JP3337291B2 - ろ過フィルター破損検出装置、ろ過フィルター破損検出方法及び流動層造粒装置 - Google Patents

ろ過フィルター破損検出装置、ろ過フィルター破損検出方法及び流動層造粒装置

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JP3337291B2 JP29993093A JP29993093A JP3337291B2 JP 3337291 B2 JP3337291 B2 JP 3337291B2 JP 29993093 A JP29993093 A JP 29993093A JP 29993093 A JP29993093 A JP 29993093A JP 3337291 B2 JP3337291 B2 JP 3337291B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば顆粒剤を製造す
るための流動層造粒装置等におけるろ過フィルターの破
損を検出するための装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、流動層造粒装置(周知につき図
示せず)では、造粒槽内部において、材料となる粉末
(材料粉末)に造粒槽の下方から空気を導入し、材料粉
末を巻き上げ(吹き上げ)、その状態で水溶液を噴霧
し、材料粉末どうしを付着させる。これを繰り返すこと
により、徐々に粒径を大きくし、最終的に目的とする粒
径粒剤(顆粒、細粒、散剤等)に成長させる。造粒槽の
上部には排気用のダクトが設けられ、その手前(空気流
の上流側)には、造粒槽内の材料粉末等が外部に排出さ
れないようにするためのろ過フィルター(バグフィルタ
ーともいう)が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】流動層造粒装置を一定
時間運転すると、ろ過フィルターに材料粉末等が付着
し、目詰りを起こす。そのため、所定時間毎に流動層造
粒装置の運転を停止し、ろ過フィルターをシェイキング
して(叩いて)、ろ過フィルターに付着した材料粉末等
を除去しなければならない。ところが、繰り返しろ過フ
ィルターをシェイキングすると、ろ過フィルターの縫い
目の糸が切断したり、ろ過フィルターの生地自体が疲労
して破れる場合がある。ろ過フィルターが破損したま
ま、流動層造粒装置の運転を続けると、造粒中の中間体
粒子が排気と共に流動層造粒装置の外部へ排出されてし
まい、外部環境を汚染したり、完成した顆粒剤の収量が
少なかったり、また完成した顆粒剤の成分が目標値と大
きく異なるという問題点を生じる。本発明は以上のよう
な問題点を解決するためになされたものであり、ろ過フ
ィルターの破損をすみやかに検出するためのろ過フィル
ター破損検出装置、ろ過フィルター破損検出方法及び流
動層造粒装置を提供することを目的としている。
【0004】上記目的を達成するため、本発明のろ過フ
ィルター破損検出装置は、ろ過フィルターに対する空気
流の下流側に設けられ、常時所定の負圧により前記ろ過
フィルターを透過した空気を吸引する1又は2以上の吸
引手段と、前記吸引手段により吸引された空気を篩過
し、吸引された空気中に含まれる所定の大きさ以上の粒
子を捕集する粒子捕集手段と、前記粒子捕集手段に粒子
が堆積したことを検出する検出手段とを具備するように
構成されている。そして、前記ろ過フィルターは、下流
側表面が上になるように略水平に設けられ、前記吸引手
段の吸引開口は、前記ろ過フィルターの下流側表面に対
して略垂直となるように設けられ、前記粒子捕集手段は
所定のメッシュ値を有するスクリーンを具備し、前記ス
クリーンは分離可能な内筒及び外筒との間に挟持され、
交換可能であり、前記粒子捕集手段は前記スクリーン清
掃用空気取入れ口を具備し、所定時間ごとに前記ろ過フ
ィルターによるろ過を停止し、前記ろ過フィルターを所
定回数シェイキングし、前記ろ過フィルターに付着した
粒子を叩き落とすためのシェイキング手段を具備する。
また、上記構成において、前記ろ過フィルターは少なく
とも一部分が筒状であることが好ましい。また、上記構
成において、前記検出手段は、前記スクリーンに対する
空気流の上流側と下流側の圧力差を検出するセンサーで
あることが好ましい。
【0005】
【0006】本発明の流動層造粒装置は、造粒槽内部に
おいて、材料粉末に造粒槽の下方から圧縮空気を吹きつ
けて材料粉末を巻き上げ、その状態で水溶液を噴霧し、
材料粉末どうしを付着させ、徐々に粒子を成長させる流
動層造粒装置であって、前記造粒槽の上部に設けられた
排気ダクトと、前記造粒槽の上部でかつ前記排気ダクト
に対して空気流の上流側に設けられたろ過フィルター
と、前記排気ダクト近傍でかつ前記ろ過フィルターに対
する空気流の下流側に設けられ常時所定の負圧で前記ろ
過フィルターの下流側表面近傍の空気を吸引する1又は
2以上の吸引手段と、前記吸引手段により吸引された空
気を篩過し、吸引された空気中に含まれている所定の大
きさ以上の粒子を捕集する粒子捕集手段と、前記粒子捕
集手段に粒子が堆積したことを検出する検出手段とを具
備するように構成されている。そして、前記ろ過フィル
ターは、下流側表面が上になるように略水平に設けら
れ、前記吸引手段の吸引開口は前記ろ過フィルターの下
流側表面に対して略垂直となるように設けられ、前記粒
子捕集手段は所定のメッシュ値を有するスクリーンを具
備し、前記スクリーンは分離可能な内筒及び外筒との間
に挟持され、交換可能であり、前記粒子捕集手段は前記
スクリーン清掃用空気取入れ口を具備し、所定時間ごと
に前記ろ過フィルターによるろ過を停止し、前記ろ過フ
ィルターを所定回数シェイキングし、前記ろ過フィルタ
ーに付着した粒子を叩き落とすためのシェイキング手段
を具備する。また、上記構成において、前記ろ過フィル
ターは少なくとも一部分が筒状であることが好ましい。
また、上記構成において、前記検出手段は、前記スクリ
ーンに対する空気流の上流側と下流側の圧力差を検出す
るセンサーであることが好ましい。
【0007】
【作用】ろ過フィルターが破損すると、その破損部分か
ら材料粉末の他、造粒中の中間体粒子等がろ過フィルタ
ーに対する空気流の下流側(排気側)に流れ込む。材料
粉末等の比較的軽い粒子は空気流と共に排気経路(排気
ダクト等)を通って装置の外部へ排出される。一方、造
粒中の中間体粒子は材料粉末に較べると重いため、排気
経路の底部に堆積する。すなわち、ろ過フィルターが垂
直に設けられている場合、排気ダクト等の底部表面に中
間体粒子が堆積する。また、ろ過フィルターが水平に設
けられている場合、ろ過フィルターの下流側(排気経路
側)表面等に中間体粒子が堆積する。中間体粒子は、空
気流と共に下流側に進入するため、空気流と同じ方向の
運動成分(慣性力)を有し、排気ダクト近傍に比較的多
く堆積する。
【0008】堆積した中間体粒子は、排気ダクト底部表
面やろ過フィルターの下流側表面近傍の空気と共に、吸
引手段により吸引される。吸引手段の吸引開口を排気系
の底部表面に対して略垂直になるように設けられている
ため、吸引手段の吸引開口部がろ過フィルターの下流側
表面や排気ダクトの底部表面等へ吸い付くことを防止す
る。その結果、効率よく中間体粒子の捕集を行うことが
可能になる。粒子捕集手段は、例えば分離可能な内筒と
外筒、及びこれらの間に挟持された所定のメッシュ値を
有するスクリーン等で構成されている。所定の粒径以上
の大きさの中間体粒子はスクリーンを通過することがで
きず、スクリーン上に堆積する。中間体粒子が堆積する
と、スクリーンのメッシュが詰った状態となり、スクリ
ーンを境界として、空気流の上流側と下流側とで圧力差
が生じる。この圧力差を圧力センサー等で構成された検
出手段により検出し、ろ過フィルターの破損を検出す
る。
【0009】スクリーンは、分離可能な内筒及び外筒と
の間に挟持されているので、造粒する粒剤の粒径に応じ
てメッシュ値の異なるものに交換することができる。ま
た、吸引手段により、中間体粒子と共に、ろ過フィルタ
ーの材料である繊維屑や粒径の小さい材料粉末等も同時
に吸引される。繊維屑等がスクリーンに付着すると、実
質的にスクリーンのメッシュを狭くすることになり、本
来スクリーンを通過するべき材料粉末等もスクリーン上
に堆積する。これをそのまま放置すると、スクリーンを
境界として、空気流の上流側と下流側とで圧力差が生
じ、この圧力差により、ろ過フィルターが破損していな
いにもかかわらず、ろ過フィルターが破損したものと誤
って判断してしまうおそれがある。しかし、粒子捕集手
段、例えば内筒にスクリーン清掃用空気取入れ口を設
け、吸引手段を吸引する時の負圧により、空気取入れ口
からスクリーン清掃用の空気が自動的に吸引され、内筒
の内部で乱気流が発生するように構成したので、スクリ
ーン近傍の空気は常時撹拌された状態となり、繊維屑等
がスクリーンに付着することもなく、誤ってろ過フィル
ターが破損したものと判断することはない。
【0010】ろ過フィルターを、平行に吊り下げられた
複数の筒状フィルターと、各筒状フィルターの開口部間
を塞ぐ平面フィルターとで構成されたいわゆるバグフィ
ルターにしたので、ろ過フィルターのろ過面積を広くす
ることができる。その結果、ろ過フィルターを叩く回数
を少なくすることができ、ろ過フィルターが破損する頻
度が少なくする。また、複数の筒状フィルターを平行に
吊り下げる吊り環を上下させ、ろ過フィルターに付着し
た粉体を除去するように構成したので、シェイキング手
段の構成が簡単になると共に、ろ過フィルターに加えら
れる衝撃が小さくなり、ろ過フィルターの破損の頻度が
少なくなる。また、ろ過フィルターを叩く際、造粒を停
止する、すなわち造粒槽に対する送風を停止するように
構成したので、ろ過フィルターの表面に堆積した中間体
粒子は排気ダクトからは排出されず、その大部分が吸引
手段に吸引される。その結果、短時間に粒子捕集手段に
中間体粒子が堆積し、ろ過フィルターの破損発生後短時
間のうちに破損を検出することができる。
【0011】
【実施例】本発明に係るろ過フィルター破損検出装置、
ろ過フィルター破損検出方法及び流動層造粒装置を、そ
れらの好適な一実施例を示す図1、図2、図3及び図4
を用いて説明する。図1は、ろ過フィルター破損検出装
置を具備する流動層造粒装置の構成を示す斜視図であ
り、図2はろ過フィルターと吸引開口部の要部の拡大斜
視図であり、図3はその側面図である。また、図4は捕
集装置60の構成を示す断面図である。
【0012】図1において、流動層造粒装置1は、底部
から順に吸気側筐体10と、コンテナー20と、固定筐
体30と、排気側筐体40とが積み上げられるように構
成されている。吸気側筐体10には吸気ダクト11が設
けられており、別に設けられたブロワー(図示せず)に
より発生された空気流が導入される。吸気側筐体10は
垂直方向に伸縮可能であり、内部に昇降装置12が設け
られている。コンテナー20は取り外し可能であり、昇
降装置12により垂直方向に上下され、交換可能であ
る。コンテナー20の底部にはスクリーン21が設けら
れている。スクリーン21は空気流は通すけれども材料
粉末2は通さない(すなわち、スクリーン21の隙間か
ら材料粉末2が落下しない)ように構成されている。コ
ンテナー20と固定筐体30とで造粒槽1aを構成し、
コンテナー20は材料粉末の供給及び造粒された粒剤の
取り出しに用いられる。固定筐体30の内部には、でん
ぷん等の糊状物の水溶液を霧状に噴射(噴霧)するため
の1又は2以上のスプレーノズル31が設けられてい
る。
【0013】固定筐体30と排気側筐体40との間、す
なわち、造粒槽1aの上部には、材料粉末2や造粒中の
中間体粒子が造粒槽1aの外部に排出されるのを防止す
るためのろ過フィルター50が設けられている。ろ過フ
ィルター50はろ過面積を大きくするために、複数の筒
状(又は袋状)フィルター部51aと、各筒状フィルタ
ー部51の開口部間を塞ぐための略平面的な平面フィル
ター部51bとで構成されている。ろ過フィルター50
は筒状を特徴とするため、バグフィルター(bagfilter)
とも称される。ろ過フィルター50の材料としては、ポ
リエステル織物等を用いる。ろ過フィルター50の直径
が1〜2mのもので、筒状フィルター部51aは30〜
60本程度設けられている。ろ過フィルター50の周辺
部は、固定筐体30と排気側筐体40との結合部分に挟
み込まれ、隙間なく固定されている。
【0014】ろ過フィルター50の各筒状フィルター部
51aの頂上部にはカラビナ(carbine)52がそれぞれ
設けられており、カラビナ52を介して吊り環41に吊
り下げられている。排気側筐体40の天井部には、リン
ク機構及び油圧シリンダー又はエアーシリンダー等で構
成されたシェイキング機構(叩き機構)42が設けられ
ている。シェイキング機構42は吊り環41に連結され
ている。排気側筐体40には、さらに排出ダクト43が
設けられており、ろ過フィルター50を透過した空気流
は排出ダクト43の開口部43aを通って外部に排出さ
れる。排気側筐体40の内部において、排出ダクト43
でかつ壁面40aの近傍には複数(図1では6本を例示
する)の吸引ノズル61が設けられている。吸引ノズル
61の先端の吸引開口部61aは、図2及び図3に示す
ように、ろ過フィルター50の排出側(平面フィルター
部51b)表面にほぼ垂直になるように形成されてい
る。各吸引ノズルの他端は捕集装置60に接続されてい
る。なお、吸引ノズル61は、例えばシリコンゴム等の
柔軟製材料で作成されている。また、捕集装置60は、
図1に示すような吸気側筐体10の近傍の他、任意の場
所に設置し得る。
【0015】図4に示すように、捕集装置60は、内筒
62と外筒63、及びこれらの間に設けられた所定のメ
ッシュ値を有する捕集スクリーン64等で構成されてい
る。内筒62のフランジ部には吸引ノズル61の他端部
が接続され、また外筒63は吸気装置(又はブロワーの
吸気側)に接続されている。そのため吸引ノズル61
は、常時一定の負圧で吸引される。内筒62の内部62
a及び外筒63の内部63aにはそれぞれ圧力センサー
66及び67が設けられ、内筒62の内部62aと外筒
63の内部63a内部の圧力差を検出する。また、内筒
62のフランジ部には、捕集スクリーン64を清掃する
ための清掃用空気を吸引するための開口部65が設けら
れている。一般に、流動層造粒装置1により造粒する粒
剤の粒径は、200〜800μm程度の範囲内で様々で
ある。そのため、目的とする粒剤の粒径に応じて捕集ス
クリーン64を様々なメッシュ値を有するものと交換で
きるように構成されている。具体的には、図4に示す捕
集装置60では、内筒62と外筒63とが分離可能であ
り、内筒62と外筒63との間に捕集スクリーン64を
挟み込む構造である。内筒62の端面を傾斜させ、かつ
傾斜角の異なる内筒62を複数用意することにより、捕
集スクリーン64の捕集面積を任意に選択することがで
きる。
【0016】次に、この実施例の動作を説明する。吸気
ダクト11から吸気側筐体10及びスクリーン21を経
て空気流を造粒槽1aに導入すると、造粒槽1a内の材
料粉末2が巻き上げられ、煙状になる。この巻き上げら
れた材料粉末2に対し、でんぷん等の糊状物の水溶液を
霧状に噴射すると、水溶液をバインダーとして材料粉末
2どうしが付着する。常時材料粉末2を巻き上げた状態
で、水溶液の噴射を繰り返すと、材料粉末2の粒径が徐
々に大きくなり、最終的に粒剤に成長する。成長途中の
中間体粒子は成長するにつれ重量を増すため、ろ過フィ
ルター50の高さまでは巻き上げられないが、材料粉末
の状態では空気流と共にろ過フィルター50の高さまで
上昇し、ろ過フィルター50に衝突する。ろ過フィルタ
ー50のメッシュよりも小さい粒子はろ過フィルター5
0を透過し、空気流と共に排気ダクト43から外部に排
出される。ろ過フィルター50のメッシュよりも小さい
粒子が排気ダクト43から装置外部へ排出されることは
不可避であり、正常な状態である。一方、ろ過フィルタ
ー50のメッシュよりも大きい粒子はろ過フィルター5
0に付着する。粒子の付着量が多くなると、ろ過フィル
ター50を目詰りの状態にさせ、空気流の排出効率を低
下させる。そこで、所定時間ごとに造粒を停止し、シェ
イキング機構42を駆動して吊り環41を所定回数上下
動させ、ろ過フィルター50をシェイキングし、ろ過フ
ィルター50に付着した粒子を叩き落とす。シェイキン
グの間隔及び回数としては、例えば1〜2分ごとに10
秒間に5回程度、吊り環41を上下させる。吊り環41
の上下するストロークは40〜50cm程度である。
【0017】吊り環41を繰り返し上下動させると、そ
れに伴って、ろ過フィルター50の筒状フィルター部5
1aも繰り返し折り畳まれる。そのため、ろ過フィルタ
ー50の縫い目部分の糸が切断されたり、折り畳まれた
部分の生地が疲労し、その部分が破損する場合がある。
ろ過フィルター50が破損すると、その破損部分から材
料粉末と共に中間体粒子が排気側筐体40の内部に進入
する。材料粉末は空気流と共に排気ダクト43から装置
の外部へ排出されるが、中間体粒子は比較的重いため、
排気側筐体40の底部、すなわち、ろ過フィルター50
の排気系側表面上に落下する。空気流は排気ダクト43
に向かって流れているため、中間体粒子は慣性力により
排気ダクト43方向の運動成分を有し、ろ過フィルター
50の排気系側表面に落下後もその上を転動し、排気ダ
クト43の近傍に多く堆積する。
【0018】排気ダクト43の近傍には吸引ノズル61
が設けられており、吸引ノズル61は常時吸気されてい
るため、図3に示すように、排気ダクト43の近傍に堆
積した中間体粒子3は吸引ノズル61に吸引される。吸
引ノズル61に吸引された中間体粒子3は、図4に示す
捕集装置60の捕集スクリーン64に衝突し、捕集スク
リーン64のメッシュよりも大きな中間体粒子は捕集ス
クリーン64上に堆積する。捕集スクリーン64上に一
定量の中間体粒子が堆積すると、捕集スクリーン64は
目詰り状態となり、捕集スクリーン64を境界として、
内筒62の内部62aと、外筒63の内部63aとの間
に圧力差が生じる。内筒62の内部62a及び外筒63
の内部63aの圧力を、それぞれ圧力センサー66及び
67で測定し、圧力差を求める。圧力差が発生した時点
で、捕集スクリーン64に中間体粒子が堆積したことが
判明し、同時にろ過フィルター50が破損したことが判
明する。
【0019】一般に、吸引ノズル61により、ろ過スク
リーン50の下流側表面の空気を吸引すると、ろ過スク
リーン50上に堆積した中間体粒子3だけでなく、ろ過
フィルター50の材料である繊維の屑や粒径の小さい材
料粉末等も同時に吸引される。もし、繊維屑等が捕集ス
クリーン64に付着すると、実質的に捕集スクリーン6
4のメッシュを狭くすることになり、本来捕集スクリー
ン64を通過するべき材料粉末等も捕集スクリーン64
上に堆積する。これをそのまま放置すると、捕集スクリ
ーン64を境界として、空気流の上流側と下流側、すな
わち、内筒62の内部62aと外筒63の内部63aと
で圧力差が生じる。圧力センサー66及び67は、この
圧力差を検出し、ろ過フィルター50が破損していない
にもかかわらず、ろ過フィルター50が破損したものと
誤って判断してしまう。しかし、内筒62に設けたスク
リーン清掃用空気取入れ口65から、吸引ノズル61を
吸引する時の負圧により、スクリーン清掃用の空気を自
動的に吸引することにより、内筒62の内部で乱気流が
発生する。この乱気流により、捕集スクリーン64近傍
の空気は常時撹拌された状態となり、繊維屑等が捕集ス
クリーン64に付着することはない。また、仮に繊維屑
等が捕集スクリーン64に付着したとしても、この乱気
流により、捕集スクリーン64から離され、捕集スクリ
ーン64のメッシュから外部へ排出される。その結果、
誤ってろ過フィルター50が破損したものと判断するこ
とはない。
【0020】なお、スクリーン清掃用の空気の導入量が
多い場合、捕集スクリーン64上に堆積した中間体粒子
が捕集スクリーン64のメッシュ部分で粉砕され、捕集
スクリーン64を通過してしまう場合がある。また、ス
クリーン清掃用の空気の導入量が少ない場合、本来捕集
スクリーン64を通過しなければならない材料粉末等の
粒径の小さい粒子も捕集スクリーン64上に堆積し、捕
集スクリーン64を目詰り状態にする場合がある。従っ
て、スクリーン清掃用の空気の導入量を調整するべく、
空気取入れ口65はその開口面積を調整できるようにし
ておくことが望ましい。
【0021】また、シェイキング機構42により吊り環
41を上下させ、ろ過フィルター50をシェイキングす
る際、造粒槽1a内における造粒を停止する、すなわち
造粒槽1aに対する送風を停止すると、ろ過フィルター
50の表面に堆積した中間体粒子は排気ダクト43から
は排出されず、その大部分が吸引ノズル61に吸引され
る。同時に、ろ過フィルター50のシェイキングによ
り、ろ過フィルター50の下流側表面に堆積した中間体
粒子に運動エネルギーが加えられ、中間体粒子の動きが
活発になり、吸引ノズル61により吸引される確率が高
くなる。その結果、短時間に捕集スクリーン64上に中
間体粒子が堆積し、ろ過フィルター50の破損発生後短
時間のうちに破損を検出することができる。
【0022】なお、上記実施例では、図1に示したよう
に、吸引ノズル61を排気側筐体40の天井部を貫通さ
せるように設けた例を示したが、図5に示すように排気
側筐体40の側壁に枝管を設け、この枝管部を貫通する
ように吸引ノズル61を設けてもよい。このような構成
にすることにより、流動層造粒装置1の全体の高さを低
くしたり、吸引ノズル61の長さを短くすることができ
る。
【0023】また、上記実施例では、ろ過フィルター破
損検出装置及びろ過フィルター破損検出方法を流動層造
粒装置に応用した例について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、気体中に含まれる粒子をろ過するた
めのろ過フィルターであれば、いかなる用途のものにも
応用することができることは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明のろ過フィルター
破損検出装置又は流動層造粒装置によれば、ろ過フィル
ターに対する空気流の下流側、例えば排気ダクト近傍
に、常時所定の負圧によりろ過フィルターを透過した空
気を吸引する1又は2以上の吸引手段を設け、吸引手段
により吸引された空気を粒子捕集手段により篩過し、吸
引された空気中に含まれる所定の大きさ以上の粒子が粒
子捕集手段に堆積したことを検出手段により検出するよ
うに構成したので、ろ過フィルターが破損し、破損部分
からろ過フィルターによりろ過されるべき粒子がろ過フ
ィルターに対する空気流の下流側に進入した場合、粒子
は吸引手段により吸引され、粒子捕集手段に堆積し、検
出手段によりその堆積が検出される。その結果、ろ過フ
ィルターの破損発生後、すみやかにろ過フィルターの破
損を知ることができ、ろ過フィルターが破損したまま流
動層造粒装置の運転を続けることを防止することができ
る。また、造粒中の中間体粒子が排気と共に流動層造粒
装置の外部へ排出されてしまうこともなく、外部環境を
汚染したり、完成した粒剤の収量が少なくなることもな
い。さらに、完成した粒剤の成分が目標値と大きく異な
ることもない。
【0025】ろ過フィルターを、下流側表面が上になる
ように略水平に設けることにより、破損部分から侵入し
た中間体粒子はろ過フィルターの空気流の下流側表面に
堆積する。そのため、ろ過フィルターをシェイキングす
る際、中間体粒子の運動が活発になり、吸引手段により
吸引される確率が高くなる。
【0026】また、ろ過フィルターの少なくとも一部分
を筒状としたので、ろ過フィルターの表面積が増加し、
ろ過フィルターをシェイキングする回数を少なくするこ
とができ、ろ過フィルターが破損しにくくなる。また、
吸引手段の吸引開口をろ過フィルターの下流側表面に対
して略垂直となるように構成したので、吸引開口部のろ
過フィルター表面への吸い付きを防止することができ
る。また、粒子捕集手段を所定のメッシュ値を有するス
クリーンを具備するように構成したので、任意の大きさ
の粒子に対応して篩過することができる。また、スクリ
ーンは分離可能な内筒及び外筒との間に挟持されるよう
に構成したので、篩過すべき粒子の大きさに対応してメ
ッシュ値の異なるものと交換することができる。また、
粒子捕集手段はスクリーン清掃用空気取入れ口を具備す
るように構成したので、スクリーンに付着した繊維屑等
を除去することができ、本来粒子捕集手段を透過するべ
き他の粒子等の付着による誤検出を防止することができ
る。また、検出手段は、スクリーンに対する空気流の上
流側と下流側の圧力差をセンサーを用いて検出するよう
に構成したので、マイクロコンピュータ等で構成された
制御装置等と組合わせることが容易であり、検出の自動
化及び常時無人監視体制を取ることができる。また、所
定時間ごとにろ過フィルターによるろ過を停止し、ろ過
フィルターを所定回数シェイキングし、ろ過フィルター
に付着した粒子を叩き落とすためのシェイキング手段を
具備するように構成したので、ろ過フィルターの表面に
堆積した中間体粒子は排気ダクトからは排出されず、そ
の大部分が吸引手段に吸引される。その結果、短時間に
粒子捕集手段に中間体粒子が堆積し、ろ過フィルターの
破損発生後短時間のうちに破損を検出することができ
る。
【0027】また、本発明のろ過フィルター破損検出方
法によれば、ろ過フィルターの下流側のろ過フィルター
表面近傍の空気を常時所定の負圧で吸引し、吸引された
空気を所定のメッシュ値のスクリーンで篩過し、吸引さ
れた空気に所定の大きさ以上の粒子が含まれていた場合
にスクリーン上に粒子が堆積したことを検出するように
構成したので、ろ過フィルターが破損し、破損部分から
ろ過フィルターによりろ過されるべき粒子がろ過フィル
ターに対する空気流の下流側に進入した場合、粒子は吸
引手段により吸引され、粒子捕集手段に堆積し、検出手
段によりその堆積が検出される。その結果、ろ過フィル
ターの破損発生後、すみやかにろ過フィルターの破損を
知ることができ、ろ過フィルターが破損したまま流動層
造粒装置の運転を続けることを防止することができる。
また、造粒中の中間体粒子が排気と共に流動層造粒装置
の外部へ排出されてしまうこともなく、外部環境を汚染
したり、完成した顆粒剤の収量が少なくなることもな
い。さらに、完成した顆粒剤の成分が目標値と大きく異
なることもない。
【0028】また、スクリーンに粒子が堆積したことに
より、スクリーンに対する空気流の上流側と下流側との
間に生じる圧力差を検出するように構成したので、圧力
センサー及びマイクロコンピュータ等で構成された制御
装置等と組合わせることが容易であり、検出の自動化及
び常時無人監視体制を取ることができる。また、所定時
間ごとにろ過フィルターによるろ過を停止し、ろ過フィ
ルターを所定回数叩くように構成したので、ろ過フィル
ターの表面に堆積した中間体粒子は排気ダクトからは排
出されず、その大部分が吸引手段に吸引される。その結
果、短時間に粒子捕集手段に中間体粒子が堆積し、ろ過
フィルターの破損発生とほぼ同時に破損を検出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のろ過フィルター破損検出装置、ろ過フ
ィルター破損検出方法及びそれらを応用した流動層造粒
装置の好適な一実施例を示す斜視図
【図2】ろ過フィルターと吸引開口部の要部の拡大斜視
【図3】図2に示すろ過フィルターと吸引開口部の要部
の側面図
【図4】捕集装置60の構成を示す断面図
【図5】吸引ノズル61の取り付け構造の別の実施例を
示す断面図
【符号の説明】
1 :流動層造粒装置 2 :材料粉末 3 :中間体粒子 10 :吸引側筐体 11 :吸引ダクト 12 :昇降装置 20 :コンテナー 21 :スクリーン 30 :固定筐体 31 :スプレーノズル 32 :水溶液 40 :排気側筐体 40a:排気側筐体壁面 41 :吊り環 42 :シェイキング機構 43 :排気ダクト 43a:排気ダクト開口 50 :ろ過フィルター 51a:筒状フィルター部 51b:平面フィルター部 52 :カラビナ 60 :捕集装置 61 :吸引ノズル 62 :内筒 62a:内筒の内部 63 :外筒 63a:外筒の内部 64 :捕集フィルター 65 :空気取入れ口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01N 15/08 G01N 15/08 A (72)発明者 六車 嘉貢 兵庫県神戸市北区泉台4丁目1番地の4 (56)参考文献 実開 平5−63635(JP,U) 実開 平1−84717(JP,U) 実開 昭49−56567(JP,U) 実開 昭56−54922(JP,U) 実開 昭55−147814(JP,U) 実開 昭61−187219(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/42 B01D 35/14 B01D 46/02 B01J 2/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ろ過フィルターに対する空気流の下流側
    に設けられ、常時所定の負圧により前記ろ過フィルター
    を透過した空気を吸引する1又は2以上の吸引手段と、 前記吸引手段により吸引された空気を篩過し、吸引され
    た空気中に含まれる所定の大きさ以上の粒子を捕集する
    粒子捕集手段と、 前記粒子捕集手段に粒子が堆積したことを検出する検出
    手段とを具備するろ過フィルター破損検出装置であっ
    て、 前記ろ過フィルターは、下流側表面が上になるように略
    水平に設けられ、 前記吸引手段の吸引開口は、前記ろ過フィルターの下流
    側表面に対して略垂直となるように設けられ、 前記粒子捕集手段は所定のメッシュ値を有するスクリー
    ンを具備し、 前記スクリーンは分離可能な内筒及び外筒との間に挟持
    され、交換可能であり、 前記粒子捕集手段は前記スクリーン清掃用空気取入れ口
    を具備し、 所定時間ごとに前記ろ過フィルターによるろ過を停止
    し、前記ろ過フィルターを所定回数シェイキングし、前
    記ろ過フィルターに付着した粒子を叩き落とすためのシ
    ェイキング手段を具備するろ過フィルター破損検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ろ過フィルターは少なくとも一部分
    が筒状である請求項1に記載のろ過フィルター破損検出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記スクリーンに対す
    る空気流の上流側と下流側の圧力差を検出するセンサー
    である請求項1又は2に記載のろ過フィルター破損検出
    装置。
  4. 【請求項4】 造粒槽内部において、材料粉末に造粒槽
    の下方から圧縮空気を吹きつけて材料粉末を巻き上げ、
    その状態で水溶液を噴霧し、材料粉末どうしを付着さ
    せ、徐々に粒子を成長させる流動層造粒装置であって、 前記造粒槽の上部に設けられた排気ダクトと、 前記造粒槽の上部でかつ前記排気ダクトに対して空気流
    の上流側に設けられたろ過フィルターと、 前記排気ダクト近傍でかつ前記ろ過フィルターに対する
    空気流の下流側に設けられ常時所定の負圧で前記ろ過フ
    ィルターの下流側表面近傍の空気を吸引する1又は2以
    上の吸引手段と、 前記吸引手段により吸引された空気を篩過し、吸引され
    た空気中に含まれている所定の大きさ以上の粒子を捕集
    する粒子捕集手段と、 前記粒子捕集手段に粒子が堆積したことを検出する検出
    手段とを具備する流動層造粒装置であって、 前記ろ過フィルターは、下流側表面が上になるように略
    水平に設けられ、 前記吸引手段の吸引開口は前記ろ過フィルターの下流側
    表面に対して略垂直となるように設けられ、 前記粒子捕集手段は所定のメッシュ値を有するスクリー
    ンを具備し、 前記スクリーンは分離可能な内筒及び外筒との間に挟持
    され、交換可能であり、 前記粒子捕集手段は前記スクリーン清掃用空気取入れ口
    を具備し、 所定時間ごとに前記ろ過フィルターによるろ過を停止
    し、前記ろ過フィルターを所定回数シェイキングし、前
    記ろ過フィルターに付着した粒子を叩き落とすためのシ
    ェイキング手段を具備する流動層造粒装置。
  5. 【請求項5】 前記ろ過フィルターは少なくとも一部分
    が筒状である請求項4に記載の流動層造粒装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、前記スクリーンに対す
    る空気流の上流側と下流側の圧力差を検出するセンサー
    である請求項4又は5に記載の流動層造粒装置。
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