JP3329362B2 - 連鎖式ネットワーク設計支援装置 - Google Patents

連鎖式ネットワーク設計支援装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内又は地域のケ
ーブル配線、通信ネットワークの構成部品の設計値の変
更に伴う全体の所要の変更を効率的に行うことができる
連鎖式ネットワーク設計支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビル等の構内又は地域の通信や電気のケ
ーブル配線、或は水道等の管路の配管は、複数の物品を
組合わせたネットワーク(網)を構成している。このよ
うなネットワークを設計する場合には、当該ネットワー
クの構成自体の設計と並行して、最適なネットワークの
構成物品を複数の品目中から選定し、当該物品の数量等
を把握することが重要となる。
【0003】従来、ネットワークを設計する場合には、
パーソナルコンピュータやその応用機器、或はワードプ
ロセッサを用いて、表示装置の表示画面上に設計図を表
示させながら行うのが一般的であった。
【0004】次に、ネットワーク設計の従来例を具体的
に説明する。図18はビル内のフロアーの平面配置系統
の一例である。同図は、主配線盤20から中継配線盤2
1〜23を介してアウトレット(OUT)24〜27に
至るケーブル配線の接続系統を示している。ここで、ア
ウトレット24〜27は端末装置をケーブルに接続する
働きをする。
【0005】図18において、ケーブル28に着目する
と、ケーブル28の両端にはそれぞれ中継配線盤22、
23が接続されている。さらに、中継配線盤22には主
配線盤20に接続するケーブル29とアウトレット25
に接続するケーブル30が接続され、中継配線盤23に
はアウトレット26、27を接続するケーブル31、3
2が接続されている。
【0006】図18の状態の物品の特性値は、ケーブル
28が100対ケーブルであり、中継配線盤22が収容
端子300対であり、中継配線盤23が収容端子100
対である。
【0007】ここで、ケーブル28の系統の収容端子数
の増加を想定して、ケーブル28を100対増加させて
200対ケーブルに変更する場合を考える。ケーブル2
8を増加変更すると、対数(ついすう)の大きいケーブ
ルへの品目変更と中継配線盤22、23の収容端子数の
変更が付随的に必要となる。また、中継配線盤22を主
配線盤20に接続するケーブル29に余裕がなければ、
ケーブル29の容量及び品目の変更も必要となる。
【0008】しかし、従来、かかるネットワーク設計の
変更を、パーソナルコンピュータやワードプロセッサに
て自動的に実行できるのが無かった。よって、パーソナ
ルコンピュータ等と別に用意した物品の特性情報リスト
等を参照しながら、設計者が逐次手操作にて変更内容を
書き換えることにより行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来例では、ケーブル28の端子数を200対に変更する
に当たり、この変更を満足する200対のケーブル形式
等の品目を物品の特性情報リスト等を参照して入力する
ので、当該ケーブル28に接続された品目を目視で確認
する必要がある。具体的には、データの変更入力の際、
ケーブル28に中継配線盤22、23が接続されている
ので、これらの中継配線盤22、23の変更を要する
か、さらに設計内容を確認して、変更すべき関連データ
があるか否かを一つずつ判断する必要がある。
【0010】そして、中継配線盤22、23のケーブル
28に関する端子対数を100ずつ加えた数にそれぞれ
変更する。さらに、中継配線盤22と主配線盤20との
間のケーブル29に余裕が無い場合には、このケーブル
29の対数及び品目の変更を行う。
【0011】このように、従来例では、変更物品の変更
内容に基づいて、配線設計図を頼りに各物品の変更点を
確認して、物品データ等を参照しながら、手入力で変更
を行っていた。よって、極めて繁雑なデータ変更の操作
が必要となり、ネットワーク設計の効率を高めることが
できないという問題が生じている。
【0012】また、データの変更点を表示画面上等で目
視で確認するので、変更すべき点が漏れたり、変更値の
入力に誤りが生じたりして、確実性の高いネットワーク
設計ができないという問題が生じている。
【0013】ここにおいて本発明の解決すべき主要な目
的は、次の通りである。本発明の第1の目的は、ネット
ワークの構成部品の設計値の変更に伴う全体の所要の変
更を効率的に行うことができる連鎖式ネットワーク設計
支援装置を提供せんとするものである。
【0014】本発明の第2の目的は、ネットワーク設計
が簡易な操作にて可能な連鎖式ネットワーク設計支援装
置を提供せんとするものである。
【0015】本発明の第3の目的は、誤った設計や編集
を防止して、確実なネットワーク設計を可能にする連鎖
式ネットワーク設計支援装置を提供せんとするものであ
る。
【0016】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らか
となろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記した課題の解決は、
本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手段を採用する
ことにより前記目的を達成する。
【0018】即ち、本発明の第1の特徴は、制御装置
と、入力装置と、表示装置と、ケーブル配線、通信ネッ
トワークの構成要素たる物品毎に、当該物品個々を識別
する為の「名称」、当該物品の構成部品の種類と容量か
らなる「特性情報」、及び他の物品との接続関係を示す
「接続情報」からなる属性情報テーブルを記録するデー
タメモリと、前記制御装置において実行されることによ
り、前記入力装置にて、各物品毎の属性情報テーブルで
もって前記表示装置に表示された一つのケーブル配線、
通信ネットワークの、物品の特性情報の変更データの入
力があると、当該データメモリに記録された該当の属性
情報テーブルを参照して、その物品の特性情報の変更に
適合するように当該物品に接続された他の物品の特性情
報を連鎖式に順次変更する、ネットワーク設計支援プロ
グラムを蓄えるプログラムメモリとを、共通のバスとで
接続された連鎖式ネットワーク設計支援装置であって、
前記制御装置は、前記ネットワーク設計支援プログラム
の実行により、前記入力装置にて変更対象の物品の選択
があると、前記データメモリから「変更する物品の属性
情報テーブル」を読み出して前記表示装置に表示し、当
該入力装置にて入力された変更データに基いて、「変更
する物品の属性情報テーブル」を書換えて、データ変更
が終了すると、当該変更対象の物品に直に接続された又
は他の物品を介して接続された物品についての属性情報
テーブルを、その接続順に前記データメモリから読み出
し、当該データ変更に伴う関連データの変更を行った後
に、変更後の各物品の属性情報テーブルに基いて、一つ
のケーブル配線、通信ネットワークを、前記表示装置に
表示する、という一連の指示制御を、前記共通バスを通
じて行ってなる、連鎖式ネットワーク設計支援装置にあ
る。
【0019】本発明の第2の特徴は、前記本発明の第1
の特徴における前記ネットワーク設計支援プログラム
が、前記入力装置にてケーブル配線、通信ネットワーク
を構成する物品の特性情報を入力又は変更する際、当該
入力又は変更された物品の特性情報に適合する品目リス
トを前記表示装置の表示画面上に表示する機能を有して
なる、連鎖式ネットワーク設計支援装置にある。
【0020】本発明の第3の特徴は、前記本発明の第1
又は第2の特徴における前記ネットワーク設計支援プロ
グラムが、ケーブル配線、通信ネットワークのレイアウ
トの作成時に、入力データを参照して前記属性情報テー
ブルを自動的に生成する機能を有してなる、連鎖式ネッ
トワーク設計支援装置にある。
【0021】本発明の第4の特徴は、前記本発明の第
1、第2又は第3の特徴における前記ケーブル配線、通
信ネットワークが、主配線盤、中継配線盤、アウトレッ
ト、ケーブルをその構成要素としてなる、連鎖式ネット
ワーク設計支援装置にある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を説明する。
【0023】図1は本発明に係る連鎖式ネットワーク設
計支援装置αの構成の一例を示す。連鎖式ネットワーク
設計支援装置αは、制御装置1、入力装置2、ポインテ
ィング装置3、表示装置4、プログラムメモリ5、デー
タメモリ6、及び外部メモリ7を備えている。
【0024】制御装置1は、オペレーションプログラム
及びアプリケーションプログラムに基づいて各装置を制
御したり各情報の演算処理を行う。その構成はマイクロ
プロセッサ等からなる。入力装置2はキーボートからな
るが、必要に応じてイメージスキャナ、カード読取装
置、デジタイザ等を追加装備しても良い。ポインティン
グ装置3は、例えば、マウス、トラックボール、又はタ
ブレットからなる。
【0025】表示装置4は、CRT、液晶又はプラズマ
等のディスプレイ装置からなる。プログラムメモリ5
は、対数計算プログラムや文字生成プログラムからなる
所定の対数等計算や文字生成等を行う機能を備えたネッ
トワーク設計支援プログラム、及びオペレーションプロ
グラム等を書き込んだROMからなる。データメモリ6
は、各物品の属性情報テーブル、物品データ、品目デー
タ、及び配線設計データ等を記録するRAMからなる。
外部メモリ7は、各種のデータを蓄えるハードディス
ク、フロッピーディスク等の外部記憶装置からなる。
【0026】入力装置2、ポインティング装置3、表示
装置4、プログラムメモリ5、データメモリ6及び外部
メモリ7は、制御装置1と共通バス8にて接続されてい
る。
【0027】図2は連鎖式ネットワーク設計支援装置α
にて設計するネットワークの配線系統の一例である。
【0028】例えば、図2に示すようなビル構内のケー
ブル等の配線系統図を表示装置4に表示させながら行
う。ネットワーク設計では、先ず、主配線盤10、中継
配線盤(IDF)11、及びアウトレット12(OU
T)の配置と配線との設計をビル全体と各フロア(1F
〜5F)及び各ブロック(東棟、西棟)に対して行う。
そして、中継配線盤11やアウトレット12などの配
置、個数、及び容量等の変更を行うこととする。
【0029】図3は設計するネットワーク構成の一部を
示す。図3では、物品A(接続−1〜接続−8)と物品
B(装置−1〜装置−4)と物品C(部品−1〜部品−
3)とがネットワーク状に接続されており、それぞれの
物品は図3中に示すような容量に設定されている。
【0030】図3の接続−1はn1本の容量である。こ
の接続−1には装置−1と装置−2とが接続されてい
る。装置−1は接続−1、接続−2及び接続−3を収容
するためのm1端子の容量を有し、装置−2は接続−4
及び接続−5を収容するためのm2端子の容量を有す
る。部品−1は接続−4のn4本に対応する端子数の容
量である。
【0031】データメモリ6にて管理される属性情報テ
ーブルは、例えば、図4〜図7に示す構成をしている。
属性情報テーブルには、物品の個々の名称と物品の特性
情報と物品の接続情報とが記録されている。
【0032】図4は物品Aの属性情報テーブルである。
図4の属性情報テーブルは、「名称」と「特性情報」と
「接続情報」及び「品目リスト」にて構成されている。
ここで、「名称」は物品個々を識別するためのものであ
り、図4の属性情報テーブルでは「接続−1」である。
「特性情報」は「接続−1」の設計データの内容を示す
ものであり、構成部品の種類と容量とからなる。「接続
情報」は「接続−1」と接続関係を有する物品名であ
る。「品目リスト」は物品Aの属性情報テーブルに関す
る物品の品揃えを示すものであり、使用可能な品目をリ
ストで示すとともにその設計時や設計変更時に参照して
選択するのに用いられる。
【0033】図5及び図6は物品Bの属性情報テーブル
の例、図7は物品Cの属性情報テーブルの例である。こ
れらの属性情報テーブルは、各物品のデータを管理する
のに用いられ、さらに設計情報並びに表示装置4におけ
る表示データの基礎データとなる。
【0034】なお、属性情報テーブルは、入力データに
基づいてソフトウエアにて自動的に生成する。例えばネ
ットワークのレイアウトの作成時に、入力等されたデー
タに基づいて予め用意した物品毎のテーブルの所定項目
に数値を自動的に入力する手法を採用する。また、属性
情報テーブルの形式は、少なくとも「名称」と「特性情
報」と「接続情報」とが含まれていればよく、任意に設
定することができる。
【0035】次に、図3の接続−1の容量を「n1」か
ら「k1」に増大させる設計変更を行う場合について説
明する。入力装置2を操作して、データメモリ6から接
続−1の属性情報テーブルを読み出し、表示装置4に表
示させる。そこで、特性情報の容量を「n1」から「k
1」に変更するとともに、品目リストから本数k1を満
足する品目BBを選択して、特性情報の品目種類を「A
A」から「BB」に変更する。
【0036】接続−1の容量を「n1」から「k1」に
変更すると、連鎖式ネットワーク設計支援装置αは自動
的に品目リストの表示を容量「K1」で使用可能なリス
トに変更する(本例では、BB以下のリストに変更)。
なお、当該リストの変更と同時に品目名を使用可能なも
のの最小容量のもの(本例では、BB)に変更しても良
い。
【0037】そして、これらのデータ変更が終了する
と、制御装置1は、接続−1の属性情報テーブルの接続
情報を参照して、接続されている物品である上部の装置
−1と下部の装置−2の属性情報テーブルの変更を行
う。
【0038】即ち、装置−1の属性情報テーブル(図
5)については、特性情報の端子部品b1と接続情報の
接続−1の欄「n1」を「k1」に書き換える。また、
装置−2の属性情報テーブル(図6)については、特性
情報の端子部品b2と接続情報の接続−1の欄の「n
1」を「k1」に書き換える。これによって、表示装置
4の配線接続は図3から図8に変更される。ここで、図
8の装置−1の容量「m1' 」と装置−2の容量「m
2' 」とは、それぞれ「n1」が「k1」に変更された
後の値である。
【0039】続いて、連鎖式ネットワーク設計支援装置
αの制御装置1の働きについて説明する。図9〜図11
は制御装置1の働きを示したフローチャートである。
【0040】設計者は、先ず、ネットワークの設計変更
を行うに当たって、入力装置2又はポインティング装置
3にて変更する物品を選択する。これにより、制御装置
1は選択された「変更する物品の属性情報テーブル」を
データメモリ6から読み出して表示装置4の表示画面に
表示する(ST1)。
【0041】次に、入力装置2にて入力された変更デー
タに基づいて「変更する物品の属性情報テーブル」のデ
ータを書き換える(ST2)。この後、データ変更が終
了したか否かを確認する(ST3)。
【0042】データ変更が終了すると、「変更した物品
の属性情報テーブル」の接続情報に基づき、接続物品の
データを読み出す(ST4)。続いて、当該接続物品の
データに基づき、「接続物品の属性情報テーブル」をデ
ータメモリ6から読み出す(ST5)。
【0043】そして、入力された変更データに基づい
て、「接続物品の属性情報テーブル」の関連データを変
更する(ST6)。次に、「接続物品の属性情報テーブ
ル」の接続情報に基づき、更なる接続物品のデータを読
み出し(ST7)、更なる接続物品が有るか否かを判断
する(ST8)。
【0044】更なる接続物品が有る場合には、更なる接
続物品データと変更データと変更関連データとを対応さ
せて記録する(ST9)。
【0045】続いて、他に、接続物品が有るか否かを判
断する(ST10)。他に、接続物品が有る場合には、
読み出した接続物品データに基づき、残りの「接続物品
の属性情報テーブル」をデータメモリ6から読み出し
て、ST6のステップに戻る(ST11)。
【0046】他に、接続物品が無い場合には、更なる接
続物品データが記録されているか否かを判断する(ST
12)。更なる接続物品データが記録されている場合に
は、更なる接続物品データに基づき、更なる「接続物品
の属性情報テーブル」をデータメモリから読み出す(S
T13)。そして、変更データと変更関連データに基づ
き、「接続物品の属性情報テーブル」の関連データを変
更し、ST7のステップに戻る(ST14)。更なる接
続物品データが記録されていない場合には、変更後の各
物品の属性情報テーブルのデータに基づいて変更後の設
計画面を表示装置4に表示する(ST15)。
【0047】よって、配線設計画面の変更表示の観点か
らみると、図12に示すような接続−1と装置−1及び
装置−2との物品(オブジェクト)間での一方的な変更
メッセージの通知にて、接続関係にある物品の属性情報
テーブルの関連データを連鎖的に自動変更することが可
能となる。
【0048】なお、図9〜図11に示したフローチャー
トでは、物品の特性情報等を複数段に渡って連鎖して変
更する場合を想定しているので、2段目以降については
更なる「接続物品の属性情報テーブル」にて統一して示
してある。また、2段目以降では、前段での変更内容に
連鎖して変更することも想定されるので、当初の変更デ
ータに加えて各段での変更データを持ち越す必要があ
る。実際の多くの場合には、隣接する物品の関連データ
の変更で終了する。
【0049】
【実施例】次に本発明を、具体的な実施例に基づいて説
明する。図13は本実施例にて行うビル構内のケーブル
配線設計の一部を示したものである。本実施例にて設計
するネットワークの構成物品は、ケーブル(cable)と
中継配線盤(IDF)である。なお、本実施例にて使用
するハードウェアのシステム構成は、図1に示した連鎖
式ネットワーク設計支援装置αと同様とする。
【0050】本実施例にて使用する物品の属性情報テー
ブルには、図14に例示したケーブルに対するもの、図
15及び図16に例示した中継配線盤(IDF)に対す
るものがある。なお、本実施例において、属性情報テー
ブルの「名称」、「特性情報」、「接続情報」は表1の
ように対応する。
【表1】 ※品目は品目リストの最上欄に設定する。
【0051】続いて、本実施例の手順を説明する。図1
7は本実施例の手順を示したフローチャートである。表
示装置4の表示画面上にケーブルプロパティを表示させ
て、入力装置2にてケーブル品目(cable 1)を入力す
ると(ST’1)、データメモリ6からケーブルの属性
情報テーブル(図14)が読み出されて、ケーブルの属
性情報テーブルのケーブル品目リストおよび成端数が変
更される(ST’2)。
【0052】次に、ケーブル(cable 1)に接続された
IDFの接続情報を取得する(ST’3)。そして、メ
ッセージパッシングによりIDF1、2に変更通知を行
ってIDF1、2の属性情報テーブル(図15及び図1
6)を読み出して、IDF属性情報のIDF収容端子リ
スト、及び配線パネル集計配列の変更を行う(ST’
4)。
【0053】続いて、IDF情報の総パネル対数を再計
算し(ST’5)、IDF1、2の表示文字の再描画を
実行する(ST’6)。
【0054】以上説明したように本実施例では、システ
ム構成図上でケーブルの品目cable1を変更すると、内
部的に配線オブジェクト間でメッセージを通知すること
により、リアルタイムでIDF1、2の設定値が変更さ
れ、表示装置4にて再表示される。
【0055】以上本発明の代表的な実施例等について説
明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例等の手段だ
けに限定されるものではなく、本発明にいう目的を達成
し、後述する効果を有する範囲内において適宜変更して
実施することができるものである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示装置の画面上で、変更すべき物品の属性情報テーブル
のみを変更すれば、関連する物品の属性データを連鎖式
に自動的に変更することができる。その結果、ネットワ
ークの構成部品の設計値の変更に伴う全体の所要の変更
を効率的に行うことができ、ネットワーク設計が簡易な
操作にて可能となり、確実なネットワーク設計が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連鎖式ネットワーク設計支援装置
αの構成を示すブロック図である。
【図2】同上の連鎖式ネットワーク設計支援装置αにて
設計するネットワークの配線系統の一例を示した図であ
る。
【図3】設計対象たるネットワーク構成の一部を示した
図である。
【図4】物品Aの属性情報テーブルの内容を示す図であ
る。
【図5】物品Bの属性情報テーブルの内容を示す図であ
る。
【図6】物品Bの属性情報テーブルの別内容を示す図で
ある。
【図7】物品Cの属性情報テーブルの内容を示す図であ
る。
【図8】図3の接続−1の容量を「n1」から「k1」
に増大させる設計変更を示した図である。
【図9】本発明に係る連鎖式ネットワーク設計支援装置
αの制御装置1の働きを示すフローチャートの一部であ
る。
【図10】図9のステップST5の後に続くステップを
示したフローチャートの一部である。
【図11】図10のステップST9の後に続くステップ
を示したフローチャートの一部である。
【図12】物品間での一方的な変更メッセージの通知を
示した説明図である。
【図13】本発明の実施例にて行うビル構内のケーブル
配線設計の一部を示した説明図である。
【図14】実施例のケーブルの属性情報テーブルの内容
を示す図である。
【図15】実施例の中継配線盤の属性情報テーブルの内
容を示す図である。
【図16】同上の中継配線盤の属性情報テーブルの別内
容を示す図である。
【図17】本発明の実施例の手順を示したフローチャー
トである。
【図18】従来の設計手法で用いるビル内のフロアーの
平面配置系統の一例を示す図である。
【符号の説明】
α…連鎖式ネットワーク設計支援装置 1…制御装置 2…入力装置 3…ポインティング装置 4…表示装置 5…プログラムメモリ 6…データメモリ 7…外部メモリ 8…共通バス 10…主配線盤 11…中継配線盤 12…アウトレット 20…主配線盤 21〜23…中継配線盤 24〜27…アウトレット(OUT) 28〜32…ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−103400(JP,A) 中井裕司ほか,オブジェクト指向に基 づく配管モデル表現に関する研究,日本 造船学会論文集,日本,第168号,623− 628,709−711頁 天野雅之ほか,新しくなった13−CS 設計・管理システム,NTT技術ジャー ナル,日本,社団法人電気通信協会, 1995年11月 1日,第7巻 第11号,72 −75頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御装置と、入力装置と、表示装置と、ケ
    ーブル配線、通信ネットワークの構成要素たる物品毎
    に、当該物品個々を識別する為の「名称」、当該物品の
    構成部品の種類と容量からなる「特性情報」、及び他の
    物品との接続関係を示す「接続情報」からなる属性情報
    テーブルを記録するデータメモリと、前記制御装置にお
    いて実行されることにより、前記入力装置にて、各物品
    毎の属性情報テーブルでもって前記表示装置に表示され
    た一つのケーブル配線、通信ネットワークの、物品の特
    性情報の変更データの入力があると、当該データメモリ
    に記録された該当の属性情報テーブルを参照して、その
    物品の特性情報の変更に適合するように当該物品に接続
    された他の物品の特性情報を連鎖式に順次変更する、ネ
    ットワーク設計支援プログラムを蓄えるプログラムメモ
    リとを、共通のバスとで接続された連鎖式ネットワーク
    設計支援装置であって、 前記制御装置は、 前記ネットワーク設計支援プログラムの実行により、 前記入力装置にて変更対象の物品の選択があると、前記
    データメモリから「変更する物品の属性情報テーブル」
    を読み出して前記表示装置に表示し、当該入力装置にて
    入力された変更データに基いて、「変更する物品の属性
    情報テーブル」を書換えて、データ変更が終了すると、 当該変更対象の物品に直に接続された又は他の物品を介
    して接続された物品についての属性情報テーブルを、そ
    の接続順に前記データメモリから読み出し、当該データ
    変更に伴う関連データの変更を行った後に、 変更後の各物品の属性情報テーブルに基いて、一つのケ
    ーブル配線、通信ネットワークを、前記表示装置に表示
    する、 という一連の指示制御を、前記共通バスを通じて行う、 ことを特徴とする連鎖式ネットワーク設計支援装置。
  2. 【請求項2】前記ネットワーク設計支援プログラムは、 前記入力装置にてケーブル配線、通信ネットワークを構
    成する物品の特性情報を入力又は変更する際、当該入力
    又は変更された物品の特性情報に適合する品目リストを
    前記表示装置の表示画面上に表示する機能を有する、 ことを特徴とする請求項1に記載の連鎖式ネットワーク
    設計支援装置。
  3. 【請求項3】前記ネットワーク設計支援プログラムは、 ケーブル配線、通信ネットワークのレイアウトの作成時
    に、入力データを参照して前記属性情報テーブルを自動
    的に生成する機能を有する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の連鎖式ネット
    ワーク設計支援装置。
  4. 【請求項4】前記ケーブル配線、通信ネットワークは、 主配線盤、中継配線盤、アウトレット、ケーブルをその
    構成要素とする、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の連鎖式ネ
    ットワーク設計支援装置。
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中井裕司ほか,オブジェクト指向に基づく配管モデル表現に関する研究,日本造船学会論文集,日本,第168号,623−628,709−711頁
天野雅之ほか,新しくなった13−CS設計・管理システム,NTT技術ジャーナル,日本,社団法人電気通信協会,1995年11月 1日,第7巻 第11号,72−75頁

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