JP3340436B2 - エポキシ樹脂系のための水性硬化剤 - Google Patents
エポキシ樹脂系のための水性硬化剤Info
- Publication number
- JP3340436B2 JP3340436B2 JP51799993A JP51799993A JP3340436B2 JP 3340436 B2 JP3340436 B2 JP 3340436B2 JP 51799993 A JP51799993 A JP 51799993A JP 51799993 A JP51799993 A JP 51799993A JP 3340436 B2 JP3340436 B2 JP 3340436B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- emulsion
- curing
- aqueous
- amine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/20—Compounding polymers with additives, e.g. colouring
- C08J3/205—Compounding polymers with additives, e.g. colouring in the presence of a continuous liquid phase
- C08J3/21—Compounding polymers with additives, e.g. colouring in the presence of a continuous liquid phase the polymer being premixed with a liquid phase
- C08J3/215—Compounding polymers with additives, e.g. colouring in the presence of a continuous liquid phase the polymer being premixed with a liquid phase at least one additive being also premixed with a liquid phase
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/24—Macromolecular compounds
- C04B24/28—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C04B24/281—Polyepoxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/182—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing using pre-adducts of epoxy compounds with curing agents
- C08G59/184—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing using pre-adducts of epoxy compounds with curing agents with amines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/40—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
- C08G59/50—Amines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2363/00—Characterised by the use of epoxy resins; Derivatives of epoxy resins
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
ト例えばポリアミド−アミンエポキシドアダクトまたは
ポリアミンエポキシドアダクト等の水性エマルジョン形
態における水性硬化剤、それらの調製法及びエポキシ樹
脂系の硬化におけるそれらの使用に関する。
合物と多価アルコール或いはフェノールの縮合物の場合
には、それらが比較的低い分子量のために更に硬化する
ことが必要であることが問題である。この目的ため、エ
ポキシ樹脂を架橋することができる化合物、即ち少なく
とも2つの活性部位を分子内に有するものを使用する。
ここでは特に、2つ以上の活性水素原子を有する化合物
例えば、ポリアミン及び対応するポリアミド−アミン、
並びにジカルボン酸、サイクリックジカルボン酸無水物
などを挙げることができる。
に記載されており、そして市販されている。
を有する対応する物質に付加することによって得られ、
かつ、アダクトとしてエポキシ樹脂を硬化して最終産物
にするのに十分な活性アミノ基を有する硬化剤もまた知
られている。
許出願公開第2361671号公報に記載されている。これら
の硬化剤は、過剰のポリアミド−アミン或いはポリアミ
ンをエポキシ樹脂と反応させることによって得られる。
硬化方法のために、これらのアダクトは、まず第一にそ
のまま水に溶解して、他のポリマーの溶液或いは分散液
と混合して、ついで硬化されるべきエポキシドに添加す
る、又は、予め溶解することなく、直接、融解した或い
は分散した他のポリマーと混合する。他の欠点例えば長
い乾燥時間及び不十分な耐薬品性の他に、多くの場合に
おいてのこの方法の本質的な欠点は、硬化剤及び硬化さ
れるべきエポキシ樹脂に加えて、常に第3のポリマー成
分が存在し、更にその成分は不活性であるということで
ある。
硬化剤が記載されている。それらは、3つの要素、即ち
ポリエポキシド化合物、ポリアルケニルポリエーテルポ
リオール及びポリアミンから成る。この転化生成物は、
好ましくは、更にモノ不飽和化合物と反応させられる。
該アダクトは、予め水で希釈できる。
特許出願第387418号公報に記載されている。この場合に
は、ポリアルキレンポリエーテルモノアミン、ポリアル
キレンポリエーテルジアミン或いはポリアルキレンポリ
エーテルポリアミンを対応するエポキシド化合物と反応
させる。アミンとの更なる反応に引き続いて、この中間
生成物を、水中に分散或いは溶解し、ついでエマルジョ
ン、懸濁液或いは溶液として用いることができる。
る硬化剤の水性エマルジョンはまた、特開昭58−23823
号公報に記載されている。該アミン化合物は、水不溶性
或いは水難溶性化合物例えば、長鎖アルキルアミン或い
は改質エチレンジアミンである。
めの広範囲の硬化剤が既に知られているが、この種の改
善された硬化剤並びにそれらの調製法がまだ必要とされ
ている。
めの水性硬化剤、更に詳しくは、水性系であり、硬化剤
/エポキシ樹脂系を用いた時に低毒性、低温でも好まし
い硬化挙動、短縮された乾燥時間、その他の利点を示す
硬化剤を提供することである。
アミノ基を有するエポキシドアダクト硬化剤の水性エマ
ルジョンの調製法によって達成され、該方法は、活性ア
ミノ基を含み、アダクト形成に用いられるエポキシ樹脂
を乳化できる慣用の硬化剤の水性溶液を、場合により更
に水で希釈した後、1.2〜3.5の官能価を有するエポキシ
樹脂と混合することにより、アミン−H当量が増加した
エマルジョンに転化することによって特徴づけられる。
好ましくは、アダクトの形成のためには、少なくとも70
0の平均分子量を有するエポキシ樹脂を用いる。混合及
び転化は激しく撹拌しながら行うのが良い。アミン−H
当量が50〜250である硬化剤を用いるのが良い。アミン
−H当量は、有利には、10〜250だけ増加する。エマル
ジョンは、50%エマルジョンで測定して5〜40Pa.sの粘
度に設定するのが良い。本発明に従った方法の特に好ま
しい態様では、マンニッヒ塩基、特にアミノ転移したマ
ンニッヒ塩基の溶液を用いる。本発明の対象は更に、対
応して得られる水性硬化剤、及びエポキシ樹脂系更に詳
しくは水性エポキシ樹脂系の硬化においてのそれらの適
用を含む。
合により存在する他の成分、特に揮発成分、例えば補助
溶剤を、全て或いは一部、好ましくはスプレー乾燥によ
り除去できる。
特にはセメントのための添加剤としてエポキシド樹脂と
共に用いることもできる。
ための活性アミノ基を有する硬化剤、例えば市販の製品
を用いる。これらは水性溶液として入手できるに違いな
い、即ち、実際の硬化剤は水との真の或いはコロイドの
溶液を形成している。これらの溶液は、水に単純に溶解
することによって調製できる。しばしば、このような溶
液もまた、既にそれ自体で市販されている。これらの真
正の溶液は、肉眼並びに(顕微鏡下での)補助眼で完全
に透明に見える。これはしばしば、約0.001μmまでの
粒子サイズの場合である。約1μmまでの粒子サイズを
有する対応するコロイド溶液もまた、均質に見えるが、
それらはいわゆるチンダル効果を表す。これらの溶液
は、粗大分散系とは区別される。
立たせるべきであり、上記3つの範囲の境界は流動的
で、硬化剤により異なるかもしれないということを述べ
ておく。
べきエポキシ樹脂の乳化に役立つ乳化剤、酸、補助溶剤
及び他の慣用の添加剤を含んでも良い。
で、そのままで水と単に粗大分散系即ち懸濁液或いはエ
マルジョンを形成する硬化剤を用いることもできる。た
だし、それらが、他の物質例えば、酸、更に詳しくは有
機酸の添加により、或いは他の手段により溶液にされる
ことができる場合である。
アミン例えばジエチレントリアミンと単量体、二量体、
三量体脂肪酸或いはそれらの誘導体との縮合物、例えば
二量体大豆脂肪酸メチルエステルとジエチレントリアミ
ンとの重縮合物、として公知の硬化剤である。
ル、ホルムアルデヒド、アミンをベースとした生成物が
好適である。このような縮合物の調製のために、なかん
ずくドイツ公告第1162076号公報が参照される。その公
報によれば、多価脂肪族アミン、一価或いは多価フェノ
ール、及びアルデヒドを互いに反応させる。
ーロッパ特許第3479号公報に記載されており、その中
で、広範囲の他の硬化剤もまた列挙されている。この特
許明細書中の開示は、明確に参照される。本発明の構成
の中においては、硬化剤としてアミノ転移したマンニッ
ヒ塩基の溶液を使用することが特に有利である。
硬化剤としては例えば、以下のものを挙げることができ
る。Epilink 360,Epilink 375,Epilink 660(アクゾケ
ミカルズ社(デューレン)の商品名)、Euredur XE−38
(シェーリング社(ベルリン)の商品名)、Beckopox E
H623(ヘキスト社(フランクフルト)の商品名)、Jeff
amine(テキサコケミカル社(ヒューストン、テキサ
ス、USA)の商品名)、ただし、これらが1分子当たり
1より多い活性アミノ基を有する場合である。
ミノ基を有する硬化剤を用いることができる。該硬化剤
は、しばしば既に水性溶液として市販されており、また
更に所望により水で希釈できる。もし硬化剤が溶液で入
手できない場合には、それらを場合により溶液化促進媒
体例えば有機酸を添加して水性溶液に転化する。水性溶
液中の硬化剤の濃度は、比較的広い限界例えば10〜80重
量%の範囲内で変えられる。しかしながら、エマルジョ
ンを調製するときに既にその濃度を、後の使用に合わせ
るのが都合がよい。多くの適用においては、許容された
エポキシ樹脂の添加によるエマルジョンへの転化後に、
乾燥物質即ち無水物質の約50重量%を有する水性硬化剤
系が形成されるように上記濃度を設定するのが都合がよ
い。
適当な混合が得られるように注意しながら加える。エポ
キシ樹脂は、例えば始めから溶液であるか又は水の中に
分散しているので溶液状態で加えるのが都合がよい。エ
ポキシ樹脂の量は、その添加後に、エマルジョンが得ら
れ、そしてアダクトは後の硬化プロセスにおいて要求さ
れる活性アミノ基の数を有するように調節される。エポ
キシドの添加は、設定した時間、例えば5〜20分以内に
わたって回分式或いは連続的に行うのが最良であり、そ
の後、温度を例えば80℃まで上げる、そしてしばらくの
間、後撹拌してもよい。さもなければ、エポキシドの添
加に先立ち、温度を上げてもよい。
ポキシドが溶解させずに乳化されるように行なわれるよ
うに注意すべきである。なぜならば、もし、例えばエポ
キシドの添加が余りに遅い故にまず溶液が形成される
と、非実用的な高粘度を有するアダクトが形成されると
いう重大な危険がある。
いるかパックするか貯蔵する。あるいは、まずエマルジ
ョンから水を全体的に或いは部分的に、特にスプレー乾
燥法により除き(これはまた、場合により存在する他の
物質例えば揮発性の補助溶剤等の場合にもそうである
が)、そして濃縮した或いは脱水した生成物を後になっ
て、場合により水や他の添加物の添加後に用いることが
できる。
マルジョンを形成し、ゲル化しないことが重要である。
この目的のため、少なくとも700の平均分子量(重量平
均)を有するエポキシ樹脂を用いることが有利である。
キシ樹脂の量に依存して特有の粘度プロファイルを示す
水性硬化剤エマルジョンをもたらすことが判った。もし
本発明に従って、硬化剤溶液から出発して、対応するエ
ポキシ樹脂との反応によってアダクトエマルジョン例え
ば50%エマルジョンが調製されれば、添加されたエポキ
シ樹脂の量に依存して、即ち分子量の増加或いはアミン
−H当量の増加に依存して、このような50%エマルジョ
ンの粘度値は、いつも図1に示されるような典型的な曲
線の一点と成る。このように、アダクトされたエポキシ
樹脂の量に依存して、溶液の低い粘度がまず増加する
が、それはまだ非常に低い粘度の範囲内である。つい
で、同様に低い粘度の範囲内、好ましくは50mPa未満で
ある最大値(M)に達した後、再び下降する。このタイ
プの曲線は、上昇しそして下降する粘度プロファイルを
有するエマルジョンの粘度曲線と、本発明の構成内で定
義される。このようなエマルジョンの調製は、本発明の
範囲内で好ましい。粘度プロファイルをもとに、いくつ
かのルーチィーンの試験により適した系を選択できる。
好ましくは、本発明に従って調製したエマルジョンは、
粘度プロファイルのABMCDを通過する曲線上の粘度を有
する。このような場合には、点Aは、与えられた硬度の
アミン−H当量が10だけ増加したところのエマルジョン
の粘度に相当する。Bは、Aと最大値Mの間の無作為な
点であり、Cは、MとDの間の無作為な点であり、D
は、アミン−H当量の増加に伴って粘度の下降が再び減
少するところ、即ち曲線が平らになり始めたところの値
である。
剤のある水性溶液を作成し、それに、なかんずくアミン
−H当量(HWE)を約10増加させるのに十分な量のエポ
キシドを添加する。同様の方法でまた、対応する硬化剤
溶液を用い、より高いHEWのエマルジョンを調製し、毎
回アダクト形成により得られたエマルジョンの粘度を測
定する。
性水素を有するアミノ基に基づいて算出した当量を意味
する。もし別途表示されていなければ、それは乾燥物質
に基づいて算出した当量である。供給元による供給形態
(例えば、水性溶液)に基づいて時々算出されているそ
の値は、濃度の明細を基準にして容易に換算されること
ができる。
樹脂の硬化のために直接用いることができる。硬化され
るエポキシ樹脂は、例えば溶剤或いは分散液なしで液形
態で利用されうる。しかし、特に有利には、懸濁液或い
はエマルジョンのいずれかとして、エポキシ樹脂の水性
分散液を用いることである。
化のために、同じエポキシ樹脂を選ぶことができる。さ
もなければ、異なったエポキシ樹脂を、アダクト及びエ
マルジョンの形成、そして硬化のために選択してもよ
い。これらのエポキシ樹脂はそれ自身公知である。ごく
一般的には、それは分子内に1より多いエポキシド官能
基を持つ化合物である。ほとんどの場合、それらはエピ
ハロヒドリン、例えばエピクロロヒドリンと多官能性化
合物、例えばジフェノール例えばビスフェノールA、脂
肪族ジオール等との反応によって調製される。このよう
な化合物の列挙は、なかんずく既に引用している文献例
えばヨーロッパ特許出願公開第387418号公報、特開昭58
−23823号公報、ヨーロッパ特許出願公開第605号公報に
見ることができる。
は一部において全く予期できない利点を示す。すなわ
ち、実質的に減少した乾燥時間は、予期できないもので
あっただろう。要求される強度及び耐薬品性は、更に迅
速に付与され又増強されている。それらの顕著な特性の
おかげで、硬化剤は、実質上すべてのエポキシ樹脂と優
れて加工可能である。それらは、配合の変更や処理条件
の変化の影響を比較的受けにくいので確実で再現性のよ
い作業ができる。
いる。本発明に従った硬化剤は、エポキシ樹脂の硬化又
は架橋を要求する全ての慣用の分野、即ち塗料、塗膜、
被覆、シーラント、接着剤の調製、柔軟な成形品、平面
成形品及びラミネートの調製で用いることができる。
剤のための添加剤としてエポキシ樹脂と共に特に有利に
用いることができる。
み、それは低分子量アミン例えばエチレンジアミン、ジ
エチレントリアミン等であり、一部は更にポリアミド−
アミンの調製から生じるかもしれない。しかし、一部
は、硬化プロセスを促進するために意図的に添加される
こともあり得る。これらのアミンは、ほとんどが毒性
で、腐食性物質であり、その結果、このような硬化剤は
特別の義務的な同定が必要である。
迅速に反応するのでこのような添加剤は要求せず、そし
てそれらは非常に環境に優しい。本発明に従って、遊離
アミン含量を1%未満に減少でき、義務的な同定はしば
しばいらない。
硬化剤Epilink 660を入れ、撹拌しながら、205gの完全
軟水で希釈した。ついで、この硬化剤溶液に、72gのエ
ポキシ樹脂溶液Epikote 1001 PM 75を、50℃の温度に
て、連続的に5分間かけて滴下した。撹拌速度は、空気
が撹拌で巻き込まれることなく激しい混合が得られるよ
うに設定した。
りと上昇させた。この温度を60分間の後撹拌の間維持し
た。得られたエマルジョンを撹拌しながら30℃に冷却
し、取り出した。
淡黄の自然色で、25Pa.s(20℃)の粘度を有していた。
アミン−H当量は175であった。ゆえに、以下の変化が
起こった。Epilink 660のアミン−H当量は100%乾燥物
質で140であるが、実施例8のそれは100%乾燥物質で17
5であった。このことは、乾燥物質に基づいて算出し
て、35単位即ち25%の増加であった。
0に比べて、いくつかの特性において非常に著しい改善
を示した。実施例の硬化剤及びEpilink 660のための反
応成分として、液状エポキシ樹脂(シェーリング社のEu
repox776)を用いた。樹脂及び硬化剤成分を混合した
後、水を用いて、全体で50%の物質となした。すべての
試験は、20℃、65%湿度という標準気候で行った。
た。エマルジョンを形成しない系の場合には、粘度が非
常に急に増加し、ゲル化が非常にすぐに起こることが明
らかである。実施例1を除き、量は50重量%エマルジョ
ンを与えるように算出した。
分子量は以下の通りである。
Claims (14)
- 【請求項1】エポキシ樹脂系の硬化のための活性アミノ
基を有するエポキシドアダクト硬化剤の水性エマルジョ
ンの調製方法において、活性アミノ基を含みかつアダク
ト形成に用いられるエポキシ樹脂を乳化できる慣用の硬
化剤の水性溶液を、場合により更に水で希釈した後、1.
2〜3.5の官能価を有するエポキシ樹脂と混合することに
より、100%固形物質に基づいて計算されるアミン−H
当量が増加したエマルジョンに転化することを特徴とす
る方法。 - 【請求項2】アダクトの形成のために、平均分子量が少
なくとも700であるエポキシ樹脂を用いることを特徴と
する請求の範囲1記載の方法。 - 【請求項3】混合及び転化を激しい撹拌下で行うことを
特徴とする請求の範囲1又は2記載の方法。 - 【請求項4】アミン−H当量が50〜250である硬化剤を
用いることを特徴とする請求の範囲1乃至3のいずれか
一つに記載の方法。 - 【請求項5】アミン−H当量が10〜250増加することを
特徴とする請求の範囲1乃至4のいずれか一つに記載の
方法。 - 【請求項6】50%エマルジョンで測定して、エマルジョ
ンを5〜40Pa.sの粘度に設定することを特徴とする請求
の範囲1乃至5のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項7】マンニッヒ塩基の溶液を用いることを特徴
とする請求の範囲1乃至6のいずれか一つに記載の方
法。 - 【請求項8】アミノ転移したマンニッヒ塩基を用いるこ
とを特徴とする請求の範囲7に記載の方法。 - 【請求項9】エポキシ樹脂の硬化に用いる前に、さらに
詳しくは貯蔵或いは移送目的で、水及び場合により存在
する他の揮発成分を、完全に或いは一部、水性エマルジ
ョンから除去し、そして所望により後で、水及び場合に
より揮発成分を再び、全部、一部或いは増量して添加す
ることを特徴とする請求の範囲1乃至8のいずれか一つ
に記載の方法。 - 【請求項10】水性エマルジョンをスプレー乾燥するこ
とを特徴とする請求の範囲9に記載の方法。 - 【請求項11】請求の範囲1乃至10のいずれか一つに記
載の方法によって得られるエポキシ樹脂系の硬化のため
のエポキシドアダクト硬化剤の水性エマルジョン。 - 【請求項12】エポキシ樹脂系の硬化のために請求の範
囲11のエマルジョンを用いる方法。 - 【請求項13】水性エポキシ樹脂系の硬化のための請求
の範囲12の方法。 - 【請求項14】セメント又は他の水硬結合剤のための添
加剤として、エポキシ樹脂と共に請求の範囲11のエマル
ジョンを用いる方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP92201096 | 1992-04-21 | ||
EP92201096.2 | 1992-04-21 | ||
PCT/EP1993/000957 WO1993021250A1 (en) | 1992-04-21 | 1993-04-15 | Aqueous hardeners for epoxy resin systems |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07505662A JPH07505662A (ja) | 1995-06-22 |
JP3340436B2 true JP3340436B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=8210557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51799993A Expired - Lifetime JP3340436B2 (ja) | 1992-04-21 | 1993-04-15 | エポキシ樹脂系のための水性硬化剤 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0637324B1 (ja) |
JP (1) | JP3340436B2 (ja) |
KR (1) | KR100199452B1 (ja) |
AT (1) | ATE194155T1 (ja) |
CA (1) | CA2118504A1 (ja) |
DE (1) | DE69328927T2 (ja) |
TW (1) | TW237464B (ja) |
WO (1) | WO1993021250A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1544230B1 (en) | 2003-12-19 | 2011-04-13 | Air Products And Chemicals, Inc. | Method of preparation of a water based epoxy curing agent |
DE602006006016D1 (de) * | 2006-01-05 | 2009-05-14 | Cognis Ip Man Gmbh | Herstellung von Epoxidhärter enthaltenden wässrigen Zusammensetzungen |
EP2239293A1 (en) | 2009-04-07 | 2010-10-13 | Research Institute of Petroleum Industry (RIPI) | Hardeners for epoxy coatings |
DE102011006286B4 (de) | 2011-03-29 | 2014-05-15 | Hilti Aktiengesellschaft | Hybridbindemittel-Zusammensetzung und deren Verwendung |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4022946A (en) * | 1973-10-23 | 1977-05-10 | Pvo International Inc. | Method for coating wet surfaces or surfaces immersed in water |
EP0103908B1 (de) * | 1982-08-26 | 1985-12-11 | Rütgerswerke Aktiengesellschaft | Mit Wasser emulgierbare Epoxidharzsysteme und daraus hergestellte wässrige Emulsion sowie Verfahren zu ihrer Herstellung und Verwendung |
-
1993
- 1993-04-15 KR KR1019940703705A patent/KR100199452B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-04-15 AT AT93908957T patent/ATE194155T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-04-15 JP JP51799993A patent/JP3340436B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-15 DE DE69328927T patent/DE69328927T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-15 CA CA002118504A patent/CA2118504A1/en not_active Abandoned
- 1993-04-15 WO PCT/EP1993/000957 patent/WO1993021250A1/en active IP Right Grant
- 1993-04-15 EP EP93908957A patent/EP0637324B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-05-26 TW TW082104151A patent/TW237464B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1993021250A1 (en) | 1993-10-28 |
EP0637324B1 (en) | 2000-06-28 |
TW237464B (ja) | 1995-01-01 |
ATE194155T1 (de) | 2000-07-15 |
JPH07505662A (ja) | 1995-06-22 |
EP0637324A1 (en) | 1995-02-08 |
CA2118504A1 (en) | 1993-10-28 |
DE69328927D1 (de) | 2000-08-03 |
KR950701356A (ko) | 1995-03-23 |
DE69328927T2 (de) | 2000-11-02 |
KR100199452B1 (ko) | 1999-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR970002521B1 (ko) | 수(水)-분산성 폴리아민-에폭시 첨가생성물 및 에폭시 코우팅 조성물 | |
EP0714924B1 (en) | Self-emulsifying epoxy curing agent | |
JP2534286B2 (ja) | 安定なエポキシ樹脂水性分散物、その製造方法およびその用途 | |
EP0835910B1 (en) | Curable resin compositions | |
US3474056A (en) | Curing agents for polyepoxides | |
JP2836812B2 (ja) | アミドを含有する自己乳化剤エポキシ硬化剤 | |
JPS6320448B2 (ja) | ||
US5204385A (en) | Water reducible epoxy resin curing agent | |
JP2000504372A (ja) | エポキシ樹脂用乳化剤として使用するためのエポキシ・アミン付加化合物;水性ベースのエポキシ樹脂分散系及びその製造のための方法 | |
CA2708427C (en) | Epoxy-phenolic resins co-dispersions | |
JPH0227368B2 (ja) | ||
US5854312A (en) | Aqueous hardeners for epoxy resin systems | |
JP3340436B2 (ja) | エポキシ樹脂系のための水性硬化剤 | |
JP2002520462A (ja) | エポキシ樹脂の水性分散液およびその製造方法 | |
US20070066789A1 (en) | Hardeners for coating compositions (I) | |
US5612143A (en) | Single package ionic emulsion polymers and their preparation | |
US4132692A (en) | Aqueous coating agent for stoving based on aqueous dispersion of epoxide resin mixtures and epoxide curing agents, process for the manufacture thereof and the use thereof | |
JP2001122947A (ja) | エポキシ樹脂用硬化促進剤及びそれを用いてなるエポキシ樹脂組成物 | |
JPS60168729A (ja) | エポキシ系微粒子およびその製造方法 | |
CA2155609A1 (en) | Water dispersible polyamine-epoxy adduct and epoxy coating composition |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070816 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080816 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090816 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100816 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110816 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120816 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120816 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130816 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |