JP3329804B2 - 監視制御装置 - Google Patents

監視制御装置

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JP3329804B2
JP3329804B2 JP2001560069A JP2001560069A JP3329804B2 JP 3329804 B2 JP3329804 B2 JP 3329804B2 JP 2001560069 A JP2001560069 A JP 2001560069A JP 2001560069 A JP2001560069 A JP 2001560069A JP 3329804 B2 JP3329804 B2 JP 3329804B2
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美智子 上野
徹 中尾
英俊 岩崎
靖 有賀
庸子 山本
計 中川
靖 山口
多津子 秋元
正明 永野
眞一 伊澤
伸介 渡辺
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Toshiba Corp
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    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/16Threshold monitoring

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報伝送システ
ム、例えば光海底ケーブルシステムなどの情報伝送シス
テムにおいて、システムを管理する監視制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、伝送システムには、通信データ
を伝送するノードと、通信ネットワークに対してOAM
(Operations, Administration and Maintenance)サー
ビスを提供する監視制御装置とが設けられる。
【0003】ところで、近年になり、ネットワークの世
界規模での広がりによりネットワークを構成する機器の
数が増え、これに伴って監視制御対象(ノードなど)の
数が多くなっている。このため監視制御装置におけるオ
ペレーションの煩雑化、高度化が甚だしくなり、運用者
の負担が大きくなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように近年の伝送
システムでは、監視制御装置におけるオペレーションの
煩雑化、高度化が甚だしくなっており、何らかの解決策
を提供することが望まれている。本発明は上記事情によ
りなされたもので、その目的は、ヒューマンマシンイン
タフェースを改善し、運用上の適宜の向上を図った監視
制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数のリングネットワークを備えたネット
ワークシステムであって、前記複数のリングネットワー
クは、複数のノードと、トラフィック迂回手段とをそれ
ぞれ備え、前記複数のノードは、複数のパスが多重され
る通信回線を介して互いにリング状に接続され、前記通
信回線は、現用系回線と予備系回線とを備え、前記トラ
フィック迂回手段は、前記現用系回線を介して伝送され
るサービストラフィックを前記予備系回線に迂回させる
手段であるネットワークシステムに備えられ、当該ネッ
トワークシステムを統括的に監視および制御する監視制
御装置にあって、表示器(例えばディスプレイ315)
と、前記複数のノードからそれぞれ送出される通知情報
を取得する情報取得手段(例えばプロセッサモジュール
32)と、この情報取得手段で取得された前記通知情報
をもとに前記ネットワークシステムにおける前記トラフ
ィック迂回手段の状態を管理する情報処理手段(例えば
プロセッサモジュール32)と、この情報処理手段で処
理された情報を前記表示器に表示する表示制御手段(例
えば例えばプロセッサモジュール32およびグラフィッ
クコントローラ37)とを備え、前記表示制御手段は、
前記トラフィック迂回手段に関係するパラメータを設定
するためのウインドウを前記表示器の画面上に表示させ
るためのクリッカブルボタンを、前記表示器の画面上に
表示させ、第3のボタンを前記表示器の画面上に表示さ
せ、この第3のボタンが前記操作手段を介して例えば画
面上におけるクリック操作などにより選択指定された場
合に、第5のウインドウを前記表示器の画面上に表示さ
せ、この第5のウインドウに、ネットワークシステム内
におけるパスの設定状態を、選択されたリングネットワ
ークごとに表示させ、この第5のウインドウの表示領域
内を、前記選択されたリングネットワークに属するノー
ドの間の区間に対応付けて区分分けし、この区分領域に
存在するパスのそれぞれに対応付けた矢印を当該区分領
域に表示することを特徴とする。
【0006】このようにすると、ネットワークシステム
内におけるパスに関する様々な設定が可能となる
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係わる監視制御装置が設置される伝送システムのシ
ステム構成図である。図1において、複数の局舎(Stat
ion)ST−1〜ST−mに複数のノード(NODE)
1−1〜1−nがそれぞれ設置される。ノード1−1〜
1−nは、高速回線OLを介して互いにリング状に接続
され、複数のリングネットワークが形成される。すなわ
ちn個のリングネットワークが存在し、各リングネット
ワークは、それぞれノード1−1,1−2,…,1−n
をm個備えて形成される。
【0008】上記高速回線OLは、例えばSTM−64
(Synchronous Transfer Module-level 64:10Gbp
sに相当)クラスの伝送容量を有した同期多重回線とし
て実現される。個々のリングネットワークを形成する高
速回線OLは、光信号を伝送する。この光信号の波長
は、リングネットワークごとに互いに異なり、これらの
波長の光信号が波長多重されて波長多重回線FLが形成
される。
【0009】各局舎ST−1〜ST−mにおけるノード
1−1〜1−nは、局舎ごとにそれぞれ局舎内監視制御
装置(SSE)2に接続される。SSE2は、さらにL
ANを介して監視制御装置(U−NME)3に接続され
る。また、LANにはルータ4が接続され、このルータ
4を介して各局舎のU−NME3を相互に結ぶ監視制御
用回線MLが形成される。なお、図1に示す監視制御用
回線MLは、論理的には波長多重回線FLを介して伝送
されるSDHフレームのSOH(Section Over Head)
に定義されたDCC(Data Communication Channel)な
どにより実現される。
【0010】図2に、図1に示された監視制御装置(U
−NME)3の構成を示す。U−NME3は、網内全域
に渡る監視制御を担うものである。図2のU−NME3
は、メモリモジュール31、プロセッサモジュール3
2、ブリッジ33、SCSI(スカジー)コントローラ
34、HD(ハードディスクドライブ)35、8mmC
MT(Cassette Magnetic Tape)36、グラフィックコ
ントローラ37、Ethernetコントローラ38、バスコン
トローラ39、FDD(フロッピーディスクドライブ)
310、インタフェース(I/F)311、ディスプレ
イインタフェース(I/F)312、LANインタフェ
ース(I/F)313,314、ディスプレイ315、
ハブ(Hub)316,317、プリンタ318、入力
装置319(キーボード、マウスなど)、サウンドコン
トローラ320、ブザーインタフェース(I/F)32
1、及び、ブザー322を備えている。
【0011】このうち、本発明の思想に関係が深いもの
は、ディスプレイ315、8mmCMT36、FDD3
10、プリンタ318、入力装置319、及び、ブザー
322などからなるヒューマンマシンインタフェースユ
ニットである。なお、入力装置319のマウスはディス
プレイ315のアイコンやオブジェクトをクリックする
もので、左右2つのクリックボタンを備えるものとす
る。
【0012】次に、上記構成における作用を説明する。
以下の説明においては、便宜上、(Observation Displa
y)、(U-NME Shutdown)、(Login/Logout)、(Notif
ication Display)、(Alarm Summary Display)、(HS
APS Activate Summary Display)、(Log Con
trol)、(Performance Contro
l)、(Alarm Control)、(Netwo
rk Configuration),(NODE F
unction)、(Security Contro
l),(System Service)、(Disp
lay Control)なる14の章を設ける。
【0013】以下に説明される、監視制御装置M1〜M
nが備える各機能は、主として図2のプロセッサモジュ
ール32により実行される制御プログラムに、例えばパ
ッチを当てることにより新たに実装されるものである。
この制御プログラムは専用の言語で記述され、メモリモ
ジュール31、HD35などに記憶される。
【0014】なお以下の説明では、便宜上、図1におい
てn=32、m=7としたシステムを想定する。すなわ
ち、32個のリングネットワークを備え、かつ各リング
ネットワークごとに7つのNODEを備えるシステムを
想定する。
【0015】(Observation Display) 図3に、U−NME3が起動されたときにディスプレイ
315に表示される画面を示す。この画面は“Observat
ion Display”と称され(画面最上部に、画面の名称が
表示される)、背景画面として表示される。このことか
ら、図3に示されるウインドウを“主画面”と称するこ
とにする。
【0016】この主画面には、U−NME3から行うこ
とができる各種の設定や、監視情報等を表示させるため
の各ボタンが表示されており、これらの各ボタンが選択
指定すなわちクリックされることにより、様々な機能画
面(ウインドウ)が表示される。
【0017】ネットワークシステム構成の全体が視覚的
に把握しやすいようにするために、図3の主画面には、
システムの設置される地域の地図が表示される。この主
画面には、上記の地図に重ねて、各局舎(以下ステーシ
ョンと称する)Station A〜Station Gを示すステーショ
ンアイコンと、各ステーションを結ぶ伝送路(図1の波
長多重回線FLに相当する)を示す伝送路アイコンと
が、グラフィカルに表示される。各ステーションアイコ
ンは、(○印)として、伝送路アイコンは線として表示
される。ステーションアイコンの傍には、そのステーシ
ョンが設置される地域のタイムゾーンに応じた時刻が表
示される。
【0018】また、この主画面には、協定世界時(Univ
ersal Time Coordinated:UTC)で示される現在時刻
も表示されている。図1に示すような国際間に跨るシス
テムにおいては、ネットワーク全体に係わる各種の情報
に付加される時間情報をローカルタイムで表示すると、
各情報の発生時刻の前後関係の把握が難しくなる。そこ
で本実施形態では、協定世界時(Universal Time Coord
inated:UTC)を使用している。
【0019】更に、図3の主画面上に表示されるステー
ションアイコンと伝送路アイコンは、表示色を変えるこ
とにより、障害の発生の有無、及び障害の程度を表示す
るようになっている。例えば、障害発生時の表示色は、
Station Aにおける障害が重度(critical)、伝送路の
障害が中程度(minor)であれば、Station Aのアイコン
は赤色で、伝送路アイコンは黄色でそれぞれ表示され
る。また、障害の無いステーション、およびケーブル
は、例えばグリーンで表示される。
【0020】いま仮に、Station Aに属する32個のN
ODEのうち、いずれかまたは複数に障害が発生してい
るとする。また、Station DとStation Eとを結ぶ伝送路
に障害が発生しているものとする。U−NME3は、各
NODEから通知される通知情報に基づいて、これらの
障害が生じているという情報を把握する。このとき、図
3の主画面上では、Station DとStation Eの間の伝送路
アイコン、及び、Station Aアイコンが、その障害の程
度に応じて他と異なる表示色で表示される。
【0021】さて、図3の画面には、クリッカブルな機
能ボタンが表示される。すなわち、Notificationボタ
ン、Alarm Summaryボタン、HS APS Activate Summaryボ
タン、Logボタン、Performanceボタン、Alarmボタン、N
etwork Configurationボタン、Node Functionボタン、S
ecurityボタン、System Serviceボタン、Displayボタ
ン、U-NME Shutdownボタン、及び、Login/Logoutボタン
が表示される。
【0022】このうち、左上部のNotificationボタン、
Alarm Summaryボタン、HS APS Activate Summaryボタ
ン、及び、右上部のLogin/Logoutボタンは、常時アクテ
ィブ表示される。これに対して、他の9つのボタンは、
ログインユーザのレベルに応じてアクティブまたはイン
アクティブ表示される。
【0023】いま仮に、図3の画面を表示するU−NM
E3がログインされていない状態であるとする。このと
き、Logボタン、Performanceボタン、Alarmボタン、Net
work Configurationボタン、Node Functionボタン、Sec
urityボタン、System Serviceボタン、Displayボタン、
および、U-NME Shutdownボタンからなる9つのボタン
は、いずれもインアクティブ表示になる。なお、インア
クティブ表示とは、文字の色が薄くされたり、文字が点
線で描かれたりする表示の形態で、クリック操作に応答
しない状態を示す。
【0024】(Login/Logout) まず、ログインとログアウトについて説明する。
【0025】図3のLogin/Logoutボタンがクリックされ
ると、図4のLoginウインドウが表示されて、ログイン
プロセスが開始される。このLoginウインドウには、ユ
ーザー名(User Name)とパスワード(Password)の入
力欄が設けられている。ユーザは、図4のウインドウ上
で自己の名前とパスワードを入力し、Execボタンをクリ
ックすることで、U−NME3にログインすることがで
きる。これに対して、Quitボタンがクリックされると、
ログインプロセスは中止される。
【0026】ただし、初めてログインするユーザが上記
の操作を行うと、ExecボタンがクリックされたのちLogi
nウインドウが閉じられ、図5のChange Passwordウイン
ドウが表示される。このウインドウには、上記入力され
たユーザ名とともに、旧パスワード(Old Password)、
新パスワード(New Password)、パスワード確認(Conf
irm Password)の入力欄が表示される。図5のウインド
ウ上で、各欄への入力ののちExecボタンがクリックされ
ると、パスワードの設定が完了する。また図5のウイン
ドウでQuitボタンがクリックされると、パスワードを変
更するための処理が中止され、ウインドウが閉じられ
る。
【0027】このようにしてログイン処理が完了する
と、図3のインアクティブ表示のボタンのうちいくつか
が、ログインユーザのレベルに応じてアクティブ表示と
なる。
【0028】一方、ログイン状態からログアウトするに
は、図3のLogin/Logoutボタンをクリックする。する
と、「ログアウト処理を実行してよろしいですか?実行
するならばOKボタンを、キャンセルするならばCan
celボタンをクリックして下さい」という旨を示すC
AUTION(警告)ウインドウ(図示せず)が表示さ
れる。このようにして、ユーザに確実な処理が促され
る。ユーザは、このウインドウに設けられたOKボタン
またはCancelボタンをクリックすることにより、
適切な操作を施す。
【0029】ただし、パス設定作業などの、ネットワー
クシステムに及ぼす影響の大きい作業の実施中にLogin/
Logoutボタンがクリックされると、「パス設定制御機能
の実行中です。ログアウトを受け付けることはできませ
ん。パス設定制御処理が終了してから再度リトライして
下さい。」の旨を示すCAUTIONウインドウ(図示
せず)が表示されて、ログアウト処理を受け付けないこ
とを示すようにする。
【0030】なお、主画面上でオープン可能な機能画面
の最大数に達している状態で、さらにもう一枚画面をオ
ープンしようとしたときには、「同時起動数オーバーで
す」の旨のCAUTIONウインドウ(図示せず)が表
示される。 (U-NME Shutdown) 次に、U-NME Shutdownについて説明する。
【0031】主画面上のU-NME Shutdownボタンがクリッ
クされると、U−NME3がシャットダウンされる。
【0032】(Notification Display) 次に、U−NME3が監視対象とする各ノード等のオブ
ジェクトからの通知情報を、一覧表示するためのNotifi
cation機能について説明する。
【0033】図3の主画面において、Notificationボタ
ンがクリックされると、図6のNotification Displayウ
インドウが表示される。このウインドウには、U−NM
E3が監視対象とするオブジェクト(例えば、各NOD
Eや伝送路など)の状態を示す情報が、テキスト形式で
一覧表示される。
【0034】上記の情報には、各ノードにおいて発生し
たアラーム情報や、データの伝送品質に関係するパフォ
ーマンスデータなどが含まれる。これらの情報は、通知
情報(Notification)として各NODEからU−NME
3に通知される情報である。
【0035】各ノードは、伝送データのビットエラー率
や、伝送路障害の発生した数などといったパフォーマン
スイベント(以下、イベントと称する)ごとに、その状
態を示す数値であるパフォーマンスデータの値を定期的
にモニタしている。このモニタ結果をもとにして、各ノ
ードにおいて通知情報が生成される。
【0036】図6の表示領域には、各NODEから通知
された通知情報が時系列的に、例えば発生順に、上から
並べて表示される。通知情報に含まれるデータを一度に
表示するのは難しいため、図6のウインドウには縦横の
スクロールボタンが設けられている。また、図6のウイ
ンドウには、スクロールをロックするためのScroll Loc
kチェックボックスが設けられており、このボックスを
チェックすることにより、スクロールをロックすること
もできる。
【0037】図6には、項目領域に、Time、Date、Ring
Network、Station、NODE/SSE、Event Type、及び、She
lf(Object Class)なる、通知情報の属性が表示されてい
る。このほかに、図中では隠れているが、Shelf(Object
Class)の右側にさらに多くの項目が有る。これは、横
のスクロールボタンを操作することによりウインドウ中
に表示させることができる。
【0038】Time項目およびDate項目は、イベントの発
生日時を示す。Ring Network項目は、32個のリングネ
ットワークのうち、イベントの発生したリングネットワ
ークの識別子を示す。Station項目は、7個のステーシ
ョンのうち、イベントの発生したNODEが属するステ
ーションの識別子を示す。NODE/SSE項目は、イベントが
生じたNODEまたはSSEに付された個有名称(ニッ
クネームなど)を示す。Event Type項目はイベントの種
別を示す。Shelf(Object Class)項目は、イベントが生
じたNODEにおける、当該イベントの生じたシェルフ
を示す。
【0039】なおシェルフとは、NODEを形成する部
分の一つである。各NODEは、複数のシェルフから形
成される。また、シェルフは、インタフェース基板や制
御基板など、複数の基板を備えて構成される。
【0040】図6のウインドウ中に、Item Selectionと
して示される2つのボタンがある。すなわち、Rowボタ
ンとColumnボタンである。このうちRowボタンがクリッ
クされると、図7のItem Selection(Row)ウインドウ
が表示される。このウインドウは、図6の表示領域にお
ける絞り込み検索(フィルタリング)を行うためのもの
である。
【0041】図7のウインドウには、それぞれ項目(ア
イテム)の属性を指定するための複数のスクロールウイ
ンドウが表示される。各スクロールウインドウに示され
る項目が任意に選択されたのち(選択された行は反転表
示となる)、Execボタンがクリックされると、上記選択
の結果に基づいて各項目の内容が絞り込まれる。そし
て、画面の表示は再び図6のウインドウに戻り、上記絞
り込まれた内容のみが表示される。
【0042】また、図7のウインドウにはCancelボタン
が表示され、このCancelボタンがクリックされると設定
が中止される。また、図7のウインドウにはDefaultボ
タンが表示され、このDefaultボタンがクリックされる
と、設定内容が初期状態(すなわち各項目の全ての属性
が選択された状態)に戻される。
【0043】次に、図6においてColumnボタンがクリッ
クされると、図8のItem Selection(Column)ウインド
ウが表示される。このウインドウは、図6における表示
内容の順序を変更する(ソーティング)ためのものであ
る。図8のウインドウにおける設定項目としては、(Co
mmon Item)、(Alarm Notification)、(State Chang
e Notification)、(Protection Switch Reporting No
tification)、(Security Alarm Notification)があ
る。これらの項目の右側には優先度を示す数字が示さ
れ、図8では左の(Common Item)から順に1,2,
3,4,5となっている。
【0044】すなわち、図6の項目領域に表示される項
目は、この優先順位に対応して左から順番に表示され
る。もちろん、項目の表示の順序に応じて、表示領域に
表示される内容も左右に移動する。この優先順位は、図
8のウインドウ上で自由に変更することができる。
【0045】さらに、図8においては、各アイテムごと
にチェックボックスが設けられている。このチェックボ
ックスをチェックすることで、図6のウインドウに、チ
ェックされた項目のみを表示させることもできる。
【0046】なお、図8のウインドウで各項目が設定さ
れたのち、Execボタンがクリックされることで、設定内
容が有効となり、図6、図7の表示形式が変更される。
図8のCancelボタンがクリックされると、図8のウイン
ドウを用いた作業が中止され、図8のウインドウが閉じ
られる。
【0047】次に、図6において、表示領域における特
定のライン(例えば上から2行目)が選択(クリック)
されると、図9のNotification Detailed Displayウイ
ンドウが表示される。このウインドウは、上記選択され
たラインの通知情報につき、より詳細な内容をテキスト
で表示するものである。これにより、個々の通知情報に
つき、より詳細な情報が分かりやすく表示される。ま
た、特定のイベントについては図6で表示しきれないも
のもあるが、図9のウインドウによれば情報を漏れなく
表示することが可能となる。
【0048】次に、図6においてACO(Alarm Cut Of
f)ボタンがクリックされた場合に表示されるウインド
ウにつき説明する。図6のACOボタンがクリックされ
ると、図10のAlarm Cut Offウインドウが表示され
る。このウインドウは、U−NME3が監視対象とする
MODEのうち、アラーム通知を受信したくない(アラ
ーム通知をマスクする)NODEを選択指定するための
ウインドウである。
【0049】図10のウインドウは、2つのスクロール
ウインドウを備える。一方のスクロールウインドウ(図
10では上部)には、U−NME3が現時点で監視対象
としているNODEが全て表示される。このウインドウ
で任意のNODEが選択されたのちExecボタンがクリッ
クされると、選択されたNODEにつき、アラームの受
信をマスクする設定が有効となる。
【0050】図10のウインドウでQuitボタンがクリッ
クされると、このウインドウを用いた作業が終了され
て、図10のウインドウがクローズされる。また、他方
のスクロールウインドウ(Console)には、選択された
NODEとのアクセス内容が、例えばOKまたはNG
(No Good)などとして表示される。
【0051】次に、図11に示されるU-NME Buzzer STO
Pウインドウにつき説明する。U−NME3において
は、NODEから所定の通知を受信した際に、ブザー3
22が鳴動されて、通知を受信した旨がユーザに通知さ
れるようになっている。図11のウインドウは、当該ブ
ザー322の鳴動を停止するためのウインドウである。
すなわち、図11のSTOPボタンがクリックされることで
ブザーの鳴動が停止し、かつこのウインドウがクローズ
する。なお、どのような通知に対応してブザー322を
鳴動させるかは、次の図12のHMI(Human Machine Int
erface)Propertyウインドウで設定される。
【0052】次に、図12に示されるHMI Propertyウイ
ンドウにつき説明する。図12のHMI Propertyウインド
ウは、図6のHMI Propertyボタンがクリックされると表
示される。このウインドウは、ブザー322を鳴動させ
る条件、及び、図11のU-NME Buzzer STOPウインドウ
が表示される条件を設定するためのものである。
【0053】図12のウインドウには、“Window Auto
Open”として図6のNotification Displayウインドウを
自動的にオープンさせるか、させないかを設定するため
のラジオボタンが設けられている。このラジオボタンで
ONがチェックされると、いずれかのNODEから通知
を受信した際に、図6のNotification Displayウインド
ウが自動的にオープン(ポップアップ)される。
【0054】また図12のウインドウには、NME Buzzer
として、Communications AlarmからState Changeまでの
各イベントごとに、On/Offを指定するためのラジオボタ
ンが表示される。各ラジオボタンでOnまたはOffを指定
することにより、どのイベントにつきブザー322を鳴
動させるかの条件を設定することができる。例えば、図
12のウインドウではCommunications Alarm, Equipmen
t Alarm, Environmental Alarmの3つがONとなってい
る。この設定状態においては、これらの3つのイベント
うちいずれかが発生した旨が、いずれかのNODEから
通知された場合にのみ、U−NME3のブザー322が
鳴動する。
【0055】さらに、図12においては、Communicatio
ns Alarm〜Security Alarmなるイベントにつき、その重
要度を指定できるようになっている。図12ではいずれ
も“Critical”(最重要)が指定されており、各イベン
トタイプのうち最も重要度の高いものが通知されたとき
にのみ、ブザー322が鳴動するようになっている。す
なわち、図12の設定では、CriticalレベルのCommunic
ations Alarm、CriticalレベルのEquipment Alarm、お
よびCriticalレベルのEnvironmental Alarmのうち、い
ずれかが通知された場合に、ブザー322が鳴動するこ
とになる。
【0056】図12のウインドウでExecボタンがクリッ
クされると、以上に述べた各設定が有効となる。また、
図12のQuitボタンがクリックされると、設定作業が中
止されて、図12のウインドウがクローズされる。
【0057】このほか、図12のウインドウでは、ブザ
ー322のボリュームレベル(Volume Level)を、0〜
100%の範囲で設定できるようになっている。
【0058】さらに、図12のウインドウには、Clear
Displayボタンが表示されている。このボタンは、図6
のNotification Displayウインドウの表示内容をクリア
するためのものである。すなわち、図6の表示領域に
は、イベントの発生のたびごとに、アイテムが累積的に
表示されていく。これを放置しておくと、ユーザが画面
をスクロールして所望の情報に辿り着くまでに時間がか
かりすぎるなどの不都合が生じる。
【0059】そこで、Clear Displayボタンがクリック
され、図6の表示領域の内容を画面からクリアされるこ
とで、上記のような不都合を解消することが可能にな
る。
【0060】なお、図6の表示内容がクリアされたとし
ても、U−NME3のデータベース(例えばハードディ
スク35の所定の記憶領域)に記憶された通知データは
消去されることなく、そのまま継続して蓄積される。
【0061】(Alarm Summary Display) 次に、警報(アラーム)の発生状況の表示や、警報の表
示条件を設定するための、Alarm Summary機能について
説明する。
【0062】図3のAlarm Summaryボタンがクリックさ
れたときに表示されるウインドウにつき説明する。Alar
m Summaryボタンがクリックされると、図13のNetwork
Alarm Summary Displayウインドウが表示される。この
ウインドウは、図1に示されたシステムにおける警報
(アラーム)の発生状況を、テキスト形式で、およびグ
ラフィカルイメージで表示するものである。図13にお
いては、発生したアラームごとに、その発生箇所、予期
される原因(Probable Cause)、重要度(Severity)が
テキスト形式で示される。このウインドウでは、どのリ
ングネットワークの(Ring Network)、どのステーショ
ンの(Station)、どのノードの(NODE)、どのシェル
フの(Shelf)、どのカード(Card:基板)にアラーム
が生じているというように、アラームの発生箇所が詳し
く表示される。
【0063】図13のウインドウの第1の特徴は、複数
のタブを表示し、個々のタブに対応付けて、複数のリン
グネットワークのうち一つを選択できるようにしたこと
である。すなわち、ウインドウの左側に表示される複数
のタブのうちいずれかがクリックされると、32個のリ
ングネットワークのうち一つが選択される。なお、図1
3ではALLタブが選択されている。このタブがクリック
されると、図13に示すように、全てのリングネットワ
ークに係わるデータがテキスト形式で表示される。
【0064】図13のウインドウの第2の特徴は、障害
の存在するリングネットワークに対応するタブを、他の
タブと異なる色で表示したことにある。例えば、障害無
しのリングネットワークに対応するタブの表示色はグリ
ーン、障害有りのリングネットワークに対応するタブは
赤で表示される。なお、障害の程度に応じて、タブの色
を変えても良い。図13では、他のタブと色が異なるタ
ブをハッチングして示す。図13においては、Ring Net
work#01, Ring Network#02, Ring Network#14 に障害が
発生していることが示される。
【0065】図13において、Ring Network#01タブが
クリックされると、ウインドウにおける表示は図14に
示すようになる。この図には、Ring Network#01の構成
が模式的に示される。図14において、一つ一つの四角
形がNODEに対応し、これらのNODEを結ぶ線が伝
送路に対応する。現用系(Service : SRV)伝送路は実
線で、予備系(Protection : PRT)伝送路は点線で示さ
れる。
【0066】図14においては、Ring Network#01タブ
が赤色で表示され(ハッチングして示す)、Ring Netwo
rk#01に障害有りの旨が示される。また、NODE #28の表
示色が他のノードと異なり(例えば赤色で表示され
る)、このノードに障害有りの旨が示される。なお、伝
送路に障害がある場合には、当該伝送路の表示色が他と
異なるものとなる。このように表示することで、ユーザ
は、障害の発生箇所を一目瞭然で把握できるようにな
る。さらに、図14のウインドウには、Ring Network#0
1における障害の状況がテキスト形式で表示される。す
なわち、図14のウインドウには、図13のテキスト表
示欄のうちRing Network#01に関する部分を取り出した
情報が表示される。なお、図14においてNODE#220の傍
にE,Wと表示されているのは、それぞれEast,W
estを意味する。ここで言うEastは、各Node
から見て反時計回り方向(Counter Clockwise:CW)
を、Westは各Nodeから見て時計回り方向(Cloc
kwise CW)をそれぞれ意味する。
【0067】図14のウインドウからNODE#28がクリッ
クされると、図15のNODE Alarm Summary Displayウイ
ンドウが表示される。このウインドウは、図14のウイ
ンドウで選択されたNODEのシェルフ構成を模式的に
示すものである。図15においては、NODE#28の構成が
表示される。図15では、低速側シェルフの#1(LS
#1)の表示色が他のシェルフと異なっている(ハッ
チング部分:実際は赤色などで表示される)。このこと
は、LS #1シェルフに障害が発生していることを意
味する。
【0068】図15においてLS #1シェルフがクリ
ックされると、図16のShelf Alarm Summary Display
ウインドウが表示される。このウインドウは図15でク
リックされたシェルフの構成を概略的に示すものであ
る。図16においては、NODE#28のLS #1シェルフ
に、各種のカード(基板)が横一列に実装されている様
子が示される。各カードを示す四角形には、それぞれの
カードの名称が略号で示されている。
【0069】図16において、STM−16なる文字が
表示された四角形がある。これらの四角形は、STM−
16信号を入出力するカードに相当する。このうち、S
TM−16 SRV1カードを示す四角形が、他と異な
る表示色で表示されている(ハッチング部分)。このこ
とは、当該カードに、Equipment Alarm(基板障害)が
発生していることを意味する。この場合、このカード自
体に障害が発生しているために、この基板が修理または
交換されなければならない。
【0070】一方、図16において、STM−16 S
RV17カードには、塗りつぶされた四角マークが表示
されている。このことは、STM−16 SRV17カ
ードに、Communications Alarm(伝送路障害)が生じて
いることを意味する。すなわち、四角マークが赤色(図
16では塗りつぶされている)であれば、Communicatio
ns Alarmが生じていることが示される。四角マークが緑
色(図16では□)であれば、Communications Alarmが
生じていないことが示される。
【0071】Communications Alarm(伝送路障害)と
は、カードに接続された伝送路に生じた障害を意味する
ものである。従って、図16に示されるケースでは、S
TM−16 SRV17カードに接続される伝送路を交
換する必要がある。
【0072】また、図16においては、各カードの名称
の下に(○)または(●)なる目印が付された四角形が
ある。この目印は、LED(発光ダイオード)を模した
もので、この目印の色によって、基板の使用状態が区別
される。例えば、目印が緑色(図16では○)であれ
ば、その基板が使用状態であることが示される。目印が
赤色(図16では●)であれば、その基板が使用されて
いない状態であることが示される。
【0073】このように図16においては、カードを示
す四角形の色でEquipment Alarm(基板障害)の有無が
識別される。また図16においては、カードを示す四角
形に付された小さな四角マークの色で、Communications
Alarm(伝送路障害)が生じていることが示される。さ
らに、図16においては、(○)印の色で、基板が使用
されているか、否かを区別できるようになっている。こ
のようにしたので、ユーザはカードの詳細な状態を一目
で把握することが可能になる。
【0074】次に、図17のStation Alarm Summary Di
splayウインドウにつき説明する。このウインドウは、
図3において、ステーションアイコン(○)がマウスの
左ボタンでクリックされることにより表示される。この
ウインドウには、クリックされたステーションに属する
NODEの全てが、識別番号とともに、アイコン(以
下、ノードアイコンと称する)として表示される。
【0075】次に、図15のNODE CONFボタンがクリッ
クされたときに表示されるウインドウにつき説明する。
図15においてNODE CONFボタンがクリックされると、
図19のNODE Configuration Get Displayウインドウが
表示される。このウインドウは、構成情報が変化したN
ODEにつき、変化後の新たな構成情報を取得するため
のウインドウである。NODEの構成情報には、シェル
フの構成情報や、各シェルフのスロットに実装されるカ
ードの実装の状態を示す情報などである。カードの実装
の状態を示す情報には、各カードが正しく実装されてい
るか、誤って実装されているか、または、カードが実装
されていないスロットが有るか、有るとすればどのスロ
ットか、などが有る。
【0076】図19のウインドウには、「下記のNOD
Eの構成情報(configuration)に変更がありました。
新規の情報を入手しますか?」とのメッセージが表示さ
れる。これにより、新たな構成情報の入手がユーザに促
される。また図19のウインドウには2つのスクロール
ウインドウが表示される。一つのスクロールウインドウ
には、構成情報が変化した全てのNODEの名称が表示
される。
【0077】図19のExecボタンがクリックされると、
上記スクロールウインドウに表示されたNODEのそれ
ぞれに対して、構成情報の読み取り手順が実行される。
Quitボタンがクリックされると、構成情報の読み出しが
中止され、図19のウインドウがクローズされる。別の
スクロールウインドウ(Console)には、構成情報をゲ
ットしようとしてアクセスしたNODEと、自装置(U
−NME)との通信結果が表示される。
【0078】なお、通常では、構成情報が変化した旨が
NODEの側から通知されると、図19のウインドウは
自動的に表示(ポップアップ)される。ただし、何らか
の原因により、構成情報が変化した旨を、NODEがU
−NME3に通知できない場合が有る。このようなケー
スでは、図19のウインドウをポップアップすることが
できない。そこで、NODE CONFボタンを用いて、U−N
ME3側からNODEに積極的に情報を取りに行けるよ
うにすることで、構成情報が変化したという情報をもれ
なく取得することが可能になる。
【0079】なお、数多くのNODEが有ることから、
NODE Alarm Summary Display(図15)は複数が重ねて表
示される場合が有る。開かれた図15のウインドウの数
が最大数に達している状態で、さらに追加のウインドウ
をオープンすべく操作がなされると、「同時起動数オー
バーです。」の旨のCAUTIONウインドウが表示される。
【0080】[警報(アラーム)の発生状況の別の表示
方法] 次に、警報(アラーム)の発生状況の別の表示方法につ
いて説明する。
【0081】図3においては、Station Aに何らかの障
害が生じていることが示される。そこで、Station Aア
イコンがマウスで左クリックされると、図17のウイン
ドウが表示される。このウインドウには、複数のノード
アイコンが表示される。これらのノードアイコンのう
ち、#28のアイコンが、他と異なる表示色(ハッチン
グ部分)で表示されている。
【0082】この#28アイコンがクリックされると、
図15のウインドウが開かれる。これ以降は、上記で説
明したのと同様にして、障害の発生箇所が特定される。
なお図17のウインドウには、障害の状態をテキストで
表示するためのスクロールウインドウが設けられる。
【0083】図17のウインドウを設けることにより、
図3のAlarm Summaryボタンから順に辿って行くのに比
べて、図16に至るまでの過程が短縮される。これによ
り、ユーザの手間が短縮される。
【0084】図3において、いずれかのステーションア
イコンがマウスで右クリックされた場合に表示されるウ
インドウにつき説明する。図3において、例えばStatio
n Aのアイコンが右クリックされると、図18のSelecti
onウインドウが表示される。このウインドウは、クリッ
クされたStation Aに属するNODEを選択するための
ウインドウである。
【0085】図18のウインドウにおいて、NODE#28と
示されている右横の下向き三角印がクリックされると、
Station Aに属する全てのNODEの名称(識別番号)
が、プルダウンメニュー方式で表示される。このメニュ
ーから、例えばNODE #28が選択されると、図15のウイ
ンドウが開かれる。このように、メニュー方式でノード
を選択できるようにすることで、図16にまで至る過程
がさらに短縮される。
【0086】特に、図18のSelectionウインドウは、
どのノードに障害が発生しているかが予め分かっている
場合に有効である。なお、上記メニューにおいて選択さ
れた対象は、メモリなどに記憶され、次回の選択処理の
際に適用される。例えば、図3において、Station Aの
アイコンがマウスの左ボタンでダブルクリックされる
と、画面の表示は、図3から直接図15のウインドウ
(前回選択されたウインドウ)に移る。このようにする
ことで、画面を辿って行く手間を更に省くことができ
る。また、最初のクリック操作に関しては、デフォルト
で設定されたノードが選択される。
【0087】(HS APS Activate Summary Display) 次に、図3の主画面におけるHS APS Activate Summary
ボタンがクリックされたときの機能につき説明する。こ
のボタンがクリックされると、図20のHS APS Activat
e Summary Displayウインドウが表示される。このウイ
ンドウは、複数のボタンが配列して表示されるもので、
個々のボタンはそれぞれ一つのリングネットワークに対
応している。ボタンに表示された#1〜#32は、個々
のリングネットワークの識別子を示す。
【0088】各ボタンは、それぞれ、対応するリングネ
ットワークのHS APSの状態に応じて色分けして表示され
る。HS APSとは、高速回線OLを流れるトラフィックを
救済するための、自律的冗長切り替え機能(Automatic
Protection Switching)を意味する。なお、図20で
は、32個のボタンが表示されている。このことは、図
20のウインドウを表示するU−NME3が、全てのリ
ングネットワークを管理の対象にしていることを意味す
る。これに対し、一部のリングネットワークを管理の対
象とするU−NME3では、管理対象とするリングネッ
トワークに対応するボタンのみを図20のウインドウに
表示するようにする。
【0089】図20のウインドウでは、HS APSが起動し
ていないリングネットワークに対応するボタンを緑色
(図中白抜き)で、HS APSが起動しているリングネット
ワークに対応するボタンを赤色(図中ハッチング)で示
す。すなわち、図20においては、#01、および#3
2のリングネットワークにHS APSが起動していることが
示されている。なお、以下では、HS APSが起動している
状態を(Active Status)、起動していない状態を(Nor
mal Status)と称する。
【0090】また図20のウインドウでは、ユーザによ
りHS APSの状態が確認されたか、否かでボタンの表示の
形態を変えるようにしている。すなわち、図20におい
て、ユーザによってHS APSの状態が確認されたリングネ
ットワークに対応するボタンは、点灯表示される。ま
た、ユーザによってHS APSの状態が確認されていないリ
ングネットワークに対応するボタンは、点滅表示され
る。図20では、#01、および#25のボタンが点滅
表示となっている。
【0091】なお、ユーザがHS APSの状態を確認するた
めには、図26に示されるHS APS Detailed Displayウ
インドウ、または図91に示されるPath Configuration
Controlウインドウなどを利用する。これらのウインド
ウについては後述する。
【0092】以上をまとめると、図20のウインドウに
おけるボタンの状態には、赤色点滅(a)、緑色点滅
(b)、赤色点灯(c)、緑色点灯(d)の4つの状態
がある。図20においては、#01ボタンが(a)、#
25ボタンが(b)、#32ボタンが(c)、その他の
ボタンが(d)となっている。
【0093】従って、図20においては、リングネット
ワーク#01のHS APSの状態が、新たにActive Status
に遷移し、しかも、この状態がユーザによって確認され
ていないことが示される。また、リングネットワーク#
25のHS APSの状態が、新たにNormal Statusに遷移
し、しかも、この状態がユーザによって確認されていな
いことが示される。
【0094】また、図20においては、リングネットワ
ーク#32のHS APSの状態がActive Statusであり、こ
の状態がユーザによって既に確認済みであることが示さ
れる。さらに、他のリングネットワークにおいては、HS
APSが起動していないことが示される。
【0095】図20のウインドウにおいて、#01また
は#25のボタンがクリックされると、U−NME3
は、それぞれリングネットワーク#01または#25に
おけるHS APSの起動状態が確認されたと見なす。これに
より、図21に示されるように、#01ボタン、または
#25ボタンが点滅から点灯表示に切り替えられる。
【0096】このような表示形態により、HS APSの起動
状態が確認済みであるリングネットワークと、そうでな
いリングネットワークとの区別を、一つのウインドウ上
で一目瞭然に確かめることができる。
【0097】なお、HS APS Activate Summary Display
ウインドウは、HS APSの状態に応じて、リアルタイムに
変化して表示される。例えば、ユーザによる確認の済ん
でいない状態で、HS APSで言うところの切戻し処理が実
行された場合には、対応するボタンの表示が赤色点滅か
ら緑色点滅へと変化される。言い換えれば、このウイン
ドウにおける各ボタンの表示の状態は、対応するリング
ネットワークのHS APSの状態に、何らかの変化の有った
時点で変化される。
【0098】さて、HS APS Activate Summary Display
ウインドウ(図20,図21)において、各ボタンをど
のように表示するかということは、図22〜図24に示
される各テーブルを用いて管理される。これらのテーブ
ルは、U−NME3のメモリモジュール31またはハー
ドディスク35などに記憶される。
【0099】U−NME3は、HS APS Activate Summar
y Displayウインドウを開く際に、まずネットワークシ
ステム内の全ての(あるいは自装置が管理の対象として
いる)ノードから、HS APSの起動状態をGETする。そ
して、U−NME3がノードから得た情報をもとに、図
22のテーブルが作成され、あるいは更新される。
【0100】図22のテーブルは、HS APSのNormal Sta
tusにフラグ“0”を、HS APSのActive Statusにフラグ
“1”を対応付け、これらの0または1の状態をそれぞ
れ各ノード(ノード)ごとに対応付けたものである。な
お、HS APSの起動状態には、各ノードごとにWest
側、East側の区別がある。図22のフラグは、それ
ぞれのノードにおいて、West側またはEast側の
いずれか一方でも起動した場合に“1”となる。
【0101】なお図22のテーブルは、図20、図22
のウインドウがオープンされるときだけでなく、ノード
からHS APSに関する通知情報が通知されたときにも随時
更新される。要するに図22のテーブルは、HS APSの状
態に何らかの変化が生じた場合には、その都度更新され
る。
【0102】次に、図23に示されるテーブルにつき説
明する。図23のテーブルは、図22のテーブルの内容
を、個々のリングネットワークを単位としてまとめたも
のである。図23のテーブルは、HS APSの起動状態を表
す項目と、ユーザによる確認状況を表す項目とを有す
る。これらの項目のうち、HS APS起動状態は、32個の
リングネットワークのうちHS APSが起動しているネット
ワークと、HS APSが起動していないネットワークとを区
別するためのものである。すなわち、図22のテーブル
でフラグ“1”の立ったノードが一つでも有れば、図2
3において、そのノードが属するリングネットワークの
HS APS起動状態のフラグは、“1”となる。図22に示
されるように、リングネットワーク#01、およびリン
グネットワーク#32のいずれにも、HS APSの起動した
ノードが有る。これに応じて、図23のテーブルでは#
01,#32の各リングネットワークのHS APS起動状態
のフラグが“1”となっている。
【0103】また、図23には、確認状況を示す項目が
有り、この項目にも各リングネットワークごとに0また
は1のフラグが付されている。確認状況項目において
は、HS APSの状態が変化し、かつU−NME3において
ユーザの確認操作の行なわれていないリングネットワー
クについてのみ、フラグ“1”が付される。その他のリ
ングネットワークについては、確認済みを示すフラグ
“0”がデフォルトで付される。ここで、HS APSの状態
が確認されたリングネットワークについては、フラグが
“1”から“0”にその都度書き替えられる。
【0104】図24に、HS APS Activate Summary Disp
layウインドウにおけるボタンの表示パターンの一覧が
示される。すなわち、図23のテーブルでHS APS Activ
e Statusであるリングネットワークに対応するボタン
は、HS APS Activate Summary Displayウインドウにお
いて赤色で表示される。また、図23のテーブルでHS A
PS Normal Statusであるリングネットワークに対応する
ボタンは、HS APS Activate Summary Displayウインド
ウにおいて緑色で表示される。さらに、いずれのステー
タス(状態)であっても、そのステータスが未確認のリ
ングネットワークに対応するボタンは、点滅表示され
る。ステータスが確認済みのリングネットワークに対応
するボタンは点灯表示される。
【0105】なお、ボタンの表示色は、緑または赤に限
らず、任意に設定されることができる。ボタンの表示色
は、図138に示されるDisplay Controlウインドウ、
または図139に示されるColor Selectionウインドウ
上で設定される。これらのウインドウについては後述す
る。
【0106】HS APS Activate Summary Displayウイン
ドウを用いたユーザの操作手順は、図25のフローチャ
ートに示される。図3のHS APS Activate Summaryボタ
ンがクリックされると(図25のステップST1)、図
20に示すHS APS Activate Summary Displayウインド
ウがオープンされる(ステップST2)。
【0107】図20においては、HS APSの起動状態に応
じて、赤色点滅(a)、緑色点滅(b)、赤色点灯
(c)、緑色点灯(d)のいずれかの状態で各ボタンが
表示される。図20において、Redで点滅しているボ
タン、またはGreenで点滅しているボタンについて
は、対応するリングネットワークの状態が確認されたの
ち、当該ボタンがクリックされることで、点滅表示が点
灯表示となる(ステップST3およびST4)。なお、
図20のウインドウにおいては、点灯表示のボタンがク
リックされても、表示の状態は変わらない。
【0108】また、図20のウインドウが表示されてい
る状態で、いずれかのノードでHS APSが起動した場合に
は、HS APSが起動した旨をU−NME3が検知したウイ
ンドウの表示が更新される。このとき、図22,図23
のテーブルの内容も更新される。
【0109】APS Activate Summary Displayウインドウ
が開かれている場合には、上記ステップS1〜ステップ
S4が繰り返される。この状態からAPS Activate Summa
ry Displayウインドウに表示された最小化ボタンがクリ
ックされると(ステップST5)、このウインドウはク
ローズされる(ステップST6)。
【0110】以上説明したように、APS Activate Summa
ry Displayウインドウを設けることで、ユーザは、ネッ
トワークシステム内のHS APSの起動状態を、一括して監
視できるようになる。すなわち、ユーザはボタンの表示
状態を参照することにより、どのリングネットワークで
HS APSが起動しているか、またそのHS APSは、既に確認
されているものなのか、あるいは未確認のものなのかを
即座に判断することができる。
【0111】(その他の表示方式) 図20,図21に示す各ボタンは、それぞれクリッカブ
ルに設定されている。このことを利用して、以下に説明
するような表示を行なうこともできる。すなわち、図2
0,図21に示されるボタンがクリックされると、クリ
ックされたボタンに対応するリングネットワークのHS A
PSの状態を表示するウインドウに、直接ジャンプできる
ようにしても良い。ジャンプ先のウインドウとしては、
図26のHS APS Detailed Displayウインドウが挙げら
れる。または、図91に示すPath Configuration Contr
olウインドウ(後述する)にジャンプするようにしても
良い。
【0112】図26に示されるHS APS Detailed Displa
yウインドウは、図20,21のウインドウにおけるい
ずれかのボタンがクリックされたときに表示される。図
26のウインドウは、図20,21のウインドウにおい
てクリックされたボタンに対応するリングネットワーク
におけるHS APSの起動状態を、テキスト形式で詳細に表
示するものである。
【0113】図26のウインドウには、Date Timeの欄
に、イベント(ここではHS APS)が生じた時刻が記され
ている。またこのウインドウには、Ring Networkの欄
に、リングネットワーク#01と記されており、リング
ネットワーク#01においてHS APSが生じたことがわか
る。またこのウインドウには、Event Typeの欄に、HS A
PS Switch Reportingと記されている。これは、“HS AP
S Switch Reporting”という通知情報がU−NME3に
通知されたことを示す。
【0114】また図26に示されるスクロールウインド
ウには、(Old):HS APS Normal Status、および(Ne
w):HS APS Active Statusと表記されている。これ
は、HS APSの状態がNormal Status(Old:旧い状態)か
らActive Status(New:新たな状態)に変化したことを
意味する。
【0115】(Log Control) 次に、図3の主画面におけるLogボタンがクリックされ
たときの機能につき説明する。この章では、おもにログ
(Log)の管理に係わる機能についての説明がなされ
る。Logとは、ネットワークシステムの運用中に生じ
た様々な通知情報を蓄積した履歴を意味する。通知情報
の多くは各ノード1−1〜1−nで生成され、SSE2
を経由してU−NME3に通知される。これらの通知情
報は、SSE2またはU−NME3における記憶手段に
記憶される。このほか、SSE2またはU−NME3に
おいて生成される通知情報もある。
【0116】図3においてLogボタンがクリックされる
と、図27に示すLog Controlウインドウが表示され
る。このウインドウには、Record Retrieval, U-NME Lo
g Control, U-NME Log Deletion, NODE Log Control, D
ata Backup, Quitなるクリッカブルなボタンが表示され
る。
【0117】図27のウインドウにおいてRecord Retri
evalボタンがクリックされると、図28のRecord Retri
evalウインドウが表示される。図28のウインドウは、
SSE2またはU−NME3に記憶されたログを検索す
るために使用される。このウインドウには、ログの検索
条件を設定するために、(Data Type)などの複数の項
目が設けられている。
【0118】Data Typeとは、ログデータの取得形式を
指定する項目である。この項目では、ログデータをオン
ライン(Online)で取得するか、またはバックアップデ
ータ(Backup)を読み出す形で取得するかの、いずれか
の取得形式が指定される。オンラインが指定されると、
ログデータはU−NME3内のデータベース(HD3
5)に予め記憶されたデータから検索される。バックア
ップが指定されると、外部メディアに記憶されたログデ
ータがU−NME3にロードされ、このロードされたデ
ータからログデータが検索される。すなわち、バックア
ップが指定されると、ログデータはリストアされたデー
タから検索される。
【0119】なお、図28のウインドウでBackupが指定
された場合、図28のData Loadボタンがクリックされ
る。そうすると、図29のData Loadウインドウが開か
れ、このウインドウ上にて、データのロードを行う外部
メディアとファイル名とが指定される。
【0120】図28において、Log Typeとは、検索する
ログの種別を指定するための項目である。Log Typeを指
定するには、図に示される(NODE Alarm Log)〜(SSE
Alarm Log)なる種別のうちいずれか一つが選択され
る。
【0121】NODE Alarm Logとは、カード故障や伝送路
障害など(いずれも各ノード1−1〜1−nで検出され
る)の通知情報の履歴である。Object Creation/Deleti
on Logとは、各ノード1−1〜1−nにおけるカードの
取り付け/取り外しに対応する通知情報の履歴である。
State Change Logとは、各ノード1−1〜1−nにおい
て運用モードが切り替わった際に通知される通知情報の
履歴である。運用モードの切り替えとは、例えば通常の
運用モードから保守モード(メンテナンスモード)への
切り替えなどがある。
【0122】Protection Control Logとは、各ノード1
−1〜1−nにおける現用系/予備系切り替え動作に係
わる通知情報のログである。すなわち、SDHシステム
におけるノードには、一般にAPS(Automatic Protec
tion Switching)と呼ばれる自律的冗長切り替え機能が
備えられている。Protection Control Logとは、このA
PSに係わる通知情報のログである。なお、APSに係
わる詳細はITU−T勧告G.841などに詳細に規定
されている。U-NME Access Logとは、L−NME3にユ
ーザがアクセスした際に生じる情報のログである。この
ログには、ユーザがU−NME3にログイン/ログアウ
トした時刻、そのユーザの名前およびパスワードなどに
関する情報が含まれる。Security Alarm Logとは、U−
NME3へのリモートアクセスに際して生じた警報に係
わる通知情報のログである。すなわち、この発明のシス
テムでは、個々のU−NME3に搭載された機能に他の
U−NME3からアクセスすることが可能となってい
る。しかしながら、この種のシステムでは、セキュリテ
ィ上の配慮から、アクセスできる機能が制限されている
のが普通である。Security Alarm Logは、このアクセス
規制された機能に対してアクセス要求が生じた際に生成
される警報に係わるログである。SSE Alarm Logとは、
SSE2自身に警報が生じた際に生成される通知情報の
ログである。
【0123】これらのログは、それぞれ野種別に応じて
蓄積される場所が異なる。すなわち、U-NME Access Log
はログイン/ログアウトされた各U−NME3自身に蓄
積される。SSE Alarm Logは、通知情報の生成元である
SSE2が設置された局舎のU−NME3に蓄積され
る。
【0124】U-NME Access Log、およびSSE Alarm Log
以外のログは、それぞれ関係する通知情報の生成元がノ
ードであり、これらの通知情報はU−NME3に通知さ
れる前にSSE2を経由する。したがって、U-NME Acce
ss Log、およびSSE Alarm Log以外のログの蓄積場所は
SSE2となる。よって、図28のウインドウでこれら
のLog Typeが指定された場合には、ログはSSE2のデ
ータベースから検索される。
【0125】また図28のウインドウには、Event Time
(Start)、およびEvent Time(End)として、通知情報の
生成時刻(より正確には、通知情報に関するイベントの
生じた時刻)を指定する欄が設けられている。この欄で
は、指定すべき時刻範囲を年、月、日、時、分、秒に区
切って指定できるようになっている。
【0126】図28において、Data Type、Log Type、E
vent Time(Start)、Event Time(End)の各項目が指
定されたのちExecボタンがクリックされると、この指定
内容に応じた検索が実行される。そして、Log Typeでの
指定に対応して、図30、図35、図38、図41、図
44、図47、図50に示すRecord Retrieval Report
ウインドウが表示される。すなわち、図28におけるLo
g TypeでNODE Alarm Logが指定されると図30のウイン
ドウが表示される。図28におけるLog TypeでObject C
reation/Deletion Logが指定されると、図3のウインド
ウが表示される。図28におけるLog TypeでState Chan
ge Logが指定されると、図38のウインドウが表示され
る。図28におけるLog TypeでProtection Control Log
が指定されると、図41のウインドウが表示される。図
28におけるLog TypeでU-NME Access Logが指定される
と、図44のウインドウが表示される。図28における
Log TypeでSecurity Alarm Logが指定されると、図47
のウインドウが表示される。図28におけるLog Typeで
SSE Alarm Logが指定されると、図50のウインドウが
表示される。
【0127】図30に示されるウインドウにつき説明す
る。図30のウインドウには、警報(アラーム)に関連
して履歴から検索された通知情報が、テキスト形式で表
示領域に一覧表示される。このウインドウは、履歴とし
て種々のメディアに蓄積された通知情報に対する検索結
果を表示する点で、図6のウインドウと異なっている。
図6のウインドウには、U−NME3において取得され
た通知情報がリアルタイムで表示される。これに対して
図30のウインドウでは、あくまでもデータログからの
検索結果が表示される。図35、図38、図41、図4
4、図47、図50の各ウインドウについても同様であ
る。
【0128】さて、図30のウインドウには、“Filte
r”、“Item Selection”、“CSV”、“Print”、“Qui
t”として示される機能ボタンが設けられている。この
うちFilterボタンがクリックされると、図31のNODE A
larm Record Retrieval Filterウインドウが表示され
る。このウインドウは、図30に示す検索結果をさらに
絞り込む(フィルタリング)ための、フィルタ条件を設
定するためのウインドウである。このウインドウにおけ
る指定内容は図7とほぼ同じであるが、図31のウイン
ドウでは、各スクロールウインドウで指定された条件が
AND条件で結ばれる。
【0129】なお、図31において、各スクロールウイ
ンドウどとに複数の項目を指定できるようにしても良
い。この場合、複数の項目が指定されると、これらの項
目をOR条件で結ぶようにしても良い。
【0130】また、図31のウインドウには、アラーム
を特徴づける属性としてのEvent Type、Probable Caus
e、Severity、Specific Problemsなる欄が設けられてい
る。図示された各項目が選択されたのちExecボタンがク
リックされると、指定された条件で絞り込まれた結果が
図30に再表示される。
【0131】図30において、Item Selectionボタンが
クリックされると、図32のNODE Alarm Record Retrie
val Item Selectionウインドウが表示される。このウイ
ンドウは、図30の項目領域に示される項目を絞り込む
ために使用されるウインドウである。図32において、
各アイテムのチェックボックスが任意にチェックされて
実行(Execボタンをクリック)されると、図30におけ
るログデータの属性を絞り込み表示することができる。
図32の各項目は、図8におけるCommon ItemとAlarm N
otificationに対応している。なお、図32に示される
アイテムとしてMemoがある(図32では右下)。このMe
moアイテムは、通知情報のそれぞれに任意に付されたメ
モデータを示すもので、詳細は後述する。
【0132】図30においてCSVボタンがクリックされ
ると、図33のCSV Format Convertウインドウが表示さ
れる。このウインドウは、図30に示される検索結果
を、CSV(Comma Separated Value)フォーマットで
保存するためのウインドウである。CSVフォーマット
は、パソコン用のアプリケーションソフトなどで良く知
られているものである。
【0133】図33のウインドウには、図30の検索結
果に対応するログタイプと、その開始時刻及び終了時刻
が、Log、Date/Time(Start)、Date/Time(End)の欄にそ
れぞれ表示される。図33のウインドウでFD Readボタ
ンがクリックされると、図2のFDD310に保存され
ているファイルの名称が、図33のSaved Filesの欄に
表示される。ユーザは、この欄に表示されたファイルネ
ームに注意して、File Nameの欄に保存ファイル名を打
ち込んだのち、Execをクリックする。そうすると、図3
0に示される検索結果が、フィルタ条件および表示アイ
テム条件に拘わらず、CSVフォーマットでFDD31
0に保存される。
【0134】このようにすることで、検索結果を電子フ
ァイルとして保存できるようになる。また、この保存さ
れたファイルを汎用のアプリケーションソフトでも利用
することが可能となるので、ユーザの利便性を向上させ
ることが可能になる。なお、図33のウインドウで、F
DD310に既存のファイル名が入力された場合、「こ
のファイル名は既に存在しています。上書き保存します
か?」の旨を示すCAUTIONウインドウが表示され、ユー
ザに適切な操作が促される。
【0135】図30においてPrintがクリックされる
と、図30に示される検索結果が図2のプリンタ318
でプリントアウトされる。また、図30のQuitボタン
は、設定の取り消しを意味する。
【0136】図30において、表示領域における特定の
ラインが選択されクリックされると、図34のMemo Dat
a Inputウインドウが表示される。このウインドウは、
図30で選択された通知情報について、メモデータを入
力するために使用される。図34のウインドウでMemoの
欄にコメントが入力されると、このコメントが上記クリ
ックされた通知情報に付加される。メモデータとは、気
づいた点などをユーザがコメント的に記述するもので、
その内容は問われない。メモデータは、障害を追跡する
ためなどに利用される。
【0137】次に、図35に示されるウインドウにつき
説明する。図35のウインドウは、図28におけるLog
TypeでObject Creation/Deletion Logが指定された場合
に表示される。図35のウインドウにおいては、Object
Creation/Deletionに関連して履歴から検索された通知
情報が、テキスト形式で表示領域に一覧表示される。
【0138】図35のウインドウ上でFilterボタンがク
リックされると、図36のObject Creation/Deletion R
ecord Retrieval Filterウインドウが表示される。図3
6のウインドウは、Event TypeとしてCreationまたはDe
letionを指定するためのチェック項目を備えている。こ
れらのチェック項目は、それぞれノードにおけるカード
の挿入/取り外しに対応する。図36のウインドウ上に
各項目が選択されたのちExecボタンがクリックされる
と、選択された内容に応じたLogが検索されて、その結
果が図35のウインドウに表示される。
【0139】図35のウインドウでItem Selectionがク
リックされると、図37のObject Creation/Deletion R
ecord Retrieval Item Selectionウインドウが表示され
る。図37のウインドウ上で任意の項目が選択されたの
ちExecボタンがクリックされると、このウインドウ上で
選択された項目が図35のウインドウにおける表示に反
映される。
【0140】次に、図38に示されるウインドウにつき
説明する。図38のウインドウは、図28におけるLog
TypeでState Change Logが指定された場合に表示され
る。図38のウインドウにおいては、State Changeに関
連して履歴から検索された通知情報がテキスト形式で表
示領域に一覧表示される。このウインドウでFilterボタ
ンがクリックされると、図39のState Change Record
Petrieval Filterウインドウが表示される。図39のウ
インドウ上で各項目が選択されたのちExecボタンがクリ
ックされると、選択された内容に応じたLogが検索され
て、その結果が図38のウインドウに表示される。
【0141】図38のウインドウでItem Selectionがク
リックされると、図40のState Change Record Retrie
val Item Selectionウインドウが表示される。図40の
ウインドウ上で任意の項目が選択されたのちExecボタン
がクリックされると、このウインドウ上で選択された項
目が図38のウインドウにおける表示に反映される。
【0142】次に、図41に示されるウインドウにつき
説明する。図41のウインドウは、図28におけるLog
TypeでProtection Control Logが指定された場合に表示
される。図41のウインドウにおいては、Protection C
ontrolに関連して履歴から検索された通知情報が、テキ
スト形式で表示領域に一覧表示される。
【0143】図41のウインドウでFilterボタンがクリ
ックされると、図42のProtection Control Record Re
trieval Filterウインドウが表示される。図42のウイ
ンドウは、Protecting UnitとしてHS、Equipment、また
はLSを指定するチェック項目を備えている。HS項目は、
高速ライン(伝送路)系切り替えに対応する。Equipmen
tは、装置内切り替えに対応する。LSは、低速ライン系
切り替えに対応する。図42のウインドウ上で各項目が
選択されたのちExecボタンがクリックされると、選択さ
れた内容に応じたLogが検索されて、その結果が図41
のウインドウに表示される。
【0144】図41のウインドウでItem Selectionがク
リックされると、図43のProtection Control Record
Retrieval Item Selectionウインドウが表示される。図
43のウインドウ上で任意の項目が選択されたのちExec
ボタンがクリックされると、このウインドウ上で選択さ
れた項目が図41のウインドウにおける表示に反映され
る。
【0145】次に、図44に示されるウインドウにつき
説明する。図44のウインドウは、図28におけるLog
TypeでU-NME Access Logが指定された場合に表示され
る。図44のウインドウにおいては、U-NME Accessに関
連して履歴から検索された通知情報がテキスト形式で表
示領域に一覧表示される。このウインドウでFilterボタ
ンがクリックされると、図45のU-NME Access Record
Retrieval Filterウインドウが表示される。図45のウ
インドウで任意のユーザ名(User Name)が選択されてE
xecボタンがクリックされると、選択されたユーザが何
時から(START)何時まで(END)U−NME3にアクセ
スしていたかが、図44のウインドウに表示される。
【0146】図44のウインドウでItem Selectionがク
リックされると、図46のU-NME Access Control Recor
d Retrieval Item Selectionウインドウが表示される。
図46のウインドウに示される各チェック項目は、U-NM
E Accessの性質を反映しており、User Nameが特徴的で
ある。図46のウインドウ上で任意の項目が選択された
のちExecボタンがクリックされると、図46のウインド
ウ上で選択された項目が図44のウインドウにおける表
示に反映される。
【0147】次に、図47に示されるウインドウにつき
説明する。図47のウインドウは、図28におけるLog
TypeでSecurity Alarm Logが指定された場合に表示され
る。図47のウインドウにおいては、Security Alarmに
関連して履歴から検索された通知情報が、テキスト形式
で一覧表示される。
【0148】図47のウインドウでFilterボタンがクリ
ックされると、図48のSecurity Alarm Record Retrie
val Filterウインドウが表示される。このウインドウに
はSecurity Alarm Causeなる欄が備えられ、Security A
larmの生じた原因を指定できるようになっている。図4
8のウインドウ上で各項目が選択されたのちExecボタン
がクリックされると、選択された内容に応じたLogが検
索されて、その結果が図47のウインドウに表示され
る。
【0149】図47のウインドウでItem Selectionがク
リックされると、図49のSecurity Alarm Control Rec
ord Retrieval Item Selectionウインドウが表示され
る。このウインドウにおける各チェック項目は、Securi
ty Alarmの性質を反映している。図49のウインドウに
は、Managed Object、Security Alarm Cause、Security
Alarm Severity、Security Alarm Detector、Service
User、Service Providerなる項目が設けられており、こ
れらの項目が特徴的である。図49のウインドウ上で任
意の項目が選択されたのちExecボタンがクリックされる
と、このウインドウ上で選択された項目が図41のウイ
ンドウにおける表示に反映される。
【0150】次に、図50に示されるウインドウにつき
説明する。図50のウインドウは、図28におけるLog
TypeでSSE Alarm Logが指定された場合に表示される。
図50のウインドウにおいては、SSE Alarmに関連して
履歴から検索された通知情報がテキスト形式で一覧表示
される。このウインドウでFilterボタンがクリックされ
ると、図51のSSE Alarm Record Retrieval Filterウ
インドウが表示される。
【0151】図51のウインドウは、SSE2が指定さ
れる欄と、Event TypeがCommunicationsまたはEquipmen
tのいずれかに指定される欄と、Probable Causeが選択
される欄と、Severity(アラームの重要度)が、Critic
al、Major、Minor、Warningのいずれかに指定される欄
とを備えている。図51のウインドウ上で各項目が選択
されたのちExecボタンがクリックされると、選択された
内容に応じたLogが検索されて、その結果が図50のウ
インドウに表示される。
【0152】図50のウインドウでItem Selectionがク
リックされると、図52のSSE Alarm Control Record R
etrieval Item Selectionウインドウが表示される。図
52のウインドウ上で任意の項目が選択されたのちExec
ボタンがクリックされると、このウインドウ上で選択さ
れた項目が図50のウインドウにおける表示に反映され
る。
【0153】なお、図35、図38、図41、図44、
図47、図50に示す各ウインドウに示されるCSVボタ
ン、Printボタン、Quitボタンの各機能は図30と同じ
であるので説明を省略する。
【0154】次に、図53に示されるU-NME Log Contro
lウインドウにつき説明する。このウインドウは、図2
7に示されるU-NME Log Controlボタンがクリックされ
ると開かれる。図53に示されるウインドウは、U−N
ME3に蓄積されるログ(U-NME Access LogとSSE Alar
m Log)にデータが書き込まれる際の条件を設定するた
めのウインドウである。
【0155】図53に示されるウインドウにおいては、
U-NME Access Log、及びSSE Alarm Logなる2種のログ
タイプに対し、“Logging、“Log Full Action”、“Ma
x Log Records”、“Capacity Alarm Threshold”なる
設定項目が設けられている。これらの設定項目の現在の
設定状態は、図53ではウインドウの上側に表示されて
いる。図53のウインドウの下側に、これらの設定項目
を任意に設定するための欄が設けられている。
【0156】設定項目のうち、Loggingでは、ログに対
する書込みを許可するか、許可しないかが設定される。
Allowがチェックされると、ログへの書込みが許可され
る。Inhibitがチェックされると、ログへの書込みは許
可されない。Log Full Actionでは、各ログタイプに割
り当てられたデータエリア(記憶リソースエリア)が一
杯になった場合の処理が選択される。Wrapが選択される
と、データエリアへのデータの上書きが許可される。Ha
ltが選択されると、データエリアへのデータの上書きが
許可されない。
【0157】Max Log Recordsでは、各ログタイプに割
り当てられるデータエリアが、通知情報の数で指定され
る。図53においては、通知情報の数が1個から100
0000個の範囲で任意に設定できるようになってい
る。Capacity Alarm Thresholdでは、データエリアの容
量が一杯に近づいた場合に発せられるアラームの閾値が
設定される。図53においては、Capacity Alarm Thres
holdの値を0%から100%の範囲で設定できるように
なっている。例えば、Capacity Alarm Thresholdが80
%に設定されると、データエリアの80%がログで埋ま
った場合に、アラームが発せられる。これにより、ユー
ザにデータのバックアップなどの操作が促される。
【0158】次に、図54に示されるU-NME Log Deleti
onウインドウにつき説明する。このウインドウは、図2
7のU-NME Log Deletionボタンがクリックされると開か
れるウインドウであり、U−NME3に記憶されている
ログデータを消去する条件を設定するためのウインドウ
である。
【0159】図54のウインドウにおいては、U-NME Ac
cess Log、及びSSE Alarm Logなる2種のログタイプに
対し、“Max Log Records”、“Number of Records”、
“Current Log Usage rate”、“Capacity Alarm Thres
hold”なる設定項目が設けられている。これらの設定項
目の現在の設定状態は、図54ではウインドウの上側に
表示されている。図54のウインドウの下側に、これら
の設定項目を任意に設定するための欄が設けられてい
る。
【0160】図54のウインドウにおいては、消去すべ
きログが、Date/Time(Start)からDate/Time(End)ま
での時間で指定される。特に、図54のウインドウに
は、Condition Setなる項目が設けられている。この項
目は、上記指定された時間範囲に加えて、さらに別の条
件を指定するか否かを選択するために設けられている。
この項目においてYesがチェックされると、図55に示
されるU-NME Log Deletion Conditionウインドウが表示
される。
【0161】図55に示されるウインドウは、ログを消
去する際の条件を設定するためのウインドウである。こ
のウインドウにおいて、SSEと表記されたスクロールウ
インドウでは、消去すべきログを蓄積しているSSE2
が指定される。図55のウインドウにおいて、Event Ty
pe項目ではCommunicationsまたはEquipmentのいずれか
がチェックされることにより消去すべきEvent Typeが指
定される。図55のウインドウにおけるUser Nameと記
されたスクロールウインドウでは、ユーザネームが指定
される。これらの各項目が指定されたのちExecボタンが
クリックされると、上記各項目で指定された条件に応じ
たログデータが消去される。
【0162】なお、図55のウインドウでExecボタンが
クリックされると、CAUTIONウインドウが表示されて、
ユーザにデータ消去の可否が問われるようになってい
る。
【0163】次に、図56に示されるNODE Log Control
ウインドウにつき説明する。このウインドウは、図27
のNODE Log Controlボタンがクリックされると開かれる
ウインドウであり、各NODEにおいて蓄積されている
ログを操作するためのウインドウである。
【0164】図に示すように、NODEのデータベース
には、Alarm、Object Creation/Deletion、State Chang
e、Protection Control、及び、Security Alarmなる複
数の項目のログが蓄積される。
【0165】図56のウインドウにおいては、データベ
ースにおいて蓄積のため割り当てられる記憶リソースの
サイズの最大値が、各項目ごとに設定される。図56に
おいて、NODEボタンがクリックされると図57のNO
DE Selectionウインドウが開かれる。図57のウインド
ウでは、ここからネットワークシステム内の任意のNO
DEが選択される。図57において、Station/Ring Net
workでは、All、Station、または、Ring Networkなる項
目のいずれかが選択される。
【0166】図57において、ALLが選択されると、全
てのNODEが設定対象となる。Ring Networkが選択さ
れると、いずれかのRing Networkを選択するためのプル
ダウンメニューが操作可能となり、ここから任意のRing
Networkが選択され、次いでここで選択されたRing Net
workに属するいずれかのNODEがプルダウンメニュー
で選択される。Stationが選択された場合も同様の手順
で、任意のNODEが選択される。このようにして、図
57のウインドウ上でいずれかのNODEが選択されて
Execボタンがクリックされると、図56のウインドウに
戻る。このとき、操作対象とするNODEが図56のウ
インドウにセットされた状態となる。
【0167】図57のウインドウから図56のウインド
ウに戻ると、まず、それぞれの項目におけるログの最大
最大サイズが対象NODEから読み出される。読み出さ
れた結果は、図56におけるCurrent Max Log Size欄に
表示される。次いで、図56のウインドウ上で、ユーザ
により個々の項目(Alarm〜Security Alarm)ごとに、
その最大ログサイズ(Max Log Size)がセットされる。
このようにして、各NODEにおける各ログ項目の最大
サイズが設定される。
【0168】図56のウインドウによれば、各ログ項目
ごとに、記憶リソースの最大容量を個別に設定すること
が可能になる。これにより、例えばイベトの発生頻度に
応じて記憶リソースの最大容量を割り当てるといった設
定が可能になる。例えば、Creation/Deletionなるイベ
ントは他に比べて起こり得る数が少ないので、割り当て
ログサイズを小さくするようにする。その代わり、発生
頻度が比較的高いAlarmについては、多くの記憶リソー
スを確保するようにすると良い。このようにすること
で、装置の記憶リソースを有効に活用できるなどの利点
がある。
【0169】なお、図56のウインドウを用いた設定の
際には、事前に蓄積されていたログはすべて消去され
る。このため、図56でExecボタンがクリックされる
と、「ログ記録がすべて消去されます。よろしければO
Kボタンを、中止するならCancelボタンをクリッ
クして下さい。」の旨が記された警告ウインドウが表示
され、ユーザに注意が促される。
【0170】次に、図58に示されるData Backupウイ
ンドウにつき説明する、このウインドウは、図27のDa
ta Backupボタンがクリックされると開かれるウインド
ウであり、データをCMT36にバックアップするため
に使用される。図58のウインドウ上でCMT Readボタン
がクリックされると、Saved Filesと記されたスクロー
ルウインドウに、現在CMT36に記憶されているファ
イル名が表示される。
【0171】図58でBackupボタンがクリックされる
と、図59のBackupウインドウが表示される。図59で
は、LogでU-NME Access LogとSSE Alarm Logのいずれか
が指定されたのち、バックアップすべきログ種別が選択
される。また図59のウインドウでは、バックアップす
べきログの時間範囲が指定される。さらに、このウイン
ドウでファイル名が入力されたのちExecボタンがクリッ
クされると、CMT36にデータがバックアップされ
る。
【0172】また、図58でFormatボタンがクリックさ
れると、「このCMTに記録されているバックアップフ
ァイルはすべて消去されます。フォーマットを実行して
よろしければOKボタンを、キャンセルするならばCa
ncelボタンをクリックして下さい。」の旨を記した
CAUTIONウインドウが表示される。このようにしてユー
ザに注意が促されたのち、OKであればCMT36のフ
ォーマットが実行される。
【0173】(Performance Contro
l) 次に、図3の主画面におけるPerformanceボタンがクリ
ックされたときの機能につき説明する。Performanceボ
タンがクリックされると、図60のPerformance Contro
lウインドウが表示される。このウインドウは、ネット
ワークパフォーマンスの管理に係わる機能をメニュー表
示するものである。このウインドウには、“Performanc
e Data Record Retrieval”、“Daily/Monthly/Annual
Report Print”、“Quality of Service Alarm Contro
l”と表示された機能ボタンが備えられている。
【0174】図60においてPerformance Data Record
Retrievalボタンがクリックされると、図61のPerform
ance Data Record Retrievalウインドウが表示される。
図61のウインドウは、U−NME3内のデータベー
ス、またはCMT36内のファイルからネットワークシ
ステムに係わる品質ログを検索するために使用される。
図61のウインドウで指定される検索条件には、日時を
含む時刻範囲のほか、Performance Condition1〜4と
して指定されるものがある。Performance Condition1
〜4は、Ring Network/Station、NODE、Channel、Opera
tion Mode、Monitoring Section、Performance Eventな
る指定項目で特徴づけられる。
【0175】図61のウインドウは、図28のRecord R
etrievalウインドウと似ている。しかしながら、図61
のウインドウは、品質情報(パフォーマンス情報)の検
索に特化しているという点で、図28のウインドウと異
なっている。図61のウインドウにおいては、Data Typ
eは図28と同様にして指定される。Backupが指定され
ると、図63のData Loadウインドウが開かれる。図6
3のウインドウでロードするファイル名などが指定され
ると、U−NME3内部のデータベースに所望のデータ
が読み込まれる。
【0176】次に、図61において、読み込みを行うべ
きデータの時刻範囲(年/月/日/時/分/秒)が指定
されたのち、Performance Condition1〜4として、最
大で4つの検索条件が指定される。Performance Condit
ion1〜4の横に表示された小ウインドウ内のいずれか
の領域(Performance Condition1〜4に対応)がクリ
ックされると、図62のPerformance Data Record Retr
ieval Conditionウインドウが開かれる。図62のウイ
ンドウにおいて、パフォーマンスデータの詳細な検索条
件が指定される。
【0177】図61において、Performance Condition
1がクリックされると、Performance Conditionの欄に
1が表示された図62のウインドウが開かれる。図62
のウインドウでは、Station/Ring NetworkおよびNODEの
欄で、検索対象のノードが指定される。これらの欄はプ
ルダウンメニュー形式で表示され、選択されたリングネ
ットワークに応じて、NODE欄で選択可能なNODEが変化す
る。
【0178】図62において、Channelの欄では、LS
(低速側)またはHS(高速側)のいずれかのチャネル
が選択される。Operation Modeの欄では、SRV(サービ
ス系)またはPRT(待機系)のいずれかが選択される。M
onitoring Sectionの欄では、R-Section(Regenerator
Section)またはM-Section(Multiplexer Section)、
あるいはその両方(すなわち全セクション)が指定(チ
ェック)される。ここでの指定は、SDHフレームのS
OH(Section Over Head)内のタイムスロットを指定
することに対応する。すなわち、SOH内のタイムスロ
ットのそれぞれに対応付けて、如何なる情報を記述する
かが予め規定されており、R-Sectionに係わるデータ、
またはM-Sectionに係わるデータが記述される場所があ
る。品質情報は、それぞれのセクションに対応付けて、
区別された状態で収集される。したがって、図62のウ
インドウ上で指定された内容により検索されるデータの
範囲が異なる。
【0179】図62のPerformance Eventでは、検索す
べき品質情報の種別が指定される。品質情報としては、
図74に示すように、TCCV(Total Count of Code
Violation)、BBE(Background Block Error)、E
S(Errored Second)、SES(Severely Errored Sec
onds)、UAS(Unavailable Seconds)、OFS(Out
of Frame Second)、PJC(Pointer Justification
Count)、PSC(Protection Switch Count)、PSD
(Protection Switch Duration)などがある。
【0180】図62のウインドウで上記各項目が指定さ
れたのちExecボタンがクリックされると、再び図61に
戻り、設定された内容が表示される。このようにして、
各Performance Conditionが設定される。図61のウイ
ンドウでは、必要に応じて一つのコンディションだけが
指定されても良いし、または、最大4つまでのコンディ
ションを独立に設定できる。
【0181】図61での設定が完了した状態でExecボタ
ンがクリックされると、データベースが検索され、その
結果が図64〜図66に示すごとく表示される。図64
〜図66は、Performance Data Record Retrieval Repo
rt(Graph)ウインドウと称され、品質情報の検索の結
果がグラフ形式で表示されるものである。図61のウイ
ンドウで指定されたPerformance Conditionの数に応じ
た数のグラフが、図64(一つ)、図65(二つ)、図
66(三つ)のように、一つのウインドウの中に表示さ
れる。図64〜66においては、四角囲みの数字でPerf
ormance Conditionが区別される。
【0182】代表的な例として、図64のグラフにつき
説明する。図65、図66のグラフについても同様であ
る。図64のグラフでは、指定されたPerformance Cond
itionの内容がテキスト文で表示される。ここでは、検
索の対象とされたイベントとしてBBE(Background B
lock Error)が表示されている。
【0183】グラフが表示される欄には、縦軸をBBE
R(BBEの発生率)のカウント値(Count)、横軸を
日付(Day)としたグラフが表示される。すなわち、1
0月9日から11月10日までに観測されたBBERの
日毎の回数が、R-Section(実線)とM-Section(点線)
とにつき並べて表示される。
【0184】図64のウインドウには、右下に“Auto S
cale”および“Scale Set”なるボタンが設けられてい
る。Auto Scaleボタンがクリックされると、カウントの
最大値が縦軸の長さのほぼ80%となるように、縦軸の
スケールが自動的に変えられる。Scale Setボタンがク
リックされると、図67のScale Settingウインドウが
表示され、図67のウインドウ上にて縦軸の最大値と最
小値がセットされる。このようにすると、カウント値の
ばらつきが大きい場合などにグラフを見やすくできる。
【0185】さらに図64のウインドウには、グラフ中
を左右に移動して表示できるマーカーが表示されてい
る。このマーカーは縦の線として示され、図64中のCo
untボタンがクリックされることにより、横軸上の日付
ごとに左右に動かすことができる。マーカが立っている
日付に応じたカウント値が、グラフのすぐ上の欄に(BE
ER:R-Section M-Section)数値で表示される。マーカ
が動くとこの数値も変わる。これは、カウント値が大き
い場合に有効で、例えば99なるカウント値は、、縦軸
のスケールのとりによっては100カウントと見分けが
つかない。そこで、このマーカーを利用することで、検
索されたカウント値を正確に把握することが可能とな
る。
【0186】また図64のウインドウには、“Table”
なる機能ボタンが設けられている。このTableボタンが
クリックされると、図68のPerformance Data Record
Retrieval Report(Table)ウインドウが表示される。
図68のウインドウには、品質情報の検索の結果がテー
ブル形式で表示される。すなわち、図68のウインドウ
には、図64〜66のグラフに示された内容がテキスト
データで表示される。
【0187】図68のウインドウでは、各時刻のイベン
トごとに、メモデータが付記されることが可能である。
図68のウインドウにおいて、メモデータの表記欄が任
意にクリックされると、図69のMemo Data Inputウイ
ンドウが表示される。図69のウインドウを用いて、メ
モデータが入力される。
【0188】図68のウインドウには、元となるグラフ
が表示されるウインドウに戻るためのGraphボタンが設
けられている。このGraphボタンと、図64〜図66の
ウインドウ内のTableボタンとがそれぞれクリックされ
ることにより、品質データのグラフ表示とテーブル表示
とを互いに行き来することができる。なお、Graphボタ
ンは必要に応じて設ければよい。
【0189】図68ウインドウにはCSVボタンが設けら
れ、このボタンがクリックされると図70のCSV Format
Convertウインドウが表示される。図70のウインドウ
は、品質情報についての検索結果をCSVフォーマット
でFDD310などに記録するための設定を行うための
もので、その操作手順は図33と同様である。この図7
0のウインドウによっても、検索結果を電子ファイルと
して保存でき、便利である。また、図68のウインドウ
にはPrintボタンが設けられ、このボタンがクリックさ
れることで検索の結果をプリントアウトできるようにな
っている。
【0190】さらに、図68では、サスペクトフラグが
付与された品質情報には、アスタリスク(*)が表示さ
れる。サスペクトフラグとは、信頼性が低いと思われる
品質情報に付与される属性である。品質情報の信頼性が
低くなる原因としては、例えば次のようなものがある。
【0191】すなわち、品質情報は、伝送路の状態の計
測結果などをもとに、各NODEにおいて所定の周期で
生成される。しかしながら、NODEの立ち上げ直後や
NODEの動作時刻が再設定された場合には、伝送路状
態の計測時間が通常より短くなることがある。このよう
なことが起こり得るため、各NODEにおいては、U−
NME3に送出する品質情報に対してNODE自身の判
断のもとにサスペクトフラグが付与され、品質情報の信
頼性に注意を促すようにしている。なお、サスペクトフ
ラグに関する詳細は例えばITU−T勧告G.822に
記載されている。
【0192】サスペクトフラグが付された品質情報とと
もにアスタリスクを表示することで、ユーザの判断の助
けになるし、また、図69のメモ入力機能を有効に使用
することが可能になる。サスペクトフラグの立った原因
をユーザがメモしておき、他のユーザへの便宜を図るな
どの利用法がある。なお、サスペクトフラグを示す記号
はアスタリスクに限らず、“!”や“?”などでも良
い。
【0193】次に、図71に示されるDaily/Monthly/An
nual Report Printウインドウにつき説明する。このウ
インドウは、図60のPerformance Controlウインドウ
でDaily/Monthly/Annual Report Printボタンがクリッ
クされると開かれるウインドウである。このウインドウ
は、品質情報に関係する日報、月報、または年報をプリ
ントアウトするために使用される。
【0194】図71のウインドウでは、まずReportの欄
でDaily(日報)、Monthly(月報)またはAnnual(年
報)のいずれかが選択される。また、Station/Ring Net
work、NODE、Channel、Operation Mode、Monitoring Se
ction、及び、Dateの欄は例えば図62に倣ってそれぞ
れ指定される。各項目が指定されたのちExecボタンがク
リックされると、指定された条件に応じた品質情報の検
索結果が、プリントアウトやモニタ表示などのかたちで
図74に示すように出力される。図74は品質情報の日
報の一例を示す図である。このウインドウには、PREVIO
USボタン(前ページ)およびNEXTボタン(次ページ)が
設けられており、出力すべき結果が複数のページに渡る
場合に備えられている。
【0195】図61に示されるウインドウでは、検索条
件が時間を単位として指定される。これに対して図71
のウインドウでは、検索条件の設定の単位を日単位、月
単位、年単位と指定することができるので、ユーザへの
便宜をさらに向上させることが可能になる。
【0196】次に、図72に示されるQuality of Servi
ce Alarm Controlウインドウにつき説明する。このウイ
ンドウは、図60のQuality of Service Alarm Control
ボタンがクリックされると開かれる。本システムにおい
ては、各NODEで計測される品質情報が、例えば過度
の品質低下を示した場合には、その旨を示す警報を各N
ODEから通知させるようにしている。図72のウイン
ドウは、この種の警報情報を生成する際の条件を設定す
るためのウインドウである。このウインドウで設定され
た条件は、対象となるNODEに通知される。通知を受
けたNODEは、この条件に沿って動作する。
【0197】図72で左上のNODE/Channel/Selectionボ
タンがクリックされると、図73のNODE/Channel/Secti
on Selectionウインドウが表示される。図73のウイン
ドウにおいて、どのリングネットワークの、どのノード
の、どのチャネルの、どのセクションについての品質情
報を対象とするかが、図71のウインドウを用いた操作
に倣って設定される。そうすると、図72の“:”を挟
んで右に、設定された内容が表示される。次いで、図7
2のウインドウで品質情報(Event)のそれぞれ(TCCV
〜OFS)ごとに、詳細な内容が設定される。
【0198】例えばTCCVにつきウインドウがクリックさ
れると、ウインドウ下部の設定項目が機能し、TCCVに関
するOperation Mode、Notify、Severity、及び、Thresh
oldについての状態が設定される。Operation Modeで
は、SRV、PRT、P/T(パートタイム)のいずれかが選択
する。なお、ChannelでHSが選択された場合には、P/Tは
選択肢に含まれない。
【0199】次に、NotifyでOnまたはOffが選択される
ことにより、U−NME3への警報の通知または非通知
が設定される。Severityでは、Critical、Major、Mino
r、または、Warningのいずれかが選択されて、U−NM
E3に通知される警報のランク付けが設定される。Thre
sholdでは、通知を行うに際しての閾値が、数値入力に
より設定される。
【0200】これらの各項目が各Eventごとに設定され
たのちExecボタンがクリックされると、対象とするNO
DEに設定内容が通知される。この通知を受けたNOD
Eは、上記設定内容に沿って警報の通知を行う。以上で
説明した機能により、通信品質の管理を行う際の便宜を
向上できる。
【0201】(Alarm Control) 次に、図3の主画面におけるAlarmボタンがクリックさ
れたときの機能につき説明する。Alarmボタンがクリッ
クされると、図75のAlarm Controlウインドウが表示
される。このウインドウは警報の管理に係わる機能をメ
ニュー表示するものである。このウインドウには、“Al
arm Severity Control”、“Maintenance Control”、
“Maintenance Signal Insertion Control”、“SD Thr
eshold Control”と表示された機能ボタンが備えられて
いる。
【0202】図75においてAlarm Severity Controlボ
タンがクリックされると、図76のAlarm Severity Con
trolウインドウが表示される。このウインドウは、NO
DEを任意に指定して、そのNODEからU−NME3
に通知される警報(アラーム)情報の重要度(または緊
急度)を、個々のアラーム種別ごとに設定するためのも
のである。
【0203】図76のProbable Causeボタンがクリック
されると、図77のProbable Cause Selectionウインド
ウが表示される。このウインドウでは、Station/Ring N
etwork,NODEの欄で操作対象とするNODEが指定され
る。またこのウインドウでは、Categoryの欄で、上記指
定されたNODEのカテゴリー(HS、LS、Clock、DCC、
Equipment、Environmentなど)が指定される。特に、こ
の欄でLSが選択された場合には、LS Shelfの欄がアク
ティブ表示となり、このLS Shelfの欄を用いて上記選択
されたNODEのシェルフが選択される。
【0204】図77のウインドウのProbable Causeの欄
には、上記操作対象に予め登録されている警報の発生要
因がスクロールウインドウにクリッカブルに表示され
る。このスクロールウインドウでいずれかの要因がクリ
ックされ、選択される。警報の発生要因としては、AI
S(Alarm Indication Signal),Power Problem,LO
S(Loss of Signal)、LOF(Loss of Frame)など
がある。さらに、図77のウインドウでOperation Mode
で任意の欄がチェックされたのちExecボタンがクリック
されると、画面表示は図76に戻る。
【0205】図77のウインドウでExecボタンがクリッ
クされると、図77のウインドウで設定された内容に関
する現在の状態が、操作対象のNODEから読み出され
る。この読み出された内容が、図76の表示に反映され
る。すなわち、図76のウインドウには、操作対象のN
ODEとそのカテゴリー、Probable Cause、及び、Oper
ation Modeが表示される。また、図76のウインドウに
は、ノードから読み出された現在の状態が、Assignment
Profileの欄にクリッカブルに一覧表示される。
【0206】Assignment Profileにおいては、任意の項
目がクリックされ、クリックされた項目に対して、Seve
rityの欄で緊急度が個々に設定される。Severityには、
Critical、Major、Minor、Warning、または、Non Alarm
などがある。
【0207】図76のウインドウ上での設定が完了した
のち、Execボタンがクリックされると、操作対象に指定
されたNODEに設定内容が通知される。通知を受けた
NODEでは、警報の通知に際しての条件が新たにセッ
トされる。セットが正常に完了したか(OK)または正
常に完了しなかったか(NG)などの情報は、図76の
Consoleの欄に表示される。
【0208】このようにして、NODEから通知される
警報の緊急度を、U−NME3側から任意に設定するこ
とが可能となる。これにより、以下のようなことが可能
となる。例えばNODEの動作試験、設置作業、また
は、カード交換などの作業が行われると、NODE側で
各種の警報が多量に発生する。これらの警報がすべてU
−NME3に通知されると、警報を通知するために通信
リソースが消費されてしまい、てシステム運用に悪影響
を及ぼす虞がある。特に、AIS(Alarm Indication S
ignal)についてはこのことが顕著である。
【0209】そこで、図76に示されるようなウインド
ウを設け、個々の警報ごとに緊急度を任意に設定できる
ようにしておくことにより、試験の際には必要最小限の
警報を発するなどの設定を行えるようになる。これによ
り、システム運用上の便宜を図ることができる。また、
警報の緊急度を任意に設定できるようにすることで、緊
急度に応じた画面中の色分けなどを行える。
【0210】次に、図78に示されるMaintenance Cont
rolウインドウにつき説明する。図78のウインドウ
は、図75のウインドウにおいてMaintenance Control
ボタンがクリックされたときに表示される。このウイン
ドウは、NODEの運用モードを変更するために使用さ
れる。NODEにおける運用モードとしては、Maintena
nce(メンテナンスモード)またはNot Maintenance(非
メンテナンスモード)のいずれかがある。図78のウイ
ンドウ上で、操作の対象とするNODEが図77と同じ
ようにして選択され、Maintenance、またはNot Mainten
anceのいずれかがチェックされたのちExecボタンがクリ
ックされると、設定内容が選択されたNODEに通知さ
れる。
【0211】次に、図79に示されるMaintenance Sign
al Insertion Controlウインドウにつき説明する。が表
示される。図79のウインドウは、図75のMaintenanc
e Signal Insertion Controlボタンがクリックされたと
きに表示される。このウインドウは、NODEを任意に
指定して、種々の警報情報のうち、特に保守に係わる信
号(Maintenance Signal:保守用信号)の送出の許可ま
たは不許可を設定するためのウインドウである。保守用
信号としては、例えば上記したAISなどがある。
【0212】図79のウインドウにおいては、NODE/She
lfボタンがクリックされると図80のNODE/Shelf Selec
tionウインドウが開かれる。図80のウインドウでは、
操作対象とするNODEとそのシェルフが選択される。
図80のウインドウでExecボタンがクリックされると図
79のウインドウに戻る。その際、図80のウインドウ
で選択された結果が、図79のウインドウに表示され
る。また、操作対象とされたNODEから現在の状態が
読み出され、図79のスクロールウインドウに表示され
る。
【0213】図79のスクロールウインドウで任意の項
目(チャネル)がクリックされると、図81のInsertio
n Mode Settingウインドウが開かれる。この図81のウ
インドウにおいては、個々のOperation Mode(SRV,PR
T,P/T)につきAllow(許可)またはInhibit(不許可)
のいずれかが選択される。図81のウインドウでExecボ
タンがクリックされると、画面の表示は図79のウイン
ドウに戻る。
【0214】そして、図79のウインドウにおいてExec
ボタンがクリックされると、設定された内容が、選択さ
れたNODEに通知される。この通知を受けたNODE
は、上記設定内容に従って、保守用信号を送出する。
【0215】次に、図82に示されるSD Threshold Con
trolウインドウにつき説明する。このウインドウは、図
75のSD Threshold Controlボタンがクリックされたと
きに表示される。図82のウインドウは、警報情報のう
ち、特にSD(Signal Degrade)に係わる設定を行うた
めのものである。すなわち、図82のウインドウにおい
ては、SD警報が発せられる際の閾値が設定される。
【0216】図82のウインドウにおいては、NODE/She
lfボタンがクリックされると図83のNODE/Shelf Selec
tionウインドウが開かれる。図83のウインドウでは、
操作対象とするNODEとそのシェルフが選択される。
図83のウインドウでExecボタンがクリックされると図
82のウインドウに戻る。その際、図83のウインドウ
で選択された結果が、図82のウインドウに表示され
る。また、操作対象とされたNODEから現在の状態が
読み出され、図82のスクロールウインドウに表示され
る。
【0217】図82のスクロールウインドウで任意の項
目(チャネル)がクリックされると、図84のSD Thres
hold Settingウインドウが開かれる。この図84のウイ
ンドウにおいては、個々のOperation Mode(SRV,PRT,
P/T)につき、SD警報が送出される際の閾値が設定さ
れる。図84のウインドウでExecボタンがクリックされ
ると、画面の表示は図82のウインドウに戻る。
【0218】そして、図82のウインドウにおいてExec
ボタンがクリックされると、設定された内容が、選択さ
れたNODEに通知される。この通知を受けたNODE
は、上記設定内容に従って、SD警報を送出する。
【0219】(Network Configurat
ion) 次に、図3の主画面におけるNetwork Configurationボ
タンがクリックされたときの機能につき説明する。Netw
ork Configurationボタンがクリックされると、図85
のNetwork Configurationウインドウが表示される。こ
のウインドウはネットワーク構成に係わる機能をメニュ
ー表示するものである。このウインドウには、“APS Co
ntrol”、“Protection Switching Control”、“Path
Configuration Control”、“Ring Map Administrative
Control”、“NODE Timing Mode Control”と表示され
た機能ボタンが備えられている。
【0220】図85においてAPS Controlボタンがクリ
ックされると、図86のAPS Controlウインドウが表示
される。図86のウインドウは、APS機能に係わる各
種パラメータを設定するためのウインドウである。この
ウインドウでProtection Sectionボタンがクリックされ
ると、図87のProtection Section Selectionウインド
ウが表示される。
【0221】図87のウインドウは操作対象を設定する
ための画面で、まず、Sectionの欄でHSまたはLSが選択
される。ここでLSが選択されると、さらに、ノードおよ
びそのシェルフが指定される。SectionでHSが選択され
た場合には、Station/Ring Network以下の欄はインアク
ティブとなる。このウインドウ上で設定がなされたのち
Execボタンがクリックされると、画面の表示は再び図8
6に戻る。
【0222】画面の表示が図87から図86のウインド
ウに戻ったとき、図86のウインドウ中のスクロールウ
インドウには、図87で選択された対象における、現在
の設定状態が表示される。図86のスクロールウインド
ウにおいては、複数の行が縦に並んで表示される。各行
が、選択された対象における個々のシェルフに対応す
る。各行には、個々のシェルフにおける、LS Channel、
LS Type、Wait-to-Restore、Wait-to-Response、及び、
Hold off Timeの状態がそれぞれ表示される。このスク
ロールウインドウにおける表示状態は、図87において
LSが選択されたことに対応している。
【0223】さて、図86のスクロールウインドウで任
意の行がクリックして選択されると、図88のAPS Sett
ingウインドウが表示される。図88のウインドウにお
いては、上記選択された対象につき、各種パラメータが
数値で入力される。図88において、LS TypeではAPSの
タイプが指定される。ここでは0:1の切り替え方式が
選択されている。このほか、図88のウインドウでは、
1+1などの切り替え方式を選択できるようになってい
る。
【0224】図88のウインドウにおけるWait-to-Rest
ore Time,Wait-to-Response Time,Hold off Timeの各
項目は、いずれもAPSに係わる時間的なパラメータであ
る。図88のウインドウでの入力操作ののちExecボタン
がクリックされると、画面の表示は図86に戻り、その
内容に図88のウインドウにおける設定内容が反映され
る。
【0225】なお、図87のウインドウにおいて、操作
対象としてHS(Section)が選択された場合には、Stati
on/Ring Network以下の欄はインアクティブとなって、
個々のNODEを指定することができなくなる。このこ
とに応じて、図86〜図88の表示内容も変わる。これ
は、同一のリングに属するNODEにおいては、HSのAP
Sに関する設定が互いに同じでなければならないことに
よる。
【0226】次に、図85のウインドウでProtection S
witching Controlボタンがクリックされると、図89の
Protection Switching Controlウインドウが表示され
る。このウインドウは、ユーザによるコマンド投入によ
り冗長切り替え処理を行うためのウインドウである。
【0227】図89でSwitching Section Selectionボ
タンがクリックされると、図90のSwitching Section
Selectionウインドウが表示される。図90のウインド
ウは、冗長切り替えを行う対象を設定するためのウイン
ドウである。このウインドウでは、Sectionの欄に、L
S、HSのほかにEquipmentなる項目が設けられており、装
置内切り替えを含めて選択できるようになっている。
【0228】図90のウインドウで対象が選択されたの
ちExecボタンがクリックされると、画面の表示は図89
に戻り、図90のウインドウで選択された対象の現在の
状態が図89の表示に反映される。なお、図90におけ
る選択内容に応じて、図89の表示フォームも変わる。
図89には、図90のウインドウにおいてEquipmentが
選択した場合の表示フォームが示される。
【0229】図89には、Sectionの欄に、図0のウイ
ンドウで選択されたSectionが表示される。Service Tra
fficの欄に、サービストラヒックが現時点で流れている
系(ここでは予備系:PRT)が表示される。その下のス
クロールウインドウには、Protection Status、Request
Source、Switch Status、Auto Switch Condition、及
び、Switch Typeなるパラメータの現在の状態が表示さ
れる。
【0230】なお、図89においては、SectionとしてE
quipmentが指定されているため、スクロールウインドウ
が二つ開いており、それぞれのスクロールウインドウに
おいて個別に設定を行えるようになっている。これは、
Equipment、および、HSに関してはEast、またはWestと
いう2つの方向の切り替えが存在することに対応してい
る。これに対して、LSが指定された場合には、開かれる
スクロールウインドウは一つとなる。ちなみに、図90
のウインドウのSectionにおいてHSが指定された場合に
は、図89のウインドウにおいてLS1-LS64、LS65-LS128
として表示された箇所に、EAST、WESTなる項目が表示さ
れる。
【0231】図89のウインドウのControl Section欄
では、LS1-LS64の横に設けられたラジオボタン、または
LS65-LS128の横に設けられたラジオボタンのうちいずれ
かがチェックされ、LS1-LS64、またはLS65-LS128のいず
れかのセクションが選択される。この選択されたセクシ
ョンに対して、Switch Type Controlと記されたスクロ
ールウインドウで切り替え種別(Forced Switch,Manua
l Switchなど)が選択される。そして、Actionの欄でIn
voke(切り替えの実行)またはRelease(切り替わって
いる状態から戻す)のいずれかが指定されてExecボタン
がクリックされると、上記選択されたNODEに対して
設定内容が通知される。この通知を受けたNODEにお
いては、新たな切り替え状態がセットされる。このよう
にして、U−NME3側から、任意のNODEに対し
て、その切り替え状態を制御することが可能となる。
【0232】次に、図85のPath Configuration Contr
olボタンがクリックされると、図91のPath Configura
tion Controlウインドウが表示される。このウインドウ
は、ネットワーク内に設定されるパスを操作するための
ウインドウである。
【0233】まず、パスを操作するに当たり現在のパス
の設定状態を知る必要がある。そこで、図91のウイン
ドウのPath Configurationボタンがクリックされると、
図92のPath Configurationウインドウが表示される。
図92のウインドウは、パスの設定状態情報を取得する
リングネットワーク指定するためのウインドウである。
また図92のウインドウでは、パスの設定状態情報を取
得する際のモードも指定される。
【0234】図92のウインドウにおいて、Ring Netwo
rkの欄で、任意のリングネットワークを選択される。ま
た、Operation Modeの欄で、選択されたリングネットワ
ークにつきSRV,P/Tのいずれか、または両方のOperatio
n Modeが指定される。Get Mode欄では、Get Only、また
はGet & Setのいずれかのモードが指定される。
【0235】Get Onlyモードでは、現在のパスの設定状
態情報が取得される。Get & Setモードでは、現在のパ
スの設定状態が取得されたのち、新たなパスの状態を設
定することが可能なモードである。特に、Get & Setモ
ードにおいては、パスの状態が変更されるため、その処
理中には、各NODEにおけるAPS機能を一時停止する
必要がある。この点において、Get & SetモードはでGet
Onlyモードと区別される。
【0236】図92のウインドウにおいて各欄が指定さ
れたのちExecボタンがクリックされると、操作対象のN
ODEからパスの設定状態情報が読み出され、図91の
表示内容に反映される。
【0237】図91のウインドウにおいては、図92の
ウインドウにおいてSRVとP/Tとが指定されため、SRV系
における状態と、P/T系における状態とがウインドウの
上下に分けて表示される。図91のウインドウにおいて
は、SRVとP/Tとのそれぞれにスクロールボタンを設け、
表示領域を上下にスクロールできるようになっている。
これにより、ユーザは、全てのタイムスロット(Time S
lot)についての状態を把握することが可能になる。
【0238】ところで、図91のウインドウにおいて
は、ネットワークに存在するパスが、矢印としてシンボ
ル的に表示される。なお、矢印の矢は、NODEにおい
てパスがLS側にドロップされていることを示してい
る。
【0239】そして、各パスに対して、それぞれ2つの
矢印が表示される。一方の矢印は、そのパスが存在する
ことを示すシンボルとしての矢印である。他方の矢印
は、そのパスの現在の状態を示す矢印であり、特に、カ
レントパス(Current Path)と称される。このカレント
パス(Current Path)は、現状のパスがどの経路を通っ
ているかを示すものである。
【0240】図91のウインドウにおいて、Current Pa
thと表示された欄があり、この欄ではラジオボタンによ
りOnまたはOffを選択できるようになっている。この欄
は、図91のウインドウにおいてカレントパスを表示す
るか、否かを指定するためのものである。図91におい
てはOnがチェックされており、カレントパスの表示機能
がオンになっている。
【0241】これにより、図中の各パスごとに、パスの
存在を示すシンボルとしての矢印と、この矢印により存
在が示されるパスの状態を示す矢印とが、ペアとなって
表示される。なお、Current Pathの欄でOffが選択され
ると、図91においてはカレントパスが表示されなくな
り、パスの存在を示すシンボルとしての矢印だけが表示
される。
【0242】図91における点線で囲まれた部分には、
タイムスロット1における、NODE#04とNODE#06との間の
パスの状態が示されている。ここに示された一対の矢印
のうち、一方は途切れること無く、SRVの範囲に描かれ
ている。この矢印により、NODE#04とNODE#06との間のタ
イムスロット1に、パスが存在することが示される。ま
た一対の矢印のうち、他方の矢印は、NODE#5の位置で切
断されて描かれている。すなわち、この矢印は、NODE#4
からNODE#5までの間はサービス系(SRV)側に、NODE#5
からNODE#6までの間はパートタイム系(P/T)側に描か
れている。この矢印が、カレントパスを示す。
【0243】このようにカレントパスが表示されること
により、次のことが示される。すなわち、このパスは、
NODE#04〜NODE#05区間においては、現用系区間のタイム
スロット1に設定されており、NODE#05〜NODE#06区間に
おいては、予備系区間のタイムスロット1に設定されて
いる。つまり、このパスは、NODE#05〜NODE#06区間にお
いては、現用系伝送路から予備系伝送路に切り替えられ
ている。
【0244】さらに、サービス系のNODE#05〜NODE#06区
間では、画面上における表示色が例えばグレーで示され
る(図中ハッチング部分)。これにより、この区間の現
用系伝送路に障害が発生していることが示される。この
ことは、上記パスが予備系伝送路に切り替えられている
ことの裏付けになっている。また、障害が復旧してカレ
ントパスが現用系に切り戻されれば、それに応じてウイ
ンドウにおける表示も元に戻る。
【0245】以上のように表示するようにしたので、現
在のパス(カレントパス)の状態と、各区間における障
害の有無を一目で把握することが可能となる。
【0246】図91によれば、NODE#3とNODE#5との間の
区間のSRV系のタイムスロット4に、パスが設定されて
いることが示される。この矢印とともに、(△)、
(◎)、及び、(□)なる記号が表示されている。記号
(△)はNODE#3の位置に、記号(◎)はNODE#4の位置
に、記号(□)はNODE#5の位置にそれぞれ表示されてい
る。これらの記号により、この矢印に対応するパスがデ
ュアルホーミングパス(Dual Homing Path)であること
が示される。
【0247】記号(△)は、この記号が表示されたノー
ドが“head Node”であることを示す。記号(◎)は、
この記号が表示されたノードが“Drop & Continue with
Add Node”であることを示す。記号(□)は、この記
号が表示されたノードが“Tail Node”であることを示
す。
【0248】これらの記号により、次のことが示され
る。すなわち、NODE#3でLS側Addされたパス
は、NODE#05でLS側にドロップされるととも
に、途中のNODE#4でもLS側にドロップされる。
また、NODE#4において逆方向のパスがLS側から
Addされており、その逆方向パスはNODE#3におい
てLS側にドロップされる。
【0249】また、図91のウインドウにおいては、各
記号に対応付けて、“66”、“1”、及び“4”なる
番号が表示されている。この番号は、パスのドロップ先
となるNODEの低速側チャネル番号を示している。
【0250】図91おいて、NODE#01とNODE#02との間の
SRV区間には、タイムスロット1〜4の位置にそれぞれ
一対(計8本)の矢印が表示されている。各対のうち下
側に、カレントパスを示す矢印が表示される。これらの
矢印とともに、四角で囲まれた数字2が描かれている。
この数字“2”は、パス番号(Path Number)を示す。
パス番号とは、それぞれのパスを区別するために、便宜
的に付される通し番号である。通し番号であるので、ネ
ットワーク内のパスの数が変われば、それに応じてパス
番号を示す数字も変わる。
【0251】これらの4つの矢印のペアは、全体として
一つのコンカチネーション(Concatenation)パスであ
ることを表示している。つまり、4つのタイムスロット
で一つのパスが形成される。ここに、“1A1a”、ま
たは“17B1”と表記されているのは、パスのドロッ
プ状態を示している。例えば“17B1”と表記されて
いるとき、最初の“17”で、パスがドロップされる低
速側のチャネル番号が示される。次の“B”で、パスが
ドロップされるLS側の基板種別が示される。“B”は
STM-16基板を意味し、“A”はSTM-4基板を意味する。
次の“1”で、低速側チャネルにおけるタイムスロット
番号が示される。最後の“a”は、コンカチネーション
の種別を示しており、この矢印で示されるコンカチネー
ション信号が、STM-4相当のAU-4-4c信号であることを示
す。
【0252】次に、図91のウインドウ上において、新
たなパスを生成するための手順を説明する。まず、図9
1中で任意のタイムスロットがクリックされたのち、Cr
eateボタン、またはModifyボタン(図左下)がクリック
される。そうすると、図93のPath Updateウインドウ
が表示される。図93のウインドウには、指定されたタ
イムスロットのみが抜き出されたかたちで表示される。
このウインドウを用いてパスが設定される。
【0253】図93のウインドウにおいて、まず、設定
しようとするパスの始点及び終点がユーザにより指定さ
れる。例えば、図93の点線囲み部分(実際の図には点
線は表示されない)がクリックされると、図94のNode
Informationウインドウが開かれる。ここでは、図93
においてハッチングされた箇所がクリックされたものと
する。
【0254】図94には、クリックされた箇所に相当す
るNODEの状態が表示される。すなわち図93のハッ
チング部分は、NODE#2のHS Westに相当する。図94に
おいてEdit Type欄は、図94のウインドウを用いて如
何なる操作を行うかを選択するためのもので、Modifyで
修正、Revokeで削除が選択される。LS Channel欄は、パ
スの始点、または終点となるチャネルがプルダウンメニ
ューで選択される。ここでは“1A1”と表示されてい
る。最初の“1”でチャネル番号が示される。次の
“A”で基盤種別(STM−4)が示される。次の
“1”でLSのタイムスロットが示される。
【0255】図94のConcatenation Typeでは、設定す
べきパスのコンカチネーションの種別が指定される。図
94においては、STM-1相当のAU-4、STM-4相当のAU-4-4
c、STM-16相当のAU-4-16c、およびSTM-64相当のAU-4-64
cのいずれかを選択できるようになっている。Node Type
では、信号のドロップ種別が選択される。図94ではPo
int-to-Pointとなっており、これは図93中では×印で
表示される。このほかにも、デュアルホーミングパスの
設定に使用するHead(△),Tail(□)、Drop & Conti
nue(○)、Drop & Continue with Add(◎)が選択で
きるようになっている。
【0256】図94のウインドウにおいてExecボタンが
クリックされると、このウインドウで設定された各項目
が有効になる。上記の手順が、パスの始点、及び終点の
それぞれにつき実行されると、図93に、設定すべきパ
スに対応付けられた矢印が表示される。なお、デュアル
ホーミングパスについては中間ノードについても同様の
設定を行う必要があり、特にDrop & Continue、Head,T
ailなどの設定が係わってくる。
【0257】さて、図93においてパスの設定作業が完
了すると、ユーザによりExecボタンがクリックされる。
そうすると、所定のCAUTION画面が表示されたのち、警
告に対してOKならば図91に戻り、図93のウインドウ
で設定された内容が図91の表示に反映される。図91
のウインドウにおいては、設定中のパスが、他と区別す
べく例えば点線で表示される(図91には表示されてい
ない。ただし、右下にModifiedとして描画線種別が示さ
れている)。このほか、色分けにより、または線種(点
線、一点鎖線など)を異ならせることにより、Configur
ed,Modified,Pre-empted,Restored,Normal,Concat
enationなるパス種別が区別されるようになっている。
【0258】以上の手順が、設定すべきパスのそれぞれ
に対して繰り返し実施される。なお、ここまでの手順で
は、ネットワーク内にパスは生成されない。そして、所
望のパスを設定するための作業が全て完了したのちに、
図91のUpdateボタンがクリックされる。そうすると、
各NODEに対してパスを生成するためのメッセージが
送られ、ネットワークシステム内に新たな、あるいは修
正されたパスが生成される。すると、図91において
も、新たなパスの設定内容が反映される。
【0259】ここで、図91のUpdateボタンがクリック
されてパス設定するときには、リングネットワーク内の
APS機能をロックし、障害が発生しても冗長系切り替え
が実行されないようにする。これは、パス設定作業にAP
Sが機能すると誤接続などを生じるため、必須の手順で
ある。そして、新しいパスの設定に必要な各NODE内
のTSAの設定が全て終了した後、APS機能のロックを
解除する。
【0260】次に、パスの削除手順を説明する。パスを
削除するには、図91のウインドウにおいて任意のパス
がクリックされたのち、図91のDeleteボタンがクリッ
クされる。そうすると、図91において、当該クリック
されたパスが表示されなくなる。この段階では、ネット
ワーク内に当該パスが存在する。そして、図91のUpda
teボタンがクリックされると、ネットワークから当該パ
スが削除される。
【0261】次に、図91に示されるPath Nameボタン
がクリックされたときの機能につき説明する。Path Nam
eボタンがクリックされると、図95のPath Name Updat
eウインドウが表示される。図95のウインドウには、
図91のGUI(Graphical User Interface)上で表示
されているパスが、テキストで一覧表示される。図95
においては、各パスのパス番号に、当該パスの名称(名
称の無いパスはPath Nameが空欄となる)が対応づけて
表示される。このウインドウで任意のパスがクリックさ
れると、図96のPath Name Inputウインドウが表示さ
れる。図96のウインドウでは、上記クリックされたパ
スに任意の名称(ニックネーム、エンドユーザ名など)
を付すことができる。これは、パス管理などに役立てる
ことができる。
【0262】次に、図91に示されるDiagnosticsボタ
ンがクリックされたときの機能につき説明する。Diagno
sticsボタンがクリックされると、図97のDiagnostics
ウインドウが表示される。図97のウインドウは、各N
ODEにおいて記憶されているリングマップ(Ring Ma
p)と称されるデータを、ファブリック(Fabric)と称
されるデータに一致させるための機能(Diagnostics)
を実行する際に用いるウインドウである。
【0263】リングマップとは、各パスにつき、その詳
細(張られた区間、ドロップするノードおよびそのチャ
ネル、スロットなど)な情報をリングネットワーク単位
でまとめたデータベースであり、各NODEにおいてそ
れぞれ記憶されている。個々のリングネットワークにお
ける各NODE間で、リングマップが一致していない
と、冗長切り替えの際に矛盾を生じ、誤接続を生じる虞
がある。このため、システムの運用中は常時、または障
害復旧の際には速やかに、各NODE間でリングマップ
を一致させる必要がある。
【0264】ファブリックとは、端的に言えば、高速側
のどのタイムスロットが低速側のどのチャネルに結びつ
いているかを示す情報である。この情報は、各NODE
が自装置に関係する情報のみを記憶している。U−NM
E3は、図91のウインドウを開く際に、各NODEか
らファブリックを取得し、これをもとに図91のウイン
ドウを描画する。
【0265】各NODEは、パスの状態に関する情報と
しては、自装置に係わるもの(すなわちファブリック)
しか持っていない。このため、NODEは、ネットワー
ク内における全てのパスの設定状態を知ることができな
い。ここに、NODE間でリングマップが食い違う要因
がある。
【0266】これに対し、全てのNODEからファブリ
ックを取得できるU−NME3は、ネットワーク内にお
ける全てのパスの設定状態を知ることができる。Diagno
stics機能を実施するには、このことを利用する。Diagn
osticsボタンがクリックされると、U−NME3はリン
グマップを各NODEごとに読み出し、これと、先に読
み出したファブリックとを比較して、両データに整合が
取れているか否かを判定する。
【0267】この判定の結果が、図97のウインドウに
表示される。図97においては、整合が取れていれば
“Match”、整合が取れていなければ“Unmatch”が表示
される。ここで、“Unmatch”がクリックされたのちExe
cボタンがクリックされると、U−NME3は、ファブ
リックを元に新たなリングマップを生成する。そして、
この新たに生成されたリングマップを、不整合のあった
NODEに通知し、データベースを更新させる。
【0268】次に、図91のIrregular GTPボタンがク
リックされたときの機能につき説明する。Irregular GT
Pボタンがクリックされると、図98のIrregular GTP D
eletionウインドウが表示される。図98のウインドウ
は、NODEにおいて使用されていないリソースが生じ
た場合に、そのリソースを開放して、当該リソースを有
効に利用できるようにするために用いられる。
【0269】ここで、GTP(Group Termination Poin
t)とはコンカチネーションパスに係わる概念である。
GTPにつき簡略に説明する。例えば、AU-4-4cとして
表されるコンカチネーションパスは、4つの連続するタ
イムスロットを繋げたものである。このようなパスを生
成するには高速側タイムスロットを一纏めにし(第1
のGTPを生成)、低速側チャネルを一纏めにし(第2
のGTPを生成)、第1のGTPと第2のGTPとを関連付け
るという手順が踏まれる。
【0270】また、コンカチネーションパスを消去する
には、上記と逆の手順が踏まれる。すなわち、第1の
GTPと第2のGTPとの関連を解き、低速側チャネルのま
とまりを解き(第2のGTPを解除)、高速側タイムス
ロットのまとまりを解く(第1のGTPを解除)という手
順が踏まれる。
【0271】このとき、障害の発生などによりの手順
が正常に完了しないことがある。そうすると、高速側タ
イムスロットのまとまりは解除されないにもかかわら
ず、これらのまとまりは使用されない状態となり、いわ
ゆるリソース浮きが発生する。図98のウインドウはこ
の状態を解消するためのものである。
【0272】図98のウインドウには、リソース浮きの
原因となっているGTPの番号と、このGTPの存在す
る箇所が、NODE、Operation Mode(SRVまたはP/
T)、タイムスロット、チャネル(TS/Channel)、及
び、West側、East側にて示される。図98に示される状
態でExecボタンがクリックされると、NODE内の使用
されていないリソースの開放要求がNODEに送られ、
その結果が図98のResultの欄に表示される。
【0273】[補足説明] 以下、Network Configurationに係わる機能に関して補
足説明する。図99のウインドウは、Protection Statu
s Informationウインドウと称され、図91のウインド
ウでQuitボタンがクリックされたときに表示されるウイ
ンドウである。すなわち、Quitボタンにクリックにより
APS機能のロックが開放されるが、何らかの原因により
機能が開放されないままロックが継続されてしまうこと
がある。このような場合、図91のウインドウはクロー
ズされるため、図99のウインドウを開いてNODEの
プロテクション機能の開放状態を表示する。図99のウ
インドウでロック状態が全て開放されていることが確認
されれば、Quitボタンがクリックされて、パス設定作業
が終了する。
【0274】図100は、図91のウインドウの他の表
示例を示す図である。図100は、ウインドウ中に横方
向のスクロールボタンを備え、画面表示を横方向にスク
ロールできるようにした。図100は、図91をそのま
ま右にスクロールしたもので、表示内容は全く同一であ
る。画面をスクロールさせるためには、ウインドウ中に
設けられたスクロールボタンが追加されている。
【0275】図91に示されるように、NODE#07〜NODE#
01間のP/T系タイムスロット2にはパスが張られている
と、このパスが表示がが左右に分かれてしまうことによ
り見ずらい。この場合、画面表示を横方向にスクロール
できるようにした。これにより、左右に分かれた矢印も
画面をスクロールさせることで一つに繋がった矢印とし
て表示され、見やすくなる。
【0276】次に、図85のRing Map Administrative
Controlボタンがクリックされたときの機能につき説明
する。Ring Map Administrative Controlボタンがクリ
ックされると、図101のRing Map Administrative Co
ntrolウインドウが表示される。図101のウインドウ
は、APS機能のロック(Lock)またはアンロック(Unloc
k)を、NODE単位で個別に設定するためのウインド
ウである。このウインドウは、ロック(Lock)されたAP
S機能が何らかの事情で開放されなかった場合、それを
手動で開放する場合に利用される。
【0277】図101において、Ring Networkボタンが
クリックされると、図102のRing Network Selection
ウインドウが開かれる。このウインドウで所望のリング
ネットワークが選択されてExecボタンがクリックされる
と、画面の表示は図101に戻る。このとき、選択され
たリングネットワークに属するNODEと、そのAPSの
状態(Administrative State)が、図101のウインド
ウに一覧表示される。図101のウインドウで所望のN
ODEがクリックされると、図103のRing Map Admin
istrative Settingウインドウが表示される。図103
のウインドウにおいては、Locked(ロック)またはUnlo
cked(開放)のいずれかの状態が選択される。図103
のウインドウでExecボタンがクリックされると、画面の
表示は図101に戻り、図103のウインドウで選択さ
れた内容が表示に反映される。
【0278】このようにして、所望のNODEにつき個
別にAdministrative Stateが設定されたのち図101の
Execボタンがクリックされると、選択されたNODEに
対してメッセージが送出され、APSの状態がLockedまた
はUnlockedにセットされる。
【0279】次に、図85のNODE Timing mode Control
ボタンがクリックされたときの機能につき説明する。NO
DE Timing mode Controlボタンがクリックされると、図
104のNODE Timing mode Controlウインドウが表示さ
れる。図104のウインドウは、動作クロックの取り方
(Timing Mode)を、各NODEごとに手操作によるオ
ペレーションで設定するためのウインドウである。
【0280】図104のウインドウでStation/Ring Net
workボタンがクリックされると、図105のStation/Ri
ng Network Selectionウインドウが開かれる。図105
のウインドウでは、ステーションまたはリングネットワ
ークが選択される。このウインドウで選択されたステー
ションまたはリングネットワークに属するNODEの現
在のクロック供給状態が、図104に一覧表示される。
【0281】図104のウインドウにおいて、任意のN
ODEがクリックして選択されると、図106のNODE T
iming Mode Settingウインドウが表示される。図106
のウインドウにおいて、System Timing Mode、Select C
lock、Select Card、Synchronization Mode(SYNC Mod
e)、及び、Transmitting S1(WESTおよびEAST)の各項
目が指定されたのちExecボタンがクリックされると、画
面の表示は図104に戻り、図106のウインドウで指
定された内容が反映される。このような操作がユーザの
所望するNODEにつき全て実施されたのち、図104
のExecボタンがクリックされると、設定したNODEに
対してメッセージが送出されて、クロックの同期状態が
セットされる。
【0282】(NODE Function) 次に、図3の主画面におけるNODE Functionボタンがク
リックされたときの機能につき説明する。NODE Functio
nボタンがクリックされると、図107のNODE Function
ウインドウが表示される。このウインドウは、NODE
の低速(LS)インタフェースの監視制御機能に関する
項目、および、NODEの情報通知機能に関する項目を
メニュー表示するものである。このウインドウには、
“LS Card Control”、“Notification Reporting Cont
rol”として示す機能ボタンが備えられている。
【0283】図107においてLS Card Controlボタン
がクリックされると、図108のLS Card Controlウイ
ンドウが表示される。このウインドウは、各NODEに
実装された複数のカード(基板)を、それぞれU−NM
E3による監視の対象とするか、または、監視の対象と
しないかを個別に設定するためのものである。
【0284】すなわち、各NODE1−1〜1−nにあ
っては、低速側基板(LS Card)を自由に抜き挿しでき
るようになっている。カードの交換や増設などによって
カードの実装の状態が変化したことを、U−NME3に
おいて逐一把握しておくことが、システムを運用するう
えで必要である。図108のウインドウでは、NODE
から取り外されたことにより実装されなくなった基板
を、U−NME3による監視の対象から削除するための
設定を行う。
【0285】図108において、Action欄は、実装する
基板種別を変更するか否かを選択するために設けられて
いる。この欄では、STM-1、STM-4、STM-16のなかからい
ずれかの基板を選択できるようになっている。
【0286】図108のウインドウのAction欄以外の欄
において、対象とするNODEのカードが指定される。
これらの欄のうち、Station/Ring Network欄では、All
(ネットワークシステム全体)、Station(局舎単位)
またはRing Network(リングネットワーク)のいずれか
がラジオボタンで指定される。この欄でStationが指定
されると、Station A〜Station Gのいずれかを選択する
ためのプルダウンメニューが表示される。Ring Network
が指定されると、Ring Network#01〜Ring Network#32の
いずれかを選択するためのプルダウンメニューが表示さ
れる。ALLが指定されると、Ring Network:、NODE:、LS
Shelf:、LS Card:の各欄がインアクティブ表示となり、
クリックできなくなる。これは、ALLが指定されたこと
により、システム内の全てのNODEが、図108のウ
インドウにおける操作対象となることによる。
【0287】図108のウインドウにおいて、Ring Net
work:欄には、Ring Network #01〜Ring Network #32の
いずれかを選択するためのリスト(図示せず)がプルダ
ウンメニューで表示される。このメニューを用いて、ユ
ーザの所望するRing Networkが選択される。NODE:欄に
は、Ring Network:欄で指定されたリングネットワーク
に属するNODEのリストが、プルダウンメニュー表示
される。このメニューを用いて、ユーザの所望するNO
DEが選択される。
【0288】LS Shelf:欄には、NODE:欄で選択されたN
ODEに装備されている低速シェルフの一覧が、プルダ
ウンメニュー表示される。このメニューを用いて、ユー
ザの所望する低速シェルフが選択される。LS Card:欄に
は、LS Shelf:欄で選択されたシェルフに実装されてい
る低速インタフェースカードの一覧がプルダウンメニュ
ー表示される。このメニューを用いて、ユーザの所望す
るカードが選択される。
【0289】上記各欄が指定されたのちExecボタンがク
リックされることにより、指定されたNODEに対し
て、指定された基板を監視対象から外す旨のメッセージ
が送出される。このメッセージを受け取ったNODE
は、以後、その基板を監視対象から除外する。
【0290】このようにすることで、以下に示すような
効果を得ることができる。仮に、4枚のSTM-1基板に代
えて、同等の処理能力を持つ1枚のSTM-4基板1枚が挿
し換えられたとする。そうすると、もともとSTM-1基板
が挿入されていたスロットのうち3つが空きとなり、ス
ロットに基板が実装されていない旨の警報が検出され
る。STM-4基板が挿入されたスロットにおいても、誤っ
た基板が実装された旨を示す警報が検出される。この状
態が放置されると、これらの警報がU−NME3に通知
される状態がいつまでも続くことになり、システム運用
に支障をきたす。
【0291】そこで、NODEにメッセージを与え、抜
かれた基板、および基板の抜かれたスロットを監視対象
外とし、また、実装された基板の種別を変更するように
することで、上記のような問題を回避することが可能と
なる。
【0292】図107のNotification Reporting Contr
olボタンがクリックされると、図109のNotification
Reporting Controlウインドウが表示される。図109
のウインドウは、任意のNODEに対して、その通知情
報を通知する宛先をU−NME3側から設定するための
ウインドウである。すなわち、このウインドウは、各N
ODEのEFD(Event Forwarding Discriminator)
を、U−NME3側から手操作にて書き換えるためのウ
インドウである。
【0293】まず、図109のNotificationボタンがク
リックされると、図110のNotification Selectionウ
インドウが表示される。このウインドウでは、例えば図
108と同様の手順により、対象とするNODEが指定
される。そして、Notification:欄で、EFDを書き替
える通知情報の種別が指定される。図110では、通知
情報の種別としてAlarmが選択されている。図110で
の設定が完了したのちExecボタンがクリックされると、
画面の表示は図109に戻る。図110から図109に
戻ったとき、Notificationボタンの隣に、“:”を挟ん
で図110のウインドウにおける設定内容が表示され
る。
【0294】図109のウインドウにおいて、Destinat
ions欄には、図110のウインドウで選択されたNOD
Eが、現時点で通知情報の宛先としているU−NME3
の一覧が表示される。この欄で任意のU−NME3が選
択され、Notification Reporting:欄でAllow(許可)ま
たはInhibit(不許可)のいずれかが指定される。この
ようにして、一覧で表示されたU−NME3につき、通
知情報を通知するか否かが個別に設定される。Execボタ
ンがクリックされると、操作対象であるNODEに設定
内容を通知するメッセージが送られる。このメッセージ
を受けたNODEは、設定内容に従って動作する。
【0295】このようにすると、次のような効果を得ら
れる。仮に、いずれかのU−NME3が故障した場合、
この故障したU−NME3に対して通知情報を通知する
ことは、システムの運用面での不都合を招く。通知され
た通知情報が、故障したU−NME3において失われて
しまうからである。そこで、上記のようにしてEFDを
書き替えることで、重要なデータが失われるなどの不都
合を回避できるようになる。また、通知情報をU−NM
E3に上げる際のトラフィックは比較的大きな帯域を占
める。そこで、上記の機能を用いて、必要最小限のU−
NME3にのみ通知情報を通知するように設定すること
により、通知情報を必要最小限のトラフィックで通知で
きるようになり、その結果、ネットワーク負荷の軽減を
図れる。
【0296】(Security Control) 次に、図3の主画面におけるSecurityボタンがクリック
されたときの機能につき説明する。Securityボタンがク
リックされると、図111のSecurity Controlウインド
ウが表示される。図111のウインドウには、システム
のセキュリティ管理に係わる機能がメニュー表示され
る。このウインドウには、“User Control”、“Machin
e-Machine Security”、“Auto Logout Time Setting”
と表示された機能ボタンが備えられている。
【0297】図111のウインドウでUser Controlボタ
ンがクリックされると、図112のUser Controlウイン
ドウが表示される。図112のウインドウには、U−N
ME3に現在登録されているユーザ名(オペレータ名)
が一覧で表示される。
【0298】各ユーザは、それぞ固有のパスワードを持
ち、U−NME3にログインする際などにこのパスワー
ドが利用される。図112のウインドウにおいて、各ユ
ーザのパスワードの有効期限が“Password Valid Dat
e”欄に表示される。各ユーザには、Access Levelと称
して、システム内の種々の機能に対して「どの程度まで
操作可能であるか」を示すランクが設定される。図11
2のウインドウにはLevel-A〜Level-C、およびLevel-S
なるランクが表示されている。
【0299】図112のウインドウでAdd Userボタンが
クリックされると、図113のAdd Userウインドウが表
示される。図113のウインドウは、U−NME3にア
クセスするユーザを新規に登録するためのウインドウで
ある。このウインドウには、ユーザ名入力欄と、パスワ
ード入力欄と、パスワードの再確認を行うための欄と、
アクセスレベルを設定するための欄とが備えられてい
る。
【0300】また、図112のウインドウで任意のユー
ザが選択されたのち、Delete Userボタンがクリックさ
れると、選択されたユーザの登録を抹消することができ
る。ユーザの登録を抹消するに際して、U−NME3
は、 「削除してよろしいですか? ユーザ名:XXXXXXX 削除するならばOKボタンを、キャンセルするならCa
ncelボタンをクリックして下さい。」の旨のCAUTIO
Nウインドウ(図示せず)を表示して、ユーザの注意を
促す。
【0301】また、U−NME3にログインしているユ
ーザが、図112のウインドウで自分自身を選択して登
録を抹消しようとすると、U−NME3は、 「ユーザ名:XXXXXXX 自分自身は削除できません。」の旨のCAUTIONウインド
ウ(図示せず)を表示してユーザの誤操作を防止する。
【0302】図112のウインドウで任意のユーザが選
択されたのち、Change Passwordボタンがクリックされ
ると、図114のChange Passwordウインドウが開かれ
る。図114のウインドウは、選択されたユーザのパス
ワードを変更するためのウインドウである。図114の
ウインドウには、選択されたユーザ名が表示される欄
と、このユーザの旧いパスワード(すなわち、現時点で
のパスワード)の入力欄と、新たに設定するパスワード
の入力欄と、新たに設定するパスワードを再確認するた
めの欄とが備えられている。
【0303】図112のウインドウで任意のユーザが選
択されたのち、Change Access Levelボタンがクリック
されると、図115のChange Access Levelウインドウ
が表示される。図115のウインドウは、選択されたユ
ーザのアクセスレベルを変更するためのものである。こ
のウインドウのラジオボタンをチェックして、いずれか
のアクセスレベルが指定されたのちExecボタンがクリッ
クされると、ユーザのアクセスレベルが新たに設定され
る。
【0304】図112のウインドウで、任意のユーザが
選択されたのち、Change Valid Dateボタンがクリック
されると、図116のChange Valid Dateウインドウが
表示される。このウインドウは、選択されたユーザのパ
スワードの有効期限を設定するためのウインドウであ
る。図116のウインドウでは、パスワードの有効期限
を、日単位、月単位、12箇月以内の単位、または無制
限のいずれかの単位で指定できるようになっている。
【0305】次に、図111のウインドウでMachine-Ma
chine Securityボタンがクリックされたときの機能につ
き説明する。Machine-Machine Securityボタンがクリッ
クされると、図117のMachine-Machine Securityウイ
ンドウが表示される。図117のウインドウは、システ
ム内の監視装置から被監視装置へのアクセスレベルを管
理するためのウインドウである。図112〜図116の
ウインドウでは、人間の、装置に対するアクセス権限が
管理された。これに対して図117のウインドウでは、
装置の、装置に対するアクセス権限が管理される。なお
ここで言う監視装置とは、U−NME3およびSSE2
のほか、CPTと称される簡易型の監視制御装置を含
む。
【0306】図117のウインドウにおいてEquipment
ボタンがクリックされると、図118のEquipment Sele
ctionウインドウが開かれる。図118のウインドウで
は、設定の対象とする装置が選択される。図118のウ
インドウにおいては、例えば図57で説明した手順と同
様の手順により、任意のリングネットワークに属するN
ODE(NODE1−1〜1−n)、またはSSE2が
選択される。
【0307】図118のウインドウ上での選択操作が完
了すると、選択された被監視装置の名称(例えばNODE #
01)が、図117のEquipmentボタンの横に表示され
る。この選択された被監視装置を監視制御する装置(す
なわちU−NME3またはSSE2)は予め設定されて
いる。上記選択された被監視装置を監視制御する装置の
名称が、当該選択された被監視装置から読み出され、こ
の読み出された名称が、図117のウインドウ中央のス
クロールウインドウに表示される。このスクロールウイ
ンドウには、読み出された監視装置の名称(Manager Na
me)と、そのアクセスレベルである。
【0308】図117のウインドウでAdd Managerボタ
ンがクリックされると、図119のAdd Managerウイン
ドウが表示される。図119のウインドウは、図117
で選択された被監視装置に対する監視装置を、新たに追
加登録するために用いるウインドウである。図119の
ウインドウでManager Nameボタンがクリックされると、
図120のManager Name Selectionウインドウが開かれ
る。図120のウインドウでは、一つの監視装置が任意
に選択される。このウインドウでは、監視装置の設置さ
れる局舎と、監視装置の形式(Type:U−NME,SS
E,または、CPT)を指定することにより、監視装置
が特定される。このウインドウでは、特定された監視装
置のアクセスレベルも併せて設定される。アクセスレベ
ルに応じて、監視装置からアクセスすることのできる被
監視装置の機能種別、および数が異なる。
【0309】図117のウインドウにおいて、スクロー
ルウインドウ内に表示されている監視装置のいずれかが
選択されてDelete Managerボタンがクリックされると、
この選択された監視装置の登録が抹消される。
【0310】図117のウインドウにおいて、スクロー
ルウインドウ内に表示されている監視装置のいずれかが
選択されChange Manager Levelボタンがクリックされる
と、図121のChange Manager Levelウインドウが表示
される。図121のウインドウは、選択した監視装置の
アクセスレベルを変更するためのウインドウである。こ
のウインドウにおいて任意のアクセスレベルが選択され
てExecボタンがクリックされると、新たな設定が有効と
なる。
【0311】次に、図111において、Auto Logout Ti
me Settingボタンがクリックされたときの機能につき説
明する。Auto Logout Time Settingボタンがクリックさ
れると、図122のAuto Logout Time Settingウインド
ウが表示される。図122のこのウインドウは、オート
ログアウト機能におけるオートログアウト時間を設定す
るためのウインドウである。
【0312】オートログアウト機能とは、ログインされ
ている状態のU−NME3(またはSSE2)におい
て、何らの操作も行なわれない状態が所定時間継続した
場合に、自動的にログオフする機能である。この種の機
能は、セキュリティ確保に有効であるとして良く知られ
ている。図122のウインドウでは、最後の操作からロ
グオフまでの時間(すなわちオートログアウト時間)が
設定される。
【0313】図122においては、Auto Logout Timeと
して0.5Hour(s)すなわち30分間がセットされてい
る。これにより、最後の操作から30分間が経過した時
点で、自動的にU−NME3からログオフされる。
【0314】(System Service) 次に、図3の主画面におけるSystem Serviceボタンがク
リックされたときの機能につき説明する。System Servi
ceボタンがクリックされると、図123のSystem Servi
ceウインドウが表示される。図123のウインドウに
は、U−NME3における時刻の設定などの、種々のシ
ステム設定に係わる機能がメニュー表示される。このウ
インドウには、“System Timing Setting”、“Softwar
e Information”、“Name Setting”、“Auto Time Adj
ustment Setting”、“SSE Switching Control”、“NO
DE Access Route Control”、“DB Synchro.Control”
なる機能ボタンが備えられている。
【0315】図123のウインドウでSystem Time Sett
ingボタンがクリックされると、図124のSystem Time
Settingウインドウが表示される。図124のウインド
ウは、ネットワークシステム内のいずれかの装置を指定
して、その装置の動作基準時間を設定するためのウイン
ドウである。
【0316】図124のウインドウにおいてStation/Ri
ng Networkボタンがクリックされると、図125のStat
ion/Ring Network Selectionウインドウが表示される。
図125のウインドウでは、動作時刻を設定する対象の
装置が指定される。このウインドウでALLがチェックさ
れると、ネットワークシステム内の全てのNODE1−
1〜1−nが設定の対象となる。図125のウインドウ
でStationがチェックされると、特定の局舎に設置され
る32台のNODEが設定の対象となる。図125のウ
インドウでRing Networkがチェックされると、特定のリ
ングネットワークに属する7台のNODEが設定の対象
となる。
【0317】図125のウインドウでExecボタンがクリ
ックされると、画面の表示は図124のウインドウに戻
り、選択された各装置(DEVICE)から現時点における動
作時刻の設定状態(Date/Time)が読み出され、図12
4のウインドウの中央のスクロールウインドウに表示さ
れる。図124のウインドウにおけるConsole欄には、
読み出された結果、または、設定の結果が表示される。
【0318】図124のウインドウのスクロールウイン
ドウにおいて、任意の装置がクリックされて選択された
のち、Date/Time欄で動作時間が設定される。こののちE
xecボタンがクリックされると、上記選択された装置に
対する動作時間の設定が有効となる。
【0319】以上のようにして、任意の装置に対する動
作時間を設定することにより、ネットワークシステムに
存在する全ての装置を、同じ時間に同期して動作させる
ことが可能になる。これにより、ネットワークシステム
が互いに時差のある地域をまたいで設置された場合に、
各装置の動作時刻を世界標準時間(UTC)に合わせる
といった設定が可能になる。もちろん、必要に応じて、
装置毎に異なる動作時間を設定することも可能である。
【0320】図123のウインドウでSoftware Informa
tionボタンがクリックされると、図126のSoftware I
nformationウインドウが表示される。図126のウイン
ドウは、いずれかのNODEを指定し、そのNODEに
インストールされているソフトウェアに関する情報を表
示するためのウインドウである。図126のウインドウ
でNodeボタンがクリックされると、図127のNODE Sel
ectionウインドウが開かれる。図127のウインドウ
で、対象とするNODEが指定されると、当該NODE
からソフトウェアのバージョン情報とそのインストール
された日付が読み出される。この読み出された内容は、
当該NODEの名称と共に、図126のウインドウに表
示される。
【0321】図123のウインドウでName Settingボタ
ンがクリックされると、図128のName Settingウイン
ドウが表示される。図128のウインドウは、リングネ
ットワーク内の個々のNODEの名称を読み出して表示
するためのウインドウである。またこのウインドウは、
個々のNODEの名称の設定を行なうためのウインドウ
である。ここで言うNODEの名称とは、例えば#0
1,#02,…といった番号に限らず、いわばニックネ
ーム的な名称を意味する。
【0322】図128のウインドウにおいてRing Netwo
rkボタンがクリックされると、図129のRing Network
Selectionウインドウが開かれる。図129のウインド
ウでは、操作の対象とするNODEが属するリングネッ
トワークが指定される。図129のウインドウでExecボ
タンがクリックされると、図128のウインドウに、指
定されたリングネットワークの模式図と共に、該リング
ネットワークに属するNODEの現在の名称が表示され
る。
【0323】図128のウインドウにおいては、NOD
Eの名称の表示欄にキャレット(縦棒マーク)が表示さ
れ、新たな名称の入力が促されるようになっている。任
意のノードに名称が与えられたのちExecボタンがクリッ
クされると、当該ノードにつき与えられた名称が有効と
なる。図128のウインドウでは、複数のNODEに対
する名称の設定を、リングネットワークごと一括して実
行できることが特徴である。このウインドウで付された
名称は、他のウインドウでの表示にも反映される。
【0324】図123のウインドウでAuto Time Adjust
ment Settingボタンがクリックされると、図130のAu
to Time Adjustment Settingウインドウが表示される。
本実施形態におけるネットワークシステムは、マスター
となる装置が、スレーブとなる装置の動作時刻を自動的
に、例えば毎日決まった時刻に設定する機能を備えてい
る。この種の機能をAuto Time Adjustmentと称する。図
130のウインドウは、この機能に係わる各パラメータ
を設定するためのウインドウである。
【0325】図130のウインドウでは、Mode:欄にお
いて、ログイン中のU−NME3をマスターとして動作
させるか、スレーブとして動作させるかが選択される。
マスターに設定されたU−NME3は、例えば起動時、
または毎日の定時刻に他のNODEやSSE2に対して
動作時刻をセットする。スレーブに設定されたU−NM
E3は、マスターのU−NME3から動作クロックの供
給を受け、これに従って動作する。
【0326】図130のウインドウにおいて、NTP:欄で
は、ネットワークタイムプロトコル(NTP)を使用す
る(Enable)か、しない(Disable)かが設定される。
NTPとは、複数のU−NME3間で、お互いの動作時
刻を同期させるためのプロトコルである。IP Address:
欄では、NTPサーバ、すなわちマスターとなるU−N
ME3のIPアドレスが設定される。
【0327】図123のウインドウでSSE Switching Co
ntrolボタンがクリックされると、図131のSSE Switc
hing Controlウインドウが表示される。図131のウイ
ンドウは、SSE2の障害の際のアクセスルートの設定
に係わるウインドウである。このウインドウにおいて
は、Auto(自動)またはManual(手動)のいずれかが選
択される。
【0328】図1に示されるように、局舎内におけるU
−NME3とNODE1−1〜1−nとの通信は、SS
E2を経由して実施される。このため、SSE2に障害
が発生すると、U−NME3とNODE1−1〜1−n
との間の通信が途絶することになる。そこで、このよう
な場合には隣接する他の局舎を迂回するアクセスルート
を設定し、U−NME3とNODE1−1〜1−nとの
間の通信が途絶しないようにする。
【0329】図131のウインドウでAutoが設定された
場合には、障害発生の際に迂回ルートが自動的に設定さ
れる。迂回ルートとしては、WEST側の局舎を経由す
るルート、またはEAST側の局舎を経由するルートの
2通りがある。いずれか片方のルートを使用するように
固定的に設定しておくと、システムの設計上の都合が良
いであろう。もちろん、迂回ルートを、その時々のネッ
トワーク構成に応じてダイナミックに設定するようにし
ても良い。選択したルートにより通信時間が異なること
はほとんど無いと言える。
【0330】図131のウインドウでAutoが設定された
状態で、いずれかのSSE2に障害が発生すると、その
旨の通知がU−NME3に通知される。この通知を受信
したU−NME3は、画面上に、例えば次の旨のメッセ
ージを示すCAUTIONウインドウ(図示せず)を表示す
る。 「ダウンしたSSE2を迂回するリルーティングメカニ
ズムが動作中です。 障害発生時間 : 何年何月何日 何時何分何秒 原因 : XXXXXXXXXX」 こようなメッセージを表示することで、オペレータに迂
回ルートの設定が完了したことを通知できる。
【0331】例えば、局舎ST−1のSSE2に障害が
発生すると、この局舎のU−NME3は局舎ST−mへ
の迂回ルートを設定することになる。この場合、局舎S
T−1のU−NME3から同局舎のNODE1−1への
アクセスルートは、(ST−1のU−NME3→ST−
1のルータ4→ST−mのルータ4→ST−mのSSE
2→ST−mのNODE1−1→ST−1のNODE1
−1)なる経路を辿ることになる。
【0332】一方、図131のウインドウでManualが設
定された状態で局舎内のSSE2に障害が発生すると、
その旨の通知を受信したU−NME3は、例えば次の旨
のメッセージを示すCAUTIONウインドウ(図示せず)を
表示する。 「SSEから障害を知らせるレポートが通知されまし
た。
【0333】迂回路再設定メカニズムを直ちに起動して
下さい。
【0334】 障害発生時間 : 何年何月何日 何時何分何秒 原因 : XXXXXXXXXX OKボタンをクリックすると、迂回路再設定メカニズム
が起動します。Cancelボタンをクリックするとこ
の問題は放置されます。のちほど手動により迂回路再設
定メカニズムの起動を行なう必要が有ります。」 こようなメッセージを表示することで、オペレータに迂
回ルートの設定を促す。
【0335】図123のウインドウでNODE Access Rout
e Controlボタンがクリックされると、図132のNODE
Access Route Controlウインドウが表示される。図13
2のウインドウは、同一の局舎内におけるU−NME3
とNODEとの間のアクセスルートを、SSE2の障害
の有無に拘わらず、強制的に迂回させる場合に使用され
るウインドウである、図132のウインドウにおいて、
Stationボタンがクリックされると、図134のStation
Selectionウインドウが開かれる。図134のウインド
ウにおいては、任意の局舎が選択される。図134のウ
インドウでExecボタンがクリックされると図132のウ
インドウに戻り、このウインドウにおいて、Process:欄
でMain RouteまたはDetoirのいずれかが選択される。
【0336】図132のウインドウでMain Routeが選択
されると、図137の模式図に示すように、U−NME
3とNODE1−1(他のNODE1−2〜1−nでも
同様)との間に実線で示すメインルートが設定される。
このルートが通常のアクセスルートとなる。図132の
ウインドウでDetourが選択されると、図137の模式図
の点線で示すように、U−NME3とNODE1−1と
の間に迂回ルートが強制的に設定される。
【0337】図123のウインドウでDB Synchronizing
Controlボタンがクリックされると、図133のDB Syn
chronizing Controlウインドウが表示される。図133
のウインドウは、NODE1−1〜NODE1−nから
通知される通知情報の管理に係わるウインドウである。
【0338】各NODE1−1〜NODE1−nからU
−NME3に送出される通知情報は、それぞれの局舎に
おいてSSE2を経由する。SSE2は、NODE1−
1〜NODE1−nから送出された通知情報を、履歴と
してデータベースに蓄積する。
【0339】SSE2に障害が生じた場合、当該SSE
2では、通知情報の履歴をデータベースに蓄積できなく
なる。そこで、本システムにおいては、迂回ルートに有
るSSE2において、通知情報の履歴が代替的に蓄積さ
れるようになっている。
【0340】SSE2が障害から復旧すると、復旧した
SSE2において通知情報の履歴をデータベースに蓄積
する処理が再開されるが、障害期間中の通知情報は、当
該SSE2のデータベースに無い。そこで、復旧したS
SEに、迂回ルートに有るSSE2から障害期間中の通
知情報を移し替えることにより、データを補完する。図
133のウインドウは、この補完処理を実行するための
ウインドウである。
【0341】図133のウインドウにおいて、Station
ボタンがクリックされると図134のStation Selectio
nウインドウが開かれる。図134のウインドウで任意
の局舎が選択される。
【0342】図134のウインドウで所望の局舎が選択
されたのちExecボタンがクリックされると、選択された
局舎において、上記補完処理を行なうべきデータが存在
するか否かといった情報が読み出される。この読み出さ
れた情報は、図133のウインドウの表示内容に反映さ
れる。図133においては、“Some synchronizing log
record exists”として、移し替えるべきデータの存在
することが示されている。図133のウインドウにおい
てSynchronizing process startボタンがクリックされ
ると、データの移し替え処理が実行される。
【0343】次に、図135に示されるCAUTIONウイン
ドウに関して説明する。このウインドウは、SSE2の
障害により、U−NME3とSSE2との間のアクセス
ルートが迂回されている局舎において、SSE2が復旧
した際に当該局舎のU−NME3に表示されるウインド
ウである。このウインドウには、「SSEの障害が復旧
しました。迂回ルートの切戻し処理を実行しますか?」
の旨の表示と共に、“Restoration”,“Restoration a
nd DB.synchro.”“No restoration”なる機能ボタン
が表示され、オペレータの操作を促す。
【0344】図135のウインドウにおいて、Restorat
ionボタンがクリックされると、アクセスルートが迂回
ルートから通常のルートに切り戻される。Restoration
and DB.synchro.ボタンがクリックされると、アクセス
ルートの切り戻し処理と、データの移し替え処理とが実
行される。No restorationボタンがクリックされると、
アクセスルートを切り戻さず、そのまま迂回を継続す
る。ただし、No restorationボタンがクリックされた場
合でも、図132のウインドウを用いて迂回を手動で中
止したり、図133のウインドウを用いてデータの移し
替え処理を実行することは可能である。
【0345】(Display Control) 次に、図3の主画面におけるDisplayボタンがクリック
されたときの機能につき説明する。図3のウインドウに
おいてDisplayボタンがクリックされると、図138のD
isplay Controlウインドウが表示される。図138のウ
インドウには、画面の表示色の設定に関する項目が表示
される。すなわち、Critical、Major、Minor、Warnin
g、Clear、Other Notifications、Not Mount、Time ou
t、Maintenance、APS Active、APS Normalなる項目ごと
に、それぞれクリッカブルなColorボタンが設けられて
いる。Critical、Major、Minor、Warning、Clear、Othe
r Notifications、Not Mount、Time out、Maintenance
なる項目は、警報に関係する。APS Active、APS Normal
なる項目は、APS機能に関係するもので、例えば図2
0、図21のウインドウにおける表示の状態に関係す
る。
【0346】Colorボタンを挟んで左側の四角[□]
は、各項目の現在の表示色を、右側の四角□は新たに設
定された表示色を示す。図には示されていないが、それ
ぞれの四角には色が付いている。
【0347】図138のウインドウにおいてColorボタ
ンがクリックされると、図139のColor Selectionウ
インドウに示される、カラーパレットが表示される。こ
のパレットから、図138のウインドウにおける各項目
ごとに、任意の色が選択される。図138のInitialize
ボタンがクリックされると、設定された表示色を、初期
設定に戻すことができる。
【0348】図138、図139のウインドウで設定さ
れた表示色は、例えば図3のObservation Displayにお
ける障害局舎、障害回線の色分け、図13、20におけ
る障害リングネットワーク、障害NODEの色分け、図
15における障害シェルフの色分け、図16における障
害カードの色分けなどに適用される。要するに、図13
8のウインドウで設定された表示色は、ネットワークの
状態をグラフィカルに表示するウインドウにおける色分
けに、全て反映される。
【0349】また図138のウインドウには、日付と時
間の表示順序を設定するDate/Time Sortingなる項目
と、日付の表示形式を設定するDate Typeなる項目とが
備えられている。各項目につき、任意の小項目がラジオ
ボタンでチェックされる。図138においては、Time D
ate、およびMMM- DD-YYY(月/日/年)なる小項目がチ
ェックされている。ここでの設定は、日付または時刻を
表示する全てのウインドウに反映される。
【0350】また図138のウインドウでは、Sorting:
欄において、データの表示順序が設定される。すなわ
ち、任意のウインドウに表示されるデータを、最新のも
のから順に表示するか(Latest)、旧いものから順に表
示するか(Earliest)のいずれかが選択される。
【0351】以上説明したように本実施形態によれば、
ヒューマンマシンインタフェースを改善することがで
き、運用上の便宜の向上を図った監視制御装置を提供す
ることが可能となる。
【0352】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば上記実施形態においては、U−
NME3における機能につき説明した。しかしながら、
上記で説明したのと同種の機能は、プロセッサの能力の
及ぶ範囲内で、SSE2に受け持たせることも可能であ
る。また上記実施形態では各局舎に一つずつU−NME
3を設置するようにしたが、システム構成によっては一
つのU−NME3でネットワーク全体を監視制御するよ
うにしても良い。または、任意の複数の局舎にU−NM
E3を設置するようにしても良い。また、上記各ウイン
ドウおよび機能ボタンの名称、各ウインドウにおける表
示オブジェクトの配置、機能ボタンの位置などは上記実
施形態に限るものではない。このほか、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の変形実施を行うことができる。
【0353】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヒ
ューマンマシンインタフェースを改善し、運用上の便宜
の向上を図った監視制御装置を提供することができる。
このことから本発明は、光海底ケーブルシステムに係わ
る技術分野、特にSDH/SONETに準拠するネット
ワークに係わる技術分野に有効である。 [図面の簡単な説明]
【図1】 本発明の実施の形態に係わる監視制御装置が
設置される伝送システムのシステム構成図。
【図2】 図1に示された監視制御装置(U−NME)
3の構成を示すブロック図。
【図3】 図2に示されたU−NME3のディスプレイ
315における主画面を示す図。
【図4】 Loginウインドウを示す図。
【図5】 Change Passwordウインドウを示す図。
【図6】 Notification Displayウインドウを示す図。
【図7】 Item Selection(Row)ウインドウを示す
図。
【図8】 Item Selection(Column)ウインドウを示す
図。
【図9】 Notification Detailed Displayウインドウ
を示す図。
【図10】 Alarm Cut Offウインドウを示す図。
【図11】 U-NME Buzzer STOPウインドウを示す図。
【図12】 HMI Propertyウインドウを示す図。
【図13】 Network Alarm Summary Displayウインド
ウを示す図。
【図14】 図13でRing Network#01タブがクリック
されたときに表示される画面の様子を示した図。
【図15】 Node Alarm Summary Displayウインドウを
示す図。
【図16】 Shelf Alarm Summary Displayウインドウ
を示す図。
【図17】 Station Alarm Summary Displayウインド
ウを示す図。
【図18】 Selectionウインドウを示す図。
【図19】 NODE Configuration Get Displayウインド
ウを示す図。
【図20】 HS APS Activate Summary Displayウイン
ドウを示す図。
【図21】 HS APS Activate Summary Displayウイン
ドウの表示が切り替わった状態を示す図。
【図22】 ネットワークシステム内のHS APSの起動状
態をノード単位で管理するためのデータテーブルを示す
図。
【図23】 ネットワークシステム内のHS APSの起動状
態をリングネットワーク単位で管理するためのデータテ
ーブルを示す図。
【図24】 HS APS Activate Summary Displayウイン
ドウの表示パターンの一覧を示す図。
【図25】 HS APS Activate Summary Displayウイン
ドウにおけるネットワーク管理者(オペレータ)の操作
手順を説明するためのフローチャート。
【図26】 HS APS Detailed Displayウインドウを示
す図。
【図27】 Log Controlウインドウを示す図。
【図28】 Record Retrievalウインドウを示す図。
【図29】 Data Loadウインドウを示す図。
【図30】 NODE Alarm Record Retrieval Reportウイ
ンドウを示す図。
【図31】 NODE Alarm Record Retrieval Filterウイ
ンドウを示す図。
【図32】 NODE Alarm Record Retrieval Item Selec
tionウインドウを示す図。
【図33】 CSV Format Convertウインドウを示す図。
【図34】 Memo Data Inputウインドウを示す図。
【図35】 Object Creation/Deletion Record Retrie
val Reportウインドウを示す図。
【図36】 Object Creation/Deletion Record Retrie
val Filterウインドウを示す図。
【図37】 Object Creation/Deletion Record Retrie
val Item Selectionウインドウを示す図。
【図38】 State Change Record Retrieval Reportウ
インドウを示す図。
【図39】 State Change Record Retrieval Filterウ
インドウを示す図。
【図40】 State Change Record Retrieval Item Sel
ectionウインドウを示す図。
【図41】 Protection Control Record Retrieval Re
portウインドウを示す図。
【図42】 Protection Control Record Retrieval Fi
lterウインドウを示す図。
【図43】 Protection Control Record Retrieval It
em Selectionウインドウを示す図。
【図44】 U-NME Access Record Retrieval Reportウ
インドウを示す図。
【図45】 U-NME Access Record Retrieval Filterウ
インドウを示す図。
【図46】 U-NME Access Record Retrieval Item Sel
ectionウインドウを示す図。
【図47】 Security Alarm Record Retrieval Report
ウインドウを示す図。
【図48】 Security Alarm Record Retrieval Filter
ウインドウを示す図。
【図49】 Security Alarm Record Retrieval Item S
electionウインドウを示す図。
【図50】 SSE Alarm Record Retrieval Reportウイ
ンドウを示す図。
【図51】 SSE Alarm Record Retrieval Filterウイ
ンドウを示す図。
【図52】 SSE Alarm Record Retrieval Item Select
ionウインドウを示す図。
【図53】 U-NME Log Controlウインドウを示す図。
【図54】 U-NME Log Deletionウインドウを示す図。
【図55】 U-NME Log Deletion Conditionウインドウ
を示す図。
【図56】 NODE Log Controlウインドウを示す図。
【図57】 NODE Selectionウインドウを示す図。
【図58】 Data Backupウインドウを示す図。
【図59】 Backupウインドウを示す図。
【図60】 Performance Controlウインドウを示す
図。
【図61】 Performance Data Record Retrievalウイ
ンドウを示す図。
【図62】 Performance Data Record Retrieval Cond
itionウインドウを示す図。
【図63】 Data Loadウインドウを示す図。
【図64】 Performance Data Record Retrieval Repo
rt(Graph)ウインドウを示す図。
【図65】 Performance Data Record Retrieval Repo
rt(Graph)ウインドウを示す図。
【図66】 Performance Data Record Retrieval Repo
rt(Graph)ウインドウを示す図。
【図67】 Scale Settingウインドウを示す図。
【図68】 Performance Data Record Retrieval Repo
rt(Table)ウインドウを示す図。
【図69】 Memo Data Inputウインドウを示す図。
【図70】 CSV Format Convertウインドウを示す図。
【図71】 Daily/Monthly/Annual Report Printウイ
ンドウを示す図。
【図72】 Quality of Service Alarm Controlウイン
ドウを示す図。
【図73】 NODE/Channel/Section Selectionウインド
ウを示す図。
【図74】 品質情報の日報の一例を示す図。
【図75】 Alarm Controlウインドウを示す図。
【図76】 Alarm Severity Controlウインドウを示す
図。
【図77】 Probable Cause Selectionウインドウを示
す図。
【図78】 Maintenance Controlウインドウを示す
図。
【図79】 Maintenance Signal Insertion Controlウ
インドウを示す図。
【図80】 NODE/Shelf Selectionウインドウを示す
図。
【図81】 Insertion Mode Settingウインドウを示す
図。
【図82】 SD Threshold Controlウインドウを示す
図。
【図83】 NODE/Shelf Selectionウインドウを示す
図。
【図84】 SD Threshold Settingウインドウを示す
図。
【図85】 Network Configurationウインドウを示す
図。
【図86】 APS Controlウインドウを示す図。
【図87】 Protection Section Selectionウインドウ
を示す図。
【図88】 APS Settingウインドウを示す図。
【図89】 Protection Switching Controlウインドウ
を示す図。
【図90】 Switching Section Selectionウインドウ
を示す図。
【図91】 Path Configuration Controlウインドウを
示す図。
【図92】 Path Configurationウインドウを示す図。
【図93】 Path Updateウインドウを示す図。
【図94】 Node Informationウインドウを示す図。
【図95】 Path Name Updateウインドウを示す図。
【図96】 Path Name Inputウインドウを示す図。
【図97】 Diagnosticsウインドウを示す図。
【図98】 Irregular GTP Deletionウインドウを示す
図。
【図99】 Protection Status Informationウインド
ウを示す図。
【図100】 Path Configuration Controlウインドウ
の表示例を示す図。
【図101】 Ring Map Administrative Controlウイ
ンドウを示す図。
【図102】 Ring Network Selectionウインドウを示
す図。
【図103】 Ring Map Administrative Settingウイ
ンドウを示す図。
【図104】 NODE Timing mode Controlウインドウを
示す図。
【図105】 Station/Ring Network Selectionウイン
ドウを示す図。
【図106】 NODE Timing Mode Settingウインドウを
示す図。
【図107】 NODE Functionウインドウを示す図。
【図108】 LS Card Controlウインドウを示す図。
【図109】 Notification Reporting Controlウイン
ドウを示す図。
【図110】 Notification Selectionウインドウを示
す図。
【図111】 Security Controlウインドウを示す図。
【図112】 User Controlウインドウを示す図。
【図113】 Add Userウインドウを示す図。
【図114】 Change Passwordウインドウを示す図。
【図115】 Change Access Levelウインドウを示す
図。
【図116】 Change Valid Dateウインドウを示す
図。
【図117】 Machine-Machine Securityウインドウを
示す図。
【図118】 Equipment Selectionウインドウを示す
図。
【図119】 Add Managerウインドウを示す図。
【図120】 Manager Name Selectionウインドウを示
す図。
【図121】 Change Manager Levelウインドウを示す
図。
【図122】 Auto Logout Time Settingウインドウを
示す図。
【図123】 System Serviceウインドウを示す図。
【図124】 System Time Settingウインドウを示す
図。
【図125】 Station/Ring Network Selectionウイン
ドウを示す図。
【図126】 Software Informationウインドウを示す
図。
【図127】 NODE Selectionウインドウを示す図。
【図128】 Name Settingウインドウを示す図。
【図129】 Ring Network Selectionウインドウを示
す図。
【図130】 Auto Time Adjustment Settingウインド
ウを示す図。
【図131】 SSE Switching Controlウインドウを示
す図。
【図132】 NODE Access Route Controlウインドウ
を示す図。
【図133】 DB Synchronizing Controlウインドウを
示す図。
【図134】 Station Selectionウインドウを示す
図。
【図135】 CAUTIONウインドウの一例を示す図。
【図136】 異なる局舎間でのSSE2のデータの合
わせ込みを行なう際の様子を示す模式図。
【図137】 U−NME3とNODE1−1との間の
迂回路の設定の様子を示す模式図。
【図138】 Display Controlウインドウを示す図。
【図139】 Color Selectionウインドウを示す図。
【符号の説明】
ST−1〜ST−m…局舎 1−1〜1−n…伝送装置(NODE) FL…波長多重回線 ML…監視制御用回線 2…局舎内監視制御装置(SSE) 3…監視制御装置(U−NME) 4…ルータ 31…メモリモジュール 32…プロセッサモジュール 33…ブリッジ 34…SCSI(スカジー)コントローラ 35…HD(ハードディスクドライブ) 36…8mmCMT(Cassette Magnetic Tape) 37…グラフィックコントローラ 38…Ethernetコントローラ 39…バスコントローラ 310…FDD(フロッピーディスクドライブ) 311…インタフェース(I/F) 312…ディスプレイインタフェース(I/F) 313,314…LANインタフェース(I/F) 315…ディスプレイ 316,317…ハブ(Hub) 318…プリンタ 319…キーボード・マウス
フロントページの続き (72)発明者 山本 庸子 日本国神奈川県津久井郡城山町城山1− 11−25 (72)発明者 中川 計 日本国東京都日野市多摩平2丁目12−2 山崎ビル102号室 (72)発明者 山口 靖 日本国東京都日野市旭が丘1丁目23−1 東芝第1平山寮102号 (72)発明者 秋元 多津子 日本国東京都中野区南台4丁目27−13 (72)発明者 永野 正明 日本国東京都小金井市前原町4丁目12− 21 朝日マンション武蔵小金井1102 (72)発明者 伊澤 眞一 日本国神奈川県相模原市南橋本2丁目1 −25−801 (72)発明者 渡辺 伸介 日本国東京都八王子市並木町2−8 フ ァミール八王子並木町605号 審査官 間野 裕一 (56)参考文献 特開 平6−326750(JP,A) 菅敬之他,「高速・広帯域ネットワー ク用網管理システム」,日立評論,日立 評論社,1995年 9月 1日,第77巻, 第9号,第27−30頁 麻生寛他,「ネットワークオペレーシ ョンシステム」,NEC技報,株式会社 日本電気文化センター,1993年 6月15 日,第46巻,第5号,第41−53頁 HITACHI HI−UX−WE2 総合ネットワーク管理システム/ネッ トワーク表示,NETM/EYE 解 説・手引・操作書,株式会社日立製作 所,1994年 6月 1日,第2版,第 22,110,127,156−159頁 「UXP/DS NetWalker /CM説明書 V10用」,富士通株式会 社,1997年 4月30日,第3版,第157 頁,J2U2−0870−03 「FUJITSU SNMPマネージ ャ説明書」,富士通株式会社他,1994年 1月31日,第1版,第55−70頁,99S P−2530−1 岩瀬康政他,サービスの高度化に対応 し,ネットワークの一元管理を実現,N TT技術ジャーナル,社団法人電気通信 協会,1990年 7月 1日,第2巻,第 7号,第19−23頁,新しい高速ディジタ ル専用線システムの制御・オペレーショ ン系の構成 徳永裕史,「サービスオペレーション システムプラットフォーム」,NTT R&D,社団法人電気通信協会,1993年 2月10日,第42巻,第2号,第195− 200頁 山口英,「UNIX Communi cation Notes 128 ネッ トワーク管理(12)アカウント管理」, UNIX MAGAZINE,株式会社 アスキー,1999年 2月 1日,第14 巻,第2号,第14−21頁 綾目省吾他,「光リング監視システ ム」,東芝レビュー,株式会社東芝, 2000年 4月 1日,第55巻,第4号, 第45−48頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/24 H04L 12/42 G06F 13/00 G06F 3/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードを備えるネットワークシス
    テムを、前記複数のノードから送出される通知情報をも
    とに管理する監視制御装置において、 表示器と、 前記複数のノードからそれぞれ送出される通知情報を取
    得する情報取得手段と、 この情報取得手段で取得された前記通知情報の履歴を蓄
    積する記憶手段と、 前記情報取得手段で取得された前記通知情報をもとに前
    記ネットワークシステムを管理する情報処理手段と、 この情報処理手段で処理された情報を前記表示器に表示
    する表示制御手段とを備え、 前記表示制御手段は、 前記表示器の画面上に第1のウインドウを表示させ、 この第1のウインドウに、前記記憶手段に蓄積された履
    歴から所望の通知情報を検索するための検索条件を指定
    するための検索条件指定欄を表示させ、 前記情報処理手段は、 この第1のウインドウで指定された検索条件に応じた通
    知情報を、前記記憶手段に蓄積された履歴から検索し、 前記表示制御手段は、 前記表示器の画面上に第2のウインドウを表示させ、 この第2のウインドウに、前記情報処理手段により検索
    された通知情報を、当該検索された通知情報を特徴づけ
    る複数の属性とともにテキスト形式で表示させ、 さらに、ユーザによる選択指定操作を受け付ける操作手
    段を備え、 前記表示制御手段は、 第1のボタンを前記表示器の画面上に表示させ、 この第1のボタンが前記操作手段を介して選択指定され
    た場合に、第3のウインドウを前記表示器の画面上に表
    示させ、 この第3のウインドウに、 前記記憶手段に蓄積される履歴に対して、新たな通知情
    報の書き込みの許可または不許可を選択的に指定するた
    めの欄と、 前記記憶手段における記憶領域が一杯になった場合に、
    新たな通知情報を上書きするか、または新たな通知情報
    の書き込みを中止するかのいずれかを指定するための欄
    と、 前記記憶手段に蓄積される履歴の最大数を指定するため
    の欄と、 前記記憶手段における前記履歴が蓄積された記憶領域の
    割合の閾値を設定するための欄とを表示させ、 前記情報処理手段は、 前記第3のウインドウで設定された内容に応じて前記履
    歴を前記記憶手段に蓄積させ、 前記記憶手段における前記履歴が蓄積された記憶領域の
    割合が前記閾値を超える虞が或る場合に、自装置の操作
    者に対して警告を発することを特徴とする監視制御装
    置。
  2. 【請求項2】 複数のノードを備えるネットワークシス
    テムを、前記複数のノードから送出される通知情報をも
    とに管理する監視制御装置において、 表示器と、 前記複数のノードからそれぞれ送出される通知情報を取
    得する情報取得手段と、 この情報取得手段で取得された前記通知情報の履歴を蓄
    積する記憶手段と、 前記情報取得手段で取得された前記通知情報をもとに前
    記ネットワークシステムを管理する情報処理手段と、 この情報処理手段で処理された情報を前記表示器に表示
    する表示制御手段とを備え、 前記表示制御手段は、 前記表示器の画面上に第1のウインドウを表示させ、 この第1のウインドウに、前記記憶手段に蓄積された履
    歴から所望の通知情報を検索するための検索条件を指定
    するための検索条件指定欄を表示させ、 前記情報処理手段は、 前記第1のウインドウで指定された検索条件に応じた通
    知情報を、前記記憶手段に蓄積された履歴から検索し、 前記表示制御手段は、 前記表示器の画面上に第2のウインドウを表示させ、 この第2のウインドウに、前記情報処理手段により検索
    された通知情報を、当該検索された通知情報を特徴づけ
    る複数の属性とともにテキスト形式で表示させ、 さらに、ユーザによる選択指定操作を受け付ける操作手
    段を備え、 前記表示制御手段は、 第2のボタンを前記表示器の画面上に表示させ、 この第2のボタンが前記操作手段を介して選択指定され
    た場合に、第4のウインドウを前記表示器の画面上に表
    示させ、 この第4のウインドウに、 操作対象とするノードを指定してこのノードに蓄積され
    る履歴の記憶リソースエリアのサイズの最大値を設定す
    るための欄を表示させ、 蓄積される通知情報履歴の記憶リソースエリアのサイズ
    を個別に設定するための欄を表示させ、 前記情報処理手段は、 前記第4のウインドウで設定された内容に応じて任意の
    ノードにおける履歴の記憶リソースエリアのサイズを可
    変することを特徴とする監視制御装置。
  3. 【請求項3】 複数のリングネットワークを備えたネッ
    トワークシステムであって、 前記複数のリングネットワークは、複数のノードと、ト
    ラフィック迂回手段とをそれぞれ備え、 前記複数のノードは、複数のパスが多重される通信回線
    を介して互いにリング状に接続され、 前記通信回線は、現用系回線と予備系回線とを備え、 前記トラフィック迂回手段は、前記現用系回線を介して
    伝送されるサービストラフィックを前記予備系回線に迂
    回させる手段であるネットワークシステム、に備えら
    れ、当該ネットワークシステムを統括的に監視および制
    御する監視制御装置において、 表示器と、 前記複数のノードからそれぞれ送出される通知情報を取
    得する情報取得手段と、 この情報取得手段で取得された前記通知情報をもとに前
    記ネットワークシステムにおける前記トラフィック迂回
    手段の状態を管理する情報処理手段と、 この情報処理手段で処理された情報を前記表示器に表示
    する表示制御手段とを備え、 前記表示制御手段は、 前記トラフィック迂回手段に関係するパラメータを設定
    するためのウインドウを前記表示器の画面上に表示させ
    るためのクリッカブルボタンを、前記表示器の画面上に
    表示させ、 第3のボタンを前記表示器の画面上に表示させ、 この第3のボタンが前記操作手段を介して選択指定され
    た場合に、第5のウインドウを前記表示器の画面上に表
    示させ、 この第5のウインドウに、ネットワークシステム内にお
    けるパスの設定状態を、選択されたリングネットワーク
    ごとに表示させ、 この第5のウインドウの表示領域内を、前記選択された
    リングネットワークに属するノードの間の区間に対応付
    けて区分分けし、この区分領域に存在するパスのそれぞ
    れに対応付けた矢印を当該区分領域に表示することを特
    徴とする監視制御装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、 前記第5のウインドウに、パスが存在することを示すシ
    ンボルとしてのパスと、当該パスの現時点における状態
    を示すカレントパスとを共に表示させることを特徴とす
    る請求項3に記載の監視制御装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、 前記第5のウインドウにおける前記区分分けされた領域
    を、現用系に対応する領域と予備系に対応する領域とに
    さらに2分割し、前記矢印と対を成す第2の矢印を表示
    し、これらの矢印対に対応するパスの状態に応じて前記
    第2の矢印を前記現用系に対応する領域または予備系に
    対応する領域のいずれかに表示させることを特徴とする
    請求項3に記載の監視制御装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、 ネットワークシステム内に障害が発生している場合に、
    当該障害区間に対応する前記第5のウインドウ内の区分
    領域の表示態様を、障害の発生していない領域と区別し
    て表示させることを特徴とする請求項3に記載の監視制
    御装置。
  7. 【請求項7】 前記表示制御手段は、 前記第5のウインドウにおける表示内容をスクロールさ
    せるためのスクロールボタンを前記第5のウインドウに
    表示させることを特徴とする請求項3に記載の監視制御
    装置。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段は、 前記第5のウインドウに表示される前記矢印に対応付け
    て、当該矢印に対応するパスを区別するための識別子を
    それぞれ表示させることを特徴とする請求項3に記載の
    監視制御装置。
  9. 【請求項9】 前記表示制御手段は、 前記第5のウインドウに表示される前記矢印に対応付け
    て、当該矢印に対応するパスのドロップ先を示す情報を
    表示させることを特徴とする請求項3に記載の監視制御
    装置。
  10. 【請求項10】 前記パスのドロップ先を示す情報は、 当該パスがドロップされるノードの低速側チャネル番号
    と、当該パスのコンカチネーションの種別を示す情報と
    を少なくとも含む請求項9に記載の監視制御装置。
  11. 【請求項11】 複数のリングネットワークを備えたネ
    ットワークシステムであって、 前記複数のリングネットワークは、複数のノードと、ト
    ラフィック迂回手段とをそれぞれ備え、 前記複数のノードは、複数のパスが多重される通信回線
    を介して互いにリング状に接続され、 前記通信回線は、現用系回線と予備系回線とを備え、 前記トラフィック迂回手段は、前記現用系回線を介して
    伝送されるサービストラフィックを前記予備系回線に迂
    回させる手段であるネットワークシステム、に備えら
    れ、当該ネットワークシステムを統括的に監視および制
    御する監視制御装置において、 表示器と、 前記複数のノードからそれぞれ送出される通知情報を取
    得する情報取得手段と、 この情報取得手段で取得された前記通知情報をもとに前
    記ネットワークシステムにおける前記トラフィック迂回
    手段の状態を管理する情報処理手段と、 この情報処理手段で処理された情報を前記表示器に表示
    する表示制御手段と、 ユーザによる選択指定操作を受け付ける操作手段とを備
    え、 前記表示制御手段は、 前記トラフィック迂回手段に関係するパラメータを設定
    するためのウインドウを前記表示器の画面上に表示させ
    るためのクリッカブルボタンを、前記表示器の画面上に
    表示させ、 診断用ボタンを前記表示器の画面上に表示させ、 この診断用ボタンが前記操作手段を介して選択指定され
    た場合に、第6のウインドウを前記表示器の画面上に表
    示させ、 前記情報処理手段は、 個々のリングネットワークごとに管理され当該リングネ
    ットワークに存在する全てのパスの設定状態を示す第1
    のデータベースと、個々のノードごとに管理され当該ノ
    ードの高速側タイムスロットと低速側チャネルとの対応
    関係を示す第2のデータベースとが整合しているか否か
    を、個々のノードごとに診断し、 前記表示制御手段は、 前記情報処理手段により診断された、前記第1および第
    2のデータベースの整合の診断の結果を前記第6のウイ
    ンドウに表示させ、 前記情報処理手段は、 前記第1および第2のデータベースが整合していないと
    診断した場合に、この診断の結果に関係するノードに対
    して、前記第1および第2のデータベースを整合させる
    ための処理を実行することを特徴とする監視制御装置。
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