JP3328576B2 - 映像収集配信装置 - Google Patents

映像収集配信装置

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JP3328576B2
JP3328576B2 JP09409598A JP9409598A JP3328576B2 JP 3328576 B2 JP3328576 B2 JP 3328576B2 JP 09409598 A JP09409598 A JP 09409598A JP 9409598 A JP9409598 A JP 9409598A JP 3328576 B2 JP3328576 B2 JP 3328576B2
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敏雄 高市
幸夫 山本
誠一 鈴木
博幸 山川
俊宏 森
裕記 石川
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Equos Research Co Ltd
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Equos Research Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特定の地点に配
置された撮像装置から転送された映像を収集及び保持
し、ユーザ局から要求された地点の映像を転送する映像
収集配信装置、及び、映像を収集及び保持する基地局
と、該基地局に所望の映像の転送を要求する複数のユー
ザ局とから成る映像収集配信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のカメラの内の一つを端末で指定す
ることにより該指定されたカメラにアクセスして撮像
し、その映像データを取得して端末の画面に表示させる
システムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このシステム
では、端末の指定ごとにカメラで撮像し、その映像デー
タの転送を受けるので同一のカメラに複数の端末からの
指定が集中すると各端末に迅速に映像を提供することが
困難であった。
【0004】
【0005】
【0006】発明は、要求頻度の変化に対応しなが
ら、映像データの取得時間を短縮することを目的とす
る。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1 の発明は、特定
地点ごとに配置された撮像装置により撮像された映像を
ユーザ局からの要求に応じて転送する映像収集配信装置
において、前記撮像装置により撮像された映像を保持す
る記憶手段を備え、各特定地点の映像に対するユーザ局
からの要求頻度を判断し、要求頻度が低い地点の映像に
ついては、ユーザ局から映像転送の要求があった際に、
前記記憶手段に保持された映像が予め定められた使用限
度時間内に撮像されたものであるか否かを判断し、使用
限度時間内のときには、前記記憶手段に記憶されている
当該映像を転送し、使用限度時間内でないときには、
記記憶手段に記憶されている映像を用いることなく、
記撮像装置により新規に撮像された映像を記憶し、転送
するとともに、 要求頻度が高い地点の映像について
は、前記撮像装置から所定の周期で撮像された映像を前
記記憶手段に保持して、ユーザ局から映像転送の要求が
あった際に、該記憶手段に記憶されている映像を転送す
ることを技術的特徴とする。
【0012】
【0013】また、請求項の発明は、前記要求された
映像を転送する際に、前記ユーザ局にて指定されたデー
タ形式で転送することを技術的特徴とする。
【0014】また、請求項の発明は、前記要求された
映像を転送する際に、前記ユーザ局の識別情報とユーザ
局にて用い得るデータ形式とのテーブルを検索し、要求
のあったユーザ局にて用い得るデータ形式で映像を転送
することを技術的特徴とする。
【0015】また、請求項の発明は、特定地点ごとに
配置された撮像装置により撮像された映像をユーザ局か
らの要求に応じて転送する映像収集配信装置において、
前記撮像装置により撮像された映像を保持する記憶手段
を備え、前記ユーザ局から特定地点の映像転送の要求が
あった際に、前記記憶手段に保持された映像が予め定め
られた使用限度時間内に撮像されたものであるか否かを
判断し、使用限度時間内のときには、前記記憶手段に記
憶されている当該映像を転送し、使用限度時間内でない
ときには、前記記憶手段に記憶されている映像を用いる
ことなく、前記撮像装置により新規に撮像された映像を
記憶し、転送するとともに、ユーザ局から特定地点の映
像の要求があった場合、所定時間経過後に当該地点の撮
像装置による撮像を行うことを技術的特徴とする。
【0016】請求項の発明は、特定の地点ごとに配置
された撮像装置から通信回線を介して映像を取得する映
像取得手段と、この映像取得手段により取得された映像
を記憶する記憶手段と、端末から撮像装置を特定する信
号を通信回線を介して受信する受信手段と、前記記憶手
段に記憶された映像であって受信された信号により特定
される撮像装置から取得された映像が使用限度として予
め定められた使用限度時間内に撮像されたものである
否かを判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段
により使用限度時間内と判断された際に、前記記憶手段
に記憶された映像を前記端末へ送る映像として選択し、
使用限度時間内でないと判断された際に、新たに取得す
る映像を前記端末へ送る映像として選択する選択手段
と、この選択手段により選択された映像を通信回線を介
して前記端末に送信する送信手段と、端末から撮像装置
を特定する信号が受信されたか否かを判断する第2の判
断手段と、を備える映像収集配信装置であって、前記第
2の判断手段により前記信号が一定回受信されたと判断
されたときに、該受信された信号により特定される撮像
装置から所定時間経過後に映像が取得され前記記憶手段
に記憶されることを技術的特徴とする。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】請求項では、要求頻度が低い地点の映像
については、ユーザ局から映像転送の要求があった際
に、記憶手段に保持された映像が新しいか否か(映像の
使用限度として予め定められた使用限度時間内に撮像さ
れたものであるか否か)を判断し、新しいときには、
憶手段に記憶されている当該映像を転送し、新しくない
ときには、前記記憶手段に記憶されている映像を用いる
ことなく、当該地点の撮像装置にて新規に撮像された映
像を記憶し、転送する。このため、撮像装置との通信時
間を最小限に押さえられる。一方、要求頻度が高い地点
の映像については、当該地点の撮像装置から所定の周期
で新規に撮像された映像を転送させて、これを保持し、
ユーザ局から映像転送の要求があった際に、要求された
映像を転送する。ここで、映像収集配信装置側に常に新
しい映像を保持してあるため、ユーザ局からの要求に応
じて迅速に新しい映像を送信することができる。即ち、
要求頻度に応じて、最も適切に映像データの収集を行う
ことができる。
【0022】
【0023】請求項では、請求項1の効果に加えて、
ユーザ局が、所望の映像の転送を要求する際に、映像の
データ形式を指定し、基地局が、要求された映像を転送
する際に、当該ユーザ局にて指定されたデータ形式で転
送する。このため、ユーザ局にて再生できるデータ形式
で映像を転送することができる。
【0024】請求項では、請求項1の効果に加えて、
ユーザ局が、所望の映像の転送を要求する際に、自己の
識別情報とともに要求し、基地局が、要求された映像を
転送する際に、ユーザ局の識別情報とユーザ局にて用い
得るデータ形式とのテーブルを検索し、要求のあったユ
ーザ局にて用い得るデータ形式で映像を転送する。この
ため、ユーザ局にて再生できるデータ形式で映像を転送
することができる。
【0025】請求項では、端末から映像転送の要求が
あった際に、要求された映像が新しいか否か(映像の使
用限度として予め定められた使用限度時間内に撮像され
たものであるか否か)を判断し、新しいときには、保持
している当該映像を転送し、新しくないときには、新規
に映像を収集して転送する。そして、該要求された映像
を、所定時間経過後に取得して記憶しておく。ここで、
端末からの要求がない限り、即ち、要求頻度が低いとき
には映像を収集しないため、映像収集のための通信時間
を最小限に押さえられる。また、映像の転送が端末から
要求された際には、当該映像が他の端末から再び要求さ
れる蓋然性が高いので、予め最新の映像を保持してお
き、端末からの映像の転送要求に待機する。即ち、映像
要求の頻度が高いときには、映像収集配信装置側に映像
を保持しておき、ユーザ局からの要求に応じて迅速に対
応する。このため、要求頻度の変化に対応しながら、映
像データの取得時間を短縮することができる。
【0026】請求項では、端末から映像転送の要求が
あった際に、要求された映像が新しいか否か(映像の使
用限度として予め定められた使用限度時間内に撮像され
たものであるか否か)を判断し、新しいときには、保持
している当該映像を転送し、新しくないときには、新規
に映像を収集して転送する。そして、所定時間内に一定
回要求された映像を、所定時間経過後に取得して記憶し
ておく。ここで、端末からの要求がない限り、即ち、要
求頻度が低いときには映像を収集しないため、映像収集
のための通信時間を最小限に押さえられる。また、映像
の転送が端末から一定回要求された際には、当該映像が
他の端末から再び要求される蓋然性が高いので、予め最
新の映像を保持しておき、端末からの映像の転送要求に
待機する。即ち、映像要求の頻度が高いときには、映像
収集配信装置側に映像を保持しておき、ユーザ局からの
要求に応じて迅速に対応する。このため、要求頻度の変
化に対応しながら、映像データの取得時間を短縮するこ
とができる。
【0027】さらに上記目的を達成するために本発明に
係る映像収集配信装置は、複数の撮像装置と、該複数の
撮像装置それぞれの識別情報と前記複数の撮像装置で撮
像された映像を記憶する記憶装置と、端末から撮像装置
の識別情報を受信する識別情報受信手段と、該受信され
た識別情報に対応する撮像装置で撮像され前記記憶装置
に記憶されている映像が、映像の使用限度として予め定
められた使用限度時間内に撮像されたものであるか否か
を判断する判断手段と、該判断手段により使用限度時間
内に撮像されたものであると判断された場合、前記受信
された識別情報に対応する撮像装置で撮像された映像を
前記記憶装置から読み出す映像取得手段と、該映像取得
手段により取得された映像を、前記識別情報の送信があ
った端末に送信する映像送信手段と、を備える。
【0028】さらに本発明に係る映像収集配信装置は、
前記判断手段により使用限度時間内に撮像されたもので
ないと判断された場合、前記受信された識別情報に対応
する撮像装置で映像を撮像することにより映像を取得す
る映像取得手段を備える。さらに本発明に係る映像収集
配信装置は、撮像装置で撮像された映像を前記記憶装置
に記憶する映像記憶手段を備える。
【0029】さらに本発明に係る映像収集配信装置は、
一定の周期ごとに前記複数の撮像装置それぞれで映像を
撮像し、該撮像された映像を前記記憶装置に記憶する映
像記憶手段を備える。
【0030】さらに本発明に係る映像収集配信装置は、
前記識別情報受信手段により端末から撮像装置の識別情
報が受信された場合、該識別情報に対応する撮像装置は
予め定められた時間の経過後に映像を撮像することによ
り映像を取得する映像取得手段と、該撮像された映像を
前記映像記憶手段に記憶する映像記憶手段とを備える。
【0031】さらに本発明に係る映像収集配信装置は、
前記識別情報受信手段により端末から撮像装置の識別情
報が予め定められた第1の時間内に受信された場合、該
識別情報に対応する撮像装置は予め定められた第2の時
間の経過の後に映像を撮像することにより映像を取得す
る映像取得手段と、該撮像された映像を前記映像記憶手
段に記憶する映像記憶手段とを備える。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態に係
る映像収集配信方式について図を参照して説明する。図
1は、映像収集配信方式の構成図であり、図2は第1実
施態様の映像収集配信方式の概要を示す説明図である。
【0033】本システムを構成する各装置の概要を説明
する。図1は、本発明の映像収集配信装置22を適用し
た映像収集配信システムの構成を示す図である。
【0034】映像伝送装置10は、高速道路の各ジャン
クション、幹線道路の混雑が予想される地点、遊園地な
どのアトラクション施設内、その駐車場など特定の地点
ごとに設置された合計N1台のカメラで静止画または動
画を撮像し、この映像データを映像収集配信装置22に
転送する。
【0035】映像収集配信装置22は、受信した映像デ
ータを映像記憶部22bに記憶する。また、映像収集配
信装置22は、ユーザ局から特定地点に設置されたカメ
ラでの映像の転送の要求を受けると、該要求地点のカメ
ラで撮像され映像記憶部22bに記憶された映像データ
が新しいか否かを判別し、その映像データが新しい場合
にはこの映像データをユーザ局に転送し一方、新しくな
い場合には該要求地点のカメラで映像を新規に撮像し、
この映像データをユーザ局に転送する。
【0036】ユーザ局30は、特定地点に設置されたカ
メラで撮像された映像の転送を映像収集配信装置22に
要求し、また、映像収集配信装置22から映像データを
受信する。ユーザ局30は、受信した映像データに基づ
いて映像を形成し、これを表示する。
【0037】上記のように映像収集配信システムを構成
し、映像収集配信装置22にユーザ局30が要求した地
点のカメラで撮像された新しい映像が記憶されている場
合にはその映像データをユーザ局30に転送する構成と
したので、ユーザ局30の要求の都度カメラから映像を
取得する必要がなく、比較的迅速に新しい映像データを
ユーザ局30に提供することが可能となる。また、ユー
ザ局30からの要求が同一のカメラに集中した場合、要
求ごとにカメラから映像を取得する必要がなく、比較的
迅速に複数のユーザ局30に映像データを転送すること
ができる。さらに、カメラへの接続回数を比較的減らす
ことができるため、通信コストを少なくすることができ
る。
【0038】次に、本システムを構成する各装置を具体
的に説明する。映像伝送装置10は、カメラ101、映
像伝送装置102によって構成され、特定の地点ごとに
設置される。通信機器T1は、一般の公衆回線(例え
ば、ISDNあるいはアナログ回線)に接続され、この
回線を通じてデータの送受信を行うための通信機器であ
り、例えば、一般の電話機、携帯電話などを含んだモデ
ムあるいはターミナルアダプタである。
【0039】カメラ101は、映像収集配信装置22か
らの映像収集の信号をトリガとして静止画あるいは動画
を撮像する。カメラ101は、その光軸を固定して構成
してもよいし、外部からの遠隔操作で光軸を任意の方向
に移動させたり、ズームなどができるように構成しても
よい。遠隔操作は例えば、映像伝送装置10に接続され
る公衆回線を介して制御信号を送信することで行うこと
ができる。
【0040】撮像された映像データのNTSC信号等の
ビデオ信号は映像伝送装置102に出力される。映像伝
送装置102はビデオ信号をディジタル信号に変換し、
このディジタル信号を所定の圧縮方法で圧縮し、この圧
縮映像データを映像収集配信装置22に送信するため公
衆回線に送り出す。
【0041】映像データの圧縮は、公知の各種圧縮方法
を適用できる。例えば特開平5−227547号に記載
されているFST圧縮の方法で圧縮できる。また、MP
EG,JPEG、特開平8−154261号公報に記載
されたTIM圧縮などの方法で圧縮してもよい。このよ
うに圧縮した映像データを伝送することで、映像データ
全部を伝送する場合に比べ伝送に要する時間を短縮する
ことができる。このように圧縮された映像データは、通
信機器N1に供給され、公衆回線に送り出される。
【0042】なお、圧縮映像データと、映像収集の信号
は、ターミナルアダプタあるいはモデムを含む通信機器
T1と通信機器T2との間に形成される公衆回線を介し
て送受信される。
【0043】映像収集配信装置22は、映像収集部22
a 、映像記憶部22b、判定部22c、配信部22dに
よって構成される。映像収集配信装置22としてコンピ
ュータを用いることができる。通信機器T2、T3も通
信機器T1と同様、一般の公衆回線に接続され、この回
線を通じてデータの送受信を行うための通信機器であ
り、例えば、一般の電話機、携帯電話などを含んだモデ
ムあるいはターミナルアダプタである。なお、図1では
説明の便宜上、一つの映像収集配信装置22を使用した
システム構成を示しているが、複数の映像収集配信装置
22を適用することができる。
【0044】映像伝送装置10から転送された圧縮映像
データは映像収集部22a で所定の方法で伸長された
後、その映像を撮影した時刻(例えば映像収集の信号を
発した時刻)と撮影したカメラ(カメラ番号)に関連づ
けて映像記憶部22bに記憶される。複数の映像収集配
信装置22を本システムに適用する場合には、伸長され
た映像データを一つの映像記憶部22bに集中して記憶
させる構成が、データの管理等の観点からは便宜であ
る。カメラ番号はシリアル番号であり、特定の番号が特
定の地点のカメラに対応している。
【0045】判定部22cは、ユーザ局30からの映像
取得の要求信号をトリガとして、該要求地点で撮像され
映像記憶部22bに記憶されている映像データが新しい
か否かを判断する。映像データが新しいか否かの判断は
次のように行うことができる。
【0046】まず、ユーザ局からの映像取得の要求信号
からカメラ番号を抽出すると共に、この要求信号を受信
した時刻を保持する。抽出したカメラ番号を基に、映像
記憶部22bにアクセスして同カメラ番号で特定される
カメラで撮像され記憶されている映像データの撮像され
た時刻(映像収集の信号を発した時刻)を読み出す。
【0047】次に、この読み出された時刻がユーザ局3
0からの映像取得の要求信号を受信した時刻から一定時
間前(使用限度時間内)に属するか否かを判別する。読
み出された時刻が一定時間前に属すると判別されるとそ
の映像データは新しいと判断され、一方、読み出された
時刻がその一定時間前に属さないと判断されるとその映
像データは新しくないと判断する。なお、使用限度時間
とは、記憶部22bに記憶された映像の使用限度として
予め定められた時間である。
【0048】要求信号を受信した時刻からの一定時間は
任意に設定することができる。1分、2分程度ではジャ
ンクションの混雑具合はあまり変化しないと考えられる
ので、この場合には一定時間を5分あるいは10分に設
定できる。もちろん、ジャンクションの混雑具合が30
分、1時間たってもあまり変化しないと考えられる場合
には、一定時間を1時間30分、2時間と設定すること
ができる。つまり、一定時間は固定的なものではなく、
必要に応じて任意の時間に設定することができる。
【0049】判定部22cにより映像データが新しいと
判断されると、カメラ番号に対応する映像データを映像
記憶部22a から読みだし、配信部22dで所定のフォ
ーマットに変換してユーザ局30に転送する。このよう
に新しいと判断された場合には、映像記憶部22a に記
憶された一定時間前の映像データを転送することになる
が、交通の混雑、テーマパーク内の混雑の状況は10分
程度の間隔ではそれほど変化しない場合が多い。したが
って、一定時間前の映像であっても、要求した地点の混
雑の程度をユーザ局で表示される映像を基に判断でき
る。
【0050】一方、判定部22cにより映像データが新
しくないと判断されると、カメラ番号に対応するカメラ
から映像データを収集する。映像が新しくないと判断さ
れると、映像収集の信号が映像伝送装置10に送信され
る。映像収集の信号を受信した映像伝送装置10は映像
収集の信号をトリガとして新たに撮像し、圧縮映像デー
タを作成して、この圧縮映像のデータを映像収集配信装
置22に転送する。転送された圧縮映像データは所定の
方法で伸長され、映像が新しいと判断された場合と同様
に、配信部22dで所定のフォーマットで変換されユー
ザ局に転送される。
【0051】ユーザ局30は、リクエスト発行機器30
1、映像表示機器302により構成される。通信機器T
4も通信機器T1と同様、一般の公衆回線に接続され、
この回線を通じてデータの送受信を行うための通信機器
であり、例えば、一般の電話機、携帯電話などを含んだ
モデムあるいはターミナルアダプタである。
【0052】ユーザ局30として、これらが搭載される
車両を本システムに適用することができる。映像表示機
器302は、映像収集配信装置22から転送された映像
データや、カメラ設置地点を指定するための映像を表示
するためのタッチパネルを備えたモニタである。タッチ
パネル上で特定地点に設置されたカメラを指定すると、
リクエスト発行機器301で所定の形式で映像取得の要
求信号が発生される。
【0053】この要求信号の形式は、図7(A)に示す
ように、車両を特定するためのIDコード、ユーザ局が
解凍できるフォーマットを指定するデータ形式コード、
特定地点に設置されたカメラに対応したカメラ番号コー
ド(図中、地点特定で示される部分)により構成され
る。ユーザ局に転送される映像データは、映像収集配信
装置22において要求信号のフォーマットコードで指定
されるフォーマットに変換される。なお、IDとフォー
マットとを対応させたテーブルを映像収集配信装置22
に保持させておけば、データ形式コードを送信すること
なくIDコードとカメラ番号コードを送信するだけで、
所望のフォーマットで変換された映像データを受信する
ことが可能となる。このような要求信号の形式を図7
(B)に示す。
【0054】次に、上述のように構成される映像収集配
信装置22の本システムにおける動作を図4を用いて説
明する。
【0055】図3(A)に示すように、車両のモニタ3
02に表示されたジャンクションの一つにタッチする
と、指示されたジャンクションを撮像するべく同地点に
設置されたカメラのカメラ番号が特定される。つまり、
各ジャンクションに設置されたカメラとカメラ番号は1
対1に対応しており、一のジャンクションを指定すると
そのジャンクションに対応したカメラ番号を取得できる
ようになっている。カメラ番号は車両のIDおよびデー
タ形式と共にコード化され、映像収集配信装置22との
間に図示しない自動ダイアル装置によって形成された公
衆回線を通じて映像収集配信装置22に送信される。
【0056】車両からコードデータを受信すると、S1
4で、そのコードデータからカメラ番号、ID、データ
形式を抽出すると共にコードデータを受信した時刻を保
持する。抽出されたカメラ番号を基に映像記憶部22b
にアクセスして同カメラで撮像され記憶されている映像
データの撮像時刻を読み出す。S30では、この読み出
された時刻がコードデータ受信時刻から5分前の間に属
するか否かを判断する。ここで読み出された時刻がコー
ドデータ受信時刻から5分前の間に属すると判断される
と、つまり、映像データが新しいと判断されるとS40
に進む。S40では、カメラ番号に対応するカメラによ
り最新に撮像され、映像記憶部22bに記憶されている
映像データを読みだす。この映像データは、S14にて
抽出されたデータ形式にて指示されたフォーマットで変
換され、レスポンスデータとされる。このレスポンスデ
ータは車両に転送され、車両において所定の方法で解凍
されて図3(B)に示すようにモニタ302に表示され
る。
【0057】一方、S30で、読み出された時刻がコー
ドデータ受信時刻から5分前の間に属さない判断される
と、つまり、映像データが新しくないと判断されるとS
32に進む。S32ではカメラ番号に対応する映像伝送
装置10から映像データを取得中であるか否かを判別
し、取得中であると判別すれば(S32がYes)、そ
のデータの取得の完了を待つ(S36)。なお、取得中
であることを車両のユーザに知らせ、ユーザがどちらか
の映像の転送を選択できるようにしてもよい。一方、取
得中でないと判断すれば(S32がNo)、S34で映
像伝送装置10に映像収集の信号を送信し、同カメラで
新たに撮像し、撮影した映像データの転送を行う。
【0058】このように取得された映像データは、映像
記憶部22bから取得した映像データと同様に、車両か
らのリクエストに応じて新たに取得した映像データを車
両に転送する場合も、上述したと同様に、S14で抽出
されたデータ形式が示すフォーマットで変換され、レス
ポンスデータとされる。このレスポンスデータは車両に
転送され、車両において所定の方法で解凍されて図3
(B)に示すようにモニタ302に表示される。
【0059】本実施の態様では映像記憶部22bには、
映像データが判定部22cにより新しくないと判断され
た場合に、新規に撮像されて映像データが記憶される
が、一定の周期で各カメラで撮像し、その映像データを
記憶するようにしてもよい。
【0060】[ 第2実施態様]引き続き、本発明の第2
実施態様について説明する。ここで、該第2実施態様に
係る基地局20の映像収集配信装置22による処理につ
いて、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0061】上述した第1実施態様では、ユーザ局から
の要求データ中にデータ形式の指示が含まれた。これに
対して、この第2実施態様は、ユーザ局の識別番号から
基地局20側でユーザ局の用いるデータ形式を判別し、
該データ形式に従いデータを圧縮してユーザ局へ、映像
データを転送している。
【0062】図7(B)は、第2実施態様のユーザ局か
ら基地局へ送出される要求データの形式を示している。
この要求データは、該ユーザ局の識別番号と、要求地点
を特定する地点特定データ(カメラ番号特定データ)と
からなり、該ユーザ局にて用いるデータ解凍形式を含ま
ない。図7(C)は、基地局の映像収集配信装置22に
保持されている、各ユーザ局の識別番号と、それぞれの
ユーザ局にて用いるデータ解凍形式とのテーブルを示し
ている。ここで、”1123”の識別番号を有するユー
ザ局は、JPEGデータならば解凍できるとこがわか
る。
【0063】ここで、図3(A)を参照して上述したよ
うに映像表示器34にて、特定の地点(第1ジャンクシ
ョン)の映像の転送が指示されると、該地点の映像を転
送するようにユーザ局30のリクエスト発行器32から
基地局20へ要求する。即ち、図2(C)に示すリクエ
スト発行器32は、通信装置36を介して基地局20
は、図7(B)に示す形式の要求データを送出する。
【0064】映像収集配信装置22は、図5に示すステ
ップ12で、常時ユーザ局からのリクエストの有無を判
断している。ここで、ユーザ局からのリクエストが無い
限り(S12がNo)、各地点について、映像データを
それぞれの映像伝送装置10から転送させる所定周期
(例えば、5分毎)に達したかを判断する(S24)。
ここで、所定周期になるまでは(S24がNo)、ステ
ップ12に戻る。他方、例えば、第2ジャンクションに
ついて、前回の映像データの収集から5分が経過したな
ら(S24がYes)、当該第2ジャンクションを撮像
する映像伝送装置10を図2(B)に示す通信機器24
Aで発呼し、転送を指示する(S26)。該映像伝送装
置10は、該映像収集配信装置22からの伝送要求に応
じて、撮影した映像データを所定のデータ圧縮形式で圧
縮して転送する。該映像収集配信装置22側は、送られ
た映像データを図1に示す映像収集部22aに記憶す
る。即ち、本第2実施態様では、映像データは、常に最
新のものが映像収集配信装置22側の映像収集部(メモ
リ)に保持され、ユーザ局から要求があった際に、直ち
に転送できるように構成されている。
【0065】ここで、ユーザ局から特定の地点、例え
ば、上述したように第1ジャンクションの映像の要求が
あった際には(S12がYes)、図7(B)に示す要
求データ中の地点特定データから、どの地点のデータが
要求されたかを判断する(S14)。次にステップ40
へ移行し、上述した映像収集部22aに周期的に更新さ
れている当該地点の映像データを読み出し、該映像デー
タを図7(A)に示す要求データ中のデータ形式に従い
データ圧縮することでレスポンスデータを作成し、該レ
スポンスデータを配信して(S60)、処理を終了す
る。
【0066】ここで、第2実施態様のステップ40のレ
スポンスデータ作成処理について、当該処理のサブルー
チンを示す図6のフローチャートを参照して説明する。
先ず、映像収集配信装置22は、ユーザ局から送られた
要求データ中の識別番号から、図7(C)を参照して上
述した該ユーザ局にて用いるデータ解凍形式を検索する
(S42)。例えば、識別番号が”1123”なら、ユ
ーザ局はJPEG形式であることを検索する。そして、
上述した映像記憶部22bに保持されている当該地点の
映像データを読み出し、JPEG形式に従いデータ圧縮
することでレスポンスデータを作成し(S44)、該レ
スポンスデータを配信して(図5に示すS60)、処理
を終了する。
【0067】〔第3実施態様〕ここで、第3実施態様に
係る基地局20の映像収集配信装置22による処理につ
いて、図8、図9のフローチャートを参照して説明す
る。ここで、図3(A)を参照して上述したように映像
表示器34にて、特定の地点(第1ジャンクション)の
映像の転送が指示されると、該地点の映像を転送するよ
うにユーザ局30のリクエスト発行器32から基地局2
0へ要求する。即ち、図2(C)に示すリクエスト発行
器32は、通信装置36を介して基地局20は、図7
(A)に示す形式の要求データを送出する。この要求デ
ータは、該ユーザ局の識別番号(ID)と、該ユーザ局
にて用いるデータ解凍形式と、地点(第1ジャンクショ
ン)を特定する地点特定データとからなる。
【0068】映像収集配信装置22は、図8に示すステ
ップ112で、常時ユーザ局からのリクエストの有無を
判断している。ここで、ユーザ局からのリクエストが無
い限り(S112がNo)、各映像伝送装置10、即
ち、各地点のデータ要求頻度が高いか否かを判断する
(S118)。この処理では、各地点について過去1時
間の内に6回以上、即ち、10分に1回以上、映像の転
送が要求されているかを判断する。そして、各地点につ
いて区分の変更が必要かを判断する(S120)。この
区分には、A区分として、1時間に映像要求が6回未満
の相対的に少ない地点と、B区分として、1時間に映像
要求が6回以上の相対的に多い地点とを分けている。過
去、要求頻度が高く、B区分に分けられていた地点が、
要求頻度が下がって、例えば、該第1ジャンクションに
ついて、交通渋滞のピークの夕方6時代に多くの映像要
求があったものの、夜9時を過ぎて、渋滞が緩和され、
映像要求が少なくなった際には、A区分となる。係る区
分変更が必要な際には(S120がYes)、区分の変
更を行う(S122)。
【0069】その後、要求頻度の高いB区分の各地点に
ついて、映像データをそれぞれの映像伝送装置10から
転送させる所定周期(例えば、5分毎)に達したかを判
断する(S124)。ここで、所定周期になるまでは
(S124がNo)、ステップ112に戻る。他方、例
えば、第2ジャンクションについて、前回の映像データ
の収集から5分が経過したなら(S124がYes)、
当該第2ジャンクションを撮像する映像伝送装置10を
図2(B)に示す通信機器24Aで発呼し、転送を指示
する(S126)。該映像伝送装置10は、該映像収集
配信装置22からの伝送要求に応じて、直ちに映像デー
タを所定のデータ圧縮形式で圧縮して転送する。該映像
収集配信装置22側は、送られた映像データを図1に示
す映像収集部22aに記憶する。即ち、本実施態様で
は、要求頻度の高い地点の映像データは、常に最新のも
のが映像収集配信装置22側の映像収集部(メモリ)に
保持され、ユーザ局から要求があった際に、直ちに転送
できるように構成されている。
【0070】ここで、ユーザ局から特定の地点、例え
ば、上述したように第1ジャンクションの映像の要求が
あった際には(S112がYes)、図7(A)に示す
要求データ中の地点特定データから、どの地点のデータ
が要求されたかを判断する(S114)。次に、該要求
地点がA区分(低要求頻度)に属するか否かを判断する
(S116)。
【0071】ここで、該要求地点がA区分(低要求頻
度)に属する際には(S116がYes)、図9に示す
ステップ130に進み、該要求地点の映像データが、指
定時間内(例えば10分)に取得されたものであるか、
即ち、映像データが新しいか否かを判断する(S13
0)。ここで、該映像データが、10分以内に取得され
たもの、即ち、最新のものであるなら(S130が
有)、ステップ140に移行し、上述した映像記憶部2
2bから当該映像データを読み出し、該映像データを図
7(A)に示す要求データ中のデータ形式に従いデータ
圧縮することでレスポンスデータを作成し(S14
0)、該レスポンスデータを配信して(S160)、処
理を終了する。ここでは、ユーザ局が、自己の解凍でき
るデータ形式(例えばJPEG)を基地局へ指定し、該
基地局側で指定されたデータ形式(JPEG)で映像デ
ータを圧縮することで、ユーザ局にて映像を再生するこ
とが可能となる。
【0072】ここで、要求地点の映像データが、指定時
間内に取得されたものでなく、ステップ130の判断
で”無”と成った際には、ステップ132にて現在当該
地点の映像データを取得中かを判断する。ここで、デー
タの取得中は(S132がYes)、データの取得完了
まで待機する(S136)。他方、データを取得中でな
いなら(S132がNo)、データを映像記憶部22b
へ収集・記憶する(S134)。その後、ステップ14
0に移行し、上述した映像記憶部22bから当該映像デ
ータを読み出し、レスポンスデータを作成し(S14
0)、該レスポンスデータを配信して(S160)、処
理を終了する。
【0073】一方、上述した要求地点がA区分(低要求
頻度)に属するか否かの図8に示すステップ116の判
断において、要求地点がB区分(高要求頻度)に属する
際には(S116がNo)、上記ステップ140へ移行
し、上述した映像収集部22aに周期的に更新されてい
る当該地点の映像データを読み出し、該映像データを図
7(A)に示す要求データ中のデータ形式に従いデータ
圧縮することでレスポンスデータを作成し(S14
0)、該レスポンスデータを配信して(S160)、処
理を終了する。
【0074】上述した第3実施態様では、要求頻度に応
じて、映像データの収集方式を異ならしめているので、
適切に映像データの収集を行うことができる。
【0075】〔第4実施態様〕この第4実施形態は、第
3実施形態と同様に時間帯で変化する要求頻度に対応さ
せて適切に映像データを収集することで、映像伝送装置
10−映像収集配信装置22間の通信時間を短縮する。
ここで、上述した第3実施形態では、所定時間内の映像
要求回数に基づき、映像データの撮像地点をA区分とB
区分とに分類し、B区分(高頻度)に属する撮像地点に
ついては、5分周期で映像データを取得し、A区分(低
頻度)に属する撮像地点については、新しい映像データ
が保持されていない限り、要求の都度、映像伝送装置1
0に送信を要求した。これに対して、第4実施形態で
は、ユーザ局30から1度要求された撮像地点の映像デ
ータは、他のユーザ局30から映像データ転送の要求が
なされる蓋然性が高いと判断し、所定期間経過後に当該
撮像地点の映像データを転送させ、保持しておく。ま
た、識別情報受信手段である通信機器T3により端末で
あるユーザ局30から撮像装置の識別情報であるカメラ
番号が受信された場合、該カメラ番号に対応するカメラ
は予め定められた時間(時間1)の経過後に映像を撮像
し、該撮像された映像を映像記憶手段である映像記憶部
22bに記憶するようにする。
【0076】この第4実施形態の映像収集配信装置22
による処理について、図10のフローチャートを参照し
て説明する。この第4実施形態の映像収集配信装置22
によるS212〜S260までの処理は、図4を参照し
て上述した第1実施形態のS12〜S60までの処理と
同様である。即ち、車両(ユーザ局30)からコードデ
ータ(リクエスト)を受信すると(S212がYe
s)、S214で、そのコードデータからカメラ番号、
ID、データ形式を抽出すると共にコードデータを受信
した時刻を保持する。抽出されたカメラ番号を基に映像
記憶部22bにアクセスして同カメラで撮像され記憶さ
れている映像データの撮像時刻を読み出す。S230で
は、この読み出された時刻がコードデータ受信時刻から
5分前の間(使用限度時間)であるかを判断する。ここ
で読み出された時刻がコードデータ受信時刻の5分前の
間(使用限度時間内)であると判断されると、つまり、
映像が使用限度時間内に撮像されたものであり新しいと
判断されるとS240に進む。S240では、カメラ番
号に対応するカメラにより最新に撮像され、映像記憶部
22bに記憶されている映像データを読み出す。この映
像データは、S214で抽出されたデータ形式中で指示
されたフォーマットで変換され、レスポンスデータとさ
れる。そして、S260で、ユーザ局30側に配信され
る。
【0077】一方、上述したS230で、読み出された
時刻がコードデータ受信時刻から5分前の間でないと判
断、つまり、映像が使用限度時間内に撮像されたもので
なく、新しくないと判断されるとS232に進む。S2
32ではカメラ番号に対応する映像伝送装置10から映
像データを取得中であるか否かを判別し、取得中である
と判別すれば(S232がYes)、そのデータの取得
の完了を待つ(S236)。一方、取得中でないと判断
すれば(S232がNo)、S234で映像伝送装置1
0に映像収集の信号を送信し、同カメラで新たに撮像
し、撮影した映像データの転送を行う(S240、S2
60)。
【0078】S260でのユーザ局30への映像データ
の転送後、S264にて、映像データを映像伝送装置1
0から取得してから5分(時間1)経過後に、再び、映
像データを当該撮像地点の映像伝送装置10から取得す
る。
【0079】この処理について、図12(A)及び図1
2(B)を参照して詳細に説明する。図12(A)は、
新しい映像データが映像収集配信装置22側に保持され
ておらず、上述したステップ230の判断が' 無’とな
り、新たに映像データを取得し(S234)、ユーザ局
30側に転送した場合を示している(S260)。ここ
では、時刻t1にて、ユーザ局30から映像データの要
求を受け(図中Rで示す)、映像伝送装置10側から映
像データを取得(図中Gで示す)してから映像データを
ユーザ局30へ転送(図中Mで示す)している。そし
て、該映像伝送装置10からの映像データの取得(時刻
t1)から5分(時間1)を経過した際(時刻t3)、
当該映像伝送装置10に再度、最新の映像データを送ら
せ((G)、図10中のS264)、当該映像データを
保持しておく。即ち、1度、映像データの転送がユーザ
局30から要求された際には、当該地点の映像データが
他のユーザ局30から再び要求される蓋然性が高いの
で、予め最新の映像データを保持しておき、他のユーザ
局30からの映像データの転送要求に待機する。
【0080】図12(B)は、図12(A)を参照して
上述した場合と異なり、時刻t3で再度映像データを得
てから(G)、5分経過する以前の時刻t4にて、他の
ユーザ局30からリクエストがあり(R)、保持してい
る映像データを該ユーザ局30へ転送している(M)。
この場合にも、前回の映像データの取得(時刻t3)か
ら5分(時間1)を経過した際(時刻t5)、当該映像
伝送装置10に再度、最新の映像データを送らせ
(G)、当該映像データを保持し、ユーザ局30からの
映像データの転送要求に待機する。なお、この説明で
は、前回の映像データの取得(時刻t3)から5分(時
間1)を経過した際(時刻t5)、当該映像伝送装置1
0に再度、最新の映像データを送らせたが、例えば、ユ
ーザ局30からリクエストのあった時刻t4において、
保持してあった映像データをユーザ局30側に転送する
と同時に、映像伝送装置10から映像データを取得する
ことも可能である。なお、時間1は時刻t1または時刻
t3から5分に限られず、t4またはそれ以外の時刻か
ら5分としてもよいし、これら時刻から5分に限られ
ず、10分またはそれ以外の時間としてもよい。
【0081】引き続き、第5実施形態について説明す
る。この第5実施形態も、第3、第4実施形態と同様に
時間帯で変化する要求頻度に対応させて適切に映像デー
タを収集することで、映像伝送装置10−映像収集配信
装置22間の通信時間を短縮する。
【0082】上記第4実施形態では、図12(A)を参
照して上述したように新しい映像データを保持していな
い状態でユーザ局30から1度映像データの要求がなさ
れた場合には、2回映像データを映像伝送装置10側か
ら取得した。これに対して、第5実施形態では、第1の
時間(ここでは5分間)の経過後に一定回のユーザ局3
0からの要求があった場合のみ、第2の時間(ここでは
5分間)映像データを取得する。このため、識別情報受
信手段である通信機器T3により端末であるユーザ局3
0から撮像装置の識別情報であるカメラ番号が予め定め
られた第1の時間内に受信された場合、該カメラ番号に
対応するカメラは予め定められた第2の時間の経過の後
に映像を撮像し、該撮像された映像を映像記憶手段であ
る映像記憶部22bに記憶する。
【0083】この第5実施形態の映像収集配信装置22
による処理について、図11のフローチャートを参照し
て説明する。図11中に示すステップ212〜ステップ
260の処理は、図10を参照して上述した第4実施形
態に係る映像収集配信装置22による処理と同様であ
る。但し、ステップ260でのユーザ局30への映像デ
ータの転送後、ステップ262で、第1の時間内(5分
以内)に一定回(例えば1回)のユーザ局30からの当
該撮像地点の映像データの転送要求があったかを判断す
る。そして、一定回の要求があった際には(S262が
Yes)、該映像伝送装置10から映像データを取得し
てから5分(第2の時間)が経過した際、当該映像伝送
装置10に再度、最新の映像データを送らせ(S26
4)、当該映像データを保持しておく。即ち、第1の時
間に一定回、映像データの転送がユーザ局30から要求
された際には、当該地点の映像データが他のユーザ局3
0から再び要求される蓋然性が高いので、予め最新の映
像データを保持しておき、他のユーザ局30からの映像
データの転送要求に待機する。他方、一定回の要求がな
かった際には(S262がNo)、処理を終了する。
【0084】この第5実施形態の映像収集配信装置22
による処理について、図12(C)を参照して詳細に説
明する。図12(C)は、新しい映像データが映像収集
配信装置22側に保持されておらず、上述したステップ
230の判断が無となり、新たに、映像データを取得し
(S234)、ユーザ局30側に転送した場合を示して
いる(S260)。ここでは、時刻t1にて、ユーザ局
30からの映像データの要求(R)に応じて、映像伝送
装置10側から映像データを取得(G)してから映像デ
ータを転送(M)している。そして、該映像伝送装置1
0からの映像データの取得(時刻t1)から5分(第1
の時間)内に、他のユーザ局30からのリクエスト(1
回目)があったため(時刻t2)、上記t1から5分
(第2の時間)経過した際(時刻t3)、当該映像伝送
装置10に再度、最新の映像データを送らせ(G)、当
該映像データを保持している。
【0085】ここで、第1の時間内に一定回のリクエス
トがあったかの判断は、図12(C)に示す例では、時
刻t2から起算する。即ち、時刻t2から5分(第1の
時間)以内に次のリクエストがあった場合には、時刻t
2から5分(第2の時間)経過後、再度映像データを映
像伝送装置10から取得する。なお、この代わりに、次
の映像データを取得する時刻t3から5分以内に2回リ
クエストがあるかを判断することもできる。更に、この
説明では、前回の映像データの取得(時刻t1)から5
分(第2の時間)を経過した際(時刻t3)、当該映像
伝送装置10に再度、最新の映像データを送らせたが、
例えば、ユーザ局30からリクエストのあった時刻t2
において、保持してあった映像データをユーザ局30側
に転送すると同時に、映像伝送装置10から映像データ
を取得することも可能である。なお、第1の時間は時刻
t1またはt2から5分に限られず、t3またはそれ以
外の時刻から5分としてもよい。また、第2の時間も、
時刻t1またはt3から5分に限られず、t3またはそ
れ以外の時刻から5分としてもよい。さらにこれら時刻
から5分に限られず、10分またはそれ以外の時間とし
てもよい。
【0086】図12(D)は、第5実施形態の改変例を
示している。図12(C)を参照した例では、所定時間
内に1回リクエストがあったかを判断したが、図12
(D)に示すように例えば、2回リクエストがあったか
を判断し、映像データを取得することも可能である。
【0087】なお、上述した第1〜第5実施態様におい
ては、映像データとして静止映像を映像伝送装置から基
地局へ転送したが、動画を転送することも可能である。
なお、静止映像を映像伝送装置から送る際には、基地局
側からの転送要求に従い、撮像し、送信すればよい。一
方、動画を送る際には、映像伝送装置にて所定時間分の
動画データを保持しておき、基地局から要求があった際
に、該保持されている動画データを送信するよう構成す
ることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る映像収集配信方式
の構成を示すブロック図である。
【図2】図2(A)、図2(B)及び図2(C)は、本
発明の第1実施形態に係る映像収集配信方式の概要を示
す説明図である。
【図3】図3(A)及び図3(B)は、映像表示器によ
る表示画面を示す説明図である。
【図4】第1実施態様に係る映像収集配信装置による処
理を示すフローチャートである。
【図5】第2実施態様に係る映像収集配信装置による処
理を示すフローチャートである。
【図6】第2実施態様に係る映像収集配信装置によるレ
スポンスデータ作成処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図7】図7(A)は、第1実施態様に係るユーザ局の
要求データの説明図であり、図7(B)は、第2実施態
様に係るユーザ局の要求データの説明図であり、図7
(C)は、第2実施態様に係る映像収集配信装置に保持
されているテーブルの内容を示す説明図である。
【図8】第3実施態様に係る映像収集配信装置による処
理を示す前半部分のフローチャートである。
【図9】第3実施態様に係る映像収集配信装置による処
理を示す後半部分のフローチャートである。
【図10】第4実施態様に係る映像収集配信装置による
処理を示すフローチャートである。
【図11】第5実施態様に係る映像収集配信装置による
処理を示すフローチャートである。
【図12】図12(A)及び図12(B)は、第4実施
態様に係る映像収集配信装置による処理を示す説明図で
あり、図12(C)及び図12(D)は、第5実施態様
に係る映像収集配信装置による処理を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 映像伝送装置 12 カメラ 14 通信機器 20 基地局 22 映像収集配信装置 24A 通信機器 24B 通信機器 30 ユーザ局 32 リクエスト発行器 34 映像表示器 36 車載電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 幸夫 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 鈴木 誠一 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者 山川 博幸 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者 森 俊宏 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者 石川 裕記 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株式会社エクォス・リサーチ内 (56)参考文献 特開 平8−251575(JP,A) 特開 平9−121254(JP,A) 特開 平10−42185(JP,A) 特開 平10−40185(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/173 640 H04N 7/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定地点ごとに配置された撮像装置により
    撮像された映像をユーザ局からの要求に応じて転送する
    映像収集配信装置において、 前記撮像装置により撮像された映像を保持する記憶手段
    を備え、 各特定地点の映像に対するユーザ局からの要求頻度を判
    断し、 要求頻度が低い地点の映像については、ユーザ局から映
    像転送の要求があった際に、前記記憶手段に保持された
    映像が予め定められた使用限度時間内に撮像されたもの
    であるか否かを判断し、使用限度時間内の ときには、前記記憶手段に記憶されて
    いる当該映像を転送し、使用限度時間内でないときに
    は、前記記憶手段に記憶されている映像を用いることな
    く、前記撮像装置により新規に撮像された映像を記憶
    し、転送するとともに、 要求頻度が高い地点の映像については、前記撮像装置か
    ら所定の周期で撮像された映像を前記記憶手段に保持し
    て、ユーザ局から映像転送の要求があった際に、該記憶
    手段に記憶されている映像を転送することを特徴とする
    映像収集配信装置
  2. 【請求項2】前記要求された映像を転送する際に、前記
    ユーザ局にて指定されたデータ形式で転送することを特
    徴とする請求項1記載の映像収集配信装置
  3. 【請求項3】前記要求された映像を転送する際に、前記
    ユーザ局の識別情報とユーザ局にて用い得るデータ形式
    とのテーブルを検索し、要求のあったユーザ局にて用い
    得るデータ形式で映像を転送することを特徴とする請求
    項1記載の映像収集配信装置。
  4. 【請求項4】特定地点ごとに配置された撮像装置により
    撮像された映像をユーザ局からの要求に応じて転送する
    映像収集配信装置において、 前記撮像装置により撮像された映像を保持する記憶手段
    を備え、 前記ユーザ局から特定地点の映像転送の要求があった際
    に、前記記憶手段に保持された 映像が予め定められた使用限
    度時間内に撮像されたものであるか否かを判断し、使用限度時間内の ときには、前記記憶手段に記憶されて
    いる当該映像を転送し、使用限度時間内でないときに
    は、前記記憶手段に記憶されている映像を用いることな
    く、前記撮像装置により新規に撮像された映像を記憶
    し、転送するとともに、 ユーザ局から特定地点の映像の要求があった場合、所定
    時間経過後に当該地点の撮像装置による撮像を行うこと
    を特徴とする映像収集配信装置。
  5. 【請求項5】特定地点ごとに配置された撮像装置により
    撮像された映像をユーザ局からの要求に応じて転送する
    映像収集配信装置において、 前記撮像装置により撮像された映像を保持する記憶手段
    を備え、 前記ユーザ局から特定地点の映像転送の要求があった際
    に、前記記憶手段に保持された 映像が予め定められた使用限
    度時間内に撮像されたものであるか否かを判断し、使用限度時間内の ときには、前記記憶手段に記憶されて
    いる当該映像を転送し、使用限度時間内でないときに
    は、前記記憶手段に記憶されている映像を用いることな
    く、前記撮像装置により新規に撮像された映像を記憶
    し、転送するとともに、 ユーザ局から特定地点の映像の要求が、所定の時間内に
    一定回数あった場合、所定時間経過後に当該地点の撮像
    装置による撮像を行うことを特徴とする映像収集配信装
    置。
JP09409598A 1997-07-25 1998-03-23 映像収集配信装置 Expired - Fee Related JP3328576B2 (ja)

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