JP3327570B2 - アクチュエータ - Google Patents
アクチュエータInfo
- Publication number
- JP3327570B2 JP3327570B2 JP02813992A JP2813992A JP3327570B2 JP 3327570 B2 JP3327570 B2 JP 3327570B2 JP 02813992 A JP02813992 A JP 02813992A JP 2813992 A JP2813992 A JP 2813992A JP 3327570 B2 JP3327570 B2 JP 3327570B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- actuator
- stopper
- piston
- lock nut
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Actuator (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ロケットの姿勢制御な
どに適用されるアクチュエータに関する。
どに適用されるアクチュエータに関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は宇宙用ロケットの姿勢制御に使用
されている従来の油圧アクチュエータの構造説明図であ
る。図において、１はボディ、２はロックナット、３は
ピストン、４はシリンダヘッド、５はロッドエンドで、
宇宙用ロケットの輸送、保管などのために本アクチュエ
ータに油圧を供給できない状態のときには、本アクチュ
エータの負荷機であるエンジンが作動しないように固定
する必要があり、その場合にはそのエンジン専用のロッ
ク用器材を製作し、そのロック用器材によりエンジンを
中立位置にロックしている。
されている従来の油圧アクチュエータの構造説明図であ
る。図において、１はボディ、２はロックナット、３は
ピストン、４はシリンダヘッド、５はロッドエンドで、
宇宙用ロケットの輸送、保管などのために本アクチュエ
ータに油圧を供給できない状態のときには、本アクチュ
エータの負荷機であるエンジンが作動しないように固定
する必要があり、その場合にはそのエンジン専用のロッ
ク用器材を製作し、そのロック用器材によりエンジンを
中立位置にロックしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
油圧アクチュエータにおいて油圧アクチュエータの負荷
機が作動しないように固定する必要がある場合には、そ
の負荷機専用のロック用器材を製作して負荷機をロック
しており、このような負荷機専用のロック用器材の製
作、負荷機への取付け、取外しなどに多大の時間と労力
を費している。
油圧アクチュエータにおいて油圧アクチュエータの負荷
機が作動しないように固定する必要がある場合には、そ
の負荷機専用のロック用器材を製作して負荷機をロック
しており、このような負荷機専用のロック用器材の製
作、負荷機への取付け、取外しなどに多大の時間と労力
を費している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアクチュエ
ータは上記課題の解決を目的にしており、ボディとロッ
ドエンドのロックナットとを固定することにより、ボデ
ィ内を摺動するピストンをロックして負荷機を中立位置
に固定する前記ピストンのストッパを備えたアクチュエ
ータであって、前記ボディには前記ストッパと嵌合する
ストッパ受けが形成され、前記ロックナットには前記ス
トッパと嵌合するストッパ受けが形成されてなる構成を
特徴としている。
ータは上記課題の解決を目的にしており、ボディとロッ
ドエンドのロックナットとを固定することにより、ボデ
ィ内を摺動するピストンをロックして負荷機を中立位置
に固定する前記ピストンのストッパを備えたアクチュエ
ータであって、前記ボディには前記ストッパと嵌合する
ストッパ受けが形成され、前記ロックナットには前記ス
トッパと嵌合するストッパ受けが形成されてなる構成を
特徴としている。
【０００５】
【作用】即ち、本発明に係るアクチュエータにおいて
は、ピストンが、ボディに加工されたストッパ受けとロ
ックナットに加工されたストッパ受けとに嵌合して取り
付けられるストッパにより、ロックされて本アクチュエ
ータの負荷機が中立位置に固定されるため、伸長、収縮
何れの方向に対しても固定されるようになっており、輸
送、保管などのために本アクチュエータに流体圧を供給
できない状態のときでも、本アクチュエータの負荷機が
中立位置に簡単で確実に固定される。またストッパの寸
法形状によって固定位置を自由に設定できる。
は、ピストンが、ボディに加工されたストッパ受けとロ
ックナットに加工されたストッパ受けとに嵌合して取り
付けられるストッパにより、ロックされて本アクチュエ
ータの負荷機が中立位置に固定されるため、伸長、収縮
何れの方向に対しても固定されるようになっており、輸
送、保管などのために本アクチュエータに流体圧を供給
できない状態のときでも、本アクチュエータの負荷機が
中立位置に簡単で確実に固定される。またストッパの寸
法形状によって固定位置を自由に設定できる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の一実施例に係る油圧アクチュ
エータの構造説明図である。図において、本実施例に係
る油圧アクチュエータは宇宙用ロケット第２段の姿勢制
御を行うエンジンに適用されるもので、図に示すように
シリンダヘッド４が機体構造部に固定され、ピストン３
はロッドエンド５にねじ込まれ回転しないようにロック
ナット２で固定されている。ボディ１内に油圧が供給さ
れるとピストン３がボディ１内を摺動して伸縮し、ロッ
ドエンド５に結合されている負荷機であるエンジンを作
動させるようになっている。
エータの構造説明図である。図において、本実施例に係
る油圧アクチュエータは宇宙用ロケット第２段の姿勢制
御を行うエンジンに適用されるもので、図に示すように
シリンダヘッド４が機体構造部に固定され、ピストン３
はロッドエンド５にねじ込まれ回転しないようにロック
ナット２で固定されている。ボディ１内に油圧が供給さ
れるとピストン３がボディ１内を摺動して伸縮し、ロッ
ドエンド５に結合されている負荷機であるエンジンを作
動させるようになっている。
【０００７】また、本アクチュエータには本アクチュエ
ータに油圧を供給できない状態のときにエンジンが作動
しないように、本アクチュエータのピストン３を機械的
に固定するロック機構が設けられており、エンジンが中
立位置にあるように本アクチュエータのピストン３をス
トッパ６によりロックするようになっている。ストッパ
６は上下２つ割り構造になっており、ピストン３を外側
から包むように嵌合して保持し、ボディ１に突起をロッ
クナット２に溝を加工したストッパ受けに取付けられ、
これによりピストン３を確実に固定でき、また取付けお
よび取外しが簡単に行える。
ータに油圧を供給できない状態のときにエンジンが作動
しないように、本アクチュエータのピストン３を機械的
に固定するロック機構が設けられており、エンジンが中
立位置にあるように本アクチュエータのピストン３をス
トッパ６によりロックするようになっている。ストッパ
６は上下２つ割り構造になっており、ピストン３を外側
から包むように嵌合して保持し、ボディ１に突起をロッ
クナット２に溝を加工したストッパ受けに取付けられ、
これによりピストン３を確実に固定でき、また取付けお
よび取外しが簡単に行える。
【０００８】従って、ロケットの輸送、射場における起
立、長期保管などのために本アクチュエータに油圧を供
給できない状態のときでも、ピストン３をストッパ６に
よりロックすることによりエンジンを中立位置に簡単で
確実に固定でき、また元の状態に戻すことも簡単に行う
ことができる。
立、長期保管などのために本アクチュエータに油圧を供
給できない状態のときでも、ピストン３をストッパ６に
よりロックすることによりエンジンを中立位置に簡単で
確実に固定でき、また元の状態に戻すことも簡単に行う
ことができる。
【０００９】
【発明の効果】本発明に係るアクチュエータは前記のよ
うに構成されており、ボディおよびロックナットにスト
ッパ受けが形成され、ストッパが嵌合して取り付けられ
るので、本アクチュエータに流体圧を供給できない状態
のときでも、本アクチュエータの負荷機が中立位置に簡
単で確実に固定され、また伸長、収縮何れの方向に対し
ても固定でき、ストッパの寸法形状によって固定位置を
自由に設定できるので、本アクチュエータの負荷機専用
のロック用器材を製作して負荷機に取付けたり取外した
りする必要がない。
うに構成されており、ボディおよびロックナットにスト
ッパ受けが形成され、ストッパが嵌合して取り付けられ
るので、本アクチュエータに流体圧を供給できない状態
のときでも、本アクチュエータの負荷機が中立位置に簡
単で確実に固定され、また伸長、収縮何れの方向に対し
ても固定でき、ストッパの寸法形状によって固定位置を
自由に設定できるので、本アクチュエータの負荷機専用
のロック用器材を製作して負荷機に取付けたり取外した
りする必要がない。
【図１】図１は本発明の一実施例に係る油圧アクチュエ
ータの正面図である。
ータの正面図である。
【図２】図２は従来の油圧アクチュエータの正面図であ
る。
る。
１ ボディ ２ ロックナット ３ ピストン ４ シリンダヘッド ５ ロッドエンド ６ ストッパ
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭50−155762（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−115288（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−133284（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭33−745（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭47−22070（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F15B 15/00 - 15/28 B64G 1/24
Claims (1)
- 【請求項１】 ボディとロッドエンドのロックナットと
を固定することにより、ボディ内を摺動するピストンを
ロックして負荷機を中立位置に固定する前記ピストンの
ストッパを備えたアクチュエータであって、前記ボディ
には前記ストッパと嵌合するストッパ受けが形成され、
前記ロックナットには前記ストッパと嵌合するストッパ
受けが形成されてなることを特徴とするアクチュエー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02813992A JP3327570B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02813992A JP3327570B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | アクチュエータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05223108A JPH05223108A (ja) | 1993-08-31 |
| JP3327570B2 true JP3327570B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=12240437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02813992A Expired - Lifetime JP3327570B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3327570B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010061948A1 (de) * | 2010-11-25 | 2012-05-31 | Mahle International Gmbh | Montageverfahren, Montagehilfe und Aktuator |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP02813992A patent/JP3327570B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05223108A (ja) | 1993-08-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020611 |
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