紹介業務を一例に説明する。先ず図
3に示す作業用ファイル20を開いて求人紹介項目を画
像処理装置60内の利用者電話機からのプッシュホン入
力信号により行う。
【0242】このとき、図1の入力条件制御部13にナ
レーションストーリ出力部15から求人紹介のためのナ
レーションストーリがナレーション解析部14を経て入
力条件制御部13に入力される。
【0243】すなわち、この入力条件制御部13から
は、制御信号が送受信部11、電話回線を経て利用者U
側の画像処理装置60に入力されると、たとえば、図1
2に示す「(SEQ)番目は、(住所)、従業員規模
(規模)名、(産業分類)関係で、職種は(職種)、賃
金は(最低賃金)円から(最高賃金)円、勤務時間は
(開始)から(終了)まで。」の求人紹介データがディ
スプレイ装置51に表示される。
【0244】利用者U側では、この求人紹介データから
シークSEQの何番目のデータを選択し、シークSEQ
何番目のデータを削除するかを画像処理装置60内の利
用者電話機に割り振られたテンキーより入力する。
【0245】図4は、この利用者電話機に割り振られた
テンキーの割り振り方を示す図で、○内の数字が「1」
および「9」のとき空きスペースキーを示し、○内の数
字が「2」のときデータの先頭から読み出す。
【0246】また○内の数字が「3」のときデータの早
送り指示をするキーを示し、○内の数字が「4」のとき
データの戻り指示をし、○内の数字が「5」のときデー
タの再生指示をする。
【0247】さらに、○内の数字が「6」のときデータ
の送り指示をし、○内の数字が「7」のときデータの遅
読み指示をし、○内の数字が「8」のときデータの最後
を指示する。
【0248】なお、これらの指示を行う場合には、利用
者が先ず最初に、たとえば図4の「#」を押してからテ
ンキーによる指示を行う。図5は、データの読み上げの
例を示す説明図である。この図5において、先ず図4の
「2」を押してデータの先頭を読み出す。
【0249】次に「3」の早読みキーを押すと、データ
が先送りされて早読みがされる。早読みが「3」で指示
された後に、たとえば所望のデータが行き過ぎてしまっ
たとき、図4の「4」である戻りキーを押して所望のデ
ータの位置に戻すことができる。
【0250】さらに、図4の「5」である再生キーを押
す図5に示す位置にきたとき、読み上げデータの再生が
行われる。次に、図4の「6」である送りキーを押すと
きには、図5の左から右側にデータが送られ、図4の
「7」である遅読みをすると、データの読み込み速度を
遅くすることができる。
【0251】したがって、本実施例では、利用者にとっ
て重要度の高いデータ付近では遅読みキーを押すことに
より、じっくりデータを画像処理装置60の電話機より
聞くことができる。
【0252】なお、データの読み込むを終了したいとき
には、図4の最後キーを押すことにより、同じデータを
繰り返し読み込むのを終了させることができる。また、
図1および図2の入力条件制御部13の重点読み指示部
35からの制御命令によりデータ処理部17を動作させ
て作業用ファイル20を先に説明したようにファイルを
開く。
【0253】このとき、たとえば図3に示すようにシー
クSEQの1番目を利用者が重点的に選択すると、作業
用ファイル20で読み出した検索情報をデータ処理部1
7、入力条件制御部13、文書作成部18から切替部2
2の第1の接点部22aを経て言語処理部23で読み方
などが付与され、また音響処理部24で音響処理して送
受信部11に送信される。
【0254】この送受信部11からは、電話回線を経て
画像処理装置60に利用者が必要とする重点求人情報が
電送される。このようにして画像処理装置60からは、
検索データより要点のみを選択した画像情報を得ること
ができる。
【0255】先の説明した例1では、たとえば「1番
目、新宿区、従業員規模100名、建築業関係で、職種
は塗装工、賃金が37万5千円から47万円、勤務時間
は、9時から18時まで。」であり、この音声情報が画
像情報として出力される。
【0256】したがって、この第2変形実施例では、利
用者が所望する音声情報を画像処理装置60よりファク
シミリ出力情報としてフアクシミリ用紙に印字させるこ
とができるので、利用者がポケット、バッグなどにその
印字された情報を持ち運ぶことができる。
【0257】また第2変形実施例では、要点読み上げ情
報が図1の言語処理部23、音響処理部24で言語およ
び音響処理されて送受信部11に送信され、電話回線を
介して電話機10に送信されるので、利用者が定義した
要点のみを音声合成処理して利用者に音声情報として画
像処理させることができるので、利用者が必要な情報の
みを選択して地図情報を得ることができる。
【0258】次に図4の送りキー、戻りキーおよび再生
キーの例を具体的に説明する。文書作成部18では、入
力条件制御部13からの制御信号により文書を作成して
いる。
【0259】このとき、文書作成部18では、文章の一
文、すなわち一のピリオードから次のピリオードまでを
単位として文書が作成される。たとえば、図3のシーク
SEQの2番目を利用者が戻りキーにより指示すると、
図2の実行制御部12のレビュー指示部33が動作し、
文書作成部18に対してシークSEQの2番目の文書作
成指示が行われず、利用者のディスプレイ装置51にシ
ークSEQの2番目の情報が表示される。
【0260】この2番目の情報は利用者の画像処理装置
60のディスプレイ装置に、「2番目、中野区、設備事
業、職種は塗装工、40万円から55万円、8時30分
から17時30分」と表示される。
【0261】次に、たとえば図3に示すシークSEQの
5番目に利用者が再生キーを押すとシークSEQの5番
目の情報がファクシミリ装置50より文字情報が出力さ
れる。
【0262】すなわち、このときには、図2の重点情報
再生指示部32からの指示信号により図1の文書作成部
18、切り替え部22の第2の接点部22bを経て蓄積
音声再生部25で蓄積音声の再生を行い、画像処理装置
60より図3のシークSEQの5番目の情報が出力され
る。
【0263】次に図3のシークSEQの2番目を利用者
が送りキーにより指示すると、図2の実行制御部12の
先送り指示部31が動作し、文書作成部18に対してシ
ークSEQの3番目と4番目の文書作成指示が行われ
ず、利用者の画像処理装置60のディスプレイ装置にシ
ークSEQの6番目の情報が表示される。
【0264】これにより、利用者は利用者U側の画像処
理装置60のディスプレイ装置にシークSEQの5番目
の情報を表示させることができる。ここで、たとえば利
用者がシークSEQの5番目の情報を再生させたいとき
には、 図4の画像処理装置60の電話機のテンキーに
割り振られた再生キーを押すことにより、シークSEQ
5の情報が再生でき、たとえば目的地の付近の地図を示
す地図情報を関連する対象の情報とともに得ることがで
きる。
【0265】以上の実施例では、情報の聞き直し、目的
外情報の聞き跳ばし、メモ取りを容易にするための操作
性の向上などを図ることにより、多種多様な情報を迅速
に利用者側の電話機などで検索することができるので、
時間外サービスの向上および地図情報とともに出力を得
ることにより、利用者の使い勝手をさらに向上させるこ
とができる。
【0266】
【発明の効果】なお、(1)ないし(17)の発明は適
宜に組み合わせることにより、以下の複数個の効果を得
ることができる。
【0267】(1)第1の発明によれば、会話形式で利
用者側と音声応答サービス装置側で求人紹介業務、商品
の受注業務、予約業務、資料請求業務および銀行振込業
務などの業務をするとき、目的外情報の聞き跳ばしおよ
びメモ取りを容易にするため、あらかじめデータベース
に格納されている情報を効率よく読み出すことにより、
電話機などの利用者の操作性を向上させることができる
とともに、電話回線の回線接続時間の短縮により回線効
率を向上させることができるという効果を得ることがで
きる。
【0268】(2)第2の発明によれば、めりはりのあ
る音声に音声合成することにより、利用者に聞き易すく
することができるという効果を得ることができる。 (3)第3の発明によれば、切替部にある第2の接点部
より蓄積音声データを入力し、その入力された音声を再
生して入力情報受信部に蓄積音声再生部よりその音声デ
ータを送信することにより、蓄積音声の再生を速やかに
行うことができるという効果を得ることができる。
【0269】(4)第4の発明によれば、実行制御部に
加入者電話機より入力した入力条件にしたがって入力条
件制御部で早読みまたは遅読みなどの制御をすることに
より、利用者の所望のデータを所望の速度で読み出すこ
とができるという効果を得ることができる。
【0270】(5)第5の発明によれば、検索情報格納
部の格納領域にあらかじめ登録しておいた早読みまたは
遅読みのための情報を格納することにより、情報検索を
短時間で行えるようにすることができるという効果を得
ることができる。
【0271】(6)第6の発明によれば、 入力条件制
御部に加入者電話機の入力操作により先送り指示部で先
送りの指示をすることにより、検索時間の短縮化を図る
ことができるという効果を得ることができる。
【0272】(7)第7の発明によれば、入力条件制御
部に加入者電話機の入力操作により重点情報であれば重
点情報再生部で繰り返し再生を行うことにより、読み出
しまでの時間を短縮することができるという効果を得る
ことができる。
【0273】(8)第8の発明によれば、入力条件制御
部に加入者電話機の入力操作により早読み指示をさせて
レビュー部により該当する情報の先頭に戻って再び聞き
直すことにより、読み出し時間を軽減することができる
という効果を得ることができる。
【0274】(9)第9の発明によれば、入力条件制御
部に加入者電話機の入力操作により跳ばし読みの指示を
してスキップ部において該当する情報の跳ばし読みを行
うことにより、読み出す情報を探してから情報を読み出
すことができるという効果を得ることができる。
【0275】(10)第10の発明によれば、入力条件
制御部に加入者電話機の入力操作により要点読み部にお
いて該当する情報の要点読みを行うことにより、読み出
す情報に軽重をつけて読み出すことができるという効果
を得ることができる。
【0276】(11)第11の発明によれば、音声合成
部で加入者電話機からのプッシュボタンよりの入力信号
をコードに変換し、その変換されたコード変換情報を入
力条件制御部にコード変換部より送出することにより、
コード変換してから音声合成処理を速やかに行うことが
できるという効果を得ることができる。
【0277】(12)第12の発明によれば、入力条件
制御部で入力情報の確認を行い、音声合成処理部へ送出
して合成音声として入力情報確認部において加入者電話
機と音声会話をすることにより、音声応答処理を確実に
行うことができるという効果を得ることができる。
【0278】(13)第13の発明によれば、入力情報
受信部に性別または年齢などの条件が利用者電話機から
入力されると、この入力情報受信部からの受信信号にし
たがって実行制御部を制御して蓄積音声再生部から性別
または年齢に適応した音声情報が再生でき、性別または
年齢による条件を加味した音声応答処理を行うことによ
り、個々の利用者に即した音声応答処理を行うことがで
きるという効果を得ることができる。
【0279】(14)第14の発明によれば、蓄積音声
再生部から再生した情報が読み上げ情報である再度聞き
たい情報または抽出マークは詳細情報を示し、削除マー
クは不要な情報を示し、また未読マークの記載欄では読
み込みが行われないようにすることができ、これらのマ
ークを判読することにより、どのような指示のもとで動
作させるかを決めることができるという効果を得ること
ができる。
【0280】(15)第15の発明によれば、蓄積音声
再生部から再生した音声情報に無音が一秒以上つづくと
ころにアンダーラーンなどのインデックスが付加される
ことにより、音声情報が連続しているかそれとも断続し
ているかを判定することができるという効果を得ること
ができる。
【0281】(16)第16の発明によれば、音声再生
部からの音声再生信号を入力情報受信部を経てファクシ
ミリ送信部において利用者のファクシミリに送信するこ
とにより、ファクシミリ用紙に情報を印字することがで
きるという効果を得ることができる。
【0282】(17)第17の発明によれば、音声再生
部からの音声再生信号を入力情報受信部において入力
し、この入力情報受信部より電話回線を介在して音声情
報を入力してその音声情報を解析してコンピュータ画像
処理部において地図情報にすることにより、地図情報と
ともに関連情報を表示または印字することができ、地図
情報と関連情報をともに利用できるので、利用者の音声
応答装置使用上の便利性を向上させることができるとい
う効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例の要部を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施例のデータ例を示す図である。
【図4】本発明の実施例のテンキー割り振り方を示す図
である。
【図5】本発明の実施例の読み上げて手順を示す図であ
る。
【図6】本発明の実施例のデータ例を示す図である。
【図7】本発明の実施例のシーケンス図である。
【図8】本発明の実施例のシーケンス図である。
【図9】本発明の第1実施例の処理手順を示す図であ
る。
【図10】本発明の第1実施例の音声合成方式を例示し
た図である。
【図11】本発明の第1実施例の音声合成方式の具体的
構成例を示した図である。
【図12】本発明の第1実施例の音声合成方式の説明図
である。
【図13】本発明の第1実施例の処理フローチャートを
示すである。
【図14】本発明の第1実施例の音声合成方式の説明図
である。
【図15】本発明の第1実施例の音声合成方式の説明図
である。
【図16】本発明の第1変形実施例のブロック図であ
る。
【図17】本発明の第2変形実施例のブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 電話機 11 送受信部 12 実行制御部 13 入力条件制御部 14 ナレーション解析部 15 ナレーションストーリ出力部 16 データベースアクセス部 17 データ処理部 18 文書作成部 19 検索条件データベース 20 作業用ファイル 21 文書ファイル 22 切り替え部 23 言語処理部 24 音響処理部 25 蓄積音声再生部 26 文書解析部 27 単語辞書 28 読み韻律記号付与部 29 抑揚生成部 30 音素片データベース 31 先送り指示部 32 重点情報再生指示部 33 レビュー指示部 34 スキップ指示部 35 要点読み指示部 36 入力情報確認部 50 ファクシミリ装置 51 ディスプレイ装置 60 画像処理装置

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者電話機より入力された入力情報
    を受信する入力情報受信部と、 この受信部で受信した入力情報にしたがって音声応答サ
    ービスの実行をするための入力条件の制御を行う入力条
    件制御部と、 この入力条件制御部からの実行制御命令に応答して検索
    を行うための検索条件を示す情報を格納する検索情報格
    納部と、 この検索情報格納部より読み出された検索情報および前
    記入力条件制御部から出力された制御信号に基づいて音
    声応答をする対象のサービス内容を格納するサービス内
    容格納部と、 このサービス内容格納部のサービス内容情報に対応する
    文字列からなるテキスト情報を格納するテキスト情報格
    納部と、 前記入力条件制御部から出力された制御命令にしたがっ
    て前記検索情報格納部より検索情報を読み出し、その検
    索情報および前記入力条件制御部から出力された制御信
    号に基づいて前記サービス内容格納部が読み出され、そ
    の読み出されたサービス内容情報と前記入力条件制御部
    から出力された制御信号に基づいて前記テキスト情報格
    納部よりテキスト情報を読み出し、そのテキスト情報と
    前記入力条件制御部から出力された制御信号に基づいて
    話し言葉からなる文書を作成する文書作成部とを具備す
    る、音声応答装置。
  2. 【請求項2】 前記文書作成部で作成された前記話言葉
    からなる文書を音声合成処理を行うブロック側に送信す
    る第1の接点部を有する切り替え部と、 この切り替え部の第1の接点部より前記話言葉からなる
    文書を送信してその文書を音声合成する言語処理を行う
    言語処理部と、 この言語処理部でその言語の読み方などを付与してその
    音声合成信号に強弱および抑揚などの特徴を付与する音
    声特徴付与部と、 この音声特徴付与部で特徴が付与された音声信号を受信
    し前記加入者電話機に送信する音声送信部を設けた、請
    求項1記載の音声応答装置。
  3. 【請求項3】 前記切替部にある第2の接点部より蓄
    積音声データを入力し、その入力された音声を再生して
    前記入力情報受信部に送信する蓄積音声再生部を設け
    た、請求項1または請求項2記載の音声応答装置。
  4. 【請求項4】 前記実行制御部には、前記加入者電話
    機より入力した入力条件にしたがって前記文書作成部で
    作成される作成文書情報の早読みまたは遅読みなどの入
    力条件の制御をする入力条件制御部を設けた、請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載の音声応答装置。
  5. 【請求項5】 前記検索情報格納部には、あらかじめ
    登録しておいた前記文書作成部で作成される作成文書情
    報の早読みまたは遅読みのための情報を格納する格納領
    域を設けた、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の音声応答装置。
  6. 【請求項6】 前記入力条件制御部には、前記加入者
    電話機の入力操作により前記文書作成部で作成される作
    成文書情報の先送りを指示する先送り指示部を設けた、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の音声応答装
    置。
  7. 【請求項7】 前記入力条件制御部には、前記加入者
    電話機の入力操作により前記文書作成部で作成される作
    成文書情報のうち重点情報のみを繰り返し再生する重点
    情報再生部を設けた、請求項1ないし請求項6のいずれ
    かに記載の音声応答装置。
  8. 【請求項8】 前記入力条件制御部には、前記加入者
    電話機の入力操作により前記文書作成部で作成される作
    成文書情報の早読み指示をさせて該当する情報の先頭に
    戻って再び聞き直すレビュー部を設けた、請求項1ない
    し請求項7のいずれかに記載の音声応答装置。
  9. 【請求項9】 前記入力条件制御部には、前記加入者
    電話機の入力操作により前記文書作成部で作成される作
    成文書情報の跳ばし読みの指示により該当する情報の跳
    ばし読みを行うスキップ部を設けた、請求項1ないし請
    求項8のいずれかに記載の音声応答装置。
  10. 【請求項10】 前記入力条件制御部には、前記加入
    者電話機の入力操作により前記文書作成部で作成される
    作成文書情報の該当する情報の要点読みを行う要点読み
    部を設けた、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載
    の音声応答装置。
  11. 【請求項11】 前記音声合成部は、前記加入者電話機
    からのプッシュボタンよりの入力信号をコードに変換
    し、その変換されたコード変換情報を前記入力条件制御
    部に送出するコード変換部を設けた、請求項1ないし請
    求項10のいずれかに記載の音声応答装置。
  12. 【請求項12】 前記入力条件制御部では、入力情報の
    確認を行い、前記音声合成処理部へ送出して合成音声と
    して前記加入者の電話機と音声会話をする入力情報確認
    部を設けた、請求項1ないし請求項11のいずれかに記
    載の音声応答装置。
  13. 【請求項13】 前記入力情報受信部には、性別または
    年齢などの条件が前記利用者電話機から入力されると、
    この入力情報受信部からの受信信号にしたがって前記実
    行制御部を制御して前記蓄積音声再生部から前記性別ま
    たは年齢に適応した音声情報が再生される、請求項1な
    いし請求項12のいずれかに記載の音声応答装置。
  14. 【請求項14】 前記蓄積音声再生部から再生した情
    報が読み上げ情報である再度聞きたい情報または詳細情
    報を示す抽出マーク、不要な情報を示す削除マークおよ
    び読み込みをしないことを示す未読マークの記載欄から
    成る、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の音
    声応答サービス装置。
  15. 【請求項15】 前記蓄積音声再生部から再生した音声
    情報に無音が一秒以上つづくところにアンダーラーンな
    どのインデックスが付加される、請求項1ないし請求項
    14のいずれかに記載の音声応答装置。
  16. 【請求項16】 前記音声再生部からの音声再生信号を
    前記入力情報受信部を経て利用者のファクシミリに送信
    するファクシミリ送信部を設けた、請求項1ないし請求
    項15のいずれかに記載の音声応答装置。
  17. 【請求項17】 前記音声再生部からの音声再生信号を
    入力する入力情報受信部と、この入力情報受信部より電
    話回線を介在して音声情報を入力してその音声情報を解
    析して地図情報にするコンピュータ画像処理部を設け
    た、請求項1ないし請求項16のいずれかに記載の音声
    応答装置。
JP09506695A 1995-04-20 1995-04-20 音声応答装置 Expired - Fee Related JP3340585B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09506695A JP3340585B2 (ja) 1995-04-20 1995-04-20 音声応答装置
US08/581,332 US5781886A (en) 1995-04-20 1995-12-29 Voice response apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09506695A JP3340585B2 (ja) 1995-04-20 1995-04-20 音声応答装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08293923A JPH08293923A (ja) 1996-11-05
JP3340585B2 true JP3340585B2 (ja) 2002-11-05

Family

ID=14127640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09506695A Expired - Fee Related JP3340585B2 (ja) 1995-04-20 1995-04-20 音声応答装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5781886A (ja)
JP (1) JP3340585B2 (ja)

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5623588A (en) 1992-12-14 1997-04-22 New York University Computer user interface with non-salience deemphasis
US8370746B2 (en) 1992-12-14 2013-02-05 Monkeymedia, Inc. Video player with seamless contraction
US8381126B2 (en) 1992-12-14 2013-02-19 Monkeymedia, Inc. Computer user interface with non-salience deemphasis
JPH10153998A (ja) * 1996-09-24 1998-06-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 補助情報利用型音声合成方法、この方法を実施する手順を記録した記録媒体、およびこの方法を実施する装置
US6567796B1 (en) 1999-03-23 2003-05-20 Microstrategy, Incorporated System and method for management of an automatic OLAP report broadcast system
US8321411B2 (en) 1999-03-23 2012-11-27 Microstrategy, Incorporated System and method for management of an automatic OLAP report broadcast system
US7082422B1 (en) 1999-03-23 2006-07-25 Microstrategy, Incorporated System and method for automatic transmission of audible on-line analytical processing system report output
JP2000305582A (ja) * 1999-04-23 2000-11-02 Oki Electric Ind Co Ltd 音声合成装置
US10051298B2 (en) 1999-04-23 2018-08-14 Monkeymedia, Inc. Wireless seamless expansion and video advertising player
US6393158B1 (en) * 1999-04-23 2002-05-21 Monkeymedia, Inc. Method and storage device for expanding and contracting continuous play media seamlessly
US8607138B2 (en) 1999-05-28 2013-12-10 Microstrategy, Incorporated System and method for OLAP report generation with spreadsheet report within the network user interface
US9208213B2 (en) 1999-05-28 2015-12-08 Microstrategy, Incorporated System and method for network user interface OLAP report formatting
JP2001014306A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Sony Corp 電子文書処理方法及び電子文書処理装置並びに電子文書処理プログラムが記録された記録媒体
US6940953B1 (en) 1999-09-13 2005-09-06 Microstrategy, Inc. System and method for the creation and automatic deployment of personalized, dynamic and interactive voice services including module for generating and formatting voice services
US6658093B1 (en) 1999-09-13 2003-12-02 Microstrategy, Incorporated System and method for real-time, personalized, dynamic, interactive voice services for travel availability information
US6964012B1 (en) 1999-09-13 2005-11-08 Microstrategy, Incorporated System and method for the creation and automatic deployment of personalized, dynamic and interactive voice services, including deployment through personalized broadcasts
US6836537B1 (en) 1999-09-13 2004-12-28 Microstrategy Incorporated System and method for real-time, personalized, dynamic, interactive voice services for information related to existing travel schedule
US6885734B1 (en) 1999-09-13 2005-04-26 Microstrategy, Incorporated System and method for the creation and automatic deployment of personalized, dynamic and interactive inbound and outbound voice services, with real-time interactive voice database queries
US8130918B1 (en) 1999-09-13 2012-03-06 Microstrategy, Incorporated System and method for the creation and automatic deployment of personalized, dynamic and interactive voice services, with closed loop transaction processing
US7340040B1 (en) 1999-09-13 2008-03-04 Microstrategy, Incorporated System and method for real-time, personalized, dynamic, interactive voice services for corporate-analysis related information
US7197461B1 (en) 1999-09-13 2007-03-27 Microstrategy, Incorporated System and method for voice-enabled input for use in the creation and automatic deployment of personalized, dynamic, and interactive voice services
US7266181B1 (en) 1999-09-13 2007-09-04 Microstrategy, Incorporated System and method for the creation and automatic deployment of personalized dynamic and interactive voice services with integrated inbound and outbound voice services
US6850603B1 (en) 1999-09-13 2005-02-01 Microstrategy, Incorporated System and method for the creation and automatic deployment of personalized dynamic and interactive voice services
US6829334B1 (en) 1999-09-13 2004-12-07 Microstrategy, Incorporated System and method for the creation and automatic deployment of personalized, dynamic and interactive voice services, with telephone-based service utilization and control
US6192340B1 (en) * 1999-10-19 2001-02-20 Max Abecassis Integration of music from a personal library with real-time information
GB2361556A (en) * 2000-04-19 2001-10-24 Roundpoint Inc Text-to-speech browser
US7133899B2 (en) * 2001-07-31 2006-11-07 Cingular Wireless Ii, Llc Method and apparatus for providing interactive text messages during a voice call
US7230745B1 (en) 2002-04-08 2007-06-12 Captaris, Inc. Document transmission and routing with recipient control, such as facsimile document transmission and routing
KR100445004B1 (ko) * 2002-08-26 2004-08-21 삼성전자주식회사 모노리틱 잉크 젯 프린트 헤드 및 이의 제조 방법
JP3856774B2 (ja) * 2003-08-29 2006-12-13 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 音声出力装置、情報入力装置、ファイル選択装置、電話機、及びそのプログラムと記録媒体
JP2006227225A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Alpine Electronics Inc コンテンツ提供装置及び方法
KR100706332B1 (ko) * 2005-05-20 2007-04-13 주식회사 케이티프리텔 착신자 정보를 이용하여 정보 검색하는 음성 통화 서비스제공 방법, 장치 및 그 방법을 기록한 기록매체
CA2628099C (en) * 2005-10-31 2012-07-17 Captaris, Inc. Queue processor for document servers
US20070177195A1 (en) 2005-10-31 2007-08-02 Treber Rebert Queue processor for document servers
US20070180365A1 (en) * 2006-01-27 2007-08-02 Ashok Mitter Khosla Automated process and system for converting a flowchart into a speech mark-up language
CA2659607C (en) * 2006-08-02 2017-12-05 Captaris, Inc. Configurable document server
US8010366B1 (en) * 2007-03-20 2011-08-30 Neurotone, Inc. Personal hearing suite
US20080270532A1 (en) * 2007-03-22 2008-10-30 Melodeo Inc. Techniques for generating and applying playlists
US20090128861A1 (en) * 2007-09-09 2009-05-21 Xpedite Systems, Llc Systems and Methods for Communicating Multimodal Messages
US10003701B2 (en) 2008-01-30 2018-06-19 Xpedite Systems, Llc Systems and methods for generating and communicating enhanced portable document format files

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5196943A (en) * 1989-08-25 1993-03-23 Copia International, Ltd. Facsimile information distribution apparatus
US5524051A (en) * 1994-04-06 1996-06-04 Command Audio Corporation Method and system for audio information dissemination using various modes of transmission

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08293923A (ja) 1996-11-05
US5781886A (en) 1998-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3340585B2 (ja) 音声応答装置
US6052441A (en) Voice response service apparatus
US5774854A (en) Text to speech system
US6366882B1 (en) Apparatus for converting speech to text
CA1334869C (en) Method and apparatus for the generation of reports
US7062437B2 (en) Audio renderings for expressing non-audio nuances
US6282511B1 (en) Voiced interface with hyperlinked information
JP3873131B2 (ja) 電話メッセージの転記のために使用される編集システム及び方法
US5696879A (en) Method and apparatus for improved voice transmission
US20020143535A1 (en) Method of providing concise forms of natural commands
US6148285A (en) Allophonic text-to-speech generator
GB2323694A (en) Adaptation in speech to text conversion
EP1490861A1 (en) Text structure for voice synthesis, voice synthesis method, voice synthesis apparatus, and computer program thereof
JPWO2005093713A1 (ja) 音声合成装置
CN1813285B (zh) 语音合成设备和方法
JP3279684B2 (ja) 音声インタフェース・ビルダ・システム
JP3526101B2 (ja) 音声認識装置
JP3936351B2 (ja) 音声応答サービス装置
Schroeter et al. A perspective on the next challenges for TTS research
JP2000003189A (ja) 音声データ編集装置及び音声データベース
JP4409279B2 (ja) 音声合成装置及び音声合成プログラム
JPH04167749A (ja) 音声応答装置
JP3760420B2 (ja) 音声応答サービス装置
Campbell Where is the Information in Speech?(And to What Extent can it be Modelled in Synthesis?)
US7470850B2 (en) Interactive voice response method and apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020730

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080816

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090816

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090816

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100816

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110816

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120816

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120816

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130816

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees