JP3328064B2 - 塵芥焼却設備 - Google Patents
塵芥焼却設備Info
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- JP3328064B2 JP3328064B2 JP09558994A JP9558994A JP3328064B2 JP 3328064 B2 JP3328064 B2 JP 3328064B2 JP 09558994 A JP09558994 A JP 09558994A JP 9558994 A JP9558994 A JP 9558994A JP 3328064 B2 JP3328064 B2 JP 3328064B2
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- combustion gas
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ごみや産業廃棄物
等の塵芥を焼却処分するための塵芥焼却設備に関する。
等の塵芥を焼却処分するための塵芥焼却設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、塵芥を処分するには焼却処理
が主として行われている。その塵芥焼却設備には大別し
て固定床炉、準機械炉、機械炉、流動床炉が使用されて
おり、いずれも処理量に応じて使い分けされている。従
来はそれらいずれの塵芥焼却炉においても、塵芥を如何
に能く燃やす(焼却灰中の未燃分がすくないことや補助
燃料が少ないこと)かに開発、改良の主眼が置かれてい
た。しかし、平成2年に厚生省からダイオキシン類の発
生防止等に関するガイドラインが通知されて、塵芥焼却
設備のダイオキシン発生抑制が注目されるようになっ
た。
が主として行われている。その塵芥焼却設備には大別し
て固定床炉、準機械炉、機械炉、流動床炉が使用されて
おり、いずれも処理量に応じて使い分けされている。従
来はそれらいずれの塵芥焼却炉においても、塵芥を如何
に能く燃やす(焼却灰中の未燃分がすくないことや補助
燃料が少ないこと)かに開発、改良の主眼が置かれてい
た。しかし、平成2年に厚生省からダイオキシン類の発
生防止等に関するガイドラインが通知されて、塵芥焼却
設備のダイオキシン発生抑制が注目されるようになっ
た。
【0003】ここで、ダイオキシン自体は検量に非常に
手間が掛り、且つオン・サイトでの検量ができないた
め、塵芥の焼却により発生するダイオキシン量と相関が
大きいと云われているCO量を目安として、この量を制
御することでダイオキシンの抑制を行うことが前記ガイ
ドラインにより通知されている。
手間が掛り、且つオン・サイトでの検量ができないた
め、塵芥の焼却により発生するダイオキシン量と相関が
大きいと云われているCO量を目安として、この量を制
御することでダイオキシンの抑制を行うことが前記ガイ
ドラインにより通知されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、塵芥の内、
厨芥等の水分を多く含んだ、所謂難燃性塵芥では、前記
したように炉内に供給された塵芥を如何に能く燃やすか
に重点が置かれて、COの発生状況を追求し、これを抑
制するとの意図での研究開発は殆どなされていなかっ
た。
厨芥等の水分を多く含んだ、所謂難燃性塵芥では、前記
したように炉内に供給された塵芥を如何に能く燃やすか
に重点が置かれて、COの発生状況を追求し、これを抑
制するとの意図での研究開発は殆どなされていなかっ
た。
【0005】本発明は、上述した従来の技術が有する問
題点を解消し、COひいてはダイオキシン類の発生を抑
制できる塵芥焼却設備を提供することを目的とする。
題点を解消し、COひいてはダイオキシン類の発生を抑
制できる塵芥焼却設備を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、難燃性塵芥の
供給口と供給口から奥に向かって下り階段状に形成され
た炉床と燃焼ガスを排出するブリーチングを有すると共
に、上段の炉床側に形成された乾燥ゾーンと下段の炉床
側に形成された燃焼ゾーンとを有する一次燃焼炉と、一
端側に加熱バーナ及びブリーチングに接続される燃焼ガ
ス流入口を、他端側に燃焼ガス排出口を有する二次燃焼
炉とを備え、前記燃焼ゾーンの配分比が50%以上とな
るように前記乾燥ゾーン及び前記燃焼ゾーンで燃焼空気
を供給し、前記ブリーチングは前記乾燥ゾーンに設け、
前記燃焼ガス排出口が炉体のほぼ中心軸線上に位置し、
燃焼ガス流入口の中心軸線が前記中心軸線に対して交差
せずにずれている構造を有することを特徴とするもので
ある。更に、本発明は、難燃性塵芥の供給口と供給口か
ら奥に向かって下り階段状に形成された炉床と燃焼ガス
を排出するブリーチングを有すると共に、上段の炉床側
に形成された乾燥ゾーンと下段の炉床側に形成された燃
焼ゾーンとを有する一次燃焼炉と、一端側に加熱バーナ
及びブリーチングに接続される燃焼ガス流入口を、他端
側に燃焼ガス排出口を有する二次燃焼炉とを備え、前記
燃焼ゾーンに当該燃焼ゾーンでの燃焼に寄与するバーナ
を設置し、前記燃焼ゾーンの配分比が50%以上となる
ように前記乾燥ゾーン及び前記燃焼ゾーンで燃焼空気を
供給し、前記ブリーチングは前記乾燥ゾーンに設け、前
記燃焼ガス排出口が炉体のほぼ中心軸線上に位置し、燃
焼ガス流入口の中心軸線が前記中心軸線に対して交差せ
ずにずれている構造を有することを特徴とするものであ
る。
供給口と供給口から奥に向かって下り階段状に形成され
た炉床と燃焼ガスを排出するブリーチングを有すると共
に、上段の炉床側に形成された乾燥ゾーンと下段の炉床
側に形成された燃焼ゾーンとを有する一次燃焼炉と、一
端側に加熱バーナ及びブリーチングに接続される燃焼ガ
ス流入口を、他端側に燃焼ガス排出口を有する二次燃焼
炉とを備え、前記燃焼ゾーンの配分比が50%以上とな
るように前記乾燥ゾーン及び前記燃焼ゾーンで燃焼空気
を供給し、前記ブリーチングは前記乾燥ゾーンに設け、
前記燃焼ガス排出口が炉体のほぼ中心軸線上に位置し、
燃焼ガス流入口の中心軸線が前記中心軸線に対して交差
せずにずれている構造を有することを特徴とするもので
ある。更に、本発明は、難燃性塵芥の供給口と供給口か
ら奥に向かって下り階段状に形成された炉床と燃焼ガス
を排出するブリーチングを有すると共に、上段の炉床側
に形成された乾燥ゾーンと下段の炉床側に形成された燃
焼ゾーンとを有する一次燃焼炉と、一端側に加熱バーナ
及びブリーチングに接続される燃焼ガス流入口を、他端
側に燃焼ガス排出口を有する二次燃焼炉とを備え、前記
燃焼ゾーンに当該燃焼ゾーンでの燃焼に寄与するバーナ
を設置し、前記燃焼ゾーンの配分比が50%以上となる
ように前記乾燥ゾーン及び前記燃焼ゾーンで燃焼空気を
供給し、前記ブリーチングは前記乾燥ゾーンに設け、前
記燃焼ガス排出口が炉体のほぼ中心軸線上に位置し、燃
焼ガス流入口の中心軸線が前記中心軸線に対して交差せ
ずにずれている構造を有することを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、燃焼ガスは燃焼ゾーンから乾
燥ゾーンを通ってブリーチングに到り、ここから二次燃
焼炉中に流入する。この高温の燃焼ガスが乾燥ゾーンを
通過する際には、炉床上に供給された難燃性ごみを乾燥
させるので、安定燃焼に適した程度に乾燥したごみが燃
焼ゾーンに送られるので、そこでは安定した燃焼が行わ
れる。これによれば、燃焼ゾーンの温度低下が防止さ
れ、もってCOの発生が抑制される。二次燃焼炉に流入
する燃焼ガスは燃焼ガス流入口の中心軸が燃焼ガス排出
口と加熱バーナの中心を結ぶ線に対して偏位しているか
ら、炉本体内をタンゼンシャルに旋回しながら流下し、
燃焼ガス排出口から排出されるので、燃焼ガス排出口の
内径に影響されてその旋回半径は小さくなる。これによ
れば燃焼ガス排出口の縮流作用により、旋回流の旋回半
径が次第に小さくなって激しい渦流となるので、燃焼ガ
スと残存O2 と加熱バーナの高温ガスの3者が充分に混
合され、燃焼ガス中のCOひいてはダイオキシンが充分
に分解される。
燥ゾーンを通ってブリーチングに到り、ここから二次燃
焼炉中に流入する。この高温の燃焼ガスが乾燥ゾーンを
通過する際には、炉床上に供給された難燃性ごみを乾燥
させるので、安定燃焼に適した程度に乾燥したごみが燃
焼ゾーンに送られるので、そこでは安定した燃焼が行わ
れる。これによれば、燃焼ゾーンの温度低下が防止さ
れ、もってCOの発生が抑制される。二次燃焼炉に流入
する燃焼ガスは燃焼ガス流入口の中心軸が燃焼ガス排出
口と加熱バーナの中心を結ぶ線に対して偏位しているか
ら、炉本体内をタンゼンシャルに旋回しながら流下し、
燃焼ガス排出口から排出されるので、燃焼ガス排出口の
内径に影響されてその旋回半径は小さくなる。これによ
れば燃焼ガス排出口の縮流作用により、旋回流の旋回半
径が次第に小さくなって激しい渦流となるので、燃焼ガ
スと残存O2 と加熱バーナの高温ガスの3者が充分に混
合され、燃焼ガス中のCOひいてはダイオキシンが充分
に分解される。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるごみの焼却設備の一実施
例を添付の図面を参照して説明する。
例を添付の図面を参照して説明する。
【0009】図1において、1は焼却炉を示しており、
焼却炉1の内部は耐火材2でライニングされている。こ
の焼却炉1の一端側にごみ投入口3が設けられ、このご
み投入口3を開閉するようにゲート4が上下自在に設け
られている。焼却炉1の下部分には炉床5が設けられ、
この炉床5はごみ投入口3の側から奥方向に下り階段状
に形成されており、この実施例では、炉床5は5a,5
bの二段になっている。そして炉床5a及び炉床5bの
ごみ投入口3側垂直部に、プッシャー6a,6bを配設
し、このプッシャー6a,6bは炉床5a,5bの基端
から先端まで往復自在とする。なお、ゲート4、プッシ
ャー6a,6bの駆動源は既存の空圧シリンダーや油圧
シリンダー等でよい。
焼却炉1の内部は耐火材2でライニングされている。こ
の焼却炉1の一端側にごみ投入口3が設けられ、このご
み投入口3を開閉するようにゲート4が上下自在に設け
られている。焼却炉1の下部分には炉床5が設けられ、
この炉床5はごみ投入口3の側から奥方向に下り階段状
に形成されており、この実施例では、炉床5は5a,5
bの二段になっている。そして炉床5a及び炉床5bの
ごみ投入口3側垂直部に、プッシャー6a,6bを配設
し、このプッシャー6a,6bは炉床5a,5bの基端
から先端まで往復自在とする。なお、ゲート4、プッシ
ャー6a,6bの駆動源は既存の空圧シリンダーや油圧
シリンダー等でよい。
【0010】また、焼却炉1の側壁には2つのバーナ7
が設けられており、一方のバーナ7aは炉床5aから炉
床5bへの境界部近傍に設けられており、他方のバーナ
7bは炉床5bの中程に設けられている。
が設けられており、一方のバーナ7aは炉床5aから炉
床5bへの境界部近傍に設けられており、他方のバーナ
7bは炉床5bの中程に設けられている。
【0011】更に炉床5a,5b近傍の側壁部から燃焼
空気管8,9が炉床5a,5bに向かって配設されると
共に、炉床5a,5bの中央部に燃焼空気管10,11
が埋設されており、この燃焼空気管8,9,10,11
には複数の空気吹き出し口が設けられている。また、燃
焼空気管8,9,10,11には各々独立して選択的な
空気量が供給できるように図示しないバルブが装着され
ている。
空気管8,9が炉床5a,5bに向かって配設されると
共に、炉床5a,5bの中央部に燃焼空気管10,11
が埋設されており、この燃焼空気管8,9,10,11
には複数の空気吹き出し口が設けられている。また、燃
焼空気管8,9,10,11には各々独立して選択的な
空気量が供給できるように図示しないバルブが装着され
ている。
【0012】しかして、この実施例によると、炉床5a
及びその上部空間は投入された難燃性ごみの乾燥を主体
とする、所謂乾燥ゾーン12を形成し、炉床5b及びそ
の上部空間は乾燥ゾーン12で乾燥された難燃性ごみの
燃焼を主体とする、所謂燃焼ゾーン13を形成する。
及びその上部空間は投入された難燃性ごみの乾燥を主体
とする、所謂乾燥ゾーン12を形成し、炉床5b及びそ
の上部空間は乾燥ゾーン12で乾燥された難燃性ごみの
燃焼を主体とする、所謂燃焼ゾーン13を形成する。
【0013】ごみ投入口3から見て、炉床5bの奥に焼
却灰ピット14が設けられている。この焼却灰ピット1
4はごみが燃えた後の灰を一時的に貯留するものである
が、本実施例ではマンホール15から人手によりピット
14に溜った灰を掻き出すものとした。但し、灰の排出
については、他にコンベアやダンパー等によるものがあ
り、特に限定されるものではない。
却灰ピット14が設けられている。この焼却灰ピット1
4はごみが燃えた後の灰を一時的に貯留するものである
が、本実施例ではマンホール15から人手によりピット
14に溜った灰を掻き出すものとした。但し、灰の排出
については、他にコンベアやダンパー等によるものがあ
り、特に限定されるものではない。
【0014】ごみ投入口3及びゲート4と連設して、ご
み貯留槽16とプッシャー17を設ける。又、必要に応
じては、ごみ貯留槽16の前段にごみ剪断破砕機(図示
せず)を設置してもよい。
み貯留槽16とプッシャー17を設ける。又、必要に応
じては、ごみ貯留槽16の前段にごみ剪断破砕機(図示
せず)を設置してもよい。
【0015】焼却炉1のごみ投入口3側上部にはブリー
チング18が設けられており、このブリーチング18に
は二次燃焼炉20が連設されている。この二次燃焼炉2
0は円筒形の炉本体21の一端側中央部に加熱バーナ2
2を取り付け、他端側の中央部には燃焼ガス排出口24
を設け、又加熱バーナ22側には燃焼ガス流入口23を
設ける。この燃焼ガス流入口23は流入した燃焼ガスが
タンゼンシャルに旋回しながら炉本体21中を燃焼ガス
排出口24に向かって流下するように、その中心軸は加
熱バーナ25と燃焼ガス排出口24との中心を結んだ線
から偏位させ、且つ直交するように設ける。
チング18が設けられており、このブリーチング18に
は二次燃焼炉20が連設されている。この二次燃焼炉2
0は円筒形の炉本体21の一端側中央部に加熱バーナ2
2を取り付け、他端側の中央部には燃焼ガス排出口24
を設け、又加熱バーナ22側には燃焼ガス流入口23を
設ける。この燃焼ガス流入口23は流入した燃焼ガスが
タンゼンシャルに旋回しながら炉本体21中を燃焼ガス
排出口24に向かって流下するように、その中心軸は加
熱バーナ25と燃焼ガス排出口24との中心を結んだ線
から偏位させ、且つ直交するように設ける。
【0016】次に上記実施例の作用について説明する。
【0017】難燃性ごみはごみ投入口3からプッシャー
17により焼却炉1内に投入される。そのごみはまず第
1のステージである炉床5aの上に供給され、ここで乾
燥される。この乾燥ゾーン12に供給されたごみの大部
分は燃焼するまでには到らず、燃焼の大部分は第2ステ
ージである炉床5bの上で行われる。炉床5aから炉床
5bにごみを移動させるのはプッシャー6aにより行わ
れる。
17により焼却炉1内に投入される。そのごみはまず第
1のステージである炉床5aの上に供給され、ここで乾
燥される。この乾燥ゾーン12に供給されたごみの大部
分は燃焼するまでには到らず、燃焼の大部分は第2ステ
ージである炉床5bの上で行われる。炉床5aから炉床
5bにごみを移動させるのはプッシャー6aにより行わ
れる。
【0018】プッシャー6aは炉床5aの基端から先端
まで往復動し、炉床5aの上にある大略乾燥されたごみ
を炉床5b上に落下させる。この落下の際にごみの切り
返しが行われ、全体的な燃焼性が向上する。この炉床5
bに落下したごみは燃焼して、可燃分は燃焼ガスとな
り、不燃分は燃焼灰となる。
まで往復動し、炉床5aの上にある大略乾燥されたごみ
を炉床5b上に落下させる。この落下の際にごみの切り
返しが行われ、全体的な燃焼性が向上する。この炉床5
bに落下したごみは燃焼して、可燃分は燃焼ガスとな
り、不燃分は燃焼灰となる。
【0019】燃焼ガスは燃焼ゾーン13から乾燥ゾーン
12を通ってブリーチング18に到り、ここから二次燃
焼炉20中に流入する。この高温の燃焼ガスが乾燥ゾー
ン12を通過する際に、炉床5a上に供給された難燃性
ごみを乾燥させ、安定燃焼に適した程度に乾燥したごみ
が燃焼ゾーン13に送られて、そこで安定した燃焼が行
われる。COの発生を抑えるには、温度低下による不完
全燃焼や急激な燃焼によるO2 不足を防ぐことが最も重
要なポイントとなるが、本実施例ではこれら両者を防い
で、安定燃焼を行い得るものである。又バーナ7a,7
bも燃焼ゾーン13での燃焼に主として寄与させること
により、燃焼ゾーン13の温度低下を防ぎ、もってCO
の発生を抑制するものである。
12を通ってブリーチング18に到り、ここから二次燃
焼炉20中に流入する。この高温の燃焼ガスが乾燥ゾー
ン12を通過する際に、炉床5a上に供給された難燃性
ごみを乾燥させ、安定燃焼に適した程度に乾燥したごみ
が燃焼ゾーン13に送られて、そこで安定した燃焼が行
われる。COの発生を抑えるには、温度低下による不完
全燃焼や急激な燃焼によるO2 不足を防ぐことが最も重
要なポイントとなるが、本実施例ではこれら両者を防い
で、安定燃焼を行い得るものである。又バーナ7a,7
bも燃焼ゾーン13での燃焼に主として寄与させること
により、燃焼ゾーン13の温度低下を防ぎ、もってCO
の発生を抑制するものである。
【0020】二次燃焼炉20に流入する燃焼ガスは燃焼
ガス流入口23の中心軸が燃焼ガス排出口24と加熱バ
ーナ22の中心を結ぶ線に対して偏位しているから、炉
本体21内をタンゼンシャルに旋回しながら流下し、燃
焼ガス排出口24から排出されるため、燃焼ガス排出口
24の内径に影響されて、燃焼ガスの旋回半径が小さく
なる。即ち、燃焼ガス排出口24の縮流作用により旋回
流の旋回半径が次第に小さくなって激しい渦流となる。
このため燃焼ガスと残存O2 と加熱バーナの高温ガスの
3者が充分に混合されて、燃焼ガス中のCOひいてはダ
イオキシンが充分に分解するものである。
ガス流入口23の中心軸が燃焼ガス排出口24と加熱バ
ーナ22の中心を結ぶ線に対して偏位しているから、炉
本体21内をタンゼンシャルに旋回しながら流下し、燃
焼ガス排出口24から排出されるため、燃焼ガス排出口
24の内径に影響されて、燃焼ガスの旋回半径が小さく
なる。即ち、燃焼ガス排出口24の縮流作用により旋回
流の旋回半径が次第に小さくなって激しい渦流となる。
このため燃焼ガスと残存O2 と加熱バーナの高温ガスの
3者が充分に混合されて、燃焼ガス中のCOひいてはダ
イオキシンが充分に分解するものである。
【0021】次に、実験例について説明する。
【0022】実験条件は、次のように設定される。 (1) 一次燃焼炉の炉床面積;2.0m2 、空間容
積;2.6m3 、塵芥処理量;240kg/h、火格子
燃焼率;120kg/m2 h。 (2) 二次燃焼炉の本体の大きさ(=内径×長さ);
φ918mm×2475mm、ガス流入口の口径;φ3
25mm、流入ガスの温度;800℃、流入ガスの流
量;1000Nm3 /℃、ガス流入口における流速
V1 、並びにRe数Re1 ;V1 =9.1m/s、Re
1 =71000、本体内における流速V2 、並びにレイ
ノルズ数Re2 ;V2 =1.2m/s、Re2 =890
0。
積;2.6m3 、塵芥処理量;240kg/h、火格子
燃焼率;120kg/m2 h。 (2) 二次燃焼炉の本体の大きさ(=内径×長さ);
φ918mm×2475mm、ガス流入口の口径;φ3
25mm、流入ガスの温度;800℃、流入ガスの流
量;1000Nm3 /℃、ガス流入口における流速
V1 、並びにRe数Re1 ;V1 =9.1m/s、Re
1 =71000、本体内における流速V2 、並びにレイ
ノルズ数Re2 ;V2 =1.2m/s、Re2 =890
0。
【0023】
【数1】 図3は本実験に用いた実験炉の断面図である。炉本体3
0は、その炉床31が2段階の炉床31aと炉床31b
からなり、各々の段部にプッシャー33aとプッシャー
33bが設けてある。炉本体30の本図左側は塵芥供給
口34であり、そこには開閉自在にゲート35が設けら
れている。炉本体30の、炉床31a上部にブリーチン
グA32aを、炉床5bの上部にはブリーチングB32
bを設け、ブリーチングA32a及びブリーチングB3
2bには図示しないがカットダンパーが設けられてお
り、いずれか一方のブリーチングを選択的に使用できる
ようにしてあり、その先は一体に連結されて二次燃焼炉
(図示せず)に接続されている。バーナ37の取り付け
位置はa,b,cの個所に設けており、このバーナ37
も選択的に使用できるようにしてある。
0は、その炉床31が2段階の炉床31aと炉床31b
からなり、各々の段部にプッシャー33aとプッシャー
33bが設けてある。炉本体30の本図左側は塵芥供給
口34であり、そこには開閉自在にゲート35が設けら
れている。炉本体30の、炉床31a上部にブリーチン
グA32aを、炉床5bの上部にはブリーチングB32
bを設け、ブリーチングA32a及びブリーチングB3
2bには図示しないがカットダンパーが設けられてお
り、いずれか一方のブリーチングを選択的に使用できる
ようにしてあり、その先は一体に連結されて二次燃焼炉
(図示せず)に接続されている。バーナ37の取り付け
位置はa,b,cの個所に設けており、このバーナ37
も選択的に使用できるようにしてある。
【0024】又、炉床31a,31bには各々独立して
燃焼空気を送れるように燃焼空気管35,36を設け
る。
燃焼空気を送れるように燃焼空気管35,36を設け
る。
【0025】表1,表2,図4は上記実験炉を使用して
種々の塵芥を焼却したときの実験結果を示す。
種々の塵芥を焼却したときの実験結果を示す。
【0026】
【表1】 表1は低位発熱量(以下発熱量と称す)が平均値で70
0〜800Kcal/Kgの難燃性ごみを実験炉で焼却
実験した際の、ブリーチングの位置とバーナ位置及び焼
却灰中の未燃分とCO量との関係を示したものである。
これによると、難燃性ごみを焼却するとき、ブリーチン
グAを使用した場合の方が、ブリーチングBを使用した
場合より未燃分及びCO量のいずれもが少ない。又ブリ
ーチングAを使用した場合、バーナの位置はb,cにし
た方が未燃分及びCO量のいずれもが少ないことが分か
る。
0〜800Kcal/Kgの難燃性ごみを実験炉で焼却
実験した際の、ブリーチングの位置とバーナ位置及び焼
却灰中の未燃分とCO量との関係を示したものである。
これによると、難燃性ごみを焼却するとき、ブリーチン
グAを使用した場合の方が、ブリーチングBを使用した
場合より未燃分及びCO量のいずれもが少ない。又ブリ
ーチングAを使用した場合、バーナの位置はb,cにし
た方が未燃分及びCO量のいずれもが少ないことが分か
る。
【0027】ブリーチングBを使用した場合、燃焼ゾー
ンで発生した高温の燃焼ガスは乾燥ゾーンを通らずに、
いきなりブリーチングBから排出されるため、乾燥ゾー
ンのごみ中の水分は殆ど蒸発せずにそのまま燃焼ゾーン
に送られるため、燃焼ゾーンの温度低下を起こし、燃焼
が不活発になってCO量が増加するものである。
ンで発生した高温の燃焼ガスは乾燥ゾーンを通らずに、
いきなりブリーチングBから排出されるため、乾燥ゾー
ンのごみ中の水分は殆ど蒸発せずにそのまま燃焼ゾーン
に送られるため、燃焼ゾーンの温度低下を起こし、燃焼
が不活発になってCO量が増加するものである。
【0028】ブリーチングAを使用した場合、燃焼ゾー
ンでの高温の燃焼ガスが乾燥ゾーンのごみの乾燥に寄与
する時間が長く、安定燃焼に適した程度に乾燥したごみ
が燃焼ゾーンに送られて、そこで安定した燃焼が行わ
れ、よって焼却灰中の未燃分の量も少なく、又CO量も
少ないのである。
ンでの高温の燃焼ガスが乾燥ゾーンのごみの乾燥に寄与
する時間が長く、安定燃焼に適した程度に乾燥したごみ
が燃焼ゾーンに送られて、そこで安定した燃焼が行わ
れ、よって焼却灰中の未燃分の量も少なく、又CO量も
少ないのである。
【0029】
【表2】 表2は難燃性ごみを焼却する際、ブリーチングAを使用
し、且つバーナ位置はb,cとしたうえで、燃焼ゾーン
と乾燥ゾーンとに供給する燃焼空気の配分比と焼却灰中
の未燃分及びCO量との関係を示したものである。これ
によれば、乾燥ゾーンへの燃焼空気配分比を、燃焼ゾー
ンより大きくした場合は未燃分及びCO量は大きく、逆
に燃焼ゾーンへの配分比を乾燥ゾーンより大きくした場
合は未燃分及びCO量とも小さくなることが分かる。
し、且つバーナ位置はb,cとしたうえで、燃焼ゾーン
と乾燥ゾーンとに供給する燃焼空気の配分比と焼却灰中
の未燃分及びCO量との関係を示したものである。これ
によれば、乾燥ゾーンへの燃焼空気配分比を、燃焼ゾー
ンより大きくした場合は未燃分及びCO量は大きく、逆
に燃焼ゾーンへの配分比を乾燥ゾーンより大きくした場
合は未燃分及びCO量とも小さくなることが分かる。
【0030】図4は燃焼すべきごみの発熱量とCO量と
の関係をブリーチングの位置別に示した線図である。
の関係をブリーチングの位置別に示した線図である。
【0031】これによれば、ブリーチングAを使用した
場合は、発熱量が500〜800Kcal/Kg程度ま
では、CO量が30ppm程度のほぼ一定値を示してお
り、発熱量が1000Kcal/Kgを越えると、CO
量は急激に増加する。又、ブリーチングBを使用した場
合は、発熱量が1000Kcal/Kgを越えるとCO
量は30ppm程度のほぼ一定値になるが、発熱量が1
000Kcal/Kgより小さくなると、CO量は急激
に増加することが分かる。
場合は、発熱量が500〜800Kcal/Kg程度ま
では、CO量が30ppm程度のほぼ一定値を示してお
り、発熱量が1000Kcal/Kgを越えると、CO
量は急激に増加する。又、ブリーチングBを使用した場
合は、発熱量が1000Kcal/Kgを越えるとCO
量は30ppm程度のほぼ一定値になるが、発熱量が1
000Kcal/Kgより小さくなると、CO量は急激
に増加することが分かる。
【0032】ブリーチングAを使用して発熱量が100
0Kcal/Kg程度までの、比較的水分の多い難燃性
のごみを焼却する場合は、燃焼ゾーンで発生した燃焼ガ
スが乾燥ゾーンのごみを安定燃焼を行うことができる程
度に適宜に乾燥させるため、CO量が低い値を示すもの
である。
0Kcal/Kg程度までの、比較的水分の多い難燃性
のごみを焼却する場合は、燃焼ゾーンで発生した燃焼ガ
スが乾燥ゾーンのごみを安定燃焼を行うことができる程
度に適宜に乾燥させるため、CO量が低い値を示すもの
である。
【0033】しかし、発熱量が1000Kcal/Kg
を越えて、ごみ中の水分が少なくなり、燃え易いごみと
なると、本来乾燥ゾーンとされる部分で急激に燃焼が始
まってO2 不足をきたし、その結果CO量が急激に増加
するものである。
を越えて、ごみ中の水分が少なくなり、燃え易いごみと
なると、本来乾燥ゾーンとされる部分で急激に燃焼が始
まってO2 不足をきたし、その結果CO量が急激に増加
するものである。
【0034】この結果より、発熱量が1000Kcal
/Kg未満のごみを焼却する場合は、ブリーチングAを
使用すること、即ち燃焼ゾーンで発生した燃焼ガスを乾
燥ゾーンを経由して排出することで、乾燥ゾーンにある
水分の多い難燃性ごみを適宜に乾燥させて、それらを燃
焼ゾーンで安定燃焼させることができて、その結果CO
の発生が抑制でき、且つ灰中の未燃分をも少なくするこ
とができる。
/Kg未満のごみを焼却する場合は、ブリーチングAを
使用すること、即ち燃焼ゾーンで発生した燃焼ガスを乾
燥ゾーンを経由して排出することで、乾燥ゾーンにある
水分の多い難燃性ごみを適宜に乾燥させて、それらを燃
焼ゾーンで安定燃焼させることができて、その結果CO
の発生が抑制でき、且つ灰中の未燃分をも少なくするこ
とができる。
【0035】以上、図4、表1、表2に基づいて説明し
た中でのCO量は、すべて二次燃焼炉を経由した後の燃
焼ガス中のCO量である。
た中でのCO量は、すべて二次燃焼炉を経由した後の燃
焼ガス中のCO量である。
【0036】次に、二次燃焼炉の実験例について説明す
るが、このときの実験条件は、言うまでもなく上記の
(2)に従う。
るが、このときの実験条件は、言うまでもなく上記の
(2)に従う。
【0037】
【表3】 表3は二次燃焼炉内への燃焼ガスの流入方式と、それか
らの燃焼ガスの排出方式とを変えた場合のCO量の低減
を示すものである。
らの燃焼ガスの排出方式とを変えた場合のCO量の低減
を示すものである。
【0038】表中Aは偏心流入,軸流排出と称し、本実
施例のように燃焼ガスの流入口の中心軸は炉軸に対して
偏位且つ直交しており、排出口の中心軸は炉軸と一致し
ている。Bは偏心流入,直交排出と称しており、流入口
は前記と同じで、排出口の中心軸は炉軸に対して直交し
ている。Cは同心流入,軸流排出と称しており、流入口
の中心軸は炉軸と同心且つ直交している。又、表中1〜
6は、炉軸方向の位置を示す。
施例のように燃焼ガスの流入口の中心軸は炉軸に対して
偏位且つ直交しており、排出口の中心軸は炉軸と一致し
ている。Bは偏心流入,直交排出と称しており、流入口
は前記と同じで、排出口の中心軸は炉軸に対して直交し
ている。Cは同心流入,軸流排出と称しており、流入口
の中心軸は炉軸と同心且つ直交している。又、表中1〜
6は、炉軸方向の位置を示す。
【0039】この表によれば、二次燃焼炉の出口におけ
るCO量はA方式が最も小さくなることが分かる。なお
本実験において、流入するガス中のCO量が5000p
pmであったものが、出口においては20ppmと、そ
の低減率は約1/250となり、実際の燃焼ガスにおい
ては、その低減率は約1/10となるが、この差は人工
ガスと実際の燃焼ガスとの他の成分が大幅に相違する点
にあると推定する。
るCO量はA方式が最も小さくなることが分かる。なお
本実験において、流入するガス中のCO量が5000p
pmであったものが、出口においては20ppmと、そ
の低減率は約1/250となり、実際の燃焼ガスにおい
ては、その低減率は約1/10となるが、この差は人工
ガスと実際の燃焼ガスとの他の成分が大幅に相違する点
にあると推定する。
【0040】本実施例にて低位発熱量としたものは湿物
基準低位発熱量であって、次式のように定義されるもの
である。
基準低位発熱量であって、次式のように定義されるもの
である。
【0041】Hl=Hh−600×(9H+W) Hl:湿物基準低位発熱量 Hh:高位発熱量 H :水素含有率 W :含水率
【0042】
【発明の効果】本発明は、上記した構成としたから、水
分が多くて発熱量が低い塵芥を安定燃焼させることがで
き、よってCO量の発生が少なく、又大気に放出するC
O量ひいてはダイオキシン量の少ない塵芥焼却設備を提
供することができる。
分が多くて発熱量が低い塵芥を安定燃焼させることがで
き、よってCO量の発生が少なく、又大気に放出するC
O量ひいてはダイオキシン量の少ない塵芥焼却設備を提
供することができる。
【図1】本発明の塵芥焼却設備の実施例の正面断面図で
ある。
ある。
【図2】塵芥焼却装置の断面図である。
【図3】本発明の実験を実施した実験炉の断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の実験結果を示した線図である。
1 焼却炉 5 炉床 6 プッシャー 7 バーナ 8 燃焼空気管 9 燃焼空気管 10 燃焼空気管 11 燃焼空気管 12 乾燥ゾーン 13 燃焼ゾーン 18 ブリーチング 20 二次燃焼炉 21 炉本体 22 加熱バーナ 23 燃焼ガス流入口 24 燃焼ガス排出口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−316908(JP,A) 特開 平2−106609(JP,A) 特開 昭54−112574(JP,A) 特開 昭52−99669(JP,A) 実開 昭57−10637(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23G 5/14 - 5/16 F23G 5/00,5/04,5/44
Claims (2)
- 【請求項1】 難燃性塵芥の供給口と供給口から奥に向
かって下り階段状に形成された炉床と燃焼ガスを排出す
るブリーチングを有すると共に、上段の炉床側に形成さ
れた乾燥ゾーンと下段の炉床側に形成された燃焼ゾーン
とを有する一次燃焼炉と、 一端側に加熱バーナ及びブリーチングに接続される燃焼
ガス流入口を、他端側に燃焼ガス排出口を有する二次燃
焼炉とを備え、 前記燃焼ゾーンの配分比が50%以上となるように前記
乾燥ゾーン及び前記燃焼ゾーンで燃焼空気を供給し、前
記ブリーチングは前記乾燥ゾーンに設け、 前記燃焼ガス排出口が炉体のほぼ中心軸線上に位置し、
燃焼ガス流入口の中心軸線が前記中心軸線に対して交差
せずにずれている構造を有することを特徴とする塵芥焼
却設備。 - 【請求項2】 難燃性塵芥の供給口と供給口から奥に向
かって下り階段状に形成された炉床と燃焼ガスを排出す
るブリーチングを有すると共に、上段の炉床側に形成さ
れた乾燥ゾーンと下段の炉床側に形成された燃焼ゾーン
とを有する一次燃焼炉と、 一端側に加熱バーナ及びブリーチングに接続される燃焼
ガス流入口を、他端側に燃焼ガス排出口を有する二次燃
焼炉とを備え、 前記燃焼ゾーンに当該燃焼ゾーンでの燃焼に寄与するバ
ーナを設置し、前記燃焼ゾーンの配分比が50%以上と
なるように前記乾燥ゾーン及び前記燃焼ゾーンで燃焼空
気を供給し、前記ブリーチングは前記乾燥ゾーンに設
け、 前記燃焼ガス排出口が炉体のほぼ中心軸線上に位置し、
燃焼ガス流入口の中心軸線が前記中心軸線に対して交差
せずにずれている構造を有することを特徴とする塵芥焼
却設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09558994A JP3328064B2 (ja) | 1993-04-09 | 1994-04-08 | 塵芥焼却設備 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10769393 | 1993-04-09 | ||
JP5-107693 | 1993-04-09 | ||
JP09558994A JP3328064B2 (ja) | 1993-04-09 | 1994-04-08 | 塵芥焼却設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341624A JPH06341624A (ja) | 1994-12-13 |
JP3328064B2 true JP3328064B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=26436809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09558994A Expired - Fee Related JP3328064B2 (ja) | 1993-04-09 | 1994-04-08 | 塵芥焼却設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3328064B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP09558994A patent/JP3328064B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06341624A (ja) | 1994-12-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |