JP3338369B2 - Atm試験方法およびatm試験方式 - Google Patents

Atm試験方法およびatm試験方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非同期通信モー
ド(Asynchronous transfer mode(アシンクロナス・ト
ランスファー・モード)、ATM)、特に、ATMアダ
プテーション・レイヤ(ATM Adaptation Layer、AA
L)タイプ5に規定された方式を使用した通信システム
における転送データの正当性を検証するための試験方法
および方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ATMによる通信システムにおい
て、設定された通信路(パス)をデータが正常に転送さ
れたか否かを試験するATM試験方式として、国際電気
通信連合(International Telecommunication(s) Union
(インターナショナル・テレコミュニケーション・ユ
ニオン)、ITU)の電気通信標準化部会(ITU Teleco
mmunication Standization (アイ・ティー・ユー・テ
レコミュニケーション・スタンディゼーション)、IT
U−TSS)の勧告(ITU-T Recomendation (アイ・テ
ィー・ユー−ティー・レコモンデーション)、ITU勧
告)で規定されたものがある。そして、ITU勧告のI
シリーズ(I.Series)では、統合サービスデジタル網
(integratied sevice digital network(インテグレー
ティッド・サービス・デジタル・ネットワーク)、IS
DN)に関する回線標準に関する一連の勧告がされてい
る。そして、IシリーズのうちのI.600シリーズ
(I.600Series)では、保守運用の規定が勧告されてい
る。
【0003】例えば、第1の試験方式として、ITU勧
告I.610(ITU-T Recomendation I.610 )には、い
わゆる運用保守(Operation and Maintanace(オペレー
ション・アンド・メンテナンス)、OAM)セルを用い
たATM試験方式が規定されている。尚、ITU勧告
I.610では、OAMセルを「Perfomance Managemen
t Cell(パーフォーマンス・メネージメント・セル)」
と表記している。OAMセルは、一般ユーザセルと識別
可能なATMセル信号である。そして、OAMセル内に
は、シーケンス番号や巡回符号(Cyclic code (サイク
リック・コード))が付与されている。
【0004】OAMセルを用いた第1の試験方式におい
ては、送信装置からOAMセルをパスに対して一定周期
で送出する。そして、パスを転送されてきたOAMセル
を受信した受信装置側において、OAMセル内のシーケ
ンス番号や巡回符号を検査する。この検査によって、O
AMセルどうしの間で転送された一般ユーザセルのデー
タのビット誤りおよびセル廃棄を検出する。
【0005】尚、セル廃棄とは、広帯域ISDN(B−
ISDN)が提供する可変速度(variable bit rate
(バリアブル・ビット・レイト)、VBR)型サービス
において、ネットワークの輻輳時に、重要なデータを保
護するため、重要度の低いセル信号が廃棄されることを
いう。セル信号の重要度は、予め優先順位としてユーザ
によって表示させておく。
【0006】また、例えば、第2の試験方式として、I
TU勧告I.363では、ATM試験の機能を有するA
ALタイプ5が規定されている。AALタイプ5の方式
においては、送信装置における伝送路符号化の際に、先
ず、パケット信号に、巡回符号とパケット長(パケット
サイズ)を示す符号とを含む制御情報を追加する。次
に、制御情報が追加されたパケット信号を伝送路符号化
してATMセル信号を発生させる。そして、転送されて
きたATMセル信号を受信した受信装置において、この
巡回符号およびパケット長を示す符号を検査することに
よって、転送されたデータのビット誤りおよびセル廃棄
を検出する。具体的には、セル廃棄の検出を、パケット
長を示す符号を検査することにより行い、パケット長の
異常を検出したとき、これをセル廃棄であるとして検出
する。また、ビット誤りを、巡回符号を用いた巡回冗長
検査(CRC)により検出する。
【0007】尚、AAL(ATMアダプテーション・レ
イヤ)とは、B−ISDNプロトコル参照モデルの中の
階層の1つであり、上位レイヤと下位レイヤとの間に位
置するレイヤである。そして、AALは、上位レイヤで
提供されるサービスおよび下位レイヤで提供されるサー
ビスのそれぞれ特有の機能を分離して、両レイヤ間の整
合をとることを基本機能とする。上位レイヤで提供され
るサービスとは、例えば音声、映像その他の、B−IS
DNで提供される、パケット通信をはじめとする電気通
信サービスを指す。これらの電気通信サービスは、それ
ぞれ通信メディアの種類に依存した固有の通信特性を持
っている。これに対して、下位レイヤとは、ATMレイ
ヤであり、ATMによる転送方式を規定する。ATMに
よる転送方式は、通信メディアの種類に依存しない。従
って、AALは、各電気通信サービス特有の性質を吸収
して、ATMレイヤを電気通信サービスの種類によらず
に共通に定義できるようにしている。
【0008】そして、AALの機能は、セル分割・組
立サブレイヤ(Segmentation and Reassembly (SA
R)sublayer(セグメンテーション・アンド・リアセン
ブリ・サブレイヤ))と、コンバージェンス・サブレ
イヤ(Convergence sublayer(CS))との2つの機能
に分けることができる。
【0009】このセル分割・組立サブレイヤの機能と
は、例えば、上位レイヤの電気通信サービスのパケット
信号を、伝送路符号化(line coding (ライン・コーデ
ィング))して、下位レイヤのATMセル信号に変換す
ると共に、ATMセル信号を、伝送路復号化して、パケ
ット信号に変換する機能である。尚、伝送路符号化と
は、情報を伝送するときに、情報系列を伝送路に適合す
る符号系列に変換することをいう。また、伝送路復号化
とは、伝送路符号化された符号系列を情報系列に再変換
することをいう。
【0010】また、コンバージェンス・サブレイヤの
機能とは、例えば、上述したように、パケット信号に巡
回符号等を付与してデータのビット誤りおよびセル廃棄
を検出することにより、転送されたデータの正当性を検
証する機能である。
【0011】また、AALタイプ5とは、AALのサー
ビスを実現するためのAALプロトコルタイプの1つで
ある。AALタイプ5の方式では、ATMセルの48バ
イトの情報フィールドを全てペイロードとして使用する
ことができる。また、AALプロトコルタイプには、タ
イプ5の他にも、例えばITU勧告I.363にAAL
タイプ1が規定されている。AALタイプ1の方式は、
従来の音声通信や既存専用回線のような、固定速度(co
nstant bit rate (コンスタント・ビット・レイト)、
CBR)型のサービスに対応する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1の試験方
法では、送信装置と受信装置との間で発生するビット誤
りおよびセル廃棄は検出することができる。しかしなが
ら、この第1の試験方法には、送信装置から送出される
以前のデータ、例えば、伝送路符号化を行う前のパケッ
ト信号に発生したビット誤りおよびセル廃棄は検出でき
ない。従って、第1の試験方法には、エンド・ツウ・エ
ンド(End to End)でのビット誤りおよびセ
ル廃棄を検出できないという問題点がある。
【0013】また、第2の試験方法には、転送途中で、
パケット信号に付与された巡回符号やパケットの長さを
示す符号自体を含むデータが消失した場合には、セル廃
棄数が不明となるという問題点がある。
【0014】このため、AAlタイプ5による巡回符号
および/またはパケット長を表す符号が消失した場合に
おいても、エンド・ツウ・エンドで、セル廃棄数を検出
できるATM試験方法および方式の出現が望まれてい
た。
【0015】
【課題を解決するための手段】この出願に係る発明者
は、種々の検討および研究を重ねた結果、AALタイプ
5の方式による通信システムにおいて、AALタイプ1
の方式において使用されているATM試験方式を利用す
ることにより、上記の課題を解決することに想到した。
【0016】AALタイプ1においては、ATMセルの
5バイトのセルヘッダを除いた48バイトの情報フィー
ルド(セル分割・組立サブレイヤプロトコルデータ単位
(Segmentation and Reassembly sublayer-protocol da
ta unit (セグメンテーション・アンド・リアセンブリ
・サブレイヤ・プロトコル・データ・ユニット)、SA
R−PDU))のうち、その先頭の1バイトを、SAR
−PDUヘッダとして使用する。このSAR−PDUヘ
ッダは、受信データの正当性の検証に利用される。そし
て、このSAR−PDUヘッダは、4ビットのSN領域
(Sequence number field (シーケンス・ナンバー・フ
ィールド)、SN)と、このSN領域を保護する4ビッ
トのSNP領域(Sequence number protection field
(シーケンス・ナンバー・プロテクション・フィール
ド))とをもって構成されている。そして、このSN領
域は、1ビットののCSI(Convergence sublayer(C
S)indication(コンバージェンス・サブレイヤ・イン
ディケーション))ビットと3ビットの連番領域(Sequ
ence count field(シーケンス・カウント・フィール
ド))とをもって構成される。このCSIビットの理論
値は、SAR−PDUがユーザデータであること表すた
め「0」に固定されている。また、SNP領域は、連番
ビットを保護するための巡回符号(cyclic code (サイ
クリック・コード))が格納された3ビットの巡回冗長
検査領域(cyclic redundancy check (CRC) field
(サイクリック・リダンダンシー・チェック・フィール
ド))と、SN領域および巡回冗長検査領域を保護する
ための1ビットの偶数パリティ(Evenparity (イーブ
ン・パリティ))・ビットとをもって構成される。従っ
て、連番領域は、この巡回冗長検査領域および偶数パリ
ティによって2重に保護される。
【0017】そして、この発明者は、上述したSAR−
PDUヘッダと同じ構成を、AALタイプ5の方式にお
けるATMセルのペイロードの先頭に設ければ、受信装
置において、このATMセルをAALタイプ1の方式に
おけるATMセルとして扱って、セル廃棄数を検出でき
ると考えた。
【0018】さらに、この発明者は、ATMセルの48
バイトのペイロードの先頭に、SAR−PDUヘッダと
同じ構成を設けるために、伝送路符号化前のパケット信
号において、パケット信号のフォーマットの先頭から4
8の整数倍番目のサイクル毎の各バイトに、このSAR
−PDUヘッダと同じ構成を設定することに想到した。
【0019】(ATM試験方法)そこで、この発明のA
TM試験方法によれば、AALタイプ5の方式によって
パケット信号からATMセル信号に伝送路符号化されて
転送されたデータのセル廃棄数を検出するATM試験方
法において、パケット信号の信号長を、48×N+1〜
48×N+40バイト(ただし、N=0,1,2,・・
・)のいずれかの信号長とし、パケット信号のフォーマ
ットの先頭から48のN(N=0,1,2,・・・)倍
番目のサイクル毎の各バイトに、規定バイトをそれぞれ
設定することにより、ATMセル信号のペイロードの先
頭に規定バイトをそれぞれ位置させ、規定バイトを、常
に論理値「0」をとる1ビットの容量の固定ビット、モ
ジュロ8の連番を表す3ビットの容量の連番ビット、該
連番ビットに対して巡回符号による保護を行う3ビット
の容量の保護ビット、および、固定ビット、連番ビット
および保護ビットに対する、1ビットの容量の偶数パリ
ティを表すパリティ・ビットをもって構成し、転送され
たATMセル信号の規定バイトについてAALタイプ1
の方式によって検査を行うことにより、セル廃棄数を検
出することを特徴とする。
【0020】このように、この発明によれば、パケット
信号の信号長を、48×N+1〜48×N+40バイト
とした上で、パケット信号のフォーマットの先頭から4
8×N番目のサイクル毎の各バイトに、規定バイトをそ
れぞれ設定する。
【0021】そして、このパケット信号をAALタイプ
5によって伝送路符号化してATMセル信号を生成する
際には、先ず、パケット信号のフォーマットの末尾に8
バイトの制御信号が追加されて、信号長が48バイトの
整数倍の長さのAALタイプ5パケット信号が生成され
る。次に、このAALタイプ5パケット信号を48バイ
トずつに分ける。その結果、分けられた各48バイト先
頭には、それぞれ規定バイトが位置することになる。そ
して、分けられた各48バイトをそれぞれをペイロード
としてATMセル信号を生成する。従って、各ATMセ
ル信号のペイロードの先頭には、それぞれ規定バイトが
位置する。
【0022】各ペイロードの先頭の規定バイトのフォー
マットの構成は、AALタイプ1の方式によるSAR−
PDUヘッダの構成と同一である。従って、この発明に
おいては、ATMセル信号をAALタイプ1の方式にお
けるATMセル信号として扱うことができる。このた
め、この規定バイトを、AALタイプ1の方式の規定に
基づいてSAR−PDUヘッダとして検査することによ
って、転送されたデータの正当性の検証を行うことがで
きる。
【0023】その結果、この発明によれば、AALタイ
プ5の方式に規定された巡回符号および/またはパケッ
ト長を表す符号が消失した場合においても、セル廃棄数
を検出することができる。
【0024】さらに、この発明においては、伝送路符号
化を行う前の段階でパケット信号に規定バイトを設定す
るので、伝送路符号化を行う前の段階でのセル廃棄も検
出することができる。従って、この発明によれば、エン
ド・ツウ・エンドで、セル廃棄数を検出することができ
る。
【0025】尚、この発明では、規定バイトにおいてモ
ジュロ8の連番ビットを使用している。このため、セル
廃棄数が、連続して8個以下の場合に、セル廃棄数を正
確に検出することができる。一方、連続して9個以上の
セルが廃棄された場合には、セル廃棄数を正確に知るこ
とができない。しかしながら、実際には、セル廃棄数が
連続して9個以上発生することは極めてまれであるた
め、実用上は問題ない。
【0026】また、この発明のATM試験方法におい
て、好ましくは、規定バイトに対する検出するための検
査をAALタイプ1の方式によって行うと共に、ビット
誤りおよびセル廃棄数の検出をAALタイプ5の方式に
よって行うことが望ましい。
【0027】このように、規定バイトの検査を、AAL
タイプ1の方式および従来技術として上述したAALタ
イプ5の方式の2つの方式で行えば、転送されたデータ
のビット誤りを検出できる上に、転送されたデータの正
当性の検証の信頼性を一層向上させることができる。
【0028】また、この発明のATM試験方法におい
て、好ましくは、生成された前記パケット信号を記憶装
置に一旦格納すると良い。
【0029】(ATM試験方式)また、この発明のAT
M試験方式によれば、入力されたパケット信号をAAL
タイプ5の方式によって伝送路符号化してATMセル信
号を発生させ、当該ATMセル信号を出力する送信装置
と、入力されたATMセル信号をAALタイプ1の方式
によって伝送路復号化する受信装置とを具え、受信装置
に入力されたATMセル信号のデータのビット誤りおよ
びセル廃棄を検出するATM試験方式において、48×
N+1〜48×N+40バイト(ただし、N=0,1,
2,・・・)のうちのいずれかの信号長を有し、フォー
マットの先頭から48×N番目のサイクル毎の各バイト
に、規定バイトがそれぞれ設定されたパケット信号を発
生させる試験信号発生器を具え、規定バイトを、常に論
理値「0」をとる1ビットの容量の固定ビット、モジュ
ロ8の連番を表す3ビットの容量の連番ビット、該連番
ビットに対する巡回符号による保護を行う3ビットの容
量の保護ビット、および、固定ビット、連番ビットおよ
び保護ビットに対する、1ビットの容量の偶数パリティ
を表すパリティ・ビットをもって構成し、送信装置は、
ペイロードの先頭に規定バイトを位置させたATMセル
信号を発生させ、受信装置は、転送されたATMセル信
号の規定バイトについてAALタイプ1の方式によって
検査を行うことにより、セル廃棄数を検出することを特
徴とする。
【0030】このように、この発明によれば、試験信号
発生器において、48×N+1〜48×N+40(N=
0,1,2,・・・)バイトの信号長を有し、かつ、フ
ォーマットの先頭から48×N番目のサイクル毎の各バ
イトに、1バイトの長さの規定バイトをそれぞれ設定す
る。このため、送信装置において、このパケット信号か
ら伝送路符号化されたATMセル信号すれば、ATMセ
ル信号のペイロードの先頭に、それぞれ規定バイトが位
置することになる。
【0031】そして、この規定バイトは、上述したAA
Lタイプ1の方式におけるSAR−PDUヘッダに相当
する。従って、この発明においては、受信装置におい
て、ATMセル信号をAALタイプ1の方式におけるA
TMセル信号として扱うことができる。このため、受信
装置において、この規定バイトを、AALタイプ1の方
式の規定に基づいてSAR−PDUヘッダとして検査す
ることによって、転送されたデータの正当性の検証を行
うことができる。
【0032】その結果、この発明によれば、AALタイ
プ5の方式に規定された、巡回符号および/またはパケ
ット長を表す符号が消失した場合においても、セル廃棄
数を検出することができる。
【0033】さらに、この発明においては、前述のよう
に、送信装置で伝送路符号化を行う前の段階で、試験信
号発生器においてパケット信号に規定バイトを設定す
る。このため、伝送路符号化を行う前の段階、即ち、試
験信号発生器から送信装置に至る間でパケット信号にセ
ル廃棄が発生した場合も、これを検出することができ
る。その結果、この発明によれば、試験信号発生器から
受信装置に至る全範囲中で発生したセル廃棄数を検出す
ることができる。即ち、エンド・ツウ・エンドで、セル
廃棄数を検出することができる。
【0034】尚、この発明では、規定バイトにおいてモ
ジュロ8の連番ビットを使用している。このため、セル
廃棄数が、連続して8個以下の場合に、セル廃棄数を正
確に検出することができる。一方、連続して9個以上の
セルが廃棄された場合には、セル廃棄数を正確に知るこ
とができない。しかしながら、実際には、セル廃棄数が
連続して9個以上発生することは極めてまれであるた
め、実用上は問題ない。
【0035】また、この発明のATM試験方式の実施に
あたり、好ましくは、AALタイプ5の方式によってビ
ット誤りおよびセル廃棄数の検出を行う機能を有する第
2の受信装置を具えるのが良い。
【0036】このように、受信装置(以下、第2受信装
置と区別するために「第1受信装置」とも称する。)に
おいてAALタイプ1の方式によりデータの正当性の検
証を行うと共に、第2受信装置において、従来技術とし
て上述したAALタイプ5の方式によりデータの正当性
の検証を行えば、転送されたデータのビット誤りが検出
できる上に、転送されたデータの正当性の検証の信頼性
を一層向上させることができる。
【0037】また、この発明のATM試験方式の実施に
あたり、好ましくは、受信装置は、規定バイトについて
の検査をAALタイプ1の方式によって行うと共に、A
ALタイプ5の方式によってビット誤りおよびセル廃棄
数の検出を行う機能を有すると良い。
【0038】このように1つの受信装置で、AALタイ
プ1およびAALタイプ5の2通りの方式でデータの正
当性の検証を行えば、転送されたデータの正当性の検証
の信頼性を一層向上させることができる。
【0039】その上、これらの2つのタイプの方式によ
って正当性を検証する機能は、ソフトウエアにより容易
に実現することができる。このため、1つの受信装置
で、正当性の検証を容易に実現することができる。
【0040】また、この発明のATM試験方式におい
て、好ましくは、試験信号発生器において生成されたパ
ケット信号を一旦格納する記憶装置を具えるのが良い。
尚、この記憶装置は、例えば、試験信号発生器の内部メ
モリとして設けても良いし、また、試験信号発生器の外
部記憶装置として設けても良い。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
ATM試験方法および方式の例について併せて説明す
る。
【0042】(第1の実施の形態)先ず、図1を参照し
て、第1の実施の形態のATM試験方式を実現するため
の通信系の構成について説明する。図1は、第1の実施
の形態における、通信系の構成の説明に供する概略図で
ある。
【0043】この通信系は、送信装置10、受信装置1
2および試験信号発生器14をもって構成されている。
そして、この送信装置10は、試験信号発生器14から
入力されたパケット信号20をAALタイプ5の方式に
よって伝送路符号化してATMセル信号22を発生させ
る機能を有する。また、この受信装置12は、送信装置
10と通信路16で接続されている。そして、この受信
装置12は、通信路16を転送されてきたATMセル信
号22をAALタイプ1の方式によって伝送路復号化す
ると共に、ATMセル信号22のセル廃棄数を検出する
機能を有する。また、送信装置10および受信装置12
は、既存のものを使用することができる。
【0044】そして、試験信号発生器14は、パケット
信号20を発生させて、そのパケット信号20を送信装
置10へ送出する。
【0045】ここで、図2を参照して、この試験信号発
生器14で発生させたパケット信号20のフォーマット
の構成について説明する。図2の(A)は、パケット信
号20のフォーマットを示す図である。また、図2の
(B)は、規定バイトの構成を示す図である。
【0046】この実施の形態では、パケット信号20
は、例えば伝送すべき情報その他としての任意データ2
4と、SAR−PDUヘッダに相当する規定バイト30
とをそれぞれ含む複数のデータブロック28からなって
いる。
【0047】具体的には、パケット信号20の信号長L
を、(48×N+1〜48×N+40(N=0,1,
2,・・・))バイトのうちの適当なバイト数、例えば
N=7としたときの376バイト(48×7+40バイ
ト)とする。そして、このパケット信号20において
は、最後を除く各データブロック28は48バイトで構
成されていて、この構成例ではN=7であるから、8つ
のデータブロック28が含まれている。そして、このフ
ォーマットの先頭のバイトおよび任意データ24間の、
フォーマットの先頭から48×N(N=0,1,2,・
・・)番目のサイクル毎の各バイトに、長さ1バイトの
規定バイト30がそれぞれ設定されている。従って、既
に説明したとおり、ここでは、規定バイト30とそれに
続く任意データ24とから成る8つのデータブロック2
8が形成される。このデータブロック28のうち、先頭
から1〜7番目の各データブロック28中の任意データ
の長さは、それぞれ47バイトとなる。また、8番目の
データブロック28中の任意データの長さは39バイト
となる。
【0048】また、各規定バイト30は、それぞれ、図
2の(B)に示すように、フォーマットの先頭側から順
次に設けられた、固定ビット32、連番ビット34,保
護ビット36およびパリティ・ビット38でもって構成
されている。
【0049】この固定ビット32は、1ビットの容量を
有し、かつ、常に論理値「0」をとる。また、連番ビッ
ト34は、3ビットの容量を有する。そして、この連番
ビット34は、モジュロ8の連番を表す。モジュロ8の
連番とは、0〜7の連番であって、0から順に値が1つ
ずつ増加していき、7の次は0に戻って循環する連番を
いう。また、保護ビット36は、3ビットの容量を有す
る。そして、この保護ビット36は、AALタイプ1の
規定に則り、連番ビット34に対する生成多項式(X3
+X+1)による保護を行うプロテクション・ビットで
ある。また、パリティ・ビット38は、1ビットの容量
を有する。そして、このパリティ・ビット38は、固定
ビット32、連番ビット34および保護ビット36を保
護するための偶数パリティを表す。
【0050】この規定バイト30の各ビットの値として
は、従来のAALタイプ1の方式におけるSAR−PD
Uヘッダの各ビットの値と同様に、例えば、16進法表
記で、「00」、「17」、「2D」、「3A」、「4
E」、「59」、「63」および「74」のコードを用
いると良い。例えば、コード「59」では、固定ビット
の値は「0」のままで、例えば連番ビット34の値が
「101」の場合、保護ビット36の値は「100」、
そして、パリティ・ビット38の値は「1」となる。
【0051】また、この実施の形態では、試験信号発生
器14は、このパケット信号20を、一旦、試験信号発
生器14の内部メモリ(図示せず)に格納する。そし
て、パケット信号20を送信する際には、この内部メモ
リからパケット信号20を読み出してきて、送信装置1
0へ送信する。
【0052】送信装置10は、試験信号発生器14で発
生したパケット信号20をAALタイプ5の方式によっ
て伝送路変換して、複数のATMセル信号22を発生さ
せる。
【0053】ここで、図3を参照して、AALタイプ5
の方式による伝送路符号化について説明する。図3は、
伝送路符号化の説明に供する図である。そして、図3の
上段に、パケット信号20のフォーマットを示す。ま
た、図3の中段に、パケット信号20に制御情報44を
付加して生成したAALタイプ5パケット信号40のフ
ォーマットを示す。また、図3の下段に、ATMセル信
号22のフォーマットを示す。
【0054】図3の上段に示されたパケット信号20の
フォーマットは、図2の(A)に示したフォーマットと
同一である。そして、このパケット信号20を伝送路符
号化する際には、先ず、パケット信号20の末尾に、8
バイトの制御情報44を付加して、384バイト(48
×8バイト)の信号長のAALタイプ5パケット信号4
0を生成する。この制御情報44の構成は、AALタイ
プ5によって規定されたものであり、フォーマットの先
頭側から順に設けられた、1ビットのCPCS−UU4
6、1ビットのCPI48、3ビットのLength5
0および3ビットのCRC52をもって構成されてい
る。
【0055】尚、この「CPCS−UU」とは、CPC
Sのユーザ間表示(CPCS-user-to-user indication(シ
ー・ビー・シー・エス−ユーザ−ツー−ユーザ・インデ
ィケーション))を略記したものである。また、「CP
CS」は、AALのサブレイヤである共通部コンバージ
ェンス・サブレイヤ(common part convergence sublay
er)を略記したものである。また、「CPI」とは、共
通部表示(Common Part Indicator (コモン・パート・
インディケータ))を略記したものである。尚、CPI
は、現在のITU勧告では、未使用となっている。ま
た、Length50は、従来の技術の欄において第2
の試験方式として前述したように、AALタイプ5パケ
ット信号40の長さを表す。また、CRC52も第2の
試験方式として前述したように、巡回符号を表す。
【0056】続いて、送信装置10は、AALタイプ5
の方式に則って、ATMセル信号22を生成する。各A
TMセル信号22は、それぞれ5バイトのヘッダ56と
48バイトのペイロード58とをもって構成される。A
ALタイプ5の方式においては、このペイロード58を
全て、ユーザ情報、この場合はAALタイプ5パケット
信号40を分割して割り振ったデータに当てることがで
きる。ここでは、AALタイプ5パケット信号40を8
等分して、8つのATMセル信号22を生成する。尚、
ATMセル信号の数は8つ以上としても良い。
【0057】ところで、この実施の形態では、パケット
信号20において、48×N番目のサイクル毎の各バイ
トに規定信号を設定している。その上、パケット信号2
0の長さを376バイト(48×7+40バイト)とし
ている。このため、AALタイプ5パケット信号40に
おいても、48×N番目のサイクル毎の各バイトに規定
バイト30が位置することになる。その結果、AALタ
イプ5パケット信号40を48バイトずつに分割してペ
イロード58としたATMセル信号22においては、各
ペイロード58の先頭に必ず規定バイト30が位置する
ことになる。
【0058】そして、この規定バイト30は、前述した
AALタイプ1の方式におけるSAR−PDUヘッダと
実質的に同一の構成および機能を有する。従って、生成
されたATMセル信号22は、いずれも、受信装置12
において、AALタイプ1の方式によって、正当性の検
証を行うことができる。即ち、受信装置12では、転送
されてきたATMセル信号22の規定バイト30をAA
Lタイプ1の方式によって検査することにより、セル廃
棄数を検出する。セル廃棄数の検出にあたっては、従来
のAALタイプ1の方式におけるセル廃棄数の検出方法
と同様に、連番ビット34の連続性を検査する。
【0059】そして、検査の結果、連番ビット34の異
常がなければ、ATMセル信号22は、従来のAALタ
イプ1の方式による信号として、受信される。また、連
番ビット34に異常があった場合には、連続して廃棄さ
れたセル数が8個以下の場合には、連番ビットの欠番か
らセル廃棄数を正確に検出することができる。その結
果、この実施の形態では、試験信号発生器14から受信
装置12に至る全範囲中で発生したセル廃棄数を検出す
ることができる。即ち、エンド・ツウ・エンドで、セル
廃棄数を検出することができる。
【0060】尚、この実施の形態では、受信装置12と
して、従来のAALタイプ1用の受信装置で間に合わす
ことができる。
【0061】また、この発明では、受信装置12の代わ
りに、AALタイプ1の方式およびAALタイプ5の方
式共用の機能を有する受信装置(図示せず)を用いても
良い。このように、AALタイプ1およびAALタイプ
5の2通りの方式でデータの正当性の検証を行えば、転
送されたデータの正当性の検証の信頼性を一層向上させ
ることができる。
【0062】(第2の実施の形態)次に、図4を参照し
て、第2の実施の形態のATM試験方式を実現するため
の通信系の構成について説明する。図4は、第2の実施
の形態における、通信系の構成の説明に供する概略図で
ある。また、第2の実施の形態においては、第1の実施
の形態における通信系を構成する各構成成分と同一の構
成成分については、同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0063】第2の実施の形態においては、第1の実施
の形態における通信系の構成成分に加えて、第2受信装
置18を具えている。この受信装置18は、AALタイ
プ5の方式による受信機能を有する。尚、受信装置12
を、第2受信装置と区別するために「第1受信装置」と
も称する。
【0064】この受信装置18においては、従来の技術
の欄で第2の試験方法として説明した方法によって、受
信したデータの正当性の検証を行って、ビット誤りおよ
びセル廃棄数の検出を行う。このように、第1受信装置
12おいてAALタイプ1の方式によりデータの正当性
の検証を行うと共に、第2受信装置18おいて、AAL
タイプ5の方式によりデータの正当性の検証を行えば、
転送されたデータの正当性の検証の信頼性を一層向上さ
せることができる。
【0065】上述した各実施の形態では、これらの発明
を特定の条件で構成した例についてのみ説明したが、こ
れらの発明は多くの変更および変形を行うことができ
る。例えば、上述した実施の形態では、試験信号発生器
において、パケット信号を発生させていたが、この発明
では、パケット信号における規定バイト間の任意データ
は、試験信号発生器で用意しても良いし、外部から試験
信号発生器に入力されたユーザデータを用いても良い。
【0066】また、例えば、上述した実施の形態では、
パケット信号20の信号長を376バイトとした例につ
いて説明したが、この発明では、パケット信号の信号長
は、48×N+1〜48×N+40バイト(ただし、N
=0,1,2,・・・)のうちのいずれかの信号長とす
ればよい。
【0067】また、例えば、上述した実施の形態では、
ATM試験の実施にあたり、試験モードとして、試験信
号発生器14のみでパケット信号20を生成したが、こ
の発明では、例えば、試験信号発生器14に外部からユ
ーザデータを入力し、試験信号発生器14においてこの
ユーザデータを任意データ24として、これに規定バイ
ト30を付加することによりパケット信号20を生成し
ても良い。
【0068】
【発明の効果】この発明のATM試験方法およびATM
試験方式によれば、信号長が48×N+1〜48×N+
40バイト(ただし、N=0,1,2,・・・)で、か
つ、AALタイプ1の方式におけるSAR−PDUヘッ
ダに相当する規定バイトを、48バイト目毎に設けたパ
ケット信号を生成するので、伝送路符号化により、この
規定バイトをATMセル信号のペイロードの先頭に設け
ることができる。このため、AALタイプ1の方式によ
りデータのビット誤りおよびセル廃棄を検出することが
できる。その結果、この発明によれば、AALタイプ5
による巡回符号および/またはパケット長を表す符号が
消失した場合においても、エンド・ツウ・エンドで、セ
ル廃棄を検出することができる。加えて、この発明のA
TM試験方法およびATM試験方式は、従来と全く同じ
構成のAALタイプ5方式の送信装置およびAALタイ
プ1方式の受信装置をそのまま利用することができるの
で、簡単且つ安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の通信系の構成の説明に供す
る概略図である。
【図2】(A)は、パケット信号のフォーマットを示す
図であり、(B)は、規定バイトの構成の説明に供する
図である。
【図3】伝送路符号化の説明に供する図である。
【図4】第2の実施の形態の通信系の構成の説明に供す
る概略図である。
【符号の説明】
10:送信装置 12:受信装置(第1受信装置) 14:試験信号発生器 16:通信路 18:受信装置(第2受信装置) 20:パケット信号 22:ATMセル信号 24:任意データ 28:データブロック 30:規定バイト 32:固定ビット 34:連番ビット 36:保護ビット 38:パリティ・ビット 40:AALタイプ5パケット信号 44:制御情報 46:CPCS−UU 48:CPI 50:Length 52:CRC 56:ヘッダ 58:ペイロード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 金井 久美子、角田 啓治、斉藤 健、江崎 浩,B−520 AAL5上の 誤り制御プロトコル:FEC−SSC S,1995年電子情報通信学会ソサイエテ ィ大会講演論文集2,日本,社団法人 電子情報通信学会,1995年8月15日, p.187 金井 久美子、松澤 茂雄、江崎 浩、角田 啓治,B−7−16 AAL5 上の誤り制御プロトコル(FEC−SS CS)のソフト実装,1997年電子情報通 信学会通信ソサイエティ大会講演論文集 2,日本,社団法人 電子情報通信学 会,1997年8月13日,p.94 金井 久美子、Reto Guret er、角田 啓治、斉藤 健、江崎 浩,SSE95−54 AAL5上の誤り制 御プロトコルとその評価:FEC−SS CS,電子情報通信学会技術研究報告, 日本,社団法人 電子情報通信学会, 1995年9月28日,信学技報 Vol.95 No.266、SSE95−54〜69,pp. 1−6 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AALタイプ5方式を用いた伝送路符号
    化によりパケット信号からATMセル信号を生成すると
    ともに当該ATMセル信号を送信する送信器と、この送
    信器から送信された前記ATMセル信号を受信器に伝送
    する通信路との試験を、試験用パケット信号から生成さ
    れた試験用ATMセルを用いて行うATM試験方法にお
    いて、 前記試験用パケット信号の信号長を、48×N+1〜4
    8×N+40バイト(ただし、N=0,1,2,・・
    ・)のいずれかの信号長とし、 前記試験用のパケット信号のフォーマットの先頭から4
    8×N番目のサイクル毎の各バイトに、規定バイトをそ
    れぞれ設定することにより、前記試験用ATMセル信号
    のペイロードの先頭に前記規定バイトをそれぞれ位置さ
    せ、 前記規定バイトを、論理値「0」を有する1ビットの容
    量の固定ビット、モジュロ8の連番を表す3ビットの容
    量の連番ビット、該連番ビットに対して巡回符号による
    保護を行う3ビットの容量の保護ビット、および、前記
    固定ビット、前記連番ビットおよび前記保護ビットに対
    する、1ビットの容量の偶数パリティを表すパリティ・
    ビットをもって構成し、 転送された前記試験用ATMセル信号の前記規定バイト
    についてAALタイプ1方式によって検査を行うことに
    より、セル廃棄数を検出することを特徴とするATM試
    験方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のATM試験方法におい
    て、 前記検査を前記AALタイプ1方式によって行うと共
    に、ビット誤りおよびセル廃棄数の検出をAALタイプ
    5方式によって行うことを特徴とするATM試験方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のATM試験方法におい
    て、 生成された前記試験用パケット信号を記憶装置に一旦格
    納することを特徴とするATM試験方法。
  4. 【請求項4】 AALタイプ5方式を用いた伝送路符号
    化によりパケット信号からATMセル信号を生成すると
    ともに当該ATMセル信号を送信する送信器と、この送
    信器から送信された前記ATMセル信号を受信器に伝送
    する通信路との試験を、試験用パケット信号から生成さ
    れた試験用ATMセルを用いて行うATM試験方式にお
    いて、 48×N+1〜48×N+40バイト(ただし、N=
    0,1,2,・・・)のいずれかの信号長を有し、フォ
    ーマットの先頭から48×N番目のサイクル毎の各バイ
    トに、規定バイトがそれぞれ設定された前記試験用パケ
    ット信号を発生させる試験信号発生器を具え、 前記規定バイトを、論理値「0」を有する1ビットの容
    量の固定ビット、モジュロ8の連番を表す3ビットの容
    量の連番ビット、該連番ビットに対する巡回符号による
    保護を行う3ビットの容量の保護ビット、および、前記
    固定ビット、前記連番ビットおよび前記保護ビットに対
    する、1ビットの容量の偶数パリティを表すパリティ・
    ビットをもって構成し、 前記送信装置は、ペイロードの先頭に前記規定バイトを
    位置させた前記試験用ATMセル信号を発生させ、 前記受信装置は、転送された前記試験用ATMセル信号
    の前記規定バイトについてAALタイプ1方式によって
    検査を行うことにより、セル廃棄数を検出することを特
    徴とするATM試験方式。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のATM試験方式におい
    て、 ビット誤りおよびセル廃棄数の検出をAALタイプ5方
    式によって行う機能を有する第2の受信装置を具えてな
    ることを特徴とするATM試験方式。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のATM試験方式におい
    て、 前記受信装置は、前記検査を前記AALタイプ1方式に
    よって行うと共に、ビット誤りおよびセル廃棄数の検出
    をAALタイプ5方式によって行う機能を有することを
    特徴とするATM試験方式。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のATM試験方式におい
    て、 前記試験信号発生器において生成された前記試験用パケ
    ット信号を一旦格納する記憶装置を具えてなることを特
    徴とするATM試験方式。
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