JP3331450B2 - ループバック機能付き通信装置およびループバック機能付き変復調装置 - Google Patents

ループバック機能付き通信装置およびループバック機能付き変復調装置

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JP3331450B2
JP3331450B2 JP20860995A JP20860995A JP3331450B2 JP 3331450 B2 JP3331450 B2 JP 3331450B2 JP 20860995 A JP20860995 A JP 20860995A JP 20860995 A JP20860995 A JP 20860995A JP 3331450 B2 JP3331450 B2 JP 3331450B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信装置に関し、特
に、デジタル信号通信装置の変調装置および復調装置間
において自己診断するためのループバップ機能付きデジ
タル信号通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号通信装置の一つにデジタル
4相位相変復調装置がある。デジタル4相位相変復調装
置はデジタル変調装置とデジタル復調装置とを備えてい
る。デジタル変調装置では、主に、入力デジタル信号に
対して次の4つの処理を処理を行う。(1)送信端末と
のインタフェース信号変換。(2)入力データを疑似的
にランダム化するスクランブル処理。(3)伝送路中の
データ誤りを訂正するために必要なデータを付加する誤
り訂正符号化処理。(4)4相位相変調処理。
【0003】一方、デジタル復調処理においては主に下
記の4つの処理を行う。(1)4相位相検波処理。
(2)ビタビ復号等による誤り訂正処理。(3)スクラ
ンブル処理にて疑似的にランダム化したデータに、逆の
処理を行うことで出力信号として復元するデスクランブ
ル処理。(4)受信端末とのインタフェース信号変換。
【0004】さて、このようなデジタル信号通信装置で
は、自己診断する為に、変調装置と復調装置との間にお
いてループバック機能が用いられる。ここで、ループバ
ック機能とは、送信信号処理部の出力信号を、逆の処理
を行う受信信号処理部へ折り返し、送受信端に測定器を
接続して、各処理部の動作状態をチェックする為の機能
をいう。
【0005】図3に従来のループバック機能付き変復調
装置を示す。図示の変復調装置は変調装置10´と復調
装置20´とを具備している。
【0006】変調装置10´は、送信端末(図示せず)
から送出されてきたバイポーラ送信信号をユニポーラ送
信信号に変換するB/U変換回路11と、ユニポーラ送
信信号をスクランブル処理して、スクランブルした信号
を出力するスクランブラ回路12と、スクランブルした
信号に誤り訂正符号を付加して、符号化データを出力す
る誤り訂正符号回路13と、符号化データで搬送波を変
調して、変調信号を出力する変調回路14とを有する。
【0007】復調装置20´は、対向する変復調装置
(図示せず)から伝送されてきた変調信号を復調して、
復調データを出力する復調回路21と、復調データの誤
り訂正処理を行い、復号データを出力する誤り訂正復号
回路22と、復号データをデスクランブル処理して、デ
スクランブルした信号を出力するデスクランブラ回路2
3と、デスクランブルした信号であるユニポーラ受信信
号をバイポーラ受信信号に変換し、この変換したバイポ
ーラ受信信号を受信端末(図示せず)へ送出するU/B
変換回路24とを備えている。
【0008】このような変復調装置は、変調装置10´
と復調装置20´と間において3種類のループバック機
能を備えている。即ち、3種類のループバック機能は、
「B/U変換−U/B変換」、「スクランブラ−デスク
ランブラ」、および「誤り訂正符号−誤り訂正復号」で
ある。
【0009】これを実現するために、復調装置20´は
第1乃至第3のスイッチ回路25、26、および27
と、プロセッサ28´とを備えている。第1のスイッチ
回路25はデスクランブラ回路23とU/B変換回路2
4との間に設けられ、B/U変換回路11からのユニポ
ーラ信号とデスクランブラ回路23からのユニポーラ信
号(デスクランブルした信号)とを選択的に切換えてU
/B変換回路24へ出力する。第2のスイッチ回路26
は誤り訂正復号回路22とデスクランブラ回路23との
間に設けられ、スクランブラ回路12からのスクランブ
ルした信号と誤り訂正復号回路22からの復号データと
を選択的に切換えてデスクランブラ回路23へ出力す
る。第3のスイッチ回路27は復調回路21と誤り訂正
復号回路22との間に設けられ、誤り訂正符号回路13
からの符号化データと復調回路21からの復調データと
を選択的に切換えて誤り訂正復号回路22へ出力する。
【0010】これら第1乃至第3のスイッチ回路25〜
27の切り替えはプロセッサ28´によって制御され
る。すなわち、プロセッサ28´はマンマシンインタフ
ェース等(図示せず)からループバック制御信号LCO
を受信すると、第1乃至第3のスイッチ回路25〜27
に第1乃至第3の切り替え信号C,C,Cを出力
する。ループバック制御信号LCOは、上記3種類のル
ープバック機能のいずれか一つを指示する信号である。
【0011】詳細に説明するために、以下では、次のよ
うに信号およびデータを呼ぶことにする。変調装置10
´において、B/U変換回路11は、ユニポーラ信号と
して第1の送信データ信号SDと第1の送信クロック
信号SCの組み合わせを出力する。スクランブラ回路
12は、スクランブルした信号として第2の送信データ
信号SDと第2の送信クロック信号SCの組み合わ
せを出力する。誤り訂正符号回路13は、符号化データ
として第3の送信データ信号SDと第3の送信クロッ
ク信号SCの組み合わせを出力する。
【0012】また、変調装置10´から復調装置20´
へ送出されるループバック信号は次の通りである。すな
わち、変調装置10´は、第1乃至第3の送信データ信
号SD〜SDをそれぞれ第1乃至第3のループバッ
クデータ信号LD,LD,LDとして、また第1
乃至第3の送信クロック信号SC〜SDをそれぞれ
第1乃至第3のループバッククロック信号LC,LC
,LCとして復調装置20´へ送出する。
【0013】復調装置20´において、デスクランブラ
回路23はデスクランブルした信号として第1の受信デ
ータ信号MDと第1の受信クロック信号MCの組み
合わせを出力する。誤り訂正復号回路22は復号データ
として第2の受信データ信号MDと第2の受信クロッ
ク信号MCの組み合わせを出力する。復調回路21は
復調データとして第3の受信データ信号MDと第3の
受信クロック信号MCの組み合わせを出力する。
【0014】第1のスイッチ回路25は、第1の切り替
え信号Cに応答して、第1の送信データ信号SD
よび第1の送信クロック信号SCと第1の受信データ
信号MDおよび第1の受信クロック信号MCのどち
らか一組を選択し、第1の選択データ信号および第1の
選択クロック信号を出力する。同様に、第2のスイッチ
回路26は、第2の切り替え信号Cに応答して、第2
の送信データ信号SDおよび第2の送信クロック信号
SCと第2の受信データ信号MDおよび第の受信
クロック信号MCのどちらか一組を選択し、第2の選
択データ信号および第2の選択クロック信号を出力す
る。第3のスイッチ回路27は、第3の切り替え信号C
に応答して、第3の送信データ信号SDおよび第3
の送信クロック信号SCと第3の受信データ信号MD
および第3の受信クロック信号MCのどちらか一組
を選択し、第3の選択データ信号および第3の選択クロ
ック信号を出力する。
【0015】以下、ループバックルートを構成する具体
例について説明する。最初に、「B/U変換−U/B変
換」のループバックルートを構成する場合の動作につい
て説明する。この場合、プロセッサ28´はマンマシン
インタフェース等から「B/U変換−U/B変換」のル
ープバック機能を指示するループバック制御信号LCO
を受信する。このループバック制御信号LCOに応答し
て、プロセッサ28´は第1の切り替え信号Cとして
ループバック側を選択することを指示する信号を出力す
る。この第1の切り替え信号Cに応答して、第1のス
イッチ回路25は破線側を選択する。すなわち、第1の
スイッチ回路25は第1の選択データ信号および第1の
選択クロック信号としてそれぞれ第1のループバックデ
ータ信号LDおよび第1のループバッククロック信号
LCを選択する。このとき、第2および第3の切り替
え信号CおよびCについてはどちらの側を選択する
ことを指示しても構わない。
【0016】次に、「スクランブラ−デスクランブラ」
のループバックルートを構成する場合の動作について説
明する。この場合、プロセッサ28´はマンマシンイン
タフェース等から「スクランブラ−デスクランブラ」の
ループバック機能を指示するループバック制御信号LC
Oを受信する。このループバック制御信号LCOに応答
して、プロセッサ28´は第1の切り替え信号Cとし
て前段回路側を選択することを指示する信号を、第2の
切り替え信号Cとしてループバック側を選択すること
を指示する信号を出力する。この第1の切り替え信号C
に応答して、第1のスイッチ回路25は実線側を選択
し、第2の切り替え信号Cに応答して、第2のスイッ
チ回路26は破線側を選択する。すなわち、第1のスイ
ッチ回路25は第1の選択データ信号および第1の選択
クロック信号としてそれぞれ第1の受信データ信号MD
および第1の受信クロック信号MCを選択する。第
2のスイッチ回路26は第2の選択データ信号および第
2の選択クロック信号としてそれぞれ第2のループバッ
クデータ信号LDおよび第2のループバッククロック
信号LCを選択する。このとき、第3の切り替え信号
についてはどちらの側を選択することを指示しても
構わない。
【0017】最後に、「誤り訂正符号−誤り訂正復号」
のループバックルートを構成する場合の動作について説
明する。この場合、プロセッサ28´はマンマシンイン
タフェース等から「誤り訂正符号−誤り訂正復号」のル
ープバック機能を指示するループバック制御信号LCO
を受信する。このループバック制御信号LCOに応答し
て、プロセッサ28´は第1および第2の切り替え信号
およびCとして前段回路側を選択することを指示
する信号を、第3の切り替え信号Cとしてループバッ
ク側を選択することを指示する信号を出力する。この第
1および第2の切り替え信号CおよびCに応答し
て、第1および第2のスイッチ回路25および26は実
線側を選択し、第3の切り替え信号Cに応答して、第
3のスイッチ回路27は破線側を選択する。すなわち、
第1のスイッチ回路25は第1の選択データ信号および
第1の選択クロック信号としてそれぞれ第1の受信デー
タ信号MDおよび第1の受信クロック信号MCを選
択する。第2のスイッチ回路26は第2の選択データ信
号および第2の選択クロック信号としてそれぞれ第2の
受信データ信号MDおよび第2の受信クロック信号M
を選択する。第3のスイッチ回路27は第3の選択
データ信号および第3の選択クロック信号としてそれぞ
れ第3のループバックデータ信号LDおよび第3のル
ープバッククロック信号LCを選択する。
【0018】図4に従来のループバップ機能付き通信装
置を一般化して示す。図示のループバップ機能付き通信
装置は送信装置1´と受信装置2´とを有する。
【0019】送信装置1´は縦続接続された第1乃至第
N(Nは3以上の整数)の送信信号処理部T,T
…,Tを備えている。第1の送信信号処理部Tは入
力送信信号Sに対して第1の送信信号処理を行い第1
の送信信号Sを出力する。同様に、第n(2≦n≦
N)の送信信号処理部Tは第(n−1)の送信信号S
(n−1)に対して第nの送信信号処理を行い第nの送
信信号Sを出力する。第Nの送信信号処理部Tは第
Nの送信信号Sを出力送信信号として出力する。
【0020】第1乃至第Nの送信信号S〜Sはそれ
ぞれ第1乃至第Nのループバック信号L,L,…,
として受信装置2´へ送出される。
【0021】受信装置2´は第1乃至第Nの受信信号処
理部R,R,…,Rと、第1乃至第Nのスイッチ
回路SW,SW,…,SWとを備えている。第1
乃至第Nの受信信号処理部R〜Rは、それぞれ、第
1乃至第Nの送信信号処理部T〜Tにおける第1乃
至第Nの送信信号処理とは逆の第1乃至第Nの受信信号
処理を行う。第1乃至第Nのスイッチ回路SW〜SW
はそれぞれ第1乃至第Nの受信信号処理部R〜R
の前段に設けられている。
【0022】受信装置2´は入力受信信号を第Nの受信
信号Mとして受ける。第NのスイッチSWは第Nの
受信信号Mと第Nのループバック信号Lの一方を選
択し、第Nの選択信号を出力する。第Nの受信信号処理
部Rは第Nの選択信号に対して第Nの受信信号処理を
行い第(N−1)の受信信号M(N−1)を出力する。
【0023】同様に、第i(1≦i≦(N−1))のス
イッチ回路SWは第iの受信信号Mと第iのループ
バック信号Lの一方を選択し、第iの選択信号を出力
する。第iの受信信号処理部Rは第iの選択信号に対
して第iの受信信号処理を行い第(i−1)の受信信号
(i−1)を出力する。第1の受信信号処理部R
第0の受信信号Mを出力受信信号として出力する。
【0024】本発明に関連する先行技術として次のもの
が知られている。特開平3−145840号公報(以
下、先行技術1と呼ぶ)には、ノードがリングネットワ
ークから離脱する時や加入する時に制御信号を隣接する
ノードに送信し、隣接するノードではトークン受信によ
り隣接ノードにおける接続形態を切り替えることで、長
い処理時間を要することなく伝送路を再構成するように
した「リングネットワークの伝送路制御方式」が開示さ
れている。
【0025】特開平2−177729号公報(以下、先
行技術2と呼ぶ)には、受信端に伝送路の品質を監視す
る手段を設け、切替器を制御するとともに自局において
回線として使用していない回路を自局ループバックして
常に予備側の状態を監視することにより、サイレントフ
ェーリアの防止を図った「1:1予備ホットスタンバイ
方式通信装置」が開示されている。
【0026】特開昭63−266940号公報(以下、
先行技術3と呼ぶ)には、データ信号にダミーデータを
挿入、またはデータの一部を除去する手段を設けること
により、クロック信号が異なる2重化伝送路のうち、1
本のみを使用して忠実にデータを伝送できるようにした
「ループ式データ伝送装置」が開示されている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】図3および図4に示し
た従来の技術では、変調装置10´と復調装置20´と
の間に、折り返すルートと同数のループバック信号線対
(図2の場合は3対、図4の場合はN本)が必要とな
る。通常、変調装置10´と復調装置20´との間の接
続はケーブルで行われるので、信号線の数が多くなる
と、信号間の干渉が問題となる。
【0028】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、送信装置(変調装置)と受信
装置(復調装置)とを接続する信号線の数を少なくし
て、信号間の干渉を削減することができるループバップ
機能付き通信装置を提供することにある。
【0029】先行技術1〜3のいずれも、自己診断のた
めのループバック機能に関する技術思想を開示しておら
ず、本発明とは全く異なる技術思想である。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送信装
置と受信装置と備え、前記送信装置は、それぞれ第1乃
至第N(Nは3以上の整数)の送信信号処理を行う、縦
続接続された第1乃至第Nの送信信号処理部を有し、前
記受信装置は、それぞれ前記第1乃至第Nの送信信号処
理とは逆の第1乃至第Nの受信信号処理を行う第1乃至
第Nの受信信号処理部と、前記第1乃至第Nの受信信号
処理部の前段にそれぞれ設けられ、前記第1乃至第Nの
送信信号処理部の出力信号と前記第1乃至第Nの受信信
号処理部の出力信号とを選択的に切り替えて次段に出力
する第1乃至第Nのスイッチ回路とを有し、前記第1乃
至第Nの送信信号処理部の出力信号をそれぞれ前記第1
乃至第Nのスイッチ回路へ折り返す、ループバック機能
付き通信装置において、前記受信装置は、前記第1乃至
第Nのスイッチ回路の状態を示すスイッチ状態信号をシ
リアル信号として1本のシリアル信号線を介して前記送
信装置へ送出する手段を備え、前記送信装置は、前記シ
リアル信号を受信して前記スイッチ状態信号を得る手段
と、該得たスイッチ状態信号に基づいて前記第1乃至第
Nの送信信号処理部の出力信号のいずれか1つを選択
し、該選択した信号をループバック信号として1本のル
ーブバック信号線を介して前記受信装置へ送出する手段
とを備え、前記受信装置の前記第1乃至第Nのスイッチ
回路の各々は、前記ループバック信号を一方の入力端子
に入力することを特徴とするループバック機能付き通信
装置が得られる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0032】図1は本発明の一実施形態によるループバ
ック機能付き変復調装置を示すブロック図である。図示
の変復調装置は、変調装置10と復調装置20とを備え
ている。
【0033】変調装置10は、B/U変換回路11、ス
クラングラ回路12、誤り訂正符号回路13および変調
回路14の他に、さらにプロセッサ15、スイッチ回路
16およびシリアルデータ受信回路17を備えている。
【0034】復調装置20は、復調回路21、誤り訂正
復号回路22、デスクランブラ回路23、U/B変換回
路24、第1乃至第3のスイッチ回路25〜27、およ
びプロセッサ28の他に、さらにシリアルデータ送信回
路29を備えている。
【0035】以下では、説明の重複を避けるために、従
来技術において既に説明したことについては省略する。
【0036】プロセッサ28は、ループバック制御信号
LCOに応答して、第1乃至第3のスイッチ回路25〜
27のスイッチ状態を示すループバックルート選択情報
をシリアルデータ送信回路29へ送出する。シリアルデ
ータ送信回路29はループバックルート選択情報をシリ
アル信号Aに変換して、それを1本のシリアル信号線を
介して変調装置10へ送出する。
【0037】変調装置10において、シリアルデータ受
信回路17はシリアル信号Aを受信し、それをループバ
ックルート選択情報に変換する。ループバックルート選
択情報はプロセッサ15に供給される。プロセッサ15
は、ループバックルート選択情報を解析して、復調装置
20においてどのループバックルートを選択しているの
か、すなわち、第1乃至第3のスイッチ回路25〜27
のスイッチ状態を知る。プロセッサ15は、この解析結
果に基づいて、切り替え信号Bをスイッチ回路16へ送
出する。
【0038】スイッチ回路16には、B/U変換回路1
1、スクランブラ回路12、および誤り訂正符号回路1
3から、それぞれ、ユニポーラ送信信号(第1の送信デ
ータ信号SDと第1の送信クロック信号SC)、ス
クランブルした信号(第2の送信データ信号SDと第
2の送信クロック信号SC)、および符号化データ
(第3の送信データ信号SDと第3の送信クロック信
号SC)を入力する。スイッチ回路16は、切り替え
信号Bに応答して、これら入力する信号(信号対)のい
ずれか1つを選択する。そして、スイッチ回路16は、
この選択した信号(信号対)をループバック信号(ルー
プバックデータ信号LDとループバッククロック信号L
C)として1本のルーブバック信号線(ループバックデ
ータ線とループバッククロック線)を介して復調装置2
0へ送出する。
【0039】復調装置20において、第1乃至第3のス
イッチ回路25〜27の各々は、ループバック信号(ル
ープバックデータ信号LDとループバッククロック信号
LC)を一方の入力端子に入力する。第1乃至第3のス
イッチ回路25〜27は、既に、プロセッサ28から供
給される第1乃至第3の切り替え信号C〜Cにより
ループバックルート選択を行っているので、ループバッ
ク制御信号LCOが要求するループバックルートを構成
できる。
【0040】このように、変調装置10と復調装置20
間を接続する信号線を、1本のシリアル信号線と1本の
ルーブバック信号線(ループバックデータ線とループバ
ッククロック線)とに制限することができる。これによ
り、信号間の干渉を減少させることができる。
【0041】図2に本発明の一実施形態によるループバ
ップ機能付き通信装置を一般化して示す。図示のループ
バップ機能付き通信装置は送信装置1と受信装置2とを
有する。
【0042】送信装置1は、第1乃至第Nの送信信号処
理部T〜Tの他に、さらに信号選択回路3とデコー
ダ5とを有する。受信装置2は、第1乃至第Nの受信信
号処理部R〜Rおよび第1乃至第Nのスイッチ回路
SW〜SWの他に、さらにエンコーダ4を有する。
【0043】送信装置1と受信装置2との間は、エンコ
ーダ4からデコーダ5へシリアル信号を伝送するための
1本のシリアル信号線と、信号選択回路5から第1乃至
第Nのスイッチ回路SW〜SWの一方の入力端子へ
ループバック信号Lを伝送するための1本のルーブバッ
ク信号線とで接続されている。
【0044】エンコーダ4は第1乃至第Nのスイッチ回
路SW〜SWへ第1乃至第Nの切り替え信号C
を供給すると共に、そのスイッチ状態を示す信号を
シリアル信号Aとしてシリアル信号線を介して送信装置
1のデコーダ5へ送出する。デコーダ5はシリアル信号
Aをデコードして上記スイッチ状態を示す切り替え信号
Bを信号選択回路3へ供給する。信号選択回路3は、第
1乃至第Nの送信信号処理部T〜Tの出力信号のい
ずれか1つを選択し、その選択した信号をループバック
信号Lとしてルーブバック信号線を介して受信装置2へ
送出する。
【0045】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、受信装置
(復調装置)で選択したループバックルートの情報を1
本のシリアル信号線を介して送信装置(変調装置)にフ
ィードバックすることにより、必要な信号1種類のみを
受信装置(復調装置)から送信装置(変調装置)へ送出
するようにしたので、信号間の干渉を削減することがで
きる。本発明は、通信装置が複雑化し、ループバックル
ートが増大する場合でも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるループバップ機能付
き変復調装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態によるループバップ機能付
き通信装置の構成を一般化して示すブロック図である。
【図3】従来のループバップ機能付き変復調装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】従来のループバップ機能付き通信装置の構成を
一般化して示すブロック図である。
【符号の説明】
1 送信装置 2 受信装置 3 信号選択回路 4 エンコーダ 5 デコーダ T〜T 送信信号処理部 R〜R 受信信号処理部 SW〜SW スイッチ回路 11 B/U変換回路 12 スクランブラ回路 13 誤り訂正符号回路 14 変調回路 15 プロセッサ 16 スイッチ回路 17 シリアルデータ受信回路 20 復調装置 21 復調回路 22 誤り訂正復号回路 23 デスクランブラ回路 24 U/B変換回路 25〜27 スイッチ回路 28 プロセッサ 29 シリアルデータ送信回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置と受信装置と備え、前記送信装
    置は、それぞれ第1乃至第N(Nは3以上の整数)の送
    信信号処理を行う、縦続接続された第1乃至第Nの送信
    信号処理部を有し、前記受信装置は、それぞれ前記第1
    乃至第Nの送信信号処理とは逆の第1乃至第Nの受信信
    号処理を行う第1乃至第Nの受信信号処理部と、前記第
    1乃至第Nの受信信号処理部の前段にそれぞれ設けら
    、前記第1乃至第Nの送信信号処理部の出力信号と前
    記第1乃至第Nの受信信号処理部の出力信号とを選択的
    に切り替えて次段に出力する第1乃至第Nのスイッチ回
    路とを有し、前記第1乃至第Nの送信信号処理部の出力
    信号をそれぞれ前記第1乃至第Nのスイッチ回路へ折り
    返す、ループバック機能付き通信装置において、 前記受信装置は、前記第1乃至第Nのスイッチ回路の状
    態を示すスイッチ状態信号をシリアル信号として1本の
    シリアル信号線を介して前記送信装置へ送出する手段を
    備え、 前記送信装置は、前記シリアル信号を受信して前記スイ
    ッチ状態信号を得る手段と、該得たスイッチ状態信号に
    基づいて前記第1乃至第Nの送信信号処理部の出力信号
    のいずれか1つを選択し、該選択した信号をループバッ
    ク信号として1本のルーブバック信号線を介して前記受
    信装置へ送出する手段とを備え、 前記受信装置の前記第1乃至第Nのスイッチ回路の各々
    は、前記ループバック信号を一方の入力端子に入力する
    ことを特徴とするループバック機能付き通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第1乃至第Nの送信信号処理部の出
    力信号の各々は、データ信号とクロック信号とから成
    り、前記ループバック信号はループバックデータ信号と
    ループバッククロック信号とから成り、前記ルーブバッ
    ク信号線はループバックデータ線とループバッククロッ
    ク線とから成る、請求項1記載のループバック機能付き
    通信装置。
  3. 【請求項3】 変調装置(10)と復調装置(20)と
    を備え、前記変調装置(10)は、バイポーラ送信信号
    をユニポーラ送信信号に変換するB/U変換回路(1
    1)と、前記ユニポーラ送信信号をスクランブル処理し
    て、スクランブルした信号を出力するスクランブラ回路
    (12)と、前記スクランブルした信号に誤り訂正符号
    を付加して、符号化データを出力する誤り訂正符号回路
    (13)と、前記符号化データで搬送波を変調して、変
    調信号を出力する変調回路(14)とを有し、前記復調
    装置(20)は、変調信号を復調して、復調データを出
    力する復調回路(21)と、前記復調データの誤り訂正
    処理を行い、復号データを出力する誤り訂正復号回路
    (22)と、前記復号データをデスクランブル処理し
    て、デスクランブルした信号を出力するデスクランブラ
    回路(23)と、前記デスクランブルした信号であるユ
    ニポーラ受信信号をバイポーラ受信信号に変換するU/
    B変換回路(24)と、前記デスクランブラ回路とU/
    B変換回路との間に設けられ、前記ユニポーラ送信信号
    と前記デスクランブルした信号とを選択的に切り替えて
    前記U/B変換回路に出力する第1のスイッチ回路(2
    5)と、前記誤り訂正復号回路と前記デスクランブラ回
    路との間に設けられ、前記スクランブルした信号と前記
    復号データとを選択的に切り替えて前記デスクランブル
    回路に出力する第2のスイッチ回路(26)と、前記復
    調回路と前記誤り訂正復号回路との間に設けられ、前記
    符号化データと前記復調データを選択的に切り替えて前
    記誤り訂正復号回路に出力する第3のスイッチ回路(2
    7)とを備え、前記ユニポーラ送信信号、前記スクラン
    ブルした信号、および前記符号化データをそれぞれ前記
    第1乃至第3のスイッチ回路へ折り返す、ループバック
    機能付き変復調装置において、 前記復調装置は、前記第1乃至第3のスイッチ回路の状
    態を示すスイッチ状態信号をシリアル信号として1本の
    シリアル信号線を介して前記変調装置へ送出する手段
    (28,29)を備え、 前記変調装置は、前記シリアル信号を受信して前記スイ
    ッチ状態信号を得る手段(17,15)と、該得たスイ
    ッチ状態信号に基づいて前記ユニポーラ送信信号、前記
    スクランブルした信号、および前記符号化データのいず
    れか1つを選択し、該選択した信号をループバック信号
    として1本のルーブバック信号線を介して前記復調装置
    へ送出する手段(16)とを備え、 前記復調装置の前記第1乃至第3のスイッチ回路の各々
    は、前記ループバック信号を一方の入力端子に入力する
    ことを特徴とするループバック機能付き変復調装置。
  4. 【請求項4】 前記ユニポーラ送信信号、前記スクラン
    ブルした信号、および前記符号化データの各々は、デー
    タ信号とクロック信号とから成り、前記ループバック信
    号はループバックデータ信号とループバッククロック信
    号とから成り、前記ルーブバック信号線はループバック
    データ線とループバッククロック線とから成る、請求項
    3記載のループバック機能付き変復調装置。
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