JP3330790B2 - 三次元形状認識装置、建設支援装置、物体検査装置、種類認識装置、及び物体認識方法 - Google Patents

三次元形状認識装置、建設支援装置、物体検査装置、種類認識装置、及び物体認識方法

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JP3330790B2
JP3330790B2 JP22220995A JP22220995A JP3330790B2 JP 3330790 B2 JP3330790 B2 JP 3330790B2 JP 22220995 A JP22220995 A JP 22220995A JP 22220995 A JP22220995 A JP 22220995A JP 3330790 B2 JP3330790 B2 JP 3330790B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三次元形状認識装
置、建設支援装置、物体検査装置、種類認識装置、及び
物体認識方法に係り、とくにカメラによる撮像画面中の
一部又は1つの物体の形状認識に適した三次元形状認識
装置とその装置を用いた建設支援装置、物体検査装置、
種類認識装置、及び物体認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物体の3次元形状を認識する手法
としては、特開平6−317412号公報、「光三次元
計測」Chap.4:新技術コミュニケーションズ(1993
年3月8日)、「第5回三次元工学研究会資料集」(1
994年12月8日)、特開平5−280941号公
報、特開平5−317969号公報、特開平6−160
046号公報、特開昭62−21011号公報、特開平
5−67198号公報、特開平3−70086号公報及
び「パターン理解」Chap.3:オーム社(1987年8月
25日)に記載された技術がある。
【0003】特開平6−317412号公報に記載され
た機械的接触法は、対象物にプローブを当接させ、プロ
ーブの移動量を検出し、その出力に基づき計測領域の起
伏を画像データに置き換えることにより、グラフィック
処理可能なデータとし、対象物の形状を読み取るもので
ある。
【0004】「光三次元計測」Chap.4、特開平5−31
7969号公報及び特開平6−160046号公報に記
載されたモアレ三次元計測法は、光源と対象物との間に
格子を設置し、対象物の表面にモアレ縞を発生させ、カ
メラで対象物を撮像し、モアレ縞をトレースすることに
よりモアレ縞の線画を作成し(等高線の抽出)、モアレ
縞の線画をデジタイザタブレットに貼り付け、カーソル
を線上に添ってなぞることにより、自動的に一定のピッ
チごとに点の二次元座標値としてデジタル化し(二次元
デジタルデータの生成)、この二次元座標をもとに線形
補間の内挿法を用いて三次元座標を計算する(三次元デ
ータの生成)ものである。
【0005】特開平3−70086号公報、特開昭62
−21011号公報及び特開平5−67198号公報に
記載された光切断法は、対象物にスリット光をあて、ス
リット光の照射方向と異なる方向からCCDカメラで対
象物を撮像し、その撮像画像からスリット光を抽出し、
三次元データを生成する。「第5回三次元工学研究会資
料集」及び特開平5−280941号公報に記載された
光切断法は、上記光切断法と同様にして三次元データを
生成するが、対象物を揺動テーブルに載せ回転させるこ
とにより、対象物の全周を計測するようにしている。
【0006】「パターン理解」Chap.3に記載されたステ
レオマッチング法は、2台のCCDカメラで対象物体を
撮像し、一方の画像上で適切に特徴点を定め、他方の画
像上でその特徴が現われる位置を探索し、それらの間の
両眼位置ずれから奥行きを計算し、各特徴点の三次元位
置を求めるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−31741
2号公報に記載された前記従来技術では、すべてのプロ
ーブの移動量を検出することにより3次元形状を計測す
るため、プローブの設置範囲が対象物よりも小さい場合
は、対象物の一部しか計測することができず、またプロ
ーブの設置範囲が対象物よりも大きい場合は、対象物以
外の形状も計測し、対象物の形状だけのデータを抽出す
ることはできない。
【0008】「光三次元計測」Chap.4、特開平5−31
7969号公報及び特開平6−160046号公報に記
載されたモアレ稿を利用する前記従来技術では、等高線
の線画及び二次元デジタルデータの生成が手作業である
ため、計測時間が長く、作業者に負担がかかる。また、
モアレ縞を発生させるため、照度が管理された所定の位
置に対象物を設置する必要があり、多様な環境下での計
測が難しい。また、画面全体のモアレ縞について処理を
行なうため、対象物以外の形状も計測し、対象物の形状
だけのデータを抽出することはできない。
【0009】特開平3−70086号公報、特開昭62
−21011号公報、特開平5−67198号公報、
「第5回三次元工学研究会資料集」及び特開平5−28
0941号公報に記載されたスリット光を用いる前記従
来技術では、対象物に照射されたスリット光を撮像する
ため、所定の位置に対象物を設置する必要がある。ま
た、画面全体のスリット光について処理を行なうため、
対象物以外の形状も計測し、対象物の形状だけのデータ
を抽出することはできない。
【0010】「パターン理解」Chap.3に記載されたステ
レオマッチング法を用いた前記従来技術では、球などの
曲面から成る物体のように、特徴を捕えることが困難で
ある物体に対して、計測が困難である。また、画面全体
について処理を行なうため、対象物以外の物の形状も計
測し、対象物の形状だけを抽出することはできない。更
に、上記のすべての従来技術では、建屋などのカメラ視
野外に設置された座標系における対象物の形状及び位置
・姿勢を求めることはできない。
【0011】本発明の第一の目的は、対象物の形状だけ
を計測し、抽出できる三次元形状認識装置を提供するこ
とである。また本発明の第二の目的は、建屋などのカメ
ラ視野外に設置された座標系における対象物の形状及び
位置・姿勢を求める三次元形認識測装置を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、対象物体を撮
像し映像信号を出力するための撮像手段と、前記映像信
号からエッジパターンを算出するためのエッジパターン
計算手段と、前記エッジパターンから拡散方程式を用い
て拡散場を算出するための拡散場計算手段と、前記対象
物体を表す物体モデルからそのエッジパターンを参照パ
ターンとして生成するための参照パターン生成手段と、
表示手段と、前記物体モデルの位置、前記撮像手段の位
置・姿勢と倍率、及び前記表示手段の画面上における前
記撮像手段の光軸の位置をもとに、透視等変換を用い
て、前記表示手段の画面上における前記物体モデルの中
心位置を計算するための物体モデル位置計算手段と、前
記物体モデル位置計算手段により算出された前記表示手
段の画面上における前記物体モデルの中心位置と、前記
拡散場と、前記参照パターンとから前記物体モデルの形
状の修正量を計算し、該修正量を前記物体モデルの形状
に加算する形状修正量計算手段と、を備えたことを特徴
とする三次元形状認識装置を開示する。
【0013】更に本発明は、情報修正手段と、該手段か
ら入力された前記物体モデルの形状及び位置・姿勢の修
正量を前記物体モデルの形状及び位置・姿勢に加算する
加算手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2
に記載の三次元形状認識装置を開示する。
【0014】更に本発明は、前記撮像手段に対して固定
して取り付けられ、計測場所に設置された2つの基準点
からの距離と角度を計測し、その距離と角度から前記2
つの基準点に固定された座標系における前記撮像手段の
位置・姿勢を計算するための測量手段を備えていること
を特徴とする請求項1〜3の内の1つに記載の三次元形
状認識装置を開示する。
【0015】更に本発明は、設計対象物体の形状及び位
置・姿勢を格納するための設計記憶手段と、前記設計記
憶手段に格納されている前記物体の形状及び位置・姿勢
を修正するための設計入力手段と、前記設計記憶手段に
格納されている前記物体の形状及び位置・姿勢をもと
に、透視等変換を用いて、前記物体のグラフィックデー
タを生成するためのグラフィック生成手段と、前記グラ
フィック生成手段により生成された前記グラフィックデ
ータを表示するための設計表示手段と、を請求項4に記
載の三次元形状認識装置に付加したことを特徴とする建
設支援装置を開示する。
【0016】更に本発明は、請求項3に記載の三次元形
状認識装置に物体検査手段を付加するとともに、前記物
体検査手段は、前記三次元形状認識装置により修正され
た物体モデルの形状及び位置・姿勢と、当該物体の設計
上の形状及び位置・姿勢とを比較し、その差が予め定め
られた許容値以下であるとき、合格の判定を下すように
構成されたことを特徴とする物体検査装置を開示する。
【0017】更に本発明は、請求項3に記載の三次元形
状認識装置に種類認識手段を付加するとともに、前記種
類認識手段は、前記三次元形状認識装置により修正され
た識別対象物体の物体モデルの形状から、最も長い辺で
ある最長辺の長さ、二番目に長い辺である中間辺の長
さ、及び最も短い辺である最短辺の長さを求め、前記最
長辺と前記中間辺の長さの比及び前記最長辺と前記最短
辺の長さの比を計算し、前記最長辺の長さと前記中間辺
の長さを変数とする第1の平面、前記最長辺の長さと前
記最短辺の長さを変数とする第2の平面、前記中間辺の
長さと前記最短辺の長さを変数とする第3の平面、及び
前記最長辺と前記中間辺の長さの比と前記最長辺と前記
最短辺の長さの比を変数とする第4の平面の各々に物体
毎に予め設定された特徴領域の各々について、前記求め
た最長辺の長さと中間辺の長さ、前記求めた最長辺の長
さと最短辺の長さ、前記求めた中間辺の長さと最短辺の
長さ、及び前記計算した最長辺と中間辺の長さの比と前
記最長辺と最短辺の長さの比がそれぞれ存在しているか
をチェックし、1つの物体に対応した前記4つの平面上
の特徴領域の全てに前記求めた最長辺、中間辺、最短辺
の長さと前記計算した最長辺と中間辺の長さの比、及び
前記最長辺と最短辺の長さの比が存在しているとき、前
記認識対象物体は前記1つの物体であると認識すること
を特徴とする種類認識装置を開示する。
【0018】更に本発明は、請求項3に記載の三次元形
状認識装置に種類認識手段及び重量検出手段を付加する
とともに、前記種類認識手段は、前記三次元形状認識装
置により修正された識別対象物体の物体モデルの形状か
ら、最も長い辺である最長辺の長さ、二番目に長い辺で
ある中間辺の長さ、及び最も短い辺である最短辺の長さ
を求め、前記最長辺と前記中間辺の長さの比及び前記最
長辺と前記最短辺の長さの比を計算し、前記重量検出手
段の出力から前記認識対象物体の密度を計算し、前記最
長辺の長さと前記中間辺の長さを変数とする第1の平
面、前記最長辺の長さと前記最短辺の長さを変数とする
第2の平面、前記中間辺の長さと前記最短辺の長さを変
数とする第3の平面、前記最長辺と前記中間辺の長さの
比と前記最長辺と前記最短辺の長さの比を変数とする第
4の平面、及び前記重量と密度を変数とする第5の平面
の各々に、物体毎に予め設定された特徴領域の各々につ
いて、に、前記求めた最長辺の長さと中間辺の長さ、前
記求めた最長辺の長さと最短辺の長さ、前記求めた中間
辺の長さと最短辺の長さ、前記計算した最長辺と中間辺
の長さの比と前記最長辺と最短辺の長さの比、及び前記
計算した重量と密度がそれぞれ存在しているかをチェッ
クし、1つの物体に対応した前記5つの平面上の特徴領
域の全てに前記求めた最長辺、中間辺、最短辺の長さと
前記計算した最長辺と中間辺の長さの比、前記最長辺と
最短辺の長さの比、及び前記重量と密度が存在している
とき、前記認識対象物体は前記1つの物体であると認識
することを特徴とする種類認識装置を開示する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形
態の構成を示すブロック線図で、カメラ等で構成した撮
像手段1、表示手段2、マウスやキーボードである情報
修正手段3及び操作手段4、エッジパターン計算手段
5、拡散場計算手段6、参照パターン生成手段7、形状
修正量計算手段8、転送手段9、一時記憶手段10、物
体情報記憶手段11、撮像パラメータ記憶手段12、及
び物体モデル位置計算手段14を備えている。
【0020】以下、上記構成により、計測対象である物
体13の形状の計測の手順について図2を用いて説明す
る。 ステップ201:物体13が写るように撮像手段1を設
置し、撮像を行って表示手段2及びエッジパターン計算
手段5に映像fを転送する。但し、撮像手段1があらか
じめ設置されている場合は設置作業は不要である。
【0021】ステップ202:操作手段4は、撮像パラ
メータb105の転送命令b102が入力されると、撮
像パラメータb105を撮像パラメータ記憶手段12か
ら一時記憶手段10へ転送するという命令b102をデ
ータ転送手段9に転送する。データ転送手段9はこの命
令b102を受け取り、撮像パラメータ記憶手段12か
ら撮像パラメータb105を読み込み、一時記憶手段1
0に格納する。ここで撮像パラメータb105は、撮像
手段1の位置・姿勢及び倍率と、表示手段2の画面上に
おける撮像手段1の光軸の位置を表す。
【0022】また、操作手段4は、物体情報b104の
転送命令b112が入力されると、物体情報b104を
物体情報記憶手段11から一時記憶手段10へ転送する
という命令b112をデータ転送手段9に転送する。デ
ータ転送手段9はこの命令b112を受け取り、物体情
報記憶手段11から物体情報b104を読み込み、一時
記憶手段10に格納する。
【0023】ここで、物体情報b104というのは、物
体13の形状及び位置・姿勢を表すパラメータで、これ
らのパラメータで与えられる三次元空間を物体モデルと
呼ぶこととする。また、このモデルの上記形状は
【数1】 で与えられるものとする。ここで、k、lは、物体モデ
ルの中心からの2つの方向を表すパラメータで、上記2
つの方向をそれぞれms、ns分割したときの離散的な方
向を表す。そしてrsklは物体モデルの中心から(k、
l)方向の表面までの距離であり、形状Sshapeはその
表面内部及び表面上の点の集合である。更に、上記中心
から(k、l)方向にrsklの距離にある点をpskl
表すと、小三角形(pskl、psk,l+1、psk+1,l+1
あるいは(pskl、psk+1,l、psk+1,l+1)を、k、
lを動かして集めた多面体が物体モデルの表面となる。
なお、ここで述べたように、データ転送手段9は操作手
段4からの命令にもとづいて一時記憶手段10と物体情
報記憶手段11及び撮像パラメータ記憶手段12とのデ
ータ転送を行うが、以下では簡単のため、この転送を転
送手段9を介しての転送ということにする。
【0024】ステップ203:参照パターン生成手段7
は、一時記憶手段10から物体情報b104及び撮像パ
ラメータb105を読み込む。そして、図3に示したよ
うに、物体情報b104の2つの面p1、p2が辺eで
接しているとき、p1の法線ベクトルと撮像手段1の光
軸のベクトルの内積n1、及び面p2の法線ベクトルと
撮像手段1の光軸のベクトルの内積n2を計算する。さ
らにこの内積n1と内積n2の積が負のときは面p1と面
p2の接する辺eを輪郭とする。この処理を隣接する上
記2つの面について繰り返し、物体モデルの輪郭901
(図3の太線)を求め、この物体モデルのエッジパター
ンを参照パターンfrとして、形状修正計算手段8と表
示手段2に転送する。
【0025】ステップ204:エッジパターン計算手段
5は、撮像手段1からの映像fをもとに、(数2)の計
算によりエッジパターンfmを計算する。但し、画面サ
イズをm×n、画面階調数をp、閾値をμ(定数)、画
面位置(i、j)に於る映像fの画素値を、fijとする
(1≦i≦m、1≦j≦n)。
【数2】 こうして得られた映像fのエッジパターンfmは拡散場
計算手段6に転送される。
【0026】ステップ205:拡散場計算手段6は、エ
ッジパターン計算手段5からのエッジパターンfmよ
り、(数3)を用いて、拡散場umを計算する。
【数3】 但し、tnは(数3)の計算繰り返し回数を表わし、
a、bは正の定数、umij tnは画面位置(i、j)に於
るtn回目の拡散場で、繰り返しの初期値は全ての位置
(全てのi、j)に対してumij 0=0である。(数
3)で計算した拡散場umは形状修正量計算手段8に転
送される。
【0027】ステップ206:物体モデル位置計算手段
14は、一時記憶手段10からの物体情報b104と撮
像パラメータb105をもとに、透視等変換を用いて、
表示手段2の画面上における物体モデルの位置b108
を計算し、形状修正量計算手段8に転送する。
【0028】ステップ207:形状修正量計算手段8
は、物体モデル位置計算手段14からの表示手段2の画
面上における物体モデルの位置b108、拡散場計算手
段6からの拡散場um、及び参照パターン生成手段7か
らの参照パターンfrから、(数4)により物体モデル
の形状の修正量drsklを計算する。但しこの修正量は
図1では符号b103で表している。
【数4】 ここで、csは正の定数であり、qsklは画面上の物体
モデルの中心902と点psklとの距離、qklは画面上
の物体モデルの中心902と点psklとを結んだ線と輪
郭901との交点と、画面上の物体モデルの中心902
との距離である(図3参照)。k、lは前述のように物
体モデルの中心902からの2方向を離散的に表すパラ
メータである。またFsは(数5)で計算する。
【数5】 ここで、(i0、j0)は表示手段2の画面上における物
体モデルの中心902の位置b108、Glkは画面上の
物体モデルの中心902と点psklとを結んだ線と輪郭
901との交点の近傍の領域であり、例えば点pskl
含む画素を中心とする5×5画素分の領域とする。また
Vx、Vyは(数6)、(数7)で計算する。
【数6】
【数7】 こうして算出された物体モデルの形状の修正量b103
は、一時記憶手段10に転送される。
【0029】ステップ208:一時記憶手段10は、形
状修正量計算手段8からの修正量b103を、現在格納
している物体モデルの形状に加算して、格納する。 ステップ209:参照パターン生成手段7は、一時記憶
手段10から上記修正された物体情報b104及び撮像
パラメータb105を読み込み、ステップ203と同様
の手法で物体モデルの参照パターンfrを生成し、表示
手段2及び形状修正量計算手段8に転送する。
【0030】ステップ210:表示手段2は、撮像手段
1からの映像fと参照パターン生成手段7によりステッ
プ209で生成される参照パターンfrとを、画面上に
図4に示すように重ね合わせて表示する 。この表示に
より、映像f内の対象物体と物体モデルとの一致の程度
を目視で確認することができる。
【0031】ステップ211:表示手段2の画面の映像
fが表す物体13と、物体モデルのエッジパターンであ
る参照パターンfrとの間に誤差基準ε1以上の差異が
ある場合、ステップ212を行い、両者の差異が少ない
ときは、ステップ214に進む。
【0032】ステップ212:操作者は表示手段2を見
て、情報修正手段3に物体モデルの形状の修正量b10
1を入力する。但し、情報修正手段3としてマウスを用
いる場合、修正量b101はマウスの変位量である。図
3における点psklの形状を変える場合は、マウスでそ
の点を指示し、マウスの変位量を修正量b101とす
る。情報修正手段3は、物体モデルの形状の修正量b1
01を一時記憶手段10に転送する。このステップ21
2、213に於る修正処理は、オペレータが表示画面上
で物体モデル(のエッジパターン)即ち参照パターンと
撮像手段からの映像とをみて、それが大幅に異なってい
るときの人手による修正を意味するもので、これにより
両者の差は小さい値に押さえることができる。そしてこ
のときはステップ211に於る判定では大きな差異がな
いことが保証され、次のステップ214へ進む。
【0033】ステップ213:一時記憶手段10は情報
修正手段3からの修正量b101を現在格納している物
体モデルの形状に加算して、格納し、ステップ209に
進む。
【0034】ステップ214:もし映像が表す物体13
と参照パターンfrとが、ステップ211に於る誤差の
基準ε1よりもずっと小さい誤差の基準ε2より小さい
かどうかがチェックされ、ε2より誤差が大きいときは
ステップ204に戻る。ステップ204からステップ2
11を繰り返すことにより、物体モデルの形状は、物体
モデルの真の形状、即ち対象物体の形状に収束する。そ
して、映像fの表す物体13と参照パターンfrとが前
記誤差基準ε2以内で一致している場合、ステップ21
5に進む。
【0035】ここで、映像fの表す物体13と参照パタ
ーンfrとが一致しているかどうかの、ステップ214
に於る判断を行うために、以下の基準を用いることもで
きる。形状修正量計算手段8で計算された物体モデルの
形状の各修正量b103(数4)のdrsklの符号が物
体モデルの表面の各方向に沿って連続して一致しない
(+、−、+、−、…となる)とき、両者は一致してい
るとみなす。
【0036】ステップ215:操作手段4は、物体情報
b104の転送命令b122が入力されると、物体情報
b104を一時記憶手段10から物体情報記憶手段11
へ転送するという命令b122をデータ転送手段9に転
送する。データ転送手段9はこの命令b122を受け取
り、一時記憶手段10から物体情報b104を読み込
み、物体情報記憶手段11に格納する。
【0037】以上のようにして、物体モデルと対象物体
の形状の大きな違いをステップ212、213で除去
し、残った小さい誤差はステップ204〜208の処理
を自動的に繰り返すことで取り除くことができる。この
場合、ステップ204〜208の繰り返しによる物体モ
デルの形状は、大きな誤差がステップ212、213で
除去されることで他の形状に収束することがなく、確実
に対象物体の形状へ収束させることができる。
【0038】尚、上記のステップ207〜208、及び
ステップ212〜214において、撮像手段1からの映
像fが表す物体13の形状に代わってその位置・姿勢を
修正対象とし、修正量b103及びb101を位置・姿
勢の修正量b109及びb110とし、物体13の位置
・姿勢を求めるようにしても構わない。この場合は、ス
テップ207及びステップ212を下記のように変更す
る。
【0039】ステップ207:形状修正量計算手段8
は、物体モデル位置計算手段14からの表示手段2の画
面上における物体モデルの位置b108、拡散場計算手
段6からの拡散場um、及び参照パターン生成手段7か
らの参照パターンfrから、(数8)〜(数13)によ
り物体モデルの位置・姿勢の修正量b109(dpx 、
dpy、dpz、dqx、dqy、dqz)を計算する。
【数8】
【数9】
【数10】
【数11】
【数12】
【数13】 但し、cx、cy、cz、dx、dy、dzは正の定数であ
り、Fx、Fy、Fz、Mx、My、Mzは(数14)〜(数
19)で計算する。
【数14】
【数15】
【数16】
【数17】
【数18】
【数19】 ここで、Gは画面全体の領域である。こうして求めた物
体モデルの位置・姿勢の修正量b109は一時記憶手段
10に転送される。
【0040】ステップ212:操作者は表示手段2を見
て、情報修正手段3に物体モデルの位置・姿勢の修正量
b110を入力する。但し、情報修正手段3としてマウ
スを用いる場合、修正量b110はマウスの変位量であ
る。情報修正手段3は、物体モデルの形状の位置・姿勢
の修正量b110を一時記憶手段10に転送する。
【0041】以上の変更したステップ207、212の
場合、ステップ212の操作により操作者が情報修正手
段3に修正量b101を入力すると、この修正量b10
1に対応して表示手段2の画面上における参照パターン
frが変形する。これにより操作者の意図するように参
照パターンfrを変形させることができ、参照パターン
frを映像の示す物体13に近付けたり、あるいは、一
致させたりできる。
【0042】以上に説明した図1の実施の形態による
と、映像から求めた拡散場umと、物体モデルから生成
した参照パターンfr及び表示手段2の画面上における
物体モデルの位置b108 をもとに、物体モデルの形
状又は位置・姿勢の修正量b103又はb109を計算
し、これを一時記憶手段10に格納されている物体モデ
ルの形状又は位置・姿勢に加算して対象物体を修正した
物体モデルとして抽出する。従って、映像f上に他の物
体が写っていたとしても、計測対象に対応した物体モデ
ルを用いることで、対象物体13のみの形状を計測する
ことができる。
【0043】また、(数4)及び(数5)に示すよう
に、物体13の形状計算において、参照パターンfrの
近傍における拡散場umの情報のみを用いて、画面全体
の情報を用いていないため、計算時間が短くなる。ま
た、エッジパターンfmを抽出できれば計測が可能であ
るため、従来技術のような照明の管理、スリット及び格
子を必要としない利点がある。また図2に示した計測手
順は繰り返し計算によって修正量を求めているから、変
形、移動する物体13についてもその形状及び位置・姿
勢を認識することができる。
【0044】図5は、三次元形状認識装置の別の実施の
形態を示すブロック線図で、図1の実施の形態に於て複
数個の撮像手段を設けたものである。即ち、6個の撮像
手段1a、1b、1c、1d、1e、及び1fが設けら
れ、これらからの映像f1〜f6が表示手段2及びエッジ
パターン計算手段5へ入力されている。他の構成は図1
と同じである。
【0045】本実施の形態に於ては、図2のフローに於
るステップ201〜208の処理をすべて撮像手段の個
数分行う。この場合、エッジパターン計算手段5及び拡
散場計算手段6は各映像fh対応のエッジパターンfmh
及び拡散場umhを計算し、また参照パターン生成手段
7は、上記映像fhを撮像したときの視線からみた物体
モデルのエッジパターンfrhを参照パターンとして求
める(h=1〜6)。そしてステップ207で、形状あ
るいは位置・姿勢の修正量は各撮像手段対応に算出され
るが、これらをすべて加算した値をステップ208に於
る修正量としてモデルを修正する。あるいは1つの撮像
手段ごとに求めた修正量でモデルを修正し、これを各撮
像手段で順次繰り返すようにしてもよい。またステップ
209〜213の処理は、表示手段2の画面上に、撮像
手段の台数分ウィンドウを表示し、そのウィンドウ内に
撮像手段からの映像とその撮像手段から見えると予測さ
れる参照パターンとを重ね合わせて表示するようにし、
これらをオペレータがみて行うステップ212、213
の手動修正を、各ウィンドウへの修正量の和又は繰り返
しで行う。あるいはこの部分は図1と同様に1つの撮像
手段に関してのみ行うようにしてもよい。
【0046】図5の実施の形態によると、複数の撮像手
段を用いることにより、死角をなくすことができる。ま
た、計測精度は撮像手段の光軸方向に比べて、光軸に垂
直な方向の方が良いため、複数の撮像手段を用いる場
合、各撮像手段の光軸のなす角が90度になるように、
各撮像手段を設置すると、計測精度が向上する。
【0047】図6は、本発明の三次元形状認識装置のさ
らに別の実施の形態を示すもので、図5の実施の形態の
変形例である。図6では3個の撮像手段1aな1cを設
置しており、さらにこの各撮像手段ごとにエッジパター
ン計算手段5a〜5c及び拡散場計算手段6a〜6cを
設けた構成となっていて、他は図5と同じである。
【0048】この構成によると、図2のステップ204
及び205に於るエッジパターンfmh及び拡散場umh
の撮像を高速化することができる。また、同様にして、
参照パターン生成手段7及び形状修正量計算手段8も撮
像手段の個数分設置すれば、ステップ203及びす20
7に於る参照パターンの生成と修正量の計算をさらに高
速化できる。
【0049】図7は、本発明の建設支援装置の実施の形
態の一例を示すブロック線図で、図中符号1〜13で示
されているのは図1の同符号の部材と同一物を示す。図
1と異なるのは、測量手段400及び設計手段410
と、撮像手段の基準座標を定めるための基準ターゲット
420A、420Bが付加されている点である。
【0050】測量手段400は、測量操作手段401、
測距手段402、測角手段403、測量計算手段40
4、及び測量記憶手段405から成り、また設計手段4
10は、設計表示手段411、設計入力手段412、グ
ラフィック生成手段413、設計記憶手段414、及び
設計データ転送手段415から成っている。なお、撮像
手段1と設計表示手段411とは必ずしも接続されてい
なくてよい。また、測量手段400は、図8に示すよう
に物理的に撮像手段1に固定して取り付けられている。
【0051】基準ターゲット420A、420Bは、座
標系の基準となる。基準ターゲット420A、420B
により定義された座標系を図9に示す。基準ターゲット
420Aは座標系の原点OWを、基準ターゲット420
Bは座標系のxw方向を示す。水平面をxw−yw面と
し、これに直角な鉛直方向に対して反対方向をzw方向
とする。
【0052】図7の実施の形態は、撮像手段1の位置・
姿勢b409の計測と物体のツールとして建設支援を行
うのに用いることができる。図10は、撮像手段1の位
置・姿勢b409の計測手順を示すもので、まずこの動
作を説明する。
【0053】ステップ701:二つの基準ターゲット4
20A、420Bを設置する。このとき、基準ターゲッ
ト420Aは座標系の原点、基準ターゲット420Bは
座標系のXw方向となる。但し、予め設置されている場
合、設置し直す必要はない。
【0054】ステップ702:測量手段400を搭載し
た図8の撮像手段1を設置する。 ステップ703:測量操作手段401は、測距及び測角
命令b401及びb402が入力されると、測距手段4
02に測距命令b401を、測角手段403に測角命令
b402を転送する。測距手段402は測距命令b40
1を受け、基準ターゲット420Aまでの距離l1を計
測し、その結果を測量記憶手段405に記録する。また
測角手段403は測角命令b402を受け、鉛直方向と
基準ターゲット420A方向のなす仰角v1及び基準タ
ーゲット420A方向の水平角h1を計測し、その結果
を測量記憶手段405に記録する。更に、基準ターゲッ
ト420Bについても、上記と同様にして基準ターゲッ
ト402Bまでの距離l2、基準ターゲット420B方
向と鉛直及び水平方向との仰角v2及び水平角h2を計測
し、測量記憶手段405に記録する。
【0055】ステップ704:測量操作手段401は、
姿勢計測命令b412が入力されると、測角手段403
に姿勢計測命令b412を転送する。測角手段403は
この姿勢計測命令b412を受け、測量手段400の姿
勢b407を計測し、その結果を測量記憶手段405に
記録する。
【0056】ステップ705:測量操作手段401は、
計算命令b403が入力されると、これを測量計算手段
404へ転送する。測量計算手段404は、この計算命
令b403を受けると、測量記憶手段405に格納され
ている基準ターゲット420A、420Bまでの距離l
1、l2、垂直方向と基準ターゲット420A、420B
方向のなす仰角v1、v2及び水平角h1、h2をもとに、
まず測量手段400の位置(xm、ym、zm)を(数2
0)〜(数23)又は(数24)〜(数27)により計
算する。即ち、まず0≦h1−h2<180の時は、
【数20】
【数21】
【数22】 で計算する。ここで、a1は(数23)で計算する。
【数23】 また180≦h1−h2<360の時は、
【数24】
【数25】
【数26】 で計算する。ここで、b1は(数27)で計算する。
【数27】
【0057】次いで測量手段400の位置(xm、ym
m)と姿勢b407、及び測量記憶手段405に予め
格納されている測量手段400に対する撮像手段1の相
対的な位置・姿勢b408をもとに、(数28)〜(数
35)を用いて、撮像手段1の位置・姿勢b409を計
算する。
【数28】
【数29】
【数30】
【数31】
【数32】
【数33】
【数34】
【数35】 但し、(xc、yc、zc)は撮像手段1の位置、(θcaz
im、θcinc、θctwist)は撮像手段1の姿勢、(θmazi
m、θminc、θmtwist)は測量手段400の姿勢、(x
v、yv、zv)は測量手段400に対する撮像手段1の
位置、(θvazim、θvinc、θvtwist)は測量手段40
0に対する撮像手段1の姿勢である。又、(数32)〜
(数34)は、x,y,z各座標軸回りの回転を表す行
列であり、本文ではこのうちRoty(θ)およびRo
tz(θ)のみが(数31)で使われている。
【0058】ステップ706:測量計算手段404は計
算した撮像手段1の位置・姿勢b409を撮像パラメー
タ記憶手段12に記録する。
【0059】以上説明したように、測量手段400及び
基準ターゲット420A及び420Bを設け、図8に示
すように撮像手段1と測量手段400を一体化構造とす
ることにより、撮像手段1の視野外に設置された建屋な
どの座標系における物体13の形状及び位置・姿勢を計
測することができる。尚、ここでは、建設支援装置の一
部として撮像手段の位置・姿勢の計測方法を説明した
が、これは図1の三次元形状記憶装置や後述の本発明の
実施形態に於いても適用できることは明かである。
【0060】次ぎに、図7の実施の形態を用いた物体の
設計手順について図11を用いて説明する。 ステップ801:設計入力手段412は、物体情報b1
04を物体情報記憶手段11から設計記憶手段414に
転送するというデータ転送命令b411が入力される
と、物体情報b104を物体情報記憶手段11から設計
記憶手段414に転送するというデータ転送命令b41
1を設計データ転送手段415に転送する。設計データ
転送手段415は設計入力手段412からのデータ転送
命令b411を受け、物体情報記憶手段11から物体1
3の物体情報b104を読み込み、設計記憶手段414
に格納する。
【0061】ステップ802:設計入力手段412は、
物体13の物体情報b104が入力されると、計測記憶
手段414にその物体情報b104を記録する。
【0062】ステップ803:グラフィック生成手段4
13は設計記憶手段414から物体情報b104を読み
込み、透視等変換を行ない、グラフィックb410を作
成し、その結果を設計表示手段411に転送する。
【0063】ステップ804:設計表示手段411は、
撮像手段1からの映像fとグラフィック生成手段413
からのグラフィックb410とを画面上に重ね合わせて
表示する。但し、グラフィックb410のみを表示して
も構わない。
【0064】ステップ805:上記表示をみて、物体情
報b104に変更がある場合には、ステップ802に戻
る。物体情報b104に変更がない場合は、ステップ8
06に進む。
【0065】ステップ806:設計入力手段412は、
物体情報b104を設計記憶手段414から物体情報記
憶手段11に転送するというデータ転送命令b421が
入力されると、物体情報b104を設計記憶手段414
から物体情報記憶手段11に転送するというデータ転送
命令b421を設計データ転送手段415に転送する。
設計データ転送手段415は、設計入力手段412から
のデータ転送命令b421を受け、設計記憶手段414
から物体13の物体情報b104を読み込み、物体情報
記憶手段11に格納する。
【0066】以上にその動作を説明した、図7の設計手
段410の応用例として、例えばある建設現場の物体を
その周辺設備に対して配置・姿勢も含めて設計してお
き、その設計に基づいて製作・設置した物体を図7の物
体13として図2の処理フローにより計測(認識)し、
物体情報b104して物体情報記憶手段11に格納す
る。そしてそれを設計記憶手段414へ転送し、又、設
計書上の物体とその周辺装置を設計入力手段から入力し
て同じく設計記憶手段414へ転送する。そしてこれら
を重ね合わせた画面をグラフィック生成手段412で生
成し設計表示手段414へ表示して、実際に製作した物
体Aの形状・姿勢等をチェックする。これにより、即座
に現物の物体Aの位置・姿勢の修正が行える。又上記チ
ェックにより、設計書上の形状、位置・姿勢を修正する
ことも容易で、特に物体Aと接触或いは接続して設置さ
れる別の物体B等があるときは、その物体B等の設計デ
ータもともにグラフィック化して表示することで、当該
物体Aの設計を容易に且つ正確なものとすることができ
る。
【0067】また、物体13を人体の構成要素とし、撮
像手段1をレントゲン撮像機(X線写真機)とすると、
人体の構成要素をモデル化でき、データベース(物体情
報記憶手段11)に人体の構成要素の幾何情報(形状及
び位置・姿勢)を記録することができる。そこで設計手
段410を用いて、人体の構成要素の幾何情報をビジュ
アル化することにより、手術前に患者の内部状況を把握
しやすくなる。
【0068】図12は、本発明になる物体検査装置の実
施の一形態を示すブロック線図で、符号1〜13で示し
た部材は図1の同一符号と同一部材である。図1と異な
るのは、物体検査出力手段1401、物体検査操作手段
1402、及び物体検査手段1403が付加されている
点である。図13は、物体検査の動作手順を示すフロー
で、以下この動作を説明する。
【0069】ステップ1501: 物体検査操作手段1
402は、例えばキーボード或いはマウスであり、物体
検査命令b1402が入力されると、その物体検査命令
b1402を物体検査手段1403に転送する。
【0070】ステップ1502: 物体検査手段140
3は、物体検査操作手段1402からの物体検査命令b
1402を受け、物体情報記憶手段11から物体情報b
104を読み込み、この物体情報b104をもとに、物
体検査結果b1401を計算し、物体検査出力手段14
01に転送する。
【0071】ステップ1503: 物体検査出力手段1
401は、例えばディスプレイ或いはプリンタであり、
物体検査手段1403からの物体検査結果b1401を
出力・表示する。
【0072】上記のフローの内、ステップ1502に於
る物体検査計算方法の一例は次のようである。即ち物体
検査手段1403は、図2で説明した手順で得られた物
体モデルの形状の、表面を表す点集合{rskl}と、同
記憶手段11に予め格納されている設計データ内の表面
点集合{rsdkl}とを物体情報記憶手段11から物体
情報b104として取り込み、次式により全ての(k、
l)方向についての差を算出する。
【数36】 ここで得られる差sklの絶対値が全て許容値以内であれ
ば、物体検査手段1403は物体検査「合格」という物
体検査結果b1401を物体検査出力手段1401に転
送する。もしその絶対値が許容値より大きいsklがあれ
ば、物体検査手段1403は物体検査「不合格」という
物体検査結果b1401を物体検査出力手段1401に
転送する。ここで、その絶対値が許容値より大きいskl
が正であれば、「点rsklを長さsklだけ削る。」とい
うコメントを物体検査b1401に追加してもよい。
尚、上記の設計データは、図7で示した設計手段410
を図12の構成に付加し、この設計手段により作成・修
正したものを用いるようにすることもできる。
【0073】図12に示した実施の形態によると、物体
13の形状が許容誤差内にあるかどうかを容易に判断す
ることができ、検査に要する時間及び作業を減少するも
とができる。この実施の形態は、計測対象である物体1
3を建築物の構成部品、車や電車などの車両、船舶、飛
行機、クレーン、エレベータなどの荷役機器、圧延機、
圧縮機、タービンなどの機械装置、原子炉、ロボット、
加工機などの作業機械、或いは宇宙基地などの構成部品
に対して適用できる。さらにこれらの上記製品がCIM
(Computer Integrated Manufacturing)システムで生
産されている場合、物体情報記憶手段11をCIMシス
テムで管理されている製品のデータベースとすれば、本
実施の形態をCIMシステムに組み込むことができる。
【0074】図14は、本発明になる種類記録装置実施
の一形態を示すブロック線図で、符号1〜13で示す部
材は図6の同一符号の部材と同一物である。図6と異な
るのは、特徴量計算手段r502及び種類認識手段r5
03から成る認識装置r501と、重量計算手段r50
4を付加した点である。但し重量計算手段r504はな
くても構わない。また、撮像手段、エッジパターン計算
手段及び拡散場計算手段は3組あるものとしたが、これ
らは図1、或いは図5等の構成でもよい。
【0075】特徴量計算手段r502は、物体モデルの
形状(以下符号b106で表す)から物体13の縦、
横、奥行きの長さを抽出し、三つの長さから最長辺、中
間辺及び最短辺の長さを求め、最長辺と中間辺の長さの
比、最長辺と最短辺の長さの比を計算する。また、重量
計測手段r504から送られる重量br02をもとに、
密度を計算しても構わない。次に、物体13の特徴を表
わす最長辺、中間辺及び最短辺の長さ、最長辺と中間辺
の長さの比、最長辺と最短辺の長さの比を種類認識手段
r503に転送する。ここで、重量br02及び密度を
種類認識手段r503に転送しても構わない。最長辺、
中間辺及び最短辺の長さ、最長辺と中間辺の長さの比、
及び最長辺と最短辺の長さの比を特徴量br01とす
る。重量br02及び密度を特徴量br01に含めても
構わない。
【0076】種類認識手段r503は、特徴量計算手段
r502から送られた特徴量br01をもとに、各特徴
量br01を縦軸及び横軸に取ったグラフ上の、各物体
に特有な領域に各特徴量br01が存在するかどうかを
チェックすることにより、物体13の種類を認識する。
以上の構成によって、物体13を、家電製品としたとき
の動作を図15、図16のフローに従って説明する。但
し、電気製品としては、エアコン室外機、エアコン壁掛
け型室内機、エアコン床置き型室内機、窓据付け縦型エ
アコン、窓据付け横型エアコン、一槽式洗濯機、二槽式
洗濯機、普通・大型冷蔵庫、小型冷蔵庫、スピーカ台な
しテレビ及びスピーカ台付きテレビを対象とするものと
する。
【0077】ステップr101:図2に示すステップ2
01〜ステップ215の手順を行なうことにより、物体
モデルの形状b106を求める。
【0078】ステップr102:特徴量計算手段r50
2は、一時記憶手段10に格納されている物体モデルの
形状b106から、高さ方向の長さを縦の長さ、物体モ
デルの中心を通り水平な面における最短の幅を横の長さ
とし、物体モデルの中心を通り水平な面において最短の
幅の方向に垂直な方向の幅を奥行きの長さとして、これ
らを物体13の縦、横及び奥行きの長さとする。また、
物体モデルの中心を通る直線方向の長さが最短である幅
を縦の長さ、物体モデルの中心を通り最短となる方向に
垂直な面において最短の幅を横の長さ、その方向に垂直
な方向の幅を奥行きの長さとして、物体13の縦、横及
び奥行きの長さを求めても構わない。
【0079】ステップr103:特徴量計算手段r50
2は、縦、横及び奥行きの長さから最長辺、中間辺及び
最短辺の長さを求め、最長辺と中間辺の長さの比、最長
辺と最短辺の長さの比を計算する。また、重量計測手段
r504から送られる重量br02をもとに、密度を計
算しても構わない。こうして求めた特徴量br01を種
類認識手段r503に転送する
【0080】ステップr104:種類認識手段r503
は、特徴量計算手段r502から送られた特徴量br0
1から物体13の種類を認識する。このステップr10
4における物体13の種類の認識手順は図16で示され
ており、以下この手順を説明する。。
【0081】ステップr201:エアコン室外機の最長
辺の長さ−中間辺の長さのグラフの特有領域は、点(5
00、450)、点(850、450)、点(110
0、950)、点(800、950)及び点(500、
600)で囲まれる領域とする。エアコン室外機の最長
辺の長さ−最短辺の長さのグラフの特有領域は、点(5
00、150)、点(850、150)、点(110
0、350)、点(1100、400)及び点(50
0、300)で囲まれる領域とする。エアコン室外機の
中間辺の長さ−最短辺の長さのグラフの特有領域は、点
(450、150)、点(600、150)、点(95
0、300)、点(950、400)及び点(450、
300)で囲まれる領域とする。エアコン室外機の最長
辺と中間辺の長さの比−最長辺と最短辺の長さの比のグ
ラフの特有領域は、点(0.55、0.2)、点(1、
0.2)、点(1、0.5)及び点(0.55、0.
5)で囲まれる領域とする。これらすべての特有領域に
各特徴量br01の該当する値が存在するとき、物体は
エアコン室外機であるとし、ステップr213へ進む。
各特徴量br01の少なくとも1つが該当する特有領域
に存在しないとき、エアコン室外機ではないとし、ステ
ップr202に進む。ここで、エアコン室外機の重量−
密度のグラフの特有領域は、点(20、0.2)、点
(100、0.2)、点(100、0.5)及び点(2
0、0.5)で囲まれる領域とし、この特有領域ににつ
いても該当するかどうかを調べるようにしてもよい。
【0082】ステップr202:エアコン壁掛け型室内
機の最長辺の長さ−中間辺の長さのグラフの特有領域
は、点(700、200)、点(1300、200)、
点(1300、450)及び点(700、450)で囲
まれる領域とする。エアコン壁掛け型室内機の最長辺の
長さ−最短辺の長さのグラフの特有領域は、点(70
0、100)、点(1300、100)、点(130
0、250)及び点(700、250)で囲まれる領域
とする。エアコン壁掛け型室内機の中間辺の長さ−最短
辺の長さのグラフの特有領域は、点(200、10
0)、点(450、100)、点(450、250)及
び点(200、250)で囲まれる領域とする。エアコ
ン壁掛け型室内機の最長辺と中間辺の長さの比−最長辺
と最短辺の長さの比のグラフの特有領域は、点(0.
1、0.2)、点(0.5、0.1)、点(0.5、
0.3)及び点(0.2、0.3)で囲まれる領域とす
る。これらすべての特有領域に各特徴量br01の該当
する値が存在するとき、物体はエアコン壁掛け型室内機
であるとし、ステップr213へ進む。各特徴量br0
1の少なくとも1つが該当する特有領域に存在しないと
き、エアコン壁掛け型室内機ではないとし、ステップr
203に進む。ここで、エアコン壁掛け型室内機の重量
−密度のグラフの特有領域は、点(3、0.15)、点
(15、0.15)、点(30、0.25)、点(3
0、0.3)、点(25.0.3)及び点(3、0.2
5)で囲まれる領域とし、この特有領域についても該当
するか同化を調べるようにしてもよい。
【0083】ステップr203:エアコン床置き型室内
機の最長辺の長さ−中間辺の長さのグラフの特有領域
は、点(700、550)、点(1300、550)、
点(1300、700)及び点(700、700)で囲
まれる領域とする。エアコン床置き型室内機の最長辺の
長さ−最短辺の長さのグラフの特有領域は、点(70
0、150)、点(1300、150)、点(130
0、250)及び点(700、250)で囲まれる領域
とする。エアコン床置き型室内機の中間辺の長さ−最短
辺の長さのグラフの特有領域は、点(550、15
0)、点(700、150)、点(700、250)及
び点(550、250)で囲まれる領域とする。エアコ
ン床置き型室内機の最長辺と中間辺の長さの比−最長辺
と最短辺の長さの比のグラフの特有領域は、点(0.
5、0.15)、点(0.9、0.15)、点(0.
9、0.3)及び点(0.5、0.3)で囲まれる領域
とする。これらすべての特有領域に各特徴量br01の
該当する値が存在するとき、物体はエアコン床置き型室
内機であるとし、ステップr213へ進む。各特徴量b
r01の少なくとも1つが該当する特有領域に存在しな
いとき、エアコン床置き型室内機ではないとし、ステッ
プr206に進む。ここで、エアコン床置き型室内機の
重量−密度のグラフの特有領域は、点(15、0.1
5)、点(25、0.15)、点(45、0.25)、
点(45、0.3)及び点(15、0.3)で囲まれる
領域とし、特有領域についても該当するかどうかを調べ
るようにしてもよい。
【0084】ステップr204:窓据付け縦型エアコン
の最長辺の長さ−中間辺の長さのグラフの特有領域は、
点(550、500)、点(600、500)、点(8
50、770)、点(850、730)、点(750、
730)及び点(550、610)で囲まれる領域とす
る。窓据付け縦型エアコンの最長辺の長さ−最短辺の長
さのグラフの特有領域は、点(550、350)、点
(620、350)、点(850、450)、点(85
0、475)、点(700、475)及び点(550、
420)で囲まれる領域とする。窓据付け縦型エアコン
の中間辺の長さ−最短辺の長さのグラフの特有領域は、
点(500、325)、点(550、325)、点(7
20、425)、点(720、500)、点(675、
500)及び点(500、375)で囲まれる領域とす
る。窓据付け縦型エアコンの最長辺と中間辺の長さの比
−最長辺と最短辺の長さの比のグラフの特有領域は、点
(0.8、0.5)、点(0.85、0.5)、点
(1、0.6)、点(1、0.68)、点(0.9、
0.68)及び点(0.8、0.6)で囲まれる領域と
する。これらすべての特有領域に各特徴量br01の該
当する値が存在するとき、窓据付け縦型エアコンである
とし、ステップr213へ進む。各特徴量br01の少
なくとも1つが該当する特有領域に存在しないとき、窓
据付け縦型エアコンではないとし、ステップr205に
進む。ここで、窓据付け縦型エアコンの重量−密度のグ
ラフの特有領域は、点(15、0.35)、点(28、
0.35)、点(40、0.5)、点(40、0.6
5)、点(32、0.65)及び点(15、0.4)で
囲まれる領域とし、この特有領域についても該当するか
どうかを調べるようにしてもよい。
【0085】ステップr205:窓据付け横型エアコン
の最長辺の長さ−中間辺の長さのグラフの特有領域は、
点(700、300)、点(850、300)、点(8
50、400)及び点(700、400)で囲まれる領
域とする。窓据付け横型エアコンの最長辺の長さ−最短
辺の長さのグラフの特有領域は、点(700、15
0)、点(850、150)、点(850、300)及
び点(700、300)で囲まれる領域とする。窓据付
け横型エアコンの中間辺の長さ−最短辺の長さのグラフ
の特有領域は、点(300、150)、点(400、2
50)、点(400、250)及び点(300、25
0)で囲まれる領域とする。窓据付け横型エアコンの最
長辺と中間辺の長さの比−最長辺と最短辺の長さの比の
グラフの特有領域は、点(0.4、0.25)、点
(0.5、0.25)、点(0.5、0.35)及び点
(0.4、0.35)で囲まれる領域とする。これらす
べての特有領域に各特徴量br01の該当する値が存在
するとき、物体は窓据付け横型エアコンであるとし、ス
テップr213へ進む。各特徴量br01の少なくとも
1つが該当する特有領域に存在しないときが一つでも存
在にないとき、窓据付け横型エアコンではないとし、ス
テップr206に進む。ここで、窓据付け横型エアコン
の重量−密度のグラフの特有領域は、点(35、0.2
3)、点(70、0.23)、点(70、0.4)及び
点(35、0.4)で囲まれる領域とし、この特有領域
についても該当するかどうかを調べるようにしてもよ
い。
【0086】ステップr206:一槽式洗濯機の最長辺
の長さ−中間辺の長さのグラフの特有領域は、点(85
0、480)、点(930、480)、点(1050、
650)、点(1050、700)、点(1000、7
00)及び点(850、600)で囲まれる領域とす
る。一槽式洗濯機の最長辺の長さ−最短辺の長さのグラ
フの特有領域は、点(850、450)、点(950、
450)、点(1050、550)、点(1050、7
00)及び点(850、580)で囲まれる領域とす
る。一槽式洗濯機の中間辺の長さ−最短辺の長さのグラ
フの特有領域は、点(450、450)、点(550、
450)、点(700、600)、点(700、68
0)、点(600、680)及び点(450、500)
で囲まれる領域とする。一槽式洗濯機の最長辺と中間辺
の長さの比−最長辺と最短辺の長さの比のグラフの特有
領域は、点(0.5、0.5)、点(0.55、0.
5)、点(0.7、0.6)、点(0.7、0.7)、
点(0.65、0.7)及び点(0.5、0.6)で囲
まれる領域とする。これらすべての特有領域に各特徴量
br01の該当する値が存在するとき、物体は一槽式洗
濯機であるとし、ステップr213へ進む。各特徴量b
r01の少なくとも1つが該当する特有領域に存在しな
いとき、一槽式洗濯機ではないとし、ステップr207
に進む。ここで、一槽式洗濯機の重量−密度のグラフの
特有領域は、点(20、0.09)、点(30.0.0
9)、点(65、0.13)、点(65、0.16)、
点(55、0.16)及び点(20、0.12)で囲ま
れる領域とし、この特有領域についても該当するかどう
かを調べるようにしてもよい。
【0087】ステップr207:二槽式洗濯機の最長辺
の長さ−中間辺の長さのグラフの特有領域は、点(80
0、600)、点(900、600)、点(1000、
750)、点(1000、900)、点(900、90
0)及び点(800、700)で囲まれる領域とする。
二槽式洗濯機の最長辺の長さ−最短辺の長さのグラフの
特有領域は、点(850、350)、点(900、35
0)、点(1020、480)、点(1020、55
0)、点(950、550)及び点(800、410)
で囲まれる領域とする。二槽式洗濯機の中間辺の長さ−
最短辺の長さのグラフの特有領域は、点(580、35
0)、点(700、350)、点(900、470)、
点(900、550)、点(780、550)及び点
(580、420)で囲まれる領域とする。二槽式洗濯
機の最長辺と中間辺の長さの比−最長辺と最短辺の長さ
の比のグラフの特有領域は、点(0.65、0.4)、
点(0.75、0.4)、点(0.95、0.5)、点
(0.95、0.6)、点(0.85、0.6)及び点
(0.65、0.5)で囲まれる領域とする。これらす
べての特有領域に各特徴量br01の該当する値が存在
するとき、物体は二槽式洗濯機であるとし、ステップr
213へ進む。特有領域に各特徴量br01の少なくと
も1つが該当する特有領域に存在しないとき、二槽式洗
濯機ではないとし、ステップr208に進む。ここで、
二槽式洗濯機の重量−密度のグラフの特有領域は、点
(10、0.05)、点(15、0.05)、点(4
0、0.08)、点(40.0.12)、点(30.
0.12)及び点(10、0.07)で囲まれる領域と
し、この特有領域についても該当するかどうかを調べる
ようにしてもよい。
【0088】ステップr208:普通・大型冷蔵庫の最
長辺の長さ−中間辺の長さのグラフの特有領域は、点
(700、450)、点(1900、450)、点(1
900、1000)及び点(700、100)で囲まれ
る領域とする。普通・大型冷蔵庫の最長辺の長さ−最短
辺の長さのグラフの特有領域は、点(700、35
0)、点(1900、350)、点(1900、80
0)及び点(700、800)で囲まれる領域とする。
普通・大型冷蔵庫の中間辺の長さ−最短辺の長さのグラ
フの特有領域は、点(450、350)、点(100
0、350)、点(1000、800)、点(750、
800)及び点(450、500)で囲まれる領域とす
る。普通・大型冷蔵庫の最長辺と中間辺の長さの比−最
長辺と最短辺の長さの比のグラフの特有領域は、点
(0.3、0.2)、点(0.5、0.2)、点(1、
0.65)、点(1、0.8)、点(0.75、0.
8)及び点(0.3、0.35)で囲まれる領域とす
る。これらすべての特有領域に各特徴量br01の該当
する値が存在するとき、普通・大型冷蔵庫であるとし、
ステップr213へ進む。特有領域に各特徴量br01
の少なくとも1つが該当する特有領域に存在しないと
き、普通・大型冷蔵庫ではないとし、ステップr209
に進む。ここで、普通・大型冷蔵庫の重量−密度のグラ
フの特有領域は、点(15、0.05)、点(140、
0.05)、点(140、0.2)及び点(15、0.
2)で囲まれる領域とし、この特有領域についても該当
するかどうかを調べるようにしてもよい。
【0089】ステップr209:小型冷蔵庫の最長辺の
長さ−中間辺の長さのグラフの特有領域は、点(45
0、450)、点(550、450)、点(550、5
50)及び点(450、550)で囲まれる領域とす
る。小型冷蔵庫の最長辺の長さ−最短辺の長さのグラフ
の特有領域は、点(450、400)、点(550、4
00)、点(550、550)及び点(450、55
0)で囲まれる領域とする。小型冷蔵庫の中間辺の長さ
−最短辺の長さのグラフの特有領域は、点(450、4
00)、点(550、400)、点(550、550)
及び点(450、550)で囲まれる領域とする。小型
冷蔵庫の最長辺と中間辺の長さの比−最長辺と最短辺の
長さの比のグラフの特有領域は、点(0.93、0.
9)、点(1、0.9)、点(1、1)及び点(0.9
3、1)で囲まれる領域とする。これらすべての各特徴
量br01の該当する値が存在するとき、物体小型冷蔵
庫であるとし、ステップr213へ進む。各特徴量br
01の少なくとも1つが該当する特有領域に存在しない
とき、小型冷蔵庫ではないとし、ステップr210に進
む。ここで、小型冷蔵庫の重量−密度のグラフの特有領
域は、点(10、0.05)、点(25、0.05)、
点(25、0.15)及び点(10、0.15)で囲ま
れる領域とし、この特有領域についても該当するかどう
かを調べるようにしてもよい。
【0090】ステップr210:スピーカ台なしテレビ
の最長辺の長さ−中間辺の長さのグラフの特有領域は、
点(200、100)、点(1050、600)、点
(1050、800)、点(800、800)及び点
(200、300)で囲まれる領域とする。スピーカ台
なしテレビの最長辺の長さ−最短辺の長さのグラフの特
有領域は、点(200、100)、点(300、10
0)、点(1050、550)、点(1050、70
0)、点(800、700)及び点(200、400)
で囲まれる領域とする。スピーカ台なしテレビの中間辺
の長さ−最短辺の長さのグラフの特有領域は、点(10
0、100)、点(100、300)、点(800、5
50)、点(800、700)、点(600、700)
及び点(100、200)で囲まれる領域とする。スピ
ーカ台なしテレビの最長辺と中間辺の長さの比−最長辺
と最短辺の長さの比のグラフの特有領域は、点(0.6
2、0.5)、点(0.9、0.5)、点(1、0.6
5)、点(1、1)、点(0.95、1)及び点(0.
62、0.7)で囲まれる領域とする。これらすべての
特有領域に各特徴量br01の該当する値が存在すると
き、物体はスピーカ台なしテレビであるとし、ステップ
r213へ進む。各特徴量br01の少なくとも1つが
該当する特有領域に存在しないとき、スピーカ台なしテ
レビではないとし、ステップr211に進む。ここで、
スピーカ台なしテレビの重量−密度のグラフの特有領域
は、点(1、0.15)、点(95、0.15)、点
(95、0.3)、点(15、0、3)、点(5、0.
42)及び点(1、0.42)で囲まれる領域とし、こ
の特有領域についても該当するかどうかを調べるように
してもよい。
【0091】ステップr211:スピーカ台付きテレビ
の最長辺の長さ−中間辺の長さのグラフの特有領域は、
点(900、850)、点(1100、850)、点
(1500、1100)、点(1500、1350)、
点(1450、1350)及び点(900、900)で
囲まれる領域とする。スピーカ台付きテレビの最長辺の
長さ−最短辺の長さのグラフの特有領域は、点(90
0、350)、点(1100、350)、点(150
0、600)、点(1500、750)、点(120
0、750)及び点(900、500)で囲まれる領域
とする。スピーカ台付きテレビの中間辺の長さ−最短辺
の長さのグラフの特有領域は、点(850、350)、
点(950、350)、点(1350、650)、点
(1350、750)、点(1200、750)及び点
(850、500)で囲まれる領域とする。スピーカ台
付きテレビの最長辺と中間辺の長さの比−最長辺と最短
辺の長さの比のグラフの特有領域は、点(0.75、
0.35)、点(0.95、0.35)、点(0.9
5、0.6)、点(0.9、0.6)及び点(0.7
5、0.4)で囲まれる領域とする。これらすべての特
有領域に各特徴量br01の該当する値が存在すると
き、物体はスピーカ台付きテレビであるとし、ステップ
r213へ進む。各特徴量br01がの少なくとも1つ
が該当する特有領域に存在しないとき、スピーカ台付き
テレビではないとし、ステップr212に進む。ここ
で、スピーカ台付きテレビの重量−密度のグラフの特有
領域は、点(45、0.05)、点(155、0.0
5)、点(155、0.2)及び点(45、0.2)で
囲まれる領域とし、この特有領域についても該当するか
どうかを調べるようにしてもよい。
【0092】ステップr212:物体13の種類は不明
であるとする。 ステップr213:終了する。 以上に述べた図16のステップr201〜ステップr2
11の各ステップにおけるチェック動作は、図17のよ
うに一般的な手順で示すことができる。
【0093】ステップr301:最長辺の長さ−中間辺
の長さのグラフにおける該当物体の特有領域に、特徴量
計算手段r502により算出され特徴量の内の最長辺の
長さと中間辺の長さが存在するとき、ステップr302
に進む。存在しないとき、ステップr306に進む。
【0094】ステップr302:最長辺の長さ−最短辺
の長さのグラフにおける該当物体の特有領域に、特徴量
計算手段r502により算出され特徴量の内の最長辺の
長さと最短辺の長さが存在するとき、ステップr303
に進む。存在しないとき、ステップr306に進む。
【0095】ステップr303:中間辺の長さ−最短辺
の長さのグラフにおける該当物体の特有領域に、特徴量
計算手段r502により算出され特徴量の内の中間辺の
長さと最短辺の長さが存在するとき、ステップr304
に進む。存在しないとき、ステップr306に進む。
【0096】ステップr304:最長辺と中間辺の長さ
の比−最長辺と最短辺の長さの比のグラフにおける該当
物体の特有領域に、特徴量計算手段r502により算出
され特徴量の内の最長辺と中間辺の長さの比と最長辺と
最短辺の長さの比が存在するとき、ステップr305に
進む。存在しないとき、ステップr306に進む。
【0097】ステップr305:物体13の種類は本種
類であるとする。 ステップr306:物体13の種類は本種類でないとす
る。
【0098】また図18は、重量計測手段r504の出
力も用いたときの図16のステップr201〜ステップ
r211の各ステップにおけるチェック動作の手順を一
般的な形で示したものである。但しステップr301〜
r304は図17と全く同じであり、これにステップr
307が追加されたフローとなっている。
【0099】ステップr307:重量−密度のグラフに
おける該当物体の特有領域に、特徴量計算手段r502
により算出され特徴量の内の重量と密度が存在すると
き、ステップr305に進む。存在しないとき、ステッ
プr306に進む。図16は、上記図17又は図18に
於いて、該当物体をエアコン室外機、エアコン壁掛け型
室内機、エアコン床置き型室内機、窓据付け縦型エアコ
ン、窓据付け横型エアコン、一槽式洗濯機、二槽式洗濯
機、普通・大型冷蔵庫、小型冷蔵庫、スピーカ台なしテ
レビ及びスピーカ台付きテレビとしたときの例である
が、このようなチェック方法で上記に列記した家電製品
が認識できる理由をここで説明する。
【0100】家電製品の形状はほぼ直方体あでって、そ
の種類によって最長辺、中間辺及び最短辺の長さには特
徴がある。図19〜図23は、図16で対象とした家電
製品についての実測データあり、図19が最長辺の長さ
−中間辺の長さのグラフ、図20が最長辺の長さ−最短
辺の長さのグラフ、図21が中間辺の長さ−最短辺の長
さのグラフ、図22が最長辺と中間辺の長さの比−最長
辺と最短辺の長さの比のグラフ、図23が重量−密度の
グラフである。これらの各グラフに於いて製品の種類ご
とにその実測データが含まれる領域を多角形として切り
出すと図24〜図26に示すような六角形、五角形、或
いは四角形の領域が得られる。これらの領域は(数3
7)〜(数42)のような式の組み合わせで表すことが
できる。
【0101】
【数37】
【数38】
【数39】
【数40】
【数41】
【数42】 ここで、a1、a2、b1、b2、c1、c2、c3及びc4は
定数であり、x、yは各グラフの2つの変量である。図
16の各ステップの説明で示した座標はこの多角形の頂
点を示したもので、これらの多角形、即ち特有領域は電
気製品の種類によって殆ど重ならない。従って実物の特
徴量と上記特有領域の対応から製品の分類が可能にな
る。
【0102】図14に示した種類認識装置によれば、図
15〜図18に示した処理で用いる特徴量及び判断に用
いる特有領域を示すデータ量が極めて小さいため、物体
13の種類を短時間で求めることができる。廃棄物処理
装置においては、廃棄された家電製品は各種類ごとに処
理が異なっている。例えば、テレビは先ずブラウン管を
取り出す。エアコン室内機及び冷蔵庫はフロンの抜き取
りを行なう。このため、廃棄物を認識する必要がある
が、図14の種類認識装置を廃棄物処理装置に用いるこ
とにより、ある限られた時間内に多くの物体の種類を認
識することができ、廃棄物の処理能力を向上することが
できる。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、形状修正量計算手段が
拡散場、参照パターン及び表示手段の画面上における物
体モデルの位置をもとに、物体モデルの形状の修正量を
計算し、記憶手段に格納されている物体モデルの形状に
加算することにより、映像上に他の物体が写っていたと
しても計測対象となっている物体のみの形状を計測する
ことができる。また、物体の形状計算において参照パタ
ーンの近傍における拡散場の情報のみを用いて、画面全
体の情報を用いていないため、計算時間が短くなる。ま
た、エッジパターンを抽出できれば計測が可能であるた
め、照明の管理、スリット及び格子を必要としない。ま
た、撮像手段と測量手段を一体化し、基準ターゲットを
設けることにより、建屋などの撮像手段の視野外に設置
された座標系における物体の形状及び位置・姿勢を計測
することができる。また、設計手段を付加することによ
り、建築や設備設計を効率的に行うことができる。ま
た、物体検査手段を付加することにより、製造された物
体の検査が容易に行える。また認識装置を付加すること
により、多数の物体の認識が容易に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の三次元形状認識装置の実施の形態の一
例示すブロック線図である。
【図2】図1の装置による計測動作の手順を示す図であ
る。
【図3】参照パターンの例を示す図である。
【図4】表示手段の画面表示例図である。
【図5】複数の撮像手順を設けた三次元形状認識装置の
実施の一形態を示すブロック線図である。
【図6】図5の変形例を示すブロック線図である。
【図7】本発明の設計支援装置の実施の一形態を示すブ
ロック線図である。
【図8】測量手段と撮像手段を一体化した構造例であ
る。
【図9】基準ターゲットをもとに定義した座標系を示す
図である。
【図10】撮像手段の位置・姿勢の計測手順を示す図で
ある。
【図11】設計手順を示す図である。
【図12】本発明の物体検査装置の実施の一形態を示す
図である。
【図13】物体検査の手順を示す図である。
【図14】本発明の種類認識装置の実施の一形態を示す
ブロック線図である。
【図15】種類認識の手順を示す図である。
【図16】電気製品の種類認識の手順を示す図である。
【図17】種類認識の一般的な手順を示す図である。
【図18】種類認識の一般的な手順を示す図である。
【図19】家電製品の最長辺の長さ−中間辺の長さの実
測データである。
【図20】家電製品の最長辺の長さ−最短辺の長さの実
測データである。
【図21】家電製品の中間辺の長さ−最短辺の長さの実
測データである。
【図22】家電製品の最長辺と中間辺の長さの比−最長
辺と中間辺の長さの比の実測データから求めたグラフで
ある。
【図23】家電製品の重量−密度の実測データである。
【図24】特徴量のグラフにおける特有領域の一例であ
る。
【図25】特徴量のグラフにおける特有領域の一例であ
る。
【図26】特徴量のグラフにおける特有領域の一例であ
る。
【符号の簡単な説明】
1 撮像手段 2 表示装置 3 情報修正手段 4 操作手段 5 エッジパターン計算手段 6 拡散場計算手段 7 参照パターン生成手段 8 修正量計算手段 9 データ転送手段 10 一時記憶手段 11 物体情報記憶手段 12 撮像パラメータ記憶手段 13 物体 14 物体モデル位置計算手段 b101 物体モデルの形状の修正量 b102 データ転送命令 b112 データ転送命令 b122 データ転送命令 b103 物体モデルの形状の修正量 b104 物体情報 b105 撮像パラメータ b108 表示手段の画面上における物体モデルの位置 b109 物体モデルの位置・姿勢の修正量 f 映像 fm エッジパターン um 拡散場 fr 参照パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 勉 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所機電事業部内 審査官 白石 光男 (56)参考文献 特開 平7−146121(JP,A) 特開 昭61−66108(JP,A) 特開 平2−110788(JP,A) 特開 平6−176997(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/24 G06T 7/00 G06T 9/20

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物体を撮像し映像信号を出力するた
    めの撮像手段と、 前記映像信号からエッジパターンを算出するためのエッ
    ジパターン計算手段と、 前記エッジパターンから拡散方程式を用いて拡散場を算
    出するための拡散場計算手段と、 前記対象物体を表す物体モデルからそのエッジパターン
    を参照パターンとして生成するための参照パターン生成
    手段と、 表示手段と、 前記物体モデルの位置、前記撮像手段の位置・姿勢と倍
    率、及び前記表示手段の画面上における前記撮像手段の
    光軸の位置をもとに、透視等変換を用いて、前記表示手
    段の画面上における前記物体モデルの中心位置を計算す
    るための物体モデル位置計算手段と、 前記物体モデル位置計算手段により算出された前記表示
    手段の画面上における前記物体モデルの中心位置と、前
    記拡散場と、前記参照パターンとから前記物体モデルの
    形状の修正量を計算し、該修正量を前記物体モデルの形
    状に加算する形状修正量計算手段と、 を備えたことを特徴とする三次元形状認識装置。
  2. 【請求項2】 前記形状修正量計算手段は、前記物体モ
    デルの形状の修正量に代わって前記物体モデルの位置・
    姿勢の修正量を計算し、その修正量を前記物体モデルの
    位置・姿勢に加算することを特徴とする請求項1に記載
    の三次元形状認識装置。
  3. 【請求項3】 情報修正手段と、該手段から入力された
    前記物体モデルの形状及び位置・姿勢の修正量を前記物
    体モデルの形状及び位置・姿勢に加算する加算手段とを
    備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の三次
    元形状認識装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段に対して固定して取り付け
    られ、計測場所に設置された2つの基準点からの距離と
    角度を計測し、その距離と角度から前記2つの基準点に
    固定された座標系における前記撮像手段の位置・姿勢を
    計算するための測量手段を備えていることを特徴とする
    請求項1〜3の内の1つに記載の三次元形状認識装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段を複数個設け、前記エッジ
    パターン計算手段、前記拡散場計算手段、前記参照パタ
    ーン生成手段、及び前記物体モデル位置計算手段は、前
    記撮像手段毎のエッジパターン、拡散場、参照パター
    ン、及び物体モデルの中心位置をそれぞれ算出し、さら
    に前記形状修正量計算手段は、前記撮像手段毎の対応す
    る修正量を算出し、該修正量を前記物体モデルの形状に
    加算することを特徴とする請求項1〜3の内の1つに記
    載の三次元形状認識装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記エッジパターン計算手段
    及び前記拡散場計算手段を前記撮像手段の各々に対して
    1個づつ設けたことを特徴とする請求項5に記載の三次
    元形状認識装置。
  7. 【請求項7】 設計対象物体の形状及び位置・姿勢を格
    納するための設計記憶手段と、 前記設計記憶手段に格納されている前記物体の形状及び
    位置・姿勢を修正するための設計入力手段と、 前記設計記憶手段に格納されている前記物体の形状及び
    位置・姿勢をもとに、透視等変換を用いて、前記物体の
    グラフィックデータを生成するためのグラフィック生成
    手段と、 前記グラフィック生成手段により生成された前記グラフ
    ィックデータを表示するための設計表示手段と、 を請求項4に記載の三次元形状認識装置に付加したこと
    を特徴とする建設支援装置。
  8. 【請求項8】 前記設計表示手段は、前記撮像手段出力
    の映像信号を前記グラフィック生成手段により生成され
    た前記グラフィックデータと重ね合せて表示するように
    構成したことを特徴とする請求項7に記載の建設支援装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の三次元形状認識装置に
    物体検査手段を付加するとともに、 前記物体検査手段は、前記三次元形状認識装置により修
    正された物体モデルの形状及び位置・姿勢と、当該物体
    の設計上の形状及び位置・姿勢とを比較し、その差が予
    め定められた許容値以下であるとき、合格の判定を下す
    ように構成されたことを特徴とする物体検査装置。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の三次元形状認識装置
    に種類認識手段を付加するとともに、 前記種類認識手段は、前記三次元形状認識装置により修
    正された認識対象物体の物体モデルの形状から、最も長
    い辺である最長辺の長さ、二番目に長い辺である中間辺
    の長さ、及び最も短い辺である最短辺の長さを求め、 前記最長辺と前記中間辺の長さの比及び前記最長辺と前
    記最短辺の長さの比を計算し、 前記最長辺の長さと前記中間辺の長さを変数とする第1
    の平面、前記最長辺の長さと前記最短辺の長さを変数と
    する第2の平面、前記中間辺の長さと前記最短辺の長さ
    を変数とする第3の平面、及び前記最長辺と前記中間辺
    の長さの比と前記最長辺と前記最短辺の長さの比を変数
    とする第4の平面の各々に物体毎に予め設定された特徴
    領域の各々について、前記求めた最長辺の長さと中間辺
    の長さ、前記求めた最長辺の長さと最短辺の長さ、前記
    求めた中間辺の長さと最短辺の長さ、及び前記計算した
    最長辺と中間辺の長さの比と前記最長辺と最短辺の長さ
    の比がそれぞれ存在しているかをチェックし、 1つの物体に対応した前記4つの平面上の特徴領域の全
    てに前記求めた最長辺、中間辺、最短辺の長さと前記計
    算した最長辺と中間辺の長さの比、及び前記最長辺と最
    短辺の長さの比が存在しているとき、前記認識対象物体
    は前記1つの物体であると認識することを特徴とする種
    類認識装置。
  11. 【請求項11】 請求項3に記載の三次元形状認識装置
    に種類認識手段及び重量検出手段を付加するとともに、 前記種類認識手段は、前記三次元形状認識装置により修
    正された認識対象物体の物体モデルの形状から、最も長
    い辺である最長辺の長さ、二番目に長い辺である中間辺
    の長さ、及び最も短い辺である最短辺の長さを求め、 前記最長辺と前記中間辺の長さの比及び前記最長辺と前
    記最短辺の長さの比を計算し、 前記重量検出手段の出力から前記認識対象物体の密度を
    計算し、 前記最長辺の長さと前記中間辺の長さを変数とする第1
    の平面、前記最長辺の長さと前記最短辺の長さを変数と
    する第2の平面、前記中間辺の長さと前記最短辺の長さ
    を変数とする第3の平面、前記最長辺と前記中間辺の長
    さの比と前記最長辺と前記最短辺の長さの比を変数とす
    る第4の平面、及び前記重量と密度を変数とする第5の
    平面の各々に物体毎に予め設定された特徴領域の各々に
    ついて、前記求めた最長辺の長さと中間辺の長さ、前記
    求めた最長辺の長さと最短辺の長さ、前記求めた中間辺
    の長さと最短辺の長さ、前記計算した最長辺と中間辺の
    長さの比と前記最長辺と最短辺の長さの比、及び前記計
    算した重量と密度がそれぞれ存在しているかをチェック
    し、 1つの物体に対応した前記5つの平面上の特徴領域の全
    てに前記求めた最長辺、中間辺、最短辺の長さと前記計
    算した最長辺と中間辺の長さの比、前記最長辺と最短辺
    の長さの比、及び前記重量と密度が存在しているとき、
    前記認識対象物体は前記1つの物体であると認識するこ
    とを特徴とする種類認識装置。
  12. 【請求項12】 前記特徴領域は、当該特徴領域対応の
    前記平面上の四角形、五角形、または六角形の領域であ
    ることを特徴とする請求項10または11に記載の種類
    認識装置。
  13. 【請求項13】 前記認識対象物体を電気製品とし、 エアコン室外機に対する第1の特徴領域を、前記第1の
    平面に対して点(500、450)、点(850、45
    0)、点(1100、950)、点(800、950)
    及び点(500、600)で囲まれる五角形の領域と
    し、前記第2の平面に対して点(500、150)、点
    (850、150)、点(1100、350)、点(1
    100、400)及び点(500、300)で囲まれる
    五角形の領域とし、前記第3の平面に対して点(45
    0、150)、点(600、150)、点(950、3
    00)、点(950、400)及び点(450、30
    0)で囲まれる五角形の領域とし、さらに前記第4の平
    面に対して点(0.55、0.2)、点(1、0.
    2)、点(1、0.5)及び点(0.55、0.5)で
    囲まれる四角形の領域とし、 エアコン壁掛け型室内機に対する第2の特徴領域を、前
    記第1の平面に対して点(700、200)、点(13
    00、200)、点(1300、450)及び点(70
    0、450)で囲まれる五角形の領域とし、前記第2の
    平面に対して点(700、100)、点(1300、1
    00)、点(1300、250)及び点(700、25
    0)で囲まれる四角形の領域とし、前記第3の平面に対
    して点(200、100)、点(450、100)、点
    (450、250)及び点(200、250)で囲まれ
    る四角形の領域とし、さらに前記第4の平面に対して点
    (0.1、0.2)、点(0.5、0.1)、点(0.
    5、0.3)及び点(0.2、0.3)で囲まれる四角
    形の領域とし、 エアコン床置き型室内機に対する第3の特徴領域を、前
    記第1の平面に対して点(700、550)、点(13
    00、550)、点(1300、700)及び点(70
    0、700)で囲まれる四角形の領域とし、前記第2の
    平面に対して点(700、150)、点(1300、1
    50)、点(1300、250)及び点(700、25
    0)で囲まれる四角形の領域とし、前記第3の平面に対
    して点(550、150)、点(700、150)、点
    (700、250)及び点(550、250)で囲まれ
    る四角形の領域とし、さらに前記第4の平面に対して点
    (0.5、0.15)、点(0.9、0.15)、点
    (0.9、0.3)及び点(0.5、0.3)で囲まれ
    る四角形の領域とし、 窓据え付け縦型エアコンに対する第4の特徴領域を、前
    記第1の平面に対して点(550、500)、点(60
    0、500)、点(850、770)、点(850、7
    30)、点(750、730)及び点(550、61
    0)で囲まれる六角形の領域とし、前記第2の平面に対
    して点(550、350)、点(620、350)、点
    (850、450)、点(850、475)、点(70
    0、475)及び点(550、420)で囲まれる六角
    形の領域とし、前記第3の平面に対して点(500、3
    25)、点(550、325)、点(720、42
    5)、点(720、500)、点(675、500)及
    び点(500、375)で囲まれる六角形の領域とし、
    さらに前記第4の平面に対して点(0.8、0.5)、
    点(0.85、0.5)、点(1、0.6)、点(1、
    0.68)、点(0.9、0.68)及び点(0.8、
    0.6)で囲まれる六角形の領域とし、 窓据え付け横型エアコンに対する第5の特徴領域を、前
    記第1の平面に対して点(700、300)、点(85
    0、300)、点(850、400)及び点(700、
    400)で囲まれる四角形の領域とし、前記第2の平面
    に対して点(700、150)、点(850、15
    0)、点(850、300)及び点(700、300)
    で囲まれる四角形の領域とし、前記第3の平面に対して
    点(300、150)、点(400、250)、点(4
    00、250)及び点(300、250)で囲まれる四
    角形の領域とし、さらに前記第4の平面に対して点
    (0.4、0.25)、点(0.5、0.25)、点
    (0.5、0.35)及び点(0.4、0.35)で囲
    まれる四角形の領域とし、 一槽式洗濯機に対する第6の特徴領域を、前記第1の平
    面に対して点(850、480)、点(930、48
    0)、点(1050、650)、点(1050、70
    0)、点(1000、700)及び点(850、60
    0)で囲まれる六角形の領域とし、前記第2の平面に対
    して点(850、450)、点(950、450)、点
    (1050、550)、点(1050、700)及び点
    (850、580)で囲まれる五角形の領域とし、前記
    第3の平面に対して点(450、450)、点(55
    0、450)、点(700、600)、点(700、6
    80)、点(600、680)及び点(450、50
    0)で囲まれる六角形の領域とし、さらに前記第4の平
    面に対して点(0.5、0.5)、点(0.55、0.
    5)、点(0.7、0.6)、点(0.7、0.7)、
    点(0.65、0.7)及び点(0.5、0.6)で囲
    まれる六角形の領域とし、 二槽式洗濯機に対する第7の特徴領域を、前記第1の平
    面に対して点(800、600)、点(900、60
    0)、点(1000、750)、点(1000、90
    0)、点(900、900)及び点(800、700)
    で囲まれる六角形の領域とし、前記第2の平面に対して
    点(850、350)、点(900、350)、点(1
    020、480)、点(1020、550)、点(95
    0、550)及び点(800、410)で囲まれる六角
    形の領域とし、前記第3の平面に対して点(580、3
    50)、点(700、350)、点(900、47
    0)、点(900、550)、点(780、550)及
    び点(580、420)で囲まれる六角形の領域とし、
    さらに前記第4の平面に対して点(0.65、0.
    4)、点(0.75、0.4)、点(0.95、0.
    5)、点(0.95、0.6)、点(0.85、0.
    6)及び点(0.65、0.5)で囲まれる六角形の領
    域とし、 普通・大型冷蔵庫に対する第8の特徴領域を、前記第1
    の平面に対して点(700、450)、点(1900、
    450)、点(1900、1000)及び点(700、
    100)で囲まれる四角形の領域とし、前記第2の平面
    に対して点(700、350)、点(1900、35
    0)、点(1900、800)及び点(700、80
    0)で囲まれる四角形の領域とし、前記第3の平面に対
    して点(450、350)、点(1000、350)、
    点(1000、800)、点(750、800)及び点
    (450、500)で囲まれる五角形の領域とし、さら
    に前記第4の平面に対して点(0.3、0.2)、点
    (0.5、0.2)、点(1、0.65)、点(1、
    0.8)、点(0.75、0.8)及び点(0.3、
    0.35)で囲まれる六角形の領域とし、 小型冷蔵庫に対する第9の特徴領域を、前記第1の平面
    に対して点(450、450)、点(550、45
    0)、点(550、550)及び点(450、550)
    で囲まれる四角形の領域とし、前記第2の平面に対して
    点(450、400)、点(550、400)、点(5
    50、550)及び点(450、550)で囲まれる四
    角形の領域とし、前記第3の平面に対して点(450、
    400)、点(550、400)、点(550、55
    0)及び点(450、550)で囲まれる四角形の領域
    とし、さらに前記第4の平面に対して点(0.93、
    0.9)、点(1、0.9)、点(1、1)及び点
    (0.93、1)で囲まれる四角形の領域とし、 スピーカ台なしテレビに対する第10の特徴領域を、前
    記第1の平面に対して点(200、100)、点(10
    50、600)、点(1050、800)、点(80
    0、800)及び点(200、300)で囲まれる五角
    形の領域とし、前記第2の平面に対して点(200、1
    00)、点(300、100)、点(1050、55
    0)、点(1050、700)、点(800、700)
    及び点(200、400)で囲まれる六角形の領域と
    し、前記第3の平面に対して点(100、100)、点
    (100、300)、点(800、550)、点(80
    0、700)、点(600、700)及び点(100、
    200)で囲まれる六角形の領域とし、さらに前記第4
    の平面に対して点(0.62、0.5)、点(0.9、
    0.5)、点(1、0.65)、点(1、1)、点
    (0.95、1)及び点(0.62、0.7)で囲まれ
    る六角形の領域とし、 スピーカ台付きテレビに対する第11の特徴領域を、前
    記第1の平面に対し点(900、850)、点(110
    0、850)、点(1500、1100)、点(150
    0、1350)、点(1450、1350)及び点(9
    00、900)で囲まれる六角形の領域とし、前記第2
    の平面に対して点(900、350)、点(1100、
    350)、点(1500、600)、点(1500、7
    50)、点(1200、750)及び点(900、50
    0)で囲まれる六角形の領域とし、前記第3の平面に対
    して点(850、350)、点(950、350)、点
    (1350、650)、点(1350、750)、点
    (1200、750)及び点(850、500)で囲ま
    れる六角形の領域とし、さらに前記第4の平面に対して
    点(0.75、0.35)、点(0.95、0.3
    5)、点(0.95、0.6)、点(0.9、0.6)
    及び点(0.75、0.4)で囲まれる五角形の領域と
    したことを特徴とする請求項10に記載の種類認識装
    置。
  14. 【請求項14】 前記認識対象物体を電気製品とし、 エアコン室外機に対する第1の特徴領域を、前記第1の
    平面に対して点(500、450)、点(850、45
    0)、点(1100、950)、点(800、950)
    及び点(500、600)で囲まれる五角形の領域と
    し、前記第2の平面に対して点(500、150)、点
    (850、150)、点(1100、350)、点(1
    100、400)及び点(500、300)で囲まれる
    五角形の領域とし、前記第3の平面に対して点(45
    0、150)、点(600、150)、点(950、3
    00)、点(950、400)及び点(450、30
    0)で囲まれる五角形の領域とし、前記第4の平面に対
    して点(0.55、0.2)、点(1、0.2)、点
    (1、0.5)及び点(0.55、0.5)で囲まれる
    四角形の領域とし、さらに前記第5の平面に対して点
    (20、0.2)、点(100、0.2)、点(10
    0、0.5)及び点(20、0.5)で囲まれる四角形
    の領域とし、 エアコン壁掛け型室内機に対する第2の特徴領域を、前
    記第1の平面に対して点(700、200)、点(13
    00、200)、点(1300、450)及び点(70
    0、450)で囲まれる五角形の領域とし、前記第2の
    平面に対して点(700、100)、点(1300、1
    00)、点(1300、250)及び点(700、25
    0)で囲まれる四角形の領域とし、前記第3の平面に対
    して点(200、100)、点(450、100)、点
    (450、250)及び点(200、250)で囲まれ
    る四角形の領域とし、前記第4の平面に対して点(0.
    1、0.2)、点(0.5、0.1)、点(0.5、
    0.3)及び点(0.2、0.3)で囲まれる四角形の
    領域とし、さらに前記第5の平面に対して点(3、0.
    15)、点(15、0.15)、点(30、0.2
    5)、点(30、0.3)、点(25.0.3)及び点
    (3、0.25)で囲まれる六角形の領域とし、 エアコン床置き型室内機に対する第3の特徴領域を、前
    記第1の平面に対して点(700、550)、点(13
    00、550)、点(1300、700)及び点(70
    0、700)で囲まれる四角形の領域とし、前記第2の
    平面に対して点(700、150)、点(1300、1
    50)、点(1300、250)及び点(700、25
    0)で囲まれる四角形の領域とし、前記第3の平面に対
    して点(550、150)、点(700、150)、点
    (700、250)及び点(550、250)で囲まれ
    る四角形の領域とし、前記第4の平面に対して点(0.
    5、0.15)、点(0.9、0.15)、点(0.
    9、0.3)及び点(0.5、0.3)で囲まれる四角
    形の領域とし、さらに前記第5の平面に対して点(1
    5、0.15)、点(25、0.15)、点(45、
    0.25)、点(45、0.3)及び点(15、0.
    3)及び点(3、0.25)で囲まれる六角形の領域と
    し、 窓据え付け縦型エアコンに対する第4の特徴領域を、前
    記第1の平面に対して点(550、500)、点(60
    0、500)、点(850、770)、点(850、7
    30)、点(750、730)及び点(550、61
    0)で囲まれる六角形の領域とし、前記第2の平面に対
    して点(550、350)、点(620、350)、点
    (850、450)、点(850、475)、点(70
    0、475)及び点(550、420)で囲まれる六角
    形の領域とし、前記第3の平面に対して点(500、3
    25)、点(550、325)、点(720、42
    5)、点(720、500)、点(675、500)及
    び点(500、375)で囲まれる六角形の領域とし、
    前記第4の平面に対して点(0.8、0.5)、点
    (0.85、0.5)、点(1、0.6)、点(1、
    0.68)、点(0.9、0.68)及び点(0.8、
    0.6)で囲まれる六角形の領域とし、さらに前記第5
    の平面に対して点(15、0.35)、点(28、0.
    35)、点(40、0.5)、点(40、0.65)、
    点(32、0.65)及び点(15、0.4)で囲まれ
    る六角形の領域とし、 窓据え付け横型エアコンに対する第5の特徴領域を、前
    記第1の平面に対して点(700、300)、点(85
    0、300)、点(850、400)及び点(700、
    400)で囲まれる四角形の領域とし、前記第2の平面
    に対して点(700、150)、点(850、15
    0)、点(850、300)及び点(700、300)
    で囲まれる四角形の領域とし、前記第3の平面に対して
    点(300、150)、点(400、250)、点(4
    00、250)及び点(300、250)で囲まれる四
    角形の領域とし、前記第4の平面に対して点(0.4、
    0.25)、点(0.5、0.25)、点(0.5、
    0.35)及び点(0.4、0.35)で囲まれる四角
    形の領域とし、さらに前記第5の平面に対して点(3
    5、0.23)、点(70、0.23)、点(70、
    0.4)及び点(35、0.4)で囲まれる四角形の領
    域とし、 一槽式洗濯機に対する第6の特徴領域を、前記第1の平
    面に対して点(850、480)、点(930、48
    0)、点(1050、650)、点(1050、70
    0)、点(1000、700)及び点(850、60
    0)で囲まれる六角形の領域とし、前記第2の平面に対
    して点(850、450)、点(950、450)、点
    (1050、550)、点(1050、700)及び点
    (850、580)で囲まれる五角形の領域とし、前記
    第3の平面に対して点(450、450)、点(55
    0、450)、点(700、600)、点(700、6
    80)、点(600、680)及び点(450、50
    0)で囲まれる六角形の領域とし、前記第4の平面に対
    して点(0.5、0.5)、点(0.55、0.5)、
    点(0.7、0.6)、点(0.7、0.7)、点
    (0.65、0.7)及び点(0.5、0.6)で囲ま
    れる六角形の領域とし、さらに前記第5の平面に対して
    点(20、0.09)、点(30.0.09)、点(6
    5、0.13)、点(65、0.16)、点(55、
    0.16)及び点(20、0.12)で囲まれる六角形
    の領域とし、 二槽式洗濯機に対する第7の特徴領域を、前記第1の平
    面に対して点(800、600)、点(900、60
    0)、点(1000、750)、点(1000、90
    0)、点(900、900)及び点(800、700)
    で囲まれる六角形の領域とし、前記第2の平面に対して
    点(850、350)、点(900、350)、点(1
    020、480)、点(1020、550)、点(95
    0、550)及び点(800、410)で囲まれる六角
    形の領域とし、前記第3の平面に対して点(580、3
    50)、点(700、350)、点(900、47
    0)、点(900、550)、点(780、550)及
    び点(580、420)で囲まれる六角形の領域とし、
    前記第4の平面に対して点(0.65、0.4)、点
    (0.75、0.4)、点(0.95、0.5)、点
    (0.95、0.6)、点(0.85、0.6)及び点
    (0.65、0.5)で囲まれる六角形の領域とし、さ
    らに前記第5の平面に対して点(10、0.05)、点
    (15、0.05)、点(40、0.08)、点(4
    0.0.12)、点(30.0.12)及び点(10、
    0.07)で囲まれる六角形の領域とし、 普通・大型冷蔵庫に対する第8の特徴領域を、前記第1
    の平面に対して点(700、450)、点(1900、
    450)、点(1900、1000)及び点(700、
    100)で囲まれる四角形の領域とし、前記第2の平面
    に対して点(700、350)、点(1900、35
    0)、点(1900、800)及び点(700、80
    0)で囲まれる四角形の領域とし、前記第3の平面に対
    して点(450、350)、点(1000、350)、
    点(1000、800)、点(750、800)及び点
    (450、500)で囲まれる五角形の領域とし、前記
    第4の平面に対して点(0.3、0.2)、点(0.
    5、0.2)、点(1、0.65)、点(1、0.
    8)、点(0.75、0.8)及び点(0.3、0.3
    5)で囲まれる六角形の領域とし、さらに前記第5の平
    面に対して点(15、0.05)、点(140、0.0
    5)、点(140、0.2)及び点(15、0.2)で
    囲まれる四角形の領域とし、 小型冷蔵庫に対する第9の特徴領域を、前記第1の平面
    に対して点(450、450)、点(550、45
    0)、点(550、550)及び点(450、550)
    で囲まれる四角形の領域とし、前記第2の平面に対して
    点(450、400)、点(550、400)、点(5
    50、550)及び点(450、550)で囲まれる四
    角形の領域とし、前記第3の平面に対して点(450、
    400)、点(550、400)、点(550、55
    0)及び点(450、550)で囲まれる四角形の領域
    とし、前記第4の平面に対して点(0.93、0.
    9)、点(1、0.9)、点(1、1)及び点(0.9
    3、1)で囲まれる四角形の領域とし、さらに前記第5
    の平面に対して点(10、0.05)、点(25、0.
    05)、点(25、0.15)及び点(10、0.1
    5)で囲まれる四角形の領域とし、 スピーカ台なしテレビに対する第10の特徴領域を、前
    記第1の平面に対して点(200、100)、点(10
    50、600)、点(1050、800)、点(80
    0、800)及び点(200、300)で囲まれる五角
    形の領域とし、前記第2の平面に対して点(200、1
    00)、点(300、100)、点(1050、55
    0)、点(1050、700)、点(800、700)
    及び点(200、400)で囲まれる六角形の領域と
    し、前記第3の平面に対して点(100、100)、点
    (100、300)、点(800、550)、点(80
    0、700)、点(600、700)及び点(100、
    200)で囲まれる六角形の領域とし、前記第4の平面
    に対して点(0.62、0.5)、点(0.9、0.
    5)、点(1、0.65)、点(1、1)、点(0.9
    5、1)及び点(0.62、0.7)で囲まれる六角形
    の領域とし、さらに前記第5の平面に対して点(1、
    0.15)、点(95、0.15)、点(95、0.
    3)、点(15、0、3)、点(5、0.42)及び点
    (1、0.42)で囲まれる六角形の領域とし、 スピーカ台付きテレビに対する第11の特徴領域を、前
    記第1の平面に対し点(900、850)、点(110
    0、850)、点(1500、1100)、点(150
    0、1350)、点(1450、1350)及び点(9
    00、900)で囲まれる六角形の領域とし、前記第2
    の平面に対して点(900、350)、点(1100、
    350)、点(1500、600)、点(1500、7
    50)、点(1200、750)及び点(900、50
    0)で囲まれる六角形の領域とし、前記第3の平面に対
    して点(850、350)、点(950、350)、点
    (1350、650)、点(1350、750)、点
    (1200、750)及び点(850、500)で囲ま
    れる六角形の領域とし、前記第4の平面に対して点
    (0.75、0.35)、点(0.95、0.35)、
    点(0.95、0.6)、点(0.9、0.6)及び点
    (0.75、0.4)で囲まれる五角形の領域とし、さ
    らに前記第5の平面に対して点(45、0.05)、点
    (155、0.05)、点(155、0.2)及び点
    (45、0.2)で囲まれる四角形の領域としたことを
    特徴とする請求項11に記載の種類認識装置。
  15. 【請求項15】 認識対象物体の最も長い辺である最長
    辺の長さ、二番目に長い辺である中間辺の長さ、及び最
    も短い辺である最短辺の長さを求め、 前記最長辺と前記中間辺の長さの比及び前記最長辺と前
    記最短辺の長さの比を計算し、 前記最長辺の長さと前記中間辺の長さを変数とする第1
    の平面、前記最長辺の長さと前記最短辺の長さを変数と
    する第2の平面、前記中間辺の長さと前記最短辺の長さ
    を変数とする第3の平面、及び前記最長辺と前記中間辺
    の長さの比と前記最長辺と前記最短辺の長さの比を変数
    とする第4の平面の各々に物体毎に予め設定された特徴
    領域の各々について、前記求めた最長辺の長さと中間辺
    の長さ、前記求めた最長辺の長さと最短辺の長さ、前記
    求めた中間辺の長さと最短辺の長さ、及び前記計算した
    最長辺と中間辺の長さの比と前記最長辺と最短辺の長さ
    の比がそれぞれ存在しているかをチェックし、 1つの物体に対応した前記4つの平面上の特徴領域の全
    てに前記求めた最長辺、中間辺、最短辺の長さと前記計
    算した最長辺と中間辺の長さの比、及び前記最長辺と最
    短辺の長さの比が存在しているとき、前記認識対象物体
    は前記1つの物体であると認識することを特徴とする物
    体認識方法。
  16. 【請求項16】 認識対象物体の最も長い辺である最長
    辺の長さ、二番目に長い辺である中間辺の長さ、及び最
    も短い辺である最短辺の長さを求め、 前記最長辺と前記中間辺の長さの比及び前記最長辺と前
    記最短辺の長さの比を計算し、 前記重量検出手段の出力から前記認識対象物体の密度を
    計算し、 前記最長辺の長さと前記中間辺の長さを変数とする第1
    の平面、前記最長辺の長さと前記最短辺の長さを変数と
    する第2の平面、前記中間辺の長さと前記最短辺の長さ
    を変数とする第3の平面、前記最長辺と前記中間辺の長
    さの比と前記最長辺と前記最短辺の長さの比を変数とす
    る第4の平面、及び前記重量と密度を変数とする第5の
    平面の各々に物体毎に予め設定された特徴領域の各々に
    ついて、前記求めた最長辺の長さと中間辺の長さ、前記
    求めた最長辺の長さと最短辺の長さ、前記求めた中間辺
    の長さと最短辺の長さ、前記計算した最長辺と中間辺の
    長さの比と前記最長辺と最短辺の長さの比、及び前記計
    算した重量と密度がそれぞれ存在しているかをチェック
    し、 1つの物体に対応した前記5つの平面上の特徴領域の全
    てに前記求めた最長辺、中間辺、最短辺の長さと前記計
    算した最長辺と中間辺の長さの比、前記最長辺と最短辺
    の長さの比、及び前記重量と密度が存在しているとき、
    前記認識対象物体は前記1つの物体であると認識するこ
    とを特徴とする物体認識方法。
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