JP3334993B2 - 情報通信における課金システム - Google Patents

情報通信における課金システム

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JP3334993B2
JP3334993B2 JP03306294A JP3306294A JP3334993B2 JP 3334993 B2 JP3334993 B2 JP 3334993B2 JP 03306294 A JP03306294 A JP 03306294A JP 3306294 A JP3306294 A JP 3306294A JP 3334993 B2 JP3334993 B2 JP 3334993B2
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三百次 津村
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株式会社リコス
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信あるいは/お
よび有線通信を利用した情報通信において、その利用料
金を効率よく課金し、且つ料金徴収を確実に行うことが
できる課金システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、有線通信や通信衛星を利用し
た場合の情報利用料金を、どのように徴収するかが問題
となっている。現在広く使われている方式としては、加
入者が受信端末装置を設置した場合、情報チャンネルを
必ず使用するものとみなし、例えば端末装置は所有して
いるが一切チャンネルを使用していなかったとしても、
利用者には月極などによる画一的な料金が課せられ、こ
れに基づく料金徴収が行われていた。また、無線通信手
段としての衛星通信においては、第三者の不正利用を防
止するため、情報提供者であるホスト局からの送信信号
にスクランブルを施しているのが一般的であり、加入者
はこれを解除するための復号器が受信端末装置とは別途
必要となり、この復号器を設置した場合に、固定料金を
徴収するシステムが普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、現在、情報通信
のための回線構成を問わず、加入者が希望する情報だけ
を受信・処理する通信システムが考えられている。この
ように、いわゆるリクエスト通信が考えられている中、
従来の月極などによる固定料金を徴収するのであれば、
各利用者に対して情報の利用頻度に対応した適正な課金
を行うことはできない。また、従来の通信システムでは
加入者が自主的に受信料を支払うことが前提となってお
り、料金徴収の効率は非常に悪い。
【0004】本発明は上述した従来の課題を解決するこ
とを目的とし、加入者からは利用頻度に応じた適正な課
金を行い、且つ効率よく料金徴収を行うことができる課
金システムを開示するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、発明者は付加価値代行徴収が可能な双方
向通信回線に着目した。そして、端末装置側は有料情報
をリクエストする場合に、この回線に接続し、接続時間
に応じた料金徴収を電話局が行うようにした。
【0006】そのための手段として、インデックス情報
および各種有料情報を多数蓄積したデータベースを有す
ると共に上記有料情報を暗号化処理して送信するホスト
局と、このホスト局からのインデックス情報および有料
情報を受信すると共に必要な処理を行う複数の端末装置
とからなり、無線通信手段または/および有線通信手段
によって上記情報を送受信する通信システムにおいて、
各端末装置とホスト局とは上記通信手段とは別に付加価
値代行徴収回線によって接続されており、この付加価値
代行徴収回線は、回線接続中は予め決められた時間単位
で回線利用料金に情報利用料金を上乗せした料金を電話
局が徴収する機能を有するものとし、端末装置は有料情
報の処理に先だって上記付加価値代行徴収回線接続
し、少なくとも各端末装置が有する固有のIDおよび希
望する有料情報の種別コードからなるリクエスト信号を
上記回線を介してホスト局にアップロードすると共に、
ホスト局はこのリクエスト信号を解析しリクエストを受
けた有料情報の利用料金に応じた時間だけ上記付加価値
代行徴収回線接続すると同時に、上記回線接続中に
記回線を介して有料情報の暗号解除手段を端末装置にダ
ウンロードするという手段を用いた。
【0007】
【作用】本発明では、端末装置・ホスト局間の有料情報
およびインデックス情報に関する通信は、CATVで代
表される有線通信あるいは/および衛星通信で代表され
る無線通信によって行い、端末装置に対しホスト局はこ
れら情報をサイクリックに送信している。インデックス
情報は有料情報の番組メニューや各有料情報のデータ
量、利用料金などが書き込まれ端末装置側が有料情報を
リクエストするときに参照する情報である。また、有料
情報はカラオケ、ゲーム、映画などの各種情報のデータ
本体となる情報であって、ホスト局はスクランブルを施
すなど暗号化処理して端末装置に送信している。これは
不正な情報利用を避けるためである。
【0008】一方、付加価値代行徴収回線は双方向通信
機能を有し、この回線を利用して端末装置からはリクエ
スト信号を、またホスト局からは有料情報の暗号解除手
順を送信する。この回線は、端末装置からのリクエスト
信号送信時に接続が開始される。ホスト局はリクエスト
信号から、どの端末装置(ID)がどの有料情報(種別
コード)をリクエストしたかを認識し、種別データと利
用料金に関するデータテーブルとを照合することによっ
て情報利用料金を算出すると共に、この料金に見合った
時間だけ回線接続を維持する。ここで、付加価値代行徴
収回線はホスト局が電話局に電話番号とは別の番号を登
録しておくことによって得られる回線を定義し、回線接
続中は予め決められた時間単位で回線使用料金に情報利
用料金を上乗せした料金を電話局が徴収する機能を有す
る。
【0009】なお、付加価値代行徴収回線の接続に関し
ては端末装置側が任意のタイミングで行う一方、その回
線切断にあっては、情報利用料金に見合った接続時間
後、切断される必要があるため端末装置がリクエスト信
号の送信時に、あるいはホスト局が暗号解除手順の送信
時に端末装置内のモデムを制御し、リクエストのキャン
セルや情報の誤送がない限り、両者とも任意に回線を切
断できないものとする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付した図面に従
って詳述する。先ず、図1は無線通信手段として衛星通
信を利用し、また、有線通信手段としてCATV通信を
利用した場合の本発明全体を示したブロック図である。
同図中、10は通信衛星、20はCATV回線、30は
カラオケ、ゲーム、映画等の各種有料情報を多数蓄積し
たホスト局であり、本実施例の場合、ホスト局30は衛
星放送局およびCATV放送局の機能を併有する。40
・・40は加入者数に応じて複数台設置された端末装置
であって、この端末装置40は各通信手段による信号を
受信する機能を有する。また、各端末装置40とホスト
局30とは付加価値代行徴収回線50によって接続され
ており、この回線50を用いて後述する課金処理を行
う。
【0011】ホスト局30からは、番組メニューや各有
料情報の利用料金、データ量からなるインデックス情報
をサイクリックに送信する一方、有料情報についてはス
クランブル処理を施し、暗号化して送信することによっ
て、第三者の不正利用を防止している。また、利用者側
の端末装置40ではインデックス情報を受信し希望する
情報を選択することができるが、この時点においては有
料情報を処理することはできない。なお、本実施例では
ホスト局30にCATV放送局および衛星放送局の機能
を併有させたが、何れか一方の通信手段を有するホスト
局とすることも可能である。また、端末装置・ホスト局
間の情報通信手段は本実施例のCATV通信、衛星通信
に限定されず、FM通信など公知の通信手段を用いるな
ど自由である。ここで、重要なことは、有料情報は暗号
化処理して送信することである。
【0012】続いて、端末装置40の構成を図2のブロ
ック図に従って説明する。41は受信部であって、情報
通信手段が衛星通信であれば衛星放送受信用アンテナお
よびチューナーが該当し、CATV通信であればCAT
Vアダプタが該当する。42はバッファメモリなどの受
信データ処理部であって、受信部41で複数のチャンネ
ルの信号を同時に一次的に待避させたり、ヘッダやフッ
ダなどの通信時に用いられるデータ列を処理し、必要な
情報のみを取り出すなど基本的な処理を行うブロックで
ある。43は端末装置40全体を制御するための制御用
CPUである。44は付加価値代行徴収回線50と接続
するためのモデムである。45は信号処理回路であり、
ビデオ信号処理回路45a、カラオケ信号処理回路45
b、ゲーム信号処理回路45cなど受信信号の種類に対
応する回路が並列に設けられている。なお、46は操作
パネルであって、表示パネル47に表示されたインデッ
クス情報などに基づいて希望する情報をキー操作で選択
するものである。
【0013】上述したシステムにおいて利用者側の端末
装置40からホスト局30が情報使用料金を徴収するた
めには、先ず、予めホスト局は自己の付加価値代行徴収
回線を電話局に登録し、番号を確保しておく。そして、
端末装置40が常時受信可能なインデックス情報から希
望する情報を選択し、操作パネル46からその情報の種
別を示す識別コードおよび端末装置40固有のIDを入
力する。この入力時に制御用CPU43はモデム44を
制御し、自動的にホスト局30にダイヤルすることによ
って、端末装置40をホスト局30の付加価値代行徴収
回線に接続する。そして、付加価値代行徴収回線を通じ
て、上記の識別コード、IDからなるリクエスト信号を
ホスト局30にアップロードする。
【0014】次に、ホスト局30では、このリクエスト
信号を解析して、課金料金を決定し、付加価値代行徴収
回線の接続時間を調整する。例えば、現在の付加価値代
行徴収回線は時間単位で課金を行う料金制度なので、こ
の回線の接続時間に対する使用料金が10秒当たり50
円だとすると、例えば200円の情報を利用する場合、
付加価値代行徴収回線に40秒間接続し、課金を行う。
また、回線接続中に当該情報を処理可能とする暗号解除
手順に端末装置40固有のIDを付加して端末装置40
にダウンロードする。この課金作業および暗号解除手順
の伝送が終了すれば付加価値代行徴収回線をホスト局3
0側から切断する。端末装置40側は回線切断を検出し
た後、衛星通信あるいはCATV通信を利用して希望し
た有料情報の受信を開始し、暗号解除手順に従って有料
情報のデータ処理を行う。
【0015】なお、同じ利用者による同じ有料情報の利
用については、前回リクエストしたときに得た暗号解除
手順に基づいて、付加価値代行徴収回線に接続すること
なく何度も処理できることになるため、これを回避し、
次回同じ情報をリクエストしたときにも課金を行うので
あれば、ホスト局30は各端末装置40の情報利用に関
する履歴を蓄積しておき、端末装置40からのリクエス
ト時にはこの履歴を参照し、同じ情報をリクエストした
利用者に対しては前回の暗号解除手順を変更したものを
ダウンロードする必要がある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では端末装
置とホスト局と有料情報の通信手段とは別に付加価値代
行徴収回線によって接続し、端末装置は有料情報をリク
エストするとき、付加価値代行徴収回線を用いてリクエ
スト信号をアップロードし、ホスト局はこのリクエスト
信号を受けて端末装置が希望した有料情報の利用料金に
基づいた時間だけ付加価値代行徴収回線を接続するよう
にしたので、端末装置側の情報利用頻度に応じた適正な
課金を行うことができると共に、料金徴収は電話局が代
行して行うことになるので料金徴収のリスクは少なくな
る。また、端末装置は付加価値代行徴収回線に接続しな
いと有料情報を正常に受信するための暗号解除手順を入
手することができないので、第三者による不正利用を防
止すると共に、ホスト局側は端末装置側の有料情報の利
用に際して確実に課金することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明全体をを示すブロック図
【図2】実施例の端末装置を説明したブロック図
【符号の説明】
20 CATV回線 30 ホスト局 40 端末装置 50 付加価値代行徴収回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 15/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インデックス情報および各種有料情報を多
    数蓄積したデータベースを有すると共に上記有料情報を
    暗号化処理して送信するホスト局と、このホスト局から
    のインデックス情報および有料情報を受信すると共に必
    要な処理を行う複数の端末装置とからなり、無線通信手
    段または/および有線通信手段によって上記情報を送受
    信する通信システムにおいて、各端末装置とホスト局と
    は上記通信手段とは別に付加価値代行徴収回線によって
    接続されており、この付加価値代行徴収回線は、回線接
    続中は予め決められた時間単位で回線利用料金に情報利
    用料金を上乗せした料金を電話局が徴収する機能を有す
    るものとし、端末装置は有料情報の処理に先だって上記
    付加価値代行徴収回線接続し、少なくとも各端末装置
    が有する固有のIDおよび希望する有料情報の種別コー
    ドからなるリクエスト信号を上記回線を介してホスト局
    にアップロードすると共に、ホスト局はこのリクエスト
    信号を解析しリクエストを受けた有料情報の利用料金に
    応じた時間だけ上記付加価値代行徴収回線接続すると
    同時に、上記回線接続中に上記回線を介して有料情報の
    暗号解除手段を端末装置にダウンロードすることを特徴
    とした情報通信における課金システム。
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