JP3338437B1 - 放送履歴作成方法および番組送出システム - Google Patents

放送履歴作成方法および番組送出システム

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JP3338437B1 JP2001347822A JP2001347822A JP3338437B1 JP 3338437 B1 JP3338437 B1 JP 3338437B1 JP 2001347822 A JP2001347822 A JP 2001347822A JP 2001347822 A JP2001347822 A JP 2001347822A JP 3338437 B1 JP3338437 B1 JP 3338437B1
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Abstract

【要約】 【課題】放送履歴情報を簡単に作成できるようにする。 【解決手段】音楽等の番組送出スケジュールを暫定版で
あるキューシートを作成するステップと、キューシート
に基づいて確定した番組送出スケジュール表の放送結果
を示す情報を受信してキューシート上に貼り付けて放送
履歴表を作成するステップとからなる。作成したキュー
シートが番組送出装置に送信され、受信したキューシー
トに基づいて番組送出スケジュール表を確定する。確定
した番組送出スケジュール表に基づいて放送が進行す
る。放送結果はキューシート作成装置に転送され、キュ
ーシートを利用して放送履歴表が作成される。受信した
音楽等の放送付属情報はキューシートの対応する欄に自
動的に当て嵌められる。この処理でキューシートには情
報送出前と同じような情報で埋まる。これが放送履歴表
として保存される。キューシートを利用するので放送履
歴情報の作成が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は放送履歴作成方法
および番組送出システムに関する。詳しくは、番組送出
スケジュールに基づいて送出された音楽放送に使用した
音楽、効果音、ナレーションに関する放送属性情報や、
音楽放送に使用した音楽、効果音、ナレーションの送出
時刻を番組送出スケジュール表の暫定版であるキューシ
ート(CUE SHEET)に反映させることで、放送履歴表を簡
単に作成できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】デスクジョッキー(DJ)スタジオなど
では、音楽放送に使用する音楽、効果音、ナレーション
から送出順番にしたがった番組送出スケジュールを作成
する。
【0003】実際の放送にあっては、DJスタジオ内の
ディレクタがこの番組送出スケジュールにしたがってア
シスタントディレクターなどに指示をしながら、放送番
組を運営している。
【0004】図12は番組送出スケジュールの一例であ
る。この例では、番組のオープニングに始まり、途中に
音楽やニュースなどを放送したり、あるいは途中にコマ
ーシャルを挟んだりして番組が進行する。ナレータのナ
レーションや効果音などを挿入する場合もある。
【0005】番組送出スケジュール表を作成する場合、
その番組に必要な音楽、効果音、ナレーションを選別す
る。これらの音楽放送に使用する音楽、効果音、ナレー
ションを納めた媒体は、そのジャンルによって相違す
る。つまり、音楽はCDやMDであったり、効果音はD
ATやMDであったり、ナレーションはテープであった
りする。そのため、ディレクターやアシスタントディレ
クターは音楽などがどのソースに収録されているかを記
憶しておき、あるいは予めスケジュール表に書き込ん
で、そのスケジュール表などを見ながら、放送の途中に
上述した音楽などを挿入している。
【0006】図13はDJスタジオの概念図である。こ
のDJスタジオ10は、司会者などが入るDJブース1
2、音楽などを保存してあるライブラリー室16そして
副調整室14で構成される場合が多い。
【0007】副調整室14には上述した音楽などの送
出、停止等をコントロールするミキサー20の他に、ス
ケジュール表に掲載された音楽などを再生できるように
予め対応する媒体をセットした複数のプレーヤ22があ
る。プレーヤ22として代表的なものは、図示するよう
にCDプレーヤ24、DATプレーヤ26、テープデッ
キ28およびMDプレーヤ30である。
【0008】ミキサー20には複数のフェーダFDが設
けられている。図では8個のフェーダFD1〜FD8が
設けられた場合であるが、実際にはもっと沢山用意され
ている。
【0009】これらフェーダFDによってコントロール
されるプレーヤ22とは1対1の関係にあり、例えば図
示するようにフェーダFD1とFD2とでそれぞれ2台
のMDプレーヤ30がコントロールされ、フェーダFD
3とFD4によって2台のテープデッキ28がコントロ
ールされる。以下同様に残りのフェーダFD5〜FD8
によってCDプレーヤ24とDATプレーヤ26がそれ
ぞれコントロールされることになる。
【0010】副調整室14にはさらに番組の送出制御部
32が備えられている。送出制御部32は通常パーソナ
ルコンピュータが使用され、ここには上述した番組送出
スケジュールデータがストアされているので、この番組
送出スケジュール表にしたがって送出処理が行われて番
組が進行する。
【0011】そして、ディレクターは音楽などの挿入を
行う場合、放送送出制御部32のモニタ(図示はしな
い)に表示された番組送出スケジュールを見ながら、ア
シスタントディレクターにキュー(指示のためのアクシ
ョン)を出し、アシスタントディレクターはこのキュー
に応じて対応するプレーヤ22の中から、次に送出すべ
き音楽などが収録された媒体をセットしたプレーヤ22
に接続されたフェーダFDを操作する。
【0012】つまり、キューがでてから、送出タイミン
グとなったとき、フェーダFDをストップモード(オフ
モード)からスタートモード(オンモード)側にスライ
ドさせる。スタートモードになると、そのフェーダFD
例えばフェーダFD1によってコントロールされるプレ
ーヤ(2台のうち一方のMDプレーヤ)30が再生モー
ドとなる。再生された音楽などの音楽放送に使用する信
号(デジタル信号若しくはアナログ信号)はフェーダF
D1を介して送出制御部32に供給される。
【0013】フェーダFD1のスライド位置は、そのま
ま音量調整位置となるので、フェーダFD1のスライド
位置に対応した音量でその音楽などの音楽放送に使用す
る信号が送出される。副調整室14にはDJブース12
のマイク13で集音した音や音楽などの再生音を視聴で
きるスピーカ34が設けられているので、音楽などの送
出タイミングや音量などはこのスピーカ34からの再生
音を視聴することで把握できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな番組送出システムでは、図12に示す番組送出スケ
ジュール表に則って番組が進行するが、番組送出スケジ
ュール表を作成するにあたっては、通常その暫定版とも
言えるキューシートを作成する。このキューシートも番
組送出スケジュールと同じように主だった内容を時間と
共に表にまとめたものである。
【0015】また、ある番組を放送する場合、その放送
が終了すると、何を放送したかを保存しておくため放送
履歴表が作成される。この放送履歴表は番組送出スケジ
ュール表の情報とは全く別に、完全に独立してアシスタ
ントディレクターなどが作成し、放送ライブラリーなど
に保存している。
【0016】しかし、キューシートの作成を始めとし
て、番組送出スケジュール表の作成や放送履歴表の作成
は何れもアシスタントディレクターなどが手作業で作成
していることが多い。
【0017】そのため、相互に保存されているキューシ
ート情報、番組送出スケジュール情報および放送履歴情
報は、何れも手作業による場合が多いので、作業ミスが
起きやすいし、データ入力も面倒である。しかも互いに
リンクしたシステムとはなっていないので、その資源例
えば番組送出スケジュール情報を放送履歴情報に利用で
きず、情報としての利用価値が少ない。
【0018】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、番組送出スケジュールに基づ
いて送出された音楽放送に使用した音楽、効果音、ナレ
ーションに関する放送属性情報や、音楽放送に使用した
音楽、効果音、ナレーションの送出時刻を番組送出スケ
ジュール表の暫定版であるキューシートに反映させるこ
とで、放送履歴表を簡単に作成できるようにした放送履
歴作成方法および番組送出システムを提案するものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため請求項1に記載したこの発明に係る放送履歴作成方
法では、画面表示部と、利用者から入力を受け付ける外
部入力手段とを有し、キューシート作成装置から送信さ
れてきたキューシートの情報を前記画面表示部に表示す
ると共に、前記外部入力手段に入力された情報に基づき
前記キューシートの情報の修正処理を行って確定した番
組送出スケジュール表を作成し、作成した前記番組送出
スケジュール表に基づいて音楽放送に使用する音楽、効
果音、ナレーションを送出すると共に、番組の放送を開
始してから終了するまでの間に、音楽、効果音、ナレー
ションを送出した時刻および送出した音楽、効果音、ナ
レーションに関する放送属性情報を、前記キューシート
作成装置に転送して、前記キューシートの情報に前記送
出した時刻および放送属性情報を反映させて放送履歴表
を作成することを特徴とする。
【0020】請求項3に記載したこの発明に係る番組送
出システムでは、それぞれ外部入力手段と画面表示部を
有するキューシート作成装置および番組送出装置を有
し、前記番組送出装置では、前記キューシート作成装置
から送信されてきたキューシートの情報と、前記外部入
力手段からの情報とに基づいて、番組送出スケジュール
表を作成する処理と共に、作成した前記番組送出スケジ
ュール表に基づいて音楽放送に使用する音楽、効果音、
ナレーションを送出する処理に加え、番組の放送開始か
ら終了するまでの間に、音楽、効果音、ナレーションを
送出した時刻および送出した音楽、効果音、ナレーショ
ンに関する放送属性情報を前記キューシート作成装置に
転送する処理がなされ、前記キューシート作成装置で
は、前記キューシートの作成処理に加えて、受信した前
記送出時刻および放送属性情報を前記キューシートの情
報に反映させて放送履歴表を作成する処理がなされるこ
とを特徴とする。
【0021】この発明では、番組送出スケジュール表の
暫定版であるキューシートを作成する。作成されたキュ
ーシートの情報は番組送出装置に送信される。番組送出
装置では受信したキューシートの情報と外部からの入力
情報に基づいて番組送出スケジュール表を確定する。確
定した番組送出スケジュール表に基づいて放送が進行す
る。放送した音楽、効果音、ナレーションに関する放送
属性情報や送出時刻(放送時刻)は通信回線を介してキ
ューシート作成装置に転送され、これらの情報がキュー
シートの情報に反映されて放送履歴表が作成される。
【0022】番組送出装置にキューシートの情報を転送
すると、キューシートの入力内容は空になる。受信した
送出時刻や放送付属情報はキューシートの対応する欄に
当て嵌められる。この処理でキューシートには情報送出
前と同じような情報で埋まる。これが放送履歴表として
保存される。
【0023】放送履歴表は一般第三者にも提供できるよ
うに構成することもできる。この場合には例えばWeb
サイトに放送履歴情報を転送することで、いわゆるi−
mode(R)(アイモード(R))などの閲覧ソフト
を活用することで、過去に放送された情報を簡単に閲覧
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る放送履歴
作成方法および番組送出システムの一実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。この発明に係る番組送出シス
テムでは、進行中の放送の中で音楽放送に使用する音
楽、効果音、ナレーションを挿入する処理をできるだけ
自動化したシステムに適用した場合を例示する。
【0025】図1はこの発明に係る音楽番組送出システ
ム40の要部の概念図であって、音源サーバ44を有す
る。音源サーバ44は、音源専用となる楽曲のサーバ
と、そのサーバに保存されている付属情報を蓄積した楽
曲データベースとで構成されている。
【0026】楽曲サーバには実際に放送するときに使用
される楽曲そのものの他に、放送に先立って検聴する検
聴用楽曲も併せて収録されている。検聴用楽曲は通常圧
縮されている。圧縮形態は例えばMPEG1 audio lay
er2などの圧縮技術を利用できる。
【0027】楽曲サーバにはこれらの他に、その音楽の
波形情報も併せて収納されている場合がある。波形情報
も収納したのは、複数チャネルの音楽等の編集を行うと
きの編集作業を簡略化するためである。
【0028】ここに、波形情報とは、エンベロープ情報
のうち適当に間引きされた情報を、バー表示したもので
ある。音源サーバ44にはこの他に、波の音や、飛行機
の音など様々な効果音が格納されている。場合によって
は、複数のナレータのナレーションなども収録すること
ができる。
【0029】楽曲データベースに蓄積された付属情報と
しては、楽曲のタイトル、アーティスト、原盤の種類や
製造番号、作曲者などである。
【0030】音源サーバ44に対して、この音楽番組送
出システムではそのバックアップサーバ46が設けられ
ている。バックアップサーバ46としてはDVD−RO
Mなどを利用することができる。
【0031】音楽番組を制作するにあたっては、上述し
たように音楽番組送出スケジュール表を作成するが、こ
の番組送出スケジュール表は番組送出スケジュール表の
暫定表であるキューシートを用いて作成される場合が多
い。キューシートは放送スタジオとLANなどで結ばれ
た外部のブースで作成することができる。このブースに
設置されるのがキューシート作成装置42である。この
キューシート作成装置42では同じくLANで連結され
た上述した音源サーバ44に蓄積された楽曲や付属情報
を利用して作成する。
【0032】作成されたキューシートの情報はこの作成
装置42にストアされる他、放送スタジオであるDJス
タジオ10に、バスや外部通信ネットワーク回線、内部
ネットワーク回線(LAN)などの通信回線を経由して
配信される。
【0033】DJスタジオ10は従来と同様に、DJブ
ース12、副調整室14およびライブラリー16で構成
されるが、この実施の形態ではライブラリー16には音
源サーバ50が用意され、ここには音源サーバ44に蓄
積された情報の一部が収録されているものとする。
【0034】したがって従来のCDライブラリーとは異
なり、CDなどの原盤などは備えられていない。音源サ
ーバ50には1日分や数日分の音楽放送に必要な波形情
報を含む楽曲などを格納しておけばよい。これらの情報
は予め音源サーバ44から配信すればよい。
【0035】このように音源サーバ44やバックアップ
サーバ46を利用すれば、最早音楽等の原盤や、原盤を
再生するための再生装置などをDJスタジオ内に装備し
ないでも済む。したがってCDライブラリー16には原
盤などは収蔵されていない。また副調整室14には原盤
の再生装置などは備えられていない。これによって、簡
易DJスタジオ10を構築できる。
【0036】副調整室14には従来と同じく複数のフェ
ーダFDを持ったミキサー20が用意されると共に、こ
のミキサー20からはフェーダFDの操作情報が操作信
号CTLとして送出される。この操作信号CTLは副調
整室14に備えられた音楽などの出力制御部52に供給
される。出力制御部52に関連して番組送出装置54が
設けられている。
【0037】番組送出装置54はパーソナルコンピュー
タなどを使用することができ、ここに設けられた内部蓄
積手段(図示はしない)には、キューシート作成装置4
2で作成されたキューシート情報が、内部の配線ケーブ
ルや通信ネットワーク回線などを経由して取り込まれ
る。番組送出装置54ではこのキューシートの情報を参
照して最終的な番組送出スケジュール表が作成される。
【0038】ミキサー20からの操作信号に基づいて番
組送出スケジュールにしたがって音楽放送の送出順番を
制御する制御プログラムが番組送出装置54の対応する
メモリ手段(後述する)に格納され、該当する音楽など
が指定されたときには音源サーバ50からその情報の読
み出しが行われ、番組送出装置54側から導出された端
子56よりオンエアーされることになる。
【0039】音源サーバ44に蓄積されている情報とし
ては、上述したように放送用の楽曲等を始めとして、そ
の付属情報、検聴用として圧縮された楽曲、各種効果音
などである。
【0040】キューシート作成時に使用する音源サーバ
44としては、楽曲とその付属情報とが互いにリンクし
合って、同一の記憶装置内に収録されたものが使用され
る。そのため、音源サーバ44の記憶手段としては大容
量の記録装置(ハードデスク装置など)が使用される。
【0041】音源サーバ44には音楽であるならば数万
曲が収納されている。音楽などに関する付属情報は、楽
曲のタイトルや、送出時間、楽曲の演奏時間などであ
る。楽曲と付属情報とがリンクして収録されているとき
には、楽曲が収録されていることを示す楽曲収録情報も
含まれる。
【0042】さて、図2はキューシート作成装置42の
ハード構成例を示す。この作成装置42はキューシート
作成機能を有する他に、放送した番組情報に基づく放送
履歴表に対する作成機能を有する。
【0043】キューシート作成装置42はコンピュータ
による処理であるので、図2に示すように各種処理作業
を遂行するための要となるCPU82を始めとして、番
組送出スケジュール表の暫定版であるキューシートを作
成するための処理プログラムなどを納めたメモリ手段
(例えばROM)84、キューシートを作成する際に使
用するワーキング用メモリ手段(例えばRAM)86が
設けられている。そして、放送スタジオ10や外部との
通信をLANなどを介して行うためのインタフェース8
8が接続されている。
【0044】また、この発明ではキューシートの作成処
理を画面を通して行うための液晶などを使用した画面表
示部60が用意されると共に、これに関連して外部入力
を行うためのキーボード62やマウスなどの外部入力手
段64などもバスに接続されている。
【0045】図3はキューシートを作成する際に使用さ
れる画面表示例である。表示画面は大きく2つに分けら
れ、画面の上部エリアには以下のような内容が表示され
る。表示画面に入力すべき情報(データ)は、音源サー
バ44を検索して得た情報(ライブラリー検索情報)を
利用できる他に、オペレータ自身で入力することもでき
る。
【0046】まずタイトル欄(TITLE)70には楽曲のタ
イトル(曲名)が、スポンサ(SPONSOR)の欄71には番
組を提供するスポンサー名が、そして出演者の欄73に
はその番組放送で出演するゲストを含めた出演者の全て
がそれぞれ表示される。
【0047】ディレクター(DIRECTOR)の欄74およびプ
ロデューサー(PODUCER)の欄75には、その番組を担当
しているディレクターと場合によってはプロデューサー
の氏名が表示される。以上が代表的な書誌的情報の表示
例であり、これらは通常手入力である。
【0048】次に、放送日の欄76には放送する日時
が、放送時間の欄77にはその日の放送時間(時分)が
それぞれ入力される。そして、これに関連して画面下部
に表示されるリスト表示欄80の内容が実際に放送(ON
AIR)されたのか、まだなのか(OFF AIR)を表示する
欄78,79が用意されている。
【0049】つまり、OFF AIRの場合には、番組送出ス
ケジュール表の暫定版であるキューシートの情報であ
り、ON AIRの場合には実際に放送された後に番組送出装
置54から送出された番組情報(送出ログ)を示すもの
で、キューシートの画面構成をそのまま踏襲して放送履
歴表が作成される。したがって、図3はキューシート表
の内容そのものでもあれば、放送履歴表の内容を示すも
のでもある。
【0050】なお、キューシート情報を番組送出装置5
4に送出すると、このキューシート欄から既に入力した
情報(ライブラリー情報や入力情報)は消えて空欄とな
るが、放送が開始されると、書誌的情報がキューシート
作成装置42に送られてくるので、書誌的欄に該当する
情報が貼り付けられる(挿入表示される)と共に、音楽
などを放送の都度、後述するようにリスト表示欄80に
対応する情報が貼り付けられる。
【0051】リスト表示欄80にはその番組で放送する
楽曲のリストが表示される。このリスト表示欄80は7
つの欄で構成されているが、実際にはこれよりも多い。
説明の都合上割愛している。
【0052】コンテンツ欄80aにはその楽曲のタイト
ルが、アーティストの欄80bにはその楽曲のアーティ
ストが表示され、メディア種別欄80cには楽曲が納め
られていた原盤(CD、MDなど)の識別番号などが表
示される。これらの情報は何れも音源サーバ44の付属
情報が流用される。
【0053】特殊効果表示(AUDIO MODE)欄80dは、
楽曲などに対してフェーダ(フェードインFI、フェー
ドアウトFO)をかけるか、カット(カットインCI、
カットアウトCO)するかを指定する欄である。FI,
CIなどの略記号で表示される。SP欄80eはスポン
サーによる提供番組であるかどうかを表示する欄で、ス
ポンサーが関与しているときにはその欄が特定の色で表
示される。
【0054】タイミング(TIMING)欄80fは放送時刻を
示す欄である。したがってOFF AIRの状態では放送すべ
き予定時刻の表示欄であり、ON AIRの状態では放送され
た時刻の表示欄となる。
【0055】そして、リンク欄80gはその楽曲が既に
音源サーバ44に収録されているかどうかを識別する欄
であって、収録されているときには楽曲収録情報である
楽曲収録マーク81が表示される。実施の形態では四分
音符を楽曲収録マーク81として使用している。
【0056】楽曲収録マーク81の付された欄をクリッ
クすると、対応する楽曲を検聴できる。このときは圧縮
された検聴用楽曲が使用されるが、もちろん放送用の楽
曲そのものを読み出して検聴することもできる。
【0057】リスト表示欄80のさらに下部はファンク
ションキー欄90となされている。代表的なものとし
て、リスト表示欄80などへの付属情報登録キー90
a、キューシート情報の確定キー90b、確定したキュ
ーシート情報を転送するデータ送信キー90cなどが設
けられている。キューシート情報が確定すると、キュー
シート作成処理が終了し、その後データ送信キー90c
を使用してその情報が放送スタジオ10などに送信され
ることになる。
【0058】図3に示した画面表示例は一例であって、
実際にはこの他に例えばリスト表示欄80にはCD、M
Dなどの原盤のレーベル名などが表示される欄が設けら
れているが、作図の都合上割愛されている。
【0059】図4は番組送出装置54のハード構成例を
示す。番組送出装置54はコンピュータによる処理であ
るので、図2に示したキューシート作成装置42と殆ど
同じである。
【0060】図4に示すように、この番組送出装置54
は、各種処理作業を遂行するための要となるCPU82
を始めとして、番組送出スケジュール表を作成するため
の処理プログラムなどを納めたメモリ手段(例えばRO
M)84、番組送出スケジュール表を作成する際に使用
するワーキング用メモリ手段(例えばRAM)86が設
けられている。そして、外部との通信を行うため音源サ
ーバ50や出力制御部52とのインタフェース88、放
送番組送出用のインタフェース90およびキューシート
作成装置42などとの相互通信を行うLANを接続する
ためのインタフェース92などがバスに接続されてい
る。
【0061】また、この発明ではタッチパネル式の画面
表示部60が用意され、また外部入力を行うためにキー
ボード62やマウスなどの外部入力手段などもバスに接
続されている。
【0062】図5は番組送出スケジュール表を作成する
際に使用される画面表示例である。表示画面は大きく2
つに分けられ、この例では2チャネルを同時に送出でき
る画面構成となっている。画面の上部中央はリスト表示
部64となされ、このリスト表示部64にはキューシー
ト作成装置42から転送された番組送出スケジュール表
のうち、この例では音楽等例えば楽曲のタイトルが表示
される。
【0063】画面の下部は2チャネル分の送出キー群6
6(66A,66B)が配される。送出キー群66は2
チャネル分表示され、この例ではそれぞれ12個の送出
キー70(70A、70B、70C、・・・)によって
構成される。また、それぞれの送出キー群66A,66
Bには放送モード(ON AIR)と検聴モード(AU
DITION)とを選択するキー68A,68Bが設け
られている。キーを押すたびにモードが切り替わる。
【0064】画面上部の左右表示部69A,69Bに
は、リスト表示部64で選択した音楽などに関する付属
情報が表示される。例えば放送時刻を始めとして、楽曲
のアーティスト名や顔写真、スタンバイ曲などが表示さ
れる。
【0065】さて、このような画面構成にあって、例え
ばリスト表示部64の中の特定の音楽(例えば楽曲A)
を選択してこれを放送用の音楽として確定するときに
は、例えば第1の送出キー群66Aに設けられた特定の
送出キー例えば70Aにその楽曲Aを貼り付ける。貼り
付けを行うために、例えば楽曲Aの欄をドラックして送
出キー70Aにドロップする、ドラッグ・アンド・ドロ
ップ処理を行う。この処理によって送出キー70Aに楽
曲Aのタイトルを貼り付けることができる。貼り付けら
れると図6のように楽曲Aのタイトルが送出キー70A
に表示される。
【0066】図6にも示すように、送出キー70Aには
さらに送出時刻と経過時刻がそれぞれタイトルの下側に
表示される。楽曲のタイトルが貼り付けられた送出キー
70Aを選択すると(タッチ操作)、送出キー70Aの
表示色が例えば空色から赤色に変更される。これでどの
タイトルの楽曲を放送しているかを視覚的に容易に確認
できる。
【0067】ここで、実際に何が放送されるかを検聴し
たいときがある。そのようなときには、図5に示すよう
に選択キー68をタッチして検聴モード(AUDITIONモー
ド)に切り替える。この実施の形態では、検聴モードの
ときには送出キーが検聴キーとしても機能するように同
一のタッチキーで兼用できる構成となっている。
【0068】検聴する場合でも、その楽曲の全部を検聴
することもあれば、先頭部分のさわりだけを検聴したと
きがあったり、あるいはその楽曲の最後(末尾部分)だ
けを検聴したい場合がある。
【0069】送出キー70はタッチキーであるので、指
の大きさをカバーできる程度のサイズで表示されてい
る。このサイズの送出キー70を使用して少なくとも上
述した3つの検聴モードを実現しなければならない。し
かも表示画面の設計変更などの仕様を変えないために
は、1つの送出キー70だけで3つの検聴モードを実現
しなければならない。そのため、この実施の形態では次
のような手段を採用して実現した。
【0070】まず、図7のように送出キー(タッチキ
ー)70のタッチエリアをこの例では左右に2分する。
したがってそれぞれのエリアにはタッチスイッチ(図示
はしない)が設けられている。そして、タッチして直ぐ
離す第1のタッチと、タッチした位置から左右何れかの
方向にタッチしたままドラッグする第2および第3のタ
ッチに分類する。
【0071】第1のタッチは、図5Aのように送出キー
70へのタッチ位置は不問とする代わりに、直ぐに離れ
たかどうかを判別する。タッチして直ぐに離れたときに
は、楽曲の全てを検聴する検聴モード(全部検聴モー
ド)と判断する。このときタッチ操作が有効であるとき
には、送出キー70の表示色を変える。例えば元々の表
示色が例えば空色であったときには、タッチの確認のた
めに例えば黄色に変え、次に全部検聴モードへの遷移が
確認されたときには黄色を例えば赤色に変える。この表
示色の変更によって、タッチ操作が有効であることがこ
とが判り、モード遷移の確認が容易になる。
【0072】第2のタッチは、図5Bのようにタッチし
た位置が左半分KLであり、そのタッチ位置を判別する
と共に、タッチした位置からタッチしたまま指を右方向
にずらすドラッグを行ったのちに離したかどうかを判別
する。左側をタッチして右方向にドラッグしたことがそ
れぞれのタッチスイッチによって確認されたときには、
楽曲の先頭部分のみを検聴する部分検聴モードと判断す
る。
【0073】この部分検聴モードによって先頭部分から
例えば数秒間だけ楽曲が再生される。検聴のときに使用
される楽曲としては、音源サーバ50にストアされてい
る圧縮楽曲データである。もちろん、放送用に使用され
る楽曲データ(非圧縮データ)を検聴用として使用して
もよい。
【0074】また、このとき送出キー70のタッチ操作
およびドラッグ操作が有効であるときには、有効な操作
であることを視認できるようにするため送出キー70の
表示色を変更する(切り替える)。タッチ操作が有効で
あるときには空色から黄色に変わり、さらにドラッグ操
作が有効であるときにはドラッグ中は紫色となり、ドラ
ッグが終了し、送出キー70から指を離間させること
で、表示色が赤色に変わり、部分検聴モードに遷移す
る。これで部分検聴モードへの遷移を視覚的にも確実に
確認できる。
【0075】第3のタッチは、図5Cのようにタッチし
た位置が右半分KR(図4参照)であり、そのタッチ位
置を判別すると共に、タッチした位置からタッチしたま
ま指を左方向にずらすドラッグを行ったかどうかを判別
する。右側をタッチして左方向にドラッグしたことが確
認されたときには、楽曲の末尾部分のみを検聴する部分
検聴モードと判断する。この部分検聴モードによって末
尾部分から数秒前までの楽曲が再生される。そして、こ
の場合もタッチ操作とドラッグ操作を確認する意味で、
送出キー70の表示色が変わる。これで部分検聴モード
への遷移を視覚的にも確認できる。
【0076】これ以外のタッチ処理は異常なキータッチ
として無効にする。例えば、ドラッグしたが方向が上下
方向だったり、ドラッグを途中で止めたりしたときは、
何れも異常なキータッチと判断し、この実施の形態では
検聴モードを終了して最初のモード選択処理に遷移させ
る。
【0077】上述した検聴は楽曲に限らず、効果音やナ
レーションなどの全てに対して行うことができる。
【0078】図9以下はこの発明に係る放送履歴作成方
法の実施の形態を説明する処理手順を示すフローチャー
トである。
【0079】図9は番組送出装置54側での処理例を示
すもので、番組送出用の処理プログラムが起動される
と、図5に示したような番組送出スケジュール表が画面
に表示される(ステップ101,102)。次に、キュ
ーシート作成装置42との回線接続処理が行われ、回線
接続が完了した段階でキューシート情報の転送指示を行
う(ステップ103)。
【0080】なお、予め番組送出用処理プログラムが起
動されているときには、キューシート作成装置42側か
らキューシート情報を送信してこれを番組送出装置54
側に保存しておくこともできる。
【0081】次に、キューシート作成装置42より受信
した番組送出スケジュール表暫定版(暫定表)の情報を
一旦保存し(ステップ104)、全ての情報を保存した
段階で回線切断処理を行う(ステップ105)と共に、
画面上での該当するエリアに受信したキューシートの情
報を嵌め込んで(貼り付けて)、これを表示する(ステ
ップ106)。
【0082】この表示処理が終了した後で、検聴処理が
実行され(ステップ107)、検聴の結果、表示情報の
一部に修正や変更などがあるときには、送出時間などの
修正・変更処理さらには選択した楽曲の入れ替え処理な
ど一連の修正処理が、検聴処理を繰り返しながら進行す
る(ステップ108,109,107)。
【0083】この検聴および修正処理が終了すると、実
際に放送すべき番組送出スケジュール表が完成するの
で、この確定版が番組送出スケジュール表として保存さ
れる(ステップ110)。そして放送開始により番組送
出スケジュール表にしたがって音楽放送に使用する音
楽、効果音、ナレーションの自動送出がなされる(ステ
ップ111)。
【0084】この放送開始と共に、キューシート作成装
置42との回線接続処理が再び行われ(ステップ11
2)、送出時刻(放送時刻)、放送した音楽放送に関す
る放送属性情報の内容が作成装置42側に転送される
(ステップ113)。転送すべき情報としては、作成装
置42側から送信した送信情報の殆どの項目を含む。た
だし、放送時刻や音楽等は実際に放送した時刻であり、
使用された音楽などであるので、情報内容そのものは相
違する場合がある。
【0085】作成装置42への情報送信は放送が終了す
るまで行われ(ステップ114,110)、放送終了と
同時に回線切断処理が行われる(ステップ115)。な
お、ステップ112の回線接続処理は、転送すべき情報
が発生したときだけ行うこともできる。
【0086】図10はキューシート作成装置42側にお
けるキューシート等の作成処理手順の実施の形態を示す
フローチャートである。
【0087】まず、キューシート等の作成用処理プログ
ラムが起動されて、音源サーバ44などの検索処理を行
いながら、番組送出スケジュールの暫定版であるキュー
シートの作成処理が行われる(ステップ121,12
2)。そして、作成されたキューシート情報が保存され
る(ステップ123)。
【0088】次に、番組送出装置54側での回線接続処
理を確認した上で、この例では番組送出装置54側から
の指示に基づいて、保存されているキューシート情報の
うち必要な情報(データ)が番組送出装置54側に転送
される(ステップ124)。転送すべき情報は、図3の
表示情報の殆どであり、この実施の形態では表示された
情報を転送することで、図3に示す各項目の欄は空欄と
なり、表示は「ON AIR]に切り替えられる。
【0089】転送情報が終了すると、終了した旨が番組
送出装置54側に転送した後で、番組送出装置54側か
らのデータ受信待機モードに遷移する(ステップ12
6)。データ受信待機モードのときに情報を受信する
と、キューシートの該当する項目欄に受信情報を貼り付
ける処理が行われ、全ての情報を受信して該当する項目
の欄に対する貼り付け処理が終了すると、これを放送履
歴情報として保存する。つまり放送履歴表が完成する
(ステップ127)。
【0090】ここで、放送履歴を反映させるため、例え
ばタイミング欄には80fには実際に放送された時刻が
表示され、コンテンツ欄80aには放送に使用された音
楽などが表示される。コンテンツ欄80aには、使用し
た楽曲のみならず、ナレーションの場合には「ナレーシ
ョン」と表示され、効果音のときには「効果音」と表示
される。
【0091】このようにキューシートの画面表示構成を
そのまま踏襲して放送履歴表を作成すると、簡単に放送
履歴情報を作成できる。その処理プログラムも殆ど同じ
であるから、作成装置42内のCPU82の処理負担が
軽減される。
【0092】作成装置42側に保存された放送履歴情報
は任意のタイミングで検索して表示することができる
他、第三者に公開することもできる。その場合には、W
ebサイトを利用すると便利である。
【0093】この場合の処理例を図10に示す。ステッ
プ121から127までは図9の処理ステップと同じで
あるので、その説明は割愛するが、この実施の形態では
保存した放送履歴情報がWebサイトに転送される(ス
テップ127)。Webサイトはいわゆるi−mode
(R)や、インターネットブラウザなどによって容易に
閲覧および検索ができるので、一般聴取者のような第三
者でも簡単にその内容を閲覧できる。これによって、過
去に放送された内容のうち、知りたい内容(楽曲のタイ
トルやアーティスト名など)を閲覧でき、放送履歴情報
の活用を図れる。閲覧は有料、無料を問わない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る放送
履歴作成方法では、画面表示部と、利用者から入力を受
け付ける外部入力手段とを有し、キューシート作成装置
から送信されてきたキューシートの情報を画面表示部に
表示すると共に、外部入力手段に入力された情報に基づ
きキューシートの情報の修正処理を行って確定した番組
送出スケジュール表を作成し、作成した番組送出スケジ
ュール表に基づいて音楽放送に使用する音楽、効果音、
ナレーションを送出すると共に、番組の放送を開始して
から終了するまでの間に、音楽、効果音、ナレーション
を送出した時刻および送出した音楽、効果音、ナレーシ
ョンに関する放送属性情報を、キューシート作成装置に
転送して、キューシートの情報に送出した時刻および放
送属性情報を反映させて放送履歴表を作成するようにし
たものである。
【0095】またこの発明に係る番組送出システムで
は、それぞれ外部入力手段と画面表示部を有するキュー
シート作成装置および番組送出装置を有し、番組送出装
置では、キューシート作成装置から送信されてきたキュ
ーシートの情報と、外部入力手段からの情報とに基づい
て、番組送出スケジュール表を作成する処理と共に、作
成した番組送出スケジュール表に基づいて音楽放送に使
用する音楽、効果音、ナレーションを送出する処理に加
え、番組の放送開始から終了するまでの間に、音楽、効
果音、ナレーションを送出した時刻および送出した音
楽、効果音、ナレーションに関する放送属性情報をキュ
ーシート作成装置に転送する処理がなされ、キューシー
ト作成装置では、キューシートの作成処理に加えて、受
信した送出時刻および放送属性情報をキューシートの情
報に反映させて放送履歴表を作成する処理がなされるよ
うにしたものである。
【0096】これによれば、番組送出スケジュール表の
暫定版であるキューシートを作成すると共に、放送結果
情報に基づいてキューシートを参照しながら放送履歴表
が作成されるので、放送履歴表の作成が容易かつ簡単で
ある。また、人手による入力作業が少なくなり、それだ
け作業ミスを軽減できる。そしてキューシートに基づい
て放送履歴情報を作成でき、しかも放送履歴情報の作成
を自動化できるので、便利であると共に、第三者にも提
供できるから、放送履歴情報の利用価値を高めることが
できる。
【0097】したがってこの発明に係る放送履歴作成方
法および番組送出システムは、上述したようにDJスタ
ジオなどのミニ放送局などの番組送出システムに適用し
て極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る番組送出システムの一実施の形
態を示す要部の系統図である。
【図2】この発明に係るキューシート作成装置の実施の
形態を示す要部の系統図である。
【図3】キューシート等の作成画面の表示例を示す図で
ある。
【図4】この発明に係る番組送出装置の実施の形態を示
す要部の系統図である。
【図5】キューシート情報に基づく番組送出スケジュー
ルの画面表示例を示す図である(その1)。
【図6】キューシート情報に基づく番組送出スケジュー
ルの画面表示例を示す図である(その2)。
【図7】送出キーの説明図である。
【図8】送出キーと検聴モードとの関係を示す図であ
る。
【図9】番組送出装置側での処理例を示すフローチャー
トである。
【図10】キューシート作成装置側での処理例を示すフ
ローチャートである(その1)。
【図11】キューシート作成装置側での処理例を示すフ
ローチャートである(その2)。
【図12】番組送出スケジュール表の一例を示す図であ
る。
【図13】番組送出装置の系統図である。
【符号の説明】
10 DJスタジオ 14 ミキサー 42 キューシート作成装置 44,50 音源サーバ 52 出力制御部 54 番組送出装置 60 表示画面 78 ON AIR時の表示欄 79 OFF AIR時の表示欄 80 リスト表示欄 81 楽曲収録マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−24609(JP,A) 特開 平9−154060(JP,A) 特開2001−36489(JP,A) 特開2001−144702(JP,A) 特開2001−136137(JP,A) 特開2001−60927(JP,A) 特開2001−24605(JP,A) 特開2000−285649(JP,A) 特開 平10−276155(JP,A) 特開 平10−173961(JP,A) 特開 平10−79876(JP,A) 特開 平7−143398(JP,A) 特開 平7−67034(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04H 1/00 - 3/00 H04H 7/00 - 9/00 H04N 5/262 - 5/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面表示部と、利用者から入力を受け付
    ける外部入力手段とを有し、 キューシート作成装置から送信されてきたキューシート
    の情報を前記画面表示部に表示すると共に、前記外部入
    力手段に入力された情報に基づき前記キューシートの情
    報の修正処理を行って確定した番組送出スケジュール表
    を作成し、 作成した前記番組送出スケジュール表に基づいて音楽放
    送に使用する音楽、効果音、ナレーションを送出すると
    共に、番組の放送を開始してから終了するまでの間に、
    音楽、効果音、ナレーションを送出した時刻および送出
    した音楽、効果音、ナレーションに関する放送属性情報
    を、前記キューシート作成装置に転送して、前記キュー
    シートの情報に前記送出した時刻および放送属性情報を
    反映させて放送履歴表を作成することを特徴とする放送
    履歴作成方法。
  2. 【請求項2】 前記放送属性情報には、送出した音楽、
    ナレーション、効果音の種別および又は前記音楽のタイ
    トルが含まれることを特徴とする請求項1記載の放送履
    歴作成方法。
  3. 【請求項3】 それぞれ外部入力手段と画面表示部を有
    するキューシート作成装置および番組送出装置を有し、 前記番組送出装置では、前記キューシート作成装置から
    送信されてきたキューシートの情報と、前記外部入力手
    段からの情報とに基づいて、番組送出スケジュール表を
    作成する処理と共に、作成した前記番組送出スケジュー
    ル表に基づいて音楽放送に使用する音楽、効果音、ナレ
    ーションを送出する処理に加え、番組の放送開始から終
    了するまでの間に、音楽、効果音、ナレーションを送出
    した時刻および送出した音楽、効果音、ナレーションに
    関する放送属性情報を前記キューシート作成装置に転送
    する処理がなされ、 前記キューシート作成装置では、前記キューシートの作
    成処理に加えて、受信した前記送出時刻および放送属性
    情報を前記キューシートの情報に反映させて放送履歴表
    を作成する処理がなされることを特徴とする番組送出シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記放送属性情報には、送出した音楽、
    ナレーション、効果音の種別および又は前記音楽のタイ
    トルが含まれることを特徴とする請求項記載の番組送
    出システム。
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