JP3335638B2 - 分与用弁と、別個の分離可能な輸送用内部シールとを有する蓋 - Google Patents

分与用弁と、別個の分離可能な輸送用内部シールとを有する蓋

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JP3335638B2
JP3335638B2 JP52276997A JP52276997A JP3335638B2 JP 3335638 B2 JP3335638 B2 JP 3335638B2 JP 52276997 A JP52276997 A JP 52276997A JP 52276997 A JP52276997 A JP 52276997A JP 3335638 B2 JP3335638 B2 JP 3335638B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、容器の蓋に関する。本発明は、容器が絞ら
れるときに容器から流体製品を分与するために開口し
て、圧搾圧力が解放されるときに自動的に閉鎖する弁を
有する圧搾型容器の分与用蓋に使用するのに特に好適で
ある。
本発明の背景および従来技術によって課される技術的問
題 分与用パッケージないし容器を含む種々なパッケージ
は、他の流体物質に対すると同様にシャンプー、ローシ
ョン等のような身体の保護製品に対して開発された。こ
れ等の種類の容器に対する蓋の一型式は、代表的に、容
器の開口部上に装着される可撓性自動閉鎖式スリット型
分与用弁を有している。この弁は、容器が絞られるとき
の容器内の増大する圧力に応答して流体の流通を可能に
するように開口する常態で閉鎖のオリフィスを画成する
1つのスリットまたは複数のスリットを有している。こ
の弁は、増大する圧力の除去の際に流体の流通を遮断す
るように自動的に閉鎖する。
蓋設計は、弁に対して提案され、例は、米国特許第5,
271,531号に示される。代表的に、蓋は、弁を受けるた
めの座を画成するように容器の首に装着されるベースを
有し、また、ベース内の座上に弁を保持するための保持
リングまたはハウジング構造を有している。
この蓋は、輸送の際、または容器が旅行のために詰め
込まれるとき(または容器が他の態様で使用されないと
き)弁を被うためのヒンジ付きキャップを備えてもよ
い。例えば、米国特許第5,271,531号の図31〜図34を参
照せよ。このキャップは、弁を清浄に維持可能および/
または弁を損傷から保護可能である。しかしながら、開
口されるときのキャップの存在は、或る用途における或
る使用者にとって好ましくないことがあり得る。
代表的に、キャップは、使用者によって最初に開口さ
れた後、開口されたままにすることが意図される。スリ
ット弁は、弁を開口させて容器の内容物の幾らかを分与
させるのに十分な力で容器が圧搾されなければ、または
圧搾されるまで、密封され閉鎖されたままである。
また、通常のキャップは、キャップが閉じられると
き、容器の加圧状態の下で弁を通る漏洩を防止するよう
に設計されてもよい。例えば、米国特許第5,271,531号
に開示されるキャップは、弁係合部材を有し、このキャ
ップは、弁係合部材が弁の開口をほぼ阻止するため(例
えば、輸送または保管の際に容器が衝撃力または圧搾力
を受けるとき)可撓性スリット型弁の外側に直接に作用
するように、閉鎖可能である。
或る消費者は、キャップ上の弁係合部材に注目し、キ
ャップが閉鎖されるときに弁の外部密封をキャップが如
何にして与えるかを理解する。従って、消費者は、彼等
が使用後にキャップを開口したままにするのではなくキ
ャップを常に閉鎖すべきであると考え得る。従って、消
費者は、通常の使用の際にキャップを開口したままにし
て自動閉鎖弁にのみ依存する便利さを享受し損う。従っ
て、輸送の際の過圧状態に対して密封可能であるが、弁
の外側に係合するための可視の特別な構造を有するキャ
ップを必要としない改良された蓋システムを提供するこ
とが望ましい。
過圧状態に対して閉鎖されるスリット型弁を密封する
ための外部キャップに対する必要性を排除することが何
故望ましいかは、他の理由が存在する。特に、製造上の
観点から、僅かな漏洩なしに過圧状態に対して閉鎖され
るスリット型弁をキャップが常に効果的に密封可能であ
る安価な大量生産の蓋を製造することは、困難であり得
る。キャップは、閉鎖される弁を保持するために弁の外
側に係合するように設計されるが、弁の内側面は、容器
内容物と、圧力とにさらされたままである。従って、容
器内容物は、依然として弁の内側面に対して押圧されて
接触可能である。或る場合には、設計および/または製
造公差に依存して、輸送の際の過圧状態によって弁のス
リットを通り閉鎖されるキャップに向って容器内容物の
或る小量の漏洩がそれにもかかわらず存在し得る。
更に、幾つかの蓋および弁の形状の場合に、閉鎖され
る弁の外側を保持可能なキャップを設計することは、商
業的に実施可能であり得ない。また、幾つかの用途で
は、輸送の際および倉庫の保管の際に、容器内容物と弁
の内側面との間の長期の接触を回避することは、望まし
いことであり得る(例えば、この長期の接触が弁材料に
僅かに有害な化学的または物理的な変化を生じ得る場合
に)。
従って、分与用弁に一層便利に使用可能でヒンジ付き
外側キャップに対する必要性を排除する改良された蓋シ
ステムを提供することは、望ましい。
輸送の際、または他の態様で所望のとき、弁が容器内
容物との接触から効果的に密閉可能である改良された蓋
を提供することも望ましい。
更に、蓋構成要素が蓋の製造の際に構成要素の組立て
に容易に適応するための改良されたシステムを備え得る
とすれば、有益である。
また、この改良された蓋が低減される製品不合格率を
伴う効率的な高品質の大量の製造技法に適応する設計を
備え得れば、望ましい。
更に、この改良された蓋は、通常のねじ山または噛込
み嵌合の取付け形状のような種々の通常の容器仕上げを
有する種々の通常の容器とその使用を有利に適応させる
べきである。
本発明は、上述の利点および特徴を有する設計に適応
可能な改良された蓋を提供する。
発明の要約 本発明によると、蓋は、容器の内部への開口部に対し
て設けられる。蓋は、容器が輸送されるか、または旅行
のために使用者によって詰め込まれるときに特に有用な
漏洩防止シールを与える。
本発明は、蓋シールが弁と容器内容物との間に配置可
能なため、分与用弁を有する蓋に使用するのに特に好適
である。これは、容器が使用するために準備されるま
で、弁が容器内のいづれかの液圧に露出されるのを防止
する。容器は、輸送の際および旅行のために詰め込まれ
るとき、確実に密封されたままである。シールシステム
が内部にあって使用者に可視ではないため、使用者は、
弁の作用を可能にするように容器を最初に開口すると、
次に、自動閉鎖弁の単独の作用による一層便利な分与の
ために容器を開口状態のままにすることが一層ありそう
である。
この蓋は、開口部において容器へ装着する本体を有し
ている。この本体は、開口部に連通する排出孔を画成す
る。
ハウジングは、降下位置と上昇位置との間を移動する
ように本体上に配置される。ハウジングは、本体排出孔
とハウジングの外部との間の連通を確立するための分与
通路を画成する。ハウジングは、それを通る流体を分与
するために開口して、流れを閉塞するために閉鎖するよ
うに、分与通路内に配置される分与用弁を有している。
また、このハウジングは、ハウジングが降下位置にあ
るときに弁の下方の分与通路への排出孔からの流れを阻
止するために弁と本体排出孔との間に閉塞部材あるいは
プラグを有している。しかしながら、流れは、ハウジン
グが上昇位置にあるとき、分与通路内に許容される。
ハウジングが降下位置にあるとき、分与用弁は、閉塞
部材によって容器内容物から効果的に密封される。これ
は、分与用弁が液圧を受けるのを防止する輸送または保
管の状態を確立する。蓋ハウジングが降下され密封保管
の位置にあるとき、容器は、旅行のために詰め込まれて
もよい。容器から内容物を分与することが再度所望のと
き、ハウジングは、上昇位置へ上昇される。次に、容器
は、容器内容物を分与するために弁を開口するように弁
の下方の容器内に十分な圧力を確立するために圧搾され
てもよい。
本発明の多数の利点および特徴は、請求の範囲および
添付図面による本発明の下記の詳細な説明によって容易
に明らかになる。
図面の簡単な説明 明細書の一部を形成する添付図面では、同様な符号が
図面の全体にわたって同様な部分を示すために使用さ
れ、 図1は、降下される閉鎖位置のハウジングと、所定の
位置の使い捨て式外部シールカバーとを備えて示される
本発明の蓋の第1実施例の斜視図であり、 図2は、図1に示される蓋の分解斜視図であり、ま
た、内部の詳細を示すために切除した部分をも示し、 図3は、図1に示される蓋の頂上の平面図であるが、
蓋は、外部シールカバーを除去して図3に示され、 図4は、図3の平面4−4にほぼ沿って取られる断面
図であり、 図5は、図3の平面5−5にほぼ沿って取られる断面
図であり、 図6は、図1に示される蓋の底面の平面図であり、 図7は、図3に類似する頂上の平面図であるが、図7
は、上昇される開口位置までほぼ360゜回転される蓋ハ
ウジングを示し、 図8は、図7の平面8−8にほぼ沿って取られる断面
図であり、 図9は、図7の平面9−9にほぼ沿って取られる断面
図であり、 図10は、降下される閉鎖位置のハウジングを備えてい
るが外部シールカバー無しで示される本発明の蓋の第2
実施例の斜視図であり、 図11は、図10に示される蓋の分解斜視図であり、図11
は、内部の詳細を示すために切除部分をも示し、 図12は、図10に示される蓋のハウジングシェルのみの
頂上の平面図であり、図12は、ハウジング弁と、ハウジ
ング弁ホルダーと、蓋本体とを省略し、 図13は、図12の平面13−13にほぼ沿って取られる断面
図であり、 図14は、図12の平面14−14にほぼ沿って取られる断面
図であり、 図15は、図13の平面15−15にほぼ沿って取られる底面
の平面図であり、 図16は、第2実施例の蓋の弁ホルダの斜視図であり、 図17は、図16に示される弁ホルダーの頂上の平面図で
あり、 図18は、図17の平面18−18にほぼ沿って取られる断面
図であり、 図19は、図17の平面19−19にほぼ沿って取られる側部
立面図であり、 図20は、図17の平面20−20にほぼ沿って取られる側部
立面図であり、 図21は、図18の平面21−21にほぼ沿って取られる底面
の平面図であり、 図22は、蓋の第2実施例の蓋本体の斜視図であり、 図23は、図22に示される蓋本体の頂上の平面図であ
り、 図24は、図23の平面24−24にほぼ沿って取られる断面
図であり、 図25は、図22に示される蓋本体の底面の平面図であ
り、 図26は、図10の斜視図において、図11の分解斜視図に
おいて示される蓋の組立てられる第2実施例の頂部平面
図であり、組立てられる蓋は、降下される閉鎖位置のハ
ウジングによって示され、 図27は、図26の平面27−27にほぼ沿って取られる断面
図であり、 図28は、図26の平面28−28にほぼ沿って取られる断面
図であり、 図29は、図27の平面29−29にほぼ沿って取られる組立
てられた蓋の底面の平面図であり、 図30は、図27に類似する断面図であるが、図30は、上
昇される開口位置の蓋ハウジングを示し、 図31は、図28に類似する図であるが、図31は、上昇さ
れる開口位置の蓋ハウジングを示し、 図32は、図29に類似する底面の平面図であるが、図32
は、図29に示される位置から約180゜回転され上昇され
た開口位置の蓋ハウジングを示す。
好適実施例の説明 本発明は、多くの異なる形状の実施例が可能である
が、本明細書および添付図面は、本発明の例としての或
る特定の形状のみを開示する。本発明は、このように記
載される実施例に制限されることを意図とせず、本発明
の範囲は、添付請求の範囲において指摘される。
説明を容易にするため、本発明の蓋は、種々な位置に
おいて記載され、上側、下側、水平等のような用語は、
これ等の位置に関連して使用される。しかしながら、蓋
構成要素は、記載されるもの以外の方位において製造さ
れて保管されてもよいことが理解される。
図面を参照すると、本発明の蓋の第1実施例は、図1
から図9までに示され、これ等の図の多くにおいて符号
40によって全体を示される。蓋40は、首43(図4)また
はその他の好適な構造によって形成される通常の口ない
し開口部41を有する容器42(図1,図4)のような容器上
に配置されるように構成される。首43は、代表的に円形
横断面形状を有しているが、容器42の本体は、例えば長
円形の横断面形状のような他の横断面形状を有してもよ
い。蓋40は、容器内容物に適合性の熱可塑性材料または
その他の材料から作られてもよい。
容器42は、蓋40が容器42の頂上にある図1に示される
方位において保管されて使用されてもよい。容器42は、
逆にした位置(図示せず)において常態で保管されても
よい。逆にした位置に保管されるとき、容器42は、支持
ベースとして蓋40を使用する。
容器42は、使用者によって把持可能で、蓋が開口され
るときに(下記において詳細に説明されるように)製品
を容器から絞り出すように容器内の内部圧力を増大する
ために圧縮可能である可撓性の単一壁または複数の壁を
有する圧搾可能な容器である。容器壁は、代表的に、十
分な固有の弾性エネルギを有し、従って、圧搾力が除去
されるとき、容器壁は、その常態の応力を受けない形状
へ戻る。
蓋40は、可動ハウジング39(図2)を装着するベース
ないし本体50を有している。ハウジング39は、外側シェ
ル44と、除去可能で使い捨てのシールカバー45と、弁46
と、弁ホルダー48とを含む。
図2、図4に示される第1実施例では、本体50は、蓋
本体50を容器42へ固定するために容器首43(図4)上の
ねじ山55のような好適な協働する装置に係合する通常の
ねじ山54またはその他の好適な装置(例えば通常の噛込
み式ビード(図示せず))を有する内側環状壁52を備え
ている。
環状内側壁52の頂部では、蓋本体は、容器首43の上側
遠位端部上を延びる横方向デッキ56を有している。デッ
キ56は、容器首43と蓋本体のデッキ56との間に漏洩防止
シールを与えるように容器首開口部41内に容器首44の内
側端縁に向って収容される下方へ延びる環状可撓性シー
ル58を有している。
図2、図4に示されるように、蓋本体デッキ56は、容
器首開口部41上に排出孔60を画成する。カラー62は、排
出孔60のまわりに蓋本体デッキ56から上方へ突出す。大
きい直径のスリーブ64は、カラー62に対して環状に配置
され、カラー62の外方で本体デッキ56から上方へ突出す
る。スリーブ64は、その頂部に近く内方へ延びるシール
ビード66を画成する。
本体の内側環状壁52の底部では、本体50は、截頭円錐
形壁68を画成するように外方へ朝顔形に広がる。截頭円
錐形壁68の外側周辺では、本体50は、上方へ突出する環
状外側壁70を有している。外側壁の外側面は、ねじ山72
を画成する。蓋本体ねじ山72は、図4に示されるように
蓋のハウジング外側シェル44に係合するために使用され
る。この目的のため、ハウジング外側シェル44は、蓋本
体外側壁70のまわりに同心状に配置される下側周辺フラ
ンジ74を有し、フランジ74は、蓋本体の環状外側壁70上
の雄ねじ山72に係合するための雌ねじ山76を画成する。
ねじ山72,76は、下記に詳細に説明されるように、蓋本
体50と蓋ハウジング39との間の相対的な軸方向変位を実
施可能な係合されるガイドシステムとして作用する。
蓋外側シェルの下側フランジ74の上方では、外側シェ
ル44は、横方向頂部壁80で終わる縮小される直径の上側
円筒形壁78を有している。頂部壁80は、分与通路82を画
成する。好ましくは、分与通路82は、中心に配置され、
蓋本体排出孔60および容器首開口部41と同心状にある。
分与通路82は、好ましくはシールカバー45(図1,図
2)によって被われる。代表的に、シールカバー45は、
使い捨てのように意図され、輸送および保管の際、ま
た、容器が売買のために小売商人によって展示されると
き、弁領域への汚染物の侵入をも防止する最初のいじく
り立証カバーとして作用してもよい。カバー45は、分与
通路82上で蓋シェル44の横方向頂上壁80にカバー45を最
初に取付けるための好適な接着剤被覆を有する樹脂およ
び/または金属箔のフィルムでもよい。シールカバー45
は、好ましくは、シールカバー45を除去するのを扶助す
るために便利に掴み得る突出すタブ136を備えている。
図3に示されるように、横方向頂部壁80は、分与通路
82に同心状の円形軌跡上で120゜の増分において間隔を
設ける3本の等しい寸法のスロット84を画成する。各ス
ロット84は、円形弧形状を有し、横方向頂部壁80を貫通
して延びる。各スロット84の外側放射状弧壁は、図5に
示されるように底部肩86において終る。肩86は、半径方
向内方へ延び、上方へ面している。各肩86は、スロット
84の外側端縁において横方向頂部壁80から下方へ突出す
フランジ87によって画成される。各フランジ87は、図5
に示されるように、斜めのカム係合面88を有している。
スロット84は、外側シェル横方向頂部壁80に弁ホルダ
ー48および弁46を保持するための保持システムの一部を
形成する。この目的のため、弁ホルダー48は、3本の上
方へ突出する弾力的な腕90(その2本が図2に示され、
その3本が図3に示され、その1本が図4に示される)
を有している。各腕90の上側遠位端部は、図2、図4に
示されるように下方に面するリップ92を有している。最
初にハウジング39を組立てるため(製造の際の便宜とし
て)、弁46は、弁ホルダー48内に置かれた後、弁ホルダ
ー48は、外側シェル横方向頂部壁80の下側に向って弁46
と共に押上げられ、一方、弁ホルダー腕90は、頂上壁80
のスロット84に整合される。各腕90は、関連するスロッ
ト84に挿通される際に弾力的に変形される。この組立て
工程を扶助するため、各腕90の遠位端部は、腕90がスロ
ット84内に上方へ移動する際、シェルフランジ87の隣接
するカム面88に係合する弯曲ないし斜めのカム係合面94
を有している。弁ホルダー48が弁46を分与通路82内で横
方向頂部壁80に向って押すとき、弁ホルダー腕90のリッ
プ92は、スロット84において上方に面する肩86を通過す
るのに丁度十分な高さにある。次に、各腕90は、隣接す
るスロット肩86上で係合するリップ92を設置するよう
に、その本来の変形していない配置にスプリングバック
可能である。これは、シェル44と弁ホルダー48との間に
締付けられる弁46を有し弁ホルダー48をシェル44上に保
持する。
図示される弁46の好適形状では、弁46は、流体を分与
するために開口可能である可撓性の弾力的な材料を使用
する周知の設計のものである。弁46は、シリコーン、天
然ゴム等のような熱硬化性エラストマー材料から作られ
てもよい。弁46は、熱可塑性のプロピレン、エチレン、
ウレタン、スチレンおよびこれ等のハロゲン処理の同等
物を含むような材料に基づく熱可塑性エラストマーから
作られてもよいことも考えられる。弁46の好適な形状
は、米国特許第5,439,143号に開示される。米国特許第
5,439,143号に開示される弁の説明は、関連する範囲
と、ここに不整合でない範囲とまで参考のためにここに
記載される。
図4に示されるように、弁46は、外方へ凹んだ形状を
有し中心壁96を貫通する少くとも1本の好ましくは2本
の分与スリット98を画成する可撓性中心壁96を備えてい
る。弁46の好適形状は、等しい長さの2本の相互に垂直
の交差するスリット98を有している。交差するスリット
98は、凹んだ中心壁96において4つのほぼ扇形の形状の
フラップないしペタルを画成する。このフラップは、米
国特許第5,439,143号に記載される周知の態様におい
て、十分な大きさの増大する圧力に応答してスリット98
の交差点から外方へ開口する。
弁46は、弁中心壁96から外方へ延びるスカート100
(図4)を有している。スカート100の外側(上側)端
部には、下方へ斜めの方向においてスカート100から周
辺に延びる薄い環状フランジ(図4)が有る。薄いフラ
ンジ102は、ほぼバチ形の形状の横断面を有する拡大さ
れ著しく厚い周辺フランジ104において終る。
弁ホルダー48内の弁46の着座を適合させるため、ハウ
ジングデッキ80の下側は、弁フランジ104の頂部に係合
する環状の下方に面する斜めの締付け面106を画成す
る。弁フランジ104の底面は、上方へ斜めの環状着座面1
08を画成する弁ホルダー48における環状肩によって係合
される。
デッキ締付け面106と弁ホルダー着座面108との間の間
隔は、弁46の中心からの増大する半径方向距離に伴って
増大する。この形状は、弁フランジ102の断面形状にほ
ぼ一致するばち形の形状を有する横断面を持つ環状空所
を画成する。
この締付け装置は、弁円筒形スカート100の内側面に
隣接する特別な内部支持構造または支承部材を必要とす
ることなく弁ホルダー48内に弁46を強固に保持する。こ
れは、弁スカート100の運動を適合させるようにかなり
開口し自由に明白であるのを弁スカート100の内側面に
隣接する領域に可能にする。
弁46が図4、図8に示されるように弁ホルダー48内に
適正に装着されるとき、弁46は、ハウジングシェルデッ
キ80の外側頂部面に対して奥まっている。これは、弁46
のかなりな保護を与え、所望の際に容器内容物が分与さ
れるのを可能にするために蓋シールカバー45が除去され
るとき、弁が外部器具によって不時に接触または損傷さ
れる傾向をかなり低減する。しかしながら、容器が圧搾
されて、内容物が弁46を通って分与されるとき(米国特
許第5,439,143号に詳細に記載されるように)、次に、
弁中心壁96は、その奥まった位置から外方へ強制され
る。
弁ホルダー48は、下方へ延びる環状壁110(図2,図
4)をも有している。壁110は、弁46より下の分与通路8
2の連続部を画成する。3本の腕112(その2本が図2,図
17に可視状態にある)は、壁110の下端から半径方向内
方へ突出し、腕112は、中心に配置されるバッフル板、
プラグないし閉塞部材114を支持する。腕112は、120゜
の増分において円周方向に間隔を設けられる。
バッフル板114は、図4に示されるように排出孔60を
通る流れを妨げるための閉塞部材ないしプラグとしても
作用する円板状構造である。環状シール用スカート16
は、バッフル板114の下面から下方へ突出し、シール用
スカート116は、図4に示されるように、漏洩防止シー
ルを形成するように排出孔60内に収容される。
バッフル板114と、シール用スカート116とは、降下さ
れる閉鎖位置(図4,図5)と上昇される開口位置(図8,
図9)との間を全体のハウジング39(弁ホルダー48と、
弁46と、ハウジングシェル44と、シールカバー45とを含
む)と共に移動するように構成される。上昇される位置
では、弁ホルダー環状壁110の外側面は、蓋本体スリー
ブ64の内側面上のシールビード66に漏洩防止シール係合
のままである。これは、弁46の下方と、排出孔60の上方
とに閉鎖される通路を画成する。容器の内容物が排出孔
60を経て分与されるとき、内容物は、排出孔60を経て腕
112の間でバッフル板114を通過して分与通路82内の弁46
の下方の領域に流入する。次に、容器内容物は、周知の
態様(米国特許第5,429,143号に詳細に記載されるよう
に)で容器を圧搾することによって発生される十分な内
圧によって弁が押し開けられれば、弁46を経て分与可能
である。
バッフル板114は、容器が過度に強く圧搾されるかま
たは振り動かされるときのような弁46の内部への望まし
くない衝撃を最小限にするようにも作用することが認め
られる。
蓋40が製造されて容器42上に最初に組立てられると
き、この蓋は、代表的には、降下される閉鎖状態(図3
〜図5)に最初に配置される。これは、使用者が旅行中
に、容器42が使用者のスーツケース内で便利に携行され
得る状態でもある。閉鎖状態では、容器内の増大する圧
力は、蓋本体排出孔60のバッフル板ないし閉塞部材114
による閉塞のために弁46への作用を阻止される。
容器42から内容物の幾らかまたは総てを分与すること
が所望されるとき、蓋は、開口状態(図8,図9)に設置
可能である。これは、蓋シェル44を回転すること(図1,
図3に見られるようにハウジングシェル44の頂上で下方
に見て反時計方向へ)によって便利に実施される。ハウ
ジングシェル44と蓋本体50との間のねじ山係合は、蓋本
体50と蓋ハウジング39(弁ホルダー48と、それに装着さ
れる弁46と共にシェル44を含む)との間の相対的な軸方
向変位を生じる。
蓋シェルねじ山76と蓋本体ねじ山72との間の摩擦抵抗
は、容器首ねじ山55と噛合う蓋本体ねじ山54との間の摩
擦抵抗よりも著しく小さいことが予期される。容器首ね
じ山55と、蓋本体ねじ山54(図4)とは、有効な摩擦係
合を有している(製造者によって使用される機構による
構成要素の自動組立てにより)。この摩擦係合は、使用
者によって容器および蓋に加えられるその後のトルク力
に抵抗するのに十分に大きい。従って、使用者が蓋シェ
ル44と、容器42とへ差別的なトルクを加えるとき、容器
首43と蓋40との間のねじ山係合は、緩められない。所望
により、付加的な機械的変形係合システムは、使用者が
容器42において蓋本体シェル44にトルクを加えるときに
相対的な回転に抗して蓋本体50および容器42が一体に固
定されたままであることを保証するために蓋本体50およ
び容器首43のねじ山領域に設けられてもよい。
蓋本体50と蓋ハウジングシェル44との間には、最大軸
方向変位を設定するためのシステムが設けられる。例え
ば、完全に閉鎖される位置では、蓋本体50およびハウジ
ングシェル44の相互に向う軸方向運動は、バッフル板な
いし閉塞部材114と蓋本体カラー62(図4,図5)との間
の係合によって制限されてもよい。しかしながら、好ま
しくは、他の構造的な特徴は、このような移動限界を設
定するために採用される。特に、壁70の頂上は、フラン
ジ74の頂部内側(水平)面に係合する。
他方において、蓋ハウジングシェル44が蓋本体50に対
してハウジング39を上昇するように回転されるとき、回
転制限構造は、所定の最大開口高さ(図8,図9)におい
て回転を制限するように作用する。特に、図2に示され
るように、蓋本体スリーブ64は、半径方向当接面120お
よび斜めの面122によって画成される半径方向外方へ突
出する当接部を有している。図3、図6に示されるよう
に、半径方向当接面120は、面122と共に鋭角を形成す
る。当接面120は、好ましくは蓋本体50の円筒形環状壁6
4の半径上に横たわる平坦面である。
蓋本体当接面120は、弁ホルダー48上のストップ部材
ないしリブ128によって係合されるように設計される。
図2、図4に示されるように、リブ128は、周縁上で弁
ホルダー48の上側周縁部分から下方へ突出す。図3に示
されるように、リブ128は、弁ホルダー48および蓋本体5
0のほぼ円形の形状に対して半径方向に方向付けられる
平面に横たわる係合面130を有している。リブ128は、ほ
ぼ内方に面する内側の斜めの面132をも有している。蓋
ハウジングシェル44と、取付けられる弁ホルダー48とが
降下される閉鎖位置(図3〜図5)にあるとき、リブ12
8の内側の斜めの面132は、蓋本体当接部突起の斜めの面
122に対してほぼ平行でほぼ横付けに横たわる。
開口状態に蓋40を設置するため、蓋シェル44は、リブ
128が図7に示される位置までほぼ完全な一回転で送ら
れるまで、回転される(図3に認められるように反時計
方向へ)。この位置では、弁ホルダーリブの係合面130
は、シェル44の一層の回転(図7に認められるように反
時計方向において)を阻止するために蓋本体50上の当接
面120に係合する。この位置では、蓋シェル44と、その
中に装着される弁ホルダー48とは、蓋本体ねじ山72と、
蓋シェルねじ山76との間の係合によって持上げられる開
口位置(図8,図9)へ上昇される。持上げられる開口位
置では、蓋は、容器が十分な圧力を受けるとき、容器内
容物が排出孔60を経て遮断部材のバッフル板114を通過
して弁46を経て流れるのを可能にする。
所望により、蓋の設計は、閉鎖および開口の位置にお
ける蓋構成要素間の付加的な摩擦抵抗を組込むように変
更されてもよい。特に、2本のビードは、弁ホルダー環
状壁110の外周に設けられてもよい。(これ等のビード
は、図1〜図9に示される第1実施例に示されない。)
1本のこのビードは、環状壁110の底部に近く配置さ
れ、他のビードは、環状壁110の頂部に近くに配置され
る。環状壁110の頂部に近い随意の外側ビードは、蓋本
体スリーブ64上のビード66との増大する摩擦係合を与
え、これは、降下される閉鎖位置において一層大きい保
持力によって蓋シェル44(およびその中に装着される弁
ホルダー64)を保持するのに役立つ。これは、容器42の
外側面および/または蓋シェル44が完全に閉鎖され密封
される位置から遠く蓋シェル44を移動する傾向のあるト
ルクの付加を生じ得る輸送および取扱いの際の種々雑多
な外部から加えられる荷重を受けるとき、不時に開口さ
れる蓋の機会を低減する。
弁ホルダー環状壁110の底部に近い随意の外側ビード
は、蓋シェル44(およびその中に装着される弁ホルダー
48)が持上げられる開口位置(図8,図9)へ上昇される
ときに作用する。開口位置では、環状壁110の外側下端
上のビードは、蓋本体スリーブ64上のビード66に係合
し、持上げられる開口位置において蓋シェル44を保持す
るのを扶助する一層強い摩擦係合を与える。この増大す
る係合力は、シェル44をその完全に持上げられた開口位
置から遠く下方へねじ戻させることなく容器の使用者に
よる通常の取扱いおよび衝撃に耐えるのに十分である。
力の適度な量は、蓋シェル44が閉鎖位置へ降下可能な以
前に、ビードの間の摩擦係合を克服するために必要であ
る。これは、代表的には、容器が旅行のために詰め込ま
れるかまたは時間の長い期間にわたって保管されるべき
ときにのみ実施される。
本発明の蓋の第2実施例は、図10〜図32に示され、こ
れ等の図の多くにおいて符号40Aによって全体的に表わ
される。蓋40Aは、図1、図4に示され上記で詳細に説
明された可撓性容器42の型式に類似する容器(図示せ
ず)上に配置されるように構成される。蓋40Aは、ほぼ
楕円の外側形状を有し、従って、楕円の横断面形状を有
する本体と、円形の横断面形状を有する首とを備える容
器に使用するのに特に好適である。
図1〜図9に示される第1実施例の場合のように、第
2実施例の蓋および容器は、蓋40Aが容器の頂上にある
配置において保管および使用されてもよい。容器42は、
逆の位置(図示せず)に常態で保管されてもよい。逆の
位置で保管されるとき、容器は、蓋40Aを支持ベースと
して使用する。
この容器は、代表的には、使用者によって掴まれて、
蓋が開口されるときに(下記に詳細に説明されるよう
に)容器から製品を絞り出すように容器中の内圧を増大
するために圧縮可能である可撓性の1つの壁または複数
の壁を有する圧搾可能な容器である。容器壁は、代表的
には、圧搾力が除去されるときに容器壁がその常態の応
力を受けない形状に戻るように十分な固有の弾性エネル
ギを有している。
蓋40Aは、可動ハウジング39A(図11)が装着されるベ
ースないし本体50Aを有している。ハウジング39Aは、外
側シェル44Aと、弁46Aと、弁ホルダー48Aとを含む。ま
た、ハウジング39Aは、図1、図2に示される第1実施
例におけるカバー45に同一の除去可能で使い捨てのシー
ルカバー(図示せず)を有してもよい。
図11、図22〜図25、図27〜図32に示されるように、本
体50Aは、蓋本体50Aを容器へ固定するための容器首上の
噛込み嵌合ビードのような好適な協働する装置に係合す
る通常の噛込み嵌合ビード54A(図24)またはその他の
好適な装置(例えば通常のねじ山(図示せず))を有す
る外側環状壁52Aを備えている。
環状外側壁52Aのある距離上方に、蓋本体50Aは、容器
首の上側遠位端上に延びるように構成される横方向デッ
キ56A(図24)を有している。デッキ56Aは、容器首と蓋
本体デッキ56Aとの間に漏洩防止シールを与えるように
(第1実施例のシール58が図4に示されるように容器首
41に対して密封するように作用するのと同様な態様にお
いて)容器首開口部における容器首の内側端縁に向って
収容され下方へ延びる環状可撓性シール58Aを有してい
る。
図11、図24に示されるように、蓋本体デッキ56Aは、
容器首開口部上に排出孔60Aを画成する。カラー62Aは、
排出孔60Aのまわりに蓋本体デッキ56Aから上方へ突出
す。一層大きい直径のスリーブ64Aは、カラー62Aに対し
て環状に配置され、カラー62Aの外方で本体デッキ56Aか
ら上方へ突出す。スリーブ64Aは、スリーブの頂上に近
く内方へ延びるシールビード66Aを画成する。
デッキ56Aよりも上方の蓋本体外側環状壁52Aの内側面
は、ねじ山72Aを画成する。蓋本体ねじ山72Aは、図27、
図28に示されるように蓋ハウジング弁ホルダー48Aに係
合するために使用される。この目的のため、弁ホルダー
48Aは、蓋本体外側壁52A内に同心状に配置されるために
外側環状壁75A(図11、図18〜図20)を有し、弁ホルダ
ー壁75Aの外側面は、蓋本体環状外側壁52A上の雌ねじ山
72Aに係合する雄ねじ山77Aを画成する。
弁ホルダー48Aの上側部分は、蓋内の所定の位置に弁4
6Aを締付けるためにハウジングシェル44Aに取付けられ
るように構成される。ハウジングシェル44Aは、弁ホル
ダー48Aを収容して保持するために協働する収容構造を
有している。特に、図10〜図15に示されるように、蓋外
側シェル44Aは、下記において詳細に説明されるよう
に、弁ホルダー48Aの収容部分のための孔84Aを限定する
横方向頂部壁80Aで終わる楕円壁78Aを有している。
頂部壁80Aは、分与通路82Aをも画成する。好ましく
は、図27に示されるように、分与通路82Aは、中心に配
置され、蓋本体排出孔60(および容器首開口部)と同心
状にある。分与通路82は、好ましくは、図1、図2に示
される第1実施例に関して上記で述べられたシールカバ
ー45のようなシールカバーによって被われる。
代表的に、このシールカバーは、使い捨てであるよう
に意図され、輸送および保管の際、また、容器が購入に
対して小売商人によって展示されるとき、弁領域への汚
染物の侵入をも防止する最初のいじり立証カバーとして
作用してもよい。このカバーは、分与通路82A上で蓋シ
ェル44Aの横方向頂部壁80Aにカバーを最初に取付けるた
めに好適な接着剤被覆を有する樹脂および/または金属
箔のフィルムでもよい。
図12〜図15に示されるように、横方向頂部壁80Aは、
分与通路82Aに同心状の円形軌跡上で120゜の増分におい
て間隔を設けられる3本の等しい寸法のスロット84Aを
画成する。各スロット84Aは、円形弧の形状を有し、横
方向頂部壁80Aを貫通して延びる。各スロット84Aの半径
方向外側の弧壁は、図12〜図14に示されるように底部肩
86Aで終る。肩86Aは、半径方向内方へ延び、上方に面し
ている。各肩86Aは、スロット84Aの外側端縁において横
方向頂部壁80Aから下方へ突出すフランジ87Aによって画
成される。各フランジ87Aは、図14に示されるように、
斜めのカム係合面88Aを有している。
スロット84Aは、弁ホルダー48Aおよび弁46aを外側シ
ェルの横方向頂部壁80Aへ保持する保持システムの一部
を形成する。この目的のため、弁ホルダー48Aは、3本
の上方へ突出す弾力的な腕90A(図16〜図20)を有して
いる。各腕90Aの上側遠位端は、図16、図18〜図20に示
されるように、下方に面するリップ92Aを有している。
ハウジング39Aを最初に組立てるため(製造設備におい
てのように)、弁46Aは、弁ホルダー48A内に設置され、
次に、弁ホルダー48Aは、外側シェルの横方向頂部壁80A
の下側に向って上方に弁46Aと共に押され、一方、弁ホ
ルダー腕90Aは、頂部壁80Aのスロット84A(図11)に正
しく合わせて整合される。各腕90Aは、関連するスロッ
ト84Aを経て挿入される際に弾力的に変形される(図26,
図27)。この組立て工程を扶助するため、各腕90Aの遠
位端は、腕90Aがスロット84A内に上方へ移動する際にシ
ェルフランジ87A上の隣接するカム面88Aに係合する弯曲
ないし斜めのカム係合面94A(図16、図18〜図20,図27)
を有している。弁ホルダー48Aが分与通路82A内で横方向
頂部壁80Aに向って弁46Aを押すとき、弁ホルダー腕90A
上のリップ92Aは、スロット84Aにおける上方に面する肩
86Aを通過するのに丁度十分な高さにある。次に、各腕9
0Aは、隣接するスロット肩86上で係合してリップ92Aを
設置するようにその元の変形されない配置にスプリング
バック可能である。これは、シェル44Aと弁ホルダー48A
との間に締付けられる弁46Aと共に弁ホルダー48Aをシェ
ル44A上に保持する。
図示される弁46Aの好適形状では、弁46Aは、図1〜図
9に示される蓋40の第1実施例に対して上記で述べられ
た弁46と同一である。弁46Aは、弁46が上記で詳細に述
べられたように第1実施例で作用するのと同様な態様に
おいて蓋40Aの第2実施例で作用する。
弁46Aは、外方へ凹んだ形状を有し、中心壁96Aを貫通
して延びる少くとも1本の好ましくは2本の分与スリッ
ト98Aを画成する可撓性中心壁96を備えている(図11お
よび27)。交差するスリット98Aは、凹んだ中心壁96Aに
おいて4枚のほぼ扇形の形状のフラップないしペタルを
画成する。このフラップは、前に説明したように周知の
態様で十分な大きさの増大する圧力に応答してスリット
98Aの交差点から外方へ開口する。
弁46Aは、弁中心壁96Aから外方へ延びるスカート100A
(図27)を有している。スカート100Aの外側(上側)端
部には、下方へ斜めの方向においてスカート100Aから周
辺に延びる薄い環状フランジ102A(図27)が有る。薄い
フランジ102Aは、ほぼばち形の形状の横断面を有する拡
大された著しく厚い周辺フランジ104Aにおいて終る。
図27に示されるように、弁ホルダー48A内の弁46Aの着
座を適応させるため、ハウジングデッキ80Aの下側は、
弁フランジ104Aの頂部に係合するように環状の下方に面
する斜めの締付け面106Aを画成する。弁フランジ104Aの
底面は、上方へ斜めの環状着座面108Aを画成する弁ホル
ダー48A内の環状肩によって係合される。
デッキ締付け面106Aと弁ホルダー着座面108Aとの間の
間隔は、弁46Aの中心からの増大する半径方向距離と共
に増大する。この形状は、弁フランジ102Aの断面形状に
ほぼ一致するばち形の形状を有する横断面を持つ環状空
所を画成する。
この締付け装置は、弁円筒形スカート100Aの内側面に
隣接する特別な内部支持構造または支承部材を必要とす
ることなく弁ホルダー48A内に弁46Aを強固に保持する。
これは、弁スカート100Aの内側面に隣接する領域が弁ス
カート100Aの運動に適応するようにかなり開放され自由
で空であるのを可能にする。
弁46Aが図27、図28に示されるように弁ホルダー48A内
に適正に装着されるとき、弁46Aは、ハウジングシェル
デッキ80Aの外側頂上面に対して奥まっている。これ
は、弁46Aのかなりな保護を与え、弁が蓋シールカバー
(例えば、図1、図2に第1実施例について示されるカ
バー45のような)の除去後に外部の道具によって不時に
接触されるか、または損傷される可能性をかなり低減す
る。しかしながら、容器が圧搾されて、内容物が弁46A
を経て分与されるとき(米国特許第5,439,143号に詳細
に記載されるように)、このとき、弁中心壁96Aは、そ
の奥まった位置から外方へ押し出される。
弁ホルダー48Aは、下方へ延びる環状壁110A(図16,図
18)をも有している。壁110Aは、弁46Aよりも下方の分
与通路82Aの連続部を画成する。3本の腕112A(図16,図
17,図18,図21)は、壁110Aの下端から半径方向内方へ突
出し、中心に配置されるバッフル板、プラグないし閉塞
部材114Aを支持する。腕112Aは、120゜の増分において
円周方向に間隔を設けられる。
バッフル板114は、截頭円錐形リム116Aを有する円板
状構造である。バッフル板114Aは、図27に示されるよう
に、排出孔60Aを通る流れを阻止する閉塞部材なしいプ
ラグとしても作用する。リム116Aは、図27に示されるよ
うに、カラー62Aに対して漏洩防止シールを形成するよ
うに排出孔60A内に収容される。
バッフル板114A(そのシール用リム116Aと、腕112Aと
を有する)は、全体のハウジング39A(弁ホルダー48A
と、弁46Aと、ハウジングシェル44A(および設けられれ
ばシールカバー)とを含む)と共に上下に移動するよう
に構成される。板114Aは、降下される閉鎖位置(図27,
図28)と持上げられる開口位置(図30,図31)との間を
移動する。持上げられる位置(図30)では、弁ホルダー
環状壁110Aの外側面は、蓋本体スリーブ64Aの内側面上
のシールビード66Aとの漏洩防止シール係合のままであ
る。これは、弁46Aの下方と、排出孔60Aの上方とに閉鎖
通路を画成する。容器の内容物が排出孔60Aを経て分与
されるとき、内容物は、排出孔60Aを経て腕112Aの間で
バッフル板114Aを通過して分与通路82A内の弁46Aの下方
の領域へ流入する。次に、容器内容物は、弁が周知の態
様において(米国特許第5,429,143号に詳細に記載され
るように)容器を圧搾することによって発生される十分
な内圧によって弁が押し開けられれば、弁46Aを経て分
与可能である。
バッフル板114Aは、容器が過度に強く絞られるか、ま
たは振り動かされるときのように、弁46Aの内部への望
ましくない衝撃を最小限にするようにも作用することが
認められる。
蓋40Aが製造されて、容器上に最初に組立てられると
き、この蓋40Aは、代表的には、降下される閉鎖状態
(図10,図26〜図29)に最初に配置される。これは、使
用者が旅行中に、容器が使用者のスーツケース内で便利
に携行可能である状態でもある。閉鎖状態では、容器内
の増大する圧力は、バッフル板ないし閉塞部材114Aによ
る蓋本体排出孔60Aの閉塞のために弁46A上に作用するの
を阻止される。
容器から内容物の幾らかまたは総てを分与することが
所望のとき、蓋40Aは、開口状態(図30〜図32)に設置
されてもよい。これは、蓋シェル44Aを回転する(図10,
図26に認められるようにハウジングシェル44の頂上から
下方へ見て反時計方向へ)ことによって便利に実施され
る。蓋本体50Aとハウジングシェル44Aとの間のねじ山係
合は、蓋本体50Aと蓋ハウジング39A(弁ホルダー48A
と、それに装着される弁46Aと共に、シェル44Aを含む)
との間の相対的な軸方向変位を生じる。
噛込み嵌合結合部(図27におけるビード54A)におい
て容器に対して蓋40Aが回転するのを阻止する装置が設
けられる。特に、蓋本体50Aの壁52Aは、内方へ突出す垂
直リブ117A(図27,図28)を有している。リブ117Aは、
容器首上の噛合う好適な収容構造(例えば、ノッチ、溝
等)に係合するように構成される。これは、加えられる
トルクに対する抵抗を与え、この抵抗は、使用者が蓋ハ
ウジングシェル44Aを上方または下方へねじるときに蓋
本体50Aが容器首上で回転するのを阻止するのに十分で
ある。
蓋本体50Aと蓋ハウジングシェル44Aとの間の最大軸方
向変位を確立する系統が設けられる。完全に閉鎖される
位置では、蓋本体50Aおよびハウジングシェル44Aの相互
に向う軸方向運動は、バッフル板ないし閉塞部材114Aの
リム116Aと蓋本体カラー62Aとの間のシール係合によっ
て制限される(図27,図28)。本体と、シェルとの相互
に向う軸方向運動は、カラー62Aが降下される閉鎖位置
にあるときの適正な密封を保証するように部材116Aと、
カラー62Aとの係合によって制限される。
蓋ハウジング44Aが蓋本体50Aに対してハウジング39A
を上昇するように回転されるとき、回転制限構造は、所
定の最大開口高さ(図30,図31)において回転を制限す
るように作用する。特に、図11、図22、図29に示される
ように、蓋本体外側壁52Aは、各々が半径方向当接面120
Aと、斜めの面122Aとによって画成される2つの半径方
向外方へ突出する当接部を有している。図29に示される
ように、半径方向当接面120Aは、面122Aと共に鋭角を形
成する。各当接面120Aは、好ましくは、蓋本体50Aの円
筒形環状壁52Aの半径上に横たわる平坦面である。
各蓋本体当接面120Aは、蓋ハウジングシェル78A上の
ストップ部材ないしリブ128Aによって係合されるように
設計される。図13、図19に示されるように、各々が蓋ハ
ウジングシェル44Aの周辺壁78Aから内方へ突出す2つの
リブ128Aがある。図32に示されるように、各リブ128A
は、弁ホルダー48Aおよび蓋本体50Aの円形の形状に対し
て半径方向に方向付けられる平面に横たわる係合面130A
を有している。各リブ128Aは、僅かに内方に面する斜め
の面132A(図29)をも有している。蓋ハウジングシェル
44Aと、取付けられる弁ホルダー48Aとが降下される閉鎖
位置(図27〜図29)にあるとき、各リブ128Aの斜めの面
132Aは、隣接する蓋本体当接部の斜めの面122Aにほぼ横
付けに横たわる。
蓋40Aを開口状態に設置するため、蓋シェル44Aは、リ
ブ128Aが図32に示される位置にほぼ半回転で送られるま
で回転される(図26で見て反時計方向へ、図29で見て時
計方向へ)。この位置では、弁ホルダーリブの係合面13
0Aは、開口方向におけるシェル44Aの一層の回転を阻止
するように蓋本体50A上の当接面120Aに係合する。この
位置では、図30に示されるように、蓋シェル44A(およ
びこれに装着される弁ホルダー48A)は、蓋本体ねじ山7
2Aと弁ホルダーねじ山77Aとの間の係合によって持上げ
られる開口位置(図30,図31)へ上昇される。持上げら
れる開口位置では、蓋40Aは、容器が十分な圧力を受け
るとき、容器の内容物が排出孔60Aを経て閉塞部材のバ
ッフル板114Aを通過して弁46Aを通って流れるのを可能
にする。
所望により、蓋設計は、閉鎖および開口の位置におい
て蓋構成要素の間に付加的な摩擦抵抗を組込むように変
更されてもよい。特に、2つのビードは、弁ホルダー内
側環状壁110Aの外周に設けられてもよい。(これ等のビ
ードは、図10〜図22に示される第2実施例に図示されな
い。)1つのこのビードは、環状壁110Aの底面に近く配
置されてもよく、他のビードは、環状壁110Aの頂上に近
く配置されてもよい。環状壁110Aの頂上に近い随意の外
側ビードは、蓋本体スリーブ64A上のビード66Aとの増大
する摩擦係合を与え、これは、一層大きい保持力によっ
て、降下される閉鎖位置において蓋シェル44A(および
これに装着される弁ホルダー48A)を保持するのに役立
つ。これは、容器および/または蓋シェル44Aの外側面
が完全に閉鎖され密封された位置から遠く蓋シェル44A
を移動する傾向のあるトルクの付加を生じ得る輸送およ
び取扱いの際に外部から加えられる種々雑多な荷重を受
けるとき、蓋が不時に開口される機会を低減する。
弁ホルダー環状壁110Aの底面に近い随意の外側ビード
は、蓋シェル44A(およびこれに装着される弁ホルダー4
8A)が持上げられる開口位置(図30,図31)へ上昇され
るときに作用する。開口位置では、環状壁110Aの外側下
端におけるこのビードは、蓋弁本体スリーブ64A上のビ
ード66Aに係合し、持上げられる開口位置に蓋シェル44A
を保持するのを扶助する一層強い摩擦係合を与える。こ
の増大される係合力は、シェル44Aがその完全に持上げ
られる開口位置から遠く下方へねじ戻されることなく使
用者による容器の通常の取扱いおよび衝撃に耐えるのに
十分である。力の適度な量は、蓋シェル44Aが閉鎖位置
へ降下可能の以前に、ビードの間の摩擦係合を克服する
ために必要である。これは、代表的に、容器が旅行のた
めに詰め込まれるかまたは時間の長い期間にわたり保管
されるべきときにのみ実施される。
種々の異なる寸法および形状の容器は、標準化される
ハウジング構成要素(シェル44または44A、弁ホルダー4
8または48A、弁46または46Aおよびシールカバー45)を
有する蓋40,40Aを容易に装備可能である。これ等の構成
要素は、標準形状および標準寸法を有する万能の組立体
設計を画成するように提供可能である。従って、蓋本体
50または50Aのみが容器の各々の異なる型式または寸法
に対して異なる必要がある。特に、本体50の環状壁52ま
たは52Aは、容器首に適合するように、適当な寸法と、
適当な取付け装置(例えば、噛込み嵌合ビードまたはね
じ山)とを設けられる。蓋ハウジング調節用ねじ山76ま
たは77Aは、蓋本体ねじ山72または76Aに夫々適合するよ
うに標準寸法を有している。
本発明の蓋は、自動閉鎖式弁を有する容器に対する開
口部を被うシステムを提供することが認められる。更
に、該蓋は、弁が容器から密封される閉鎖位置と弁が容
器内容物の分与に適応するように容器に連通する開口位
置との間を可動な構成要素を有している。本発明の蓋
は、一層美的に好ましく、容器からの製品の分与を阻害
し得るキャップを持たない。更に、キャップが存在しな
いため、分与過程の使用者の観察は、妨げられない。
本発明の蓋は、種々の分与通路構造を備えてもよいこ
とも認められる。図示される実施例は、分与通路内の可
撓性スリット型分与弁を有する蓋ハウジングを使用する
が、他の型式の弁が力説されてもよい。
更に、蓋本体ねじ山(72または72A)と、係合される
蓋ハウジングねじ山(76または77A)とによって画成さ
れるガイドシステムは、好適なカムおよびカムフォロワ
ーの設計のような構成要素間の相対的な軸方向変位を実
施する他の機構によって代りに与えられてもよい。
多くのその他の変更および変形は、本発明の新規の観
念または原理の真の精神および範囲から逸脱することな
しに実施可能なことは、本発明の前述の詳細な説明と、
その例示とから容易に認められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許4561570(US,A) 米国特許5161718(US,A) 国際公開95/21099(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 35/44 - 35/54 B65D 39/00 - 55/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器における蓋であって、該蓋が、前記容
    器の内部に連通する排出孔を画成する本体と、降下位置
    と上昇位置との間を移動するように前記本体上に配置さ
    れるハウジングとを含み、該ハウジングが、前記本体排
    出孔と前記ハウジングの外部との間の連通を確立するた
    めに前記本体排出孔と整合した分与通路を画成し、前記
    ハウジングが、それを通る流体を分与するために開口し
    て、流れを遮断するために閉鎖するように前記分与通路
    内に配置される分与用弁を有し、前記ハウジングが、前
    記降下位置にあるときに前記弁の下方の前記分与通路内
    への前記本体排出孔からの流れを阻止し、かつ前記ハウ
    ジングが前記上昇位置にあるときに前記分与通路内への
    流れを可能にするように、前記弁と前記本体排出孔との
    間に前記排出孔と前記分与通路とに整合した閉鎖部材を
    有し、前記ハウジングが、外側シェルと、前記弁と、前
    記外側シェルに向って前記弁を締付ける弁ホルダーとを
    含み、前記外側シェルが、隣接して上方に面する肩を持
    つ貫通スロットを画成する横方向頂部壁を有し、そして
    前記弁ホルダーが、上側遠位端に下方に面したリップを
    有する上方へ突出する弾力的な腕を画成し、これによ
    り、該腕が、前記スロットに通して挿入される際に弾力
    的に変形可能であり、前記外側シェルと前記弁ホルダー
    との間に締付けられる前記弁を伴って前記外側シェル上
    に前記弁ホルダーを保持するために前記肩上で該肩に係
    合して前記リップを位置決めするようにその元の変形さ
    れない位置にスプリングバック可能であることからなる
    蓋。
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