JP3337147B2 - 燃料フィルタ組立体 - Google Patents
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- B01D—SEPARATION
- B01D29/00—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
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- B01D29/90—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor having feed or discharge devices for feeding
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-
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- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概ね液体を濾過し分離
するための装置に係る。一層詳細には、本発明は、内燃
エンジンの燃料供給系の燃料から外来粒子を除去し水を
分離するための燃料フィルタに係る。
するための装置に係る。一層詳細には、本発明は、内燃
エンジンの燃料供給系の燃料から外来粒子を除去し水を
分離するための燃料フィルタに係る。
【0002】ディーゼル燃料の供給に関して、高い基準
にて質的制御がなされていないので、ディーゼルエンジ
ンの燃料供給装置に於て効果的な燃料フィルタが組込ま
れなければならない。ディーゼル燃料は、相当量の摩耗
性粒子及び水を含んでいるのが普通である。摩耗性粒子
は、燃料噴射ポンプの構成要素へ恒久的な損傷を与える
可能性を有している。また、摩耗性粒子は、燃料噴射ポ
ンプの高圧にて燃料を正確に計量し分配するという能力
を破壊することにより、ポンプの性能に悪影響を与え得
る。ディーゼル燃料供給系に於て水が存在すると、エン
ジンの構成要素の腐蝕を惹起し、凍結状態に於ては、燃
料噴射系の遮断、或いは又、可動要素の噛付きを生ずる
場合がある。
にて質的制御がなされていないので、ディーゼルエンジ
ンの燃料供給装置に於て効果的な燃料フィルタが組込ま
れなければならない。ディーゼル燃料は、相当量の摩耗
性粒子及び水を含んでいるのが普通である。摩耗性粒子
は、燃料噴射ポンプの構成要素へ恒久的な損傷を与える
可能性を有している。また、摩耗性粒子は、燃料噴射ポ
ンプの高圧にて燃料を正確に計量し分配するという能力
を破壊することにより、ポンプの性能に悪影響を与え得
る。ディーゼル燃料供給系に於て水が存在すると、エン
ジンの構成要素の腐蝕を惹起し、凍結状態に於ては、燃
料噴射系の遮断、或いは又、可動要素の噛付きを生ずる
場合がある。
【0003】通常、燃料フィルタは、フィルタが予め設
定された使用間隔毎に取換えられるディスポーザブル
(使い捨て)のフィルタカートリッジを採用している。
燃料フィルタの形状及び配置場所は、多種多様である。
幾つかの燃料フィルタの形状に於ては、ディスポーザブ
ルのカートリッジは、基台の下方にて直接に掛止され、
倒立した状態に置かれている。この型式の燃料フィルタ
をここでは倒立型燃料フィルタと呼ぶことにする。倒立
型燃料フィルタは、或る用途についての多くの機能的及
び寸法的な制限を満足するのであるが、多くの燃料フィ
ルタ、特にディスポーザブルカートリッジが基台の下方
にて懸垂されている倒立型燃料フィルタの共通の欠点
は、取換えを行う間に、相当量の燃料が基台から放出さ
れ、周囲に漏洩するということである。この燃料の漏洩
は安全性、潜在的な環境汚染及び技術者の安全及び衛生
の観点から望ましいものではない。また漏洩が生ずるこ
とにより製造及び処分の費用がかかることとなる。
定された使用間隔毎に取換えられるディスポーザブル
(使い捨て)のフィルタカートリッジを採用している。
燃料フィルタの形状及び配置場所は、多種多様である。
幾つかの燃料フィルタの形状に於ては、ディスポーザブ
ルのカートリッジは、基台の下方にて直接に掛止され、
倒立した状態に置かれている。この型式の燃料フィルタ
をここでは倒立型燃料フィルタと呼ぶことにする。倒立
型燃料フィルタは、或る用途についての多くの機能的及
び寸法的な制限を満足するのであるが、多くの燃料フィ
ルタ、特にディスポーザブルカートリッジが基台の下方
にて懸垂されている倒立型燃料フィルタの共通の欠点
は、取換えを行う間に、相当量の燃料が基台から放出さ
れ、周囲に漏洩するということである。この燃料の漏洩
は安全性、潜在的な環境汚染及び技術者の安全及び衛生
の観点から望ましいものではない。また漏洩が生ずるこ
とにより製造及び処分の費用がかかることとなる。
【0004】本発明の譲渡人に譲渡された米国特許第
5,017,285号に於て開示されている倒立型燃料
フィルタ組立体は、基台と、該基台の下方に直接に懸垂
されるディスポーザブルのフィルタカートリッジとを採
用している。カートリッジは、二段式フィルタ装置を含
み、燃料は、粒状物質を除去し、水滴を集めるべく第一
のフィルタ要素を軸方向に流れ、水の衝壁として機能す
る第二段のフィルタへ軸線方向に流れる。濾過された燃
料は、概ね軸線方向に基台へ戻り、基台にある出口通路
を介して排出される。カートリッジは、カートリッジの
ハウジングの周囲にあるロールシム構造に対して係合す
る螺刻された襟部によって、基台上へ保持されている。
基台は、さらに、一対の同心状になった軸線方向導管即
ちスリーブを含み、この導管は、ディスポーザブルカー
トリッジのシーリンググロメットによりシールされ、実
質的に基台とディスポーザブルカートリッジとの間の入
口導管及び出口導管として機能する。一つの実施例に於
て、集められた水は、カートリッジの底部に収集され、
排出コックを介して除去される。
5,017,285号に於て開示されている倒立型燃料
フィルタ組立体は、基台と、該基台の下方に直接に懸垂
されるディスポーザブルのフィルタカートリッジとを採
用している。カートリッジは、二段式フィルタ装置を含
み、燃料は、粒状物質を除去し、水滴を集めるべく第一
のフィルタ要素を軸方向に流れ、水の衝壁として機能す
る第二段のフィルタへ軸線方向に流れる。濾過された燃
料は、概ね軸線方向に基台へ戻り、基台にある出口通路
を介して排出される。カートリッジは、カートリッジの
ハウジングの周囲にあるロールシム構造に対して係合す
る螺刻された襟部によって、基台上へ保持されている。
基台は、さらに、一対の同心状になった軸線方向導管即
ちスリーブを含み、この導管は、ディスポーザブルカー
トリッジのシーリンググロメットによりシールされ、実
質的に基台とディスポーザブルカートリッジとの間の入
口導管及び出口導管として機能する。一つの実施例に於
て、集められた水は、カートリッジの底部に収集され、
排出コックを介して除去される。
【0005】
【発明の概要】端的に述べれば、一つの好ましい形態に
於ける本発明は、倒立型の燃料フィルタ組立体であっ
て、ディスポーザブルのフィルタカートリッジが基台の
下方に懸垂される。この倒立型燃料フィルタの改良点
は、カートリッジの取換えの際に、基台の内の過剰な燃
料が効果的にカートリッジにより捕捉され、燃料の漏洩
が効果的に低減されることである。
於ける本発明は、倒立型の燃料フィルタ組立体であっ
て、ディスポーザブルのフィルタカートリッジが基台の
下方に懸垂される。この倒立型燃料フィルタの改良点
は、カートリッジの取換えの際に、基台の内の過剰な燃
料が効果的にカートリッジにより捕捉され、燃料の漏洩
が効果的に低減されることである。
【0006】一つの実施例に於て、基台は、入口部び出
口部、第一及び第二の軸線方向導管を有し、これら導管
が基台とディスポーザブルのカートリッジの間を流体的
に連通する。プラグが基台内に配置され、第一の導管内
へ延在する。ディスポーザブルのカートリッジは、基台
から懸垂され、第一及び第二の導管に対してシールされ
るようになっており、これら導管は、部分的にカートリ
ッジに受入れられる。カートリッジは、燃料を濾過する
ための一つ若しくはそれ以上のフィルタ要素を含んでい
てよい。カートリッジを通る燃料の経路は、第一の導管
と、フィルタ要素と、第二の導管とを通過する。保持要
素がカートリッジを基台へ錠止するために用いられてい
る。プラグは、カートリッジが基台へ装着された際にカ
ートリッジ内の予め設定された体積を占有する。取換え
行うためにカートリッジが基台から軸線方向に外れる
際、重力により基台から放出される燃料の体積は、前記
の予め設定された体積よりも小さくなっている。基台か
ら放出された燃料は、実質的に軸線方向の導管を通過
し、ディスポーザブルカートリッジ内に捕捉される。こ
れは、カートリッジが、取換えられる際、即ち取外され
る際に、プラグの部分が除去されるので自由な空間が得
られることによる。流体を保持する環状部材がカートリ
ッジの上端に於ける種々の場所に設けられて、放出され
た燃料をカートリッジに保持し易くされていてよい。
口部、第一及び第二の軸線方向導管を有し、これら導管
が基台とディスポーザブルのカートリッジの間を流体的
に連通する。プラグが基台内に配置され、第一の導管内
へ延在する。ディスポーザブルのカートリッジは、基台
から懸垂され、第一及び第二の導管に対してシールされ
るようになっており、これら導管は、部分的にカートリ
ッジに受入れられる。カートリッジは、燃料を濾過する
ための一つ若しくはそれ以上のフィルタ要素を含んでい
てよい。カートリッジを通る燃料の経路は、第一の導管
と、フィルタ要素と、第二の導管とを通過する。保持要
素がカートリッジを基台へ錠止するために用いられてい
る。プラグは、カートリッジが基台へ装着された際にカ
ートリッジ内の予め設定された体積を占有する。取換え
行うためにカートリッジが基台から軸線方向に外れる
際、重力により基台から放出される燃料の体積は、前記
の予め設定された体積よりも小さくなっている。基台か
ら放出された燃料は、実質的に軸線方向の導管を通過
し、ディスポーザブルカートリッジ内に捕捉される。こ
れは、カートリッジが、取換えられる際、即ち取外され
る際に、プラグの部分が除去されるので自由な空間が得
られることによる。流体を保持する環状部材がカートリ
ッジの上端に於ける種々の場所に設けられて、放出され
た燃料をカートリッジに保持し易くされていてよい。
【0007】プラグは、複数個の実質的に放射方向に形
成されたスロットをなす通路と実質的に第一の導管の長
さ方向に延在する軸線方向軸とを有する基台を有する一
片の要素であってよい。プラグの上側部分は、基台の螺
刻された上側キャップにより郭定された空洞内に保持さ
れるようになっている。別の態様としては、かかる体積
のプラグ構造が、基台とカートリッジの間に於て燃料を
伝える軸線方向導管が比較的厚い壁構造を有するよう構
成することにより達成することもできる。
成されたスロットをなす通路と実質的に第一の導管の長
さ方向に延在する軸線方向軸とを有する基台を有する一
片の要素であってよい。プラグの上側部分は、基台の螺
刻された上側キャップにより郭定された空洞内に保持さ
れるようになっている。別の態様としては、かかる体積
のプラグ構造が、基台とカートリッジの間に於て燃料を
伝える軸線方向導管が比較的厚い壁構造を有するよう構
成することにより達成することもできる。
【0008】本発明の目的は、新しい改良された、カー
トリッジを乾いた状態、即ち周囲を濡らさない状態で交
換できる燃料フィルタ組立体を提供することである。
トリッジを乾いた状態、即ち周囲を濡らさない状態で交
換できる燃料フィルタ組立体を提供することである。
【0009】本発明のもう一つの目的は、新しい改良さ
れた燃料フィルタ組立体であって、取換え中に於て基台
から放出され得る過剰な燃料がディスポーザブルフィル
タカートリッジにより捕捉されるようになった燃料フィ
ルタ組立体を提供することである。
れた燃料フィルタ組立体であって、取換え中に於て基台
から放出され得る過剰な燃料がディスポーザブルフィル
タカートリッジにより捕捉されるようになった燃料フィ
ルタ組立体を提供することである。
【0010】本発明の更なる目的は、新しい改良された
倒立型燃料フィルタ組立体であって、ディスポーザブル
フィルタカートリッジの取換え中に於て燃料の漏洩を実
質的に低減する効果的な且廉価な構造を有する燃料フィ
ルタ組立体を提供することである。
倒立型燃料フィルタ組立体であって、ディスポーザブル
フィルタカートリッジの取換え中に於て燃料の漏洩を実
質的に低減する効果的な且廉価な構造を有する燃料フィ
ルタ組立体を提供することである。
【0011】本発明のその他の目的及び利点は、図面及
び以下の説明により明らかになるであろう。
び以下の説明により明らかになるであろう。
【0012】
【実施例】図面に於て同一の符号は同一の部分を示す。
図面を参照すると、本発明による燃料フィルタ組立体が
符号10にて概ね示されている。燃料フィルタ組立体1
0は基台12とディスポーザブルフィルタカートリッジ
14を含む。燃料フィルタ組立体は、特に、内燃エンジ
ン(図示せず)、例えばディーゼルエンジンの燃料供給
系に組込まれ、燃料から粒状物質を除去し且燃料から水
を分離するよう構成されている。基台12は、車輌のエ
ンジンヘッダ若しくはその他の固定された場所へ固定さ
れるよう装着される。基台は、ディスポーザブルフィル
タカートリッジ14の概ね上方に配置され、カートリッ
ジ14は、保持襟部16により安定に取付けられる。
図面を参照すると、本発明による燃料フィルタ組立体が
符号10にて概ね示されている。燃料フィルタ組立体1
0は基台12とディスポーザブルフィルタカートリッジ
14を含む。燃料フィルタ組立体は、特に、内燃エンジ
ン(図示せず)、例えばディーゼルエンジンの燃料供給
系に組込まれ、燃料から粒状物質を除去し且燃料から水
を分離するよう構成されている。基台12は、車輌のエ
ンジンヘッダ若しくはその他の固定された場所へ固定さ
れるよう装着される。基台は、ディスポーザブルフィル
タカートリッジ14の概ね上方に配置され、カートリッ
ジ14は、保持襟部16により安定に取付けられる。
【0013】基台12は、倒立型のカップ型容器をなし
ており、下方に、ディスポーザブルカートリッジの上側
部分を受入れるための受入れ空洞を郭定している。基台
内中央の段状軸線方向孔22は、細長いスリーブ状の導
管24と、それよりも短い長さの外側にて同心状にある
スリーブ型導管26とを密に受入れる。導管24及び2
6は、概ね同軸線方向に於て基台とディスポーザブルカ
ートリッジとを流体的に連通する。入口通路(図示せ
ず)が基体の上側部に形成され、第一の導管24により
郭定される通路を通して流体的に繋がっている。出口通
路(図示せず)が、基台の、反対側の上側部に形成さ
れ、第一の導管24及び第二の導管26の間に郭定され
る軸線方向の流体導管と外部とを流体的に連通する。基
台をエンジンのヘッダへ掛止するための一体に形成され
た突出ブラケット40が基台から横方向に突出してい
る。ブラケットは、一対の開口部(図示せず)を有し、
この開口部を介して固定用部材が装入される。
ており、下方に、ディスポーザブルカートリッジの上側
部分を受入れるための受入れ空洞を郭定している。基台
内中央の段状軸線方向孔22は、細長いスリーブ状の導
管24と、それよりも短い長さの外側にて同心状にある
スリーブ型導管26とを密に受入れる。導管24及び2
6は、概ね同軸線方向に於て基台とディスポーザブルカ
ートリッジとを流体的に連通する。入口通路(図示せ
ず)が基体の上側部に形成され、第一の導管24により
郭定される通路を通して流体的に繋がっている。出口通
路(図示せず)が、基台の、反対側の上側部に形成さ
れ、第一の導管24及び第二の導管26の間に郭定され
る軸線方向の流体導管と外部とを流体的に連通する。基
台をエンジンのヘッダへ掛止するための一体に形成され
た突出ブラケット40が基台から横方向に突出してい
る。ブラケットは、一対の開口部(図示せず)を有し、
この開口部を介して固定用部材が装入される。
【0014】基台の上側部分は、周縁に螺刻された表面
46を有する。端キャップ50が、表面46と相補的に
螺刻された内側表面52を含み、表面46上に螺着され
るようになっている。端キャップは、シールリング54
により基台の本体へ螺着されながらシールされ、基台の
上側空洞56への流体密接続をなす。
46を有する。端キャップ50が、表面46と相補的に
螺刻された内側表面52を含み、表面46上に螺着され
るようになっている。端キャップは、シールリング54
により基台の本体へ螺着されながらシールされ、基台の
上側空洞56への流体密接続をなす。
【0015】プラグ60が空洞内へ挿入され、第一の導
管24へ下方向に部分的に突出するよう配置される。プ
ラグは、端キャップ50と空洞を郭定する壁によりその
場所に保持される。プラグは、閉じた硬い末端を有する
軸線方向に突出したカラム62を有する。カラムの末端
部分は、以下に詳しく記載されるような予め設定された
体積を占有するような大きさである。周縁肩部64がカ
ラムの上部にて放射方向に突出し、空洞56の実質的な
部分を占有する。肩部64は、周縁円形リム66により
位置決めされる。リム66は、壁を郭定する空洞に係合
してプラグを中心に配置し、従ってプラグの突出してい
るカラム62は、概ね第一の導管24内にて同軸線上に
延在する。カラム62の直径は、第一の導管24の直径
よりも小さく、基台とカートリッジとの間にて流体的な
連通が許される。プラグのカラム62は、導管の全長に
亙り延在していてもよく、その下方端を越えて僅かに突
出していてもよい。プラグは、プラスチック若しくはそ
の他の適当な材料により形成されていてよく、硬い中空
の核を有していてもよい。肩部の上方の下側部分に於て
放射方向溝、即ち窪み68がカラムを囲む環状窪み69
から延在し、入口通路から第一の通路24への燃料の流
通を許す。環状窪み69は任意に設けられていてよい。
管24へ下方向に部分的に突出するよう配置される。プ
ラグは、端キャップ50と空洞を郭定する壁によりその
場所に保持される。プラグは、閉じた硬い末端を有する
軸線方向に突出したカラム62を有する。カラムの末端
部分は、以下に詳しく記載されるような予め設定された
体積を占有するような大きさである。周縁肩部64がカ
ラムの上部にて放射方向に突出し、空洞56の実質的な
部分を占有する。肩部64は、周縁円形リム66により
位置決めされる。リム66は、壁を郭定する空洞に係合
してプラグを中心に配置し、従ってプラグの突出してい
るカラム62は、概ね第一の導管24内にて同軸線上に
延在する。カラム62の直径は、第一の導管24の直径
よりも小さく、基台とカートリッジとの間にて流体的な
連通が許される。プラグのカラム62は、導管の全長に
亙り延在していてもよく、その下方端を越えて僅かに突
出していてもよい。プラグは、プラスチック若しくはそ
の他の適当な材料により形成されていてよく、硬い中空
の核を有していてもよい。肩部の上方の下側部分に於て
放射方向溝、即ち窪み68がカラムを囲む環状窪み69
から延在し、入口通路から第一の通路24への燃料の流
通を許す。環状窪み69は任意に設けられていてよい。
【0016】ディスポーザブルフィルタカートリッジ1
4は、缶型コンテナ70を含んでおり、これはカップ型
の金属からなる上側部分72と下側部分74とにより形
成されている。これらは周縁にあるロールシム80にっ
て接合されている。切頭されている上側部分72は、中
央に軸線方向の開口部を含むよう成形された部材でる。
該開口部に装着されたシーリンググロメット76が外側
導管26に対して直径方向にシールしている。上側部分
72の上側表面は、環状窪み77を形成するよう象られ
ている。
4は、缶型コンテナ70を含んでおり、これはカップ型
の金属からなる上側部分72と下側部分74とにより形
成されている。これらは周縁にあるロールシム80にっ
て接合されている。切頭されている上側部分72は、中
央に軸線方向の開口部を含むよう成形された部材でる。
該開口部に装着されたシーリンググロメット76が外側
導管26に対して直径方向にシールしている。上側部分
72の上側表面は、環状窪み77を形成するよう象られ
ている。
【0017】連続的な扇形をなす第一及び第二のついた
形状を有する第二のフィルタ要素78が上側部分72内
に梱包されている。第二の要素78の下方端は、中央に
開口部を有する中間板81に係合している。第二のシー
リンググロメット84が中間板の開口部に装着され、第
一の導管24に対して直径方向にシールしている。ま
た、連続的な扇形状の形状を有する、第一のフィルタ要
素86が、中間板の下側に係合する。中間板は、周縁
に、フィルタ要素78及び86に係合するための一対の
係合用構造と成る複数の屈曲部分を有する。第一の要素
の下方は、上方に曲った周縁フランジを有する下板88
により保持されている。第一の要素は下側部分74内に
梱包されている。液溜め90が下側部分の底部に形成さ
れ、燃料から集められた水を収集する。排出コック92
が水を排出するべくカートリッジの下側部分内に配置さ
れている。
形状を有する第二のフィルタ要素78が上側部分72内
に梱包されている。第二の要素78の下方端は、中央に
開口部を有する中間板81に係合している。第二のシー
リンググロメット84が中間板の開口部に装着され、第
一の導管24に対して直径方向にシールしている。ま
た、連続的な扇形状の形状を有する、第一のフィルタ要
素86が、中間板の下側に係合する。中間板は、周縁
に、フィルタ要素78及び86に係合するための一対の
係合用構造と成る複数の屈曲部分を有する。第一の要素
の下方は、上方に曲った周縁フランジを有する下板88
により保持されている。第一の要素は下側部分74内に
梱包されている。液溜め90が下側部分の底部に形成さ
れ、燃料から集められた水を収集する。排出コック92
が水を排出するべくカートリッジの下側部分内に配置さ
れている。
【0018】カートリッジは、環状窪み94を含む。環
状窪み94は、ロールシム80に隣接して内側に配置さ
れている。窪みは、一つ若しくはそれ以上のスロットを
郭定しており、これらのスロットは、基台の端部から突
出する相補的な鍵部98を受入れる。螺刻された保持襟
部16は、ロールシム80に固定的に安定に係合するリ
ム状肩部100を含んでいる。襟部は、ディスポーザブ
ルのカートリッジを基台へ固定するべく、基台へ螺着さ
れる。ダストシール102が保持襟部上端と基台の環状
シーリング肩部との間に介在されていてよい。
状窪み94は、ロールシム80に隣接して内側に配置さ
れている。窪みは、一つ若しくはそれ以上のスロットを
郭定しており、これらのスロットは、基台の端部から突
出する相補的な鍵部98を受入れる。螺刻された保持襟
部16は、ロールシム80に固定的に安定に係合するリ
ム状肩部100を含んでいる。襟部は、ディスポーザブ
ルのカートリッジを基台へ固定するべく、基台へ螺着さ
れる。ダストシール102が保持襟部上端と基台の環状
シーリング肩部との間に介在されていてよい。
【0019】図3に於て、ディスポーザブルフィルタカ
ートリッジが基台へ錠止されるとプラグは、ディスポー
ザブルカートリッジ14内にて体積V1を占有する。さ
らに、導管24及び26はより小さい体積V2及びV3
を各々占有する。カートリッジが基台から軸線方向に取
外されると、プラグ部分の体積V1及び導管部分の体積
V2及びV3とがなくなるため、実質的にVF=V1+
V2+V3の体積分が空くこととなる。カートリッジが
軸線方向に取外されると、基台内に残っている燃料は、
導管24及び26を介してカートリッジのコンテナ内へ
排出し、実質的にカートリッジに捕捉される。プラグ6
0は、好ましくは、カートリッジの取換え中に於て重力
の作用により基台から放出される燃料の体積Vdが体積
V1よりも小さく、従って合せた自由な体積VFよりも
小さくなるような大きさに形成されている。また、環状
窪み77及び94は、排出される燃料を保持することを
助けることもできる。その結果、ディスポーザブルカー
トリッジの取換え即ち基台からの取外しは、実質的に基
台から流れ出る燃料の全てが効果的に取外されるディス
ポーザブルカートリッジに捕捉されながら本質的に乾燥
した状態で変更される態様にて達成される。
ートリッジが基台へ錠止されるとプラグは、ディスポー
ザブルカートリッジ14内にて体積V1を占有する。さ
らに、導管24及び26はより小さい体積V2及びV3
を各々占有する。カートリッジが基台から軸線方向に取
外されると、プラグ部分の体積V1及び導管部分の体積
V2及びV3とがなくなるため、実質的にVF=V1+
V2+V3の体積分が空くこととなる。カートリッジが
軸線方向に取外されると、基台内に残っている燃料は、
導管24及び26を介してカートリッジのコンテナ内へ
排出し、実質的にカートリッジに捕捉される。プラグ6
0は、好ましくは、カートリッジの取換え中に於て重力
の作用により基台から放出される燃料の体積Vdが体積
V1よりも小さく、従って合せた自由な体積VFよりも
小さくなるような大きさに形成されている。また、環状
窪み77及び94は、排出される燃料を保持することを
助けることもできる。その結果、ディスポーザブルカー
トリッジの取換え即ち基台からの取外しは、実質的に基
台から流れ出る燃料の全てが効果的に取外されるディス
ポーザブルカートリッジに捕捉されながら本質的に乾燥
した状態で変更される態様にて達成される。
【0020】理解されることであるが、プラグ60は、
カートリッジが基台へ装着される際に実質的に体積を減
らす種々の形状を有していてよい。別の実施例(その他
のフィルタ組立体の構成要素に対して正確に寸法的に合
されて描かれていないが)に於ては、導管24がかなり
厚い壁を有していてもよく、或いはカートリッジが基台
へ装着された際にカートリッジ内に相当の体積を占有す
るライナを含んでいてもよい。従って、体積プラグは、
実質的に変型された軸線方向導管を含んでいてもよい。
更に、導管26は、相当に更に厚い壁を有するよう変型
されていてもよい。概して、導管24を通る流れの面積
は、好ましくは、導管の壁の均一な断面積或いはまたカ
ートリッジが基台へ装着された際にカートリッジ内に受
入れられるプラグの部分の断面積より小さいか若しくは
等しくなる。導管24及び26の壁の厚さが軸線方向の
体積プラグとして機能する中央の軸線方向の体積プラグ
の代わりに相当に増大されている実施例に於ては、VF
=V2+V3であり、導管24によって形成されカート
リッジ内に配置される内側通路の体積はV2+V3より
も小さいか若しくはそれに等しい。従って、カートリッ
ジが基台から取去られる際に空く体積VFは好ましく
は、通常の重力の作用により流れ出る、即ち放出される
基台内の燃料の体積Vdよりも大きい。
カートリッジが基台へ装着される際に実質的に体積を減
らす種々の形状を有していてよい。別の実施例(その他
のフィルタ組立体の構成要素に対して正確に寸法的に合
されて描かれていないが)に於ては、導管24がかなり
厚い壁を有していてもよく、或いはカートリッジが基台
へ装着された際にカートリッジ内に相当の体積を占有す
るライナを含んでいてもよい。従って、体積プラグは、
実質的に変型された軸線方向導管を含んでいてもよい。
更に、導管26は、相当に更に厚い壁を有するよう変型
されていてもよい。概して、導管24を通る流れの面積
は、好ましくは、導管の壁の均一な断面積或いはまたカ
ートリッジが基台へ装着された際にカートリッジ内に受
入れられるプラグの部分の断面積より小さいか若しくは
等しくなる。導管24及び26の壁の厚さが軸線方向の
体積プラグとして機能する中央の軸線方向の体積プラグ
の代わりに相当に増大されている実施例に於ては、VF
=V2+V3であり、導管24によって形成されカート
リッジ内に配置される内側通路の体積はV2+V3より
も小さいか若しくはそれに等しい。従って、カートリッ
ジが基台から取去られる際に空く体積VFは好ましく
は、通常の重力の作用により流れ出る、即ち放出される
基台内の燃料の体積Vdよりも大きい。
【0021】プラグは、好ましくはプラスチック若しく
はその他の適当な材料にて形成され、カートリッジ内へ
燃料が十分に流通することのできるような大きさに形成
される。プラグは、又、好ましくは自動的に中心に定ま
り、即ち自動的に位置決めする寸法に形成される。ここ
に示されている実施例では、プラグは、実質的に上側空
洞を貫通し、任意の加熱要素を装着するために採用され
る取り外し可能な端キャップにより固定される。
はその他の適当な材料にて形成され、カートリッジ内へ
燃料が十分に流通することのできるような大きさに形成
される。プラグは、又、好ましくは自動的に中心に定ま
り、即ち自動的に位置決めする寸法に形成される。ここ
に示されている実施例では、プラグは、実質的に上側空
洞を貫通し、任意の加熱要素を装着するために採用され
る取り外し可能な端キャップにより固定される。
【0022】以上の本発明の好ましい実施例は、例示の
目的のためのものであり、以上の説明は本発明を限定す
るものと見倣すべきものではない。従って、当業者にと
って本発明の要旨及び範囲を逸脱することなく種々の変
更、適用及びべつの態様がなされ得るであろう。
目的のためのものであり、以上の説明は本発明を限定す
るものと見倣すべきものではない。従って、当業者にと
って本発明の要旨及び範囲を逸脱することなく種々の変
更、適用及びべつの態様がなされ得るであろう。
【図1】本発明による燃料フィルタ装置の正面断面図。
【図2】図1のフィルタ装置に採用されている体積プラ
グの底面図。
グの底面図。
【図3】図1の燃料フィルタ装置の部分的に模式的に表
わした部分断面図であり、その基本的な操作を表わす分
解された状体を示す図。
わした部分断面図であり、その基本的な操作を表わす分
解された状体を示す図。
10…燃料フィルタ組立体 12…基台 14…フィルタカートリッジ 16…保持襟部 22…段状軸線方向穴 24…第一の導管 26…第二の導管 40…ブラケット 50…端キャップ 54…シールリング 56…上側空洞 60…プラグ 62…カラム 64…肩部 66…リム 68…窪み放射方向溝 69…環状窪み 70…コンテナ 72…上側部分 74…下側部分 76…シーリンググロメット 77…環状窪み 78…第二のフィルタ要素 80…ロールシム 81…中間板 84…第二のシーリンググロメット 86…第一のフィルタ要素 88…下板 90…液溜め 92…排出コック 94…環状窪み 98…鍵部 100…リム状肩部 102…ダストシール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 27/08 B01D 35/02 F02M 37/22
Claims (22)
- 【請求項1】燃料フィルタ組立体であって、 入口部と、出口部と、前記入口部及び前記出口部に各々
流体的に連通する第一及び第二の軸線方向導管と、前記
第一の導管内へ延在するプラグ手段とを含む基台手段
と、 前記基台手段から懸垂され該基台手段へ前記第一及び第
二の導管を介して流体的に連通しているフィルタカート
リッジ手段であって、燃料を濾過するための濾過手段を
有し、前記濾過手段が前記第一の導管から該濾過手段を
通る流路を通過する燃料を濾過し、前記プラグ手段の予
め設定された体積が前記カートリッジ手段が前記基台手
段へ装着された際に該カートリッジ手段内へ配置される
ようになっているフィルタカートリッジ手段と、 前記カートリッジ手段を前記基台手段へ錠止固定するた
めの保持手段とを含み、 前記保持手段が外され前記カートリッジ手段が前記基台
手段から軸線方向に取り外された際に重力の作用により
前記導管を通って前記基台手段から放出され得る燃料が
前記カートリッジ手段内へ捕捉できるようになっている
燃料フィルタ組立体。 - 【請求項2】請求項1による燃料フィルタ組立体であっ
て、前記プラグ手段が位置決め肩部と前記位置決め肩部
から突出したカラムを含んでいる燃料フィルタ組立体。 - 【請求項3】請求項2による燃料フィルタ組立体であっ
て、更に前記第一の導管と概ね同軸の関係にカラムを位
置決めするための位置決め手段を含んでいる燃料フィル
タ組立体。 - 【請求項4】請求項1による燃料フィルタ組立体であっ
て、前記プラグ手段が前記入口部と前記第一の導管との
間に通路を形成する窪みを郭定している燃料フィルタ組
立体。 - 【請求項5】請求項1による燃料フィルタ組立体であっ
て、更に、前記基台手段へ螺着可能な端キャップを含
み、該端キャップが部分的に空洞を郭定し、前記プラグ
手段が部分的に前記空洞を占有するよう構成された燃料
フィルタ組立体。 - 【請求項6】請求項2による燃料フィルタ組立体であっ
て、前記位置決め肩部の下側が概ね放射方向の溝を複数
個郭定している燃料フィルタ組立体。 - 【請求項7】請求項1による燃料フィルタ組立体であっ
て、前記カートリッジ手段が、前記基台手段へ装着され
た際に、前記第一及び第二の導管を囲繞するよう配置で
きるようになった窪んだ保持環状部材を郭定するよう形
成された端部分を有するハウジングを含んでいる燃料フ
ィルタ組立体。 - 【請求項8】請求項7による燃料フィルタ組立体であっ
て、更に、前記カートリッジ手段が前記基台手段へ装着
された際に前記第一及び第二の導管を囲繞するよう配置
することのできる第二の保持環状部材を含んでいる燃料
フィルタ組立体。 - 【請求項9】燃料フィルタ組立体であって、 空洞を郭定するための空洞郭定手段と、概ね軸線方向の
流体的連通をもたらすべく前記空洞と流体的に連通する
導管手段と、前記空洞内に配置され前記導管手段内へ少
なくとも部分的に延在するプラグ手段とを含む基台手段
と、 前記基台手段へ装着可能なフィルタカートリッジ手段で
あって、前記基台手段の下方に配置されるようになって
おり、前記導管手段を介して前記基台手段へ流体的に連
通し燃料を濾過するための濾過手段を有し、前記濾過手
段を通る流路に燃料が流れるように構成され、前記プラ
グ手段の予め設定された体積が、前記カートリッジ手段
が前記基台手段へ装着された際に該カートリッジ手段内
に配置されるようになっているカートリッジ手段と、 前記カートリッジ手段が前記基台手段から軸線方向に取
り外された際に、前記プラグ手段が前記カートリッジ手
段から引出され、該カートリッジ手段内に或る空間が郭
定され、重力の作用により前記基台手段から放出され得
る燃料が前記カートリッジ手段内へ落込み、該空間の一
部分を占有して、これにより燃料が保持されるようにな
っている燃料フィルタ組立体。 - 【請求項10】請求項9による燃料フィルタ組立体であ
って、前記プラグ手段が位置決め肩部と該位置決め肩部
から概ね鉛直方向に突出する中央カラムを含んでいる燃
料フィルタ組立体。 - 【請求項11】請求項10による燃料フィルタ組立体で
あって、前記位置決め肩部が、更に、前記導管に概ね同
軸の関係にて前記カラムを位置決めするための円形の位
置決めリムを含んでいる燃料フィルタ組立体。 - 【請求項12】請求項9による燃料フィルタ組立体であ
って、前記カートリッジ手段が、前記基台手段へ装着さ
れた際に前記導管を囲繞するよう配置できるようになっ
た窪んだ保持環状部材を郭定するよう形成された端部分
を有するハウジングを含んでいる燃料フィルタ組立体。 - 【請求項13】請求項10による燃料フィルタ組立体で
あって、前記位置決め肩部の下側が複数個の概ね放射方
向の溝を郭定している燃料フィルタ組立体。 - 【請求項14】燃料フィルタ組立体であって、 概ね軸線方向に延在するプラグ手段を含む基台手段と、 前記基台手段から懸垂されたフィルタカートリッジ手段
であって、該カートリッジ手段内にて第一の流れ面積を
有する軸線方向流路に沿って前記基台手段と流体的に連
通し、燃料を濾過するための濾過手段を含み、燃料が前
記濾過手段を通って流れるようになっており、プラグ手
段の予め選択された体積が、前記カートリッジ手段が前
記基台手段に装着された際に前記カートリッジ手段内に
配置され概ね均一な断面積を有し、前記第一の流れ面積
が前記断面積よりも小さいか少なくとも等しくなってい
るフィルタカートリッジ手段とを含み、 前記カートリッジ手段が前記基台手段から軸方向に取り
外され前記プラグ手段が前記カートリッジ手段から引抜
かれた際に少なくとも前記予め設定されたプラグ手段の
体積に等しい量だけ前記カートリッジ手段内に空間が増
大し、重力の作用により前記基台手段から放出され得る
燃料が前記カートリッジ手段により捕捉できるようにな
っている燃料フィルタ組立体。 - 【請求項15】請求項14による燃料フィルタ組立体で
あって、前記プラグ手段が位置決め肩部と前記位置決め
肩部から突出したカラムを含んでいる燃料フィルタ組立
体。 - 【請求項16】請求項14による燃料フィルタ組立体で
あって、前記基台手段が入口通路と第一の軸線方向導管
を郭定し、前記プラグ手段が、前記入口通路と前記第一
の導管との間に通路を形成する窪み部分を郭定している
燃料フィルタ組立体。 - 【請求項17】請求項14による燃料フィルタ組立体で
あって、前記基台手段へねじ付けられて装着可能となっ
ている端キャップ手段を含み、該端キャップ手段が部分
的に空洞を郭定し、前記プラグ手段が部分的に該空洞を
占有する燃料フィルタ組立体。 - 【請求項18】請求項15による燃料フィルタ組立体で
あって、前記位置決め肩部の下側が、前記カラムを囲繞
する環状窪み部と前記環状窪み部から続く概ね放射方向
の溝を複数個郭定している燃料フィルタ組立体。 - 【請求項19】請求項14による燃料フィルタ組立体で
あって、前記カートリッジ手段が、前記基台手段へ装着
された際に前記プラグ手段を囲繞するよう配置すること
のできる保持環状部材を郭定する上側頂板部分を有する
ハウジングを含んでいる燃料フィルタ組立体。 - 【請求項20】請求項18による燃料フィルタ組立体で
あって、三つの等角度に隔置された溝が存在している燃
料フィルタ組立体。 - 【請求項21】請求項15による燃料フィルタ組立体で
あって、前記プラグ手段が中心軸線周りについて対象で
ある燃料フィルタ組立体。 - 【請求項22】請求項14による燃料フィルタ組立体で
あって、前記流路が前記軸線方向導管により郭定され、
前記プラグ手段が前記導管を含んでいる燃料フィルタ組
立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US74587191A | 1991-08-16 | 1991-08-16 | |
US745871 | 1991-08-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05261211A JPH05261211A (ja) | 1993-10-12 |
JP3337147B2 true JP3337147B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=24998588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23902192A Expired - Fee Related JP3337147B2 (ja) | 1991-08-16 | 1992-08-14 | 燃料フィルタ組立体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5312546A (ja) |
EP (1) | EP0529782B1 (ja) |
JP (1) | JP3337147B2 (ja) |
DE (1) | DE69215795T2 (ja) |
ES (1) | ES2095410T3 (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6113781A (en) | 1993-09-15 | 2000-09-05 | Parker-Hannifin Corporation | Fuel filter with dual flow |
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