JP3337408B2 - チャープ可変反射型光ファイバグレーティングフィルタ - Google Patents

チャープ可変反射型光ファイバグレーティングフィルタ

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JP3337408B2
JP3337408B2 JP32603697A JP32603697A JP3337408B2 JP 3337408 B2 JP3337408 B2 JP 3337408B2 JP 32603697 A JP32603697 A JP 32603697A JP 32603697 A JP32603697 A JP 32603697A JP 3337408 B2 JP3337408 B2 JP 3337408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャープを変更可
能な反射型光ファイバグレーティングフィルタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の反射型光ファイバグレーティング
フィルタとしては、特開平8−101310号、又はK.
O.Hill「ファイバグレーティング・ファイバデバイス」
OPTRONICS 、1995、pp135−141に記載され
たものがある。また、チャープを変更可能な反射型光フ
ァイバグレーティングフィルタとしては、D.Garthe eta
l.,“Ajustable dispersion equlizer for 10 and 20 G
bit/s over distance up 160km ”Electron Letters, V
ol.30, No.25, 1994, pp2159-2160、又はS.Huang et a
l., “Fiber optic intra-grating distributed strain
sensor ”Proc.SPIE, Vol.2294, 1994 、又は 今井健
之 他「チャープファイバグレーティングの分散特性の
制御」電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ
大会予稿集、C−3−40、1997、pp149に記
載されたものがある。
【0003】図1は従来のチャープ可変反射型光ファイ
バグレーティングフィルタの一例を示すもので、図中、
1は反射型光ファイバグレーティングフィルタ、2は支
持体、3は台座、4はクランプ、5はマイクロメータヘ
ッドである。
【0004】反射型光ファイバグレーティングフィルタ
1は光ファイバのコアに紫外線を照射してグレーティン
グ1aを形成してなるもので、その一端1bより入射し
た光の一部をグレーティング1aで反射して該一端1b
より出射し、残りを無反射終端処理された他端1cより
外部へ放射する如くなっている。支持体2は可撓性を有
する素材からなり、接着剤等(図示せず)により前記反
射型光ファイバグレーティングフィルタ1を一体的に支
持する如くなっている。台座3はクランプ4及びマイク
ロメータヘッド5をその一方の面3a上に保持・固定す
る。クランプ4は支持体2の一端を固定的に把持し、マ
イクロメータヘッド5は支持体2の他端に前記一方の面
3aと平行な面内での変位を与える如くなっている。
【0005】前記構成において、支持体2の他端に変位
が与えられ、これが曲がると、反射型光ファイバグレー
ティングフィルタ1の曲げの外側になる部分には伸び歪
が印加される。ここで、支持体2のクランプ4で固定さ
れた点(固定点)からマイクロメータヘッド5との接点
までの長さをl、支持体2の曲げの外側の部分の曲げに
よる伸びをΔl、支持体2の厚みをd、マイクロメータ
ヘッド5により与えられる変位をzとすると、固定点を
起点とした支持体2上の長手方向の位置xにおける歪ε
(x) は、 ε(x) =Δl/l ≒(d/2)(3z/l3 )(l−x) ……(1) と表される。
【0006】歪の最大値は固定点において得られ、その
大きさは3zd/2l2 である。即ち、歪の大きさは変
位zによって変化させることができる。また、歪はxの
増加とともに線形に減少し、式(1) から分かるようにx
=lで最小値0をとる。
【0007】ここで、反射型光ファイバグレーティング
フィルタ1が支持体2の曲げの外側に配置されていれ
ば、反射型光ファイバグレーティングフィルタ1にも同
様な伸び歪分布が与えられる。また、反射型光ファイバ
グレーティングフィルタ1が支持体2の曲げの内側に配
置されていれば、反射型光ファイバグレーティングフィ
ルタ1には圧縮歪分布が与えられる。
【0008】この時、反射光波長λの反射型光ファイバ
グレーティングフィルタ1に与えられた歪εと、該歪ε
による反射光波長の変化Δλとの間には、 Δλ/λ=0.78ε ……(2) という比例の関係があるため、反射型光ファイバグレー
ティングフィルタ1の反射スペクトルには線形なチャー
プが与えられる。
【0009】このため、反射型光ファイバグレーティン
グフィルタ1によって反射された光にチャープを与える
ことができる。また、そのチャープの大きさは変位zに
よって変化させることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のチャープ可変反射型光ファイバグレーティング
フィルタでは、反射型光ファイバグレーティングフィル
タの全長に亘って伸び歪もしくは圧縮歪が一様に印加さ
れるため、与えられるチャープに応じて反射光波長が長
波長側もしくは短波長側に遷移してしまうという問題が
あった。
【0011】本発明の目的は、反射光の中心波長がチャ
ープの変化に依存しない、構造の簡易なチャープ可変反
射型光ファイバグレーティングフィルタを提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1では、光ファイバのコアに紫外線
を照射してグレーティングを形成してなり、その一端よ
り入射した光の一部をグレーティングで反射して該一端
より出射し、残りを他端より外部へ放射する反射型光フ
ァイバグレーティングフィルタに歪分布を加えることに
より、チャープを変更可能なチャープ可変反射型光ファ
イバグレーティングフィルタにおいて、グレーティング
の長手方向に対して線形な伸びとともに線形な圧縮を含
む歪分布を印加する歪印加手段を備えたことを特徴とす
る。
【0013】本発明の請求項1によれば、グレーティン
グに線形な伸びとともに線形な圧縮を含む歪分布を与え
ることができるため、反射光の中心波長の遷移を引き起
こすことなくチャープが可変な反射型光ファイバグレー
ティングフィルタを実現できる。
【0014】また、本発明の請求項3では、光ファイバ
のコアに紫外線を照射してグレーティングを形成してな
り、その一端より入射した光の一部をグレーティングで
反射して該一端より出射し、残りを他端より外部へ放射
する反射型光ファイバグレーティングフィルタに歪分布
を加えることにより、チャープを変更可能なチャープ可
変反射型光ファイバグレーティングフィルタにおいて、
グレーティングの長手方向に対して線形な伸びとともに
線形な圧縮を含む歪分布を印加する歪印加手段と、前記
伸びと圧縮との比率を制御する歪制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0015】本発明の請求項3によれば、グレーティン
グに線形な伸びとともに線形な圧縮を含む歪分布を与
え、さらにその比率を制御することができるため、チャ
ープが可変であるとともに反射光の中心波長を任意に可
変な反射型光ファイバグレーティングフィルタを実現で
きる。
【0016】ここで、歪印加手段として具体的には、本
発明の請求項2又は4に記載した、可撓性を有する素材
からなりかつ反射型光ファイバグレーティングフィルタ
を一体的に支持する支持体と、該支持体の一端及び他端
をそれぞれ把持する一対のクランプと、一方のクランプ
を他方のクランプに対して相対的に平行を保持させたま
ま移動する手段とを用いることができる。
【0017】この場合、支持体にはS字型又は逆S字型
の屈曲が与えられることになるが、反射型光ファイバグ
レーティングフィルタは該支持体に一体的に支持されて
いるため、グレーティングそのものにこのS字型又は逆
S字型の屈曲が与えられ、これによって請求項1又は2
の発明では、反射光の中心波長の遷移を引き起こすこと
なくチャープを制御可能となっており、また、請求項3
又は4の発明では、これとは別の歪制御手段、具体的に
は一方のクランプを他方のクランプに対して相対的に任
意の角度回転する手段によって伸びと圧縮との比率を制
御でき、反射光の中心波長を任意に設定可能となってい
る。
【0018】反射型光ファイバグレーティングフィルタ
にS字型の屈曲を与える技術については、特開平9−5
4216号にも記載されているが、この出願ではS字型
の屈曲をグレーティング以外の部分に与えて、グレーテ
ィングを通過した光を減衰させ、さらにその減衰量を制
御する如くなっており、本発明とは全く異なっている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】(第1実施の形態)図2は本発明のチャー
プ可変反射型光ファイバグレーティングフィルタの第1
の実施の形態を示すもので、図中、従来例と同一構成部
分は同一符号をもって示す。即ち、1は光ファイバグレ
ーティング、2は支持体、3は台座、4,6はクラン
プ、5はマイクロメータヘッド、7はステージである。
【0021】クランプ6は支持体2の他端を固定的に把
持している。ステージ7は一方向のみに移動可能な2つ
のスライダ7a,7bをその移動方向が互いに直交する
如く組み合わせてなるもので、スライダ7aを構成する
下半分の部材(以下、固定部という。)は台座3の面3
a上に固定・保持され、上半分の部材(以下、移動部と
いう。)にはマイクロメータヘッド5が当接され、ま
た、スライダ7bの固定部はスライダ7aの移動部に固
定・保持され、スライダ7bの移動部上にはクランプ6
がクランプ4に対して平行となるように取り付けられて
いる。
【0022】ここで、スライダ7aの移動方向はクラン
プ4及び6に対して直交する方向に設定されており、マ
イクロメータヘッド5がステージ7のスライダ7aに変
位を与えると、クランプ6はスライダ7bを介して台座
3の面3aと平行な面内で回転することなく移動(変
位)し、これによって支持体2を介して反射型光ファイ
バグレーティングフィルタ1に曲げを与える如くなって
いる。
【0023】この曲げによる反射型光ファイバグレーテ
ィングフィルタへの歪分布の印加のようすを図3を用い
て説明する。
【0024】ステージ7のスライダ7aを押し込むと、
クランプ6はクランプ4との平行を保ったまま水平方向
に移動する。このため、支持体2は図3に示すようなS
字形状に曲がる。この時、反射型光ファイバグレーティ
ングフィルタ1が支持体2に対して図3に示すように側
面に配置されているならば、該反射型光ファイバグレー
ティングフィルタ1の曲げの外側になっている部分には
伸び歪が、曲げの内側になっている部分には圧縮歪が与
えられる。即ち、長手方向に対し線形な伸びとともに線
形な圧縮を含む歪分布が印加される。
【0025】この歪の大きさは、クランプ4による支持
体2の固定点を起点にした長手方向の位置をxとする
と、 ε(x) =Δl/l ≒(d/2)(6z/l3 )(l−2x) ……(3) と表される。ここで、zの符号は図面上向きを正とす
る。
【0026】式(3) においてx=l/2、即ち支持体2
の中央で歪は0となり、また、歪の最大値及び最小値は
それぞれx=0及びx=lで得られ、その大きさは+6
zd/2l2 及び−6zd/2l2 である。また、歪分
布はxに対して線形となっている。
【0027】前述したように歪みの大きさと反射光波長
の遷移とは比例するので、前記歪分布により、反射スペ
クトルは歪が印加されないために遷移しない部分を中心
として長波長側及び短波長側に対称的に遷移し、反射光
の中心波長を変化させずにチャープを変化させることが
できる。
【0028】図4は本実施の形態によるチャープの変化
を示したグラフである。ここで、縦軸は遅延量、横軸は
光波長を示しており、グラフの傾きがチャープになる。
ここでは長さ10cm、チャープ791ps/nm、反
射帯域1.04nmの反射型光ファイバグレーティング
フィルタに対し歪分布を与え、チャープ量の変化を測定
した。
【0029】この時、支持体として直径1.5mmの鉄
棒を用い、この支持体に反射型光ファイバグレーティン
グフィルタを固定するための接着剤として熱溶融プラス
チックを用い、さらに熱収縮チューブで反射型光ファイ
バグレーティングフィルタと支持体とを集合した。ま
た、クランプ4及び6間の距離lは16.5cmとし
た。
【0030】クランプ6にz=5mmの変位を与えた
時、この反射型光ファイバグレーティングフィルタが本
来有していたチャープが打ち消され、さらにz=10m
mの変位を与えた時、+932ps/nmの符号が反転
した線形なチャープが得られた。図5はこの時の反射ス
ペクトルの変化を示したもので、中心波長の変化は0.
09nmに抑えられている。
【0031】次に、図4においてz=5mmの変位を与
えた時、遅延600〜800ps付近の測定結果が消え
ている点と、遅延200ps付近に複数のラインが描か
れるような測定データが得られている点について説明す
る。
【0032】前述した実験系では、本来、線形なチャー
プを有する反射型光ファイバグレーティングフィルタに
対して逆向きのチャープを与える構造になっている。z
=5mmでは本来、線形なチャープと逆向きのチャープ
との両者が相殺されてチャープのない状態になってい
る。
【0033】チャープレスファイバグレーティングの波
長(周波数Frequency )対遅延(Time Delay)関係につ
いては、A.Carballar et al., J.of lightwave technol
ogy, Vol.15, No.8, 1997, pp.1314-1322に記載された
グラフのような関係になっている。
【0034】このグラフの中央、周波数1.9288〜
1.9293×1014HzではU字型になっている。こ
のU字型の左右、つまり1.9287×1014Hz付近
と、1.9294×1014Hz付近は、遅延値が落ち込
むのがこのグラフの特徴となっている。
【0035】従って、このU字型の頂点が急峻であるた
めに、第1の実施の形態の測定データを示す図4のグラ
フでは、z=5mmにおける遅延600〜800ps付
近が測定点として観測できなくなっており、また、z=
5mmにおける遅延200ps付近の複数の測定ライン
は、この急峻な落ち込む部分をとらえて反映したものと
なっている。
【0036】(第2実施の形態)図6は本発明のチャー
プ可変反射型光ファイバグレーティングフィルタの第2
の実施の形態を示すもので、ここでは第1の実施の形態
においてステージ7による移動とは独立して、クランプ
4及び6間の角度を任意に設定可能となした例を示す。
【0037】即ち、図中、8は回転ステージであり、所
定の軸を中心として回転可能な2つの部材からなってお
り、該軸が台座3の面3aと直交する如く、一方の部材
(以下、ベース部という。)はステージ7のスライダ7
b上に固定・保持され、他方の部材(以下、回転部とい
う。)上にはクランプ6が取り付けられている。また、
9はマイクロメータヘッドであり、回転ステージ8のベ
ース部に固定され、回転部に回転変位を与えるようにな
っている。
【0038】この時の反射型光ファイバグレーティング
フィルタへの歪分布の印加のようすを図7を用いて説明
する。
【0039】ステージ7を移動させることで変位zを与
え、ステージ8を回転させることでクランプ4及び6間
に角度iを与えた時、長手方向の歪分布ε(x) は、 ε(x) =Δl/l ≒(d/2){(6z/l3 )(l−2x) +(3x/l−1)(2i/l)} ……(4) と表される。ここで、iの符号は図7において時計回り
を正とし、反時計回りを負とする。
【0040】式(4) より、xに対して線形な歪分布が得
られ、歪が0となる位置は角度iの関数として与えられ
ることが分かる。iが正ならば歪が0となる位置は支持
体2の中央よりもクランプ4側に移動し、負ならばクラ
ンプ6側に移動する。即ち、角度iを調整することで長
手方向に対して線形な伸びと線形な圧縮との比率を制御
することができる。これにより、チャープ並びに反射光
の中心波長をそれぞれ変更できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、グレーティングに線形な伸びとともに線形な
圧縮を含む歪分布を与えることができ、反射光の中心波
長の遷移を引き起こすことなくチャープが可変な反射型
光ファイバグレーティングフィルタを実現できる。光フ
ァイバを用いた長距離・大容量通信において、光通信線
路の分散特性を調整する場合等のため、反射波長の遷移
の発生しないチャープ可変フィルタが望まれていたが、
本発明により容易にチャープを制御できる光フィルタを
実現できる。
【0042】また、本発明の請求項3によれば、グレー
ティングに線形な伸びとともに線形な圧縮を含む歪分布
を与え、さらにその比率を制御することができ、チャー
プが可変であるとともに反射光の中心波長を任意に可変
である反射型光ファイバグレーティングフィルタを実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のチャープ可変反射型光ファイバグレーテ
ィングフィルタの一例を示す構成図
【図2】本発明のチャープ可変反射型光ファイバグレー
ティングフィルタの第1の実施の形態を示す構成図
【図3】第1の実施の形態における歪分布の印加のよう
すを示す図
【図4】第1の実施の形態におけるチャープの変化を示
すグラフ
【図5】第1の実施の形態における反射スペクトルの変
化を示すグラフ
【図6】本発明のチャープ可変反射型光ファイバグレー
ティングフィルタの第2の実施の形態を示す構成図
【図7】第2の実施の形態における歪分布の印加のよう
すを示す図
【符号の説明】
1:反射型光ファイバグレーティングフィルタ、1a:
グレーティング、2:支持体、3:台座、4,6:クラ
ンプ、5,9:マイクロメータヘッド、7:ステージ、
8:回転ステージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−101310(JP,A) 特開 平9−211348(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00,6/10 G02B 26/00 - 26/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバのコアに紫外線を照射してグ
    レーティングを形成してなり、その一端より入射した光
    の一部をグレーティングで反射して該一端より出射し、
    残りを他端より外部へ放射する反射型光ファイバグレー
    ティングフィルタに歪分布を加えることにより、チャー
    プを変更可能なチャープ可変反射型光ファイバグレーテ
    ィングフィルタにおいて、 グレーティングの長手方向に対して線形な伸びとともに
    線形な圧縮を含む歪分布を印加する歪印加手段を備えた
    ことを特徴とするチャープ可変反射型光ファイバグレー
    ティングフィルタ。
  2. 【請求項2】 歪印加手段は可撓性を有する素材からな
    りかつ反射型光ファイバグレーティングフィルタを一体
    的に支持する支持体と、該支持体の一端及び他端をそれ
    ぞれ把持する一対のクランプと、一方のクランプを他方
    のクランプに対して相対的に平行を保持させたまま移動
    する手段とからなることを特徴とする請求項1記載のチ
    ャープ可変反射型光ファイバグレーティングフィルタ。
  3. 【請求項3】 光ファイバのコアに紫外線を照射してグ
    レーティングを形成してなり、その一端より入射した光
    の一部をグレーティングで反射して該一端より出射し、
    残りを他端より外部へ放射する反射型光ファイバグレー
    ティングフィルタに歪分布を加えることにより、チャー
    プを変更可能なチャープ可変反射型光ファイバグレーテ
    ィングフィルタにおいて、 グレーティングの長手方向に対して線形な伸びとともに
    線形な圧縮を含む歪分布を印加する歪印加手段と、 前記伸びと圧縮との比率を制御する歪制御手段とを備え
    たことを特徴とするチャープ可変反射型光ファイバグレ
    ーティングフィルタ。
  4. 【請求項4】 歪印加手段は可撓性を有する素材からな
    りかつ反射型光ファイバグレーティングフィルタを一体
    的に支持する支持体と、該支持体の一端及び他端をそれ
    ぞれ把持する一対のクランプと、一方のクランプを他方
    のクランプに対して相対的に平行を保持させたまま移動
    する手段とからなり、歪制御手段は一方のクランプを他
    方のクランプに対して相対的に任意の角度回転する手段
    からなることを特徴とする請求項3記載のチャープ可変
    反射型光ファイバグレーティングフィルタ。
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CN110274544B (zh) * 2019-04-30 2021-02-09 武汉烽理光电技术有限公司 光纤光栅阵列在线制备写入装置的半自动化测控装置
CN110608675B (zh) * 2019-08-16 2021-10-26 浙江华东工程安全技术有限公司 基于光纤光栅传感技术的多点位移测试方法
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