JP3326980B2 - エンコーダ検査装置 - Google Patents
エンコーダ検査装置Info
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- JP3326980B2 JP3326980B2 JP19753694A JP19753694A JP3326980B2 JP 3326980 B2 JP3326980 B2 JP 3326980B2 JP 19753694 A JP19753694 A JP 19753694A JP 19753694 A JP19753694 A JP 19753694A JP 3326980 B2 JP3326980 B2 JP 3326980B2
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- inspecting
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- inspection
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- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種のエンコーダを
検査する装置に関するものであり、各種のエンコーダの
検査装置への配線の間違いを防止する装置に関するもの
である。
検査する装置に関するものであり、各種のエンコーダの
検査装置への配線の間違いを防止する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】エンコーダはエンコーダのみで使用され
る場合もあるが、多くは直流や交流のサーボモータに取
り付けられた状態で使用される。このエンコーダの種類
としては、例えば、TTLレベル方式のものや、オープ
ンコレクタ式のものやラインドライバー式のものがあげ
られる。そして、これらのエンコーダはロボットや自動
機などに組み込まれる前に検査される。組み込んだ後に
不良が確認されると分解しなければならないためであ
る。
る場合もあるが、多くは直流や交流のサーボモータに取
り付けられた状態で使用される。このエンコーダの種類
としては、例えば、TTLレベル方式のものや、オープ
ンコレクタ式のものやラインドライバー式のものがあげ
られる。そして、これらのエンコーダはロボットや自動
機などに組み込まれる前に検査される。組み込んだ後に
不良が確認されると分解しなければならないためであ
る。
【0003】次に、TTLレベル方式のエンコーダを検
査する場合の検査装置を図4に示し説明する。101は
エンコーダ102の良否の検査を行う検査装置、具体的
にはオシロスコープである。このオシロスコープ101
の表示部103に表示される波形104によってエンコ
ーダ102の良否を判断するものである。このオシロス
コープ101には検査用の検査端子105,106が引
き出されている。一方、前記エンコーダ102には多種
の情報信号を入出力するケーブル107乃至109が引
き出されている。110,111のケーブルはエンコー
ダ102を作動させるために電源を供給する電源ケーブ
ルである。前記ケーブル107乃至109は極性や位相
差、Z層を検査するケーブルともなる。112はエンコ
ーダ102を回転させるためのモータ(回転駆動源)で
あり、カップリング113を介してエンコーダ102の
入力軸102aに接続されている。また、114,11
5はエンコーダ102やモータ112に電源を供給する
ための安定化電源である。
査する場合の検査装置を図4に示し説明する。101は
エンコーダ102の良否の検査を行う検査装置、具体的
にはオシロスコープである。このオシロスコープ101
の表示部103に表示される波形104によってエンコ
ーダ102の良否を判断するものである。このオシロス
コープ101には検査用の検査端子105,106が引
き出されている。一方、前記エンコーダ102には多種
の情報信号を入出力するケーブル107乃至109が引
き出されている。110,111のケーブルはエンコー
ダ102を作動させるために電源を供給する電源ケーブ
ルである。前記ケーブル107乃至109は極性や位相
差、Z層を検査するケーブルともなる。112はエンコ
ーダ102を回転させるためのモータ(回転駆動源)で
あり、カップリング113を介してエンコーダ102の
入力軸102aに接続されている。また、114,11
5はエンコーダ102やモータ112に電源を供給する
ための安定化電源である。
【0004】次に検査方法について述べる。まず、エン
コーダ102の極性の良否を検査する場合には、検査端
子105,106をケーブル107,108に接続す
る。そして、オシロスコープ101の波形104を確認
し良否を判断する。次いで、位相差の良否を検査する場
合には、検査端子105,106をケーブル107,1
09や108,109に接続し直し良否を判断してい
た。Z層の良否を検査する場合にもやはり各検査端子と
各ケーブルとを接続し直して確認していた。以上がTT
Lレベル方式のエンコーダを検査する場合の検査方法で
あるが、他のエンコーダを検査する場合には、各検査端
子と各ケーブルとの接続方法が変わることは勿論、オシ
ロスコープ101の操作も行わなければならなかった。
つまり、波形が大きく振り切れてしまったり、小さすぎ
て判断できない場合があり、ものによってはケーブルの
本数が4本や5本のエンコーダもある。
コーダ102の極性の良否を検査する場合には、検査端
子105,106をケーブル107,108に接続す
る。そして、オシロスコープ101の波形104を確認
し良否を判断する。次いで、位相差の良否を検査する場
合には、検査端子105,106をケーブル107,1
09や108,109に接続し直し良否を判断してい
た。Z層の良否を検査する場合にもやはり各検査端子と
各ケーブルとを接続し直して確認していた。以上がTT
Lレベル方式のエンコーダを検査する場合の検査方法で
あるが、他のエンコーダを検査する場合には、各検査端
子と各ケーブルとの接続方法が変わることは勿論、オシ
ロスコープ101の操作も行わなければならなかった。
つまり、波形が大きく振り切れてしまったり、小さすぎ
て判断できない場合があり、ものによってはケーブルの
本数が4本や5本のエンコーダもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、各種
の検査を行うためには各検査端子と各ケーブルとの接続
を種々変えなければならない。また、エンコーダを変え
た時には、検査端子とケーブルとの接続は勿論、オシロ
スコープ101も操作しなければならなかった。よっ
て、各種のエンコーダを検査することは時間が掛かるも
のであり、また、検査端子とケーブルとの接続を間違え
てしまう場合があった。一応、オシロスコープ内には間
違えた場合の安全装置があるものの、エンコーダを破壊
してしまったり、オシロスコープ自体を破壊してしまう
場合があった。
の検査を行うためには各検査端子と各ケーブルとの接続
を種々変えなければならない。また、エンコーダを変え
た時には、検査端子とケーブルとの接続は勿論、オシロ
スコープ101も操作しなければならなかった。よっ
て、各種のエンコーダを検査することは時間が掛かるも
のであり、また、検査端子とケーブルとの接続を間違え
てしまう場合があった。一応、オシロスコープ内には間
違えた場合の安全装置があるものの、エンコーダを破壊
してしまったり、オシロスコープ自体を破壊してしまう
場合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、複数種のエンコーダに対応し、
その極性、位相差、Z層を検査する配線回路の接続端子
を筐体外面に配設し、上記複数種のエンコーダに対応す
る切換スイッチを設け、該切換スイッチの切り換えによ
り選択したエンコーダの配線を接続する接続端子を点灯
する識別部材を配設したことを特徴とする。
決することを目的とし、複数種のエンコーダに対応し、
その極性、位相差、Z層を検査する配線回路の接続端子
を筐体外面に配設し、上記複数種のエンコーダに対応す
る切換スイッチを設け、該切換スイッチの切り換えによ
り選択したエンコーダの配線を接続する接続端子を点灯
する識別部材を配設したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】一般の交流電源(100V)1はボリュウム
2と変圧器3の比率とで適宜電圧低下され、整流器4で
直流電源に変換される。この直流電源はエンコーダに回
転を与えるためのモータ5とエンコーダを作動させる駆
動電源である。このモータ5はエンコーダがモータを有
していない場合に使用するものであり、エンコーダ自体
にモータが取り付けられている場合には使用する必要が
ないものである。6は前記ボリュウム2によって変化し
た電圧を表示するUVメーターである。
2と変圧器3の比率とで適宜電圧低下され、整流器4で
直流電源に変換される。この直流電源はエンコーダに回
転を与えるためのモータ5とエンコーダを作動させる駆
動電源である。このモータ5はエンコーダがモータを有
していない場合に使用するものであり、エンコーダ自体
にモータが取り付けられている場合には使用する必要が
ないものである。6は前記ボリュウム2によって変化し
た電圧を表示するUVメーターである。
【0008】また、前記電源とは別に安定化電源7が設
けられており、この安定化電源7により後述する発光ダ
イオード(一般的にLEDと言われている)を光らせ
る。この安定化電源の一方の極線8は3つ股式の切換ス
イッチ9に接続されている。そして、この切換スイッチ
9と連結される端子10,11,12がある。そして、
各々の端子10,11,12には各々複数のLED13
乃至21が接続されている。また、これらのLED13
乃至21に対応してエンコーダのケーブルを接続する接
続端子22乃至32が設けられている。
けられており、この安定化電源7により後述する発光ダ
イオード(一般的にLEDと言われている)を光らせ
る。この安定化電源の一方の極線8は3つ股式の切換ス
イッチ9に接続されている。そして、この切換スイッチ
9と連結される端子10,11,12がある。そして、
各々の端子10,11,12には各々複数のLED13
乃至21が接続されている。また、これらのLED13
乃至21に対応してエンコーダのケーブルを接続する接
続端子22乃至32が設けられている。
【0009】そして、接続端子22乃至32には適宜の
抵抗値を有する抵抗体33乃至38が接続されている
が、抵抗体が接続されていない接続端子(例えば、接続
端子22乃至24)もある。また、これらの接続端子2
2乃至32は従来技術で示したオシロスコープの検査端
子に接続されている。以上が筐体39の内部に配置され
ている。なお、LEDの一部や接続端子などの表面は、
確認やケーブルを接続するために前記筐体39の表面よ
り露出していることは言うまでもない。また、筐体39
の上面には検査するモータを有しないエンコーダを固定
する固定台40が取り付けられている。41はモータ5
の出力軸で、その出力軸41にはエンコーダの入力軸と
接続するためのカップリング42が取り付けられてい
る。
抵抗値を有する抵抗体33乃至38が接続されている
が、抵抗体が接続されていない接続端子(例えば、接続
端子22乃至24)もある。また、これらの接続端子2
2乃至32は従来技術で示したオシロスコープの検査端
子に接続されている。以上が筐体39の内部に配置され
ている。なお、LEDの一部や接続端子などの表面は、
確認やケーブルを接続するために前記筐体39の表面よ
り露出していることは言うまでもない。また、筐体39
の上面には検査するモータを有しないエンコーダを固定
する固定台40が取り付けられている。41はモータ5
の出力軸で、その出力軸41にはエンコーダの入力軸と
接続するためのカップリング42が取り付けられてい
る。
【0010】次に使用例について説明する。TTL方式
のエンコーダを検査する場合には切換スイッチ9を端子
10に倒す。すると、LED13乃至15が点灯する。
これは、接続端子22乃至24へのエンコーダのケーブ
ルの接続を示すものである。また、オープン式のエンコ
ーダを検査する場合には、切換スイッチ9を端子11に
倒す。LED16,18,20が点灯する。これは接続
端子25,27,29へのエンコーダのケーブルの接続
を示すものである。ラインドライバー式の場合も前記同
様に、切換スイッチ9を端子12に倒すことにより該当
するLEDが点灯するものである。
のエンコーダを検査する場合には切換スイッチ9を端子
10に倒す。すると、LED13乃至15が点灯する。
これは、接続端子22乃至24へのエンコーダのケーブ
ルの接続を示すものである。また、オープン式のエンコ
ーダを検査する場合には、切換スイッチ9を端子11に
倒す。LED16,18,20が点灯する。これは接続
端子25,27,29へのエンコーダのケーブルの接続
を示すものである。ラインドライバー式の場合も前記同
様に、切換スイッチ9を端子12に倒すことにより該当
するLEDが点灯するものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は、複数種のエンコーダに対応
し、その極性、位相差、Z層を検査する配線回路の接続
端子を筐体外面に配設し、上記複数種のエンコーダに対
応する切換スイッチを設け、該切換スイッチの切り換え
により選択したエンコーダの配線を接続する接続端子を
点灯する識別部材を配設したので、ケーブルを接続する
端子をすばやく確認することができ、確実にエンコーダ
の良否を判断、検査することができる。
し、その極性、位相差、Z層を検査する配線回路の接続
端子を筐体外面に配設し、上記複数種のエンコーダに対
応する切換スイッチを設け、該切換スイッチの切り換え
により選択したエンコーダの配線を接続する接続端子を
点灯する識別部材を配設したので、ケーブルを接続する
端子をすばやく確認することができ、確実にエンコーダ
の良否を判断、検査することができる。
【図1】本発明の一実施例正面図である。
【図2】図1の電源部回路図である。
【図3】図1の全体配線図である。
【図4】従来装置の使用説明図である。
1 交流電源 4 整流器 5 モータ 6 UVメーター 7 安定化電源 9 切換スイッチ 10,11,12 切換スイッチと連結される端子 13乃至21 LED 22乃至32 ケーブルを接続する端子 39 筐体 40 エンコーダを固定する固定台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−46353(JP,A) 特開 昭61−128121(JP,A) 実開 平5−55021(JP,U) 実開 昭63−168808(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G01D 18/00 G01R 31/02
Claims (1)
- 【請求項1】 複数種のエンコーダに対応し、その極
性、位相差、Z層を検査する配線回路の接続端子を筐体
外面に配設し、上記複数種のエンコーダに対応する切換
スイッチを設け、該切換スイッチの切り換えにより選択
したエンコーダの配線を接続する接続端子を点灯する識
別部材を配設したことを特徴とするエンコーダ検査装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19753694A JP3326980B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | エンコーダ検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19753694A JP3326980B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | エンコーダ検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0843147A JPH0843147A (ja) | 1996-02-16 |
JP3326980B2 true JP3326980B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=16376108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19753694A Expired - Fee Related JP3326980B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | エンコーダ検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3326980B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100706051B1 (ko) * | 2005-12-30 | 2007-04-13 | 삼성중공업 주식회사 | 엔코더 점검 장치 |
WO2013128642A1 (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-06 | 三菱電機株式会社 | エンコーダ入力装置 |
CN102680848A (zh) * | 2012-05-29 | 2012-09-19 | 沪东重机有限公司 | 船用me柴油机编码器tacho电缆的测试盒 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP19753694A patent/JP3326980B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0843147A (ja) | 1996-02-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |